JP7099906B2 - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7099906B2
JP7099906B2 JP2018156358A JP2018156358A JP7099906B2 JP 7099906 B2 JP7099906 B2 JP 7099906B2 JP 2018156358 A JP2018156358 A JP 2018156358A JP 2018156358 A JP2018156358 A JP 2018156358A JP 7099906 B2 JP7099906 B2 JP 7099906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
display
projector
display main
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018156358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020030349A (ja
Inventor
和治 関
周兵 亀田
晃之 阿部
友也 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Izumi Cosmo Co Ltd
Original Assignee
Izumi Cosmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Cosmo Co Ltd filed Critical Izumi Cosmo Co Ltd
Priority to JP2018156358A priority Critical patent/JP7099906B2/ja
Priority to US16/449,218 priority patent/US10768512B2/en
Publication of JP2020030349A publication Critical patent/JP2020030349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7099906B2 publication Critical patent/JP7099906B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/145Housing details, e.g. position adjustments thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 展示会出展による公開/展示日:平成30年5月16~18日 展示会名、開催場所:第9回 教育ITソリューションEXPO(EDIX エディックス) 東京都江東区有明3-11-1 東京国際展示場(東京ビッグサイト)
この発明は、プロジェクタや映写機などの投影機から投影された映像を表示可能な映像表示装置に関する。
従来から、表示面に映像を投影して表示させる投影機が備えられた表示本体部の高さを調整することができる映像表示装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、投影機(プロジェクター)が表示面側の上方の中央付近に配置されるとともに固定された表示本体部を鉛直方向に上下動させることで表示面の高さを調整することができる映像表示装置が開示されている。
詳述すると、特許文献1に記載の映像表示装置は、表示面に映像を投影可能に配置された投影機を備えた外枠(表示本体部)を支持する保持フレーム(可動本体支持部)がガイドレールに摺動自在に嵌め込まれているため、表示本体部を鉛直方向に昇降させて表示面の高さを調整できるとされている。
しかしながら、特許文献1に開示される映像表示装置は、重量物である投影機が表示面に映像を投影するように表示面側に突出しているため、つまり、映像表示装置の前後方向の中央より前方側に配置されているため、映像表示装置全体の重心位置は、映像表示装置を支持する支持範囲(底面積)の前方(表示面側)に寄った位置となる。
また、表示面に映像を投影する投影機が表示面側に突出した状態で表示本体部に取り付けられているため、表示本体部を上方移動させると、表示面側に突出した重量物である投影機も表示本体部とともに上方移動することとなり、映像表示装置を支持する支持範囲(底面積)の前方(表示面側)に寄った位置となる映像表示装置全体の重心位置が上昇し、側面視において支持範囲と重心位置とを結んで構成する傾斜角度が上方移動する前よりきつくなる。さらには、後方側の傾斜角度より前方側の傾斜角度がさらにきつくなって、安定性が低下するおそれがあった。
特開2018-36471号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、投影機が備えられた表示本体部の上昇移動による安定性低下を防止できる映像表示装置を提供することを目的とする。
この発明は、映像を投影する投影機と、該投影機から投影された前記映像を表示する表示面が備えられた表示本体部と、前記表示本体部を支持する本体支持部とで構成され、前記投影機が、前記表示面に前記映像を投影可能に表示面側に突出するように前記表示本体部に支持され、前記本体支持部に、前記表示本体部を昇降させる昇降手段と、前記表示本体部の昇降を操作する昇降操作手段と、前記昇降操作手段に、前記昇降手段による昇降範囲内における所望の位置で、前記表示本体部を保持する位置保持手段と、前記表示本体部が、設置する床面に対して起立した起立姿勢と、前記表示面が上方を向いた寝位姿勢との間で、前記表示本体部を枢動する枢動部と、前記枢動部による前記表示本体部の枢動を操作する枢動操作手段と、前記起立姿勢と前記寝位姿勢との間における所望の角度で、前記表示本体部を保持する姿勢保持手段とが設けられ、該昇降手段は、上昇移動に伴って、前記表示面の反対側に前記表示本体部を移動させる構成であり、前記昇降操作手段が、前記寝位姿勢における前記表示本体部より下側であり、前記枢動部の近傍となる位置に設けられ、前記枢動操作手段が、前記起立姿勢における前記表示本体部の上方に設けられた映像表示装置であることを特徴とする。
前記投影機は、短焦点プロジェクタ、プロジェクタ、あるいは映写機など、動画や画像などの映像を投影可能な装置をいう。なお、映像は、静止画や動画、あるいは文字などを含むものとする。
前記表示面は、プロジェクタボードやスクリーンなど、前記投影機から投影された映像を表示可能なものをいい、プロジェクタボードやスクリーンにおける片面のみが表示面を構成してもよいし、両面ともに表示面を構成してもよい。
