JP7094195B2 - 蛍光検出装置 - Google Patents

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本発明は、蛍光検出装置に関する。
試料に対して光を照射し、その照射光に応じて試料から得られる蛍光を受光して検出する蛍光検出装置が知られている。例えば、特許文献1には、検査すべき歯に指向させその歯において蛍光性放射光を励起させる励起放射光を発生する光源と、歯の蛍光性放射光を検出する検出装置と、検出装置の前部に設置されたスペクトルフィルタとを有する歯の状態の認識装置が記載されている。特許文献2には、歯に特定の波長の励起光を照射し、蛍光物質が発する蛍光を検出することで歯垢の量あるいはう蝕の程度を定量する蛍光測定法が記載されている。
特許文献3には、被測定物質を標識する蛍光物質が表面プラズモン共鳴に基づく局在場光により励起されて放出した蛍光を検出して被測定物質の存在または量を示すシグナル値を測定する方法が記載されている。この測定方法は、樹脂からなるプリズムを有する測定チップに光を照射することでプリズムからの自家蛍光の光量が減衰する影響を低減するために、プリズムに光を照射してその自家蛍光の光量を意図的に減衰させるエージングの工程を含む。
特開平9-189659号公報 国際公開第2016/140199号 国際公開第2016/152707号
試料の蛍光物質を励起させる励起光とそれにより試料で生じる検出対象の蛍光とが同じ光導波路を伝搬する蛍光検出装置では、光導波路として、例えば樹脂などの蛍光物質を含む材料で構成されたものを使用したい場合がある。この場合、励起光によって試料だけでなく光導波路の蛍光物質も励起されるため、光導波路自体で蛍光(自家蛍光)が発生する。特に、この自家蛍光の波長領域が試料で生じる蛍光の波長領域と重なる場合には、試料からの蛍光に光導波路からの蛍光が重畳したものが検出されるため、光導波路からの蛍光がノイズとなって検出精度を低下させる。また、蛍光物質は、フォトブリーチング(蛍光退色)という反応により、励起光が照射され続けると蛍光強度が徐々に減衰していくため、測定中に自家蛍光の強度が変化し、これも検出精度を低下させる要因となる。
フォトブリーチングの性質を利用し、測定前に光導波路に励起光を照射し続けてその自家蛍光を強制的に低減(消光)させれば、自家蛍光による影響が抑えられ、安定した測定を行うことが可能となる。しかしながら、蛍光物質には、蛍光強度が一旦減衰しても、励起光の照射の停止後、時間が経過すると蛍光強度が回復する蛍光回復という性質もある。このため、例えば蛍光検出装置を不定期に使用する場合には、使用するたびに自家蛍光によるノイズのレベルが変動することになり、これも検出精度を低下させる要因となる。
そこで、本発明は、光導波路の自家蛍光に起因する検出精度の低下を抑えた蛍光検出装置を提供することを目的とする。
試料に含まれる蛍光物質を励起させる励起光を出射する光源と、励起光により励起される蛍光物質を含む材料で構成され、励起光を導波し、かつ励起光が照射された試料で生じた蛍光を導波する光導波路と、光導波路から入射する蛍光の強度を検出する蛍光検出部と、検出された蛍光の強度に基づいて試料の蛍光物質量を測定する制御部と、計時部とを有し、制御部は、蛍光物質量の測定にかかわらず、励起光を光導波路に照射させて光導波路の自家蛍光を低減させる消光処理を所定の時間間隔で繰り返すことを特徴とする蛍光検出装置が提供される。
制御部は、一定の時間間隔を空けて定期的に消光処理を開始するか、蛍光物質量の測定から一定時間経過した後で消光処理を開始することが好ましい。
光源は、蛍光物質量の測定にかかわらず一定時間ごとに励起光を出射し、制御部は、検出された蛍光の強度が予め定められた条件を満たした場合に消光処理を開始することが好ましい。
光導波路は、光源、蛍光検出部、制御部および計時部を収容する本体における突出部に、突出部を長手方向に貫通するように配置され、蛍光検出装置は、突出部に覆い被さるように本体に装着される鞘部をさらに有し、鞘部が本体に装着されたときに光導波路の先端面に面する鞘部の内側表面に、励起光を光導波路内に向けて反射する反射面が形成されていることが好ましい。
