JP7098992B2 - インクジェット用インクセット - Google Patents
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Description
本発明に係るインクジェット用インクセットの一態様は、
フタロシアニン系顔料を含むインクジェット用シアンインク組成物と、
キナクリドン系顔料を含むインクジェット用マゼンタインク組成物と、
バナジン系ビスマスイエロー顔料を含むインクジェット用イエローインク組成物と、
を備え、
前記バナジン系ビスマスイエロー顔料が、式Bi1-xMxVO4‐δ(ここで、Mは、La、Ca及びZnから選ばれる1種以上であり、xが0.05以上0.20以下の範囲、かつσが0.01以上0.06以下の範囲にある。)で表される複合酸化物である。
適用例1において、
前記インクジェット用シアンインク組成物が、C.I.ピグメントブルー15:3及びC.I.ピグメントブルー15:4から選ばれる1種以上を含むことができる。
適用例1または適用例2において、
前記インクジェット用マゼンタインク組成物が、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド202及びC.I.ピグメントヴァイオレット19から選ばれる1種以上を含むことができる。
適用例1ないし適用例3のいずれか1例において、
前記インクジェット用イエローインク組成物が、分散剤、非イオン系界面活性剤及びアルカンジオールを含むことができる。
適用例1ないし適用例4のいずれか1例において、
前記バナジン系ビスマスイエロー顔料が、Bi0.85Ca0.08Zn0.02La0.05VO3.95、Bi0.83Ca0.09Zn0.03La0.05VO3.94、Bi0.90Ca0.08Zn0.02VO3.95、及びBi0.88Ca0.09Zn0.03VO3.94から選ばれる1種以上を含むことができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェット用インクセット(以下、「インクセット」ともいう。)の一態様は、フタロシアニン系顔料を含むインクジェット用シアンインク組成物と、キナクリドン系顔料を含むインクジェット用マゼンタインク組成物と、バナジン系ビスマスイエロー顔料を含むインクジェット用イエローインク組成物と、を備え、前記バナジン系ビスマスイエロー顔料が、式Bi1-xMxVO4‐δ(ここで、Mは、La、Ca及びZnから選ばれる1種以上であり、xが0.05以上0.20以下の範囲、かつσが0.01以上0.06以下の範囲にある。)で表される複合酸化物であることを特徴とする。
本実施形態に係るインクセットを構成するイエローインクは、バナジン系ビスマスイエロー顔料を含み、バナジン系ビスマスイエロー顔料が、式Bi1-xMxVO4‐δ(ここで、Mは、La、Ca及びZnから選ばれる1種以上であり、xが0.05以上0.20以下の範囲、かつσが0.01以上0.06以下の範囲にある。)で表される複合酸化物である。
本実施形態において、イエローインクはイエロー顔料としてバナジン系ビスマスイエロー顔料を含み、バナジン系ビスマスイエロー顔料が、式Bi1-xMxVO4‐δ(ここで、Mは、La、Ca及びZnから選ばれる1種以上であり、xが0.05以上0.20以下の範囲、かつσが0.01以上0.06以下の範囲にある。)で表される複合酸化物を含む。
、本実施形態において、イエローインクがイエロー顔料としてバナジン系ビスマスイエロー顔料を含み、さらに、バナジン酸ビスマスの中でも上記式を満たす発色性の良好な組成の材料を用いることで、発色性と耐光性の両立を実現することができる。また、本実施形態に係るインクセットを構成するイエローインクが、イエロー顔料として上記のバナジン系ビスマスイエロー顔料を含むことにより、各インク組成物間の耐光性及び発色性のバランスが向上したインクセットとなる。
粒子とすることができる。このような微粒子顔料は塗料や絵の具など、常温や比較的低温で使用される無機顔料として好ましい。
本実施形態において、イエローインクは、上記のイエロー顔料の分散を安定化させるために分散剤を含有することが好ましい。分散剤としては、後述する水溶性高分子または各種界面活性剤が用いられる。
ル682(分子量1600、酸価235)、ジョンクリル683(分子量7300、酸価150)、B-36(分子量6800、酸価250)等が挙げられる。なお、分子量とは、重量平均分子量を示す。
本実施形態において、イエローインクは、界面活性剤を含むことが好ましい。イエローインクが界面活性剤を含むことにより、インクの動的表面張力や濡れ性を調整し、吐出安定性を向上させることができる。
本実施形態において、イエローインクは有機溶剤を含有することが好ましい。イエローインクが有機溶剤を含有することにより、記録の際に耐目詰まり性に優れ、かつ、記録媒体上に吐出されたイエローインクの乾燥性が良好となり、画質と耐擦性に優れた画像を得