前記投影機が、前記表示面に前記映像を投影可能に表示面側に突出するように前記表示本体部に支持されとは、前記表示面に前記映像を投影することができるように、前記表示本体部の前記表示面側である前方に前記投影機の少なくとも一部が配置されるとともに、前記表示本体部の上部、下部あるいは側部に支持されることをいい、前記投影機が、別部材を介して前記表示本体部に対して支持されてもよいし、前記投影機が前記表示本体部に直接支持されてもよい。
前記昇降手段は、前記表示本体部を昇降させる駆動力が人力で昇降させる昇降手段もよいし、人力以外の駆動力で昇降させる昇降手段もよい。例えば、人力によって前記表示本体部を昇降させる場合には、ガス圧、油圧、水圧、あるいは空気圧を利用した緩衝器を設けてもよい。また、人力以外の駆動力によって前記表示本体部を昇降させる場合には、ロッドの押し出しにより前記移動ユニットを上下方向に昇降させる駆動シリンダや、ギアを回転させることで前記移動ユニットを上下方向に昇降させるギア構造などでもよく、そのための駆動源はガス圧や電気などでもよい。
この発明により、投影機が備えられた表示本体部の上昇移動による安定性低下を防止することができる。
詳述すると、前記映像を投影する重量物である前記投影機が前記表示面に前記映像を投影可能に備えられた前記表示本体部を支持する前記本体支持部が、前記昇降手段による上昇移動に伴って前記表示面側の反対となる後方へ前記表示本体部を移動するように支持している。
なお、前記映像を投影する重量物である前記投影機が前記表示面に前記映像を投影可能に表示面側に突出して前記本体支持部に支持された映像表示装置全体の重心位置は、前記投影機が映像表示装置の前後方向の中央より前方側に配置されているため、映像表示装置を支持する支持範囲(底面積)の前方(表示面側)に寄った位置となる。また、前記表示本体部が前記昇降手段によって上方かつ後方に移動することで、映像表示装置全体の重心位置も上方かつ後方(表示面と反対側)に移動する。そのため、映像表示装置を支持する支持範囲(底面積)の前後方向の中央側に重心位置が移動することとなり、前記表示本体部の上昇移動による安定性低下を防止することができる。
また、前記表示本体部の昇降を操作する昇降操作手段が設けられているため、前記昇降操作手段を操作することで前記表示本体部を昇降させることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、前記昇降操作手段に、前記昇降手段による昇降範囲内における所望の位置で、前記表示本体部を保持する位置保持手段が設けられているため、前記昇降操作手段によって移動した前記表示本体部を所望の高さで保持することができる。このため、前記投影機から投影する前記映像を表示する表示面の高さを必要に応じて所望の高さに調整でき、利用者の利便性を向上させることができる。
また、前記表示本体部が、設置する床面に対して起立した起立姿勢と、前記表示面が上方を向いた寝位姿勢との間で、前記表示本体部を枢動する枢動部が設けられているため、前記起立姿勢と前記寝位姿勢との間で前記枢動部が枢動させた状態の前記表示面に、前記投影機から投影された映像を表示することができる。
詳述すると、前記表示本体部が、設置する床面に対して起立した前記起立姿勢だけではなく、前記表示本体部が有する前記表示面が上方を向いた前記寝位姿勢においても、前記投影機から投影された前記映像を前記表示面に表示することができる。
このため、例えば、前記寝位姿勢の前記表示本体部を机として利用できるとともに、机上となる前記表示面に前記投影機から映像を投影することができ、投影された映像を囲み話し合うために利用するなど、状況に応じた姿勢で前記映像表示装置を利用することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
また、前記昇降操作手段が、前記寝位姿勢における前記表示本体部より下側であり、前記枢動部の近傍となる位置に設けられているため、前記寝位姿勢における前記昇降操作手段の操作を困難にし、前記寝位姿勢の前記表示本体部が上昇することによる周辺設備との干渉を防止することができる。
詳述すると、前記表示本体部を上昇させる場合、前記表示本体部が周辺設備と干渉しないか確認しながら上昇させるが、前記起立姿勢の前記表示本体部は昇降移動方向に対して交差する方向に狭い(厚みが薄い)ため、前記起立姿勢の前記表示本体部の上方を確認すれば安全に前記表示本体部を上昇させることができる。
これに対し、寝位姿勢の前記表示本体部は昇降移動方向に対して交差する方向に広いため、確認しなければならない範囲が広くなり、上昇させる前記表示本体部が周辺設備と干渉するおそれが生じる。そこで、前記昇降操作手段を、前記寝位姿勢における前記表示本体部より下側であり前記枢動部近傍となる位置に配置することで、前記起立姿勢における前記昇降操作手段の操作しやすさを確保するとともに、前記寝位姿勢において前記表示本体部が障害となって前記昇降操作手段の操作が困難となり、前記寝位姿勢の前記表示本体部が上昇することによる周辺設備との干渉を防止することができる。
また、前記枢動部による前記表示本体部の枢動を操作する枢動操作手段が備えられるとともに、前記起立姿勢と前記寝位姿勢との間における所望の角度で、前記表示本体部を保持する姿勢保持手段が設けられているため、単に前記枢動操作手段を操作することで前記起立姿勢と前記寝位姿勢との間を枢動できるとともに、所望の角度で前記表示本体部を保持することができる。
このため、前記投影機から投影された前記映像を表示する前記表示面の角度を、必要に応じて所望の角度に調整することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、前記枢動操作手段が、前記起立姿勢における前記表示本体部の上方に設けられているため、前記昇降手段により前記表示本体部が上方に移動した状態において、前記枢動操作手段はより高い位置となるため、上方位置にある表示本体部を前記起立姿勢から前記寝位姿勢に枢動操作する前記枢動操作手段の操作性が低減する。
詳述すると、前記昇降手段により、前記表示本体部が上方かつ後方に移動した状態で前記起立姿勢から前記寝位姿勢へ枢動操作すると、前記表示本体部が下方位置にある状態で枢動させて姿勢を切替える場合と比較して、重量物である前記投影機が床面から上方に離れた位置を動くこととなり、安定性が低下するおそれがある。
さらに、前記昇降手段により、前記表示本体部を上方かつ後方に移動したことで重量物である前記投影機が上方かつ後方に移動した状態において、前記起立姿勢から前記寝位姿勢へ枢動させると、前記表示本体部の上方に固定された重量物である前記投影機がともに移動することとなる。
このため、重量物である前記投影機が上方かつ後方に移動した状態からさらに後方に移動し、支持範囲の後端側に寄って安定性が低下するおそれがある。
これに対し、前記枢動操作手段を前記表示本体部の上方に配置することで、前記表示本体部が下方位置にある場合は前記枢動操作手段を容易に操作して前記寝位姿勢に枢動操作することができるが、前記表示本体部が上方に移動した状態では、前記枢動操作手段もともに上方に移動するため、前記枢動操作手段の位置が高くなり、操作性が低下する。
