JP2017124690A - ヘッドレスト装置、及びヘッドレスト装置の製造方法 - Google Patents

ヘッドレスト装置、及びヘッドレスト装置の製造方法 Download PDF

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雅之 田口
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Abstract

【課題】ヘッドレスト装置の芯材を簡単に密閉する。【解決手段】第1の芯材と、第2の芯材と、前記第1の芯材を覆う第1のクッション材と、前記第2の芯材を覆う第2のクッション材と、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材を覆う表皮材とを備え、前記第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、前記第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とが連結されて、前記第1の芯材と前記第2の芯材の内部に中空部が形成されるとともに、前記第2のクッション材の周辺部が、前記第1の周辺部と前記第2の周辺部に挟みこまれるように、ヘッドレスト装置を構成する。【選択図】図3

Description

本発明は、椅子に腰かけた着座者の頭部を支えるヘッドレスト(座席用枕)装置に関し、例えば、自動車用のシート(座席装置)に設けられるヘッドレスト装置に関するものである。
例えば、自動車用のヘッドレスト装置において、スピーカ等の音響部品を樹脂製の芯材の内部(中空部)に収容し、芯材をクッションで覆うように構成することがある(例えば、特許文献1参照)。このようなヘッドレスト装置では、スピーカから出る音の方向を所定の方向に限定して音響効果を向上させるため、芯材において、スピーカ音が出力される部分に芯材外部への開口を設けるが、スピーカ音が出力されない部分は密閉することが望ましい。
しかし、背景技術のヘッドレスト装置においては、例えば、芯材を複数の部材で構成するような場合、該複数の部材の連結部を密閉するためには、密閉用のシール材等の専用の追加部品が必要となるなど、その構造が複雑となり、したがって、製造コストも多くかかることになる。
特開2015−98287号公報
本発明の目的は、ヘッドレスト装置の芯材を、より簡単に密閉できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための、本願発明に係るヘッドレスト装置の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
着座者の背もたれとなるシートバックの上部に配置されるヘッドレスト装置であって、
前記ヘッドレスト装置は、
第1の芯材と、第2の芯材と、前記第1の芯材を覆う第1のクッション材と、前記第2の芯材を覆う第2のクッション材と、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材を覆う表皮材とを備え、
前記第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、前記第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とが連結されて、前記第1の芯材と前記第2の芯材の内部に中空部が形成されるとともに、前記第2のクッション材の周辺部が、前記第1の周辺部と前記第2の周辺部に挟みこまれることを特徴とするヘッドレスト装置。
また、上記課題を解決するための、本願発明に係るヘッドレスト装置の製造方法の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
着座者の背もたれとなるシートバックの上部に配置され、第1の芯材と、第2の芯材と、前記第1の芯材を覆う第1のクッション材と、前記第2の芯材を覆う第2のクッション材と、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材を覆う表皮材とを備えるヘッドレスト装置の製造方法であって、
前記第2のクッション材で前記第2の芯材を覆う第1の工程と、
前記第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、前記第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とを連結して、前記第1の芯材と前記第2の芯材の内部に中空部を形成するとともに、前記第2のクッション材の周辺部を、前記第1の周辺部と前記第2の周辺部で挟みこむ第2の工程と、
前記第1のクッション材で前記第1の芯材を覆う第3の工程と、
