JP7095360B2 - 予測方法、予測装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

予測方法、予測装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、制御入力及び制御出力の予測方法、予測装置、及びコンピュータプログラムに関する。
制御器のパラメータを調整するための技術として、FRIT(Fictitious Reference Iterative Tuning)技術が既に知られている。この技術では、制御出力が目標応答に近づくような制御器のパラメータが、評価関数に基づき算出される。この算出値が制御器に設定されることにより、制御器は、目標応答に対応した制御を実現する。
特開2017-68658号公報
上記評価関数に基づき算出される制御器のパラメータは、制御出力を目標応答に近づけるものである。しかしながら、上記技術に従って単に評価関数に基づく算出値を制御器のパラメータに設定しても、制御出力と目標応答との間には誤差が依然として残る。即ち、従来技術に従って制御器のパラメータを算出するだけでは、制御器の挙動を知ることはできない。この場合には制御器の挙動を知るために、制御器を組み込んだ制御系を実際に作製して動作させる必要があり、設計者の作業負荷が大きい。
そこで、本開示の一側面によれば、制御器の挙動を容易に知ることができる技術を提供できることが望ましい。
本開示の一側面によれば、制御器に目標指令rを入力したときの制御入力u及び制御出力yを予測するための予測方法が提供される。制御器は、目標指令r及び制御出力yに基づき制御対象への制御入力uを決定するように構成される。
この予測方法は、制御入力u及び制御出力yのサンプルとして、制御入力uと制御出力yとの組合せの時系列データを取得することを含む。予測方法は更に、時系列データから、目標応答yと制御出力yとの間の誤差を評価するための評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、設計変数θを固定値θに設定した状態で評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数ρの値ρを算出することを含む。
評価関数J(ρ,θ,u,y)は、設計変数ρを有する制御器の伝達関数C(ρ)と、目標指令rに対する目標応答yを規定する目標応答伝達関数T(θ)と、を要素に含む。目標応答伝達関数T(θ)は、設計変数θを有する。
予測方法は更に、設計変数ρを値ρに設定した状態で、評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数θの値θを算出することを含む。予測方法は更に、設計変数ρを値ρに設定した伝達関数C(ρ)及び設計変数θを値θに設定した目標応答伝達関数T(θ)に基づいて、目標指令rに対する制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出することを含む。
この予測方法によれば、評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、設計変数ρ及び設計変数θの適値ρ及びθが求められる。従って、伝達関数C(ρ)及び目標応答伝達関数T(θ)に基づけば、目標指令rに対する精度のよい制御入力u及び制御出力yの予測値u及び予測値yを算出することができる。従って、本開示によれば、目標指令rに対する制御器の挙動を、実機を用いた繰返しの実験なしで、容易に知ることができる。
本開示の一側面によれば、目標指令r及び制御出力yに基づき制御対象への制御入力uを決定する制御器に目標指令rを入力したときの制御入力u及び制御出力yを予測する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムが提供されてもよい。