これにより、前記表示本体部が下方に位置する場合における前記枢動操作手段の操作しやすさを確保するとともに、前記表示本体部が上方に位置する状態において枢動操作が行われ、安定性が低下することを防止できる。
なお、上述の支持範囲(底面積)は、本体支持部を設置する床面に対して接する面積、あるいは複数箇所で接する場合における設置箇所で囲まれた範囲である。
前記位置保持手段は、前記表示本体部を前記昇降範囲内において、無段階で調整した所望の高さで保持可能に構成してもよいし、段階的に調整した所望の高さにおいて保持するように構成してもよい。
この発明の態様として、前記本体支持部に、前記表示本体部を移動可能に支持する可動本体支持部と、前記可動本体支持部の上昇移動方向を前記表示面の反対側の上方向に規制するとともに支持する方向規制支持部とが設けられ、前記昇降手段が前記可動本体支持部と前記方向規制支持部とで構成されてもよい。
前記方向規制支持部は、前記可動本体支持部の可動方向を所定の方向に規制するとともに支持するように構成され、例えば、筐状の前記方向規制支持部に沿って摺動するように前記可動本体支持部が設けられる場合や、ガイドレールにより可動方向を規制する場合も含む。
前記本体支持部は、前記可動本体支持部と前記方向規制支持部とだけで構成してもよく、例えば、前記本体支持部の下端に、前記映像表示装置を移動可能にするキャスタや、弾性部材で構成された滑り止めなどの別の構成の設置部分が設けられてもよい。
この発明により、前記昇降手段を構成する前記可動本体支持部が前記方向規制支持部によってその移動方向が規制されるため、前記昇降手段によって昇降する前記表示本体部の移動方向を規制することができる。
またこの発明の態様として、前記投影機が、前記表示本体部の表示面側の上方かつ中央付近に配置されてもよい。
この発明により、前記投影機が前記表示面側の上方かつ左右方向の中央に設けられるため、左右の重量バランスを保つことができ、安定して前記表示本体部を昇降させることができる。
さらにまた、例えば、前記投影機が下方に配置された前記表示本体部の表示面に記述するなどのために近づくと前記投影機が邪魔になるおそれがあるが、前記投影機が、前記表示本体部の上方かつ中央付近に配置されているため、前記投影機が邪魔になることがない。
この発明により、投影機が備えられた表示本体部の上昇移動による安定性低下を防止できる映像表示装置を提供することができる。
プロジェクタボードスタンドの斜視図。 プロジェクタボードスタンドの説明図。 プロジェクタボードスタンドの分解右側面図。 プロジェクタボードスタンドの昇降についての右側面図による説明図。 プロジェクタボードスタンドの枢動についての右側面図による説明図。 別の実施形態のプロジェクタボードスタンドの説明図。 別の実施形態のプロジェクタボードスタンドの枢動及び昇降についての右側面図による説明図。 別の実施形態のプロジェクタボードスタンドの説明図。 別の実施形態のプロジェクタボードスタンドの背面図。
プロジェクタボードスタンド1の一実施形態を以下図面とともに説明する。
図1はプロジェクタボードスタンド1の斜視図を示し、図2はプロジェクタボードスタンド1の説明図を示し、図3はプロジェクタボードスタンド1の分解右側面図を示し、図4はプロジェクタボードスタンド1の昇降についての右側面図による説明図を示し、図5はプロジェクタボードスタンド1の枢動についての右側面図による説明図を示している。
詳しくは、図4(a)は表示本体部10が低位置Loにあるプロジェクタボードスタンド1の右側面図を示し、図4(b)は表示本体部10を上昇させて高位置Hiにあるプロジェクタボードスタンド1の右側面図を示している。図5(a)は表示本体部10が起立姿勢STであるプロジェクタボードスタンド1の右側面図を示し、図5(b)は表示本体部10が中間姿勢Mであるプロジェクタボードスタンド1の右側面図を示し、図5(c)は表示本体部10が寝位姿勢SLであるプロジェクタボードスタンド1の右側面図を示している。
なお、図1乃至5において、上下方向をH、幅方向をW、奥行方向をLとし、上下方向Hにおける上側を上方向Hu、下側を下方向Hd、奥行方向Lにおける手前側を前方側Lf、奥側を後方側Lbとしている。
プロジェクタボードスタンド1は、図1乃至図3に示すように、映像を投影するプロジェクタ11が備えられた表示本体部10と、プロジェクタボードスタンド1を設置する床面Fから表示本体部10を支持する本体支持部20と、本体支持部20に対する表示本体部10の枢動を補助する枢動補助部40とで構成されている。
表示本体部10は、プロジェクタ11と、プロジェクタ11から投影された映像を表示する表示面121を構成するプロジェクタボード12と、プロジェクタボード12の背面側に固定されたフレーム13と、プロジェクタ11を支持する支持アーム14と、表示本体部10の枢動操作を行う枢動操作部15とで構成している。
プロジェクタ11は、プロジェクタボード12の上方向Huかつ幅方向Wの中央付近に配置された短焦点プロジェクタであり、図示省略するパーソナルコンピュータ等に接続され、プロジェクタボード12の表示面121に対して所望の映像を投影するように構成されている。
プロジェクタボード12は、上下方向Hより幅方向Wが広い正面視横長長方形状かつ適宜の厚みを有する板材であり、前方側Lfの表面を、プロジェクタ11から投影された映像を表示する表示面121としている。
フレーム13は、背面視略正方形状の外枠131と、外枠131の上下方向Hの中央付近において幅方向Wに沿って配置された横枠132とで構成された背面視略日の字状の金属製の枠体であり、プロジェクタボード12の背面側に固定されている。
重量物であるプロジェクタ11をプロジェクタボード12から支持する支持アーム14は、プロジェクタボード12の背面側に固定する鉛直部141と、鉛直部141の上端部から前方側Lfに延びる水平部142とで側面視逆L字型を構成し、水平部142の先端側にプロジェクタ11を取り付けるように構成している。
枢動操作部15は、図2(c)に示すように、プロジェクタボード12の背面側に固定されたフレーム13の外枠131の上方向Huにおける幅方向Wの中央より正面視右側に配置され、平面視凹形状の固定ハンドル151と、固定ハンドル151に対して前方側Lfの端部が枢動可能に装着された可動ハンドル152とで側面視寝位のV字状に構成している。
なお、枢動操作部15は、後述する枢動部30の枢動保持機構(図示省略)と図示省略する操作ケーブルで接続されているため、固定ハンドル151を反力として可動ハンドル152を上方向Huに枢動操作することで、枢動部30における枢動保持機構(図示省略)を開放して、枢動部30によって本体支持部20に対する表示本体部10の枢動が可能になる。逆に、可動ハンドル152の枢動操作を解消することで、枢動保持機構により本体支持部20に対する表示本体部10の枢動位置を保持するように操作することができる。
