JP7105636B2 - 組立構造体、当該組立構造体の組立て方法、及び構造体 - Google Patents
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Description
それぞれ複数本の補強材により形成された第1構造体及び第2構造体を備え、
前記第1構造体と前記第2構造体とが部分的に重なるように配置された状態で接合されることを特徴とするものである。
前記第1構造体を構成する補強材は、前記挿入空間を避けるように配置されている態様とすることができる。
前記第1構造体の外側に配置された前記接合部補強材が、前記第2構造体の一方側の端部に接合される態様とすることができる。
前記第1構造体は、前記挿入空間とは逆方向に開口し、他の構造体を挿入可能な他の挿入空間を有する態様とすることができる。
前記第1構造体及び前記第2構造体は鉄筋かごである態様とすることができる。
他の構造体を挿入可能な挿入空間を有し、
前記補強材は、前記挿入空間を避けるように配置されていることを特徴とするものである。
それぞれ複数の補強材で構成された第1構造体と第2構造体とを部分的に重なるように配置する配置工程と、
部分的に重なるように配置された前記第1構造体と前記第2構造体の接合部を補強するように、接合部補強材を配置する接合部補強工程を含む、ことを特徴とするものである。
前記接合部補強工程において、前記挿入空間を構成する前記第1構造体の補強材の欠損部を補うように前記接合部補強材を配置する態様とすることができる。
以下、第1の態様に係る組立構造体、及びその組立て方法について、図1~6を参照しつつ説明する。
以下、第2の態様及び第3の態様について、図7~13を参照して説明する。各図において共通の構成には、同一の符号を付している。第2の態様及び第3の態様において、第1方向X1と、第2方向Y1と、第3方向Z1とは、それぞれ互いに異なる方向である。図7等に示す例では、第1方向X1と、第2方向Y1と、第3方向Z1とは、それぞれ互いに略直交する。具体的に、第1方向X1及び第2方向Y1は略水平面内で互いに略直交し、第3方向Z1は略水平面と直交する略鉛直方向である。
図7は、第2の態様としての構造体100を示す斜視図である。構造体100は、コンクリート等の硬化物を補強するための、鉄筋籠等の構造体であり、上述の組立構造体1に適用可能である。ここで、硬化物は、流動状態から硬化状態に変異し得る材料であって、流動状態で型枠等の中に充填されると、所定時間経過後、特定の形状に硬化するものである。構造体100によりコンクリート等の硬化物が補強されてなる構造物は、例えばRC構造、SRC構造、PCa構造、又はPC構造等、コンクリート等の硬化物による構造物全般を含む。当該構造物が適用される部位は特に限定されないが、例えば杭頭接合部のフーチングが挙げられる。
図13は、第3の態様としての施工方法を説明するフローチャートである。本施工方法は、コンクリート等の硬化物を補強するための構造体の施工方法であり、一例として上述の構造体100の施工方法を説明する。図13に示すように、本施工方法は、ユニット形成工程S1と、ユニット展開工程S2と、取り付け工程S3と、を含む。
10:第1構造体(鉄筋かご)
11:主筋(補強材)
11a:欠損部
12:スターラップ(補強材)
12a:欠損部
13:フープ筋(補強材)
20:第2構造体
21:立上り筋(補強材)
22:フープ筋(補強材)
30:接合部補強材
K:杭用空間(凹部)
S:挿入空間
100:構造体
110:第1補強材
111:第1延在部
121:第2延在部
130、130a、130b:第2補強材
131:第3延在部
141:第4延在部
150、150a、150b、150c:第3補強材
151:第5延在部
152:重なり部
153:フック定着部
161:第6延在部
170:ユニット
X1:第1方向
Y1:第2方向
Z1:第3方向
Claims (11)
- 硬化物の内部に配置される組立構造体であって、
それぞれ複数本の補強材により形成された第1構造体及び第2構造体を備え、
前記第1構造体と前記第2構造体とが部分的に重なるように配置された状態で接合され、
前記第1構造体は、前記第2構造体を挿入するための挿入空間を有しており、
前記第1構造体は、前記挿入空間とは逆方向に開口し、他の構造体を挿入可能な他の挿入空間を有することを特徴とする組立構造体。 - 前記第1構造体と前記第2構造体との接合部を補強するための接合部補強材が、少なくとも前記第1構造体と前記第2構造体とが重なる領域に配置されている、請求項1に記載の組立構造体。
- 前記第1構造体を構成する補強材は、前記挿入空間を避けるように配置されている、請求項1または2に記載の組立構造体。
- 前記第1構造体と前記第2構造体との接合部を補強するための接合部補強材が、前記挿入空間を構成する前記第1構造体の補強材の欠損部を補うように配置される、請求項3に記載の組立構造体。
- 前記第1構造体と前記第2構造体とが略T字状に配置される、請求項1~4の何れか一項に記載の組立構造体。
- 前記第2構造体の一方側の端部が、前記第1構造体に形成された前記挿入空間内に配置されており、
前記第1構造体の外側から配置された前記接合部補強材の一部が前記第1構造体の内部に差し込まれ、前記第2構造体の一方側の端部に接合される、請求項2に記載の組立構造体。 - 前記補強材は鉄筋であり、
前記第1構造体及び前記第2構造体は鉄筋かごである、請求項1~6の何れか一項に記載の組立構造体。 - 複数の補強材を組み上げて形成され、硬化物の内部に配置される構造体であって、
他の構造体を挿入可能な挿入空間を有し、
前記補強材は、前記挿入空間を避けるように配置されており、
前記挿入空間とは逆方向に開口し、更に他の構造体を挿入可能な他の挿入空間を有することを特徴とする構造体。 - 硬化物の内部に配置される組立構造体の組立て方法であって、
それぞれ複数の補強材で構成された第1構造体と第2構造体とを部分的に重なるように配置する配置工程を含み、
前記配置工程において、
前記第1構造体に形成された挿入空間に前記第2構造体を挿入し、
前記第1構造体に形成されており、前記挿入空間とは逆方向に開口する他の挿入空間に、他の構造体を挿入することを特徴とする組立構造体の組立て方法。 - 部分的に重なるように配置された前記第1構造体と前記第2構造体の接合部を補強するように、接合部補強材を配置する接合部補強工程を更に含む、請求項9に記載の組立構造体の組立て方法。
- 前記接合部補強工程において、前記挿入空間を構成する前記第1構造体の補強材の欠損部を補うように前記接合部補強材を配置する、請求項10に記載の組立構造体の組立て方法。
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JP2000303552A (ja) | 1999-04-21 | 2000-10-31 | Tokyo Tekko Co Ltd | 鉄筋篭の建て込み方法 |
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JPH08105158A (ja) * | 1994-10-06 | 1996-04-23 | Harada Tekkin Kogyo:Kk | コンクリート杭用鉄筋篭 |
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