JP4617439B2 - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動脈血の酸素飽和度や脈拍数等の生体情報を測定する生体情報測定装置に関する。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査において、パルスオキシメータと呼ばれる装置が使用されることがある(例えば下記特許文献1参照)。パルスオキシメータは、被験者の所定の生体部位に装着される測定部を有し、該測定部において前記生体部位に向けて光を出力し、生体部位を透過又は反射した光の光量に基づいて血中の酸素飽和度(SpO)を導出するように構成されている。
また、パルスオキシメータは、予め所定のプログラムが組み込まれた例えばパーソナルコンピュータと通信可能に構成されており、例えばそのパーソナルコンピュータは、一晩の睡眠時の酸素飽和度のデータがパルスオキシメータから提供されると、前記プログラムにより、この平均値に基づいて例えば酸素飽和度の変化や単位時間当たりの酸素飽和度の低下の回数を表す睡眠時無呼吸指数(Oxygen Desaturation Index;ODI)を導出する。
特開平1−153139号公報
従来では、パルスオキシメータの使用者等がパルスオキシメータをパーソナルコンピュータと接続し、該パーソナルコンピュータを用いてODIを導出する処理を指示する作業が必要であったので、測定の完了後、速やかにODIを確認することができなかった。また、前記のような作業はパルスオキシメータの使用者等にとって非常に煩わしいものであった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、測定終了後にパーソナルコンピュータを用いてODIを導出する処理を指示する作業をパルスオキシメータの使用者に課すことなく、測定が完了すると速やかにODIを確認することのできる生体情報測定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、所定の生体情報を測定する測定手段と、前記測定手段から出力される信号を測定データとして記憶する記憶手段と、前記測定手段による測定動作の終了後における所定のタイミングに達したか否かを判定する判定手段と、前記記憶手段により記憶された測定データに基づき睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段であって、前記判定手段により前記所定のタイミングに達したものと判定される前に再び前記測定手段による測定動作が行われると、その非測定期間を挟んで連続して行われた前記各測定動作によりそれぞれ得られる測定データを用いて前記睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段と、前記導出手段により導出された睡眠時無呼吸指数を表示する表示手段とが一体的に実装される装置本体部を有することを特徴とする生体情報測定装置である。
この発明によれば、測定手段により所定の生体情報が測定されると、この測定手段から出力される信号が測定データとして記憶手段に記憶される。そして、導出手段により前記記憶手段に記憶された測定データに基づき睡眠時無呼吸指数が導出され、この導出された睡眠時無呼吸指数が表示手段に表示される。これにより、測定が完了すると、睡眠時無呼吸指数が導出され表示手段に表示される。これらの動作・処理が前記装置本体部内で行われる。なお、一体的に実装される態様とは、或る筐体内に前記各手段がすべて実装される態様のみならず、前記各手段のうち一部の手段が前記筐体とは別の部材に内蔵される場合であっても、実質的に一体的な実装がなされているとみなすことができる態様であればよい。
また、測定手段による測定動作の終了後における所定のタイミングに達したものと判定される前に再び前記測定手段による測定動作が行われると、その非測定期間を挟んで連続して行われた前記各測定動作によりそれぞれ得られる測定データを用いて前記睡眠時無呼吸指数を導出するようにしたので、前記非測定期間より前に行われた測定動作で得られた測定データであっても、その測定データが今回の睡眠時無呼吸指数の導出に用いるべきものであると判断される場合、測定手段による測定動作の終了後における所定のタイミングに達したものと判定される前に再び前記測定手段による測定動作が行われた場合には、その測定データも含めて睡眠時無呼吸指数が導出される。なお、測定手段による測定動作の終了後における所定のタイミングに達したものと判定される前に再び前記測定手段による測定動作が行われる場合とは、一時的に(短時間の間)、生体情報測定装置が生体から外れた場合、又は外された場合である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の生体情報測定装置において、前記判定手段により前記所定のタイミングに達したものと判定されると、前記記憶手段に格納されている測定データを消去するデータ消去手段を備えることを特徴とするものである。
この発明によれば、判定手段により前記所定のタイミングに達したものと判定されると、前記記憶手段に格納されている測定データを消去するようにしたので、生体情報測定装置に搭載する記憶手段として、測定手段の測定動作により得られた信号をすべて記憶するように構成した場合に採用される記憶手段に比して容量の小さい記憶手段を採用することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の生体情報測定装置において、前記所定のタイミングは、前記測定手段による測定動作が終了したタイミングから所定時間経過したタイミング、または所定時刻に達したタイミングであることを特徴とするものである。