蛍光検出装置は、本体に対する鞘部の着脱を検出する着脱検出部をさらに有し、制御部は、鞘部が本体に装着されていないことが検出された場合には消光処理の実行を中止することが好ましい。
蛍光検出装置は、光源、光導波路、蛍光検出部、制御部および計時部を収容する本体に加えられた振動を検出する振動検出部をさらに有し、制御部は、振動検出部の検出がある場合には消光処理の実行を中止することが好ましい。
蛍光検出装置は、環境光の強度を検出する環境光検出部をさらに有し、制御部は、検出された環境光の強度が予め定められた基準値を超える場合には消光処理の実行を中止することが好ましい。
光源は、励起光として互いに異なる波長の光を出射する複数のLED素子で構成され、制御部は、複数のLED素子をそれぞれ単独で発光させたときに検出された蛍光の強度に応じて、複数のLED素子のうちのいずれを発光させて消光処理を行うかを選択することが好ましい。
上記の蛍光検出装置によれば、光導波路の自家蛍光に起因する検出精度の低下を抑えることができる。
蛍光検出装置1の全体構成図である。 蛍光検出モジュール20の概略ブロック図である。 蛍光退色および蛍光回復について説明するためのグラフである。 ブリーチング処理部32の動作例を示すフローチャートである。 ブリーチング処理部32の別の動作例を示すフローチャートである。 蛍光検出装置1Aの全体構成図である。 ブリーチング処理部32のさらに別の動作例を示すフローチャートである。 蛍光検出装置1Bの全体構成図である。
以下、図面を参照しつつ、蛍光検出装置について説明する。ただし、本発明は図面または以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。
図1は、蛍光検出装置1の全体構成図である。蛍光検出装置1は、棒状の樹脂製の本体2内に、蛍光検出モジュール20、制御部30(図2を参照)、報知部40およびタイマ50を有し、本体2の突出部2A内にプローブファイバ4を有する。蛍光検出装置1は、プローブファイバ4を介して試料である歯に励起光を照射し、それに対する応答光である歯からの蛍光を同じくプローブファイバ4を介して受光して、歯垢に含まれる蛍光物質であるプロトポルフィリンIXを検出する歯垢チェッカである。
プローブファイバ4は、光導波路の一例であり、蛍光検出モジュール20から出射される励起光、およびその励起光が照射された歯で生じた蛍光を導波する光ファイバである。プローブファイバ4は、例えばアクリル樹脂などの樹脂製(プラスチック製)であり、蛍光検出装置1の励起光により励起される蛍光物質を含む材料で構成されている。プローブファイバ4は、本体2の長手方向の先端面において突出する突出部2A内に、突出部2Aを長手方向に貫通するように配置されている。突出部2Aは、蛍光検出装置1の使用時に歯に向けられるので、歯に当て易いように本体2のその他の部分よりも細くなっており、プローブファイバ4の先端面4Aは、突出部2Aの先端面で開放されている。プローブファイバ4の後端面4Bは、本体2内で蛍光検出モジュール20の光の入出力口に接続されている。図1では、プローブファイバ4を含む突出部2Aの断面を示している。
図2は、蛍光検出モジュール20の概略ブロック図である。蛍光検出モジュール20は、LED(発光ダイオード)素子21A,21B、ボールレンズ22a~22c、光学フィルタ23a,23c、PD(フォトダイオード)素子24およびミラーMを有し、本体2内の突出部2A側に配置されている。蛍光検出モジュール20は、歯垢に含まれる蛍光物質を励起する励起光をプローブファイバ4から出射し、プローブファイバ4に入射した蛍光を受光する。
LED素子21A,21Bは、蛍光検出モジュール20の光源である。LED素子21Aは、励起光L1として、歯垢の蛍光物質に対する励起効率が高い第1の波長を含む光を出射する。LED素子21Bは、励起光L2として、第1の波長よりも長波長で、かつ励起効率が第1の波長よりも低いかあるいはほぼゼロとなる第2の波長を含む光を出射する。例えば、第1の波長は350~430nm、第2の波長は435~500nmの範囲内であることが好ましく、LED素子21Aをピーク波長が405nmの紫色LED素子、LED素子21Bをピーク波長が465nmの青色LED素子とするとよい。なお、光源には、レーザダイオードなどのLED素子以外のものを使用してもよい。