コンピュータプログラムは、制御入力u及び制御出力yのサンプルとして、制御入力uと制御出力yとの組合せの時系列データを取得することと、設計変数ρを有する制御器の伝達関数C(ρ)と、目標指令rに対する目標応答yを規定する設計変数θを有する目標応答伝達関数T(θ)と、を要素に含み、時系列データから、目標応答yと制御出力yとの間の誤差を評価するための評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、設計変数θを固定値θに設定した状態で、評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数ρの値ρを算出することと、設計変数ρを値ρに設定した状態で、評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数θの値θを算出することと、設計変数ρを値ρに設定した伝達関数C(ρ)及び設計変数θを値θに設定した目標応答伝達関数T(θ)に基づいて、目標指令rに対する制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出することと、をコンピュータに実行させるように構成されてもよい。本開示の一側面では、上述した予測方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムが提供されてもよい。本開示の一側面によれば、コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な一時的でない記録媒体が提供されてもよい。
本開示の一側面によれば、目標指令r及び制御出力yに基づき制御対象への制御入力uを決定する制御器に目標指令rを入力したときの制御入力u及び制御出力yを予測するための予測装置が提供されてもよい。
予測装置は、取得ユニットと、第一算出ユニットと、第二算出ユニットと、予測ユニットとを備えていてもよい。取得ユニットは、制御入力u及び制御出力yのサンプルとして、制御入力uと制御出力yとの組合せの時系列データを取得するように構成されてもよい。第一算出ユニットは、制御器の伝達関数C(ρ)と、目標指令rに対する目標応答yを規定する目標応答伝達関数T(θ)と、を要素に含み、時系列データから、目標応答yと制御出力yとの間の誤差を評価するための評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、設計変数θを固定値θに設定した状態で、評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数ρの値ρを算出するように構成されてもよい。
第二算出ユニットは、設計変数ρを値ρに設定した状態で、評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数θの値θを算出するように構成されてもよい。予測ユニットは、設計変数ρを値ρに設定した伝達関数C(ρ)及び設計変数θを値θに設定した目標応答伝達関数T(θ)に基づいて、目標指令rに対する制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出するように構成されてもよい。
予測装置の構成を表すブロック図である。 フィードバック制御系の構成を表すブロック図である。 プロセッサが実行する予測前処理を表すフローチャートである。 プロセッサが実行する予測処理を表すフローチャートである。 図5Aは、制御系の具体例を表すブロック図であり、図5Bは、外乱入力を含む制御系の具体例を表すブロック図である。 図6A-6Bは、制御入力の予測値を表すグラフである。 図7A-7Cは、制御出力の予測値を表すグラフである。 図8Aは、制御出力に加算される外乱を含む制御系を表すブロック図であり、図8Bは、図8Aに示す制御系と等価な制御系を表すブロック図である。 図9Aは、正弦波外乱を含む制御系における制御入力の予測値を表すグラフであり、図9Bは、図9Aに対応する制御出力の予測値を表すグラフである。 図10Aは、制御出力に乗算される外乱を含む制御系を表すブロック図であり、図10Bは、図10Aに示す制御系と等価な制御系を表すブロック図である。 図11Aは、制御入力に加算される外乱を含む制御系を表すブロック図であり、図11Bは、図11Aに示す制御系と等価な制御系を表すブロック図である。 図12Aは、プラントの伝達特性が変化する制御系の第一例を表すブロック図であり、図12Bは、図12Aに示す制御系と等価な制御系を表すブロック図であり、図12Cは、プラントの伝達特性の具体例を表すブロック図である。 図13Aは、プラントの伝達特性が変化する制御系の第二例を表すブロック図であり、図13Bは、図13Aに示す制御系と等価な制御系を表すブロック図である。
以下に本開示の例示的実施形態を、図面と共に説明する。