この発明によれば、非測定期間を挟んで連続して行われた各測定動作のうち、前記非測定期間より前に行われた測定動作で得られた測定データを睡眠時無呼吸指数の導出に利用するか否かの判断や、測定データを消去するか否かの判断を簡単に行うことができる。
請求項に記載の発明は、所定の生体情報を測定する測定手段と、前記測定手段から出力される信号を測定データとして記憶する記憶手段と、前記測定手段による一連の測定動作を予定する期間を所定の測定予定期間として設定するための設定手段前記記憶手段により記憶された測定データに基づき睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段であって、前記測定予定期間の間に、前記測定手段による実際の測定動作が一旦中断した後に再度測定動作が開始されることにより非測定期間が発生した場合でも、その非測定期間を挟んで連続して行われた前記各測定動作によりそれぞれ得られる測定データを用いて前記睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段と、前記導出手段により導出された睡眠時無呼吸指数を表示する表示手段とが一体的に実装される装置本体部を有することを特徴とするものである。
この発明によれば、測定手段により所定の生体情報が測定されると、この測定手段から出力される信号が測定データとして記憶手段に記憶される。そして、導出手段により前記記憶手段に記憶された測定データに基づき睡眠時無呼吸指数が導出され、この導出された睡眠時無呼吸指数が表示手段に表示される。これにより、測定が完了すると、睡眠時無呼吸指数が導出され表示手段に表示される。これらの動作・処理が前記装置本体部内で行われる。さらに、設定手段により測定予定期間として設定された期間中、又は期間中から期間外に跨って非測定期間が発生しても、その非測定期間がどの程度の時間的長さであるか否かに拘わらず、前記測定予定期間の間に実行された測定動作により得られる測定データを用いて睡眠時無呼吸指数が導出される。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の生体情報測定装置において、前記設定手段は、実際の時刻情報に関連付けて前記測定予定期間を設定することを特徴とするものである。この発明によれば、例えば被験者の睡眠予定時間に合わせて、測定予定期間が具体的な時刻で設定される。
請求項に記載の発明は、請求項1、4、5のいずれかに記載の生体情報測定装置において、前記記憶手段は、所定の測定予定期間中に、前記測定手段による実際の測定動作が一旦中断した後に再度測定動作が開始されることにより、非測定期間と、その非測定期間を挟む第1の測定期間及び第2の測定期間とが発生した場合に、前記第1の測定期間の測定データと、前記第2の測定期間の測定データと、前記第1の測定期間及び第2の測定期間を通した測定データとを個別に記憶可能とされていることを特徴とするものである。
この発明によれば、所定の測定予定期間中に非測定期間と、その非測定期間を挟む第1の測定期間及び第2の測定期間とが発生した場合において、第1の測定期間及び第2の測定期間の各々の測定データと、両者を合算した測定データとがそれぞれ個別に記憶手段に記憶される。従って、第1の測定期間及び第2の測定期間の各々の睡眠時無呼吸指数と、非測定期間を挟む一連の測定期間の睡眠時無呼吸指数とを導出することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の生体情報測定装置において、前記導出手段により睡眠時無呼吸指数が導出され、これが前記記憶手段に格納された後に、前記記憶手段に格納されている測定データを消去するデータ消去手段を備えることを特徴とするものである。
この発明によれば、睡眠時無呼吸指数が導出されて記憶手段に格納された後に、データ消去手段によって、いわゆる生の測定データが消去される。これにより、記憶手段には計算結果としての睡眠時無呼吸指数のみが記憶されるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の生体情報測定装置において、当該生体情報測定装置の各部の動作に関する設定情報を受け付け該設定情報についての設定を各部に行う設定手段を備え、前記設定手段は、前記設定情報を受け付けて設定を行う範囲を、少なくともアクセス許可処理を要する第1の設定範囲と、前記アクセス許可処理が不要な第2の設定範囲とに区別して設定情報を受け付けることを特徴とするものである。
この発明によれば、該生体情報測定装置に各種設定情報の設定が行われる場合において、アクセス許可処理を要する第1の設定範囲と、前記アクセス許可処理が不要な第2の設定範囲とに区別して設定情報が受け付けられる。従って、みだりに設定情報が変更されると測定に不都合がある設定情報については第1の設定範囲とし、測定環境に応じて適宜設定するべき設定情報については第2の設定範囲とすることで、的確な生体情報測定装置の運用が確保されるようになる。
請求項1に記載の発明によれば、装置本体部に睡眠時無呼吸指数を導出し表示する機能を搭載した生体情報測定装置を実現したので、従来のように測定終了後にパーソナルコンピュータを用いてODIを導出する処理を指示する作業をパルスオキシメータの使用者に課すことなく、該使用者に、測定の完了後速やかにODIを確認させることができる。また、できるだけ正確な睡眠時無呼吸指数を導出することができる。