前記第1の工程及び前記第3の工程の後、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材とを前記表皮材で覆う第4の工程と、
を備えることを特徴とするヘッドレスト装置の製造方法。
上記構成によれば、ヘッドレスト装置の芯材を、より簡単に密閉できる。
本発明の第1実施形態に係る座席装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置の縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置のパッドの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置において、芯材に後側パッドを取り付けたときの縦断面図である。 図3の部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドレスト装置の縦断面図である。 図7の部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る鉤部と留部を説明するための図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る座席装置の斜視図である。本実施形態の座席装置100は、自動車用のシートであり、図1に示すように、着座者が腰を下ろすシートクッション(着座部)1と、着座者の背もたれ部となるシートバック2と、着座者の頭部を支えるヘッドレスト装置3とを含むように構成される。ヘッドレスト装置3は、シートバック2の上部に配置され着座者頭部の後方への移動を制限する。
シートクッション1とシートバック2は、それぞれ、弾性を有するウレタン等で構成されるパッド(不図示)と、パッドを被覆し保護するシートカバー(不図示)とを含むように構成される。ここで、本明細書において上下左右前後は、シートクッション1に着座した着座者から見た方向をいう。すなわち、図1〜3、図5〜9において、X1方向が前方向、X2方向が後方向、Y1方向が上方向、Y2方向が下方向である。
図2は、本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置の外観を模式的に示す斜視図である。図2に示すように、ヘッドレスト装置3の底部から、ヘッドレスト装置3をシートバック2に保持するための保持金具であるステー4が、下方向に延伸するように設けられている。ステー4は、いずれも円柱形状の右側ステー4aと左側ステー4bとから構成され、それらの一端は、ヘッドレスト装置3内の後側芯材22(図3参照)にピンで固定され、他端は、シートバック2内に上下動可能に支持される。
図3は、図2のA‐A断面図であり、本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置の縦断面図を模式的に示すものである。図3に示すように、ヘッドレスト装置3は、合成樹脂で形成された芯材20と、芯材20よりも柔軟性があり高弾性の材料で形成されたクッション材であるパッド10と、パッド10を覆いパッド10よりも伸縮性の小さい材料で形成された表皮材5とを含むように構成される。芯材20は、前側芯材21と後側芯材22とを含み、その材質は、例えばプラスチックである。パッド10は、前側パッド11と後側パッド12とを含み、その材質は、例えばウレタンである。表皮材5の材質は、例えば化学繊維や人工皮革や本皮である。
前側芯材21は、前側芯材21の周辺部である前側芯材周辺部21aと、前側芯材21の中央部である前側芯材中央部21bとから構成される。同様に、後側芯材22は、後側芯材22の周辺部である後側芯材周辺部22aと、後側芯材22の中央部である後側芯材中央部22bとから構成される。前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aとが連結されて、芯材20の内部に中空部17が形成される。
前側芯材21と後側芯材22は、第1実施形態の例では、いずれも凹部(逆方向から見ると凸部)を有する横長の椀状であり、乱暴に例えると半球状である。横長における横方向とは、左右方向のことであり、XY面に垂直な方向である。前側芯材21は、後側(X2側)から見て凹面状であり、前側(X1側)から見て凸面状である。後側芯材22は、前側(X1側)から見て凹面状であり、後側(X2側)から見て凸面状である。
図3に示すように、前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aとは、前側芯材21と後側芯材22の凹面が対向するように、ネジ16により連結される。前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aが接触する部分(椀の上渕に相当する部分)は、第1実施形態の例では、いずれも、横長の長円状であり、その長円状の部分同士が連結される。