このように構成された表示本体部10は、プロジェクタボード12の背面側にフレーム13を固定するとともに、プロジェクタボード12の背面側の幅方向Wの中央付近に支持アーム14の鉛直部141を固定する。このとき、支持アーム14の水平部142がプロジェクタボード12の表示面121の側、つまり前方側Lfに突出するように支持アーム14をプロジェクタボード12に取り付ける。
そのため、支持アーム14の水平部142に取り付けるプロジェクタ11は、プロジェクタボード12の上方向Huの幅方向W中央付近において表示面121より前方側Lfに突出するような態様で取り付けられる。
また、フレーム13の上部に対して枢動操作部15を取り付けるとともに、後述する枢動部30における枢動保持機構(図示省略)に接続された、あるいは枢動部30に接続する操作ケーブル(図示省略)をセットして、表示本体部10の組み付けは完了する。
表示本体部10とでプロジェクタボードスタンド1を構成する本体支持部20は、下方向Hdから順に、底部支持台21と、底部支持台21が下方向Hdに固定された方向規制支持部22と、方向規制支持部22に対して上下方向Hにスライド可能に組み付けられた可動本体支持部23と、方向規制支持部22に対する可動本体支持部23の昇降を操作する昇降操作部24とで構成されている。
底部支持台21は、幅方向Wに所定間隔を隔てて配置され、奥行方向Lに延びる2本のベース部211と、幅方向Wに所定間隔を隔てて配置された2本のベース部211を幅方向Wに連結するベース連結部212とで幅方向Wに長く奥行方向Lに短い平面視H型を構成している。なお、底部支持台21における床面Fに接地する接地点を構成するキャスタ213が各ベース部211の奥行方向Lの両端付近にそれぞれ備えている。
方向規制支持部22は、図3に示すように、底部支持台21のベース連結部212の幅方向Wの中央に対して上方向Huに延びるように固定された幅方向Wに長い平面視略長方形の断面、かつ上方向Huに向かって後方側Lbに傾斜する側面視平行四辺形状の四角柱状筒体である。
可動本体支持部23は、図3に示すように、上述のような構成の方向規制支持部22よりひとまわり大きな平面視方向の断面を有する上方向Huに向かって後方側Lbに傾斜する側面視平行四辺形状の四角柱状筒体である。このように構成された可動本体支持部23の内部に方向規制支持部22が摺動可能に収容されるように組み付けられ、方向規制支持部22に対して可動本体支持部23は、上方向Huかつ後方側Lbに向かって摺動可能に構成される。
なお、このように組み付けられる方向規制支持部22と可動本体支持部23の内部には、図示省略するが、下方向Hdに向かって作用する表示本体部10の重力に抗して、表示本体部10を上下方向Hにスムーズに昇降できるように、所定の付勢力と緩衝力を有する伸縮自在なジャッキ等で構成する昇降機構と、方向規制支持部22に対する可動本体支持部23の位置を保持する昇降保持機構とを配置している。
また、このように摺動可能に組み付けた方向規制支持部22及び可動本体支持部23と、方向規制支持部22と可動本体支持部23の内部に配置した昇降機構及び昇降保持機構とで昇降手段20Xを構成している。
また、可動本体支持部23の上方Huの両側面には、表示本体部10のフレーム13の横枠132と枢動可能に連結する枢動支持部231を備えている。枢動支持部231は側面視略T字状の板材で構成され、側面視略T字状の前方側Lfの先端部分でフレーム13の横枠132と枢動可能に連結されるとともに、その後方側Lbには後述する枢動補助部40の補助ジャッキ41,42の一方の端部が枢動可能に連結される。
また、可動本体支持部23の上下方向Hの中央より下方における正面側に、表示本体部10が連結される可動本体支持部23の方向規制支持部22に対する昇降を操作する昇降操作部24を設けている。
昇降操作部24は、平面視凹形状の固定ハンドル241と、固定ハンドル241に対して後方側Lbの端部が枢動可能に装着された可動ハンドル242とで側面視下向きに開放されたV字状に構成している。
なお、昇降操作部24は、上述の昇降保持機構(図示省略)に接続されているため、固定ハンドル241を反力として可動ハンドル242を上方向Huに枢動操作することで、昇降保持機構(図示省略)を開放して昇降機構によって方向規制支持部22に対して可動本体支持部23を昇降させることができる。逆に、可動ハンドル242の枢動操作を解消することで方向規制支持部22に対する可動本体支持部23の昇降を規制した、その相対位置を保持するように操作することができる。
本体支持部20に対する表示本体部10の枢動を補助する枢動補助部40は、上述の枢動支持部231によって可動本体支持部23と枢動可能に接続される表示本体部10の上部と枢動支持部231とを伸縮自在に連結する上補助ジャッキ41と、表示本体部10の下部と枢動支持部231とを伸縮自在に連結する下補助ジャッキ42とで構成されている。
なお、補助ジャッキ41,42は、所定の付勢力と緩衝力を有する伸縮自在なジャッキで構成している。
このように各要素が構成されたプロジェクタボードスタンド1において、底部支持台21のベース連結部212の幅方向Wの中央に対して上方向Huに延びるように方向規制支持部22を固定するとともに、方向規制支持部22に対して可動本体支持部23を外嵌するように組み付ける。このとき、方向規制支持部22及び可動本体支持部23の内部に上述の昇降機構及び昇降保持機構を組み付けるとともに、可動本体支持部23に組み付けて昇降操作部24と昇降保持機構とを接続して、本体支持部20の組み付けは完了する。
そして、上述のように組み付けた表示本体部10の背面側において、フレーム13の横枠132と、可動本体支持部23の枢動支持部231の前方側Lfとを枢動可能に連結するとともに、枢動補助部40を組み付けてプロジェクタボードスタンド1の組み付けは完了する。
このように、本体支持部20に対して表示本体部10が枢動可能に連結されるとともに、枢動補助部40が組み付けられたプロジェクタボードスタンド1において、表示本体部10の横枠132と可動本体支持部23の枢動支持部231によって、プロジェクタボードスタンド1において本体支持部20に対して表示本体部10を枢動する枢動部30を構成することができる。
また、本体支持部20における底部支持台21のベース部211の奥行方向Lの両側に備えたキャスタ213が床面Fに接地するため、プロジェクタボードスタンド1における支持範囲Xは4つのキャスタ213によって囲まれる平面視方向の範囲となる。
このように組み付けられたプロジェクタボードスタンド1は、図4(a)に示す表示本体部10が低位置Loにあるとともに起立姿勢STで、昇降操作部24を操作するとともに、上方向Huに向かって移動させるように力を作用させることで、本体支持部20を構成する方向規制支持部22に対して、表示本体部10が連結された可動本体支持部23は上方向Huに移動する。このとき、上方向Huに向かって後方側Lbに傾斜する側面視平行四辺形状の方向規制支持部22に沿って可動本体支持部23は移動するため、図4(b)に示すように、可動本体支持部23に連結された表示本体部10も上昇移動に伴って徐々に後方側Lbに移動することとなる。
