JP7102236B2 - 姿勢切替装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吊上げた対象物の姿勢を切り替えるための姿勢切替装置に関する。
従来、型枠から脱型したコンクリートセグメントを吊上げて運搬する際、吊上げたコンクリートセグメントの姿勢を切り替えることができる吊上げ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
円弧形状のコンクリートセグメントを、円弧内面を下向きにしたまま保管すると、自重により円弧が広がるように変形してしまうおそれがあるので、一方の側面を下にした縦置きで保管するために、吊上げ装置で吊上げたコンクリートセグメントを運搬する際にその姿勢を切り替えるようにしている。
この吊上げ装置は、吊ワイヤーで水平に吊るされる横長なメインビームと、メインビームの両端に回動自在に連結されている反転ビームとを備えており、その反転ビームに保持された状態でコンクリートセグメントの姿勢が切り替えられるようになっている。
実開平5-89385号公報
しかしながら、上記特許文献1の吊上げ装置は、コンクリートセグメントよりも一回り大きな反転ビームと、反転ビームよりも一回り大きなメインビームとを備えた比較的長尺な装置であるので、狭隘な空間での使用には不向きなものであった。
例えば、この吊上げ装置で吊上げたコンクリートセグメントの長手方向の向きを90°切り替える場合、横長なメインビームを水平に旋回させることになるので、その旋回が可能な十分な空間がなければ、コンクリートセグメントの運搬に支障をきたしてしまうことがある。
本発明の目的は、吊上げられた対象物の姿勢を運搬するのに適した姿勢に切り替えることができる姿勢切替装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明は、
吊上げる対象物に組み付けられ、吊上げられた前記対象物の姿勢を切り替える姿勢切替装置であって、
前記対象物の長手方向に沿って配設されるレールと、
前記レールに沿って移動可能に設置され、前記対象物を吊上げる吊上げ機によって係止される吊部が設けられている台車と、
前記台車を前記レールに沿って移動させる駆動手段と、
を備えており、
前記駆動手段は、前記レールの一端側に設置されたウインチと、前記台車に取り付けられた滑車と、を備え、
前記ウインチから繰り出されたワイヤー部材が前記滑車で折り返すように掛けられており、その滑車で折り返した前記ワイヤー部材の端部が前記ウインチ側の所定位置に固定されており、
当該姿勢切替装置は、前記ウインチから繰り出されたワイヤー部材の長さに応じた姿勢で、前記対象物とともに前記吊上げ機によって吊られるように構成されているようにした。
かかる構成の姿勢切替装置を吊上げる対象物に組み付け、その姿勢切替装置の吊部を係止した吊上げ機によって対象物とともに姿勢切替装置を吊上げた状態で、吊部が設けられている台車をレールに沿って移動させると、組み付けられて一体になっている対象物と姿勢切替装置の重心の位置が移動する。
このように、対象物とともに吊上げられている姿勢切替装置の台車をレールに沿って移動させることで、一体に組み付けられている対象物と姿勢切替装置の重心の位置を移動させるようにして、吊上げられている対象物の姿勢を切り替えることができる。
つまり、この姿勢切替装置を利用すれば、姿勢切替装置と一体に吊上げられている対象物の姿勢を切り替えることができるので、吊上げられた対象物の姿勢を運搬するのに適した姿勢に切り替えることができる。
ここで、ワイヤー部材の端部が固定される「所定位置」とは、例えば、レールの一端部に設けられた係止部、ウインチの本体部に設けられた係止部、ウインチの支持台に設けられた係止部であるとする。
また、ここで、「ウインチから繰り出されたワイヤー部材の長さに応じた姿勢」とは、一体に組み付けられている対象物と姿勢切替装置の重心の位置と、吊部と、吊上げ機とが鉛直に並ぶバランスに応じた姿勢であるとする。
つまり、ウインチから繰り出されたワイヤー部材の長さに応じて、対象物とともに吊上げられている姿勢切替装置の台車をレールに沿って移動させることで、一体に組み付けられている対象物と姿勢切替装置の重心の位置を移動させるようにして、吊上げられている対象物の姿勢を切り替えることができる。
そして、例えば、吊上げる対象物とともに姿勢切替装置を吊上げた状態でウインチからワイヤー部材を繰り出すと、台車がウインチから離れる方向に移動し、その重心の位置の移動に伴い、吊上げられている対象物の姿勢を切り替えることができる。
また、吊上げる対象物とともに姿勢切替装置を吊上げた状態でウインチにワイヤー部材を巻き取ると、台車がウインチに近付く方向に移動し、その重心の位置の移動に伴い、吊上げられている対象物の姿勢を切り替えることができる。
また、望ましくは、
前記レールの一端側には、前記台車が前記ウインチに近付き過ぎないようにその移動を規制する第1ストッパーが設けられ、
