JP7103775B2 - デスク及び収納ケース - Google Patents
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Description
天板と、前記天板の両側端部に設けられて当該天板を支える一対の脚体と、を備えるデスクであって、
前記脚体の外側面に着脱自在であって、前記脚体の外側面に取り付けられることによって、当該脚体の外側面との間に被収納物を収納可能な空間である収納部を形成する収納ケースを更に備える。これによれば、収納ケースが脚体の外側面に取り付けられるため、下肢空間が圧迫されることがない。また、単独で機能する脚体に対して収納ケースを着脱自在とすることで、収納ケースが取り付けられている状態と取り外されている状態の両方でデスクを使用することができる。即ち、必要に応じて収納ケースを着脱することができる。その結果、レイアウトの自由度を向上させることができる。
前記取付部材は、前記蓋部材を係止する蓋係止部を有し、
前記蓋部材は、前記蓋係止部と係合する蓋側被係止部と、前記蓋係止部と前記蓋側被係止部とが係合した状態で前記蓋部材を施錠可能な施錠部とを有してもよい。これによれば
、収納ケースに収納された被収納物が不用意にアクセスされることを抑制することができる。
前記脚体同士を接続するビームを備え、
前記ビームは、配線を収容可能な空間であるダクトを形成し、
前記脚体は、前記収納部から前記ダクトに前記配線を引き込み可能な開口であるダクト配線口を有してもよい。これによれば、収納ケースにネットワーク機器を収納した場合に、その配線をダクト内に引き回すことができる。
前記取付部材は、前記収納ケースの底壁を形成する底壁部を有し、
前記底壁部は、配線を挿通可能な切欠を有し、
前記切欠は、前記取付部材に前記蓋部材が装着されることで前記ケース配線口を形成してもよい。これによれば、蓋部材の着脱の影響を受けずに、切欠を介してケーブルを収納ケース内に引き回しておくことができる。
天板と、前記天板の両側端部に設けられて当該天板を支える一対の脚体と、を備えるデスクに設けられる収納ケースであって、
前記脚体の外側面に着脱自在であって、前記脚体の外側面に取り付けられることによって、当該脚体の外側面との間に被収納物を収納可能な空間である収納部を形成する、
収納ケースである。
図1は、本実施形態に係る連結デスク100の全体斜視図である。また、図2は、本実施形態に係る連結デスク100の分解図である。図1に、連結デスク100における、前後、左右、上下を示す。具体的には、連結デスク100は、前後方向に符号1,1で示す2つのデスク体が並んでいる。また、連結デスク100には、符号12,12で示す一対の対向するエンド脚体が左右に設けられている。また、左側のエンド脚体12には、符号30で示す収納ケースが設けられている。図1に示すように、本実施形態に係る連結デスク100は、複数の天板パネルP1が連結することによって構成されている。本実施形態に係る連結デスク100では、複数の天板パネルP1が左右(幅)方向に3枚、前後(奥行き)方向に2枚配列しており、隣接するパネル同士が連結されている。ここで、一枚の天板パネルP1とその周囲の部材を1つのデスクとしたとき、本実施形態に係る連結デスク100は、連結されたデスクの集合体と捉えることができる。連結デスク100を構成する各デスクは、隣接するデスクと一部の部材を共有している。本実施形態では、便宜上、連結デスク100を構成する天板パネルP1のうち後列の天板パネルP1を含むデスクの集合体をデスク体1Aとして一纏めにし、前列の天板パネルP1を含むデスクの集合体をデスク体1Bとして一纏めにして説明する。デスク体1Bは、デスク体1Aを水平面上で180°回転させたものと等しい。以下、デスク体1Aとデスク体1Bを区別せずに説明する場合は、単にデスク体1と称する。なお、本実施形態に係る連結デスク100は、デスクの集合体と捉えることができるが、本発明はこれに限定されず、天板が1枚のパネルで構成された単一のデスクであってもよい。