請求項に記載の発明によれば、生体情報測定装置に搭載する記憶手段として、比較的容量の小さい記憶手段を採用することができるため、生体情報測定装置のコストアップや大型化を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、非測定期間を挟んで連続して行われた各測定動作のうち、前記非測定期間より前に行われた測定動作で得られる測定データを睡眠時無呼吸指数の導出に利用するか否かの判断や、測定データを消去するか否かの判断を行わせるプログラムを容易に設計することができる。
請求項に記載の発明によれば、装置本体部に睡眠時無呼吸指数を導出し表示する機能を搭載した生体情報測定装置を実現したので、従来のように測定終了後にパーソナルコンピュータを用いてODIを導出する処理を指示する作業をパルスオキシメータの使用者に課すことなく、該使用者に、測定の完了後速やかにODIを確認させることができる。また、測定予定期間として設定された期間中に測定データの取得期間を制限し、処理を簡素化して睡眠時無呼吸指数を導出することができる。
請求項に記載の発明によれば、測定予定期間が具体的な時刻で設定されるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、第1の測定期間及び第2の測定期間の各々と、非測定期間を挟む一連の測定期間とにおいて、それぞれ個別に睡眠時無呼吸指数を評価でき、評価範囲を拡張することができる。
請求項に記載の発明によれば、記憶手段には計算結果としての睡眠時無呼吸指数のみが記憶されるので、記憶手段のデータ容量を節約することができる。
請求項に記載の発明によれば、生体情報測定装置に対する設定操作が、アクセス許可処理を要する第1の設定範囲と、前記アクセス許可処理が不要な第2の設定範囲との2段階に区分される。例えば、診断者(医師等)が診断目的に応じて設定すべき設定情報であって被験者が変更すべきでないものについては第1の設定範囲に定義し、被験者が測定環境に応じて適宜設定すべき設定情報については第2の設定範囲に定義することで、当該生体情報測定装置の適正な運用を担保させることができる。
本発明に係る生体情報測定装置の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る生体情報測定装置の一例であるパルスオキシメータの構成を示す図である。
図1に示すように、パルスオキシメータ1は、生体部位を透過又は反射した光の光量に基づいて血中の酸素飽和度を導出するものであり、本実施形態では、指(指尖)を測定部位として構成されたものである。パルスオキシメータ1は、直方体形状の装置本体2と、該装置本体2とケーブル4により電気的に接続された測定部3とを備えた携帯性を有する装置である。なお、説明の都合上、測定部3の構成から説明を行う。
測定部3は、測定部位(例えば指先)をバネ等の付勢力により挟み込むように取り付けることが可能なクリップ状を呈した構成を有しており、前記一対のクリップ片の一方には発光部5が、クリップ片の他方には受光部6が備えられている。一対のクリップ片の一端部は連結部材7により連結され、他端部が開閉自在となっている。発光部5は、例えば、赤色領域の波長λ1の赤色光Rを発光する発光ダイオード(LED)と、赤外線領域の波長λ2の赤外光IRとを発光するLEDとを備えた光源である。測定部3は、特許請求の範囲における測定手段の一例である。
受光部6は、受光した光の強度に応じた大きさの電流を生成する、例えばシリコンフォトダイオード(Silicon Photo Diode)等の光電変換素子を備えて構成されており、本実施形態では、少なくとも波長λ1の光と波長λ2の光とに対して感度を有する。受光部6は、生体組織LBを透過した発光部5からの波長λ1,λ2の光を受光する。なお、前記各LEDを同一基板上に近接して配置すると、生体内を透過する2種類の光の経路を略同一経路とすることができ、各光についての条件を略同一とすることができる。
本実施形態の測定部3においては、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査時に睡眠中の被験者の指先を発光部5と受光部6とで挟み込んだ状態で、発光部5から、波長λ1の赤
色光Rと波長λ2の赤外光IRとが交互に射出されるとともに、受光部6により、発光部5の発光動作に同期して受光動作が行われる。発光部5の発光動作及び受光部6の受光動作は、後述の制御部13(図3参照)により制御されるようになっており、各光についての投受光動作は、例えば1/40〜1/30(秒)の間の所定の周期で行われる。受光部6は、光を受光すると、受光した光の強度に応じた大きさの電流信号を後述する装置本体2内のI/V変換部10(図3参照)に出力する。
図1、図2(a)に示すように、発光部5の内側表面における所定位置には、指先への測定部3の装着状態を検出するためのオンオフスイッチ8が備えられている。図2(b)に示すように、測定部3が指先に装着されると、前記オンオフスイッチ8が指先により押し込まれることにより、該オンオフスイッチ8からオン信号が装置本体2に出力され、装置本体2から電力が供給される。一方、測定部3が指先から取り外されると、指先によるオンオフスイッチ8の押し込み状態が解除されることにより、該オンオフスイッチ8からオフ信号が装置本体2に出力され、装置本体2からの電力の供給が停止される。
本実施形態では、測定部3は、装置本体2から電力が供給されると測定動作を開始し、装置本体2からの電力の供給が停止されると測定動作を終了するようになっている。
図1に戻り、装置本体2は、表示部9を有する。表示部9は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、7セグメントLED(Light Emitting Diode)や有機ホトルミネセンス表示装置やCRT(Cathode-Ray Tube)、あるいはプラズマ等の表示装置からなり、後述の制御部13で算出されたデータ等を表示するものである。表示部9は、特許請求の範囲における表示手段に相当するものである。
