JP7106837B2 - 乗物用シートのヘッドレスト - Google Patents

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Description

本発明は、弾性的に伸縮可能なパッド材と、パッド材よりも硬い構造体とを備え、パッド材が、構造体の外側に被せられた状態とされて構造体に取付けられている乗物用シートのヘッドレストに関する。
この種の乗物用の内装品として、特許文献1に開示されている乗物用シートのヘッドレストが公知である。このヘッドレストは、乗員頭部を支持可能な枕状の部材であり、背凭れとなるシートバックの上部に配設されている。そしてヘッドレストは、意匠面をなす表皮材と、パッド材と、本発明の構造体に相当するカバー材とを有している。ここでカバー材は、ヘッドレストよりも寸小であるが概ね同形とされた樹脂製の中空部材であり、骨格となるヘッドレストフレームが内蔵されている。そしてヘッドレストフレームに固定されている棒状のステーがカバー材の下方に突出しているとともに、このステーによって、ヘッドレストがシートバックの上部に取付けられている。
またカバー材の外側には、弾性的に伸縮可能なパッド材が被せられており、さらにパッド材の外面は表皮材で被覆されている。そしてパッド材は、カバー材と表皮材に一体化された状態となっている。すなわち公知技術では、カバー材の外側を覆うように表皮材をカバー材に取付けたのち、これらカバー材と表皮材の間にパッド材の材料を注入して発泡硬化させる。こうしてパッド材の材料の一部が表皮材に含侵した状態で硬化することで、パッド材の外面が表皮材の裏側に一体化される。さらにパッド材の材料の一部がカバー材の外面全面に接した状態で硬化すると、このパッド材の一部が接着層として機能することから、パッド材の裏面が、樹脂製のカバー材の外側に比較的強固に一体化される。
特許第5345761号明細書
ところで上述の乗物用シートの分野では、定期的なメンテナンスや故障発生の際などに、各種部材の内部構造を点検又は修理することがある。例えばヘッドレストの検査においては、パッド材や表皮材をカバー材(構造体)から取外して、カバー材の内部を検査する必要がある。しかし公知技術では、パッド材が、樹脂製のカバー材の外面全面に比較的強固に接着されているため、実質的にパッド材をカバー材から自由に取外すことのできない構成となっている。そこでパッド材をカバー材から無理に取外すのであるが、このときパッド材が過度に破損するなどして再利用ができない状態となってしまうことがあった。もっともパッド材を、接着することなくカバー材に被せたのち表皮材で被覆することも考えられるが、そうするとカバー材とパッド材が過度に位置ズレしやすくなるなどして取付け安定性に劣る構成となってしまう。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、パッド材を、構造体に対して取外し作業がより容易な状態として安定的に取付けておくことにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートのヘッドレストは、弾性的に伸縮可能なパッド材と、パッド材よりも硬い構造体とを備え、パッド材は、構造体の外側に被せられた状態とされて構造体に取付けられている。この種の構成においては、パッド材を、構造体に対して取外し作業がより容易な状態として安定的に取付けておくことが望まれる。そこで本発明のパッド材は、構造体の一部に係止可能な係止部と、弾性的に伸縮可能なパッド層と、パッド材の構造体の外側に相対する裏面を構成するようにパッド層に一体化された面材とを有している。そして構造体の下面が、乗物用シートの背凭れとなるシートバックを臨むように配置され且つパッド材が構造体の下面を除く外側に被せられている状態において、パッド材の裏面をなす面材は、構造体の外側に接着されることなく接している。さらにパッド層の縁端から突出している面材の突出部位に設けられた係止部が、構造体の下面に設けられた挿入部に挿入されて着脱可能に係止されることで、パッド材が構造体に着脱可能に取付けられている。本発明では、パッド材の裏面は、構造体の外側に接着されることなく接しているため、構造体からパッド材を比較的容易に取外すことが可能となる。また本発明では、パッド材に係止部を設け、この係止部を構造体の一部に係止する構成としている。こうして係止部による係止によってパッド材と構造体の位置ズレの発生を極力回避することにより、構造体に対してパッド材を安定的に取付けておくことができる。
