JP2017092829A - 映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】支持部材が前後に突出しない構成であっても、大型テレビ等の映像表示装置を安定して支持することができる映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システムを提供する。
【解決手段】映像表示装置である大型液晶テレビTを取り付ける本体部2と、この本体部2を支持する支持手段3、4とよりなる映像表示装置用支持スタンド1Aであって、支持手段3、4が、本体部2を左右何れか一方の側で水平方向に回動自在に支持し、回動中心をなす第一支持手段3と、本体部2の第一支持手段3による支持位置よりも他方の側を、本体部2と一体的に移動しながら支持する第二支持手段4とを設けた。
【選択図】図1
【解決手段】映像表示装置である大型液晶テレビTを取り付ける本体部2と、この本体部2を支持する支持手段3、4とよりなる映像表示装置用支持スタンド1Aであって、支持手段3、4が、本体部2を左右何れか一方の側で水平方向に回動自在に支持し、回動中心をなす第一支持手段3と、本体部2の第一支持手段3による支持位置よりも他方の側を、本体部2と一体的に移動しながら支持する第二支持手段4とを設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像表示装置のための支持スタンドに関し、さらに詳しくは、片側を固定式の脚体とすることで重量の大きな映像表示装置を安定して支持することができる、回動式の映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システムに関する。
従来、液晶テレビなどの昇降スタンドとして、接地される脚部と、脚部より上方に向けて設けられた本体部と、本体部の前面で液晶テレビを保持する保持手段と、保持手段を本体部に沿って昇降させる昇降手段と、脚部を前後方向に伸縮させる伸縮手段とを備えたものがある(特許文献1参照)。
この昇降スタンドは、保持手段が上方に位置する際には前方に脚部を伸ばし、保持手段が下方に位置する際には脚部を縮めるようになっているため、液晶テレビを上方で保持する際の安定性を確保するとともに、下方で保持する際にはコンパクトにするものである。
この昇降スタンドは、保持手段が上方に位置する際には前方に脚部を伸ばし、保持手段が下方に位置する際には脚部を縮めるようになっているため、液晶テレビを上方で保持する際の安定性を確保するとともに、下方で保持する際にはコンパクトにするものである。
また、大型モニタスタンドとして、モニタ取り付け金具を大型モニタの背面に取り付けた状態でマウントプレートに引っ掛けて落下防止ビスで固定するものであって、下部にストッパーロック付キャスタがつき、スタンドベースの裏側におもりが溶接されており、転倒をしにくい低重心構造となっているものがある(特許文献1参照)。
これらは、脚部が伸びるものとし、又は、下側におもりを溶接することで、重量の大きい液晶テレビ等の支持の安定化を図ろうとするものである。
ここで、これらに設けられた左右の二本の脚体は、液晶テレビ等の前後に大きく突出してなることで安定した支持を成し得るものであるが、この突出した脚体は使用時のみならず不使用時においても邪魔となるものであり、また、近くを通る者が足を引掛けて転倒する危険もある。特に大型のテレビやパソコン用モニタは学校の各教室に導入されていることが多く、このような教室では多くの生徒が走り回っているため、この脚体による転倒の危険性が高い。
ここで、これらに設けられた左右の二本の脚体は、液晶テレビ等の前後に大きく突出してなることで安定した支持を成し得るものであるが、この突出した脚体は使用時のみならず不使用時においても邪魔となるものであり、また、近くを通る者が足を引掛けて転倒する危険もある。特に大型のテレビやパソコン用モニタは学校の各教室に導入されていることが多く、このような教室では多くの生徒が走り回っているため、この脚体による転倒の危険性が高い。
本発明が前述の状況に鑑み解決しようとするところは、左右両方の支持部材が前後に突出しない構成であっても、大型テレビ等の映像表示装置を安定して支持することができる映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システムを提供する点にある。
