JP2020071609A - 手指衛生管理システム - Google Patents

手指衛生管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020071609A
JP2020071609A JP2018204347A JP2018204347A JP2020071609A JP 2020071609 A JP2020071609 A JP 2020071609A JP 2018204347 A JP2018204347 A JP 2018204347A JP 2018204347 A JP2018204347 A JP 2018204347A JP 2020071609 A JP2020071609 A JP 2020071609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
execution
information
hand hygiene
medical worker
relay device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018204347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7081766B2 (ja
Inventor
義則 出野
Yoshinori Ideno
義則 出野
博道 岩崎
Hiromichi Iwasaki
博道 岩崎
洋子 室井
Yoko Muroi
洋子 室井
千夏 松山
Chinatsu Matsuyama
千夏 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Fukui NUC
Carecom Co Ltd
Original Assignee
University of Fukui NUC
Carecom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Fukui NUC, Carecom Co Ltd filed Critical University of Fukui NUC
Priority to JP2018204347A priority Critical patent/JP7081766B2/ja
Publication of JP2020071609A publication Critical patent/JP2020071609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7081766B2 publication Critical patent/JP7081766B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】医療従事者によって手指衛生が行われた回数をより正確に把握することができるようにする。【解決手段】消毒用ボトル10に設けられた吐出操作検出装置100から中継装置300を介して管理装置400に送信される情報と、医療従事者により携帯された無線送信装置200から中継装置300を介して管理装置400に送信される情報とに基づいて、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者ごとに手指衛生の実行回数を測定する。そして、その実行回数の測定の際に、同じ医療従事者による消毒用ボトル10の操作が所定時間以内に複数回検出された場合には、1人の医療従事者が1回の手指衛生において吐出操作を複数回に分けて行った蓋然性が高いものとして、当該所定時間以内の複数回の操作を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定するようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、手指衛生管理システムに関し、特に、消毒液を吐出する消毒用容器に対する吐出操作が行われたことを検出して、医療従事者による手指衛生の実行状況に関する管理を行う手指衛生管理システムに用いて好適なものである。
WHOは医療関連感染の中で、医療従事者の手指が媒体となって病原体の感染伝播が発生する5段階について警鐘を鳴らし、ガイドラインを通じて、石鹸と流水による手洗いや、アルコール消毒薬による手指消毒といった手指衛生の励行を推奨している。しかし、医療従事者の手指衛生実施率が50%にすら満たない医療機関も多く、その遵守率(コンプライアンス)は高くない。
そのため、医療従事者が必要なタイミングで手指衛生を実行しているかどうかの実態をセンシングし、その結果を現場にフィードバックすることにより、手指衛生の遵守率向上に努めることが求められている。このような背景のもと、従来、消毒液を吐出する消毒用ボトルに対する吐出操作が行われたことを検出して所定の情報を送信することにより、当該情報に基づいて医療従事者による消毒実績を管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の消毒実績把握システムでは、消毒用ポンプ付き容器(消毒用ボトル)が、吐出操作を検知する吐出操作検知手段と、吐出操作の検知に基づいて、消毒用ボトルの周囲にいる被管理者(医療従事者)が携帯しているネームプレート(通信部、制御マイコン、記憶媒体を内蔵する)に対して吐出完了信号を送信する吐出完了信号送信手段とを備える。また、ネームプレートが、被管理者による消毒実績の情報が記憶される記憶媒体と、受信した吐出完了信号に基づいて消毒実績の情報を更新する更新手段とを備える。