前記レールの他端側には、前記台車が前記ウインチから離れ過ぎないようにその移動を規制する第2ストッパーが設けられているようにする。
こうすることで、対象物とともに吊上げられている姿勢切替装置の台車をレールに沿って好適に移動させることができ、吊上げられている対象物の姿勢を好適に切り替えることができる。
本発明によれば、姿勢切替装置とともに吊上げられた対象物の姿勢を運搬するのに適した姿勢に切り替えることができる。
本実施形態の姿勢切替装置を示す上面図(a)と、側面図(b)である。 本実施形態の姿勢切替装置の台車部分の拡大図であり、上面図(a)と、側面図(b)と、正面図(c)である。 姿勢切替装置による対象物の姿勢の切り替えに関する説明図(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)である。 姿勢切替装置を使用する態様の一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る姿勢切替装置の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
姿勢切替装置は、吊上げる対象物に組み付けて、その対象物を吊上げるのに使用する装置であり、特に、吊上げた対象物の姿勢を切り替えるために使用する。
吊上げた対象物の姿勢を切り替えるためにその対象物に組み付けられた姿勢切替装置は、対象物とともに吊上げられた状態で使用する装置である。
本実施形態では、シールドトンネルを切断するなどして解体した解体材を対象物とし、その解体材(対象物)を吊上げてその姿勢を切り替えるのに用いる姿勢切替装置について説明する。
本実施形態の姿勢切替装置100は、例えば、図1(a)(b)、図2(a)(b)(c)に示すように、解体材Tの長手方向に沿って配設される一対のレール10と、レール10に沿って移動可能に設置されている台車20と、台車20をレール10に沿って移動させる駆動手段としてのウインチ30及び滑車31等を備えている。
台車20には、解体材Tを吊上げる吊上げ機によって係止される吊部21が設けられている。
レール10は、例えば、I形鋼あるいはH形鋼からなる部材であり、解体材Tの円弧外面の曲率に応じて湾曲した形状に形成されている。
一対のレール10の下面には、レール10と交差する向きに配された複数(本実施形態では7枚)の鋼板11が所定間隔をあけて溶接などで固設されている。
この鋼板11がボルトBによって解体材Tに固定されて、解体材Tの円弧外面に一対のレール10が配設されている。
また、レール10の一端側(後述するウインチ30側(支持台30a側))には第1ストッパー12が設けられており、レール10の他端側には第2ストッパー13が設けられている。
この第1ストッパー12と第2ストッパー13は、レール10に沿って移動する台車20の移動を規制するための部材であり、台車20は第1ストッパー12と第2ストッパー13の間を移動範囲としている。
なお、レール10の一端側の第1ストッパー12は、台車20が後述するウインチ30に近付き過ぎないようにその移動を規制する機能を有し、レール10の他端側の第2ストッパー13は、台車20が後述するウインチ30から離れ過ぎないようにその移動を規制する機能を有している。
台車20は、台車本体20aと、台車本体20aの上面に設けられている吊部21と、台車本体20aに設けられている4つの車輪部22と、台車本体20aの前後に設けられているゴムバッファー23等を備えている。
吊部21は、クレーンなどの吊上げ機によって係止される部材であり、例えば、この吊部21にクレーンのフックFが掛けられるようになっている。
また、この吊部21にはリング21a(図3参照)が連結されていてもよく、そのリング21aにクレーンのフックFを掛けるようにしてもよい。その場合、リング21aを介してクレーンのフックFが吊部21に掛けられるようになる。
車輪部22は、レール10の上フランジの上面に当接して転動する1つの上車輪22aと、レール10の上フランジの下面に当接して転動する4つの下車輪22bとを備えており、上車輪22aと下車輪22bがレール10の上フランジを挟んだ状態で回転し、台車20がレール10に沿って移動するようになっている。
ゴムバッファー23は、レール10に設けられている第1ストッパー12や第2ストッパー13によって台車20の移動が規制される際、台車20が第1ストッパー12や第2ストッパー13に突き当たる衝撃を緩衝するための部材である。
駆動手段を構成するウインチ30は、レール10の一端側の配置に設けられた支持台30a上に設置されている。なお、支持台30aは、レール10の一端部に溶接などで固設されている。その支持台30aは、ボルトBによって解体材Tに固定されている。
駆動手段を構成する滑車31は、台車22(台車本体20a)に取り付けられており、その中心軸を軸心に回転自在である。
この滑車31は、滑車31の中心軸と直交し、レール10の長手方向と直交する向きの支持軸31aを介して台車22(台車本体20a)に揺動可能に取り付けられている。