逆に、図4(b)に示す表示本体部10が高位置Hiにある状態で、昇降操作部24を操作するとともに、下方向Hdに向かって移動させるように力を作用させることで、本体支持部20を構成する方向規制支持部22に対して、表示本体部10が連結された可動本体支持部23は下方向Hdに移動する。このとき、下方向Hdに向かって前方側Lfに傾斜する側面視平行四辺形状の方向規制支持部22に沿って可動本体支持部23は移動するため、図4(a)に示すように、可動本体支持部23に連結された表示本体部10も下降移動に伴って徐々に前方側Lfに移動することとなる。
また、プロジェクタボードスタンド1は、図5(a)に示す表示本体部10が低位置Loにある状態かつ起立姿勢STで、枢動操作部15を操作するとともに、後方側Lbに引っ張るように力を作用させることで、図5(b)に示すように、枢動部30によって可動本体支持部23(本体支持部20)に対して枢動可能に連結された表示本体部10の上部が後方側Lbに移動する。そして、図5(c)に示すように、表示本体部10が接地する床面Fに対して略水平となる寝位姿勢SLとなるまで枢動させてもよいし、図5(b)に示すような所望の枢動角度まで枢動させた中間姿勢Mでもよいが、所望の枢動姿勢となれば、枢動操作部15の枢動操作を解消することで、枢動保持機構で本体支持部20に対する表示本体部10の枢動位置を保持することができる。
上述のように、映像を投影するプロジェクタ11と、プロジェクタ11から投影された映像を表示する表示面121が備えられた表示本体部10と、表示本体部10を支持する本体支持部20とで構成され、プロジェクタ11が、表示面121に映像を投影可能に前方側Lfに突出するように表示本体部10に支持され、本体支持部20に、表示本体部10を昇降させる昇降手段20Xが備えられ、昇降手段20Xは、上昇移動に伴って、後方側Lbに表示本体部10を移動させるプロジェクタボードスタンド1は、プロジェクタ11が備えられた表示本体部10を上昇移動させても安定性が低下することを防止できる。
詳述すると、映像を投影する重量物であるプロジェクタ11が表示面121に映像を投影可能に備えられた表示本体部10を支持する本体支持部20が、昇降手段20Xによる上昇移動に伴って前方側Lfの反対となる後方側Lbへ表示本体部10を移動するように支持している。
なお、映像を投影する重量物であるプロジェクタ11が、表示面121に映像を投影可能に前方側Lfに突出して本体支持部20に支持されたプロジェクタボードスタンド1全体の重心位置は、プロジェクタボードスタンド1を支持する支持範囲X(底面積)の前方側Lfに寄った位置となる。また、表示本体部10が昇降手段20Xによって上方向Huかつ後方側Lbに移動することで、プロジェクタボードスタンド1全体の重心位置も上方向Huかつ後方側Lbに移動して支持範囲X(底面積)の奥行方向Lの中央側に重心位置が移動することとなり、表示本体部10の上昇移動による安定性低下を防止することができる。
また、本体支持部20に、表示本体部10を移動可能に支持する可動本体支持部23と、可動本体支持部23の上昇移動方向を後方側Lbの上方向Huに規制するとともに支持する方向規制支持部22とが設けられ、昇降手段20Xが可動本体支持部23と方向規制支持部22とで構成されているため、昇降手段20Xを構成する可動本体支持部23が方向規制支持部22によってその移動方向が規制され、昇降手段20Xによって昇降する表示本体部10の移動方向を規制することができる。
また、プロジェクタ11が、表示本体部10の前方側Lfの上方向Huかつ幅方向Wの中央付近に配置されているため、例えば、重量物であるプロジェクタ11を、プロジェクタボードスタンド1の幅方向Wにおける中央近傍の上方向Huに配置されることとなる。そのため、幅方向Wの重量バランスを保つことができ、安定して表示本体部10を昇降させることができる。
さらにまた、例えば、プロジェクタ11が下方に配置された表示本体部10の表示面121に記述するなどのために近づくとプロジェクタ11が邪魔になるおそれがあるが、プロジェクタ11が、表示本体部10の上方かつ中央付近に配置されているため、プロジェクタ11が邪魔になることがない。
また、表示本体部10の昇降を操作する昇降操作部24が設けられているため、昇降操作部24を操作することで表示本体部10を昇降させることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、昇降操作部24が、昇降手段20Xによる昇降範囲内における所望の位置で、表示本体部10を保持する昇降保持機構に接続されているため、昇降操作部24によって移動した表示本体部10を所望の高さで保持することができる。このため、プロジェクタ11から投影する映像を表示する表示面121の高さを必要に応じて所望の高さに調整でき、利用者の利便性を向上させることができる。
また、表示本体部10が、設置する床面Fに対して起立した起立姿勢STと、表示面121が上方向Huを向いた寝位姿勢SLとの間で、表示本体部10を枢動する枢動部30が設けられているため、起立姿勢STと寝位姿勢SLとの間で枢動部30が枢動させた状態の表示面121に、プロジェクタ11から投影された映像を表示することができる。
詳述すると、表示本体部10が、設置する床面Fに対して起立した起立姿勢STだけではなく、表示本体部10が有する表示面121が上方向Huを向いた寝位姿勢SLにおいても、プロジェクタ11から投影された映像を表示面121に表示することができる。
このため、例えば、寝位姿勢SLの表示本体部10を机として利用できるとともに、机上となる表示面121にプロジェクタ11から映像を投影することができ、投影された映像を囲み話し合うために利用するなど、状況に応じた姿勢でプロジェクタボードスタンド1を利用することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
また、昇降操作部24が、寝位姿勢SLにおける表示本体部10より下側であり、枢動部30の近傍となる位置に設けられているため、寝位姿勢SLにおける昇降操作部24の操作を困難にし、寝位姿勢SLの表示本体部10が上昇することによる周辺設備との干渉を防止することができる。
詳述すると、表示本体部10を上昇させる場合、表示本体部10が周辺設備と干渉しないか確認しながら上昇させるが、起立姿勢STの表示本体部10は昇降移動方向に対して交差する方向に狭い(厚みが薄い)ため、起立姿勢STの表示本体部10の上方を確認すれば安全に表示本体部10を上昇させることができる。