特許文献2に記載の院内手洗い管理システムでは、押圧することによりポンプ機構により吐出ノズルから消毒用アルコールを吐出させるノズルヘッドを備えた消毒用アルコールボトル(消毒用ボトル)に対し、ノズルヘッドに対する押圧力を検知する圧力センサと、圧力センサが検知した押圧値を自身の通信機IDと共に送信する通信機とを含む手洗い管理装置を装着し、当該手洗い管理装置を装着した消毒用ボトルを院内の所定の場所に配置するとともに、手洗い管理装置付き消毒用ボトルの通信機と通信可能な範囲に中継機を設置する。また、個人IDを一定の時間間隔で送信する個人ID送信機を医療従事者に携帯させる。中継機は、個人IDと通信機IDと押圧値とを手洗い管理装置の通信機より受信して、これらの情報を中継機固有の中継機IDと共に院内サーバに送信する。院内サーバは、中継機から受信した個人IDおよび押圧値と、院内サーバが有する個人情報および予め定めておいた押圧設定値とをそれぞれ比較し、個人別にノズルヘッドがプッシュされていない、プッシュされたが不十分、または十分にプッシュされたことを判断する。また、中継機IDと院内サーバが内部に持っている中継機の位置情報とを比較して、医療従事者の場所を特定する。そして、院内サーバは、それらの結果を記録装置に記録させる。
特開2007−61157号公報 特許第6259940公報
上記特許文献2に記載の技術によれば、医療従事者によって手指衛生が行われたか否かのみならず、ノズルヘッドのプッシュが十分か否か(つまり、消毒用アルコールの吐出量が十分か否か)まで管理することが可能である。これに対し、手指衛生の実施回数が十分か否かを管理することも求められている。
このような要求に対し、上記特許文献1,2に記載のシステムにおいて、消毒用ボトルの吐出操作が検出された回数をカウントすれば、医療従事者が手指衛生を行った回数を把握することが可能である。しかしながら、消毒用ボトルの吐出操作を単純にカウントすると、手指衛生の実施回数を必ずしも正確に把握することができない場合があるという問題があった。医療従事者が複数回に分けてノズルヘッドを少しずつプッシュ操作したり、プッシュ操作が意図せず不十分であったときに操作し直したり、消毒液の残量が少ないときにプッシュ操作を複数回行ったりする場合もあるからである。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者によって手指衛生が行われた回数をより正確に把握することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、消毒液を吐出する消毒用容器に設けられた吐出操作検出装置から中継装置を介して管理装置に送信される情報と、医療従事者により携帯された無線送信装置から定期的に中継装置を介して管理装置に送信される情報のうち、同じ中継装置IDと共に所定の微小時間以内に受信される操作実行情報、検出装置IDおよび医療従事者IDに基づいて、消毒用容器を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者ごとに手指衛生の実行回数を測定する。そして、この実行回数の測定の際に、同じ医療従事者による消毒用容器の操作が所定時間以内に複数回検出された場合に、当該所定時間以内の複数回の操作を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、同じ医療従事者による消毒用容器の操作が複数回検出されたとしても、その複数回の操作が所定時間以内に行われたものである場合には、1人の医療従事者が1回の手指衛生において吐出操作を複数回に分けて行った蓋然性が高いものとして、手指衛生の実行回数が測定される。これにより、本発明によれば、医療従事者によって手指衛生が行われた回数をより正確に把握することができる。
本実施形態による手指衛生管理システムが備える各装置およびそれらの設置場所の一例を示す図である。 本実施形態による管理装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態の受信情報記憶部に記憶される受信情報の一例を示す図である。 本実施形態の受信情報記憶部に記憶される受信情報の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による手指衛生管理システムが備える各装置およびそれらの設置場所の一例を示す図である。なお、以下の実施形態では、手指衛生管理システムを適用する施設が病院であるものとして説明するが、介護施設など、手指衛生の励行が推奨される施設には何れにも適用することが可能である。
図1に示すように、本実施形態による手指衛生管理システムは、消毒液を吐出する消毒用ボトル10(特許請求の範囲の消毒用容器に相当。図1では簡易的に「ボ」と表記している)に設けられた吐出操作検出装置100と、医療従事者により携帯される無線送信装置200と、病院内の各場所に設置される中継装置300(図1では簡易的に「中」と表記している)と、中継装置300に通信ネットワークを介して接続された管理装置400とを備えて構成される。
図1に示すように、消毒用ボトル10は、例えば病院内の各病室R1,R2,R3内に設置される。消毒用ボトル10が設置される病室R1,R2,R3内の位置は、例えば出入口の近傍である。あるいは、病室内のベッド近傍の位置であってもよい。なお、消毒用ボトル10が設置される位置は、各病室R1,R2,R3の出入口近傍で病室外(廊下CR)の位置であってもよい。
消毒用ボトル10が病室R1,R2,R3内に設置される場合、医療従事者は、病室R1,R2,R3内に入室した直後に手指衛生を実行するとともに、業務終了後に病室R1,R2,R3から退室する直前に再度手指衛生を実行することになる。一方、消毒用ボトル10が病室R1,R2,R3の出入口近傍の廊下CRに設置される場合、医療従事者は、病室R1,R2,R3内に入室する直前に手指衛生を実行するとともに、業務終了後に病室R1,R2,R3から退室した直後に再度手指衛生を実行することになる。
なお、消毒用ボトル10は、図1のように病室R1,R2,R3に設置される据置型の他に、医療従事者により所持される携帯型が存在する。携帯型の消毒用ボトル10を所持している医療従事者も、基本的には、病室R1,R2,R3内に入室した直後(または入室する直前)に手指衛生を実行するとともに、業務終了後に病室R1,R2,R3から退室する直前(または退室した直後)に再度手指衛生を実行する。