また第1発明の乗物用シートのヘッドレストは、パッド層の構成による制限を受けることなく、面材側の係止部を、構造体の一部に係止することが可能となる。また本発明では、面材が、パッド材の裏面を構成して構造体の近くに配置しているため、面材の係止部をより確実に構造体に係止しておくことができる。また本発明では、係止部が構造体に係脱可能な状態で係止されているため、パッド材を、構造体からより容易に取外すことが可能となる。そして本発明では、係止部が挿入部に挿入された状態で構造体の一部に比較的強固に係止されているため、パッド材を構造体に更に安定的に取付けておくことが可能となる。
第2発明の乗物用シートのヘッドレストは、第1発明の乗物用シートのヘッドレストにおいて、シートバックに隣接して配置されている。本発明では、係止部と構造体の係止箇所が、シートバックにて隠されて比較的目立たないことから、ヘッドレストの意匠性向上に資する構成となっている。
本発明に係る第1発明によれば、パッド材を、構造体に対して取外し作業がより容易な状態として安定的に取付けておくことができる。また第1発明によれば、パッド材を、構造体に対してより適切に取付けておくことができる。また第1発明によれば、パッド材を、構造体に対してより安定的に取付けておくことができる。また第1発明によれば、パッド材を、構造体に対して取外し作業が更に容易な状態で取付けておくことができる。また第1発明によれば、パッド材を、構造体に対して更に安定的に取付けておくことができる。そして第2発明によれば、パッド材を、構造体に対して見栄えよく安定的に取付けておくことができる。
乗物用シートの斜視図である。 ヘッドレストの分解斜視図である。 構造体の斜視図である。 パッド材の斜視図である。 パッド材の概略下面図である。 係止部を示すヘッドレストの断面図である。 ヘッドレスト一部の拡大断面図である。 他の係止部を示すヘッドレストの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1~図8を参照して説明する。各図には、乗物用シートの前後方向と上下方向と左右方向を示す矢線を適宜図示する。図1の乗物用シート2は、シートクッション4とシートバック6とヘッドレスト8を備えている。そしてシートクッション4の後部に、起立状態のシートバック6の下部が起倒可能に連結されている。また起立状態のシートバック6の上部にはヘッドレスト8(詳細後述)が取付けられている。
[ヘッドレスト(車両用の内装品)]
図1に示すヘッドレスト8は、本発明の乗物用の内装品に相当する部材であり、本発明の他の内装品に相当するシートバック6の上方に隣接して配置されている。このヘッドレスト8は、乗員頭部を弾性的に支持可能な枕状の部材であり、図2を参照して、構造体10と、パッド材40と、表皮材70を備えている(各構成の詳細は後述)。このヘッドレストにおいては、後述するように構造体10の外側にパッド材40を被せているとともに、さらにパッド材40の外面を表皮材70で被覆している。そしてこの種の構成では、ヘッドレスト8が乗員などから押圧された際に、パッド材40と構造体10とが過度に位置ズレしないように配慮する必要がある。さらに乗物用シート2の分野では、ヘッドレスト8を、定期的なメンテナンスや故障発生の際などに点検又は修理することがある。このときパッド材40と表皮材70を構造体10から取外すのであるが、この種の構成では、パッド材40を、再利用などの観点などから極力破損させることなく構造体10から取外すことが望まれる。そこで本実施例では、後述する構成によって、パッド材40を、構造体10に対して取外し作業がより容易な状態として安定的に取付けておくこととした。以下、各構成について詳述する。
[構造体]
構造体10は、図2及び図3を参照して、ヘッドレスト8の内部構造をなす部材であり、後述するパッド材40よりも硬質な素材で形成されている。この構造体10は、シート幅方向に長尺な略直方体状の部材であり、骨格部12と、外側カバー部14と、後述する第一挿入部31及び左右一対の第二挿入部32a,32bとを有している。ここで骨格部12は、図2を参照して、概ね直方体状の金属部材であり、ヘッドレスト8の主骨格をなしている。この骨格部12には、正面視で逆U字をなす棒状のヘッドレストステー9の上部が取付けられているとともに、骨格部12の下方には、ヘッドレストステー9の左右の自由端が突出している。また外側カバー部14は、構造体10の外殻を形成している直方体状の中空部材であり、骨格部12の外側を被覆している。この外側カバー部14は、後述するように前カバー部材16と後カバー部材18とを組付けることで形成されている。