第1実施形態では、前側芯材21と後側芯材22は、略等間隔に配置された4本のネジ16(上側ネジ16a、下側ネジ16b、上側ネジ16aと下側ネジ16bの間の2本のネジ(不図示))により連結される。4本のネジを代表させて説明するときはネジ16と称す。なお、前側芯材21と後側芯材22を連結するネジの数は4本に限定されるものではない。
図3の例では、後側芯材周辺部22aに設けたネジ穴(雌ネジ)に対し、前側芯材周辺部21aを貫通するようにネジ(雄ネジ)を締めている。このため、第1実施形態では、後側芯材周辺部22aのネジ穴がある部分は、ネジ穴がない部分に比べて厚さ(図3ではY方向の長さ)を厚くしている。換言すると、後側芯材周辺部22aのネジ穴がない部分は、ネジ穴がある部分よりも薄くしてよい。
前側芯材21と後側芯材22が連結された状態では、前側芯材中央部21bと後側芯材中央部22bとの間は離間しており、その間に中空部17が形成される。この中空部17に、例えば、スピーカが配置される。なお、第1実施形態の例では、中空部17にスピーカが配置されるが、スピーカ以外のもの(例えばマイクロフォン等)が配置されるように構成してもよい。また、中空部17が形成されるよう構成するのであれば、前側芯材21と後側芯材22のいずれか一方を、凹面状でなく、平面状や凸面状とすることも可能である。
図3に示すように、第1実施形態では、前側芯材21は、全体では後側(X2側)から見て凹面状であるが、前側芯材中央部21bに限って見ると平面状である。これにより、前側芯材21で着座者の頭部を支え易くすることができる。また、第1実施形態では、前側芯材中央部21bに、スピーカ音の出力される開口(不図示)を設けている。この開口は、着座者の耳の位置に対応するように2カ所設けられ、それぞれの開口を、例えばハニカム構造(図3のX方向に貫通する蜂の巣状の穴)としている。
前側パッド11は、前側パッド11の周辺部である前側パッド周辺部11aと、前側パッド11の中央部である前側パッド中央部11bとから構成される。同様に、後側パッド12は、後側パッド12の周辺部である後側パッド周辺部12aと、後側パッド12の中央部である後側パッド中央部12bとから構成される。
前側パッド11と後側パッド12は、第1実施形態の例では、いずれも凹部(逆方向から見ると凸部)を有する横長の椀状であり、乱暴に例えると半球状である。前側パッド11は、後側(X2側)から見て凹面状であり、前側(X1側)から見て凸面状である。後側パッド12は、前側(X1側)から見て凹面状であり、後側(X2側)から見て凸面状である。
図3に示すように、前側パッド11の凹部が前側芯材21の凸部に嵌合し、後側パッド12の凹部が後側芯材22の凸部に嵌合する。こうして、前側パッド11は前側芯材21を覆うことができ、後側パッド12は後側芯材22を覆うことができる。前側パッド周辺部11aと後側パッド周辺部12aが接触する部分(椀の上渕に相当する部分)は、第1実施形態の例では、いずれも、横長の長円状であり、その長円状の部分同士が密着するように、表皮材5により覆われる。
なお、図3では解り易くするため、前側パッド11と前側芯材21との間や、後側パッド12と後側芯材22との間や、前側パッド端面11cと後側パッド端面12cとの間に隙間を描いているが、これらの隙間は、第1実施形態においては実際には存在しない。前側パッド11と後側パッド12が表皮材5により覆われると、表皮材5の張力により、前側パッド11と後側パッド12は、それぞれ、前側芯材21と後側芯材22に密着し、前側パッド端面11cは後側パッド端面12cに密着する。
第1実施形態では、前側パッド11は、全体では後側(X2側)から見て凹面状としているが、前側パッド中央部11bは、前側芯材中央部21bの形状に合わせ、平面状としている。これにより、前側パッド11で着座者の頭部を支え易くすることができる。また、第1実施形態では、前側パッド中央部11bに、スピーカ音の出力される音出力部(不図示)を設けている。この音出力部は、上述した前側芯材21の2カ所の開口と対向するように、2カ所設けられる。それぞれの音出力部は、前側パッド11を図3のX方向に貫通する多数の小さい孔を、前側パッド11に設けたものである。
パッド10は、図3では前側パッド11が折り曲げられた状態であるが、折り曲げられていない状態、つまりパッド10に折り曲げ力が加えられていない状態では、図4や図5に示す形状となる。図4は、本発明の第1実施形態に係るパッド10の斜視図を模式的に示すものである。図5は、本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置3において、後側芯材22に後側パッド12を取り付けたときの縦断面図を模式的に示すものであり、前側芯材21に前側パッド11を取り付ける前の状態を示す。