図1に示すように、消毒用ボトル10は、ポンプ式のボトルであり、上部のノズルヘッドを下方に押下することにより、ボトル内の消毒液が一定量吐出されるようになっている。このノズルヘッドに吐出操作検出装置100が装着されている。吐出操作検出装置100は、圧力センサを備えており、消毒用ボトル10に対する吐出操作(ノズルヘッドの押下操作)が行われたことを検出する。これは、据置型の消毒用ボトル10および携帯型の消毒用ボトル10の何れについても同様である。
吐出操作検出装置100は、無線送信回路を備えており、消毒用ボトル10に対する吐出操作が圧力センサにより検出されると、吐出操作が実行されたことを示す操作実行情報を、自身の識別情報である検出装置IDと共に無線で送信する。検出装置IDは、吐出操作検出装置100に固有の識別情報であり、内部メモリにあらかじめ記憶されている。
据置型の消毒用ボトル10に装着された吐出操作検出装置100から送信された操作実行情報および検出装置IDは、当該据置型の消毒用ボトル10と同じスペース内に設置されている中継装置300にて受信される。また、携帯型の消毒用ボトル10に装着された吐出操作検出装置100から送信された操作実行情報および検出装置IDは、医療従事者が存在している位置の周囲にある中継装置300にて受信される。
医療従事者により携帯される無線送信装置200は、医療従事者の識別情報である医療従事者IDを所定のインターバルを置いて定期的に送信する。例えば、無線送信装置200は、200ミリ秒という微小時間間隔で医療従事者IDを送信する。医療従事者IDは、医療従事者に固有の識別情報であり、無線送信装置200の内部メモリにあらかじめ記憶されている。無線送信装置200により送信された医療従事者IDは、医療従事者が存在している位置の周囲にある中継装置300にて受信される。
中継装置300は、据置型の消毒用ボトル10と同じスペースである各病室R1,R2,R3内に設置されるほか、据置型の消毒用ボトル10とは異なるスペースにも設置される。据置型の消毒用ボトル10とは異なるスペースとは、各病室R1,R2,R3以外の場所を意味し、図1の例では廊下CRである。
中継装置300は、消毒用ボトル10の吐出操作検出装置100から操作実行情報および検出装置IDを受信するとともに、無線送信装置200から医療従事者IDを受信し、通信ネットワークを介して接続された管理装置400に対して、受信した情報を自身の識別情報である中継装置IDと共に送信する。中継装置IDは、中継装置300に固有の識別情報であり、内部メモリにあらかじめ記憶されている。
ここで、中継装置300は、吐出操作検出装置100から操作実行情報および検出装置IDを受信する際の受信電波に基づいて、吐出操作検出装置100の中継装置300からの相対位置を特定する。例えば、中継装置300は、AoA(Angle of Arrival)方式により電波が到来する方向を検出する公知技術を用いて吐出操作検出装置100の相対方向を特定するとともに、受信電波強度に基づいて電波発信源までの距離を検出する公知技術を用いて吐出操作検出装置100までの相対距離を特定することにより、吐出操作検出装置100の中継装置300からの相対位置を特定する。そして、中継装置300は、当該特定した吐出操作検出装置100の相対位置情報を操作実行情報、検出装置IDおよび中継装置IDと共に管理装置400に送信する。
また、中継装置300は、無線送信装置200から医療従事者IDを受信する際の受信電波に基づいて、上記と同様にして無線送信装置200の相対位置を特定する。そして、中継装置300は、当該特定した無線送信装置200の相対位置情報を医療従事者IDおよび中継装置IDと共に管理装置400に送信する。
管理装置400は、中継装置300から同じ中継装置IDと共に所定の微小時間(200ミリ秒)以内に受信される操作実行情報、検出装置ID、医療従事者ID、吐出操作検出装置100の相対位置情報および無線送信装置200の相対位置情報に基づいて、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者による手指衛生の実行状況に関する管理を行う。例えば、管理装置400は、どの医療従事者が手指衛生を何回実行しているかを測定する処理を行う。なお、この処理の詳細については、図2を用いて説明する。
上述のように、無線送信装置200は、医療従事者IDを200ミリ秒おきに常に送信している。そのため、中継装置300は、吐出操作検出装置100から操作実行情報および検出装置IDを受信したときに、それとほぼ同タイミング(多くとも200ミリ秒以内の時間ずれの範囲内)で、無線送信装置200から医療従事者IDも受信することになる。これにより、管理装置400では、吐出操作検出装置100からの情報および無線送信装置200からの情報(それぞれ中継装置300で付加された情報を含む)を中継装置300からほぼ同タイミングで受信することとなり、これらの情報から手指衛生を実行した医療従事者を特定することが可能である。
一方、中継装置300が無線送信装置200から医療従事者IDを受信したにもかかわらず、それから所定の微小時間以内に吐出操作検出装置100から操作実行情報および検出装置IDを受信しなかった場合は、管理装置400では、所定の微小時間以内に無線送信装置200からの情報(中継装置300で付加された情報を含む)のみを中継装置300から受信することとなる。よって、この場合に管理装置400は、その微小時間以内のタイミングでは医療従事者が手指衛生を実行していないと判定することが可能である。
ここで、ある中継装置IDと共に受信された操作実行情報および検出装置IDに基づき検出された消毒用ボトル10の操作の時点から所定の微小時間以内に、同じ中継装置IDと共に受信された医療従事者IDが1つの場合は、その中継装置IDで示される中継装置300の付近には医療従事者が1人しかいない状況に相当する。従って、この場合は、操作実行情報、検出装置IDおよび医療従事者IDの3つの情報があれば、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を一意に特定することが可能である。すなわち、検出装置IDで示される吐出操作検出装置100が装着された消毒用ボトル10を、医療従事者IDで示される医療従事者が操作したと判定することが可能である。