これに対し、図5(c)に示すように、寝位姿勢SLの表示本体部10は昇降移動方向に対して交差する方向に広いため、確認しなければならない範囲が広くなり、上昇させる表示本体部10が周辺設備と干渉するおそれが生じる。そこで、昇降操作部24を、寝位姿勢SLにおける表示本体部10より下側であり枢動部30の近傍となる位置に配置することで、起立姿勢STにおける昇降操作部24の操作しやすさを確保するとともに、寝位姿勢SLにおいて表示本体部10が障害となって昇降操作部24の操作が困難となり、寝位姿勢SLの表示本体部10が上昇することによる周辺設備との干渉を防止することができる。
また、枢動部30による表示本体部10の枢動を操作する枢動操作部15が備えられるとともに、起立姿勢STと寝位姿勢SLとの間における所望の角度で、表示本体部10を保持する枢動保持機構が設けられているため、単に枢動操作部15を操作することで起立姿勢STと寝位姿勢SLとの間を枢動できるとともに、所望の角度で表示本体部10を保持することができる。
このため、プロジェクタ11から投影された映像を表示する表示面121の角度を、必要に応じて所望の角度に調整することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、枢動操作部15が、起立姿勢STにおける表示本体部10の上方向Huに設けられているため、昇降手段20Xにより表示本体部10が上方向Huに移動した高位置Hiの状態において、枢動操作部15はより高い位置となるため、起立姿勢STから寝位姿勢SLに枢動操作する枢動操作部15の操作性が低減する。
詳述すると、昇降手段20Xにより、表示本体部10が上方向Huかつ後方側Lbに移動した高位置Hiの状態で起立姿勢STから寝位姿勢SLへ枢動操作すると、表示本体部10が下方位置にある状態で枢動させて姿勢を切替える場合と比較して、重量物であるプロジェクタ11が床面Fから上方向Huに離れた位置を動くこととなり、安定性が低下するおそれがある。
さらに、昇降手段20Xにより、表示本体部10を上方向Huかつ後方側Lbに移動したことで重量物であるプロジェクタ11が上方向Huかつ後方側Lbに移動した状態において、起立姿勢STから寝位姿勢SLへ枢動させると、表示本体部10の上方向Huに固定された重量物であるプロジェクタ11がともに移動することとなる。
このため、重量物であるプロジェクタ11が上方向Huかつ後方側Lbに移動した状態からさらに後方側Lbに移動し、支持範囲Xの後端側に寄って安定性が低下するおそれがある。
これに対し、枢動操作部15を表示本体部10の上方向Huに配置することで、表示本体部10が下方位置にある場合は枢動操作部15を容易に操作して寝位姿勢SLに枢動操作することができるが、表示本体部10が上方向Huに移動した状態では、枢動操作部15もともに上方向Huに移動するため、枢動操作部15の位置が高くなり、操作性が低下する。
これにより、表示本体部10が下方に位置する場合における枢動操作部15の操作しやすさを確保するとともに、表示本体部10が上方向Huに位置する状態において枢動操作が行われ、安定性が低下することを防止できる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の投影機はプロジェクタ11に対応し、
以下同様に、
表示面は表示面121に対応し、
表示本体部は表示本体部10に対応し、
本体支持部は本体支持部20に対応し、
表示面側は前方側Lfに対応し、
昇降手段は昇降手段20Xに対応し、
反対側は後方側Lbに対応し、
床面は床面Fに対応し、
映像表示装置はプロジェクタボードスタンド1に対応し、
可動本体支持部は可動本体支持部23に対応し、
方向規制支持部は方向規制支持部22に対応し、
上方は上方向Huに対応し、
昇降操作手段は昇降操作部24に対応し、
位置保持手段は昇降保持機構に対応し、
起立姿勢は起立姿勢STに対応し、
寝位姿勢は寝位姿勢SLに対応し、
枢動部は枢動部30に対応し、
枢動操作手段は枢動操作部15に対応し、
姿勢保持手段は枢動保持機構に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
プロジェクタ11は、短焦点プロジェクタのみならず、通常のプロジェクタや、映写機など、動画や画像などの映像を投影可能な装置で構成してもよい。
また、プロジェクタボード12の両面を表示面121として構成してもよい。さらに、プロジェクタ11は、プロジェクタボード12の上部のみならず、下部あるいは側部に配置されてもよい。
プロジェクタ11を、支持アーム14を介してプロジェクタボード12に固定したが、支持アーム14を介さず、直接プロジェクタボード12にプロジェクタ11を固定するように構成してもよい。
また、上述の説明では、人力で昇降手段20Xを稼働させて表示本体部10を昇降させたが、ガス圧や電気などを駆動源として、表示本体部10を昇降させるように構成してもよい。
また、上述の枢動操作部15で操作する枢動保持機構や、昇降操作部24で操作する昇降保持機構は無段階で所望の位置で保持できるように構成したが、段階的に所望の位置で保持するように構成してもよい。
さらにまた、方向規制支持部22及び可動本体支持部23による後方側Lbへの傾斜角度は、図示する角度に限定されず、さらに後方側Lbに傾斜するように構成してもよいし、後方側Lbの傾斜に加えて幅方向Wにも傾斜させてもよい。
例えば、図6乃至図9に示すように、本体支持部20aを構成する方向規制支持部22a及び可動本体支持部23aにおける後方側Lbへの傾斜角度がさらに後方側Lbに傾斜してもよい。
なお、図6は別の実施形態であるプロジェクタボードスタンド1aの説明図を示し、図7はプロジェクタボードスタンド1aの枢動及び昇降についての右側面図による説明図を示し、図8はプロジェクタボードスタンド1aの説明図を示し、図9はプロジェクタボードスタンド1aの背面図を示している。
詳しくは、図6(a)はプロジェクタボードスタンド1aの左側面図を示し、図6(b)はプロジェクタボードスタンド1aの右側面図を示し、図7(a)は表示本体部10aが寝位姿勢SLであるプロジェクタボードスタンド1aの右側面図を示し、図7(b)は表示本体部10aを上昇させて高位置Hiにあるプロジェクタボードスタンド1aの右側面図を示している。
なお、図6乃至図9に示すプロジェクタボードスタンド1aについての各構成については、上述のプロジェクタボードスタンド1における各構成と同様の構成であるため、同じ符号を付して、その説明を省略する。
図6乃至図9に示すプロジェクタボードスタンド1aは、上述のプロジェクタボードスタンド1における方向規制支持部22及び可動本体支持部23の後方側Lbへの傾斜角度より6度程度、さらに後方側Lbに傾斜する方向規制支持部22a及び可動本体支持部23aにて昇降手段20Xaを構成している。