本発明に係る映像表示装置用支持スタンドは、前記課題解決のために、映像表示装置を取り付ける本体部と、この本体部を支持する支持手段とよりなる映像表示装置用支持スタンドであって、前記支持手段が、前記本体部を左右何れか一方の側で水平方向に回動自在に支持し、回動中心をなす第一支持手段と、前記本体部の該第一支持手段による支持位置よりも他方の側を、該本体部と一体的に移動しながら支持する第二支持手段とを設けてなるものである。
また、前記第一支持手段が前記映像表示装置の前面よりも前に突出しないものとすることができる。
さらに、前記第二支持手段の下端に、床面上を転動する前後一対のキャスタを設けてなるものとしてもよい。
さらにまた、前記本体部が、映像表示装置を水平回動自在に軸支する角度調整機構を有してなるものであってもよい。
また、前記第二支持手段の移動範囲を規制する規制部材を有してなるものであってもよい。
さらに、壁面の略中央に設けられた黒板等の大型表示板と、該大型表示板に近い側に前記第一支持手段が位置するように、同一壁面に設けられた請求項1乃至5の何れか1項記載の映像表示装置用支持スタンドと、該映像表示装置用支持スタンドに取り付けられた映像表示装置とよりなる複合表示システムとすることもできる。
本発明に係る映像表示装置用支持スタンドによれば、第一支持手段が回動中心となるため、重量の大きい映像表示装置であってもこの耐久性を高く設定するだけで安定して支持することができ、且つ、映像表示装置を水平方向に回動することによって収納位置と使用位置を角度の変更によって容易に行なうことができる。
また、前記第一支持手段が前記映像表示装置の前面よりも前に突出しないものとしてなるものによれば、第一支持手段が突出しないため、収納位置及び使用位置においてこの第一支持手段が邪魔にならず、また、この第一支持手段に足が引っ掛かって転倒するようなことも起きない。
さらに、前記第二支持手段の下端に、床面上を転動する前後一対のキャスタを設けてなると、この前後一対のキャスタによって映像表示装置の重量による前後方向への傾倒を防止することができる。
さらにまた、前記本体部が、映像表示装置を水平回動自在に軸支する角度調整機構を有してなるものによれば、この角度調整機構によって映像表示装置の角度を自由に変更することができるため、映像表示装置のより良好な使用状態を得ることができる。
また、前記第二支持手段の回動範囲を規制する規制部材を有してなるものによれば、回動範囲を規制によって、適切な使用位置や角度を設定しておくことが可能となる。
さらに、壁面の略中央に設けられた黒板等の大型表示板と、該大型表示板に近い側に前記第一支持手段が位置するように、同一壁面に設けられた映像表示装置用支持スタンドと、該映像表示装置用支持スタンドに取り付けられた映像表示装置とよりなる複合表示システムによれば、大型表示板に近い側に固定型の第一支持手段、遠い側に可動型の第二支持手段とすることで、大型表示板を見るのに邪魔とならないように、映像表示装置の角度を変更することができ、問題なく両方を同時に使用することができる。
また、黒板等の大型表示板は部屋の中央に設けられていることが多く、この左右には空きスパースが存在する。この空きスペースに設けることで、スペースを有効に活用することができる。
また、黒板等の大型表示板は部屋の中央に設けられていることが多く、この左右には空きスパースが存在する。この空きスペースに設けることで、スペースを有効に活用することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
本明細書において、映像表示装置の表示画面側を前、これと反対側を後とし、この前後に基づいて左右方向を定める。
本明細書において、映像表示装置の表示画面側を前、これと反対側を後とし、この前後に基づいて左右方向を定める。
本発明に係る映像表示装置用支持スタンド1Aを備えた複合表示システムの実施形態を、図1及び図2に沿って説明する。
図1及び図2に示すように、複合表示システムは、例えば黒板B等の大型表示板と、この大型表示板に並設された映像表示装置用支持スタンド1Aと、この映像表示装置用支持スタンド1Aに取り付けられた大型液晶テレビTとよりなるものである。
映像表示装置用支持スタンド1Aは、映像表示装置である大型液晶テレビTを取り付ける本体部2と、この本体部2を支持する支持手段3、4とよりなる映像表示装置用支持スタンド1Aであって、前記支持手段3、4が、前記本体部2を左右何れか一方の側で水平方向に回動自在に支持し、回動中心をなす第一支持手段3と、前記本体部2の前記第一支持手段3による支持位置よりも他方の側を、前記本体部2と一体的に移動しながら支持する第二支持手段4とを設けてなるものである。