光学フィルタ23aは、LED素子21A,21Bからの励起光L1,L2を透過させ、少なくとも歯垢由来の蛍光L3の波長領域(620~690nm程度)の光をカットするフィルタであり、LED素子21A,21BとミラーMの間に配置されている。例えば、励起光L1,L2のピーク波長を405nmおよび465nmとする場合には、光学フィルタ23aとして500nm以上の波長の光をカットするものを使用するとよい。光学フィルタ23cは、蛍光L3以外の波長領域の光、すなわち、620~690nmを除く波長領域の光をカットするためのフィルタであり、ミラーMとPD素子24の間に配置されている。
ミラーMは、ダイクロイックミラーまたはハーフミラーなどで構成され、LED素子21A,21Bからの励起光L1,L2の波長領域の光をプローブファイバ4に向けて反射し、プローブファイバ4から入射した蛍光L3の波長領域の光を透過させる。PD素子24は、蛍光検出部(受光素子)の一例であり、光学フィルタ23cを透過した波長領域620~690nmの蛍光L3を受光し、その強度に応じた光電流を生成して制御部30に出力する。
ボールレンズ22aは、LED素子21A,21Bと光学フィルタ23aの間に配置され、LED素子21A,21Bからの励起光L1,L2を集光する。ボールレンズ22bは、ミラーMとプローブファイバ4の間に配置され、ミラーMで反射してプローブファイバ4に入射する励起光L1,L2と、プローブファイバ4から入射した蛍光L3を集光する。ボールレンズ22cは、光学フィルタ23cとPD素子24の間に配置され、ミラーMを透過した蛍光L3を集光する。なお、励起光L1,L2と蛍光L3を集光するためのレンズの形状は、必ずしもボール状でなくてもよい。
LED素子21A,21Bからの励起光L1,L2は、ボールレンズ22aおよび光学フィルタ23aを経て、ミラーMに入射する。励起光L1,L2は、ミラーMで反射し、ボールレンズ22bを通過して集光された後、プローブファイバ4を通って例えば歯垢付着部110を有する歯100に照射される。これにより、歯垢付着部110の歯垢に含まれる蛍光物質が励起されて、635nmおよび675nm付近にピーク波長をもつ蛍光L3が生成される。蛍光L3の一部は、プローブファイバ4を通ってボールレンズ22bに入射し、ミラーMを透過し、さらに光学フィルタ23cおよびボールレンズ22cを経てPD素子24に到達する。PD素子24で受光された蛍光は光電流に変換されて制御部30に出力され、制御部30の信号処理により蛍光物質の有無や量が求められる。
制御部30は、本体2内の回路基板に設けられたマイクロコンピュータなどの制御回路として構成され、蛍光検出装置1の動作を制御する。報知部40は、例えばLEDやブザー、振動モータなどで構成され、光信号処理部31での歯垢の検出結果を光や音、振動などの形態で使用者に報知する。タイマ50は、計時部の一例であり、制御部30が後述の処理を行うために経過時間をカウントする。蛍光検出装置1は、計時部として、タイマ50に替えて、時刻を取得できる内部時計を有してもよい。
制御部30は、そのマイクロコンピュータにより実現される機能ブロックとして、光信号処理部31およびブリーチング処理部32を有する。以下では、これらの機能を説明する。
光信号処理部31は、蛍光検出装置1の演算部であり、蛍光検出モジュール20の光源を駆動するとともに、蛍光検出モジュール20で検出された蛍光の強度に基づいて、試料である歯垢の蛍光物質量を測定(算出)する。そのために、光信号処理部31は、蛍光検出モジュール20のLED素子21A,21Bを駆動して励起光L1,L2を交互に出射させ、そのときのPD素子24からの光電流を取得する。そして、光信号処理部31は、励起光L1が照射されたときの蛍光L3の強度と励起光L2が照射されたときの蛍光L3の強度とを検出し、それらの比または差に基づき、例えば国際公開第2016/140199号に記載されている蛍光測定法を用いて蛍光物質の有無や量を算出する。