ト10と、ダクト10を開閉するためのダクトカバー2と、デスク体1Aのエンド脚体12に取り付けられてハブH(図3参照)等の被収納物を収納可能な収納ケース30と、を備える。本実施形態に係る連結デスク100は、収納ケース30をエンド脚体12の外側の面に着脱可能としている。
図3は、本発明における被収納部の一例としてのハブHを示す図である。ハブHは、ネットワーク中継機器及び集線装置として機能する。本実施形態に係るハブHは、規格化された既存のものである。図3に示すように、ハブHは、正面視において矩形状を形成する板状の外形を有している。ハブHの両側面には、後述する保持部45にハブHを接続するためのマウント金具Mが設けられている。マウント金具Mは、平板の1か所を直角に折り曲げてL字形状とした部材である。L字形状を形成する一片は、ハブHの側面に接続される接続片M1であり、他片は、後述する収納ケース30内の保持部45に接続されるマウント片M2である。マウント金具Mは、マウント片M2がハブHの上面と平行に突出するようにしてハブHの側面と接続される。マウント片M2の所定の位置には、マウント片M2を保持部45に接続するためのマウント穴M3が貫通している。
図4は、デスク体1の全体斜視図である。図4に、デスク体1における、前後、左右、上下を示す。デスク体1については、デスク体1から見て当該デスク1の使用者が位置する方向を手前側(前方)とし、その逆を奥側(後方)とする。デスク体1の左右方向とは、使用者からデスク体1に向かったときの左右を指す。デスク体1において、エンド脚体12と中間脚体13は、前後方向における後端面の位置が一致するように配置されている。また、デスク体1において、天板11とビーム14は、それらの後端面がエンド脚体12と中間脚体13の後端面よりも前方に位置するようにオフセットして設けられている。以下、デスク体1の各構成について説明する。
図4に示すように、天板11は、その厚み方向が鉛直方向と一致して設けられるとともに、上面視において矩形状を形成する板部材である。上述したように、天板11は、左右
方向に配列した3枚の天板パネルP1が連結することで構成されている。図2に示すように、天板パネルP1は、上面視において略矩形状を形成する板部材である。天板パネルP1は、その左右の端部がエンド脚体12若しくは中間脚体13の上端面に架設される。天板パネルP1は、左右方向にほぼ隙間なく敷き詰められており、エンド脚体12若しくは中間脚体13の上端と図示しないボルトによって接続される。詳細については後述するが、隣接する天板パネルP1同士の連結は、中間脚体13を介してなされる。なお、天板パネルP1は、その下側に任意のサイズの引き出しを備えてもよい。
図4に示すように、エンド脚体12は、その厚み方向がデスク体1の左右方向と一致して設けられるとともに、デスク体1の側面視において矩形状を形成する板部材である。一対のエンド脚体12,12は、左右方向に対向して配置されるとともに、天板11の左右両端部の下面に接続されることによって、天板11を支持する。エンド脚体12の前後方向における幅は、天板11の前後方向における幅よりも大きい。また、前後方向において、エンド脚体12,12の後端面同士が揃っており、天板11の後端面よりも後方に突出している。エンド脚体12,12の連結デスク100における内側の面のうち、天板11の後端面よりも前方の領域には、後述するビーム14が接続される。
図4に示すように、中間脚体13は、一対のエンド脚体12,12の間に配置される柱
部材である。中間脚体13は、地面に対して垂直に起立するとともに天板11の下面に接続されることによって、天板11を支持する。図4に示すように、中間脚体13は、前後方向に延在して天板11を支持する梁状の第1水平部材131aと、第1水平部材131aの後端部の下面に接続されて下方向に延在する柱状の第1鉛直部材131bと、第1鉛直部材131bと所定の間隔を空けて第1水平部材131aの下面に接続されるとともに下方向に延在する柱状の第2鉛直部材132bと、前後方向に延在して第1鉛直部材131bと第2鉛直部材132bの下端面同士を接続する第2水平部材132aと、を有する。