前カバー部材16は、図2を参照して、外側カバー部14の前側及び左右面をなしている部材であり、樹脂製の本体部16aと、金属製の被覆部16bとで構成されている。被覆部16bは、本体部16aの前側を覆うように固定されているとともに、被覆部16bの前側の左右には、図3に示すように側面視で横U字をなす板状の留め具SMを嵌め付けることができる。そして前カバー部材16は、前面部20aと、前側上面部20bと、前側下面部20cと、右面部20dと、左面部20eとを有しており、各面部20a~20bは、本体部16aと被覆部16bの少なくとも一方によって構成されている。
そして前面部20aは、図2を参照して、外側カバー部14の前面をなす部位であり、本体部16aとその前面を被覆する被覆部16bとで形成されている。この前面部20aは、左右に長尺な矩形状をなしており、その左右には、各々、本体部16aと被覆部16bに対して骨格部12を締結するための締結部22が設けられている。また前側上面部20bと前側下面部20cは、外側カバー部14の上下面の前側となる部位であり、被覆部16bの上下の縁で形成されている。前側上面部20bは、外側カバー部14の上面の前側となる部位であり、被覆部16bの上縁を後方に屈曲させて形成されている。この前側上面部20bの前後の寸法は、後述する後カバー部材18の後側上面部22bと概ね同一である。また前側下面部20cは、外側カバー部14の下面の前端となる部位であり、被覆部16bの下縁を後方に屈曲させて形成されている。この前側下面部20cの前後の寸法は、後述する後カバー部材18の後側下面部22cよりも短尺とされている。
また右面部20dと左面部20eは、図2を参照して、外側カバー部14の左右の側面となる部位であり、被覆部16bから露出している本体部16aで形成されている。右面部20dは、外側カバー部14の右側面をなす部位であり、前後に長尺な矩形状をなして前面部20aの右縁側から後方に屈曲している。また左面部20eは、外側カバー部14の左側面をなす部位であり、前後に長尺な矩形状をなして前面部20aの左縁側から後方に屈曲している。これら右面部20dと左面部20eには、それぞれ側面視で矩形の側方窓部24が前後に形成されている。そして右面部20dと左面部20eの上面と下面の適宜の位置には締結座26が設けられており、各締結座26には、図8に示す締結板71を介して又は直接的に後述する後カバー部材18を締結して組付けることができる。
また後カバー部材18は、図2を参照して、外側カバー部14の後側(及び下面の大部分)をなしている部材であり、後面部22aと、後側上面部22bと、後側下面部22cとを有している。この後カバー部材18は、側面視で概ね横U字状をなしている金属製の板材であり、前カバー部材16を補完するように配置される。そして後面部22aは、外側カバー部14の後面となる部位であり、左右に長尺な矩形状をなして前面部20aの対面位置に配置される。また後側上面部22bは、外側カバー部14の上面後側となる部位であり、左右に長尺な矩形状をなして後面部22aの上縁から前方に屈曲している。また後側下面部22cは、前端を除く外側カバー部14の下面部分をなす部位であり、左右に長尺な矩形状をなして後面部22aの下縁から前方に屈曲している。この後側下面部22cには、右側の下方窓部28aと左側の下方窓部28bとが設けられており、各下方窓部28a,28bには、後述するようにヘッドレストステー9の自由端を挿通することができる。また後カバー部材18の適宜の位置には締結孔Hが形成されており、各締結孔Hは、例えばボルト状の締結具を介して前カバー部材16(締結板71)や骨格部12に適宜締結される箇所である。
そして図3に示す構造体10を形成するに際しては、図2に示すように前カバー部材16と後カバー部材18を前後から組付けつつ、これら前後のカバー部材16,18の間に骨格部12を配設する。このとき前カバー部材16と後カバー部材18とを適宜の位置で締結固定して外側カバー部14を形成するとともに、骨格部12から突出しているヘッドレストステー9の左右の自由端を、後カバー部材18の各下方窓部28a,28bから下方に突出させておく。そして図3に示すように外側カバー部14を形成した状態においては、前カバー部材16の前側上面部20bと後カバー部材18の後側上面部22bとで外側カバー部14の上面が形成される。また前カバー部材16の前側下面部20cと後カバー部材18の後側下面部22cとで外側カバー部14の下面が形成され、さらに外側カバー部14の下面には、後述する各挿入部31,32a,32bが設けられる。
