JP7100094B2 - 歯間清掃具 - Google Patents
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Description
この歯間清掃具には、熱可塑性樹脂にて成形した把持部、ネック部及びその先端の軸部分(以下、背景技術の説明において「硬質軸部」という)と、硬質軸部の外表面にエラストマを成形した清掃部分(以下、背景技術に説明において「軟質清掃部」という)とを有する、樹脂製の歯間清掃具がある。
請求項3の発明は、前記清掃被覆部は複数の清掃突起を有し、前記複数の清掃突起のうち少なくとも1つの清掃突起は、歯間清掃具の長さ方向において基端錐部が位置する部分に位置していることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記基端錐部の前記傾斜角度が10゜から20°であることを特徴とする。
図1(a)、図1(b)に示すように、把持部10は厚み(1.7mm)に対して幅(8.0mm)が広い平板状に形成されており、平面視(図1(a))で略矩形状をなす。なお、把持部10の厚みは手で把持して歯間を清掃し易い寸法として0.8から5.0mmが好ましい。また、把持部10の幅も同様の理由から3.0から12.0mmが好ましい。
清掃部30は、図2(a)に示すように1次成形部にて形成された清掃軸部40と、図2(b)に示すようにこの清掃軸部40上に成形された2次成形部からなる清掃被覆部50とから構成される。
図2(b)に示すように、清掃被覆部50は、1次成形部である清掃軸部40(被覆により図示されない。図2(a)参照)の上に成形した2次成形部からなり、清掃軸部40を被覆する軸被覆部51と、この軸被覆部51上に多数形成されている清掃突起52とからなる。
中央被覆部55における円錐部分の傾斜角度は15°となっている。また、先端被覆部56の同傾斜角度は1.4°となっている。先端被覆部56の最先端(図2(b)の上端)は球状に形成されている。なお、中央被覆部55における円錐部分の傾斜角度は10から20゜が好ましく、先端被覆部56の傾斜角度は0.2から1.8°が好ましい。
(1)上記実施形態では、清掃軸部40は、傾斜角度が大きい基端円錐部42とこれよりも傾斜角度が緩い先端円錐部43を有している。清掃軸部40が全体として先端が細い円錐形状を有するため、歯間清掃具1として歯間が狭い箇所にも歯間が広い箇所にも使用することができる。
(4).エラストマからなる清掃被覆部50は、基端円錐部42と先端円錐部43を被覆しており、基端円錐部42が歯間の挿入抵抗となっている状態では歯間は清掃被覆部50の基端である立ち上がり部53の基端53aには到達していない。このため、歯間清掃具1の引き抜き時に清掃被覆部50に引っかかることがなく剥離しにくくなる。
○ ネック部20や清掃軸部40を断面円状に形成したが、円であれ真円に限らず、楕円、断面長円(半円同士を直線で繋いだ形状)、卵形状等でもよい。また、断面円形状以外の形状、例えば断面多角形状としてもよい。さらに、長さ方向においてある部分では断面円状、別の部分では断面多角形状にするなど、複数の形状を組み合わせてもよい。清掃軸部40は先端に向かうほど細くなる錐状を有すればよい。
○ 把持部10とネック部20とは1次成形部のみによって構成したが、2次成形部を含めて構成してもよい。例えば、把持部10に把持時のクッション性のため2次成形部を成形し、把持部10と清掃部30との2次成形部を成形時につなぐブリッジとしての2次成形部がネック部に成形されていてもよい。
10・・・把持部
20・・・ネック部
30・・・清掃部
40・・・清掃軸部
42・・・基端円錐部(基端錐部、錐状部)
43・・・先端円錐部(先端錐部、錐状部)
50・・・清掃被覆部
51・・・軸被覆部
52・・・清掃突起
54・・・基端被覆部
55・・・中央被覆部
56・・・先端被覆部
Claims (6)
- 把持部とネック部と清掃部とを有する樹脂製の歯間清掃具であって、
前記清掃部は、熱可塑性樹脂からなる清掃軸部と、同清掃軸部上にエラストマにて成形した清掃被覆部とからなり、
前記清掃軸部は、円柱部とその先端には先端に向かうほど細くなる錐状部を有し、
同錐状部は、前記清掃軸部の中心線に対する傾斜角度がそれぞれ異なる基端錐部と先端錐部とを有し、
前記基端錐部の前記傾斜角度が前記先端錐部の前記傾斜角度よりも大きく、
前記清掃被覆部は、基端側から順に、立ち上がり部、円柱状をなす基端被覆部、先端に向かうほど細くなる中央被覆部、同中央被覆部と傾斜角度が異なり先端に向かうほど細くなる先端被覆部を有し、
前記中央被覆部の基端は前記基端錐部の基端より先端側であって、前記基端錐部の先端よりも基端側に位置することを特徴とする歯間清掃具。 - 前記清掃被覆部の基端は、前記基端錐部の基端よりも基端側に位置することを特徴とする請求項1に記載の歯間清掃具。
- 前記清掃被覆部は複数の清掃突起を有し、
前記複数の清掃突起のうち少なくとも1つの清掃突起は、歯間清掃具の長さ方向において基端錐部が位置する部分に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯間清掃具。 - 前記基端錐部は円錐状であり、その基端と先端との直径の差が0.2から0.8mmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の歯間清掃具。
- 前記基端錐部の前記傾斜角度が10゜から20°であることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の歯間清掃具。
- 前記基端被覆部の基端の肉厚が0.1から0.5mmであり、前記基端被覆部の基端の肉厚に対する前記先端被覆部の基端の肉厚の比率は0.75から1.5の範囲であることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の歯間清掃具。
Priority Applications (1)
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JP2020154826A JP7100094B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 歯間清掃具 |
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JP2020154826A JP7100094B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 歯間清掃具 |
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Citations (2)
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2020
- 2020-09-15 JP JP2020154826A patent/JP7100094B2/ja active Active
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US20180193119A1 (en) | 2016-07-14 | 2018-07-12 | Sunstar Suisse S.A. | Interdental cleaner |
WO2019096434A1 (de) | 2017-11-15 | 2019-05-23 | Interbros Gmbh | Interdentalreiniger |
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JP2022048800A (ja) | 2022-03-28 |
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