図4や図5に示すように、パッド10は一体で構成される。前側パッド11と後側パッド12は、それぞれ、一体で構成されたパッド10の一部であり、前側パッド周辺部11aの一部と後側パッド周辺部12aの一部とが繋がっている。また、図5に示すように、パッド10に折り曲げ力が加えられていない状態では、前側パッド11と後側パッド12との境界に、後側パッド12に対し前側パッド11を折り曲げるための切れ目15が設けられている。
この切れ目15が設けられていることにより、図5において矢印Bの方向に前側パッド11を折り曲げて、図3に示すパッド装着状態にすることが容易になる。また、パッド10を一体で構成することにより、ヘッドレスト装置3を構成する部品点数を減らすことができ、製造コストを低減できる。なお、第1実施形態では、前側パッド11と後側パッド12を一体で構成したが、別体で構成、つまり、前側パッド11と後側パッド12とが繋がっていないように構成することも可能である。
図3に示すように、連結された前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aは、後側パッド12を挟みこむための凹部14を形成している。この凹部14は、前側芯材周辺部21aと、後側芯材周辺部22aの段差部22cとにより形成される。この段差部22cは、後側芯材周辺部22aの前側芯材周辺部21aに対向する部分に設けられている。凹部14は、椀状の後側芯材22の開口端(椀の上渕に相当する部分)に沿って略長円形状に設けられ、その幅(X方向の長さ)と深さ(Y方向の長さ)は、後側芯材22の開口端に沿ってほぼ一定である。また、後側パッド周辺部12aは、凹部14に挟みこまれるための鍔部13を有する。
図6は、図3に円C1で示す部分の拡大図である。鍔部13は、前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aにより挟みこまれて圧縮される前は、図6の破線D1で示される形状である。つまり、凹部14に挟みこまれた鍔部13の厚さは、凹部14に挟みこまれる前の鍔部13の厚さよりも薄い。圧縮される前の鍔部13は、後側パッド周辺部12aにおいて、後側パッド12の内側方向(後側芯材周辺部22aの方向、つまり図6ではY1方向)に鍔状に突き出た部分である。つまり、椀状の後側パッド12の開口端(椀の上渕に相当する部分)は、椀の内側方向に突き出たフランジ部としての鍔部13を有する。
図4に示すように、鍔部13は、後側パッド12の開口端に沿って、略長円形状に設けられ、圧縮される前の鍔部13の厚さ(図6ではX方向の長さ)と突出長(図6ではY方向の長さ)は、後側パッド12の開口端に沿ってほぼ一定である。また、圧縮される前の鍔部13の厚さ(図6ではX方向の長さ)は、凹部14の幅(図6ではX方向の長さ)よりも大きい。
鍔部13は、前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aで挟みこまれることにより、図6に実線で示すように圧縮され、前側芯材21と後側芯材22の連結部を密閉する、つまり、音漏れを抑制するためのシール材として機能する。こうして、前側芯材21と後側芯材22で挟まれ圧縮された鍔部13により、前側芯材21と後側芯材22の連結部からスピーカ音が漏れることが抑制される。
上述したように、凹部14の幅(図6ではX方向の長さ)を、後側芯材22の開口端に沿ってほぼ一定とし、圧縮される前の鍔部13の厚さ(図6ではX方向の長さ)を、後側パッド12の開口端に沿ってほぼ一定としているので、鍔部13の圧縮度合を、後側パッド12の開口端のいずれの位置においても、適切にすることができる。したがって、前側芯材21と後側芯材22の連結部の密閉度合いを適切にすることができる。
なお、上述の例(図3参照)では、後側芯材周辺部22aに設けたネジ穴(雌ネジ)に対し、前側芯材周辺部21aを貫通するようにネジ(雄ネジ)を締めているが、雌ネジと雄ネジを逆にしてもよい。つまり、前側芯材周辺部21aに設けたネジ穴に対し、後側芯材周辺部22aを貫通するようにネジを締めてもよい。その場合は、後側芯材周辺部22aと対向する前側芯材周辺部21aに段差を設け、前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aで、前側パッド11を挟みこむようにする。
また、上述の例(図3参照)では、前側芯材周辺部21aと後側芯材周辺部22aで形成された凹部14で、後側パッド12の鍔部13を挟みこむようにしているが、凹部14や鍔部13を設けない構成としてもよい。例えば、後側芯材22と前側芯材21を、それぞれ、茶筒と茶筒に重なって被さる蓋のように構成する。詳しくは、図3の後側芯材22のY方向の外径よりも大きい内径の前側芯材21を、後側芯材22に対して被せるように配置し、後側芯材周辺部22aと前側芯材周辺部21aとの間の隙間に、後側パッド周辺部12aを挟みこむ。そして、後側芯材周辺部22aに設けたY方向のネジ穴に対し、前側芯材周辺部21aをY方向に貫通するようにネジを締める。