天板パネルP1と脚体は、任意の手段で接続することができる。例えば、平板の1か所を直角に折り曲げてL字形状とした接続金具(図示なし)を介して天板パネルP1と脚体とを接続してもよい。その場合、接続金具の一端をボルトによって天板パネルP1の下面と接続し、他端をボルトによって脚体の側面と接続することで、天板パネルP1と脚体とを連結することができる。
図4に示すように、ビーム14は、いわゆる横梁部材であり、左右の脚体同士を接続することでデスク体1の強度を確保する機能を有する。また、連結デスク100においては、一対のビーム14が対向することで、ダクト10を形成する。ビーム14は、板金材料を曲げ加工した複数の部材が組み合わされることによって、略直方体の外形を有して形成されている。図7は、デスク体1におけるビーム14を示す図である。図7に示すように、ビーム14は、主に、脚体同士を接続する梁本体部141と、梁本体部141の内部に設けられて梁本体部141を補強する梁補強部142と、を有する。梁本体部141は、略直方体の外形を有する箱体である。具体的には、梁本体部141は、左右方向に延在するベース壁1411と、ベース壁1411と対向するとともに矩形状の開口143が形成された開口壁1412と、ベース壁1411の左右側端縁と開口壁1412の左右側端縁
とを接続する一対の対向する側端壁1415,1415と、ベース壁1411の上端縁と開口壁1412の上端縁とを接続する上端壁1413と、ベース壁1411の下端縁と開口壁1412の下端縁とを接続する下端壁1414と、を有する。梁本体部141は、側端壁1415,1415において脚体と接続される。梁補強部142は、板金材料を水平方向に複数回折り曲げることによって形成され、横断面視において両端がベース壁1411に接続された略コ形状を形成している。より詳細には、梁補強部142は、ベース壁1411の後面から水平面と平行に後方向へ延在する上側水平壁1421と、上側水平壁1421を直角に折り曲げることで下方向に延在する鉛直壁1423と、鉛直壁1423を更に直角に折り曲げることで水平面と平行に前方向に延在するとともにベース壁1411に接続される下側水平壁1422と、を有する。梁補強部142は、上下方向においてベース壁1411の中央付近に設けられており、左右方向においては、ベース壁1411の左側端付近から右側端付近まで延在している。梁補強部142により、ビーム14の梁部材としての強度が確保されている。
図1に示すように、連結デスク100には、ダクト開口10aを開閉可能なダクトカバー2が設けられる。ダクトカバー2は、上面視において矩形状を有する板部材であり、対
向するビーム14の上端壁同士に横架されたカバー支持部材3(図2参照)に支持される。
以下、本実施形態に係る収納ケース30について説明する。図8は、収納ケース30の分解図である。図8に示すように、収納ケース30は、エンド脚体12の外側面に取り付けられる取付部材4と、取付部材4に着脱自在に装着されて被収納物を覆う蓋部材5とを含んで構成される。図8に、収納ケース30における前後、左右、上下を示す。以下、収納ケース30を構成する各部材について説明する。
取付部材4は、エンド脚体12の外側面に対して着脱可能に接続されるとともに蓋部材5を保持することによって、収納ケース30をエンド脚体12に着脱可能とする板部材である。図8に示すように、取付部材4は、全体として略左右対称に形成されており、エンド脚体12に固定される固定部41と、固定部41の上縁に延設される蓋支持部42と、固定部41の下縁に延設される底壁部43と、底壁部43の前縁に延設される差込片44と、固定部41に溶着されてハブHを保持する保持部45と、を有する。取付部材4の全体の横幅は、エンド脚体12の前後幅よりも短尺となっている。また、取付部材4の全体の縦幅は、エンド脚体12の縦幅よりも短尺となっている。固定部41と蓋支持部42と底壁部43と差込片44は、一枚の板金材料を曲げ加工することによって一体に成形されている。