ここで、映像表示装置は、大型液晶テレビTに限らず、モニタ、映写用スクリーン等の映像を表示するもの、又は映像以外の情報を表示するものであってもよい。また、背面側から支持するとは、映像表示装置の背面に直接固定することで支持するものは勿論のこと、間接的に支持するものや、背面側に位置して映像表示装置の底面や側面などを支持するものも含む。
ここで、映像表示装置は、大型液晶テレビTに限らず、モニタ、映写用スクリーン等の映像を表示するもの、又は映像以外の情報を表示するものであってもよい。また、背面側から支持するとは、映像表示装置の背面に直接固定することで支持するものは勿論のこと、間接的に支持するものや、背面側に位置して映像表示装置の底面や側面などを支持するものも含む。
本体部2は、複数の取付用孔(図示せず)を有し、これらを用いて大型液晶テレビTを固定している。このため、これらの取付用孔は同一平面上に位置することが大型液晶テレビTの安定した支持につながるが、本体部2に歪みが生じ、夫々取付用孔の位置が変わると、大型液晶テレビTにも歪みが生じることとなる。
この本体部2には、大型液晶テレビTの固定角度を微調整することができるチルト機構を備えてもよく、このような構成によれば、大型液晶テレビTを適宜見やすい姿勢とすることができる。
また、本体部2は、大型液晶テレビTの高さを調整することができるものとする機構を備えてなると、使用状況に合わせた高さに調整することができ、教室等で用いる映像表示装置用支持スタンドとしてより好適なものとなる。
さらに、本体部2は、大型液晶テレビTを、取り付けたままでこの表示面と略同一面で回転させることができるものであってもよく、このような構成すると、横長の大型液晶テレビTを壁に寄せて収納する際に、大型液晶テレビTが嵩張らない姿勢とすることができるとともに、大型液晶テレビTを縦長の姿勢でも使用することが可能となる。
ここで、この本体部2は、支持手段である第一支持手段3及び第二支持手段4で支持されている。
この本体部2には、大型液晶テレビTの固定角度を微調整することができるチルト機構を備えてもよく、このような構成によれば、大型液晶テレビTを適宜見やすい姿勢とすることができる。
また、本体部2は、大型液晶テレビTの高さを調整することができるものとする機構を備えてなると、使用状況に合わせた高さに調整することができ、教室等で用いる映像表示装置用支持スタンドとしてより好適なものとなる。
さらに、本体部2は、大型液晶テレビTを、取り付けたままでこの表示面と略同一面で回転させることができるものであってもよく、このような構成すると、横長の大型液晶テレビTを壁に寄せて収納する際に、大型液晶テレビTが嵩張らない姿勢とすることができるとともに、大型液晶テレビTを縦長の姿勢でも使用することが可能となる。
ここで、この本体部2は、支持手段である第一支持手段3及び第二支持手段4で支持されている。
第一支持手段3は、床に移動不能に固定された固定脚体3aと、この固定脚体3aに本体部2を回動可能に固定する蝶番3bとよりなる。これにより、簡易な構成で本体部2が水平面において蝶番3bを中心に回動可能なものなっている。
固定脚体3aは、金属製の角材を用いて下端に固定用金具を設けてなるものであり、この角材は比較的断面形状の大きなものを採用することで、十分な耐荷重性を有し、重量の大きな大型液晶テレビTを支持するものとして、耐久性及び安全性において問題のないものとなっている。
蝶番3bは、固定脚体3aに対して本体部2を回動可能に取り付けるものである。この蝶番3bの耐荷重については、個々の蝶番3bの耐荷重を考慮して採用し、又は、縦方向に複数の蝶番3bを設けることでこれを満たすものとすればよい。
固定脚体3aは、金具3cによって床に固定されている。この固定によって、固定脚体3aは床に対して不動となり、通常の使用では取り外されないものとなっている。
なお、固定脚体3aは、上記のように通常の使用で取り外さないものとすることで、耐荷重性において有利なものとしているが、床から容易に取り外すことができるものであってもよく、このような構成によれば、予め設定された複数の設置個所を選択して使用することも可能となる。
なお、この第一支持手段3は、床に固定することで高い強度を得易い構造としているが、これに限らず、例えば壁面や壁面に設置された黒板B等の大型表示板、又は天井に固定したものであってもよい。