以上説明したように、第1実施形態のヘッドレスト装置は、第1の芯材と、第2の芯材と、前記第1の芯材を覆う第1のクッション材と、前記第2の芯材を覆う第2のクッション材と、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材を覆う表皮材とを備え、前記第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、前記第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とが連結されて、前記第1の芯材と前記第2の芯材の内部に中空部が形成されるとともに、前記第2のクッション材の周辺部が、前記第1の周辺部と前記第2の周辺部に挟みこまれる。
ここで、第1の芯材、第2の芯材、第1のクッション材、第2のクッション材は、それぞれ、前側芯材21、後側芯材22、前側パッド11、後側パッド12であってもよいし、それぞれ、後側芯材22、前側芯材21、後側パッド12、前側パッド11であってもよい。
次に、第1実施形態に係るヘッドレスト装置の製造方法の工程を説明する。
(ステップ1)
まず、後側芯材22にステー4を取り付ける。
(ステップ2)
次に、後側パッド12の凹部が後側芯材22の凸部に嵌合するように、後側芯材22を後側パッド12で覆う。
(ステップ3)
次に、前側芯材21と後側芯材22の内部に中空部を形成するように、つまり、前側芯材21の凹面と後側芯材22の凹面が対向するように、後側芯材周辺部22aと前側芯材周辺部21aとを、ネジ16により連結する。このとき、後側パッド周辺部12aの鍔部13を、後側芯材周辺部22aと前側芯材周辺部21aとにより形成される凹部14の中に挟みこむ。こうして、前側芯材21と後側芯材22の連結部が密閉され、また、後側パッド12が後側芯材22に密着する。
(ステップ4)
次に、前側パッド11を折り曲げて、前側パッド11の凹部が前側芯材21の凸部に嵌合するように、前側芯材21を前側パッド11で覆う。
(ステップ5)
次に、前側パッド11と後側パッド12を、表皮材5により覆う。表皮材5で覆うことにより、前側パッド11が前側芯材21に密着し、後側パッド12が後側芯材22に更に密着し、前側パッド端面11cと後側パッド端面12cとが密着する。
なお、上述のステップは、適宜、順序を入れ替えてもよい。例えば、ステップ2の後にステップ1を行ってもよい。
第1実施形態によれば、少なくとも以下に示す効果を奏する。
(A1)第1の芯材と、第2の芯材と、第1の芯材を覆う第1のクッション材と、第2の芯材を覆う第2のクッション材と、第1のクッション材と第2のクッション材を覆う表皮材とを備え、第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とが連結されて、第1の芯材と第2の芯材の内部に中空部が形成されるとともに、第2のクッション材の周辺部が、第1の周辺部と第2の周辺部に挟みこまれるように、ヘッドレスト装置を構成したので、ヘッドレスト装置の芯材を簡単に密閉することができる。
(A2)第1のクッション材と第2のクッション材は、それぞれ、一体で構成されたクッション材の一部であり、第1のクッション材と第2のクッション材の境界に、第2のクッション材に対して第1のクッション材を折り曲げるための切れ目が設けられるように構成したので、ヘッドレスト装置の部品点数を減らすことができ、また、第1のクッション材を折り曲げることが容易となる。
(A3)連結された第1の周辺部と第2の周辺部は、第2のクッション材を挟みこむための凹部を形成し、凹部に挟みこまれた第2のクッション材の厚さが、凹部に挟みこまれる前の第2のクッション材の厚さよりも薄いように構成したので、ヘッドレスト装置の芯材の密閉度合を向上させることができる。
(A4)凹部は、第1の周辺部と、第1の周辺部と対向する第2の周辺部に設けられた段差部とにより形成され、第2のクッション材の周辺部は、凹部に挟みこまれるための鍔部を有するように構成したので、容易にヘッドレスト装置の芯材の密閉構造を実現できる。
(A5)第1の周辺部と第2の周辺部がネジにより連結されるよう構成したので、第1の芯材と第2の芯材を確実に連結できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図7〜図9を用いて説明する。
図7は、図2のA‐A断面図であり、本発明の第2実施形態に係るヘッドレスト装置の縦断面図を模式的に示すものである。図8は、図7に円C2で示す部分の拡大図である。図9は、本発明の第2実施形態に係る鉤部と留部を説明するための図である。
第2実施形態では、前側芯材と後側芯材とを、ネジでなく鉤を用いて連結する。第2実施形態は、この点だけが第1実施形態と異なり、他の点は第1実施形態と同様である。したがって、図1、図2、図4は、第2実施形態にも適用される。また、図5において、芯材20以外の部分は、第2実施形態にも適用される。
