JP7102982B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1層のコア及び塗膜層(「コーティング層」ともいう。)を具備するゴルフボールに関し、更に詳述すると、光沢のないマットな外観を与え、かつ高級感のある外観を呈するゴルフボールに関する。
外観が独特で高級感のあるゴルフボールの技術がいくつか提案されている。その一例として、外観性状を向上させるために光輝性材料を樹脂材料に配合させた塗膜層を有するゴルフボールがあり、特開2016-214326号公報に記載されている。しかしながら、上記塗膜層を有するゴルフボールの場合、高級感を有する一方で光の散乱が多くグリーン上でパッティング時に目を刺激して集中力を妨げる深刻な問題点もある。
また最近では、見た目はカラー色を呈するゴルフボールではあるが、ボール表面のディンプルの輪郭形状が認識できない程度に艶消し又は光沢のない所謂マットなゴルフボールが人気を集めている。このようなマットなゴルフボールは、斬新な発色性のあるカラーゴルフボールであり、ディンプルがはっきりと見えないものの、ドライバーショット時やアプローチ時のボールをインパクトする時には、プレーヤーのボールへの集中力を高めゴルフ競技力を高めるという心理的効果もあるともいわれる。
しかしながら、上記のマットなゴルフボールにおいて、心理的効果はあるものの、高級感という意味では物足りないのであった。
特開2016-214326号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、高級感がありつつ、集中力を高めて競技力を高めるという心理的効果も得られるゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、少なくとも1層のコア及び少なくとも1層の塗膜層を具備するゴルフボールについて、塗膜層の少なくとも1層に艶消し粒子を含むとともに、塗膜層のうち、艶消し粒子を含む層と同一又は異なる層に光輝材を含むことにより、ボールインパクト時のプレーヤーがボールへの集中力を向上させることができるとともに、高級感のある独特のボール外観を呈することを見出し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は、下記のゴルフボールを提供する。
1.少なくとも1層のコア及び少なくとも1層の塗膜層を具備するゴルフボールであって、該塗膜層の少なくとも1層に艶消し粒子が含まれるとともに、上記塗膜層のうち、艶消し粒子を含む層と同一又は異なる層に光輝材が含まれるものであり、該光輝材が雲母であり、且つ、塗膜層に含まれる艶消し粒子(a)と光輝材(b)との配合量の比(a)/(b)が質量比で1.0~2.5であることを特徴とするゴルフボール。
2.上記塗膜層のうち、艶消し粒子を含む層と同一の層に光輝材が含まれる上記1記載のゴルフボール。
3.上記塗膜層は、白色塗膜層と、該白色塗膜層の上に直接形成されるトップコート層との2層構造からなり、該トップコート層に、艶消し粒子及び光輝材が含まれる上記1記載のゴルフボール。
4.ゴルフボールの構成部材として白色カバー層を具備し、上記塗膜層は、上記白色カバー層の上に直接形成される単層であり、且つ、該塗膜層に、艶消し粒子及び光輝材が含まれる上記1記載のゴルフボール。
5.上記塗膜層は、内側層と外側層との2層構造からなり、該内側層には光輝材が含まれるとともに、該外側層には艶消し粒子が含まれる上記1記載のゴルフボール。
6.上記艶消し粒子の配合量が、塗料組成物の主剤(樹脂成分と溶剤との合計量)100質量部に対して、6~15質量部である上記1又は2記載のゴルフボール。
7.上記光輝材の配合量が、塗料組成物の主剤(樹脂成分と溶剤との合計量)100質量部に対して、6~9質量部である上記1又は2記載のゴルフボール。
8.塗膜層において、光沢度計の入射角が20°の時の反射率が2.5以下である上記1~7のいずれかに記載のゴルフボール。
9.塗膜層において、光沢度計の入射角が60°の時の反射率が6.0以下である上記1~8のいずれかに記載のゴルフボール。
10.塗膜層において、光沢度計の入射角が85°の時の反射率が15.0以下である上記1~9のいずれかに記載のゴルフボール。
本発明のゴルフボールによれば、マットな仕上がりにすることでプレーヤーの集中力減少による競技力の低下を予防できるとともに、独特で高級感のある外観を呈する。