これに対し、ある中継装置IDと共に受信された操作実行情報および検出装置IDに基づき検出された消毒用ボトル10の操作の時点から所定の微小時間以内に、同じ中継装置IDと共に受信された医療従事者IDが複数ある場合は、その中継装置IDで示される中継装置300の付近には複数人の医療従事者がいる状況に相当する。従って、この場合は、操作実行情報、検出装置IDおよび医療従事者IDの3つの情報だけでは、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を一意に特定することができない。
この場合に管理装置400は、中継装置300から同じ中継装置IDと共に所定の微小時間以内に受信される操作実行情報、検出装置ID、医療従事者ID、吐出操作検出装置100の相対位置情報および無線送信装置200の相対位置情報に基づいて、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を特定する。すなわち、管理装置400は、複数の医療従事者IDと共に送信された無線送信装置200の相対位置情報のそれぞれと、検出装置IDと共に送信された吐出操作検出装置100の相対位置情報とを用いて、消毒用ボトル10から最も近くにいる医療従事者を特定する。そして、管理装置400は、消毒用ボトル10から最も近くにいる医療従事者を、消毒用ボトル10を操作した医療従事者として特定する。
図2は、管理装置400の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、管理装置400は、記憶媒体として、受信情報記憶部401および手指衛生管理情報記憶部402を備えている。また、管理装置400は、機能構成として、通信部41、実行回数測定部42および情報記録部43を備えている。
上記各機能ブロック41〜43は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック41〜43は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現される。なお、当該プログラムは、ハードディスクや半導体メモリ等の他の記録媒体に記憶されていてもよい。
通信部41は、中継装置300から送信された情報を受信する。具体的には、通信部41は、消毒用ボトル10の吐出操作検出装置100における吐出操作の検出時に吐出操作検出装置100から送信された操作実行情報および検出装置IDと、中継装置300にて付加された中継装置IDおよび吐出操作検出装置100の相対位置情報とを受信する。また、通信部41は、医療従事者の無線送信装置200から定期的に送信された医療従事者IDと、中継装置300にて付加された中継装置IDおよび無線送信装置200の相対位置情報とを受信する。
通信部41は、中継装置300から情報を受信する都度、受信した情報を受信情報記憶部401に時系列に記憶させる。図3は、受信情報記憶部401に記憶される受信情報の一例を示す図である。受信情報記憶部401は、1つのレコードに1つの受信情報を記憶する。1つのレコードには、レコードID、受信時刻、中継装置ID、操作実行情報、検出装置ID、医療従事者ID、吐出操作検出装置100の相対位置情報および無線送信装置200の相対位置情報が項目として含まれている。
なお、図3では説明を簡便にするため、病室R1の中継装置300(中継装置ID=M001)から送信された情報のみを示している。また、無線送信装置200が200ミリ秒ごとに医療従事者IDを送信しているので、実際には通信部41が200ミリ秒ごとに情報を受信し、受信情報を記録するレコードが受信情報記憶部401に200ミリ秒ごとに追加されていくが、ここでは簡略化して1秒ごとの受信情報を示している。
通信部41が中継装置300から吐出操作検出装置100に関する情報を受信した場合、受信情報記憶部401に1つのレコードが追加され、当該追加されたレコードにレコードID、受信時刻、中継装置ID、操作実行情報、検出装置IDおよび吐出操作検出装置100の相対位置情報が記録される(レコードID=R2,R24)。このレコードには、医療従事者IDおよび無線送信装置200の相対位置情報は記録されない。上述したように、レコードR2,R24の受信情報は、消毒用ボトル10の吐出操作検出装置100において吐出操作が検出された時点で吐出操作検出装置100から中継装置300を介して送信された情報である。
また、通信部41が中継装置300から無線送信装置200に関する情報を受信した場合、受信情報記憶部401に1つのレコードが追加され、当該追加されたレコードにレコードID、受信時刻、中継装置ID、医療従事者IDおよび無線送信装置200の相対位置情報が記録される(レコードID=R1,R3〜R23,R25〜)。これらのレコードには、操作実行情報、検出装置IDおよび吐出操作検出装置100の相対位置情報は記録されない。上述したように、これらのレコードR1,R3〜R23,R25〜の受信情報は、医療従事者の無線送信装置200から中継装置300を介して定期的に送信される情報である。
実行回数測定部42は、受信情報記憶部401に記憶された情報に基づいて、中継装置300から同じ中継装置IDと共に所定の微小時間以内に受信される操作実行情報、検出装置ID、医療従事者ID、吐出操作検出装置100の相対位置情報および無線送信装置200の相対位置情報に基づいて、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者ごとに手指衛生の実行回数を測定する。
例えば、図3に示した受信情報記憶部401の記憶例において、レコードR2,R3の受信情報は、同じ時刻に(実際は、200ミリ秒という所定の微小時間以内。以下、図3の説明において同様)同じ中継装置IDの中継装置300から受信したものであり、レコードR2は吐出操作検出装置100からの情報、レコードR3は無線送信装置200からの情報である。これは、レコードR2に含まれる検出装置IDで示される吐出操作検出装置100により消毒用ボトル10の吐出操作が検出されて操作実行情報が中継装置300に送信されたときに、レコードR3に含まれる医療従事者IDで示される医療従事者が所持する無線送信装置200から同じ中継装置300に当該医療従事者IDが送信されたことを示している。