そして、ウインチ30から繰り出されたワイヤー部材30bが滑車31で折り返すように掛けられており、その滑車31で折り返したワイヤー部材30bの端部30cがウインチ30側であるレール10の一端側の位置(例えば、支持台30aの係止部)に固定されている。
また、所定の鋼板11(本実施形態では、図1(b)の図中、左から3番目と5番目の鋼板11)には、ウインチ30から繰り出されたり、ウインチ30に巻き取られたりするワイヤー部材30bを案内するガイドプーリー32が配設されている。
このような構造を有して、解体材Tに組み付けられた姿勢切替装置100は、ウインチ30が台車20よりも高い位置にならない姿勢で解体材Tとともに吊上げ機によって吊られるように構成されている。
ここで、姿勢切替装置100が、ウインチ30が台車20よりも高い位置にならない姿勢で解体材Tとともに吊上げ機によって吊られるようにするため、レール10や台車20やウインチ30等の配置が設定されており、ウインチ30に台車20が最も近付いた状態(図3(g)参照)で、ウインチ30が台車20よりも高い位置にならない重量バランスで、姿勢切替装置100が解体材Tに組み付けられている。
つまり、ウインチ30が台車20よりも高い位置にならない姿勢を保つバランスで解体材Tとともに吊上げ機によって吊られるように、姿勢切替装置100は解体材Tに組み付けられている。
そして、解体材Tとともに吊上げられた状態の姿勢切替装置100において、ウインチ30からワイヤー部材30bを繰り出すことで、ウインチ30から離れる方向に台車20が移動するようになっている。
また、解体材Tとともに吊上げられた状態の姿勢切替装置100において、ウインチ30にワイヤー部材30bを巻き取ることで、ウインチ30に近付く方向に台車20が移動するようになっている。
具体的には、図3(a)に示すように、クレーン(吊上げ機)のフックFをリング21aを介して吊部21に掛けて、解体材Tとともに姿勢切替装置100を吊上げた状態で、台車20が第2ストッパー13に突き当たるまでウインチ30からワイヤー部材30bを繰り出すと、解体材Tを縦向きの姿勢(90°の姿勢)に吊るすことができる。
この状態からウインチ30にワイヤー部材30bを巻き取ると、台車20がウインチ30に近付く方向に移動し、図3(b)に示す75°の姿勢、図3(c)に示す60°の姿勢、図3(d)に示す45°の姿勢、図3(e)に示す30°の姿勢、図3(f)に示す15°の姿勢、図3(g)に示す0°の姿勢(横向きの姿勢)に切り替えて、解体材Tを吊るすことができる。なお、解体材Tを横向きの姿勢(0°の姿勢)に吊るした状態では、台車20が第1ストッパー12に突き当たっている。
同様に、図3(g)に示すように、クレーン(吊上げ機)のフックFをリング21aを介して吊部21に掛けて、解体材Tとともに姿勢切替装置100を吊上げた状態で、台車20が第1ストッパー12に突き当たるまでウインチ30にワイヤー部材30bを巻き取ると、解体材Tを横向きの姿勢(0°の姿勢)に吊るすことができる。
この状態からウインチ30のワイヤー部材30bを繰り出すと、台車20がウインチ30から離れる方向に移動し、図3(f)に示す15°の姿勢、図3(e)に示す30°の姿勢、図3(d)に示す45°の姿勢、図3(c)に示す60°の姿勢、図3(b)に示す75°の姿勢、図3(a)に示す90°の姿勢(縦向きの姿勢)に切り替えて、解体材Tを吊るすことができる。なお、解体材Tを縦向きの姿勢(90°の姿勢)に吊るした状態では、台車20が第2ストッパー13に突き当たっている。
このように、図3(a)~(g)に示すように、解体材Tに姿勢切替装置100を組み付け、解体材Tとともに姿勢切替装置100を吊上げた状態でウインチ30を作動させて、レール10に沿って台車20を移動させると、一体に組み付けられている解体材Tと姿勢切替装置100の重心Gの位置が移動する。この重心Gの位置が移動することに伴い、吊上げられている解体材Tの姿勢を切り替えることができる。
つまり、解体材Tとともに吊上げられている姿勢切替装置100の台車20をレール10に沿って移動させることで、一体に組み付けられている解体材Tと姿勢切替装置100の重心Gの位置を移動させるようにして、吊上げられている解体材Tの姿勢を切り替えることができる。
なお、図3(a)~(g)に示すように、姿勢切替装置100と解体材Tの合成された重心Gは、解体材Tの弧の中点付近の内側にある。
そして、一体に組み付けられている解体材Tと姿勢切替装置100を、台車20の吊部21を介してクレーンのフックFに掛けて吊り上げると、上からフックF→吊部21→重心Gの順に鉛直に並ぶようになる。
ここでウインチ30から繰り出されたワイヤー部材30bの長さに応じて台車20(吊部21)を移動させると、フックFと吊部21と重心Gが鉛直に並ぶ関係を保つように、一体に組み付けられている解体材Tと姿勢切替装置100の姿勢を切り替えることができる。