[挿入部]
そして外側カバー部14の下面には、図3を参照して、外側カバー部14の内外を連通する複数の挿入部(第一挿入部31,左右一対の第二挿入部32a,32b)が設けられている。図3に示す第一挿入部31は、後述する図4の第一係止部61を挿入して係止可能な部位であり、外側カバー部14の下面の前側に設けられている。そして本実施例では、外側カバー部14の形成の際に、前カバー部材16の前側下面部20cと後カバー部材18の後側下面部22cとを前後方向に離間させておくことで、両下面部20c,22cの間に第一挿入部31を形成している。この第一挿入部31は、外側カバー部14の下面を左右に横断する溝状に形成されており、外側カバー部14の概ね全幅に配置されている。そして第一挿入部31の前後の開口寸法は、後述する図7の起立した第一係止部材51を面材44とともに挿入可能であるが、寝かせた状態の第一係止部材51は挿入不能な寸法に設定されている。
また図3に示す左右一対の第二挿入部32a,32bは、それぞれ後述する図4の対応する第二係止部62a,62bを挿入して係止しておく部位である。そして右側の第二挿入部32aは、右側の下方窓部28aの右側に配置されており、左側の第二挿入部32bは、左側の下方窓部28bの左側に配置されている。これら左右一対の第二挿入部32a,32bは、後カバー部材18の後側下面部22cに予め設けられている略円形の貫通孔であり、後側下面部22cの後側に概ね左右対称となるように配置されている。
[パッド材]
パッド材40は、図4及び図5を参照して、乗員頭部を弾性的に支持可能な部材であり、後述するように外側カバー部14に被せられた状態で構造体10に取付けることができる。このパッド材40は、ヘッドレスト8と概ね同形状とされた立方体状の中空部材であり、パッド層42と、面材44とを有している。そして面材44には、後述するように、第一突出部位46と、左右一対の第二突出部位48a,48bと、複数種類の係止部(第一係止部61,左右一対の第二係止部62a,62b)とが設けられている。
[パッド層]
パッド層42は、図4~図6を参照して、パッド材40の外形を形成している弾性的に伸縮可能な部分である。この種のパッド層42の素材は特に限定しないが、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3~60kg/m3)等の発泡樹脂で形成できる。そしてパッド層42の外面前側には、後述する表皮の裏側に配置されるマット部材MMが配置されており、このマット部材MMは、スラブウレタンやフェルト材などの弾性を備えた面材である。またパッド層42の下面には、概ね矩形状の挿入開口部43が設けられている。この挿入開口部43は、パッド層42の内外を連通する矩形の貫通孔であり、構造体10を挿入可能な開口寸法を有している。
[面材]
面材44は、図4~図6を参照して、パッド材40の裏側に一体化されている部材であり、パッド材40を構造体10に被せた状態において外側カバー部14の外面に接することが可能である。この種の面材44の素材は特に限定しないが、布帛(織物,編物,不織布)やフェルト材などの素材を例示でき、取付け安定性向上の観点などから後述の表皮材70に比して引張強度に優れる素材で形成することが望ましい。そして面材44は、インサート成形や接着などの手法でパッド材40の裏面略全面を覆うように一体化することができる。そして本実施例の面材44は、パッド層42の裏面よりも大きな面積を有しており、面材44の下側には、パッド層42の縁端から突出する後述する各突出部位46,48a,48bが設けられている。
[第一突出部位・第一係止部]
第一突出部位46は、図4~図6を参照して、面材44の前側の下端を後方に向けて屈曲している部分であり、パッド層42の縁端に相当する挿入開口部43の前縁端43aから後方に突出している。この第一突出部位46は、左右方向に長尺な矩形状をなしているとともに、その左右の寸法は、図5に示す第一挿入部31に収まる寸法(本実施例では第一挿入部よりも短尺)に設定されている。また第一突出部位46の前後の寸法は、パッド材40を構造体10に被せた状態において後方に適宜張引することで第一挿入部31に到達可能な寸法に設定されている。そして第一突出部位46の縁端側には第一係止部61が設けられている。この第一係止部61は、第一突出部位46の後端と、樹脂製の第一係止部材51とで構成されている。第一係止部材51は、左右に長尺な矩形の平板材であり、左右に延びる縫合線SEWで第一突出部位46の後端に縫合されて取付けられている。そして第一係止部61を第一挿入部31に係止する際には、第一係止部材51を、図7に示すように縫合線SEWを基点として略水平に寝た状態から垂直に起立した状態に変位させることができる。