固定脚体3aは、金属製の角材を用いて下端に固定用金具を設けてなるものであり、この角材は比較的断面形状の大きなものを採用することで、十分な耐荷重性を有し、重量の大きな大型液晶テレビTを支持するものとして、耐久性及び安全性において問題のないものとなっている。
蝶番3bは、固定脚体3aに対して本体部2を回動可能に取り付けるものである。この蝶番3bの耐荷重については、個々の蝶番3bの耐荷重を考慮して採用し、又は、縦方向に複数の蝶番3bを設けることでこれを満たすものとすればよい。
固定脚体3aは、金具3cによって床に固定されている。この固定によって、固定脚体3aは床に対して不動となり、通常の使用では取り外されないものとなっている。
なお、固定脚体3aは、上記のように通常の使用で取り外さないものとすることで、耐荷重性において有利なものとしているが、床から容易に取り外すことができるものであってもよく、このような構成によれば、予め設定された複数の設置個所を選択して使用することも可能となる。
なお、この第一支持手段3は、床に固定することで高い強度を得易い構造としているが、これに限らず、例えば壁面や壁面に設置された黒板B等の大型表示板、又は天井に固定したものであってもよい。
第二支持手段4は、本体部2を支持する回動脚体4aと、この回動脚体4aの下側に連結バー4bを介して取り付けられた前後一対のキャスタ4c、4dとよりなる。これにより、本体部2の回動に従って回動脚体4a、連結バー4b及びキャスタ4c、4dが移動して、常に大型液晶テレビT及び本体部2の荷重を真下から受け止めることとなるため、安定して大型液晶テレビを支持することができる。
回動脚体4aは、固定脚体3aと同じく金属製の角材で構成されているが、固定脚体3aよりも断面形状の小さい比較的軽量なものを採用しているため、大型液晶テレビTの回動を円滑に行ない得る。
連結バー4bは、前後一対のキャスタ4c、4dを連結するものであり、先行文献にも示されるような一般的な映像装置用支持スタンドと同様に、大型液晶テレビTよりも前後方向に突出する寸法を有する。また、連結バー4bと回動脚体4aとは、互いに垂直となるように溶接によって強固に固定されたものである。このため、大型液晶テレビTの重量による前後方向への傾倒する力に対しても十分耐えることができるとともに、前後一対のキャスタ4c、4dが略同一のラインを走行するため、回動脚体4aの操作が煩雑なものとならない。
また、前後一対のキャスタ4c、4dのうち、前側キャスタ4cは、大型液晶テレビTよりも前方に突出しているため、大型液晶テレビTの重量によって大型液晶テレビTを取り付けた映像表示装置用支持スタンド1Aが前方に向かって傾倒してしまうことを防止することができ、また、後側キャスタ4dも同様に、大型液晶テレビTより後方に突出しているため、大型液晶テレビTの重量によって大型液晶テレビTを取り付けた映像表示装置用支持スタンド1Aが後方に向かって傾倒してしまうことを防止することができる。
連結バー4bは、前後一対のキャスタ4c、4dを連結するものであり、先行文献にも示されるような一般的な映像装置用支持スタンドと同様に、大型液晶テレビTよりも前後方向に突出する寸法を有する。また、連結バー4bと回動脚体4aとは、互いに垂直となるように溶接によって強固に固定されたものである。このため、大型液晶テレビTの重量による前後方向への傾倒する力に対しても十分耐えることができるとともに、前後一対のキャスタ4c、4dが略同一のラインを走行するため、回動脚体4aの操作が煩雑なものとならない。
また、前後一対のキャスタ4c、4dのうち、前側キャスタ4cは、大型液晶テレビTよりも前方に突出しているため、大型液晶テレビTの重量によって大型液晶テレビTを取り付けた映像表示装置用支持スタンド1Aが前方に向かって傾倒してしまうことを防止することができ、また、後側キャスタ4dも同様に、大型液晶テレビTより後方に突出しているため、大型液晶テレビTの重量によって大型液晶テレビTを取り付けた映像表示装置用支持スタンド1Aが後方に向かって傾倒してしまうことを防止することができる。
ここで、このような映像表示装置用支持スタンドは、大型液晶テレビT等を平面的に形成された枠体や板状体をベースとし、このベースに脚体などの支持部をもうけてなることがスペース上や製造コスト上においてメリットがあるため、一般的な構成となっている。しかし、このような平面的な枠体又板状体は、立体的に捻じれる方向に加わる力、例えば平面的な枠体における左右の角材を夫々反対方向に回転させる方向に加わる力に対しては構造上非常に脆く、しかも、この捻じれの力が大型液晶テレビTに伝わると、画面の割れ等の大きな問題を生じる可能性がある。このため、一般的な映像表示装置用支持スタンドは、左右の脚体を前後に大きく突出させることで、この捻じれの力が大型液晶テレビTに伝わらないものとしている。つまり、左右の脚体を前後に大きく突出させる構成は、このような大型液晶テレビを支持する支持スタンドにおいては、必要な構成として考えられていた。