このように、姿勢切替装置100はレール10と台車20とウインチ30(駆動手段)を用いて、一体に組み付けられた解体材Tと姿勢切替装置100の重心Gを連続的に変化させることにより、吊上げられている解体材Tの姿勢を切替えることができる。
例えば、図3(a)に示したように、解体材Tを縦向きの姿勢(90°の姿勢)に吊るした状態であれば、横方向(前後方向や左右方向)に狭い空間であっても、その解体材Tを吊るした状態で搬送することができる。
また、図3(a)に示したように、解体材Tを縦向きの姿勢(90°の姿勢)に吊るした状態であれば、鉛直な軸を中心に回転させる際の回転半径が小さくて済むので、横方向(前後方向や左右方向)に狭い空間であっても、鉛直な軸を中心に回転させて解体材Tの向きを切り替えることができる。
例えば、図3(g)に示したように、解体材Tを横向きの姿勢(0°の姿勢)に吊るした状態であれば、縦方向(上下方向)に狭い空間であっても、その解体材Tを吊るした状態で搬送することができる。
また、図3(g)に示したように、解体材Tを横向きの姿勢(0°の姿勢)に吊るした状態であれば、縦方向(上下方向)に狭い空間であっても、鉛直な軸を中心に回転させて解体材Tの向きを切り替えることができる。
そして、例えば、図4に示すように、狭隘な空間でシールドトンネルを切断するなどして解体した解体材Tを吊上げ機である天井クレーンCによって吊上げて、解体材仮置場Rまで運搬する際、吊上げられている解体材Tの姿勢を適宜切り替えるようにすれば、好適に解体材Tを運搬することができる。
以上のように、本実施形態の姿勢切替装置100であれば、姿勢切替装置100を解体材Tに組み付け、その姿勢切替装置100とともに吊上げられた解体材Tの姿勢を縦向きや横向きに切り替えることができ、吊上げた解体材Tの姿勢を運搬するのに適した姿勢に切り替えることができる。
なお、以上の実施の形態においては、レール10に沿って台車20を移動させる駆動手段としてウインチ30及び滑車31を用いた場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、台車20(台車本体20a)に設置したモータによって正転方向および逆転方向に回転されるピニオンと、レール10に沿わせて設置したそのピニオンと歯合するラックとを備えた、ラック・アンド・ピニオンの機構を駆動手段として用いて、台車20をレール10に沿って移動させるようにしてもよい。
ラック・アンド・ピニオンの機構を駆動手段とした姿勢切替装置100であっても、姿勢切替装置100とともに吊上げられた解体材Tの姿勢を運搬するのに適した姿勢に切り替えることができる。
また、以上の実施の形態においては、吊上げる対象物として、シールドトンネルを解体した円弧状の解体材Tを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吊上げる対象物は任意であり、例えば、長方形状のブロック材などであってもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
10 レール
11 鋼板
12 第1ストッパー
13 第2ストッパー
20 台車
20a 台車本体
21 吊部
21a リング
22 車輪部
22a 上車輪
22b 下車輪
23 ゴムバッファー
30 ウインチ(駆動手段)
30a 支持台
30b ワイヤー部材
31 滑車(駆動手段)
31a 支持軸
32 ガイドプーリー
100 姿勢切替装置
T 解体材(対象物)
F フック(吊上げ機のフック)
C 天井クレーン(吊上げ機)
G 重心

Claims (2)

  1. 吊上げる対象物に組み付けられ、吊上げられた前記対象物の姿勢を切り替える姿勢切替装置であって、
    前記対象物の長手方向に沿って配設されるレールと、
    前記レールに沿って移動可能に設置され、前記対象物を吊上げる吊上げ機によって係止される吊部が設けられている台車と、
    前記台車を前記レールに沿って移動させる駆動手段と、
    を備えており、
    前記駆動手段は、前記レールの一端側に設置されたウインチと、前記台車に取り付けられた滑車と、を備え、
    前記ウインチから繰り出されたワイヤー部材が前記滑車で折り返すように掛けられており、その滑車で折り返した前記ワイヤー部材の端部が前記ウインチ側の所定位置に固定されており、
    当該姿勢切替装置は、前記ウインチから繰り出されたワイヤー部材の長さに応じた姿勢で、前記対象物とともに前記吊上げ機によって吊られるように構成されていることを特徴とする姿勢切替装置。
  2. 前記レールの一端側には、前記台車が前記ウインチに近付き過ぎないようにその移動を規制する第1ストッパーが設けられ、
    前記レールの他端側には、前記台車が前記ウインチから離れ過ぎないようにその移動を規制する第2ストッパーが設けられていることを特徴とする請求項に記載の姿勢切替装置。
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