ここで、レコードR2に含まれる操作実行情報が受信された時刻と同じ時刻に受信されている医療従事者IDは、レコードR3の1つのみである。よって、実行回数測定部42は、レコードR2,R3に記録されている検出装置IDおよび医療従事者IDに基づいて、手指衛生を実行した医療従事者を特定することが可能である。
なお、レコードR2に含まれる操作実行情報が受信された時刻と同じ時刻に受信されている医療従事者IDの数が複数ある場合(例えば、図4のように、レコードR2と同じ時刻を示す2つのレコードR3,R4に異なる医療従事者IDが記録されているような場合)、実行回数測定部42は、レコードR2〜R4に含まれる操作実行情報、検出装置ID、医療従事者ID、吐出操作検出装置100の相対位置情報および無線送信装置200の相対位置情報に基づいて、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を特定する。特に、実行回数測定部42は、吐出操作検出装置100の相対位置情報および無線送信装置200の相対位置情報に基づいて、消毒用ボトル10から最も近くにいる医療従事者を特定し、その医療従事者を消毒用ボトル10の操作者として特定する。
実行回数測定部42は、レコードR24,R25についても以上と同様の処理を行うことにより、手指衛生を実行した医療従事者を特定する。さらに、実行回数測定部42は、レコードR25より後に記録されている他のレコード(図示せず)についても同様の処理を行うことにより、操作実行情報が記録されているレコードごとに、手指衛生を実行した医療従事者を特定する。そして、実行回数測定部42は、以上のようにして特定した結果に基づいて、手指衛生の実行回数を医療従事者ごとに集計する。
なお、レコードに記録されている消毒用ボトル10の検出装置IDが、携帯型の消毒用ボトル10に装着された吐出操作検出装置100のものである場合、実行回数測定部42は、その消毒用ボトル10を所持している医療従事者を消毒用ボトル10の操作者として特定する。携帯型の消毒用ボトル10に装着される吐出操作検出装置100の検出装置IDと、その消毒用ボトル10を所持する医療従事者の医療従事者IDとを関連付けて登録したデータベースがあらかじめ記憶されている。実行回数測定部42は、このデータベースを参照することにより、携帯型の消毒用ボトル10に対する操作か否かを判定し、そうである場合には、その消毒用ボトル10を所持している医療従事者を消毒用ボトル10の操作者として特定した上で、手指衛生の実行回数を集計する。
手指衛生の実行回数の集計の際に、実行回数測定部42は、同じ医療従事者による消毒用ボトル10の操作が所定時間(例えば、30秒)以内に複数回検出された場合に、当該所定時間以内の複数回の操作を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定する。30秒という所定時間は、医療従事者が複数回に分けて消毒用ボトル10を操作して消毒液を少しずつ使用する場合があり得ることを想定して設定した時間である。すなわち、1回目に吐出させた消毒液を手に刷り込んだ後、2回目に吐出させた消毒液を更に手に刷り込んでいくという習慣を持った医療従事者が存在し得る。このような医療従事者の行動を想定し、1回目の吐出操作から2回目の吐出操作が行われるまでの時間として想定される時間に対して一定のマージンを持たせた時間を所定時間として設定している。
図3に示す受信情報の例において、レコードR2,R3の記録情報から消毒用ボトル10の操作者として特定された医療従事者(医療従事者ID=S007)と、レコードR24,R25の記録情報から消毒用ボトル10の操作者として特定された医療従事者(医療従事者ID=S007)とは同じであり、かつ、2回目の消毒用ボトル10の操作が1回目の消毒用ボトル10の操作から21秒後、つまり所定時間以内に行われている。よって、この場合に実行回数測定部42は、レコードR3,R25に含まれている医療従事者IDの医療従事者が手指衛生を2回実行したとして実行回数を集計するのではなく、1回の実行とみなして手指衛生の実行回数を集計する。
すなわち、図3に示す受信情報の例は、同じ医療従事者が同じ消毒用ボトル10を所定時間以内に2回操作したことを意味しているが、これは、医療従事者が意図的に複数回に分けて消毒用ボトル10のノズルヘッドを少しずつプッシュ操作した蓋然性が高いと考えられる。よって、この場合に実行回数測定部42は、受信情報記憶部401に所定時間以内の情報として記録されている同じ医療従事者による同じ消毒用ボトル10に対する2回の操作実行情報を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定する。
なお、消毒用ボトル10のノズルヘッドのプッシュ操作が意図せず不十分であったために消毒液の吐出量が少なかった場合や、消毒液の残量が少ないために、ノズルヘッドの操作量が十分であっても吐出される消毒液の量が少なくなってしまう場合もある。このような場合に、医療従事者が消毒用ボトル10を連続して複数回操作することもある。このような場合にも、実行回数測定部42は、受信情報記憶部401に所定時間以内の情報として記録されている同じ医療従事者による同じ消毒用ボトル10に対する2回の操作実行情報を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定することが可能である。
一方、実行回数測定部42は、同じ医療従事者による消毒用ボトル10の操作が所定時間を超えて2回検出された場合には、当該所定時間を超えた2回の操作を、同じ医療従事者による手指衛生の2回の実行とみなして、医療従事者による手指衛生の実行回数を測定する。ここで、実行回数測定部42は、2つのレコードに記録されている情報により示される同じ医療従事者による2回の消毒用ボトル10の操作が同じ中継装置IDに紐付いている場合は、それにより特定される手指衛生の2回の実行を、その中継装置IDで示される中継装置300が設置されている病室に対する同じ医療従事者の入室時における手指衛生の実行および退室時における手指衛生の実行として、医療従事者による手指衛生の実行回数を測定するようにしてもよい。