以下、本発明につき、更に詳しく説明する。
本発明のゴルフボールは、少なくとも1層のコア及び少なくとも1層の塗膜層を具備する。
上記コアは、公知のゴム材料を基材として形成することができる。基材ゴムとしては、天然ゴム又は合成ゴムの公知の基材ゴムを使用することができ、より具体的には、ポリブタジエン、特にシス構造を少なくとも40%以上有するシス-1,4-ポリブタジエンを主に使用することが推奨される。また、基材ゴム中には、所望により上述したポリブタジエンと共に、天然ゴム,ポリイソプレンゴム,スチレンブタジエンゴムなどを併用することができる。また、ポリブタジエンは、チタン系、コバルト系、ニッケル系、ネオジウム系等のチーグラー系触媒、コバルト及びニッケル等の金属触媒により合成することができる。
上記の基材ゴムには、不飽和カルボン酸及びその金属塩等の共架橋剤,酸化亜鉛,硫酸バリウム,炭酸カルシウム等の無機充填剤、ジクミルパーオキサイドや1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)シクロヘキサン等の有機過酸化物等を配合することができる。また、必要により、市販品の老化防止剤等を適宜添加することができる。
上記コアの周囲には、コアを被覆する部材として、少なくとも1層のカバーを形成することができる。2層カバーの場合、各層は、内側を中間層、外側を最外層と称することがある。また、3層カバーの場合、各層は、内側から順に、包囲層、中間層及び最外層と称することがある。
カバー各層の材質については、特に制限はなく、従来からゴルフボール用材料として採用される樹脂が挙げられ、例えば、アイオノマー系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー及びスチレン系熱可塑性エラストマーなどが例示される。特に、アイオノマー系樹脂が好適であり、具体的には、(a)エチレン-α,β不飽和カルボン酸共重合体及び/又はその金属塩、あるいは(b)エチレン-α,β不飽和カルボン酸-α,β不飽和カルボン酸エステル共重合体及び/又はその金属塩の(a),(b)成分のいずれかを含むものであることが好適である。
上記(a)及び(b)成分のα,β不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特に、アクリル酸、メタクリル酸であることが好ましい。また、上記(b)成分のα,β不飽和カルボン酸エステルとしては、上記の不飽和カルボン酸の低級アルキルエステルが好適であり、具体的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル等を挙げることができ、特にアクリル酸ブチル(n-アクリル酸ブチル、i-アクリル酸ブチル)であることが好ましい。
上記(a)及び(b)成分の上記共重合体の金属イオン中和物は、上記オレフィン-不飽和カルボン酸(-不飽和カルボン酸エステル)共重合体の酸基を部分的に金属イオンで中和することによって得ることができる。酸基を中和する金属イオンとしては、例えば、Na+、K+、Li+、Zn++、Cu++、Mg++、Ca++、Co++、Ni++、Pb++等が挙げられ、特に、Na+、Li+、Zn++、Mg++、Ca++等が好適に用いられる。このような中和物は公知の方法で得ることができ、例えば、上記共重合体に対して、上記金属イオンのギ酸塩、酢酸塩、硝酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、酸化物、水酸化物及びアルコキシド等の化合物を使用して中和物を得ることができる。
上記(a)及び(b)成分としては、公知のものを用いることができる。例えば、市販品としては、酸共重合体として、ニュクレルN1560、同N1214、同N1035、同AN4221C、同AN4311、同AN4318、同AN4319(いずれも三井・デュポンポリケミカル社製)等を挙げることができる。また、酸共重合体の金属イオン中和物として、例えば、ハイミラン1554、同1557、同1601、同1605、同1706、同AM7311、同1855、同1856、同AM7316(いずれも三井・デュポンポリケミカル社製)、サーリン7930、同6320、同8320、同9320、同8120(DuPont社製)等をそれぞれ挙げることができる。