本実施形態の予測装置1は、汎用の情報処理装置に、専用のコンピュータプログラムがインストールされて構成される。この予測装置1は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージデバイス13と、操作デバイス15と、表示デバイス17と、入出力インタフェース19と、を備える。プロセッサ11は、CPUを含み、メモリ12は、RAMを含む。ストレージデバイス13は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブの少なくとも一方を含む。ストレージデバイス13は、コンピュータプログラム及びデータを備える。
プロセッサ11は、ストレージデバイス13に記録されたコンピュータプログラムに従う処理を実行するように構成される。メモリ12は、プロセッサ11による処理実行時に作業領域として使用される。
操作デバイス15は、ユーザからの操作信号をプロセッサ11に入力するように構成される。操作デバイス15の例には、キーボード及びポインティングデバイスが含まれる。表示デバイス17は、プロセッサ11により制御されて、ユーザ向けの情報を表示するように構成される。表示デバイス17の例には、液晶ディスプレイ及び有機ELディスプレイが含まれる。
入出力インタフェース19は、予測装置1の内部にデータを入力したり、予測装置1の外部にデータを出力したりするためのインタフェースである。入出力インタフェース19の例には、USBインタフェースが含まれる。
本実施形態によれば、この予測装置1を用いて、図2に示すフィードバック制御系100における制御入力u及び制御出力yが予測される。この予測は、制御器30の挙動を、制御器30の設計者が分析及び把握するために行われる。このフィードバック制御系100は、減算器31と制御器本体35とを含む制御器30と、制御対象のプラント50とを備える。
減算器31は、目標指令rと制御出力yとの偏差E=r-yを、制御器本体35に入力するように構成される。制御器本体35は、設定された伝達関数C(ρ)に従って、偏差Eに対応するプラント50への制御入力u=C(ρ)Eを決定するように構成される。プラント50からの制御出力yは、図示しない計測器により計測されて減算器31に入力される。
設計者は、制御出力yが目標応答yに一致するように制御器30の設計変数ρの値を決定する。しかしながら、従来技術では、設計変数ρの値を決定しても、その決定値に基づく制御器30を実機で駆動させなければ、その挙動を正確に知ることができなかった。予測装置1は、そのような実機の駆動なしに、目標指令rに対する制御入力u及び制御出力yを高精度に予測可能に構成される。
設計者は、予測装置1を利用して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを得て、制御器30の挙動を分析及び把握することができる。設計者は、予測装置1を利用するために、制御入力u及び制御出力yのサンプルデータを用意することができる。
具体的には、設計者は、設計変数ρを初期値ρに設定した制御器30を用いて、フィードバック制御系100を試験的に動作させると共にフィードバック制御系100を観測し、サンプルデータとして、目標指令rに対する制御入力uの観測値u及び制御出力yの観測値yの時系列データを作成することができる。初期値ρは、設計者が適宜に定めることができる。以下で述べる制御入力uは、制御入力uの観測値uを意味し、制御出力yは、制御出力yの観測値yを意味する。
設計者は、上記作成した時系列データを、入出力インタフェース19を通じて予測装置1に入力することができる。予測装置1は、この時系列データを、ストレージデバイス13に記憶することができる。更に、設計者は、予測装置1に、制御器30の伝達関数C(ρ)及び、目標応答伝達関数T(θ)を、操作デバイス15又は入出力インタフェース19を通じて予測装置1に登録することができる。
目標応答伝達関数T(θ)は、目標指令rに対する制御出力yの規範値である目標応答yを規定する関数である。目標応答伝達関数T(θ)は、式y=T(θ)rに従う。登録される伝達関数C(ρ)及び目標応答伝達関数T(θ)は、それぞれ、可変パラメータρ及び可変パラメータθを含み、可変パラメータρは、制御器30の設計変数ρに対応し、可変パラメータθは、目標応答yの設計変数θに対応する。設計者は更に、所望の目標応答yを規定する設計変数θの値θを、初期値θとして予測装置1に登録することができる。
その後、設計者は、操作デバイス15を通じて予測前処理の実行指令を予測装置1に入力することができる。予測前処理の実行指令が入力されると、予測装置1のプロセッサ11は、図3に示す予測前処理の実行を開始し、予めストレージデバイス13に登録された制御入力u及び制御出力yの時系列データ、伝達関数C(ρ)、目標応答伝達関数T(θ)、及び、設計変数θの初期値θを読み出す(S110)。