また、装置本体2には、例えば図略の装填室に装着されるバッテリーや乾電池等の電力供給部(図示せず)を有し、前記表示部9、装置本体2に搭載される各種の回路及び前記測定部3はこの電力供給部から電力供給を受けて駆動する。
図3は、パルスオキシメータ1の電気的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、パルスオキシメータ1は、測定部3、オンオフスイッチ8、表示部9、設定入力部101、電流電圧変換部(以下、I/V変換部という)10、アナログデジタル変換部(以下、A/D変換部)11、外部記憶部12及び制御部13を備える。
測定部3、オンオフスイッチ8、表示部9は、図1に示す測定部3、オンオフスイッチ8、表示部9に相当するものである。
設定入力部101(設定手段)は、ユーザ(医師等の診断者や被験者)から、測定時間、測定時刻、測定モード、計算方法及び表示形態等、当該パルスオキシメータ1の各部の動作に関する設定情報の設定を受け付ける。この設定入力部101から与えられた設定情報に基づき、パルスオキシメータ1は各種の動作を行う。
ここで、ユーザにより設定さられ設定情報については、一般に、みだりに設定情報が変更されると測定に不都合が生じる設定情報(第1の設定範囲)と、測定環境に応じて適宜設定するべき設定情報(第2の設定範囲)との2つのカテゴリーに大まかに区別することができる。例えば第1の設定範囲としては、診断者(医師等)が診断目的に応じて、その測定対象或いは測定条件に関して設定すべき設定情報が挙げられる。また、第2の設定範囲としては、測定を受ける被験者が自身の就寝時刻や睡眠時間等の測定環境に応じて適宜設定すべき設定情報が挙げられる。この場合、第1の設定範囲の設定情報が被験者サイドで変更されてしまわないよう、第1の設定範囲につき設定操作を行うときには、パスワード入力等のアクセス許可処理を要するようにし、一方第2の設定範囲の設定操作の際にはそのようなアクセス許可処理を不要として、一部の設定項目にロックをかけることが可能に構成することが望ましい。
また、アクセス許可処理を要する設定情報(第1の設定範囲の設定情報)を、診断者が選択できるようにしてもよい。これにより、例えば全ての設定情報を診断者サイドで設定してロックをかけ、被験者は当該パルスオキシメータ1を装着するだけとし、誤操作を確実に抑止するという運用が可能となる。なお、アクセス許可処理はパスワード入力に限らず、ロックをかける範囲の設定並びにロックする項目の選択を、パルスオキシメータ1に外部接続可能な特定のパーソナルコンピュータ等のみで実行させる形態としても良い。
I/V変換部10は、所定の周期で受光部6から出力される電流信号を電圧信号に変換し、この電圧信号を光電脈波信号としてA/D変換部11に出力するものである。A/D変換部11は、I/V変換部10から出力されたアナログの光電脈波信号をデジタルの光電脈波信号に変換し、このデジタルの光電脈波信号を制御部13に出力するものである。
外部記憶部12は、ハードディスク、USBメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、フロッピーディスク(登録商標)等からなり、後述する制御部13により算出されたデータ(酸素飽和度のデータ等)や測定期間における脈拍数に係るデータを記憶したりするものである。外部記憶部12は、特許請求の範囲における記憶手段に相当するものである。
制御部13は、マイクロプロセッサやDSP(Digital Signal Processor)などを備えて構成されており、内部記憶部20に格納されているデータやプログラムに従って、入力された光電脈波信号から動脈血中の酸素飽和度を演算するものである。
また、制御部13は、機能的に、装着状態判断部14と、測定制御部15と、BPF部16と、酸素飽和度演算部17と、ODI演算部18と、データ消去部19と、内部記憶部20とを有する。
装着状態判断部14は、オンオフスイッチ8からオン信号が出力されているとき、測定部3が生体(指先)に装着されたものと判断する一方、オンオフスイッチ8からオフ信号が出力されているとき、測定部3が生体(指先)から取り外されているものと判断する。装着状態判断部14は、前記装着状態検出手段に相当するものである。装着状態判断部14及びオンオフスイッチ8は、前記装着状態検出手段を構成するものである。
測定制御部15は、装着状態判断部14の判断結果に応じて、測定部3の発光部5及び受光部6の動作を制御する。本実施形態では、装着状態判断部14により測定部3が装着されているものと判断されると、波長λ1の赤色光R及び波長λ2の赤外光IRをそれぞれ例えば1/40(秒)の周期で発光部5から交互に射出させる一方、装着状態判断部14により測定部3が取り外されたもと判断されると、前記発光部5及び受光部6の投受光動作を終了させる。測定制御部15は、前記測定制御手段に相当するものである。
BPF部16は、デジタルフィルタで構成されており、A/D変換部11によりA/D変換された光電脈波信号をフィルタリングするものである。なお、BPF部16は、デジタルローパスフィルタ及びデジタルハイパスフィルタから構成してもよいし、FIR(Finite Impulse Response)フィルタで構成してもよい。