図3(A)および図3(B)は、それぞれ、蛍光退色および蛍光回復について説明するためのグラフである。図3(A)は、蛍光物質に励起光を照射し続けたときの蛍光強度の時間変化を示し、横軸は時間tを、縦軸は、時間0での蛍光強度を1とした相対蛍光強度Iを表す。蛍光物質に励起光を照射し続けると、図3(A)に示すように、蛍光強度は時間とともに単調に減衰する。図3(B)は、励起光の照射を停止した後の蛍光回復量を測定した結果の例を示し、横軸は時間t(単位は日)を、縦軸は蛍光強度I(単位はnW)を表す。図3(B)に示すように、蛍光強度はおおよそ時間の1次関数で増加(回復)する。蛍光退色および蛍光回復の程度は蛍光物質の種類や励起光の波長によって異なるが、それらの傾向は、物質や波長によらず、図3(A)および図3(B)に示したものと同様である。
プローブファイバ4として樹脂製の光ファイバを使用し、励起光として波長が405nmの青色光や465nmの紫色光を使用すると、プローブファイバ4自体からも蛍光が発生する。歯垢由来の蛍光は635nm帯の光であり、プローブファイバ4由来の蛍光にも635nm帯の光が含まれるため、プローブファイバ4の自家蛍光はノイズとなって歯垢由来の蛍光の検出精度を低下させる。
このため、ブリーチング処理部32は、LED素子21A,21Bおよびタイマ50の動作を制御して、光信号処理部31による歯垢の蛍光物質量の測定にかかわらず、励起光を定期的にプローブファイバ4に照射させ、これにより自家蛍光を強制的に低減(消光)させる。例えば、ブリーチング処理部32は、タイマ50のカウントにより一定時間待機した後、自家蛍光の強度が予め定められたしきい値Th以下になるまでLED素子21A,21Bの一方または両方に励起光を出射させ、その後タイマ50をリセットして上記の処理を繰り返す。励起光の照射により自家蛍光を強制的に低減させる処理のことを、以下では「ブリーチング(消光処理)」という。しきい値Thは、プローブファイバ4の材料に応じて決まる値であり、検出対象の歯垢の蛍光強度に対して十分低い値に設定される。
図4は、ブリーチング処理部32の動作例を示すフローチャートである。図4ならびに後述する図5、図7(A)および図7(B)に示す動作フローは、制御部30のROMに予め記録されているプログラムに従って、制御部30のCPUにより実行される。これらの動作フローは、例えば蛍光検出装置1が充電器に接続されているなど、電力供給が可能な状態で定期的に実行される。
ブリーチング処理部32は、まず、タイマ50をオンにして(S1)、時間t1が経過するまで待機し(S2)、その後、LED素子21A,21Bの一方または両方を点灯させる(S3)。そして、ブリーチング処理部32は、時間t2(一般にt1>t2)だけ発光を継続させてから(S4)、光信号処理部31により検出される蛍光強度Iをしきい値Thと比較する(S5)。蛍光強度Iがしきい値Th以上であれば(S5でNo)、S4に戻って、ブリーチング処理部32はLED素子21A,21Bの点灯を継続させる。蛍光強度Iがしきい値Th未満になると(S5でYes)、ブリーチング処理部32はLED素子21A,21Bを消灯させ(S6)、さらにタイマ50をオフにする(リセットする)(S7)。その後、処理はS1に戻り、以上の動作が繰り返される。
1回のブリーチングの所要時間を短くするために、ブリーチング処理部32は、例えば少なくとも1日に1回はブリーチングを行うことが好ましい。定期的にブリーチングを行うことで、プローブファイバ4由来の蛍光の強度がしきい値Th未満に保たれるので、使用者は、自家蛍光が測定に影響しないレベルに減衰した状態で蛍光検出装置1を使用することができる。このため、蛍光検出装置1の検出精度が一定のレベル以上に保たれ、誤検出を防止することが可能になる。