以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、第2実施形態のヘッドレスト装置3は、合成樹脂で形成された芯材40と、芯材40よりも柔軟性があり高弾性の材料で形成されたクッション材であるパッド10と、パッド10を覆う表皮材5とを含むように構成される。芯材40は、前側芯材41と後側芯材42とを含み、その材質は、例えばプラスチックである。パッド10と表皮材5は、第1実施形態で説明したとおりである。
前側芯材41は、前側芯材41の周辺部である前側芯材周辺部41aと、前側芯材41の中央部である前側芯材中央部41bとから構成される。同様に、後側芯材42は、後側芯材42の周辺部である後側芯材周辺部42aと、後側芯材42の中央部である後側芯材中央部42bとから構成される。前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aとが連結されて、芯材40の内部に中空部47が形成される。
前側芯材41と後側芯材42は、第1実施形態の前側芯材21と後側芯材22と同様に、いずれも凹部(逆方向から見ると凸部)を有する横長の椀状である。前側芯材41は、後側(X2側)から見て凹面状であり、前側(X1側)から見て凸面状である。後側芯材42は、前側(X1側)から見て凹面状であり、後側(X2側)から見て凸面状である。
図7や図9に示すように、前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aとは、前側芯材41と後側芯材42の凹面が対向するように、鉤部43と留部44とにより連結される。前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aが接触する部分(椀の上渕に相当する部分)は、第1実施形態と同様に、いずれも、横長の長円状であり、その長円状の部分同士が連結される。
第2実施形態では、前側芯材41と後側芯材42は、略等間隔に配置された4つの鉤部43(上爪41c、下爪41d、上爪41cと下爪41dの間の2つの爪(不図示))と、各鉤部43にそれぞれ対応して設けられ、各鉤部43を留めるための4つの留部44とにより連結される。勿論、前側芯材21と後側芯材22を連結する鉤部43と留部44の数は4つに限定されるものではなく、前側芯材21と後側芯材22をより強く連結するために、例えば8つとすることもできる。図7の例では、後側芯材周辺部42aに設けた上下の留部44に対し、前側芯材周辺部41aに設けた鉤部43としての上爪41cと下爪41dがそれぞれ嵌合している様子を示す。
鉤部43と留部44の構造を、図9を用いて詳しく説明する。図9は、図7に円C2で示す部分の鉤部43(下爪41d)と、下爪41dが嵌合する留部44の構造を示す。他の3カ所の鉤部43と留部44の構造も同様の構造である。
図9に示すように、鉤部43は、前側芯材周辺部41aからX2方向に延びる棒状部43aと、棒状部43aの先端に設けた鉤(フック)状の先端部43bとを備える。先端部43bは、留部44に向かって先端が細くなる矢尻形状であり、図9では、Y1方向に突出部を有する。この突出部が、留部44に引っ掛かり留められる(図8参照)ことにより、前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aの連結状態が保持される。棒状部43aの断面(XY面と垂直な面)は、例えば長方形である。このような鉤部43が、前側芯材周辺部41aに略等間隔に配置されている。
留部44は、鉤部43の棒状部43aを収容可能な形状を有し、鉤部43に対応するように、後側芯材周辺部42aに設けられる。留部44は、図9に示すように、留部上部44aと、留部下部44cと、留部上部44aと留部下部44cとを繋ぐ留部中部(不図示)とを備え、留部上部44aと留部下部44cと留部中部とで、留部空間44bを形成する。
こうして、留部44は、棒状部43aを、留部上部44aと留部下部44cと留部中部とにより挟むように、留部空間44bに収容することができる。図9の例では、留部44は、鉤部43の棒状部43aを、上下方向及び図9の紙面裏方向又は表方向の3方向から挟むように収容する。留部44は、弾性を有する樹脂材料で形成されるので、留部空間44bのY方向の大きさを伸縮可能に変化させることができる。
したがって、鉤部43を図9のX1方向からX2方向に押して、留部空間44bに挿入すると、棒状部43aよりもY方向に大きい先端部43bにより留部空間44bのY方向の大きさが広がり、先端部43bが留部空間44bを通ることができる。そして、さらに鉤部43をX2方向に押すことにより、図8に示すように、先端部43bが留部空間44bを通過すると、留部空間44bのY方向の大きさが狭まる。こうして、前側芯材周辺部41aが後側芯材周辺部42aから抜けることが防止され、前側芯材周辺部41aが後側芯材周辺部42aに連結される。