酸素飽和度演算部17は、受光部6の受光光量に基づき、被験者の血中酸素飽和度を算出するものである。酸素は、血液中のヘモグロビンの酸化・還元によって運搬されている。このヘモグロビンは、酸化されると赤色光の吸収が減少して赤外光の吸収が増加し、逆に還元されると赤色光の吸収が増加して赤外光の吸収が減少するという光学的特性を有している。酸素飽和度演算部17は、この特性を利用して、受光部6で受光された赤色光及び赤外光の透過光量の変動を計測することで、血中酸素飽和度(動脈血酸素飽和度)を求める。
ここで、酸素飽和度演算部17による光を用いた血中酸素飽和度を導出する原理について説明する。酸素は、血中のヘモグロビン(Hb)によって生体の各細胞に運搬され、ヘモグロビンは、肺で酸素と結合して酸化ヘモグロビン(HbO)となり、生体の細胞で酸素が消費されるとヘモグロビンに戻る。酸素飽和度SpOは、血中の酸化ヘモグロビンの割合をいい、ヘモグロビン濃度をCHb、酸化ヘモグロビン濃度をCHbOと表すと、下記(1)式で表される。
Figure 0004617439
一方、ヘモグロビンの吸光度及び酸化ヘモグロビンの吸光度は、波長依存性を有しており、各吸光係数α(λ)は、図4に示すような吸光特性を有する。なお、図4の横軸は光の波長であり、単位はnm、縦軸は、吸光係数であり、単位は10−9cm/moleである。
図4に示すように、ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンは、吸光特性が異なる。ヘモグロビンは、赤色領域の波長λ1の赤色光Rに対して酸化ヘモグロビンよりも光を多く吸収するが、赤外線領域の波長λ2を超える赤外光IRに対しては酸化ヘモグロビンよりも光の吸収が少ない。すなわち、例えば赤外光Rの波長を酸化ヘモグロビンとヘモグロビンとの吸光係数差が最も大きい660nmとし、赤外光IRの波長を酸化ヘモグロビンとヘモグロビンとの吸光係数が等しい815nmとすると、酸化ヘモグロビンとヘモグロビンとの比率が変化しても赤外光IRの透過光量は変化しないこととなる。一方、赤色光Rの透過光量はヘモグロビンが多いと小さくなり、酸化ヘモグロビンが多いと大きくなる。つまり、透過光量の比をとれば酸素飽和度を求めることができる。
パルスオキシメータ1は、このようなヘモグロビンと酸化ヘモグロビンとの赤色光Rと赤外光IRとに対する吸光特性の違いを利用して血中酸素飽和度を求めるものである。なお、ヘモグロビンと酸化ヘモグロビンとの赤色光Rと赤外光IRとに対する吸光特性の違いを利用して脈拍数も求めることができる。
生体に光を照射すると、光の一部は吸収され、残りは透過する。生体は、動脈血層と、静脈血層と、動脈血層及び静脈血層以外の組織とで構成されている。生体における光の吸収は、図5(a)に示すように、動脈血層及び静脈血層以外の組織による吸収、静脈血層による吸収及び動脈血層による吸収より成る。動脈血層及び静脈血層以外の組織と静脈血層とは経時的に変化しないため、この部分での光の吸収は略一定である。
一方、動脈血層は心拍動によって径が変化し、血管の径が変化するため、動脈血層による光の吸収は、図5(b)に示すように脈拍により経時的に変動する。つまり、透過光強度の変化分は、動脈血のみの情報によるものであって、動脈血層及び静脈血層以外の組織と静脈血層とによる影響はほとんど含まれないと考えられる。図5(b)において、横軸は時間、縦軸は透過光強度である。
赤色光R及び赤外光IRの光量変化を比較する場合、入射光量の差をキャンセルする必要がある。図6は、生体に入射する入射光と透過光との関係を模式的に示す図である。
生体への入射光量I0を赤色光Rと赤外光IRとで同一にすることは実質的に困難であり、仮に同一にしても組織や静脈血による吸光率は赤色光Rと赤外光IRとで異なるため、動脈血層による透過光強度の変化分のみを比較することはできない。
ここで、図6(a)に示すように、動脈が一番細い場合(透過光量が最も大きくなる場合)の透過光量をIとし、動脈が最も太い場合(透過光量が最も小さくなる場合)の透過光量を(I−ΔI)とする。図6(b)、(c)に示すように、厚さΔDの動脈血に光量Iの光を照射したとき、透過光量(I−ΔI)の透過光が得られると考えられる。
そして、図7に示すように、赤色光Rの透過光量Iと赤外光IRの透過光量IIRとが一致するように正規化する。すなわち透過光量IIRに対応する透過光量IIR’=透過光量Iとなるように正規化することにより、動脈血による光量変化の比(ΔI/I)/(ΔIIR/IIR)を算出し、酸素飽和度を算出する。
入射光と反射光との関係は、ランバート・ビアの法則により、下記(2)式で表すことができる。
Figure 0004617439
なお、Eは吸光物の吸光係数、Cは吸光物の濃度を表す。
赤色光R及び赤外光IRの各波長を前記(2)式に代入し、各辺の比をとることにより、下記(3)式を得ることができる。
Figure 0004617439
なお、Iは、赤色光Rの透過光量、IIRは、赤外光IRの透過光量、Eは、赤色光Rの吸光係数、EIRは、赤外光IRの吸光係数を表す。
図8は、例えば赤色光R及び赤外光IRの各波長を、それぞれ660nm及び815nmとしたときにおける、吸光係数の比(E/EIR)と酸素飽和度SpOとの関係を示すグラフである。図8に示すように、酸素飽和度SpOは、吸光係数の比(E/EIR)の低下に比例して増大していく。酸素飽和度演算部17は、このように算出した酸素飽和度を外部記憶部12に格納する。
図3に戻り、ODI演算部18は、酸素飽和度の測定が終了すると、外部記憶部12に格納した酸素飽和度を用いて、単位時間当たりに酸素飽和度が閾値以下に低下した回数に関連する指標(Oxygen Desaturation Index;以下、ODIという)を演算するものである。ODIは、例えば、単位時間当たりにおいて、酸素飽和度が閾値以下に低下した回数が酸素飽和度の測定回数に対してどれだけの割合を占めるかを百分率(%)で表したものである。なお、ODIは前記睡眠時無呼吸指数に相当するものである。
