JP7101106B2 - 超音波検査方法及び超音波検査装置 - Google Patents
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Description
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1~図7を参照しつつ説明する。
図1は、第1実施形態に係る超音波検査装置100の構成を示す図である。図1において、符号10はX、Y、Zの直交3軸の座標系を示している。11はスキャナ台であり、スキャナ台11に接続された上側のプローブ設置部18にプローブあおり治具19が設置されている。プローブあおり治具19に送信プローブ16(超音波プローブP)が設置されている。プローブ設置部18が移動することにより、送信プローブ16はスキャナ台11のX、Y方向に走査する。同様にして、スキャナ台11に接続された下側のプローブ設置部18にプローブあおり治具19が設置されており、プローブあおり治具19に受信プローブ17(超音波プローブP)が設置されている。そして、プローブ設置部18が移動することにより、受信プローブ17はスキャナ台11のX、Y方向に走査する。送信プローブ16と受信プローブ17は、被検体501を挟んで走査する。被検体501は、スキャナ台11に設置した被検体あおり治具15を介して設置される。
従来の超音波顕微鏡システムや超音波映像層装置では、これら超音波プローブPの位置設定において、検査者が受信信号をリアルタイムで観察して、受信信号が最大振幅値になる超音波プローブPの位置を判断して設定することが多かった。さらに、XYZ軸だけの走査でも、あおり軸と併せた走査でも、最大振幅値を探す時間及び方法について、検査者に委ねられていることが多く、超音波プローブPの位置を決定するために時間がかかることが多かった。
第2実施形態を、図8及び図9を参照しつつ説明する。第2実施形態は、第1実施形態における超音波検査の被検体801の形状が異なるものである。
第3実施形態を図10~図12を参照しつつ説明する。
第3実施形態は、第1実施形態における超音波検査が透過型であるのに対して、反射型の超音波検査を説明するものである。検査装置及び検査方法について、第1実施形態における超音波検査に準じる内容は記載を省略する。
図13は、超音波検査装置100のデータ処理部21の制御機能を示す図である。適宜図1、図4、図5を参照する。超音波検査装置100のデータ処理部21は、被検体501の設置前の第1調整モード部70と被検体501の設置後の第2調整モード部80を有している。
11 スキャナ台
12 超音波発振素子
12a 超音波発振素子の中心
13 音軸
15 被検体あおり治具
16 送信プローブ
16A 送受信プローブ
17 受信プローブ
18 プローブ設置部
19 プローブあおり治具
20 超音波制御部(演算処理手段)
21 データ処理部
22 波形発生器
23 出力アンプ
24 入力アンプ
25 波形解析部
26 分配器
30 スキャナ制御部
31 スキャン制御部(スキャンコントローラ)
32 駆動部
33 位置計測部
40 入出力部
41 画像表示部
42 情報入力部
70 第1調整モード部
71 第1算出部
72 第1測定部
73 第1調整部
80 第2調整モード部
81 第2算出部
82 第2測定部
83 第2調整部
100,100A,100B 超音波検査装置
501,801 被検体
M1 第1調整モード
M2 第2調整モード
P 超音波プローブ
S3 第1算出ステップ
S4,S6 第1測定ステップ
S4~S7 第1調整ステップ
S9 第2算出ステップ
S10,S13 第2測定ステップ
S12~S14 第2調整ステップ
Claims (6)
- 液体または気体を介して超音波を被検体に伝搬させ、前記被検体の検査をする超音波検査装置の超音波検査方法であって、
前記超音波検査装置は、前記被検体の設置前の第1調整モードと前記被検体の設置後の第2調整モードを有し、
前記第1調整モードにおいて、
前記超音波を送受信するプローブのプローブ情報に基づいて多重反射波の発生時間と振幅値を算出する第1算出ステップと、
前記多重反射波を測定する第1測定ステップと、
前記第1測定ステップでの測定値が、前記第1算出ステップによる多重反射の発生時間と振幅値に相当するように前記プローブの位置を調整する第1調整ステップと、を実行し、
前記第2調整モードにおいて、
前記プローブ情報と前記被検体の情報に基づいて透過波の発生時間と振幅値を算出する第2算出ステップと、
前記透過波を測定する第2測定ステップと、
前記第2測定ステップでの測定値が、前記第2算出ステップによる前記透過波の発生時間と振幅値に相当するように前記被検体の位置及び前記プローブの位置を調整する第2調整ステップと、を実行する
ことを特徴とする超音波検査方法。 - 請求項1に記載の超音波検査方法において、
前記超音波検査装置は、送信プローブを介して超音波を送信し、受信プローブを介して超音波を受信する
ことを特徴とする超音波検査方法。 - 請求項1に記載の超音波検査方法において、
前記プローブは、超音波の送信と受信とをする送受信プローブであり、
前記超音波検査装置は、前記第2調整モードにおいて
前記第2算出ステップで、前記プローブ情報と前記被検体の情報に基づいて多重反射波の発生時間と振幅値を算出し、
前記第2測定ステップで、前記多重反射波を測定し、
前記第2調整ステップで、前記第2測定ステップでの測定値が、前記第2算出ステップによる前記多重反射波の発生時間と振幅値に相当するように前記被検体の位置及びプローブの位置を調整する
ことを特徴とする超音波検査方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の超音波検査方法において、
前記超音波検査装置は、前記多重反射波の発生時間と振幅値の算出結果を表示部に表示する
ことを特徴とする超音波検査方法。 - 請求項1または請求項2に記載の超音波検査方法において、
前記超音波検査装置は、前記被検体内を伝搬する前記透過波の発生時間と振幅値の算出結果を表示部に表示する
ことを特徴とする超音波検査方法。 - 液体または気体を介して超音波を被検体に伝搬させ、前記被検体の検査をする超音波検査装置であって、
前記超音波検査装置は、
前記被検体の設置前に実行する第1調整モード部と前記被検体の設置後に実行する第2調整モード部を有し、
前記第1調整モード部は、
前記超音波を送受信するプローブのプローブ情報に基づいて多重反射波の発生時間と振幅値を算出する第1算出部と、
前記多重反射波を測定する第1測定部と、
前記第1測定部での測定値が、前記第1算出部による多重反射の発生時間と振幅値に相当するように前記プローブの位置を調整する第1調整部とを有し、
前記第2調整モード部は、
前記プローブ情報と前記被検体の情報に基づいて透過波の発生時間と振幅値を算出する第2算出部と、
前記透過波を測定する第2測定部と、
前記第2測定部での測定値が、前記第2算出部による前記透過波の発生時間と振幅値に相当するように前記被検体の位置及び前記プローブの位置を調整する第2調整部とを有する
ことを特徴とする超音波検査装置。
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