しかし、本発明に係る映像表示装置用支持スタンド1Aでは、一方の支持手段を床に固定することで十分な支持強度を発揮し得るとともに、他方の支持手段を回動自在なものとすることで、例えば不使用時には壁面に寄せて嵩張らず、使用時にはその角度を調整することで使用位置に移動させることができるため、問題なく使用することができるものである。また、この一方の支持手段が映像表示装置よりも前方に突出せず、この前を通る者の邪魔になり難いため、特に教室などの限られた空間への設置には好適なものとなっている。
しかし、本発明に係る映像表示装置用支持スタンド1Aでは、一方の支持手段を床に固定することで十分な支持強度を発揮し得るとともに、他方の支持手段を回動自在なものとすることで、例えば不使用時には壁面に寄せて嵩張らず、使用時にはその角度を調整することで使用位置に移動させることができるため、問題なく使用することができるものである。また、この一方の支持手段が映像表示装置よりも前方に突出せず、この前を通る者の邪魔になり難いため、特に教室などの限られた空間への設置には好適なものとなっている。
第二支持手段4の前後一対のキャスタ4c、4dは、床に設けられたレール5上を走行する。この前後一対のキャスタ4c、4dは、第一支持手段3の蝶番3bを中心として回動するものであるため、このレール5がなくても一定の軌道を保つこととなるが、このレール5があることで、回動がより滑らかなものとなるとともに、キャスタ4c、4dの軌道を視認することで周囲の者の足を踏むといった事故を防止することもできる。
また、このレール5の終端には規制部材5aが設けられており、この規制部材5aを前側キャスタ4cは乗り越えることができないため、大型液晶テレビTの回動範囲が規制される。
さらに、このレール5には設けていないが、始端となる壁側にも後側キャスタ4dの回動を規制するための収納位置用の規制部材を設けることもでき、このような構成とすると、不使用時、壁寄せ状態にある映像表示装置用支持スタンド1Aが意図せず壁面から離れる方向に回動することを防止することができる。
また、このレール5の終端には規制部材5aが設けられており、この規制部材5aを前側キャスタ4cは乗り越えることができないため、大型液晶テレビTの回動範囲が規制される。
さらに、このレール5には設けていないが、始端となる壁側にも後側キャスタ4dの回動を規制するための収納位置用の規制部材を設けることもでき、このような構成とすると、不使用時、壁寄せ状態にある映像表示装置用支持スタンド1Aが意図せず壁面から離れる方向に回動することを防止することができる。
図3には、別の第一支持手段3Bを有する映像表示装置用支持スタンド1Bの構成を示す。
この第一支持手段3Bは、上述の第一支持手段3に加えて更に、先端を天井に押圧することでより強く支持することが可能となる天井支持手段6を設けてなるものである。この天井支持手段6は、固定脚体3aの上側に同一直線上に設けられているため、内蔵する圧縮ばねの力を利用してその先端を天井に押しあてることで、より強固な支持が可能となる。なお、この天井支持手段6を設けた映像表示装置用支持スタンド1Bにおいては、固定脚体3aの床面への固定を簡易なものとしても十分な支持強度が得られる。
この第一支持手段3Bは、上述の第一支持手段3に加えて更に、先端を天井に押圧することでより強く支持することが可能となる天井支持手段6を設けてなるものである。この天井支持手段6は、固定脚体3aの上側に同一直線上に設けられているため、内蔵する圧縮ばねの力を利用してその先端を天井に押しあてることで、より強固な支持が可能となる。なお、この天井支持手段6を設けた映像表示装置用支持スタンド1Bにおいては、固定脚体3aの床面への固定を簡易なものとしても十分な支持強度が得られる。
図4には、第二支持手段4を別の位置に備えた映像表示装置用支持スタンド1Cの構成を示す。
この映像表示装置用支持スタンド1Cは、第二支持手段4である、回動脚体4aと連結バー4b前後一対のキャスタ4c、4dが、本体部2の略中央に設けられてなるものである。この第二支持手段4Cは、そのキャスタ4c、4dが回転中心側に近くなっているため、これらの回転半径が小さくなり、且つ、大型液晶テレビTの荷重をその中心で受けることができる。
