JP7095829B2 - 固定部材および防水構造 - Google Patents
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Description
(1) 帯状をなす帯状体で構成され、樹脂材料で構成された防水シートと、該防水シート上に重ねられ、樹脂材料で構成された樹脂膜との間に配置され、該樹脂膜を前記防水シートに対して固定する固定部材であって、
少なくとも前記防水シートと接する部分に、樹脂材料で構成された樹脂材料部と、
凹部および凸部のうちの少なくとも一方で構成され、前記樹脂膜と接する部分に設けられ、前記樹脂膜が係合する係合部とを有し、
前記凹部は、前記帯状体の長手方向に沿って形成された溝であり、
前記凸部は、前記帯状体の長手方向に沿って形成された凸条であり、
前記樹脂材料部を前記防水シートに溶着して用いられることを特徴とする固定部材。
(3) 前記熱可塑性樹脂は、塩化ビニル系樹脂である上記(2)に記載の固定部材。
前記凸条の幅は、前記樹脂膜側に向かって漸増している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の固定部材。
前記防水シート上に重ねられ、樹脂材料で構成された樹脂膜と、
前記防水シートと前記樹脂膜との間に配置され、該樹脂膜を前記防水シートに対して固定する固定部材とを備え、
前記固定部材は、上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の固定部材であることを特徴とする防水構造。
前記防水シートは、前記床面上に敷設され、
前記樹脂膜は、前記防水シート上と前記立面とにまたがって設けられ、
前記固定部材は、前記立面に対して接触または接近して配置されている上記(5)に記載の防水構造。
前記樹脂膜は、熱硬化性樹脂で構成されている上記(5)または(6)に記載の防水構造。
図1は、本発明の防水構造の第1実施形態を示す垂直断面斜視図である。図2は、図1中のA-A線断面図である。図3は、図2中の二点鎖線で囲まれた領域[B]の拡大図である。なお、以下では、説明の都合上、図1~図3中(図4~図20についても同様)の上側を「上(または上方)」、下側を「下(または下方)」と言う。
防水シート2は、床面101上に敷設され、この床面101のほぼ全体を覆っている。なお、防水シート2は、1枚で床面101のほぼ全体を覆ってもよいし、複数枚で床面101のほぼ全体を覆ってもよい。また、本実施形態では、防水シート2は、床面101に対しては、固定用ディスクや固定用鋼板(図示せず)を介して固定されている。
防水シート2の厚さ(総厚)は、特に限定されないが、例えば、0.5mm以上5.0mm以下程度であるのが好ましく、1.0mm以上2.5mm以下程度であるのがより好ましい。これにより、躯体100(床面101)に対する防水性を確実に付与することができる。
また、以上のようなアンカー部材4は、例えば、押出成形により製造される。
図4は、本発明の固定部材の第2実施形態を示す垂直断面図である。
図5は、本発明の固定部材の第3実施形態を示す垂直断面図である。
図6は、本発明の固定部材の第4実施形態を示す垂直断面図である。
図7は、本発明の固定部材の第5実施形態を示す垂直断面図である。
図8は、本発明の防水構造の第6実施形態を示す斜視図である。
図9は、本発明の防水構造の第7実施形態を示す斜視図である。
図10は、本発明の防水構造の第8実施形態を示す斜視図である。
また、防水シート2は、床面101と立面102とに跨って敷設されている。
図11は、本発明の防水構造の第9実施形態を示す斜視図である。
図12は、本発明の防水構造の第10実施形態を示す斜視図である。
図13は、本発明の防水構造の第11実施形態を示す垂直断面図である。
図14は、本発明の防水構造の第12実施形態を示す垂直断面図である。
図15は、本発明の防水構造の第13実施形態を示す垂直断面図である。
図16は、本発明の防水構造の第14実施形態を示す垂直断面図である。
図17は、本発明の防水構造の第15実施形態を示す垂直断面図である。
図18は、本発明の防水構造の第16実施形態を示す垂直断面図である。
図19は、本発明の防水構造の第17実施形態を示す垂直断面図である。
図20は、本発明の防水構造の第18実施形態を示す垂直断面図である。
2 防水シート
21 縁部
3 樹脂膜
31 第1重なり部
32 第2重なり部
4 アンカー部材(固定部材)
41 樹脂材料部
42 係合部
421 凹部
421a 底部
422 凸部
422a 頂部
423 返し部
43 金属材料部
5 固定用ディスク(または固定用鋼板)
6 接着剤層
6A 接着剤層
6B 接着剤層
7 断熱材
11 ビス
100 躯体
101 床面
102 立面
103 架台
104 排水溝
105 排水口
106 サッシ
107 サッシ枠
108 円柱
W421 幅
W422 幅
Claims (7)
- 帯状をなす帯状体で構成され、樹脂材料で構成された防水シートと、該防水シート上に重ねられ、樹脂材料で構成された樹脂膜との間に配置され、該樹脂膜を前記防水シートに対して固定する固定部材であって、
少なくとも前記防水シートと接する部分に、樹脂材料で構成された樹脂材料部と、
凹部および凸部のうちの少なくとも一方で構成され、前記樹脂膜と接する部分に設けられ、前記樹脂膜が係合する係合部とを有し、
前記凹部は、前記帯状体の長手方向に沿って形成された溝であり、
前記凸部は、前記帯状体の長手方向に沿って形成された凸条であり、
前記樹脂材料部を前記防水シートに溶着して用いられることを特徴とする固定部材。 - 前記樹脂材料部と前記防水シートとは、同じ熱可塑性樹脂で構成されている請求項1に記載の固定部材。
- 前記熱可塑性樹脂は、塩化ビニル系樹脂である請求項2に記載の固定部材。
- 前記溝の幅は、前記防水シート側に向かって漸増しており、
前記凸条の幅は、前記樹脂膜側に向かって漸増している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の固定部材。 - 樹脂材料で構成された防水シートと、
前記防水シート上に重ねられ、樹脂材料で構成された樹脂膜と、
前記防水シートと前記樹脂膜との間に配置され、該樹脂膜を前記防水シートに対して固定する固定部材とを備え、
前記固定部材は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の固定部材であることを特徴とする防水構造。 - 当該防水構造は、床面と、該床面に対して交差する方向に形成された立面とを備える躯体に施工されるものであり、
前記防水シートは、前記床面上に敷設され、
前記樹脂膜は、前記防水シート上と前記立面とにまたがって設けられ、
前記固定部材は、前記立面に対して接触または接近して配置されている請求項5に記載の防水構造。 - 前記樹脂材料部と前記防水シートとは、塩化ビニル系樹脂で構成され、
前記樹脂膜は、熱硬化性樹脂で構成されている請求項5または6に記載の防水構造。
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