なお、上述した例のように、留部44が棒状部43aを3方向から挟むのではなく、4方向から挟むように構成することも可能である。この場合は、留部空間44bを、先端部43bが通過できる大きさとし、図8のように連結したときに、図9に示す鉤部接触面43dが、留部接触面44dと接触するよう、図9における鉤部43と留部44のY方向の位置を設定する。
そして、鉤部43を図9のX1方向からX2方向に押して、留部空間44bに挿入すると、先端部43bが留部接触面44dと接触し、棒状部43aがY2方向に撓む。さらに鉤部43をX2方向に押すと、図8に示すように、先端部43bが留部空間44bを通過し、棒状部43aの撓みが解消され、棒状部43aがY1方向に変位して戻る。こうして、先端部43bが留部44に引っ掛かるようになり、前側芯材周辺部41aが後側芯材周辺部42aから抜けることが防止される。
図7に示すように、前側芯材41と後側芯材42が連結された状態では、第1実施形態と同様に、前側芯材中央部41bと後側芯材中央部42bとの間に中空部47が形成される。この中空部47に、例えば、スピーカが配置される。
また、第2実施形態でも第1実施形態と同様に、前側芯材41全体では後側(X2側)から見て凹面状としているが、前側芯材中央部41bは平面状としている。これにより、着座者の頭部を支え易くしている。また、第2実施形態では、前側芯材中央部41bに、第1実施形態と同様、スピーカ音の出力される開口(不図示)を設けている。
前側パッド11と後側パッド12の構成は、第1実施形態と同様である。第2実施形態でも、前側パッド中央部11bに、第1実施形態と同様、スピーカ音の出力される音出力部(不図示)を設けている。
図7に示すように、前側パッド11の凹部が前側芯材41の凸部に嵌合し、後側パッド12の凹部が後側芯材42の凸部に嵌合する。こうして、前側パッド11は前側芯材41を覆い、後側パッド12は後側芯材42を覆う。前側パッド周辺部11aと後側パッド周辺部12aが接触する部分(椀の上渕に相当する部分)は、第1実施形態と同様に、いずれも、横長の長円状であり、その長円状の部分同士が密着するように、表皮材5により覆われる。
なお、図7でも図3と同様に解り易くするため、前側パッド11と前側芯材41との間や、後側パッド12と後側芯材42との間や、前側パッド端面11cと後側パッド端面12cとの間に隙間を描いているが、これらの隙間は、第2実施形態においては実際には存在しない。前側パッド11と後側パッド12が表皮材5により覆われると、表皮材5の張力により、前側パッド11と後側パッド12は、それぞれ、前側芯材41と後側芯材42に密着し、前側パッド端面11cは後側パッド端面12cに密着する。
図8は、図7に円C2で示す部分の拡大図である。図8に示すように、連結された前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aは、後側パッド12を挟みこむための凹部14を形成している。この凹部14は、前側芯材周辺部41aと、後側芯材周辺部42aの前側芯材周辺部41aに対向する部分に設けられた段差部42cとにより形成される。凹部14の形状は、第1実施形態と同様である。
また、後側パッド周辺部12aは、凹部14に挟みこまれるための鍔部13を有する。鍔部13は、前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aにより挟みこまれて圧縮される前は、図8の破線D2で示される形状である。圧縮される前の鍔部13の形状は、第1実施形態と同様である。鍔部13は、前側芯材周辺部41aと後側芯材周辺部42aで挟みこまれることにより、図8に実線で示すように圧縮され、前側芯材41と後側芯材42の連結部を密閉するためのシール材として機能する。
第2実施形態によれば、少なくとも以下に示す効果を奏する。
(B1)第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と第2の芯材の周辺部である第2の周辺部が、第1の周辺部に設けられた鉤部と、第2の周辺部に設けられ鉤部を留める留部とにより連結されるか、又は、第2の周辺部に設けられた鉤部と、第1の周辺部に設けられ鉤部を留める留部とにより連結されるように構成したので、第1の芯材と第2の芯材を容易に連結できる。
以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
また、上記実施形態では、自動車に用いる自動車シートのヘッドレスト装置について説明したが、本発明は、自動車以外のシートのヘッドレスト装置にも適用することができる。