ところで、例えば夜間の測定中に測定部3が指先から外れ、途中で被験者が気づいて指に装着し直すという場合が発生し得る。また、トイレに行くなどの所定の用事で被験者が起床して一旦測定部3を取り外し、その後戻ってきて再び測定部3を指先に装着する場合もある。このように、一時的に(比較的短時間の間)測定部3が指先から外れる又は外された場合、本実施形態では、測定部3の装着状態に基づいて、測定部3の測定動作の開始及び終了を制御するため、酸素飽和度の測定動作が一時的に中断される期間が発生することとなる。
この場合、本実施形態では、前記中断期間には前述のような一時的な測定動作の中断が発生するまでに得られた酸素飽和度を用いてODIを算出し表示部9に表示し、前記中断後に再度測定が行なわれ測定が完了したときには、その中断期間(前記非測定期間に相当)を挟んで連続して行われた各測定動作によりそれぞれ得られた酸素飽和度を用いてODIを算出し表示部9に表示するようにしている。
例えば図9に示すように、午前零時に測定及び睡眠を開始し、午前2時30分に指から測定部3が外された後、午前3時30分に再度指に測定部3が装着され、午前7時15分に起床(睡眠終了及び測定完了)したものとする。
この場合、ODI演算部18は、まず、午前2時30分に、午前零時から午前2時30分までの測定期間1で得られた酸素飽和度のデータを外部記憶部12から読み出してODIを算出し、午前2時30分から午前3時30分までの間、そのODIを表示部9に表示させる。また、ODI演算部18は、起床した午前7時15分に、前記測定期間1で得られた酸素飽和度と午前3時30分から午前7時15分までの測定期間2で得られた酸素飽和度とを用いてODIを算出し、午前7時15分から次回の測定動作が開始されるまでの間、このODIを表示部9に表示させる。
これにより、略一晩の間に得られる酸素飽和度に基づいてODIを算出するため、午前7時15分から次回の測定動作が開始されるまでの間に演算・表示するODIとして、測定期間2で得られた酸素飽和度のみを用いて算出されたODIに比して、正確なODIを得ることができる。なお、酸素飽和度演算部17及びODI演算部18は、前記導出手段を構成するものである。
さらに、一晩という一連の測定期間の途中に生じた中断期間に、それまでの測定により得られた測定データに基づくODIを表示させることにより、被験者へ中間的にODIを知見させ得るだけでなく、何らかの異常により正常な測定が行えなかったような場合に、かかる異常を被験者に知らしめることができる。これにより被験者は、その後の測定において、前記異常を是正した上で測定を実行させることが可能となる。また、例えば夜中に被験者が目覚めて測定が中断したとき、それまでの測定によるODIを被験者自身が一旦記録確認し、翌朝一連の測定が終了した後に求められたODIと比較することにより、一晩の睡眠の前半と後半の自覚症状と実際の生体データとの比較解析等に役立てることができる。
また、被験者が何らかの要因で一旦覚醒した場合において、意図的にパルスオキシメータ1を取り外した後に再装着することにより、その時刻が記録されると共にデータの測定は継続して行われる。このため、覚醒のタイミング或いはその原因と生体データとの比較検討が可能となり、より有効なデータを得ることができる。さらに、測定部3の装着自体が測定開始のスイッチを兼ねていることになるので、寝返り等によるスイッチの誤押のような意図しない測定の中断は発生しない。また、測定部3の装着という分かり易く手探りでも実行可能な操作で時刻が記録できるので、睡眠中の一時覚醒という意識がはっきりしないような状況でも十分に対応可能である。
なお、上記では最終的に測定期間1と測定期間2とで得られた酸素飽和度データが合算されたものが外部記憶部12に記憶され、その合算データを外部記憶部12から読み出してODIを算出し、表示している。これに加え、測定期間1(第1の測定期間)に得られた酸素飽和度データと、測定期間2(第2の測定期間)に得られた酸素飽和度データとを別途個別に外部記憶部12へ記憶させるようにしても良い。このようにすれば、測定期間1及び測定期間2の各々のODIと、非測定期間を挟む一連の測定期間(測定期間1+2)のODIとを個別に導出することが可能となる。
図9に示した例では、中断期間は午前2時30分から午前3時30分までの1時間である。このような中断期間があまりにも長くなりすぎると、当該中断期間を挟んだ測定期間を一連の測定期間と扱うことが妥当でないことがある。そこで、一旦測定が中断してもその後の測定を一連の測定の継続として扱う中断期間の最大長さが、設定入力部101により予め設定される。この中断期間は、概ね30分〜2時間30分程度の範囲に設定される。かかる中断期間の最大長さを、ユーザが設定入力部101から30分刻みで適宜設定できるようにしても良い。
なお、一旦測定が中断した後の継続測定を許可しない停止モードを設けても良い。かかる停止モードは、例えば被験者が最初に眠りについて次に目覚めるまでの最初の睡眠期間のODIのみを評価対象とする場合に活用される。この場合、1回の連続測定期間が「一連の測定」と扱われる。このような測定は、上記停止モードを設けずとも、被験者が目覚めたパルスオキシメータ1を外した後に再装着しなければ達成できる。しかし、停止モードを設けておけば、被験者が誤ってパルスオキシメータ1を再装着した場合でも、最初の睡眠期間のODIを取得することができる。