情報記録部43は、実行回数測定部42により手指衛生の実行者として特定された医療従事者を、実行時刻、実行場所に関する情報と共に履歴情報として手指衛生管理情報記憶部402に記憶させる。このとき、情報記録部43は、吐出操作が検出された吐出操作検出装置100の検出装置IDが記録されているレコードの中で、受信時刻を手指衛生の実行時刻として用いるとともに、中継装置IDに対応する中継装置300の設置場所を手指衛生の実行場所として用いる。
また、情報記録部43は、実行回数測定部42により医療従事者ごとに測定された手指衛生の実行回数を手指衛生管理情報記憶部402に記憶させる。ここで、情報記録部43は、病室への入室時における手指衛生の実行回数と、病室からの退室時における手指衛生の実行回数とを分けて記憶させるようにしてもよい。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、同じ中継装置IDと共に所定の微小時間以内に受信される操作実行情報、検出装置ID、医療従事者ID、吐出操作検出装置100の相対位情報および無線送信装置200の相対位置情報に基づいて、消毒用ボトル10を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者ごとに手指衛生の実行回数を測定する。そして、この実行回数の測定の際に、同じ医療従事者による消毒用ボトル10の操作が所定時間以内に複数回検出された場合に、当該所定時間以内の複数回の操作を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、同じ医療従事者による消毒用ボトル10の操作が複数回検出されたとしても、その複数回の操作が所定時間以内に行われたものである場合には、1人の医療従事者が1回の手指衛生において吐出操作を複数回に分けて行った蓋然性が高いものとして、手指衛生の実行回数が測定される。これにより、本実施形態によれば、医療従事者によって手指衛生が行われた回数をより正確に把握することができる。
なお、上記実施形態では、実行回数測定部42が医療従事者による手指衛生の実行回数を測定する例について説明したが、これに加えて、手指衛生の非実行回数を測定するようにしてもよい。手指衛生の実行回数と共に非実行回数を測定し、その結果を手指衛生管理情報記憶部402に記憶させることにより、手指衛生の実行の遵守率を医療従事者ごとに把握することが可能となる。なお、手指衛生の非実行回数は、例えば以下のようにして測定することが可能である。
すなわち、受信情報記憶部401に記憶された受信情報に基づいて、医療従事者IDと共に記録されている中継装置IDの変遷をたどることにより、医療従事者の動線を特定することが可能である。すなわち、病室R1,R2,R3に設置されている中継装置300の中継装置IDと共に医療従事者IDが記録されているレコードの情報から、医療従事者が病室R1,R2,R3内に入室したことを特定することが可能である。また、その医療従事者が病室R1,R2,R3から退室したこと(中継装置IDの変化から別の場所に移動したこと)も特定することが可能である。そして、1つの病室に対する入室から退室までの間に消毒用ボトル10の操作が検出されない場合(検出装置IDが記録されたレコードが存在しない場合)や、消毒用ボトル10の操作が検出された場合でもそれが他の医療従事者による操作であることが検出された場合には、医療従事者による手指衛生が行われなかったと判定することができる。実行回数測定部42は、このようにして判定される手指衛生の非実行の回数を集計することが可能である。
また、病室への入室時における手指衛生の実行回数と、病室からの退室時における手指衛生の実行回数とを分けて測定するようにした場合において、病室への入室回数および退室回数も測定し、これらの情報を手指衛生管理情報記憶部402に記憶させるようにしてもよい。病室への入室回数および退室回数も、上述した医療従事者の動線の検出によって測定することが可能である。このように構成した場合、手指衛生の実行の遵守率を医療従事者ごとかつ病室への入室/退室ごとに把握することが可能となる。
また、上記実施形態では、無線送信装置200の中継装置300からの相対位置を、無線送信装置200からの受信電波に基づいて特定する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、消毒用ボトル10の設置場所が固定的に決まっている場合は、無線送信装置200の相対位置情報を中継装置300または管理装置400にあらかじめ登録して記憶しておくようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
41 通信部
42 実行回数測定部
43 情報記録部
100 吐出操作検出装置
200 無線送信装置
300 中継装置
400 管理装置
401 受信情報記憶部
402 手指衛生管理情報記憶部

Claims (4)

  1. 消毒液を吐出する消毒用容器に設けられ、当該消毒用容器に対する吐出操作が行われたことを検出して操作実行情報を自身の識別情報である検出装置IDと共に送信する吐出操作検出装置と、
    医療従事者により携帯され、当該医療従事者の識別情報である医療従事者IDを定期的に送信する無線送信装置と、
    上記吐出操作検出装置から上記操作実行情報および上記検出装置IDを受信するとともに、上記無線送信装置から上記医療従事者IDを受信し、通信ネットワークを介して接続された管理装置に対して上記受信した情報を自身の識別情報である中継装置IDと共に送信する中継装置と、
    上記中継装置から同じ中継装置IDと共に所定の微小時間以内に受信される上記操作実行情報、上記検出装置IDおよび上記医療従事者IDに基づいて、上記消毒用容器を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者による手指衛生の実行状況に関する管理を行う管理装置とを備え、