ることができる。
、γ-オクタノラクトン、δ-オクタノラクトン、ε-オクタノラクトン、δ-ノナラクトン、ε-ノナラクトン、ε-デカノラクトン等の環状エステル類(ラクトン類)、並びに、それらのカルボニル基に隣接するメチレン基の水素が炭素数1~4のアルキル基によって置換された化合物を挙げることができる。
本実施形態において、イエローインクは水を含有することが好ましい。水は、イエローインクの主となる媒体であり、乾燥によって蒸発飛散する成分である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水または超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、インク組成物を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を抑制できるので好適である。
本実施形態において、イエローインクには、その保存安定性及びインクジェットヘッドの吐出安定性を良好に維持するため、また、目詰まり改善のため、又はインクの劣化を防止するため、樹脂、消泡剤、溶解助剤、粘度調整剤、pH調整剤、ポリオレフィンワックス、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、腐食防止剤、有機溶剤ではない保湿剤、及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤等の、種々の添加剤を適宜添加することもできる。
ロジン変性樹脂、テルペン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、エチレン酢酸ビニル系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は、エマルジョン形態で取り扱われることが多いが、粉体の性状であってもよい。また、樹脂は1種単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。
本実施形態において、インクは、前述した成分を任意の順序で混合し、必要に応じて濾過等をして不純物を除去することにより得られる。各成分の混合方法としては、メカニカルスターラー、マグネチックスターラー等の撹拌装置を備えた容器に順次材料を添加して撹拌混合する方法が好適に用いられる。濾過方法としては、遠心濾過、フィルター濾過等を必要に応じて行なうことができる。
本実施形態において、インクは、画像品質とインクジェット記録用のインクとしての信頼性とのバランスの観点から、20℃における表面張力が18mN/m以上40mN/mであることが好ましく、20mN/m以上35mN/m以下であることがより好ましく、22mN/m以上33mN/m以下であることがさらに好ましい。なお、表面張力の測定は、例えば、自動表面張力計CBVP-Z(商品名、協和界面科学株式会社製)を用いて、20℃の環境下で白金プレートをインクで濡らしたときの表面張力を確認することにより測定することができる。
本実施形態に係るインクセットを構成するシアンインクは、フタロシアニン系顔料を含む。本実施形態に係るインクセットにおいて、シアンインクがフタロシアニン系顔料を含み、さらに上述のイエローインクと、後述のマゼンタインクと共に用いることにより、各インク組成物間の耐光性及び発色性のバランスが向上したインクセットとなる。
本実施形態に係るインクセットを構成するマゼンタインクは、キナクリドン系顔料を含む。本実施形態に係るインクセットにおいて、マゼンタインクがキナクリドン系顔料を含み、さらに上述のイエローインクとシアンインクと共に用いることにより、各インク組成物間の耐光性及び発色性のバランスが向上したインクセットとなる。
本実施形態に係るインクジェット用インクセットは、上記のシアンインク、マゼンタインク及びイエローインクで構成されることにより、各インク組成物間の耐光性及び発色性のバランスが向上したインクセットとなる。なお、本実施形態に係るインクジェット用インクセットは、上記のシアンインク、マゼンタインク及びイエローインク以外のインクを有してもよく、例えば、カーボンブラックを顔料として含むブラックインクを含むものであってもよい。
以下、本発明を実施例及び比較例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例、比較例中の「部」及び「%」は、特に断らない限り質量基準である。
表1に示す配合量で各成分を混合攪拌し、各インク組成物を得た。顔料および顔料分散液は、以下に記載の方法で調製した。表1中の数値は、インク中での含有量(質量%)を表し、水はインク組成物の全質量が100質量%となるように添加した。
<Bi0.85Ca0.08Zn0.02La0.05VO3.95顔料>
・0.5mol・dm-3濃度のBi(NO3)3水溶液
・1mol・dm-3濃度のCa(NO3)2水溶液