なお、この第二支持手段4の位置は、第一支持手段3よりも本体部2の回動における自由端側であれば何処でもよく、設置場所に応じて変更することができるもの、つまり、本体部2に対し第二支持手段4が横方向にスライド可能又は横方向において何れの箇所にも固定することができるものとしてもよい。
この映像表示装置用支持スタンド1Cは、第二支持手段4である、回動脚体4aと連結バー4b前後一対のキャスタ4c、4dが、本体部2の略中央に設けられてなるものである。この第二支持手段4Cは、そのキャスタ4c、4dが回転中心側に近くなっているため、これらの回転半径が小さくなり、且つ、大型液晶テレビTの荷重をその中心で受けることができる。
なお、この第二支持手段4の位置は、第一支持手段3よりも本体部2の回動における自由端側であれば何処でもよく、設置場所に応じて変更することができるもの、つまり、本体部2に対し第二支持手段4が横方向にスライド可能又は横方向において何れの箇所にも固定することができるものとしてもよい。
図5には、別の第二支持手段4Dを有する映像表示装置用支持スタンド1Dの構成を示す。
この第二支持手段4Dは、床ではなく天井から支持するものとして構成されている。具体的には、まず天井にローラの走行面を有する平面視円弧上のレール8bを取り付け、この走行面を走行するローラ部8aを先端に設けた吊下げ棒8bを、第一支持手段3とは反対側の本体部2に固定する。これにより、第一支持手段3と共に本体部2を回動自在な状態で安定して支持することができる。
また、このローラ部8aには、大型液晶テレビTの荷重が下方向にかかるため、ローラ部8aのローラ表面とレール8bの走行面との間の摩擦力が高くなり、各ローラが滑るなどの問題も生じ難い。
さらに、このローラ部8aを前後にもローラを配置させたものとすると、大型液晶テレビTの荷重が各ローラに下方向に働き、結果、大型液晶テレビTの荷重が吊下げ棒8bを垂直に保つ力として働くため、大型液晶テレビTが捩じれて画面が割れてしまう虞もなくなる。
この第二支持手段4Dは、床ではなく天井から支持するものとして構成されている。具体的には、まず天井にローラの走行面を有する平面視円弧上のレール8bを取り付け、この走行面を走行するローラ部8aを先端に設けた吊下げ棒8bを、第一支持手段3とは反対側の本体部2に固定する。これにより、第一支持手段3と共に本体部2を回動自在な状態で安定して支持することができる。
また、このローラ部8aには、大型液晶テレビTの荷重が下方向にかかるため、ローラ部8aのローラ表面とレール8bの走行面との間の摩擦力が高くなり、各ローラが滑るなどの問題も生じ難い。
さらに、このローラ部8aを前後にもローラを配置させたものとすると、大型液晶テレビTの荷重が各ローラに下方向に働き、結果、大型液晶テレビTの荷重が吊下げ棒8bを垂直に保つ力として働くため、大型液晶テレビTが捩じれて画面が割れてしまう虞もなくなる。
図6には、本体部2Eに角度調整機構9Eを備えた映像表示装置用支持スタンド1Eの構成を示す。
この角度調整機構9Eは、大型液晶テレビTを前方に位置させる支持アームと、この支持アームの先端に回転用のヒンジとを設けてなるものである。
これにより、大型液晶テレビTの使用時には、第一支持手段3による壁面Wから離れる方向に回動させたうえで、更に大型液晶テレビTをヒンジ中心に水平回動させることができるため、二段階の角度調整によって、大型液晶テレビTをより見やすい位置、角度に調整することが可能となる。
また、この映像表示装置用支持スタンド1Eでは、第二支持手段4を大型液晶テレビTの回動における自由端側の端部近傍に配置させることで、二段階の角度調整が可能な映像表示装置用支持スタンド1Eにおいても、大型液晶テレビTを安定して支持することができるものとなっている。
この角度調整機構9Eは、大型液晶テレビTを前方に位置させる支持アームと、この支持アームの先端に回転用のヒンジとを設けてなるものである。
これにより、大型液晶テレビTの使用時には、第一支持手段3による壁面Wから離れる方向に回動させたうえで、更に大型液晶テレビTをヒンジ中心に水平回動させることができるため、二段階の角度調整によって、大型液晶テレビTをより見やすい位置、角度に調整することが可能となる。
また、この映像表示装置用支持スタンド1Eでは、第二支持手段4を大型液晶テレビTの回動における自由端側の端部近傍に配置させることで、二段階の角度調整が可能な映像表示装置用支持スタンド1Eにおいても、大型液晶テレビTを安定して支持することができるものとなっている。