読出後、プロセッサ11は、設計変数θを初期値θに固定して、評価関数の値を最小にする設計変数ρの値ρを算出する(S120)。ここで用いる評価関数は、FRIT技術に従う次の評価関数J(ρ,θ,u,y)である。
Figure 0007095360000001
評価関数J(ρ,θ,u,y)は、次の関数gのノルム(ユークリッドノルム)の二乗に対応する。
Figure 0007095360000002
上式から理解できるように、評価関数J(ρ,θ,u,y)は、制御出力yと目標応答yとの誤差を評価可能に構成される。具体的に、評価関数J(ρ,θ,u,y)は、誤差が大きいほど大きな値を示す。
プロセッサ11は、評価関数J(ρ,θ=θ,u,y)の値を最小にする値ρを算出し終えると、次に設計変数ρを当該算出値ρに固定して、評価関数J(ρ=ρ,θ,u,y)の値を最小にする設計変数θの値θを算出する(S130)。
その後、プロセッサ11は、S120での算出値ρ及びS130での算出値θを、予測式の定義値としてストレージデバイス13に登録し(S140)、予測前処理を終了する。
制御器30の設計者は、予測前処理の終了後、操作デバイス15を通じて、図4に示す予測処理の実行指令を、予測装置1に入力することができる。予測処理の実行指令が入力されると、予測装置1のプロセッサ11は、図4に示すように、予測式の定義情報を読み出す(S210)。具体的には、S140で登録された予測式の定義値ρ及びθを読み出す。更には、予測式を定義する伝達関数C(ρ)及び目標応答伝達関数T(θ)を読み出す。
その後、プロセッサ11は、読み出した定義情報に基づき、制御入力uの予測式及び制御出力yの予測式を組み立てる。組み立てられる制御入力uの予測式及び制御出力yの予測式、即ち、制御入力uの予測値uの算出式及び制御出力yの予測値yの算出式は、次の通りであり、S140で登録された値ρ及び値θを含む。
Figure 0007095360000003
プロセッサ11は更に、予測に用いる目標指令rを取得する(S230)。プロセッサ11は、この目標指令rを、操作デバイス15を通じて操作者から取得してもよいし、ストレージデバイス13から読み出すことにより取得してもよい。
その後、プロセッサ11は、取得した目標指令rをS220で組み立てた予測式に代入して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出する(S240)。これにより、S240では、目標指令rに対応した予測値u及び予測値yの時系列データが生成される。
プロセッサ11は更に、予測値u及び予測値yの情報を出力する(S250)。具体的に、プロセッサ11は、S240で生成した予測値u及び予測値yの時系列データをストレージデバイス13に記録することができる。プロセッサ11は、表示デバイス17を制御して、予測値u及び予測値yのグラフを表示デバイス17に表示させてもよい。その後、プロセッサ11は、予測処理を終了する。
制御器30の設計者は、このようにして予測装置1から提供される予測値u及び予測値yの時系列データ又は表示デバイス17に表示されるグラフに基づいて、制御器30の挙動を分析及び把握することができる。
ここで、図5Aに示す具体的なフィードバック制御系110に基づく制御入力u及び制御出力yの予測精度に関する実験結果を図6A-6B及び図7A-7Cに示す。このフィードバック制御系110は、減算器61,62と、ゲインKpを有する増幅器63と、ゲインKvを有する増幅器65と、微分器67とを含む制御器60と、プラント70とを備える。実験は、このフィードバック制御系110に対し、次式に従う目標応答伝達関数T(θ)を設定して行われた。
Figure 0007095360000004
このフィードバック制御系110に対する評価関数J(ρ,θ,u,y)は、上式(1)に、次のr(ρ)を設定して定義される。ここでFは、微分作用素を表す。
Figure 0007095360000005
図6A-6B及び図7A-7Cは、更に、設計変数ρの初期値ρを、Kp=10及びKv=0.1で定義し、設計変数θの初期値θを、ζ=ζ=1及びω=ω=20で定義したときの実験結果を示す。
実験は、初期値ρの制御器60を用いてフィードバック制御系110における制御入力u及び制御出力yの時系列データを取得し、この時系列データ及び初期値θを用いて図3及び図4に示す処理を予測装置1に実行させ、それにより予測値u及び予測値yの時系列データを取得することにより行われた。