上記カバーのうち、最外層の樹脂材料には、蛍光染料又は蛍光顔料からなる着色剤や酸化チタン等の白色顔料を含有することができる。即ち、ボールの表面が艶のない穏やかな印象を与えるためのカラーボールに仕上げるためには、最外層の樹脂材料には、蛍光染料又は蛍光顔料からなる着色剤を配合することができる。この着色剤としては、公知の蛍光染料又は蛍光顔料を適宜配合してカバー最外層に着色を施すものである。ここで、例えば、ソルベントイエロー(染料)、ソルベントオレンジ(染料)、アンスラキノン(染料)、フタロシアニン(染料)、イエロー系蛍光顔料、ピンク系蛍光顔料及びオレンジ系蛍光顔料等が挙げられる。これらは公知の市販品を使用することができる。
上記着色剤を使用する場合、集光性を有する蛍光着色剤を採用することが好適である。ここで、集光性のある蛍光着色剤とは、太陽光を集光し、蛍光色として長波長側に波長変換する機能を有する材料であって、着色された材料の内部で全反射しながら、ディンプルエッジへ誘導されることで集光し、ディンプルエッジで濃密度化された状態で放出され、強く発色することを特徴とするものである。
上記の集光性蛍光着色剤としては、オレンジ系、ピンク系、赤系、黄系、青系、紫系などがあり、いずれの発色系においても市販品を用いることができる。例えば、商品名「Lumogen F Yellow 083」,「Lumogen F Orange 240」,「Lumogen F Red 305」,「Lumogen F Blue 650」(いずれもBASF社製)、「ルミカラーレッド」、「スマートカラーLPグリーン」、「スマートカラーLPイエロー」、「スマートカラーLPオレンジ」(いずれも菓子の素テクノロジー社製)等の集光性蛍光染料を採用することができる。
上記着色剤の配合量については、最外層の樹脂材料100質量部に対して0.001~0.2質量部であり、好ましくは0.005~0.1質量部である。この配合量が少ないと、蛍光が弱くなり、所望の意匠性が得られない場合がある。逆に、上記配合量が多くなると、着色剤、特に染料のマイグレーションが起こり、ゴルフボールに接触した物に染着するおそれがある。
白色顔料を使用する場合、その白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウムなどが挙げられるが、隠蔽性や耐食性の点から、酸化チタンが好ましい。本発明では、後述するように、塗膜層(コーティング層)に光輝材を含むものであるが、塗膜層(コーティング層)の下地であるカバー最外層が白色以外の色の場合、その色と光輝材の色とが混在し、ボール表面に所望の色を出しことが難しくなる。また、シリカ等の艶消し剤の配合量によっては塗膜層が白く濁ることがある。この場合、塗膜層の下地の色が白色以外の色であると、ボール表面に所望の色を出すことが難しくなる。従って、塗膜層(コーティング層)の下地となるカバー最外層は白色であることが好適である。
また、白色顔料を使用する場合、その配合量については、最外層の樹脂材料100質量部に対して1.0~10.0質量部であり、好ましくは2.0~5.0質量部である。この配合量が少ないと、所望の白色が得られず、一方、上記配合量が多くなると、白色顔料を含有する層の耐久性が低下するおそれがある。
上記の最外層の樹脂材料には、無機フィラー又は有機フィラーを配合することができる。無機フィラーを採用する場合、その材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、炭酸カルシウムやシリカ等が挙げられる。
一方、有機フィラーを採用する場合、その材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、架橋ポリメタクリル酸メチル(架橋PMMA)、架橋ポリメタクリル酸ブチル、架橋ポリアクリル酸エステル、架橋アクリル-スチレン共重合体、メラミン樹脂、ポリウレタン等の微粒子が挙げられる。
上記無機フィラー又は有機フィラーの配合量は、上記の樹脂材料100質量部に対して0.01~1.0質量部であり、好ましくは0.02~0.2質量部である。この配合量が多すぎると、隠ぺい性が高くなりすぎて高級感あるボール意匠性が損なう場合があり、あるいは日光暴露で退色した際の色の変化が大きくなってしまう場合がある。
上記樹脂組成物には、更に、必要に応じて種々の添加剤を配合することができ、例えば顔料、分散剤、酸化防止剤、耐光安定剤、紫外線吸収剤、滑剤等を適宜配合することができる。
上記樹脂組成物は、例えば、混練型(単軸又は)2軸押出機,バンバリー,ニーダー等の各種の混練機を用いて上述した各成分を混合することにより得ることができる。