    上記管理装置は、上記中継装置から送信された情報に基づいて、医療従事者ごとに手指衛生の実行回数を測定する実行回数測定部を備え、当該実行回数測定部は、同じ医療従事者による上記消毒用容器の操作が所定時間以内に複数回検出された場合に、当該所定時間以内の複数回の操作を手指衛生の1回の実行とみなして実行回数を測定することを特徴とする手指衛生管理システム。
  2. 上記中継装置は、上記吐出操作検出装置から上記操作実行情報および上記検出装置IDを受信する際の受信電波に基づいて上記吐出操作検出装置の相対位置を特定し、上記吐出操作検出装置の相対位置情報を上記操作実行情報、上記検出装置IDおよび上記中継装置IDと共に送信し、また、上記無線送信装置から上記医療従事者IDを受信する際の受信電波に基づいて上記無線送信装置の相対位置を特定し、上記無線送信装置の相対位置情報を上記医療従事者IDおよび上記中継装置IDと共に送信し、
    上記実行回数測定部は、上記中継装置から同じ中継装置IDと共に上記所定の微小時間以内に受信される上記操作実行情報、上記検出装置ID、上記医療従事者ID、上記吐出操作検出装置の相対位置情報および上記無線送信装置の相対位置情報に基づいて、上記消毒用容器を操作した医療従事者を特定した上で、医療従事者による手指衛生の実行回数を測定することを特徴とする請求項1に記載の手指衛生管理システム。
  3. 上記実行回数測定部は、上記同じ医療従事者による上記消毒用容器の操作が上記所定時間を超えて2回検出された場合に、当該所定時間を超えた2回の操作を、上記同じ医療従事者による手指衛生の2回の実行とみなして、医療従事者による手指衛生の実行回数を測定することを特徴とする請求項1または2に記載の手指衛生管理システム。
  4. 上記実行回数測定部は、同じ中継装置IDに関連して検出される上記手指衛生の2回の実行を、上記中継装置IDで示される中継装置が設置されている部屋に対する上記同じ医療従事者の入室時における手指衛生の実行および退室時における手指衛生の実行として、医療従事者による手指衛生の実行回数を測定することを特徴とする請求項3に記載の手指衛生管理システム。
JP2018204347A 2018-10-30 2018-10-30 手指衛生管理システム Active JP7081766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018204347A JP7081766B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 手指衛生管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018204347A JP7081766B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 手指衛生管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020071609A true JP2020071609A (ja) 2020-05-07
JP7081766B2 JP7081766B2 (ja) 2022-06-07

Family

ID=70547800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018204347A Active JP7081766B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 手指衛生管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7081766B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021246359A1 (ja) * 2020-06-01 2021-12-09 Wota株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN114116182A (zh) * 2022-01-28 2022-03-01 南昌协达科技发展有限公司 一种消杀任务分配方法、装置、存储介质及设备
JP7352950B2 (ja) 2019-10-25 2023-09-29 株式会社ケアコム 手指衛生行動検出システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544373A (ja) * 2005-06-13 2008-12-04 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド 手の衛生習慣の向上を評価する方法
JP2014151172A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Shoei Denshi Kenkyusho:Kk 手指消毒回数計測装置
US20150278456A1 (en) * 2014-03-26 2015-10-01 International Business Machines Corporation Hygienic Enforcement and Nosocomial Diagnostic System (HEANDS)
JP2017012597A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 株式会社アイ・ティ・エンジニアリング モニタリングシステム、モニタリング方法及びプログラム
JP6259940B1 (ja) * 2017-04-13 2018-01-10 国立大学法人 長崎大学 院内手洗い管理システム
JP2018067082A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 株式会社ケアコム 手指衛生行動検出システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544373A (ja) * 2005-06-13 2008-12-04 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド 手の衛生習慣の向上を評価する方法