この実験では、ρに対応するKp及びKvの値として、Kp=16.2及びKv=4.39が得られ、θに対応するζ、ζ、ω、及びωの値として、ζ=2.47×10、ζ=8.02×10-1、ω=5.94×10、及びω=8.72が得られた。
図6Aのグラフは、この値ρ及びθを用いて算出した制御入力uの予測値uを破線で表し、予測前の観測値uを実線で表す、横軸が時間、縦軸が制御入力のグラフである。図6Bのグラフは、値ρ及びθを用いた別の実験で得られた制御入力uの観測値uを実線で表すグラフである。このグラフには、図6Aと同じ予測値uが示される。
図7A-7Cのグラフは、図6A-6Bと同じ値ρ及びθを用いて算出した制御出力yの予測値yを破線で表す、横軸が時間、縦軸が制御出力のグラフである。図7Aのグラフは更に、予測前の観測値yを実線で表し、図7Bのグラフは更に、初期値θに従う目標応答y=Td(θ)rを実線で表し、図7Cのグラフは更に、値ρ及びθを用いた別の実験で得られた制御出力yの観測値yを実線で表す。
予測装置1から得られる予測値u及び予測値yが高精度であることは、図6B及び図7Cのグラフから良く理解できる。制御出力yと目標応答yとの間の誤差は、ρ及びθが初期値ρ及びθであるときと比較して、ρ及びθが調整後の値ρ及びθであるとき、およそ1/20倍まで改善した。
以上には、外乱やプラントの変化を加味せずに制御入力u及び制御出力yを予測する例を説明したが、予測値u及び予測値yは外乱やプラントの変化を加味して算出されてもよい。
以下で説明する変形例は、予測式が上記実施形態と異なる例である。一方、これらの変形例は、他の構成に関して上記実施形態と同じ構成を有する。従って、以下の変形例の説明では、上記実施形態と同一構成に関する説明を適宜省略する。
[第一変形例]
第一変形例の予測装置1は、制御出力yに加算される外乱wを加味して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出するように構成される。対応するフィードバック制御系120は、図8Aに示され、このフィードバック制御系120と等価な制御系125が図8Bに示される。
この外乱wを加味した予測は、S220で次式に従う予測式を組み立てることにより実現することができる。プロセッサ11は、外乱wの情報を、S210において予測式の定義情報の一部として取得する、又は、S230において目標指令rと共に取得することができる。
Figure 0007095360000006
この予測式によれば、制御出力yに加算される外乱wを加味した制御入力u及び制御出力yの予測が可能である。外乱wの例には、制御出力yを計測する計測器において制御出力yに加算されるノイズが含まれる。設計者は、予測式に与える外乱wを変更して、様々な予測値u及び予測値yを得ることで、外乱wの影響を受ける制御器30の挙動を詳しく分析及び把握することができる。
ここで図5Bに示す具体的なフィードバック制御系130に基づく制御入力u及び制御出力yの予測精度に関する実験結果を、図9A及び9Bに示す。このフィードバック制御系130は、図5Aに示すフィードバック制御系110において、制御出力yに外乱wが加算される例に対応する。実験は、外乱wとして、正弦波外乱をフィードバック制御系130に入力したときの実験結果に対応する。
図9Aのグラフは、制御入力uの予測値uを破線で表し、別の実験で得られた制御入力uの観測値uを実線で表す、横軸が時間、縦軸が制御入力のグラフである。図9Bのグラフは、制御出力yの予測値yを破線で表し、別の実験で得られた制御出力yの観測値yを実線で表す、横軸が時間、縦軸が制御出力のグラフである。図9Bには更に、初期値θの目標応答y=Td(θ)rが一点鎖線で表される。本変形例によれば、外乱wを含むフィードバック制御系130における制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを高精度に得られることが、図9A及び図9Bから良く理解できる。
外乱wを加味した制御入力u及び制御出力yの予測機能は、動作モードの一つとして、上記実施形態の予測装置1に組み込まれてもよい。即ち、予測装置1は、予測処理の実行指令を動作モードの指定と共に受けるように構成されてもよい。プロセッサ11は、図4に示す予測処理として、指定された動作モードに対応した処理を実行するように構成されてもよい。