[第二突出部位]
また左右一対の第二突出部位48a,48bは、図4及び図5を参照して、それぞれ面材44の後側の下端を前方に向けて屈曲している部分である。これら左右一対の第二突出部位48a,48bは、パッド材40に左右対称となるように設けられており、それぞれパッド層42の縁端に相当する挿入開口部43の後縁端43bから前方に突出している。右側の第二突出部位48aは、前後方向に長尺な矩形状をなしているとともに、挿入開口部43の後縁端43b右端から前方に突出している。この右側の第二突出部位48aの前後の寸法は、パッド材40を構造体10に被せた状態において前方に適宜張引することで図5の右側の第二挿入部32aに到達可能な寸法に設定されている。また左側の第二突出部位48bは、前後方向に長尺な矩形状をなしているとともに、挿入開口部43の後縁端43b左端から前方に突出している。この左側の第二突出部位48bの前後の寸法も、パッド材40を構造体10に被せた状態において前方に適宜張引することで図5の左側の第二挿入部32bに到達可能な寸法に設定されている。
[一対の第二係止部]
そして図4を参照して、右側の第二突出部位48aには右側の第二係止部62aが設けられ、左側の第二突出部位48bには左側の第二係止部62bが設けられる。すなわち右側の第二係止部62aは、右側の第一突出部位46の前端に設けられている右側の係止孔49aと、この右側の係止孔49aに挿通される第二係止部材52とで構成されている。第二係止部材52は、右側の第二挿入部32aに挿入して係止可能な軸部52aと、この軸部52aよりも径大とされた頭部52bとを有している。そして図8を参照して、右側の第二係止部62aを右側の第二挿入部32aに係止する際には、第二係止部材の軸部52aを、右側の第一突出部位46(右側の係止孔49a)に挿通しつつ右側の第二挿入部32aに挿入する。この右側の第二挿入部32aの裏側には、図8に示すようにネジ孔を備えた係止板72が配設されており、この係止板72のネジ孔に軸部52aの端部側が螺合されて係止されることとなる。また同様に図4に示す左側の第二係止部62bは、左側の第二係止部62bの前端に設けられている左側の係止孔49bと、この左側の係止孔49bに挿通される第二係止部材52とで構成されている。この左側の第二係止部62bの各構成は、右側の第二係止部62aの対応する部位と同一構成を有している。このため左側の第二係止部62bも、右側の第二係止部62aと同一の手順で左側の第二挿入部32bに挿入して係止することができる。
[表皮材]
表皮材70は、図2、図6及び図8を参照して、パッド材40の外面を被覆している面状部材であり、ヘッドレスト8の意匠面を構成することができる。この種の表皮材70の素材として、布帛や皮革(天然皮革,合成皮革)を例示することができる。この表皮材70は、パッド材40に一体化しておいたり、パッド材40に後付けしたりすることができる。本実施例では、インサート成形などの手法でパッド層42の下面を除く外面に表皮材70が一体化されており、パッド層42の下面は、表皮材70に被覆されておらず外部に露出している。
[構造体に対するパット材の取付け作業]
図2、図6及び図8を参照して、表皮材70が一体化されているパッド材40を構造体10に取付けることによりヘッドレスト8を形成する。このとき図5に示すパッド層42の挿入開口部43から構造体10を挿入しつつ、パッド材40を、構造体10の外殻をなす外側カバー部14に上側から被せていく。こうしてパッド材40によって、外側カバー部14の上面及び前後左右の面を覆うとともに、構造体10に取付けられているヘッドレストステー9の自由端を挿入開口部43から下方に突出させておく。そしてこの種の構成では、ヘッドレスト8が乗員などから押圧された際に、パッド材40と構造体10とが位置ズレしないように配慮する必要がある。さらに定期的なメンテナンスや故障発生の際などに、パッド材40を極力破損させることなく構造体10から取外すことが望まれる。