上記最外層の表面には1種類又は2種以上の多数のディンプルを形成することができ、そのディンプルの形状、直径、深さ、個数、占有表面積等は適宜選定される。
本発明は塗膜層(コーティング層)を有するゴルフボールであり、該コーティング層が艶消し粒子を含む塗料用組成物にて形成される。
上記塗料用組成物としては、特に制限はないが、ウレタン系塗料を用いることが好適である。ゴルフボールの過酷な使用状況に耐えうる必要から、2液硬化型のウレタン塗料、特に、無黄変のウレタン塗料が好適に挙げられる。
2液硬化型のウレタン塗料の場合、主剤としては、飽和ポリエステルポリオール、アクリルポリオールやポリカーボネートポリオール等の各種ポリオールを用いるとともに、イソシアネートとしては、無黄変ポリイソシアネート、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート等のアダクト体、ビュレット体、イソシアヌレート体、又はこれらの混合物を用いることが好適である。
また、艶消し粒子としては、例えば、シリカ系、メラミン系、アクリル系等が挙げられる。具体的には、シリカ、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸ブチル、ポリスチレン、ポリアクリル酸ブチルなどが挙げられ、有機系のものでも無機系のものでもよいか、特に、シリカが好適に用いられる。
上記艶消し粒子の比表面積としては、消光性や塗布性の点から、BET比表面積で200~400m2/gであることが好適である。
また、上記艶消し粒子の平均一次粒子径は、スピン性能と消光性の点から、1.0~3.0μmであることが好適である。この値が3.0μmを超えると、ボール表面が粗くなるためスピン性能に悪影響を及ぼし該性能が低下するおそれがある。一方、この値が小さすぎると、消光性効果が小さくなるおそれがある。
上記の艶消し粒子の配合量は、塗料組成物の主剤(樹脂成分と溶剤との合計量)100質量部に対して、好ましくは5~10質量部とすることができる。この配合量が多すぎると、塗料組成物の粘度が上がり塗布作業性が悪くなる傾向にあり、少なすぎると、消光性効果が小さくなるおそれがある。
塗膜層のうち、艶消し粒子を含む層と同一又は異なる層には光輝材が含まれる。特に、艶消し粒子を含む層と同一の層に光輝材が含まれることが好適である。
光輝材としては、様々なものを用いることができ、特には、金属粉顔料,ガラスフレーク,マイカ及びパール顔料等を好適に採用することができる。この金属粉顔料としては、具体的には、アルミニウム粉,ブロンズ粉,ステンレススチール粉,ニッケル粉などが使用できる。これらのうち、アルミニウム粉は、着色系の顔料や染料と併用して色合いの調整が容易になることから好適に採用し得る。このようなアルミニウム顔料としては、商品名「アルミニウムペースト ハイプリントTD200T」や「Metasheen Slurry KM100」(両商品は東洋アルミニウム株式会社製)の市販品を採用することができる。また、パール顔料は、大別すると金属酸化物被覆雲母,塩基性炭酸鉛,酸塩化ビスマス,天然魚燐箔に分類されるが、無毒で化学的安定性に最も優れている点から、金属酸化物被覆雲母を選択することが好ましい。この金属酸化物としては、一般には、二酸化チタンや酸化鉄が多く用いられており、その被覆率(被覆層の厚み)を変えることにより、様々な色彩や干渉作用を得ることができる。これら顔料の粒径は大きいほど光輝性が得られる。しかし、顔料の粒径は大きいほど光輝性沈降し易くなるので、本発明の効果を損なわない範囲において、適切な粒径を有する顔料を選択する必要がある。
光輝材の配合量は、塗膜層の塗料組成物の主剤(樹脂成分と溶剤との合計量)100質量部に対して、好ましくは1.0~10.0質量部とすることができる。この配合量が多すぎると、例えば、スプレー塗装する際、スプレーガンの噴射性が低下するため塗装作業性に欠けるおそれがあり、少なすぎると、所望のボール外観の高級感が得られないおそれがある。
塗膜層に含まれる艶消し粒子(a)と光輝材(b)との配合量の比(a)/(b)は、ボール表面の艶抑制効果と高級感とのバランスの点から、質量比で0.3~5.0であることが好ましく、より好ましくは1.0~2.5である。この配合比を下回ると、ゴルフボール表面の艶を抑えることができず、上記配合比を上回ると、高級感が出ない場合がある。