プロセッサ11は、外乱を加味しない動作モードでは、最初に説明した実施形態に従う予測式、即ち上式(4)及び(5)に従う予測式に基づいた予測値u及び予測値yを算出し、外乱wを加味した動作モードでは、本変形例に従う予測式、即ち上式(12)及び(13)に従う予測式に基づいた予測値u及び予測値yを算出するように動作してもよい。指定された動作モードに従って予測式を切り替える予測装置1によれば、設計者は、制御器30の挙動をより詳しく分析及び把握することができる。
[第二変形例]
第二変形例の予測装置1は、制御出力yに乗算される外乱Gを加味して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出するように構成される。対応するフィードバック制御系140は、図10Aに示され、このフィードバック制御系140と等価な制御系145が図10Bに示される。
この外乱Gを加味した予測は、S220で次式に従う予測式を組み立てることにより実現することができる。プロセッサ11は、外乱Gの情報を、S210において予測式の定義情報の一部として取得する、又は、S230において目標指令rと共に取得することができる。
Figure 0007095360000007
この予測式によれば、制御出力yに乗算される外乱Gを加味した制御入力u及び制御出力yの予測が可能である。外乱Gの例には、制御出力yを計測する計測器の特性により制御出力yに乗算される外乱が含まれる。本変形例に関する外乱Gを加味した制御入力u及び制御出力yの予測機能は、第一変形例と同様、動作モードの一つとして、上記実施形態の予測装置1に組み込まれてもよい。
[第三変形例]
第三変形例の予測装置1は、制御入力uに加算される外乱fを加味して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出するように構成される。対応するフィードバック制御系150は、図11Aに示され、このフィードバック制御系150と等価な制御系155が図11Bに示される。
この外乱fを加味した予測は、S220で次式に従う予測式を組み立てることにより実現することができる。プロセッサ11は、外乱fの情報を、S210において予測式の定義情報の一部として取得する、又は、S230において目標指令rと共に取得することができる。
Figure 0007095360000008
この予測式によれば、制御入力uに加算される外乱fを加味した制御入力u及び制御出力yの予測が可能である。外乱fの例には、プラント50に含まれる機構で生じる摩擦、負荷、及び外力が含まれる。本変形例に関する外乱fを加味した制御入力u及び制御出力yの予測機能は、先に説明した変形例と同様、動作モードの一つとして、上記実施形態の予測装置1に組み込まれてもよい。
[第四変形例]
第四変形例の予測装置1は、プラントにおける伝達特性の変化δQを加味して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出するように構成される。対応するフィードバック制御系160は、図12Aに示され、このフィードバック制御系160と等価な制御系165が図12Bに示される。このフィードバック制御系160が備える、制御入力uと制御出力yとの関係を示すプラント80の伝達関数Pは、次式で表される。
Figure 0007095360000009
プラント80の伝達特性の変化δQを加味した予測は、S220で次式に従う予測式を組み立てることにより実現することができる。プロセッサ11は、変化δQの情報を、S210において予測式の定義情報の一部として取得する、又は、S230において目標指令rと共に取得することができる。
Figure 0007095360000010
この予測式によれば、プラント80の伝達特性の変化δQを加味した制御入力u及び制御出力yの予測が可能である。プラント80の伝達特性の変化δQの例には、プラント80内の粘性摩擦Dの変化が含まれる。モータの粘性摩擦が変化するプラント80の伝達特性は、図12Cに示される。この例によれば、プラント80の伝達関数Pは、次式で表される。
Figure 0007095360000011
ここでDは、粘性摩擦係数に対応し、Jは、慣性モーメントに対応し、sは、ラプラス演算子に対応する。この例によれば、設計者は、粘性摩擦の変化を加味した制御器30の挙動を詳細に分析及び把握可能である。本変形例に関するプラントの伝達特性の変化δQを加味した制御入力u及び制御出力yの予測機能は、先に説明した変形例と同様、動作モードの一つとして、上記実施形態の予測装置1に組み込まれてもよい。
[第五変形例]