1…着座部、2…シートバック、3…ヘッドレスト装置、4…ステー、4a…右側ステー、4b…左側ステー、5…表皮材、10…パッド(クッション材)、11…前側パッド、11a…前側パッド周辺部、11b…前側パッド中央部、11c…前側パッド端面、12…後側パッド、12a…後側パッド周辺部、12b…後側パッド中央部、12c…後側パッド端面、13…鍔部、14…凹部、15…切れ目、16…ネジ、16a…上側ネジ、16b…下側ネジ、17…中空部、20…芯材、21…前側芯材、21a…前側芯材周辺部、21b…前側芯材中央部、22…後側芯材、22a…後側芯材周辺部、22b…後側芯材中央部、22c…後側芯材段差部、40…芯材、41…前側芯材、41a…前側芯材周辺部、41b…前側芯材中央部、41c…上爪、41d…下爪、42…後側芯材、42a…後側芯材周辺部、42b…後側芯材中央部、42c…段差部、43…鉤部、43a…棒状部、43b…先端部、43d…鉤部接触面、44…留部、44a…留部上部、44b…留部空間、44c…留部下部、44d…留部接触面、100…座席装置。

Claims (7)

  1. 着座者の背もたれとなるシートバックの上部に配置されるヘッドレスト装置であって、
    前記ヘッドレスト装置は、
    第1の芯材と、第2の芯材と、前記第1の芯材を覆う第1のクッション材と、前記第2の芯材を覆う第2のクッション材と、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材を覆う表皮材とを備え、
    前記第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、前記第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とが連結されて、前記第1の芯材と前記第2の芯材の内部に中空部が形成されるとともに、前記第2のクッション材の周辺部が、前記第1の周辺部と前記第2の周辺部に挟みこまれることを特徴とするヘッドレスト装置。
  2. 請求項1に記載したヘッドレスト装置であって、
    前記第1のクッション材と前記第2のクッション材は、それぞれ、一体で構成されたクッション材の一部であり、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材の境界に、前記第2のクッション材に対して前記第1のクッション材を折り曲げるための切れ目が設けられていることを特徴とするヘッドレスト装置。
  3. 請求項1に記載したヘッドレスト装置であって、
    前記連結された前記第1の周辺部と前記第2の周辺部は、前記第2のクッション材を挟みこむための凹部を形成し、前記凹部に挟みこまれた前記第2のクッション材の厚さが、前記凹部に挟みこまれる前の前記第2のクッション材の厚さよりも薄いことを特徴とするヘッドレスト装置。
  4. 請求項3に記載したヘッドレスト装置であって、
    前記凹部は、前記第1の周辺部と、前記第2の周辺部の前記第1の周辺部に対向する部分に設けられた段差部とにより形成され、前記第2のクッション材の周辺部は、前記凹部に挟みこまれるための鍔部を有することを特徴とするヘッドレスト装置。
  5. 請求項1に記載したヘッドレスト装置であって、
    前記第1の周辺部と前記第2の周辺部がネジにより連結されることを特徴とするヘッドレスト装置。
  6. 請求項1に記載したヘッドレスト装置であって、
    前記第1の周辺部と前記第2の周辺部が、前記第1の周辺部に設けられた鉤部と、前記第2の周辺部に設けられ前記鉤部を留める留部とにより連結されるか、又は、前記第2の周辺部に設けられた鉤部と、前記第1の周辺部に設けられ前記鉤部を留める留部とにより連結されることを特徴とするヘッドレスト装置。
  7. 着座者の背もたれとなるシートバックの上部に配置され、第1の芯材と、第2の芯材と、前記第1の芯材を覆う第1のクッション材と、前記第2の芯材を覆う第2のクッション材と、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材を覆う表皮材とを備えるヘッドレスト装置の製造方法であって、
    前記第2のクッション材で前記第2の芯材を覆う第1の工程と、
    前記第1の芯材の周辺部である第1の周辺部と、前記第2の芯材の周辺部である第2の周辺部とを連結して、前記第1の芯材と前記第2の芯材の内部に中空部を形成するとともに、前記第2のクッション材の周辺部を、前記第1の周辺部と前記第2の周辺部で挟みこむ第2の工程と、
    前記第1のクッション材で前記第1の芯材を覆う第3の工程と、
    前記第1の工程及び前記第3の工程の後、前記第1のクッション材と前記第2のクッション材とを前記表皮材で覆う第4の工程と、
    を備えることを特徴とするヘッドレスト装置の製造方法。
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