JP7318849B2 - シート防水構造 - Google Patents
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(1) 躯体が有する床部と、該床部から立設する壁部とを防水シートで覆い、前記躯体に防水を施すシート防水構造であって、
前記床部に敷設された敷設部材と、
前記敷設部材の前記床部との反対側に配置された第1配置部材と、
前記壁部に配置された第2配置部材と、
前記第1配置部材と前記敷設部材とを介して前記床部を覆うとともに、前記第2配置部材を介して前記壁部を覆う前記防水シートとを備え、
前記第2配置部材は、前記敷設部材の端面と前記壁部との間隙に位置する間隙部を有し、
前記防水シートは、前記第1配置部材の前記敷設部材との反対側において前記第1配置部材に接合する第1の部分と、前記間隙部において前記第2配置部材に接合する第2の部分とを備えるシート成形体を有することを特徴とするシート防水構造。
前記シート成形体は、前記露出部において前記第2配置部材に接合する第3の部分を備える上記(1)に記載のシート防水構造。
前記第2の部分と前記第3の部分とは、平面状をなして接合され、
前記第1の部分は、前記第2の部分と前記第3の部分との接合部から立設するように接合されている上記(2)に記載のシート防水構造。
前記第2の部分と前記第3の部分とが前記第2配置部材に接合している領域の幅は、40mm以上である上記(2)または(3)に記載のシート防水構造。
前記第2配置部材は、前記窓部または前記目地部と前記床部との間の領域に位置する前記壁部に対応して配置されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のシート防水構造。
<シート防水構造>
<<第1実施形態>>
本実施形態では、屋上やベランダのような躯体100(構造体)において、躯体100が有する壁部102が、その厚さ方向に開口する窓部105を備え、この壁部102における、窓部105と床部101との間の領域106に、本発明のシート防水構造10が適用された場合について説明する。
樹脂材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニルのような塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、塩化ビニル系樹脂であることが好ましい。これにより、防水シート20の溶剤溶着性や熱融着性を優れたものとすることができる。
次に、躯体100に対して本発明のシート防水構造10が施された第2実施形態について説明する。
20 防水シート
21 第1の部分
22 第2の部分
23 第3の部分
25 シート成形体
50 配置部材
51 頂部
52 立ち下がり面
55 配置部材
56 側部
561 間隙挿入部
562 露出部
57 窓内配置部
60 固定ビス
80 敷設部材
81 断熱材
82 被覆材
100 躯体
101 床部
102 壁部
103 境界部
105 窓部
106 領域
107a バックアップ材
107b シーリング材
108 窓枠
109 目地部
150 間隙
Claims (7)
- 躯体が有する床部と、該床部から立設する壁部とを防水シートで覆い、前記躯体に防水を施すシート防水構造であって、
前記床部に敷設された敷設部材と、
前記敷設部材の前記床部との反対側に配置された第1配置部材と、
前記壁部に配置された第2配置部材と、
前記第1配置部材と前記敷設部材とを介して前記床部を覆うとともに、前記第2配置部材を介して前記壁部を覆う前記防水シートとを備え、
前記第2配置部材は、前記敷設部材の端面と前記壁部との間隙に位置する間隙部を有し、
前記防水シートは、前記第1配置部材の前記敷設部材との反対側において前記第1配置部材に接合する第1の部分と、前記間隙部において前記第2配置部材に接合する第2の部分とを備えるシート成形体を有することを特徴とするシート防水構造。 - 前記第2配置部材は、前記間隙から露出する露出部を有し、
前記シート成形体は、前記露出部において前記第2配置部材に接合する第3の部分を備える請求項1に記載のシート防水構造。 - 前記シート成形体において、前記第1の部分、前記第2の部分および前記第3の部分は、それぞれ、シート状をなし、
前記第2の部分と前記第3の部分とは、平面状をなして接合され、
前記第1の部分は、前記第2の部分と前記第3の部分との接合部から立設するように接合されている請求項2に記載のシート防水構造。 - 前記第2配置部材の高さ方向において、
前記第2の部分と前記第3の部分とが前記第2配置部材に接合している領域の幅は、40mm以上である請求項2または3に記載のシート防水構造。 - 前記壁部は、その厚さ方向に開口する窓部、または、その途中に形成された継ぎ目としての目地部を備え、
前記第2配置部材は、前記窓部または前記目地部と前記床部との間の領域に位置する前記壁部に対応して配置されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート防水構造。 - 前記第1の部分は、前記第2の部分との接合部側において、前記第1配置部材と接合していない請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート防水構造。
- 前記第1配置部材は、前記敷設部材の前記床部との反対側に配置され、前記第1の部分と接合する接合部と、前記敷設部材の端面と前記壁部との前記間隙に配置され、前記敷設部材の端面に係合する係合部とを有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート防水構造。
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JP2019210051A JP7318849B2 (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | シート防水構造 |
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JP2019210051A JP7318849B2 (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | シート防水構造 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011252345A (ja) | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Tajima Roofing Inc | 屋根の断熱防水構造及び施工方法及び縁取り用金具 |
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JP2021080767A (ja) | 2021-05-27 |
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