JP2014151172A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Shoei Denshi Kenkyusho:Kk 手指消毒回数計測装置
US20150278456A1 (en) * 2014-03-26 2015-10-01 International Business Machines Corporation Hygienic Enforcement and Nosocomial Diagnostic System (HEANDS)
JP2017012597A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 株式会社アイ・ティ・エンジニアリング モニタリングシステム、モニタリング方法及びプログラム
JP2018067082A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 株式会社ケアコム 手指衛生行動検出システム
JP6259940B1 (ja) * 2017-04-13 2018-01-10 国立大学法人 長崎大学 院内手洗い管理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7352950B2 (ja) 2019-10-25 2023-09-29 株式会社ケアコム 手指衛生行動検出システム
WO2021246359A1 (ja) * 2020-06-01 2021-12-09 Wota株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2022001075A (ja) * 2020-06-01 2022-01-06 Wota株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN114116182A (zh) * 2022-01-28 2022-03-01 南昌协达科技发展有限公司 一种消杀任务分配方法、装置、存储介质及设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP7081766B2 (ja) 2022-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3698337B1 (en) Hand washing system and method
US7605704B2 (en) RF controlled devices to increase compliance with handwashing protocols
JP7081766B2 (ja) 手指衛生管理システム
US8350706B2 (en) Hygiene compliance monitoring system
US6392546B1 (en) Hand washing compliance measurement and recording system
EP2317700B1 (en) A system and method for monitoring hygiene standards compliance
US20110273298A1 (en) Apparatus and Method for Monitoring Hygiene
JP6259940B1 (ja) 院内手洗い管理システム
EP3128494B1 (en) Hygiene compliance system
US20150221208A1 (en) Sanitation Dispenser System and Program
JP2008544373A (ja) 手の衛生習慣の向上を評価する方法
JP2013506200A (ja) 衛生モニタリングシステム及び方法
US10540881B2 (en) Systems and methods for pattern recognition and individual detection
JP7121989B2 (ja) 手指衛生行動検出システム
US20130300572A1 (en) System and method for hand cleansing
JP7352950B2 (ja) 手指衛生行動検出システム
JP7089243B2 (ja) 吐出操作検出装置および手指衛生管理システム
JP7127828B2 (ja) 手指衛生管理システム
JP6504205B2 (ja) 通信ボタンとそれを使用した通信システム
US11741817B2 (en) Systems and methods for pattern recognition and individual detection
JP2022118623A (ja) 手指消毒監視システム
WO2018007446A1 (en) A system, method and pdu for monitoring hand hygiene compliance
BR102019014562A2 (pt) sistema e método implementado em um programa de computador para monitoramento da assepsia das mãos
TR201600936A2 (tr) Bi̇r el hi̇jyeni̇ taki̇p si̇stemi̇ ve buna i̇li̇şki̇n bi̇r yöntem
JP2020065743A (ja) 吐出操作検出装置および管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210728

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220502

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7081766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150