図7には、本体部2に別の角度調整機構9Fを有する映像表示装置用支持スタンド1Fの構成を示す。
この角度調整機構9Fは、回転用のヒンジのみを更に設けてなるものである。これにより、嵩張らない構成で二段階の角度調整が可能となる。
なお、角度調整機構9E,9Fにおいては、所定角度で一時的に固定できる機能を有することもでき、このような構成によれば更に使い勝手のよいものとすることができる。
この角度調整機構9Fは、回転用のヒンジのみを更に設けてなるものである。これにより、嵩張らない構成で二段階の角度調整が可能となる。
なお、角度調整機構9E,9Fにおいては、所定角度で一時的に固定できる機能を有することもでき、このような構成によれば更に使い勝手のよいものとすることができる。
図8には、昇降機構10を有する映像表示装置用支持スタンド1Gの構成を示す。
この昇降機構10は、ジャッキ10aで大型液晶テレビTを下側から保持するものであって、このジャッキ10aを操作することで、大型液晶テレビTの高さを調整することができるものである。
ここで、ジャッキ10aは、その下端が第一支持手段3と第二支持手段4に回動自在に取り付けられ、その上端が大型液晶テレビTに取り付けられたレール10bにローラ付き支持具10cを介して取り付けられている。また、第二支持手段4は、本体部2に対して左右方向にスライド可能に構成されている。
このため、ジャッキ10aを操作して大型液晶テレビTを上昇させると、ジャッキ10aが上下方向に長くなると同時に左右方向に幅広となり、同時にこのジャッキ10aの下端が取り付けられた第二支持手段4は、第一支持手段3に近づく方向に移動することとなる。
この昇降機構10は、大型液晶テレビTを直接的又は間接的に昇降させることができるものであればよく、例えば油圧式や電動式の昇降装置も用いることができるが、手動式のジャッキ10aを採用すると製造コストを低廉化することが可能である。
この昇降機構10は、ジャッキ10aで大型液晶テレビTを下側から保持するものであって、このジャッキ10aを操作することで、大型液晶テレビTの高さを調整することができるものである。
ここで、ジャッキ10aは、その下端が第一支持手段3と第二支持手段4に回動自在に取り付けられ、その上端が大型液晶テレビTに取り付けられたレール10bにローラ付き支持具10cを介して取り付けられている。また、第二支持手段4は、本体部2に対して左右方向にスライド可能に構成されている。
このため、ジャッキ10aを操作して大型液晶テレビTを上昇させると、ジャッキ10aが上下方向に長くなると同時に左右方向に幅広となり、同時にこのジャッキ10aの下端が取り付けられた第二支持手段4は、第一支持手段3に近づく方向に移動することとなる。
この昇降機構10は、大型液晶テレビTを直接的又は間接的に昇降させることができるものであればよく、例えば油圧式や電動式の昇降装置も用いることができるが、手動式のジャッキ10aを採用すると製造コストを低廉化することが可能である。
図3乃至図8に示す各実施形態のその他の構成については、図1乃至図2に示す実施形態と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、各実施形態では、固定脚体、回動脚体を簡易なものとして直線上にのびた棒体によって形成しているが、このような脚体に限らず、デザイン化されたもの、例えば、円弧上に曲がった左右の脚体が略X字状となったものであってもよい。
また、回動脚体は、回動可能のものであればよく、前後方向に一対のキャスタを有するものに限らず、一個のキャスタのみを本体部の略真下に設けてなるものであってもよく、このような構成によれば、回動脚体のキャスタが映像表示装置よりも前に突出せず、更なる省スペース化を図ることができる。
また、回動脚体は、回動可能のものであればよく、前後方向に一対のキャスタを有するものに限らず、一個のキャスタのみを本体部の略真下に設けてなるものであってもよく、このような構成によれば、回動脚体のキャスタが映像表示装置よりも前に突出せず、更なる省スペース化を図ることができる。
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G 映像表示装置用支持スタンド
2 本体部
3 第一支持手段
3a 固定脚体
3b 蝶番
4 第二支持手段
4a 回動脚体
4b 連結バー