データ消去部19は、所定時間の間、測定が行われなかった場合に、外部記憶部12に格納された酸素飽和度のデータを消去するものである。データ消去部19は、図略のタイマを有し、装着状態判断部14により測定部3が指から取り外された(装着状態が解除された)ものと判断されると、前記タイマに計時動作を開始させ、該タイマによる計時時間が所定時間に達すると、外部記憶部12に格納された酸素飽和度のデータを消去する。データ消去部19は、前記判定手段を構成し、また、前記データ消去手段に相当するものである。
所定時間は、前述のような中断が発生した状況と測定が完了した状況(睡眠が終了した状況)とを明確に区別するために比較的長い時間に設定される。例えば、測定が完了してから次回の夜間での測定が行なわれるまでの非測定時間を15時間と想定する一方、前記中断時間を前記非測定時間に比して大幅に短いことに基づいて1〜2時間と想定した場合、前記所定時間は例えば8時間に設定される。このデータ消去までの時間は、ユーザが設定入力部101から適宜設定できるようにしても良い。
これにより、例えば図9で示す例において、次回の夜間の測定が午後11時30分に開始されたとき、指先への測定部3の装着が、その日の起床時間(午前7時15分)から前記8時間以上経過しているため、午前7時15分から前記8時間が経過した午後3時15分に測定期間1及び測定期間2で得られた酸素飽和度のデータがデータ消去部19により消去されることとなる。よって、前日以前に算出された無用の酸素飽和度も含めてODIが算出されるという状態が発生するのを防止することができる。
なお、前記次回の測定が途中で測定が中断されることなく午前6時に測定が完了したものとすると、前記ODI演算部18により午後11時30分から午前6時までの期間に得られた酸素飽和度を用いてODIが算出される。
一方、前日の午前2時30分から午前3時30分までの中断期間(非測定期間)は、前記8時間未満の期間であるから、測定期間1(午前零時から午前2時30分までの期間)で得られた酸素飽和度のデータがこの中断期間に消去されることは無い。
データ消去部19の他の態様として、ODIが算出され、これが外部記憶部12に格納されると、ODI算出の基礎とした酸素飽和度のデータ(いわゆる生の測定データ)を消去させる機能を具備させても良い。これにより、外部記憶部12の容量を大幅に節約できるようになり、データの消去操作や転送操作を行うことなく、長期間の測定を行うことが可能となる。データ消去のタイミングは適宜に設定できるが、例えばODIを算出した直後や、上述のように測定期間を具体的な時刻で定める場合は測定期間に入る前の所定の時刻を消去タイミングとして定めれば良い。
内部記憶部20は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等からなり、制御部13が光電脈波信号から動脈血中の酸素飽和度を演算するためのプログラムやデータを記憶するものである。
図10は、パルスオキシメータ1の測定動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、パルスオキシメータ1が初めて(外部記憶部12にデータが何も記憶されていない状態で)使用されるという前提で説明する。
図10に示すように、制御部13は、オンオフスイッチ8からオン信号を受信すると(ステップ♯1でYES)、測定部3に測定動作を開始する指示を行う(ステップ♯2)。これにより、測定部3は、波長λ1の赤色光Rと波長λ2の赤外光IRと投受光動作を所定の周期で実行するとともに、得られた酸素飽和度のデータを外部記憶部12に格納していく。
次に、制御部13は、オンオフスイッチ8からオフ信号が出力されたか否かを判断し(ステップ♯3)、オフ信号が出力されていない場合には待機し(ステップ♯3でNO)、オフ信号が出力されると(ステップ♯3でYES)、タイマによる計時を開始する(ステップ♯4)。
また、制御部13は、途中で測定部3による測定動作の中断が発生したか否かを判断する(ステップ♯5)。その結果、制御部13は、前記中断が発生したものと判断すると(ステップ♯5でYES)、中断期間を挟む連続した各測定期間で得られた酸素飽和度を用いてODIを算出し、表示部9に表示させる(ステップ♯6)。この時点の処理は、例えば図9の矢印Aで示す午前7時15分で行われる処理に相当する。
一方、制御部13は、前記中断が発生していないものと判断すると(ステップ♯5でNO)、直前の測定期間で得られた酸素飽和度を用いてODIを算出し、表示部9に表示させる(ステップ♯7)。この時点の処理は、例えば図9の矢印Bで示す午前6時で行われる処理に相当する。
そして、制御部13は、前記タイマが所定時間を計時したか否かを判断し(ステップ♯8)、所定時間計時していない場合には(ステップ♯8でNO)、オンオフスイッチ8からオン信号が出力されたか否かを判断する(ステップ♯9)。制御部13は、オンオフスイッチ8からオン信号が出力されていない場合には(ステップ♯9でNO)、ステップ♯8の処理に戻る一方、オンオフスイッチ8からオン信号が出力された場合(例えば図9では午前3時30分の時点)には(ステップ♯9でYES)、ステップ♯2の処理に戻る。
ステップ♯8において、制御部13は、前記タイマが所定時間を計時すると(ステップ♯8でYES)、タイマによる計時動作を停止し(ステップ♯10)、外部記憶部12に格納された酸素飽和度のデータを消去する(ステップ♯11)。
このように、パルスオキシメータ1に、測定した酸素飽和度を用いてODIを算出し、表示部9に表示する機能を搭載したので、従来のように測定終了後にパーソナルコンピュータを用いてODIを導出する処理を指示する作業をパルスオキシメータの使用者に課すことなく、使用者は、測定が完了した直後にODIを確認することができる。