そこで本実施例のパッド材40は、図5を参照して、構造体10の一部に係止可能な複数の係止部61,62a,62bを有している。そして図6及び図8を参照して、パッド材40が構造体10に被せられた状態において、パッド材40の裏側は、構造体10の外側に接着されることなく接している。また構造体10の一部をなす各挿入部31,32a,32bに対応する各係止部61,62a,62bが係止されることで、パッド材40が構造体10に取付けられている。
すなわち本実施例では、図6及び図8に示すようにパッド材40を構造体10に被せることで、パッド材40の裏面をなす面材44が、構造体10の外側をなす外側カバー部14の上面及び前後左右の面に直に接するように配置される。さらに図5を参照して、パッド層42の挿入開口部43の前縁端43aには、面材44の第一突出部位46が突出し、挿入開口部43の後縁端43bには左右の第二突出部位48a,48bが突出している。そこで図5及び図6に示すように第一突出部位46に設けられた第一係止部61を、構造体10の一部をなす第一挿入部31に挿入して係止する。このとき図7を参照して、第一突出部位46を後方に張引しつつ、その後端に取付けられている第一係止部材51を起立させながら第一挿入部31に挿入していく。そして第一係止部材51を、第一突出部位46とともに第一挿入部31に挿通したのち、外側カバー部14の内側で水平に寝かせた状態とする。こうして第一係止部材51を第一挿入部31の内側に係止することで、第一係止部61を第一挿入部31に挿入して係止しておくことができる。
また図8を参照して、右側の第二突出部位48aを前方に張引しつつ、第二係止部材52を、右側の係止孔49aに挿通させながら右側の第二挿入部32aに挿入していく。そして第二係止部材52の軸部52aを係止板72のネジ孔に螺合して係止することにより、右側の第二係止部62aを右側の第二挿入部32aに挿入して係止しておくことができる。また同様の手順で図5に示す左側の第二係止部62bを左側の第二挿入部32bに挿入して係止しておくことができる。こうして各係止部61,62a,62bによる係止によってパッド材40と構造体10の位置ズレの発生を極力回避することにより、構造体10に対してパッド材40を安定的に取付けておくことができる。特に本実施例では、各挿入部31,32a,32bが金属製の部材(16b,18)で構成されているため、各係止部61,62a,62bをより安定的に係止しておくことができる。
また本実施例では、面材44側に各係止部61,62a,62bを設けている。このため係止作業の際に、面材44を、パッド層42による伸長の制限を極力受けることなく、適宜の向きにスムーズに張引することができる。そして面材44が、パッド材40の裏面を構成して構造体10の近くに配置しているため、各係止部61,62a,62bをより確実に構造体10の適宜の位置に係止することができる。また本実施例では、前後の突出部位46,48a,48bを互いに近づけるように張引しつつ、各係止部61,62a,62bを対応する挿入部31,32a,32bに係止しておく。そして上述の張引によって、面材44が、パッド層42とともに前後に引き締められることにより、外側カバー部14に極力密着して安定的に配置されることとなる。
[ヘッドレストの使用]
そして図1及び図2を参照して、ヘッドレスト8を、シートバック6の上部にあてがいつつ、ヘッドレスト8の下方に突出しているヘッドレストステー9をシートバック6上面の図示しない孔部に挿設する。こうすることでヘッドレスト8を、シートバック6の上部に取付けることができ、このときヘッドレスト8の下側が、シートバック6の上側に近接又は当接して配置される。このため本実施例では、図5に示す各係止部61,62a,62bと構造体10の係止箇所が、図2に示すシートバック6にて隠されて比較的目立たないことから、ヘッドレスト8の意匠性向上に資する構成となっている。そして図2に示す乗物用シート2に乗員(図示省略)が着座した際には、乗員頭部をヘッドレスト8で支持することができる。このとき本実施例では、図5、図6及び図8を参照して、面材44側に各係止部61,62a,62bを設けて、パッド層42の弾性を好適に維持しているため、各係止部61,62a,62bが原因となる異物感の発生を好適に回避できる。またヘッドレスト8に対して前後方向から力が加えられたとしても、各係止部61,62a,62bによる係止によってパッド材40と構造体10の位置ズレの発生が極力回避されている。