上述のように、方向規制支持部22a及び可動本体支持部23aがさらに後方側Lbに傾斜する本体支持部20aを構成する底部支持台21aは、上述のプロジェクタボードスタンド1の本体支持部20における底部支持台21よりも奥行方向Lの長さを長く形成している。
このようにプロジェクタボードスタンド1の方向規制支持部22及び可動本体支持部23よりさらに後方側Lbに傾斜する方向規制支持部22a及び可動本体支持部23aで構成する昇降手段20Xaを備えた本体支持部20aを有するプロジェクタボードスタンド1aは、昇降手段20Xaによる上昇移動に伴って、さらに後方側Lbに表示本体部10を移動させるため、上述のプロジェクタボードスタンド1よりも表示本体部10が上昇移動した際の安定性の低下をより防止することができる。
このように、上述のプロジェクタボードスタンド1における方向規制支持部22及び可動本体支持部23より、さらに後方側Lbに傾斜する方向規制支持部22a及び可動本体支持部23aにて昇降手段20Xaを構成するプロジェクタボードスタンド1aは、上述のプロジェクタボードスタンド1による効果を奏することはもちろん、方向規制支持部22a及び可動本体支持部23aによる後方側Lbへのさらなる傾斜によって奏する効果を向上することができる。
しかしながら、本体支持部を後方側Lbに傾斜すればよいわけではなく、およそ5度から20度の範囲で後方側Lbに傾斜させることによって、上述のような効果を奏することができる。例えば、本体支持部の後方側Lbへの傾斜角度が5度未満の場合、鉛直方向に昇降する場合と比べて、表示本体部10が上昇移動した際の安定性は大きく変わらず、また、傾斜角度が20度を超える場合、プロジェクタボードスタンドを支持する支持範囲X(底面積)を広く確保する必要があり、占用面積が大きくなるため、プロジェクタボードスタンドが大型化し、利用者の満足を得ることができない。
これに対し、本体支持部をおよそ5度から20度の範囲で後方側Lbに傾斜させることによって、支持範囲X(底面積)をむやみに広く確保することなく、表示本体部10が上昇移動した際の安定性低下を防止することができる。
また、上述のプロジェクタボードスタンド1、1aでは、映像を投影するプロジェクタ11を表示面121に映像を投影可能に前方側Lfに突出するように表示本体部10に支持され、本体支持部20,20aに備えた昇降手段20X,20Xaによって、上昇移動に伴って表示本体部10を後方側Lbに移動させたが、例えば、スクリーンで構成する表示面の後方側Lbに、重量物であり、表示面に映像を投影する装置を配置した場合、本体支持部を前方側Lfに傾斜させ、表示本体部の上昇に伴って後方側Lbに移動するように構成した場合も、プロジェクタボードスタンド1,1aと同様の効果を奏することができる。
つまり、本発明は、プロジェクタボードスタンド1,1aにおいて本体支持部20,20aを後方側Lbに傾斜させることだけでなく、備えられた重量物ともに上昇する際における安定性低下を防止するため、奥行方向Lにおいて重量物が配置された側と反対側に本体支持部が傾斜することが本質である。
1,1a…プロジェクタボードスタンド
10…表示本体部
11…プロジェクタ
15…枢動操作部
20,20a…本体支持部
20X,20Xa…昇降手段
22,22a…方向規制支持部
23,23a…可動本体支持部
24…昇降操作部
30…枢動部
121…表示面
F…床面
Hu…上下方向
Lb…後方側
Lf…前方側
ST…起立姿勢
SL…寝位姿勢

Claims (3)

  1. 映像を投影する投影機と、
    該投影機から投影された前記映像を表示する表示面が備えられた表示本体部と、
    前記表示本体部を支持する本体支持部とで構成され、
    前記投影機が、前記表示面に前記映像を投影可能に表示面側に突出するように前記表示本体部に支持され、
    前記本体支持部に、前記表示本体部を昇降させる昇降手段と、
    前記表示本体部の昇降を操作する昇降操作手段と、
    前記昇降操作手段に、前記昇降手段による昇降範囲内における所望の位置で、前記表示本体部を保持する位置保持手段と、
    前記表示本体部が、設置する床面に対して起立した起立姿勢と、前記表示面が上方を向いた寝位姿勢との間で、前記表示本体部を枢動する枢動部と、
    前記枢動部による前記表示本体部の枢動を操作する枢動操作手段と、
    前記起立姿勢と前記寝位姿勢との間における所望の角度で、前記表示本体部を保持する姿勢保持手段とが設けられ、
    該昇降手段は、上昇移動に伴って、前記表示面の反対側に前記表示本体部を移動させる構成であり、
    前記昇降操作手段が、前記寝位姿勢における前記表示本体部より下側であり、前記枢動部の近傍となる位置に設けられ、
    前記枢動操作手段が、前記起立姿勢における前記表示本体部の上方に設けられた
    映像表示装置。
  2. 前記本体支持部に、前記表示本体部を移動可能に支持する可動本体支持部と、前記可動本体支持部の上昇移動方向を前記表示面の反対側の上方向に規制するとともに支持する方向規制支持部とが設けられ、前記昇降手段が前記可動本体支持部と前記方向規制支持部とで構成された
    請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記投影機が、前記表示本体部の表示面側の上方かつ中央付近に配置された
    請求項1または請求項2に記載の映像表示装置。
JP2018156358A 2018-08-23 2018-08-23 映像表示装置 Active JP7099906B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018156358A JP7099906B2 (ja) 2018-08-23 2018-08-23 映像表示装置
US16/449,218 US10768512B2 (en) 2018-08-23 2019-06-21 Picture display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018156358A JP7099906B2 (ja) 2018-08-23 2018-08-23 映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020030349A JP2020030349A (ja) 2020-02-27
JP7099906B2 true JP7099906B2 (ja) 2022-07-12

Family

ID=69584556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018156358A Active JP7099906B2 (ja) 2018-08-23 2018-08-23 映像表示装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10768512B2 (ja)