・1mol・dm-3濃度のZn(NO3)2水溶液
・0.5mol・dm-3濃度のLa(NO3)3水溶液
・1mol・dm-3濃度のNH4VO3水溶液
上記各水溶液を、ビスマス、カルシウム、亜鉛、ランタン、バナジウムの合計が20mmolとなるような化学量論比で混合した。これを0.5mol・dm-3濃度のシュウ酸水溶液66cm3に滴下し、3mol・dm-3濃度のアンモニア水で溶液のpHを3.2に調節して室温で一晩撹拌した。得られた沈殿物を吸引濾過で回収し、大気中80℃で一晩乾燥した後、大気中1000℃にて1時間焼成した。
・0.5mol・dm-3濃度のBi(NO3)3水溶液
・1mol・dm-3濃度のCa(NO3)2水溶液
・1mol・dm-3濃度のZn(NO3)2水溶液
・0.5mol・dm-3濃度のLa(NO3)3水溶液
・1mol・dm-3濃度のNH4VO3水溶液
上記各水溶液を、ビスマス、カルシウム、亜鉛、ランタン、バナジウムの合計が20mmolとなるような化学量論比で混合した。この溶液に、1mol・dm-3濃度のクエン酸水溶液30cm3を混合し、80℃で5時間攪拌した。溶媒を留去し、マントルヒーターにて100℃で1時間乾燥後、大気中300℃にて1時間仮焼し、次いで1000℃にて1時間焼成した。
・0.5mol・dm-3濃度のBi(NO3)3水溶液
・1mol・dm-3濃度のCa(NO3)2水溶液
・1mol・dm-3濃度のZn(NO3)2水溶液
・1mol・dm-3濃度のNH4VO3水溶液
上記各水溶液を、ビスマス、カルシウム、亜鉛、バナジウムの合計が20mmolとなるような化学量論比で混合した。これを0.5mol・dm-3濃度のシュウ酸水溶液66cm3に滴下し、3mol・dm-3濃度のアンモニア水で溶液のpHを3.2に調節して室温で一晩撹拌した。得られた沈殿物を吸引濾過で回収し、大気中80℃で一晩乾燥した後、大気中1000℃にて1時間焼成した。
・0.5mol・dm-3濃度のBi(NO3)3水溶液
・1mol・dm-3濃度のCa(NO3)2水溶液
・1mol・dm-3濃度のZn(NO3)2水溶液
・1mol・dm-3濃度のNH4VO3水溶液
上記各水溶液を、ビスマス、カルシウム、亜鉛、ランタン、バナジウムの合計が20mmolとなるような化学量論比で混合した。この溶液に、1mol・dm-3濃度のクエン酸水溶液30cm3を混合し、80℃で5時間攪拌した。溶媒を留去し、マントルヒーターにて100℃で1時間乾燥後、大気中300℃にて1時間仮焼し、次いで1000℃にて1時間焼成した。
<分散液の調製1(Y1、Y2、Y3、Y7、Y8)>
それぞれの顔料とスチレン-アクリル酸共重合体のNa塩(分子量10000、ポリマー成分38%:分散剤)を表1に記載の添加量で混合し、ビーズミル(アシザワファインテック株式会社製)を用いて、直径0.05mmのジルコニアビーズで粒径が50nmになるまで分散させた。
それぞれの顔料と特殊ポリカルボン酸型高分子界面活性剤 ポイズ520(花王株式会社製、有効成分40%:分散剤)を表1に記載の添加量で混合し、上記ビーズミルを用いて、直径0.05mmのジルコニアビーズで粒径が50nmになるまで分散させた。
それぞれの顔料とスチレン-アクリル酸共重合体のNa塩(分子量10000、ポリマー成分38%:分散剤)を表1に記載の添加量で混合し、上記ビーズミルを用いて、直径0.3mmのジルコニアビーズで粒径が100nmになるまで分散させた。
<イエロー顔料>
・PY155 :C.I.ピグメントイエロー155
・PY180 :C.I.ピグメントイエロー180
・PY150 :C.I.ピグメントイエロー150
<マゼンタ顔料>
・PR122 :C.I.ピグメントレッド122
・PR202 :C.I.ピグメントレッド202
・PV19 :C.I.ピグメントヴァイオレット19
<シアン顔料>
・PB15:3 :C.I.ピグメントブルー15:3
・PB15:4 :C.I.ピグメントブルー15:4
・BYK348:ビックケミー・ジャパン株式会社製、シロキサン系界面活性剤
・シルフェイス503A:日信化学工業株式会社製、シロキサン系界面活性剤
・オルフィンE1010:日信化学工業株式会社製、アセチレングリコール系界面活性剤・サーフィノール104PG50:エアープロダクツジャパン株式会社製、アセチレングリコール系界面活性剤
・プロキセルXL2:ロンザ社製、防腐剤
・GLDA:L-グルタミン2酢酸、キレート化剤
まず、イエローインクの保存安定性と安全性を評価し、表1に記載した。
イエロー顔料インクY1~Y11を密閉できる貯蔵瓶に充填し、40℃で1か月環放置した。放置前後の粘度の変化率を計算し、下記の評価基準に基づき保存安定性を評価した。
(評価基準)
A:粘度の変化率が初期に対して10%未満である。
B:粘度の変化率が初期に対して10%以上30%未満である。
C:粘度の変化率が初期に対して30%以上である。