[ヘッドレストの分解]
またヘッドレスト8の定期的なメンテナンスや故障発生の際などにおいては、パッド材40を構造体10から取外す必要がある。このとき本実施例では、図5、図6及び図8を参照して、パッド材40の裏側は、構造体10の外側に接着されることなく接しているため、パッド材40を極力破損させることなく構造体10から取外すことが可能となる。さらに各係止部61,62a,62bは、対応する挿入部31,32a,32bに対して着脱可能な状態で係止されている。すなわち第一係止部61を第一挿入部31から係脱するに際しては、第一係止部材51を垂直に立てながら第一挿入部31から抜き外すことで両部61,31を係脱できる。また各第二係止部62a,62bを対応する第二挿入部32a,32bから係脱するに際しては、各第二係止部材52を下方に抜き外すことで両部62a,32a(62b,32b)を係脱できる。こうして本実施例では、各係止部61,62a,62bが構造体10に係脱可能な状態で係止されているため、パッド材40を、構造体10からより容易に取外すことが可能となる。
以上説明した通り本実施例では、パッド材40の裏面は、構造体10の外側に接着されることなく接しているため、構造体10からパッド材40を比較的容易に取外すことが可能となる。また本実施例では、パッド材40に各係止部61,62a,62bを設け、各係止部61,62a,62bを構造体10の一部(31,32a,32b)に係止する構成としている。こうして各係止部61,62a,62bによる係止によってパッド材40と構造体10の位置ズレの発生を極力回避することにより、構造体10に対してパッド材40を安定的に取付けておくことができる。なお仮にパッド材40を接着する場合、接着強度を考慮して構造体10の外側を樹脂製のカバーで覆う必要がある。これとは異なり本実施例の構成では、樹脂製のカバーを要さないため、同カバーの型費や設備投資が不要となり、接着剤の塗装工程も省略できるため、ヘッドレスト8の製造コスト低減や製造工程の簡略化に資する構成となっている。このため本実施例によれば、パッド材40を、構造体10に対して取外し作業がより容易な状態として安定的に取付けておくことができる。
さらに本実施例のパッド材40は、乗員頭部を弾性的に支持可能なパッド層42と、パッド材40の裏面をなす面材44とを有している。そして面材44に、パッド層42の縁端から突出している各突出部位46,48a,48bを設け、各突出部位46,48a,48bの各係止部61,62a,62bを構造体10に係止している。このため本実施例では、パッド層42の構成による制限を受けることなく、面材44側の各係止部61,62a,62bを、構造体10の一部に係止することが可能となる。また本実施例では、面材44が、パッド材40の裏面を構成して構造体10の近くに配置しているため、面材44の各係止部61,62a,62bをより確実に構造体10に係止しておくことができる。また本実施例では、各係止部61,62a,62bが構造体10に係脱可能な状態で係止されているため、パッド材40を、構造体10からより容易に取外すことが可能となる。また本実施例では、各係止部61,62a,62bが各挿入部31,32a,32bに挿入された状態で構造体10の一部に比較的強固に係止されているため、パッド材40を構造体10に更に安定的に取付けておくことが可能となる。そして本実施例では、各係止部61,62a,62bと構造体10の係止箇所が、シートバック6(他の内装品)にて隠されて比較的目立たないことから、ヘッドレスト8(乗物用の内装品)の意匠性向上に資する構成となっている。
本実施形態の乗物用の内装品は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。本実施形態では、パッド材40の構成(形状,寸法,配置位置,構成部材など)を例示したが、パッド材の構成を限定する趣旨ではない。例えばパッド材では、パッド層の裏面と外面(意匠面側の表面)の少なくとも一方に面材を設けることができ、面材を省略することもできる。また係止部は、パッド層と面材の少なくとも一方に設けることができる。また面材の突出部位は、面材の適宜の位置(例えば前後左右の適宜の位置)に設けることができ、例えば本実施例の面材には、第一突出部位と左右の第二突出部位の少なくとも一つを設けることができる。なお係止部をパッド層に設ける場合には、面材を適宜省略することができ、また面材から突出部位を省略することもできる。