図9は、取付部材4の斜視図である。また、図10は、取付部材4の正面図であり、図11は、取付部材4の側面図である。固定部41は、取付部材4のうち、エンド脚体12の外側面に接続される部分である。図9、図10に示すように、固定部41は、矩形状を形成する4つの角のうち上側の2つの角が矩形状に切り欠かれた形状を有する。より詳細には、固定部41は、略矩形状の第1固定部411と、第1固定部411の上縁から延在して第1固定部411よりも横幅の狭い矩形状を有する第2固定部412と、を有する。第1固定部411の横幅は、ハブHの横幅よりも長尺となっている。また、第1固定部411の上下幅は、ハブHの縦幅よりも長尺となっている。また、上述したように、第2固定部412の横幅は、第1固定部411の横幅よりも短尺となっている。固定部41がこのように構成されることにより、第1固定部411の上縁と第2固定部412の両側縁とが連なることによって、略矩形状の切欠415が形成されている。切欠415は、連結デスク100において、エンド脚体12に形成されたダクトエンド口121に対応する位置に形成されている。
蓋支持部42は、蓋部材5を支持する部分である。図9、図11に示すように、蓋支持部42は、第2固定部412に延設されたラッチ係止部421と、ラッチ係止部421の先端に延設された蓋係止部422と、を有する。ラッチ係止部421には、蓋部材5に設けられたラッチ部531が係合する(図20参照)。ラッチ係止部421は、第2固定部412の上縁から前方向に延在して設けられている。ラッチ係止部421は、板金材料を第2固定部412の上縁において直角に折り曲げることによって形成される。ラッチ係止部421の第2固定部412から延在する分の長さ、即ち、図9におけるラッチ係止部421の奥行き寸法は、ハブHの厚みよりも若干、長尺となっている。また、ラッチ係止部421には、鍵部53のラッチ部531が挿入されるラッチ挿入穴4211が形成されている。
底壁部43は、収納ケース30の底壁を形成するとともにタップ等を載置することが可能な部分である。図9に示すように、底壁部43は、第1固定部411の下縁からラッチ係止部421と対向するようにして前方向に延在している。底壁部43は、板金材を第1固定部411の下縁において直角に折り曲げることによって形成される。底壁部43における固定部41から延在する分の長さ、即ち、図9における底壁部43の奥行き寸法は、蓋支持部42の奥行き寸法と略同一となっている。
差込片44,44は、蓋部材5を係止するための部材である。図9に示すように、差込片44,44は、側片部433,433の先端から、固定部41と対向するように上方向に延在して設けられている。差込片44は、板金材料を側片部433の先端において垂直に起立するように折り曲げることで形成される。
図12は、保持部45を示す図である。保持部45は、収納ケース30内にハブHを吊下げ可能とする。保持部45は、一枚の板金材料を折り曲げ加工することによって形成される。図12に示すように、保持部45は、左右に延在する帯形状を有する溶着部451と、溶着部451の左右両端から延在する一対の折曲部452と、一対の折曲部452の上縁から延在する一対のマウント部453と、を有する。溶着部451は、固定部41における第1固定部411の上部に溶着される部分である。折曲部452は、溶着部451の左右両端から溶着部451に対して垂直に延在している。折曲部452の延在した分の長さ寸法、即ち、図12における奥行き寸法は、取付部材4のラッチ係止部421及び底壁部43の奥行き寸法よりも若干小さい。マウント部453は、一対の折曲部452の上縁から、互いに対向する折曲部452に向かって延在しており、折曲部452に対して垂直に形成されている。マウント部453同士の間隔は、ハブHの横幅よりも若干大きくなっている。マウント部453には、ハブHに接続されたマウント金具Mを取り付けるためのネジ穴である複数のハブ取付穴454が貫通している。
図13は、蓋部材5の背面斜視図である。蓋部材5は、取付部材4に対して着脱自在に装着されるとともに、取付部材4に装着されることでハブHを覆う部材である。図13に示すように、蓋部材5は、取付部材4の蓋係止部422と係合する蓋側被係止部522を有する蓋装着部52と、取付部材4のラッチ係止部421と係合するラッチ部531を有する鍵部53と、蓋装着部52及び鍵部53を介して取付部材4に支持されるカバー本体51と、を有する。