図3(A)から分かるように、ブリーチングの実行中における蛍光強度の単位時間当たりの減衰量(グラフの接線の傾き)は、時間とともに単調に減少する。このため、しきい値Thの設定によっては、蛍光強度Iがしきい値Th未満に減衰してブリーチングが終了するまでに長い時間がかかることもある。そこで、ブリーチング処理部32は、図4のS5において、蛍光強度I(t)ではなく、その減衰率(単位時間当たりの減衰量)I’(t)を予め定められたしきい値Th’と比較して、減衰率I’(t)がしきい値Th’未満となったときにLED素子21A,21Bを消灯させてもよい。これにより、何らかの理由によりしきい値Thよりも大きな値で蛍光強度の減衰が止まった(蛍光強度にオフセットがかかった)場合でも、減衰率が十分下がった時点で処理が終了するため、安定してブリーチングを行うことができる。
また、ブリーチング処理部32は、蛍光強度についてのしきい値との比較を行わず、定期的に、予め定められた長さの期間だけLED素子21A,21Bの一方または両方を点灯させることでブリーチングを行ってもよい。すなわち、図4の動作フローにおけるS5の判定は省略してもよい。
あるいは、ブリーチング処理部32は、一定時間ごとにLED素子21A,21Bの一方または両方に励起光を出射させ、検出された蛍光強度が予め定められた許容範囲の上限値Imaxを上回った場合にのみ、ブリーチングを行ってもよい。すなわち、ブリーチング処理部32は、前回のブリーチングから時間t1の経過後に自家蛍光が上限値Imaxまで回復していない場合には、その回のブリーチングの実行を省略してもよい。あるいは、ブリーチング処理部32は、一定時間ごとに励起光を出射させ、その前後における自家蛍光の強度の減衰量が予め定められたしきい値Th’以上である場合(蛍光退色が起こる場合)にのみ、ブリーチングを行ってもよい。ブリーチングは、図4の動作フローでは時間t1ごとに必ず行われるが、このように、時間t1ごとに検出される蛍光強度が予め定められた条件を満たす場合にのみ行ってもよい。
蛍光検出装置1は2個のLED素子21A,21Bを有し、励起光として青色光と紫色光を出射するが、LED素子の個数は1個でも3個以上でもよく、励起光の波長も特に限定されない。発光波長が互いに異なる複数の光源がある場合、励起光の波長によってはプローブファイバ4で蛍光が発生しないこともあり、一般に波長によってブリーチングの効果は異なる。また、図3(A)に示すように、蛍光強度は照射の開始時に最も大きく減衰する。このため、ブリーチング処理部32は、まず、LED素子21A,21Bをそれぞれ単独で短時間発光させ、その前後で検出される蛍光強度の減衰量に応じて、LED素子ごとに、そのLED素子を発光させてブリーチングを行うか否かを選択してもよい。これにより、蛍光退色の効果のないLED素子の点灯を避けて、効率的にブリーチングを行うとともに消費電力を抑えることができる。
図5は、ブリーチング処理部32の別の動作例を示すフローチャートである。図5の動作フローはLED素子が2個の場合のものであり、図5では、LED素子21A,21BのことをそれぞれLED1,LED2と表記している。
ブリーチング処理部32は、まず、LED1を点灯させ(S11)、時間t2だけ発光を継続させてから(S12)消灯させる(S13)とともに、同様にLED2を点灯させ(S14)、時間t2だけ発光を継続させてから(S15)消灯させる(S16)。そして、LED1の励起光によりS11からS13の間に検出された蛍光強度の減衰量ΔI1がしきい値Th1以下であり(S17でNo)、かつLED2の励起光によりS14からS16の間に検出された蛍光強度の減衰量ΔI2がしきい値Th2以下である場合(S18でNo)には、ブリーチング処理部32は、どちらのLEDについても蛍光退色が少ないためブリーチングを行わない(S19)。なお、減衰量ΔI1,ΔI2の符号は正とする。
ΔI1がTh1以下でΔI2がTh2を上回る場合(S17でNoかつS18でYes)には、ブリーチング処理部32は、LED2のみを点灯させてブリーチングを行う(S20)。ΔI1がTh1を上回りΔI2がTh2以下の場合(S17でYesかつS21でNo)には、ブリーチング処理部32は、LED1のみを点灯させてブリーチングを行う(S22)。すなわち、一方の波長のみで蛍光退色が起こる場合には、その波長のLEDのみを点灯させる。ΔI1がTh1を上回りΔI2がTh2を上回る場合(S17でYesかつS21でYes)、すなわち、両方の波長で蛍光退色が起こる場合には、ブリーチング処理部32は、LED1,2を周波数fで交互に点灯させるかまたは両方同時に点灯させてブリーチングを行う(S23)。S19,S20,S22,S23の後、処理は終了し、ブリーチング処理部32は、以上の動作フローを一定時間ごとに繰り返す。