JP (1) JP7099906B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6867588B2 (ja) * 2017-05-16 2021-04-28 泉株式会社 プロジェクタ用支持台
CN112258902A (zh) * 2020-09-25 2021-01-22 重庆电子工程职业学院 一种用于多媒体计算机的教学装置
CN112466234B (zh) * 2020-12-08 2022-07-26 大连交通大学 一种可以多方位展示的环境艺术成品投影展示装置
CN114074494B (zh) * 2021-11-23 2023-03-28 郭裕楷 一种外语教学用教具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172783A (ja) 2008-01-22 2009-08-06 Aoi Kokuban Seisakusho:Kk 黒板装置
US20100188642A1 (en) 2009-01-29 2010-07-29 Greg Falendysz Rotatable projection system
JP2011136422A (ja) 2009-12-25 2011-07-14 Sanshin Kinzoku Kogyo Kk プロジェクタ一体型電子黒板
JP3170483U (ja) 2011-07-07 2011-09-15 秋吉 穣 プロジェクター付きホワイトボード
US20130134280A1 (en) 2011-11-30 2013-05-30 Performance Enclosures Limited Display device
JP2016018089A (ja) 2014-07-09 2016-02-01 株式会社リコー スタンド

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2481218B (en) * 2010-06-15 2013-02-13 Promethean Ltd Mobile stand for interactive display system
US9165533B2 (en) * 2013-06-06 2015-10-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Display rotation management
US10122976B2 (en) * 2014-12-25 2018-11-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Projection device for controlling a position of an image projected on a projection surface
JP6834258B2 (ja) 2016-08-31 2021-02-24 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示システム及び表示装置の制御方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172783A (ja) 2008-01-22 2009-08-06 Aoi Kokuban Seisakusho:Kk 黒板装置
US20100188642A1 (en) 2009-01-29 2010-07-29 Greg Falendysz Rotatable projection system
JP2011136422A (ja) 2009-12-25 2011-07-14 Sanshin Kinzoku Kogyo Kk プロジェクタ一体型電子黒板
JP3170483U (ja) 2011-07-07 2011-09-15 秋吉 穣 プロジェクター付きホワイトボード
US20130134280A1 (en) 2011-11-30 2013-05-30 Performance Enclosures Limited Display device
JP2016018089A (ja) 2014-07-09 2016-02-01 株式会社リコー スタンド

Also Published As

Publication number Publication date
US20200064717A1 (en) 2020-02-27
JP2020030349A (ja) 2020-02-27
US10768512B2 (en) 2020-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7099906B2 (ja) 映像表示装置
US7640866B1 (en) Mobile video panel display system
US20060219849A1 (en) Height-adjustable support for a display device
US20080239638A1 (en) Display device stand
KR101917946B1 (ko) 스탠딩 데스크
JP2007037927A (ja)
JP2004333744A (ja) 液晶ディスプレイ用のスタンド
KR200414396Y1 (ko) 다기능 의자
JP6668179B2 (ja) 足ボトム支持構造および寝台装置
JP4317170B2 (ja)
JPH08182543A (ja) 移動式収納家具
JP2012196278A (ja) リクライニングベッド
JP2017092793A (ja) 移動用モニタースタンド
JP5304440B2 (ja) リクライニングベッドの駆動装置
JP5232598B2 (ja) テーブル
JP6309560B2 (ja) 昇降棚
JP5993716B2 (ja) デスク
JP2015209666A (ja) 扉開閉装置
JP5232597B2 (ja) テーブル
JP3669267B2 (ja) 昇降天板付きワゴンデスク
JP2017092829A (ja) 映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システム
KR200422639Y1 (ko) 치과 진료 유니트용 밸런스 아암
WO2017134814A1 (ja) 介助ロボット
RU2740571C1 (ru) Рентгеновский мобильный аппарат
JP4991188B2 (ja) 平面ディスプレイのヒンジ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180905

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7099906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150