図14は、カバー本体51の背面斜視図である。図14に示すように、カバー本体51は、全体として、後面と底面に開口を有する箱形状を有する。カバー本体51は、左右対称に形成され、正面視において矩形状の外形を有する。カバー本体51の横幅は、エンド脚体12の前後幅よりも短尺となっており、カバー本体51の縦幅は、エンド脚体12の縦幅よりも短尺となっている。
図15は、取付部材4の蓋支持部42に係合する蓋装着部52を示す図である。蓋装着部52は、カバー本体51のカバー壁511の後面に溶着によって接続される。
図16は、鍵部53を示す図である。図16に示すように、鍵部53は、ラッチ係止部421に係合するラッチ部531と、鍵穴5321を有するとともにラッチ部531と接続される回動部532と、回動部532を回動可能に収容するとともに鍵保持部521に接続されるシリンダー部533と、を有する。
着されている。また、鍵部53のシリンダー部533が鍵取付穴5211に挿通されるとともに鍵接続片534が鍵保持部521に接続されることによって鍵部53が保持されている。鍵部53の鍵穴5321はカバー壁511の鍵部挿通穴5111から露出した状態となっている。
図17A、図17Bは、本実施形態に係る収納ケース30のデスク体1への取り付け方法を説明するための図である。以下、収納ケース30の取り付け方法について説明する。まず、図17Aに示すように、エンド脚体12の外側面に対して取付部材4の固定部41を固定することで取付部をデスク体1に取り付ける。エンド脚体12への固定部41の固定は、固定部41に設けられた貫通穴の位置とケース取付穴122の位置とを合わせた状態とし、図示しないネジ部材の軸部とケース取付穴122とを螺合することによってなされる。
止部422と蓋側被係止部522とが係合することで、蓋部材5の前後方向及び下方向への移動が規制されている。これにより、蓋係止部422によって蓋部材5が係止されている。また、差込口5142に差込片44が差し込まれることで、蓋部材5の左右方向への移動が規制されている。なお、取付部材4に蓋部材5が装着された状態では、蓋装着部52の鍵保持部521が蓋支持部42の切欠423に収容されている。これにより、鍵保持部521が蓋支持部42,42に挟まれ、蓋部材5の左右方向への移動が規制されている。
態において、ハブHの下面と載置部432との間に隙間が形成されるように設計されている。これにより、載置部432にハブHやPCに電力を供給するためのタップTを載置することができる。また、外部電源からタップTに電力を供給するための電源ケーブルは、底壁部43に形成された配線出口301に通しておくことができる。
以上のように、本実施形態に係る連結デスク100は、天板11の両端を支持するエンド脚体12の外側面に着脱自在な収納ケース30を有している。そして、収納ケース30は、ハブHを保持する保持部45を有するとともにエンド脚体12の外側面に対して着脱自在な取付部材4と、収納部Sを覆うとともに取付部材4に対して着脱自在な蓋部材5と、を有する。本実施形態に係る連結デスク100によれば、収納ケース30がエンド脚体12の外側面に取り付けられるため、下肢空間20が圧迫されることがない。また、本実施形態に係る連結デスク100によれば、単独で脚体として機能するエンド脚体12に対して収納ケース30を着脱自在とすることで、収納ケース30が取り付けられている状態と取り外されている状態の両方で使用することができる。即ち、連結デスク100によれば、必要に応じて収納ケース30を着脱することができる。例えば、ハブHを収納する必要がないときは、収納ケース30をエンド脚体12から取り外してもよい。そうすることで、連結デスク100の横幅が小さくなり、レイアウトの自由度が向上する。そして、収納ケース30が着脱自在であることから、エンド脚体12を肉厚に設計する必要がないため、収納ケース30を取り外した状態における美観を向上させることができる。また、収納ケース30がデスクに対して外付け式とすることにより、収納ケースの施工が容易になるという利点がある。