4c 前側キャスタ
4d 後側キャスタ
5 レール
5a 規制部材
6 天井支持手段
7 レール
8a ローラ部
8b 吊下げ棒
9 支持アーム
10 昇降機構
10a ジャッキ
10b レール
10c 支持具
T 大型液晶テレビ
W 壁面
F 床
2 本体部
3 第一支持手段
3a 固定脚体
3b 蝶番
4 第二支持手段
4a 回動脚体
4b 連結バー
4c 前側キャスタ
4d 後側キャスタ
5 レール
5a 規制部材
6 天井支持手段
7 レール
8a ローラ部
8b 吊下げ棒
9 支持アーム
10 昇降機構
10a ジャッキ
10b レール
10c 支持具
T 大型液晶テレビ
W 壁面
F 床
Claims (6)
- 映像表示装置を取り付ける本体部と、この本体部を支持する支持手段とよりなる映像表示装置用支持スタンドであって、
前記支持手段が、前記本体部を左右何れか一方の側で水平方向に回動自在に支持し、回動中心をなす第一支持手段と、
前記本体部の前記第一支持手段による支持位置よりも他方の側を、前記本体部と一体的に移動しながら支持する第二支持手段とを設けてなることを特徴とする映像表示装置用支持スタンド。 - 前記第一支持手段が前記映像表示装置の前面よりも前に突出しないものとしてなる請求項1記載の映像表示装置用支持スタンド。
- 前記第二支持手段の下端に、床面上を転動する前後一対のキャスタを設けてなる請求項1又は2記載の映像表示装置用支持スタンド。
- 前記本体部が、映像表示装置を水平回動自在に軸支する角度調整機構を有してなる請求項1乃至3の何れか1項記載の映像表示装置用支持スタンド。
- 前記第二支持手段の移動範囲を規制する規制部材を有してなる請求項1乃至4の何れか1項記載の映像表示装置用支持スタンド。
- 壁面の略中央に設けられた黒板等の大型表示板と、該大型表示板に近い側に前記第一支持手段が位置するように、同一壁面に設けられた請求項1乃至5の何れか1項記載の映像表示装置用支持スタンドと、該映像表示装置用支持スタンドに取り付けられた映像表示装置とを備える複合表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015223446A JP2017092829A (ja) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | 映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015223446A JP2017092829A (ja) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | 映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017092829A true JP2017092829A (ja) | 2017-05-25 |
Family
ID=58769147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015223446A Pending JP2017092829A (ja) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | 映像表示装置用支持スタンド及びこれを備えた複合表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017092829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7265718B1 (ja) | 2021-12-21 | 2023-04-27 | カシオ計算機株式会社 | 表示角度調整装置及び投影システム |
-
2015
- 2015-11-13 JP JP2015223446A patent/JP2017092829A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7265718B1 (ja) | 2021-12-21 | 2023-04-27 | カシオ計算機株式会社 | 表示角度調整装置及び投影システム |
JP2023091799A (ja) * | 2021-12-21 | 2023-07-03 | カシオ計算機株式会社 | 表示角度調整装置及び投影システム |
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