また本実施形態では、各係止部61,62a,62bの構成(形状,寸法,配置位置,形成手法,構成部材など)を例示したが、各係止部の構成を限定する趣旨ではない。係止部は、構造体の一部に係止可能な各種の構成を取ることができ、例えば第一係止部の構成と第二係止部の構成を逆にしてもよい。また構造体から突出している部位に係止部を係止する構成とすることができ、係止部を、別部材を介して構造体の一部に係止することもできる。また係止部は、面材の少なくとも一部に設けることができ、例えば本実施例においては、第一突出部位と第二突出部位の少なくとも一方に設けることができる。例えばヘッドレストが、荷台の直前に配置されている場合などの後方からの押圧を受けにくいときには、第二係止部を省略することができる。またヘッドレスト8が、前方からの押圧を受けにくいときには、第一係止部を省略することもできる。そして係止部の係止箇所も、構造体の適宜の位置に設定することができ、例えば係止部は、他の構造体とは無関係に外側カバー部の上側や前後左右側に係止することができる。
また本実施形態では、構造体10と表皮材70の構成(形状,寸法,パッド材との関係,構成部材など)を例示したが、各部材の構成を限定する趣旨ではない。そして構造体は、パッド材よりも硬い部材であればよく、乗物用の内装品の骨格をなしている場合のほか、機械的な構造を有していてもよい。また乗物用の内装品は、表皮材を有していてもよく、表皮材を有していなくともよい。
また本実施形態では、乗物用の内装品としてヘッドレスト8を例示したが、乗物用の内装品として、乗物用シートの各種構成部材や、センターコンソールなどの内装品を想定できる。例えばシートバックやシートクッションには、シート幅方向側部に着座側に向けて突出する土手部が形成されるが、この土手部に本実施例の構成を好適に適用できる。また乗物用シートの構成は適宜変更可能である。そして本実施形態の構成は、車両や航空機や電車、船舶などの乗物用シート全般に適用できる。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック(本発明の他の内装品)
8 ヘッドレスト(本発明の乗物用の内装品)
9 ヘッドレストステー
10 構造体
12 骨格部
14 外側カバー部
16 前カバー部材
16a 本体部
16b 被覆部
20a 前面部
20b 前側上面部
20c 前側下面部
20d 右面部
20e 左面部
18 後カバー部材
22a 後面部
22b 後側上面部
22c 後側下面部
22 締結部
24 側方窓部
26 締結座
28a,28b 下方窓部
31 第一挿入部
32a 右側の第二挿入部
32b 左側の第二挿入部
40 パッド材
42 パッド層
43 挿入開口部
43a 挿入開口部の前縁端(本発明のパッド層の縁端)
43b 挿入開口部の後縁端(本発明のパッド層の縁端)
44 面材
46 第一突出部位
48a 右側の第二突出部位
48b 左側の第二突出部位
49a 右側の係止孔
49b 左側の係止孔
51 第一係止部材
52 第二係止部材
52a 軸部
52b 頭部
61 第一係止部
62a 右側の第二係止部
62b 左側の第二係止部
70 表皮材
71 締結板
72 係止板
H 締結孔
MM マット部材
SEW 縫合線
SM 留め具

Claims (2)

  1. 弾性的に伸縮可能なパッド材と、該パッド材よりも硬い構造体とを備え、該パッド材は 、前記構造体の外側に被せられた状態とされて該構造体に取付けられている乗物用シートのヘッドレストにおいて、
    前記パッド材は、前記構造体の一部に係止可能な係止部と、弾性的に伸縮可能なパッド層と、該パッド材の構造体の外側に相対する裏面を構成するように該パッド層に一体化された面材とを有し、
    前記構造体の下面が、前記乗物用シートの背凭れとなるシートバックを臨むように配置され且つ前記パッド材が前記構造体の下面を除く外側に被せられている状態において、該パッド材の裏面をなす前記面材は、該構造体の外側に接着されることなく接しているとともに、
    前記パッド層の縁端から突出している前記面材の突出部位に設けられた前記係止部が、前記構造体の下面に設けられた挿入部に挿入されて着脱可能に係止されることで、前記パッド材が該構造体に着脱可能に取付けられている乗物用シートのヘッドレスト。
  2. 前記シートバックに隣接して配置されている請求項1に記載の乗物用シートのヘッドレスト。
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