図4の動作フローのように一定時間ごとにブリーチングを行うと、ブリーチングの実行と使用者による蛍光検出装置1の使用が重なる可能性がある。この場合、青色光または紫色光(いわゆるブルーライト)である励起光が使用者の目に照射されるおそれがあるため、使用者が蛍光検出装置1を使用しようとしているときには、使用を優先してブリーチングを行わないことが好ましい。そこで、以下では、使用者が使用しようとしているか否かを間接的に判定する機能を付加した蛍光検出装置について説明する。
図6は、蛍光検出装置1Aの全体構成図である。蛍光検出装置1Aは、センサ60をさらに有し、ブリーチング処理部32がその出力に応じて動作する点が蛍光検出装置1とは異なり、その他の点では蛍光検出装置1と同じ構成を有する。センサ60(振動検出部および環境光検出部の一例)は、例えば、本体2に加えられた振動を検出する加速度センサもしくは振動センサと、環境光の強度を検出するソーラセルなどの照度センサとの一方または両方である。使用時には、使用者が手で本体2を持つため加速度センサや振動センサの検出があり、普通、室内の照明が点灯しているため照度センサの検出もある。このため、センサ60の出力レベルが高ければ、使用者が蛍光検出装置1Aを使用しようとしている可能性が高い。
蛍光検出装置1Aのブリーチング処理部32は、ブリーチングを実行するタイミングでセンサ60の出力レベルを確認する。その出力レベルが予め定められたしきい値以上である場合には、ブリーチング処理部32は、使用者が蛍光検出装置1Aを使用しようとしていると判定して、ブリーチングの実行を中止し、タイマ50をリセットして次の実行タイミングまで一定時間待機する。センサ60の出力レベルがしきい値未満である場合には、ブリーチング処理部32は、使用者による使用はないと判定して、予定通りブリーチングを実行する。
図7(A)は、蛍光検出装置1Aのブリーチング処理部32の動作例を示すフローチャートである。ブリーチング処理部32は、まず、タイマ50をオンにして(S31)、時間t1が経過するまで待機し(S32)、その後、センサ60の出力レベルI’を測定(取得)する(S33)。出力レベルI’がそのしきい値Th’以上である場合(S34でNo)には、ブリーチング処理部32は、使用者が蛍光検出装置1Aを使用しようとしていると判定して、ブリーチングを実行せず、タイマ50をオフにする(S37)。
一方、出力レベルI’がしきい値Th’未満である場合(S34でYes)には、ブリーチング処理部32は、使用者による使用はないと判定して、LED素子21A,21Bの一方または両方を点灯させる(S35)。そして、ブリーチング処理部32は、時間t2(一般にt1>t2)だけ発光させてブリーチングを行い、その後でLED素子21A,21Bを消灯させる(S36)。その際、図4のS5,S6と同様に、ブリーチング処理部32は、光信号処理部31により検出される蛍光強度Iがしきい値Th未満になるまで発光を継続させてもよい。そして、ブリーチング処理部32は、タイマ50をオフにする(S37)。S37の後、処理はS31に戻り、以上の動作が繰り返される。
図7(B)は、使用者による使用から一定時間経過後にブリーチングを行う場合のブリーチング処理部32の動作例を示すフローチャートである。ブリーチング処理部32は、例えば、使用者が電源をオンにして蛍光検出装置1,1Aを使用し(S41)使用を終了して電源をオフにした(S42)時点からタイマ50をオンにし(S43)、時間t3が経過するまで待機して(S44)、その後でLED素子21A,21Bの一方または両方を点灯させてブリーチングを行ってもよい(S45)。本実施例のように歯垢を検出する場合には、普通、使用者は、一度使用した後はしばらく蛍光検出装置1,1Aを使用しないため、ブリーチング処理部32は、このように、使用者による使用(光信号処理部31による歯垢の蛍光物質量の測定)の終了時を基準として、そこから一定時間経過した後でブリーチングを開始してもよい。