第五変形例の予測装置1は、プラントにおける伝達特性の変化(x-1)Qを加味して、制御入力uの予測値u及び制御出力yの予測値yを算出するように構成される。変数xが変動成分に対応する。対応するフィードバック制御系170は、図13Aに示され、このフィードバック制御系170と等価な制御系175が図13Bに示される。
フィードバック制御系170におけるプラント90の伝達特性の変化(x-1)Qを加味した予測は、S220で次式に従う予測式を組み立てることにより実現することができる。プロセッサ11は、変化(x-1)Qの情報を、S210において予測式の定義情報の一部として取得する、又は、S230において目標指令rと共に取得することができる。
Figure 0007095360000012
この予測式によれば、プラント90の伝達特性の変化(x-1)Qを加味した制御入力u及び制御出力yの予測が可能である。本変形例の上記変化(x-1)Qは、第四変形例の変化δQに対応する。本変形例に関するプラント90の伝達特性の変化(x-1)Qを考慮した制御入力u及び制御出力yの予測機能は、先に説明した変形例と同様、動作モードの一つとして、上記実施形態の予測装置1に組み込まれてもよい。
[その他]
本開示は、上述した変形例を含む予測装置1の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
予測装置は、コンピュータプログラムに基づく処理を、汎用のコンピュータに実行させることにより実現されなくてもよい。即ち、予測装置は、専用のハードウェア回路で対応する処理を実行するように構成されてもよい。特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
最後に用語間の対応関係を説明する。プロセッサ11が実行するS110の処理が、取得ユニットにより実現される処理の一例に対応し、プロセッサ11が実行するS120の処理が、第一算出ユニットにより実現される処理の一例に対応し、プロセッサ11が実行するS130の処理が、第二算出ユニットにより実現される処理の一例に対応し、プロセッサ11が実行する予測処理が、予測ユニットにより実現される処理の一例に対応する。
1…予測装置、11…プロセッサ、12…メモリ、13…ストレージデバイス、15…操作デバイス、17…表示デバイス、19…入出力インタフェース、30,60…制御器、50,70,80,90…プラント、100,110,120,130,140,150,160,170…フィードバック制御系。

Claims (12)

  1. 目標指令r及び制御出力yに基づき制御対象への制御入力uを決定する制御器に前記目標指令rを入力したときの前記制御入力u及び前記制御出力yを予測するための予測方法であって、
    前記制御入力u及び前記制御出力yのサンプルとして、制御入力uと制御出力yとの組合せの時系列データを取得することと、
    設計変数ρを有する前記制御器の伝達関数C(ρ)と、前記目標指令rに対する目標応答yを規定する設計変数θを有する目標応答伝達関数T(θ)と、を要素に含み、前記時系列データから、前記目標応答yと前記制御出力yとの間の誤差を評価するための評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、前記設計変数θを固定値θに設定した状態で、前記評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする前記設計変数ρの値ρを算出することと、
    前記設計変数ρを前記値ρに設定した状態で、前記評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする前記設計変数θの値θを算出することと、
    前記設計変数ρを前記値ρに設定した伝達関数C(ρ)及び前記設計変数θを前記値θに設定した目標応答伝達関数T(θ)に基づいて、前記目標指令rに対する前記制御入力uの予測値u及び前記制御出力yの予測値yを算出することと、
    を含む予測方法。
  2. 前記評価関数J(ρ,θ,u,y)が、FRIT(Fictitious Reference Iterative Tuning)技術に基づく関数である請求項1記載の予測方法。
  3. 前記制御器が前記目標指令rと前記制御出力yとの偏差(r-y)に基づき前記制御入力u=C(ρ)(r-y)を決定するように構成され、
    前記評価関数J(ρ,θ,u,y)が、式
    Figure 0007095360000013
    に従う関数g(ρ,θ,u,y)のノルムに対応する請求項1又は請求項2記載の予測方法。
  4. 前記予測値u及び前記予測値yが、式