Y1~Y6のイエローインクでは、バナジン系ビスマスイエロー顔料が、式Bi1-xMxVO4‐δで表される複合酸化物であるため、いずれも保存安定性に優れていた。Y7、Y8、Y11のインクでは、保存安定性の評価が低かった。なお、有機顔料を用いたY9とY10のインクは、保存安定性に優れているが、後述の評価試験にあるように、耐光性に劣っていた。
次に、以下の評価試験に使用する実施例及び比較例に係る表2に示す評価サンプルを次のようにして作成した。
表2に記載の組み合わせでインクセットを構成し、各カラーインクをインクカートリッジに充填し、ブラックインクは純正カートリッジを搭載して、インクジェットラベルプリンターTM-C3500(商品名、セイコーエプソン株式会社製)を用いてファイン紙ラベル(セイコーエプソン株式会社製)に印刷した。印刷パターンはカラーインクを用い、YMCRGBのOD値が1.0となるように30mm×30mmのベタパターンを印刷した。印刷モードはEPSON写真用紙の高精細モードの、プリンターカラー調整の「色補正なし」を選択した。作製した印刷サンプルを、スガ試験機株式会社製 キセノンウェザーメーター XL75を用いて、70,000Luxの照射量で800時間曝露し、そのOD値を測定した。そして、曝露前のOD値を基準として、曝露後のOD値の減少率を求め、下記の評価基準に基づき印刷サンプルの耐光性を評価した。なお、OD値の減少についてはYMCでのOD値減少率をさし、インバランスはRGBを構成するYMC各成分のODの残存率の差で評価した。
(評価基準)
A:OD値の減少率が20%未満でかつインバランスが10ポイント以下。
B:OD値の減少率が20%以上30%未満でかつインバランスが15ポイント未満。
C:OD値の減少率が30%以上あるいはインバランスが15ポイント以上。
Adobe Photoshop(登録商標)のRGBカラーモードにおいて、RGB値をR=255,G=255,B=0に設定したイエローパッチと、R=255,G=0,B=0に設定したレッドパッチと、R=0,G=255,B=0に設定したグリーンパッチを、上記「2.4.1.耐光性の評価」と同様の印刷モードで印刷した。印刷サン
プルを常温で1日乾燥させた後、パッチ部のa*及びb*を測定し、下記の式を用いてC*を求め、求めたC*から、下記の各評価基準により、各色の彩度の比較を行った
C*=[(a*)2+(b*)2]1/2
イエローの彩度は以下の基準で評価した。なお、ファイン紙での評価に切り替えた。
(評価基準)
A:C*>70
B:60<C*<70
C:60≧C*
レッドとグリーンの彩度は以下の基準で評価した。
(評価基準)
A:C*>60
B:50<C*<60
C:50≧C*
実施例では評価結果がいずれも「B以上」であり、各インク組成物間の耐光性及び発色性のバランスに優れていた。これに対し、本発明の複合酸化物を含まない、市販のバナジン酸ビスマス顔料を用いた比較例1は、耐光性には優れるものの、発色性が劣っていた。本発明の複合酸化物を含まない、黄鉛を用いた比較例2は耐光性と発色性に優れているものの、表1に記載のように保存安定性に問題があった。比較例3、4では、発色性に優れているものの、耐光性が劣っていた。比較例5では、耐光性には優れるものの、発色性が劣っていた。
Claims (4)
- フタロシアニン系顔料を含むインクジェット用シアンインク組成物と、
キナクリドン系顔料を含むインクジェット用マゼンタインク組成物と、
バナジン系ビスマスイエロー顔料を含むインクジェット用イエローインク組成物と、
を備え、
前記バナジン系ビスマスイエロー顔料が、Bi 0.85 Ca 0.08 Zn 0.02 La 0.05 VO 3.95 、Bi 0.83 Ca 0.09 Zn 0.03 La 0.05 VO 3.94 、Bi 0.90 Ca 0.08 Zn 0.02 VO 3.95 、及びBi 0.88 Ca 0.09 Zn 0.03 VO 3.94 から選ばれる1種以上を含む、インクジェット用インクセット。 - 前記インクジェット用シアンインク組成物が、C.I.ピグメントブルー15:3及びC.I.ピグメントブルー15:4から選ばれる1種以上を含む、請求項1に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記インクジェット用マゼンタインク組成物が、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド202及びC.I.ピグメントヴァイオレット19から選ばれる1種以上を含む、請求項1または請求項2に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記インクジェット用イエローインク組成物が、分散剤、非イオン系界面活性剤及びアルカンジオールを含む、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
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