この場合、ブリーチング処理部32は、例えば、内部時計により現在の時刻を取得し、朝と昼の時間帯では使用者による使用後もタイマ50のカウントを開始させず、19時以降などの夜間の使用後に限りタイマ50のカウントを開始させ、それから一定時間経過後にブリーチングを行ってもよい。また、特に深夜には蛍光検出装置1,1Aが使用される可能性が低く、ブリーチングは1日に1回程度行えば十分なので、ブリーチング処理部32は、例えば、内部時計が指す時刻が深夜などの予め定められた時間帯になったときだけブリーチングを行ってもよい。この場合、例えば、スマートホンなどの外部機器で、使用者がブリーチングの開始時刻を設定できるようにしてもよい。
図8(A)および図8(B)は、蛍光検出装置1Bの全体構成図である。図8(B)は、図8(A)のVIIIB-VIIIB線に沿った突出部2Aの断面図であり、図8(A)でも、突出部2Aの断面を示している。蛍光検出装置1Bは、キャップ5とソーラセル6が設けられ、ブリーチング処理部32がソーラセル6の出力に応じて動作する点が蛍光検出装置1とは異なり、その他の点では蛍光検出装置1と同じ構成を有する。
キャップ5は、鞘部の一例であり、本体2の突出部2Aに覆い被さるように本体2に装着される。キャップ5が本体2に装着されたときにプローブファイバ4の先端面4Aに面するキャップ5の内側表面には、励起光をプローブファイバ4内に向けて反射する反射面5Aが形成されている。反射面5Aは、本実施例のように励起光として青色光や紫色光を使用する場合には、例えばアルミニウムや銀などの光反射率が高い金属層で構成される。キャップ5の装着時には、励起光は、プローブファイバ4内を後端面4Bから先端面4Aに向けて伝搬した後、反射面5Aで反射して、再度プローブファイバ4内を先端面4Aから後端面4Bに向けて伝搬する。これにより、先端面4Aでの反射がない場合と比べて、励起光がプローブファイバ4内で2倍の距離を進むので、その分、蛍光退色の効果が高くなり、ブリーチングが加速されて所要時間が短くなる。
ソーラセル6は、図8(B)に示した通り、一定の幅で突出部2Aの最外周を1周覆うように巻き付けられており、キャップ5の装着時にはキャップ5で覆われる。ソーラセル6の大きさと形状は、突出部2Aに巻き付けられキャップ5で覆われる範囲内であれば、図示したものとは異なっていてもよい。ソーラセル6は、キャップ5が取り付けられているときには発電せず、キャップ5が取り外されているときには環境光があれば発電するため、蛍光検出装置1Bでは、発電の有無により、キャップ5が装着されているか否かを簡易的に判定することができる。すなわち、ソーラセル6は、蛍光検出装置1Bが動作するための電力を蓄える機能に加えて、本体2に対するキャップ5の着脱を検出する着脱検出部としても機能する。
蛍光検出装置1Bのブリーチング処理部32は、ブリーチングを実行するタイミングでソーラセル6の起電力を確認する。ソーラセル6の起電力が予め定められたしきい値以上である場合には、ブリーチング処理部32は、キャップ5が本体2に装着されていないと判定して、ブリーチングの実行を中止し、タイマ50をリセットして次の実行タイミングまで一定時間待機する。ソーラセル6の起電力がしきい値未満である場合には、ブリーチング処理部32は、キャップ5が本体2に装着されていると判定して、予定通りブリーチングを実行する。このように、ブリーチング処理部32は、ソーラセル6で生成される起電力の大小に応じてキャップ5の装着の有無を判定し、キャップ5の装着をブリーチングの実行条件としてもよい。
あるいは、ブリーチング処理部32は、ソーラセル6の起電力を常時監視し、その変化によりキャップ5が装着されたと判定したときにブリーチングを開始してもよい。また、ブリーチングの実行中にキャップ5が外された場合には、ブリーチング処理部32は、ブリーチングを中止することが好ましい。なお、キャップ5の着脱検出部としては、ソーラセル6以外に、例えば、バネなどのスイッチを含みキャップ5の装着の有無に応じて出力値が変化する着脱センサを用いてもよい。蛍光検出装置1Bでは、キャップ5が装着されているときに限りブリーチングを行うことで、励起光が使用者の目に入ることが確実に防止される。