例えば、デスクが既に使用されている状態であり、天板11上に物が載置されている状態であっても、デスクを動かしたり物を天板11上から移動させることなく収納ケース30を取り付けることができる。即ち、収納ケース30の後付け施工が容易である。また、デスクの使用状態であっても収納部Sにアクセスし易いことから、メンテナンス性が高いという利点もある。更に、デスクのサイズはそのままで外付け部分である収納ケース30のサイズを調整するのみでハブ等の取付数を増やすことができることから、カスタマイズに対する柔軟性が高いという利点がある。以上より、本実施形態に係る連結デスク100は、デスクの使用方法やレイアウト変更、収納機器のサイズ変更等に対してフレキシブルに対応可能とし、デスク本来の機能を末永くユーザーに提供することができる。
ク回りの美観を向上させることができる。
1・・・デスク体
11・・・天板
12・・・エンド脚体
13・・・中間脚体
14・・・ビーム
15・・・アジャスタ
2・・・ダクトカバー
3・・・カバー支持部材
4・・・取付部材
41・・・固定部
42・・・蓋支持部
43・・・底壁部
44・・・差込片
5・・・蓋部材
51・・・カバー本体
52・・・蓋装着部
53・・・鍵部
10・・・ダクト
20・・・下肢空間
30・・・収納ケース
Claims (6)
- 天板と、前記天板の両側端部に設けられて当該天板を支える一対の脚体とを備えるデスクであって、
前記脚体の外側面に着脱自在であって、前記脚体の外側面に取り付けられることによって、当該脚体の外側面との間に被収納物を収納可能な空間である収納部を形成する収納ケースを更に備え、
前記収納ケースは、前記デスクの外部から前記収納部に配線を引き込み可能な開口であるケース配線口と、前記被収納物を保持する保持部を有するとともに前記脚体の外側面に対して着脱自在な取付部材と、前記収納部を覆うとともに前記取付部材に対して着脱自在な蓋部材と、を有し、
前記取付部材は、前記収納ケースの底壁を形成する底壁部を有し、
前記底壁部は、配線を挿通可能な切欠を有し、
前記切欠は、前記取付部材に前記蓋部材が装着されることで前記ケース配線口を形成する、
デスク。 - 前記収納ケースは、前記被収納物を保持する保持部を有するとともに前記脚体の外側面に対して着脱自在な取付部材と、前記収納部を覆うとともに前記取付部材に対して着脱自在な蓋部材とを有し、
前記取付部材は、前記蓋部材を係止する蓋係止部を有し、
前記蓋部材は、前記蓋係止部と係合する蓋側被係止部と、前記蓋係止部と前記蓋側被係止部とが係合した状態で前記蓋部材を施錠可能な施錠部とを有する、
請求項1に記載のデスク。 - 前記被収納物は、ネットワーク機器である、請求項1又は2に記載のデスク。
- 前記脚体同士を接続するビームを備え、
前記ビームは、配線を収容可能な空間であるダクトを形成し、
前記脚体は、前記収納部から前記ダクトに前記配線を引き込み可能な開口であるダクト配線口を有する、
請求項1から3の何れか一項に記載のデスク。 - 前記収納ケースは、タップを載置可能な載置部を有する、
請求項1から4の何れか一項に記載のデスク。 - 天板と、前記天板の両側端部に設けられて当該天板を支える一対の脚体と、を備えるデスクに設けられる収納ケースであって、
前記脚体の外側面に着脱自在であって、前記脚体の外側面に取り付けられることによって、当該脚体の外側面との間に被収納物を収納可能な空間である収納部を形成し、
前記デスクの外部から前記収納部に配線を引き込み可能な開口であるケース配線口と、前記被収納物を保持する保持部を有するとともに前記脚体の外側面に対して着脱自在な取付部材と、前記収納部を覆うとともに前記取付部材に対して着脱自在な蓋部材と、を有し、
前記取付部材は、前記収納ケースの底壁を形成する底壁部を有し、
前記底壁部は、配線を挿通可能な切欠を有し、
前記切欠は、前記取付部材に前記蓋部材が装着されることで前記ケース配線口を形成する、
収納ケース。
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