    Figure 0007095360000014
    に従って算出される請求項3記載の予測方法。
  5. 前記予測値u及び前記予測値yが、外乱を加味して算出される請求項1~請求項3のいずれか一項記載の予測方法。
  6. 前記予測値u及び前記予測値yが、前記制御出力yに加算される外乱wを加味した式
    Figure 0007095360000015
    に従って算出される請求項3記載の予測方法。
  7. 前記予測値u及び前記予測値yが、前記制御入力uに加算される外乱fを加味した式
    Figure 0007095360000016
    に従って算出される請求項3記載の予測方法。
  8. 前記予測値u及び前記予測値yが、前記制御出力yに乗算される外乱Gを加味した式
    Figure 0007095360000017
    に従って算出される請求項3記載の予測方法。
  9. 前記予測値u及び前記予測値yが、前記制御対象の変化を加味して算出される請求項1~請求項3のいずれか一項記載の予測方法。
  10. 前記予測値u及び前記予測値yが、前記制御対象の変化δQを加味した式
    Figure 0007095360000018
    に従って算出される請求項3記載の予測方法。
  11. 目標指令r及び制御出力yに基づき制御対象への制御入力uを決定する制御器に前記目標指令rを入力したときの前記制御入力u及び前記制御出力yを予測する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、
    前記制御入力u及び前記制御出力yのサンプルとして、制御入力uと制御出力yとの組合せの時系列データを取得することと、
    設計変数ρを有する前記制御器の伝達関数C(ρ)と、前記目標指令rに対する目標応答yを規定する設計変数θを有する目標応答伝達関数T(θ)と、を要素に含み、前記時系列データから、前記目標応答yと前記制御出力yとの間の誤差を評価するための評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、前記設計変数θを固定値θに設定した状態で、前記評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする前記設計変数ρの値ρを算出することと、
    前記設計変数ρを前記値ρに設定した状態で、前記評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする前記設計変数θの値θを算出することと、
    前記設計変数ρを前記値ρに設定した伝達関数C(ρ)及び前記設計変数θを前記値θに設定した目標応答伝達関数T(θ)に基づいて、前記目標指令rに対する前記制御入力uの予測値u及び前記制御出力yの予測値yを算出することと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  12. 目標指令r及び制御出力yに基づき制御対象への制御入力uを決定する制御器に前記目標指令rを入力したときの前記制御入力u及び前記制御出力yを予測するための予測装置であって、
    前記制御入力u及び前記制御出力yのサンプルとして、制御入力uと制御出力yとの組合せの時系列データを取得するように構成される取得ユニットと、
    設計変数ρを有する前記制御器の伝達関数C(ρ)と、前記目標指令rに対する目標応答yを規定する設計変数θを有する目標応答伝達関数T(θ)と、を要素に含み、前記時系列データから、前記目標応答yと前記制御出力yとの間の誤差を評価するための評価関数J(ρ,θ,u,y)に従って、前記設計変数θを固定値θに設定した状態で、前記評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする前記設計変数ρの値ρを算出するように構成される第一算出ユニットと、
    前記設計変数ρを前記値ρに設定した状態で、前記評価関数J(ρ,θ,u,y)の値を最小にする前記設計変数θの値θを算出するように構成される第二算出ユニットと、
    前記設計変数ρを前記値ρに設定した伝達関数C(ρ)及び前記設計変数θを前記値θに設定した目標応答伝達関数T(θ)に基づいて、前記目標指令rに対する前記制御入力uの予測値u及び前記制御出力yの予測値yを算出するように構成される予測ユニットと、
    を含む予測装置。
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