塗膜層の具体的な構成としては、塗膜層が単層である場合、艶消し粒子を含む層と同一の層に光輝材が含まれる態様や、塗膜層が2層である場合、内側層には光輝材が含まれるとともに、外側層には艶消し粒子が含まれる態様が挙げられる。
また、塗膜層の層構造として、白色塗膜層と、該白色塗膜層の上に直接形成されるトップコート層との2層構造とすることができる。この場合、トップコート層に、艶消し粒子及び光輝材の両方を含めることができる。
さらに、塗膜層が単層である場合、ゴルフボールの構成部材として白色カバー層を具備し、単層又は複数層の塗膜層が、白色カバー層の上に直接形成される態様であることが好適である。シリカ等の艶消し剤の配合量によっては塗膜層が白く濁ることがあり、塗膜層の下地の色が白色以外の色であると、ボール表面に所望の色を出すことが難しくなるので、塗膜層の下地となるカバー最外層は白色であることが好適である。
また、上記塗膜層(コーティング層)の光沢度計による反射率は、入射角20°では2.5以下であり、入射角60°では6.0以下であり、且つ、入射角85°では15.0以下であることが好適である。このように、上記反射率が上記数値範囲を満たすように適正化した塗膜層(コーティング層)であれば艶消し効果を付与できる。なお、上記の光沢度計による反射率の測定条件は、後述する実施例で使用した測定装置を使用し、ABS樹脂製の板に20μmの厚さで塗布したものを測定したものである。
本発明のゴルフボールの質量、直径等のボール規格はゴルフ規則に従って適宜設定することができる。
以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1~5、比較例1~3]
下記表1に示すように、全ての例に共通する下記のゴム組成物を用い、155℃で15分間の加硫により、各例のソリッドコアを作成した。
Figure 0007102982000001
なお、上記コア材料の詳細は下記のとおりである。
・「ポリブタジエンゴム」 JSR社製、商品名「BR01」
・「有機過酸化物」 ジクミルパーオキサイド、日油製の商品名「パークミルD」
・「硫酸バリウム」 堺化学工業社製
・「酸化亜鉛」 堺化学工業社製
・「アクリル酸亜鉛」 日本触媒社製
・「ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩」 和光純薬工業社製
カバー(中間層及び最外層)の形成
次に、上記で得た直径37.3mmのコアの周囲に、全ての例に共通する下記表2に示す厚さ1.35mmの中間層を射出成形法により被覆して、直径(外径)が40mmの中間層被覆球体を製造した。次に、上記中間層被覆球体の周囲に、同表に示す厚さ1.35mmの最外層材料を射出成形法により被覆して、ボール直径42.7mmのスリーピースゴルフボールを作製した。この際、各実施例、比較例の最外層表面には、特に図示してはいないが、共通するディンプルが形成された。
Figure 0007102982000002
上記表中の詳細は下記の通りである。
・「HPF1000」:デュポン社製のアイオノマー樹脂材料
・「ハイミラン1605」「ハイミラン1557」:三井・デュポンポリケミカル社製のアイオノマー樹脂
・酸化チタン:白色顔料
次に、各実施例及び各比較例のゴルフボールについては、塗膜層(コーティング層)として、下記表3に示す主剤及び硬化剤からなる2液硬化型ウレタン塗料を使用し、最外層の表面に厚み15μmとなるように塗装を施し、単層の塗膜層(コーティング層)を形成した。
Figure 0007102982000003
上記の主剤および硬化剤の詳細については下記(i)~(iv)のとおりである。
(i)先ず、環流冷却管、滴下漏斗、ガス導入管及び温度計を備えた反応装置に、トリメチロールプロパン140質量部、エチレングリコール95質量部、アジピン酸157質量部、1,4-シクロヘキサンジメタノール58質量部を仕込み、撹拌しながら200~240℃まで昇温させ、5時間加熱(反応)させた。その後、酸価4,水酸基価170,重量平均分子量(Mw)28,000の「飽和ポリエステルポリオール」を得た。
(ii)次に、上記の合成したポリエステルポリオールを酢酸ブチルで溶解させ、不揮発分70質量%のワニスを調整した。