蛍光検出装置1,1A,1Bは歯垢チェッカであるが、上記したブリーチング処理部32の制御は、検出対象にかかわらず適用可能である。励起光と検出対象の蛍光とが同じ光導波路を伝搬し、かつ光導波路として蛍光物質を含む材料で構成されたものを使用する蛍光検出装置であれば、歯垢以外の蛍光物質を検出する場合でも、上記と同様の制御により、蛍光退色と蛍光回復に起因するノイズレベルの変動を抑える効果が得られる。
1,1A,1B 蛍光検出装置
2 本体
4 プローブファイバ
5 キャップ
6 ソーラセル
20 蛍光検出モジュール
30 制御部
40 報知部
50 タイマ
60 センサ

Claims (9)

  1. 試料に含まれる蛍光物質を励起させる励起光を出射する光源と、
    前記励起光により励起される蛍光物質を含む材料で構成され、前記励起光を導波し、かつ前記励起光が照射された試料で生じた蛍光を導波する光導波路と、
    前記光導波路から入射する蛍光の強度を検出する蛍光検出部と、
    検出された蛍光の強度に基づいて試料の蛍光物質量を測定する制御部と、
    計時部と、を有し、
    前記制御部は、前記蛍光物質量の測定にかかわらず、前記励起光を前記光導波路に照射させて前記光導波路の自家蛍光を低減させる消光処理を所定の時間間隔で繰り返す、
    ことを特徴とする蛍光検出装置。
  2. 前記制御部は、一定の時間間隔を空けて定期的に前記消光処理を開始する、請求項1に記載の蛍光検出装置。
  3. 前記制御部は、前記蛍光物質量の測定から一定時間経過した後で前記消光処理を開始する、請求項1に記載の蛍光検出装置。
  4. 前記光源は、前記蛍光物質量の測定にかかわらず一定時間ごとに前記励起光を出射し、
    前記制御部は、検出された蛍光の強度が予め定められた条件を満たした場合に前記消光処理を開始する、請求項1に記載の蛍光検出装置。
  5. 前記光導波路は、前記光源、前記蛍光検出部、前記制御部および前記計時部を収容する本体における突出部に、前記突出部を長手方向に貫通するように配置され、
    前記蛍光検出装置は、前記突出部に覆い被さるように前記本体に装着される鞘部をさらに有し、
    前記鞘部が前記本体に装着されたときに前記光導波路の先端面に面する前記鞘部の内側表面に、前記励起光を前記光導波路内に向けて反射する反射面が形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の蛍光検出装置。
  6. 前記本体に対する前記鞘部の着脱を検出する着脱検出部をさらに有し、
    前記制御部は、前記鞘部が前記本体に装着されていないことが検出された場合には前記消光処理の実行を中止する、請求項5に記載の蛍光検出装置。
  7. 前記光源、前記光導波路、前記蛍光検出部、前記制御部および前記計時部を収容する本体に加えられた振動を検出する振動検出部をさらに有し、
    前記制御部は、前記振動検出部の検出がある場合には前記消光処理の実行を中止する、請求項1~4のいずれか一項に記載の蛍光検出装置。
  8. 環境光の強度を検出する環境光検出部をさらに有し、
    前記制御部は、検出された環境光の強度が予め定められた基準値を超える場合には前記消光処理の実行を中止する、請求項1~7のいずれか一項に記載の蛍光検出装置。
  9. 前記光源は、前記励起光として互いに異なる波長の光を出射する複数のLED素子で構成され、
    前記制御部は、前記複数のLED素子をそれぞれ単独で発光させたときに検出された蛍光の強度に応じて、前記複数のLED素子のうちのいずれを発光させて前記消光処理を行うかを選択する、請求項1~8のいずれか一項に記載の蛍光検出装置。
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