(iii)上記飽和ポリエステルポリオール溶液27.5質量部に対して、酢酸ブチルで溶解させ(この溶液の不揮発分27.5質量%)、艶消し粒子として、シリカ(丸尾カルシウム社製「Finesil X-35」平均一次粒子径2.4μm、BET比表面積が262m2/g)と、光輝材として、天然マイカ(佐野塗料社製「Iriodin 7205」)とを混合し、主剤とした。
(iv)次に、硬化剤として、表3に示すイソシアネートを有機溶剤に溶解させて使用する。即ち、表3の配合割合になるように、HDIヌレート(旭化成(株)製の「デュラネートTPA-100」NCO含有量23.1質量%、不揮発分100質量%)と、有機溶剤として、酢酸エチル及び酢酸ブチルを加え、塗料の樹脂組成物を調製した。
得られた各実施例及び比較例のゴルフボールの光沢性及び高級感を測定及び評価し、その結果を下記の表4に示す。
光沢性
ゴルフボール表面の塗膜層(コーティング層)の光沢性を下記のとおり評価した。BYK社製「micro-TRI-gloss」により、測定入射角度20°/60°/85°による光沢度を計測した。BYK社製「micro-TRI-gloss」により、測定入射角度20°/60°/85°による光沢度を計測した。各測定角度の光沢度の数値については、入射角20°で2.5以下、入射角60°で6.0以下、入射角85°で15.0以下となれば、光沢性が十分に抑えられているとして「◎」と評価した。また、入射角20°で2.6~5.0、入射角60°で6.1~20.0、入射角85°で15.1~40.0となれば、光沢性がやや抑えられているとして「○」と評価した。それ以外は、光沢性があるとして「×」と評価した。
高級感
30人のゴルファーが「高級感」について目視により下記の基準で評価した。
◎ ・・・ 30人中、25人以上が高級感がある。
○ ・・・ 30人中、15~24人が高級感がある。
△ ・・・ 30人中、6~14人が高級感がある。
× ・・・ 30人中、5人以下が高級感がある。
Figure 0007102982000004
表4の結果から、本実施例1~5のゴルフボールは、塗膜層の艶がほとんどなく、マット感のあるゴルフボールであると共に、高級感のある外観を呈する。
これに対して、比較例1のゴルフボールは、マット感のあるゴルフボールではあるが高級感がない。
比較例2のゴルフボールは、マット感も高級感もない外観を呈する。
比較例3のゴルフボールは、高級感はあるが、マット感がない外観を呈する。

Claims (10)

  1. 少なくとも1層のコア及び少なくとも1層の塗膜層を具備するゴルフボールであって、該塗膜層の少なくとも1層に艶消し粒子が含まれるとともに、上記塗膜層のうち、艶消し粒子を含む層と同一又は異なる層に光輝材が含まれるものであり、該光輝材が雲母であり、且つ、塗膜層に含まれる艶消し粒子(a)と光輝材(b)との配合量の比(a)/(b)が質量比で1.0~2.5であることを特徴とするゴルフボール。
  2. 上記塗膜層のうち、艶消し粒子を含む層と同一の層に光輝材が含まれる請求項1記載のゴルフボール。
  3. 上記塗膜層は、白色塗膜層と、該白色塗膜層の上に直接形成されるトップコート層との2層構造からなり、該トップコート層に、艶消し粒子及び光輝材が含まれる請求項1記載のゴルフボール。
  4. ゴルフボールの構成部材として白色カバー層を具備し、上記塗膜層は、上記白色カバー層の上に直接形成される単層であり、且つ、該塗膜層に、艶消し粒子及び光輝材が含まれる請求項1記載のゴルフボール。
  5. 上記塗膜層は、内側層と外側層との2層構造からなり、該内側層には光輝材が含まれるとともに、該外側層には艶消し粒子が含まれる請求項1記載のゴルフボール。
  6. 上記艶消し粒子の配合量が、塗料組成物の主剤(樹脂成分と溶剤との合計量)100質量部に対して、6~15質量部である請求項1又は2記載のゴルフボール。
  7. 上記光輝材の配合量が、塗料組成物の主剤(樹脂成分と溶剤との合計量)100質量部に対して、6~9質量部である請求項1又は2記載のゴルフボール。
  8. 塗膜層において、光沢度計の入射角が20°の時の反射率が2.5以下である請求項1~7のいずれか1項記載のゴルフボール。
  9. 塗膜層において、光沢度計の入射角が60°の時の反射率が6.0以下である請求項1~8のいずれか1項記載のゴルフボール。
  10. 塗膜層において、光沢度計の入射角が85°の時の反射率が15.0以下である請求項1~9のいずれか1項記載のゴルフボール。
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