また、オンオフスイッチ8により生体への測定部3の装着状態を検出し、この装着状態に応じて、測定部3の測定動作の開始及び終了を自動的に行うようにしたので、使用者が測定を開始する際に測定部3の測定動作の開始及び終了を入力する必要がなくなり、パルスオキシメータ1の利便性を向上することができる。また、使用者が測定を開始する際に測定部3の測定動作の開始及び終了を入力する必要があるパルスオキシメータの場合には、例えば、測定動作の開始を入力し忘れることでデータを取得し損なったり、あるいは、測定動作の終了を入力し忘れることで測定すべきでない期間にも測定動作が行われ、無用な酸素飽和度も含めてODIが算出されるという状況が発生することも回避することができる。
また、測定部3が指先から取り外されるまたは外れるとタイマにより計時を開始し、その計時時間が所定時間に達する前に再度測定部3が指先に装着された場合、すなわち測定が中断された場合には、その中断期間を挟んで連続する各測定期間で得られた全ての酸素飽和度を用いてODIを算出するようにしたので、正確なODIを算出することができる。
さらに、再度測定部3が指先に装着されることなく前記計時時間が所定時間に達した場合には、それまでに外部記憶部12に格納された酸素飽和度のデータを消去するようにしたので、外部記憶部12に要求される記憶容量をできるだけ小さいものに抑制することができるとともに、使用者が手動でデータの消去作業を行う必要がなくなり、パルスオキシメータ1の利便性を向上することができる。
本件は、前記実施形態に加えて、あるいは前記実施形態に代えて次の形態[1]〜[6]に説明する変形形態も含むものである。
[1]前記実施形態では、生体(指先)への測定部3の装着状態を検出するための機構としてオンオフスイッチ8を採用した。これに限らず、例えば、図11に示すように、発光部5(又は受光部6)の所定位置に2つの電極21,22を設け、測定部3が指先に装着されると該指先を介して前記電極21,22間に電流が流れることにより、指先に測定部3が装着されたものと判断する一方、指先が前記電極21,22から離間されると、前記電極21,22間に電流が流れなくなることにより、指先から測定部3が取り外されたものと判断するように構成してもよい。
また、前記実施形態では、使用者の指先により押し込まれるオンオフスイッチ8を採用した。しかし、前記実施形態における測定部3のような、指先を挟み込むように発光部5及び受光部6が付勢されたタイプのものではなく、発光部5と受光部6とが互いに一端側が離間する方向に付勢され、指先への装着時には、所定の部材により発光部5と受光部6とが指先を挟み込んだ状態で固定されるタイプの測定部の場合には、図12に示すように、両クリップ片の近接離反動作(測定部3の開閉動作)によりオンオフするオンオフスイッチ23を設ける構成でもよい。
例えば、発光部5の所定位置にオンオフスイッチ23を設置し、指先に測定部3を装着すべく発光部5と受光部6とにより挟み込まれて発光部5と受光部6との間隔が一定以上に狭くなると、受光部6側のクリップ片が前記オンオフスイッチ23をオンし、これにより指先に測定部3が装着されたものと判断するように構成してもよい。
なお、測定部3に測定動作の終了タイミングは、発光部5側のクリップ片と受光部6側のクリップ片との間隔が前記一定以上に広がることで前記オンオフスイッチ23のオン状態が解除されるタイミングでもよいし、発光部5と受光部6との間隔が広がると受光部6による受光量が小さくなることを用いて、受光部6による受光量が一定光量より小さくなるタイミングでもよい。
さらには、図13(a)に示すように、装置本体2も生体(例えば腕)に装着するように構成されている場合には、その装着時に装置本体2が前記生体に密着する、該装置本体2における所定位置に、前記実施形態のようなオンオフスイッチ24を設置し、図13(b)に示すように、パルスオキシメータ1が生体に装着されることによりオンオフスイッチ24がオンされると、パルスオキシメータ1が生体に装着されたものと判断し、図13(a)に示すように、パルスオキシメータ1が生体から取り外されることによりオンオフスイッチ24のオン状態が解除されると、パルスオキシメータ1が生体から取り外されたものと判断するようにしてもよい。
また、例えば腕や手首に装着ベルトを巻回することで装置本体を腕や手首に装着するタイプのパルスオキシメータの場合には、図14(a)に示すように、例えば、一方の装着ベルト25の端部に形成された凸部27の所定位置に前述のようなオンオフスイッチ8,24と同様のオンオフスイッチ29を設置し、図14(b)に示すように、パルスオキシメータを生体に装着すべく装着ベルト25,26を生体に巻回し該装着ベルト25,26の端部を、前記凸部27と他方の装着ベルト26の端部に形成された凹部28とで結合することにより前記オンオフスイッチ29がオンされ、これにより、パルスオキシメータ1が生体に装着されたものと判断し、図14(a)に示すように、前記凸部27と凹部28との結合が解除されることにより前記オンオフスイッチ29がオフとなると、パルスオキシメータ1が生体から取り外されたものと判断するようにしてもよい。なお、前記オンオフスイッチ29は、凹部28の所定位置に設置してもよい。
[2]前記実施形態では、受光部6の受光光量に基づいて酸素飽和度を算出するようにしたが、酸素飽和度の他に被験者の脈拍数も演算するようにしてもよい。
[3]前記実施形態では、酸素飽和度を算出すると該酸素飽和度のデータを外部記憶部12に逐次格納していき、測定が完了すると、外部記憶部12に格納した酸素飽和度に基づいてODIを算出するようにしたが、この形態に限らず、測定部3の出力に基づいて算出した酸素飽和度の変化をリアルタイムに追尾(監視)し、酸素飽和度が閾値以下に低下した回数を無呼吸状態が発生した回数(以下、無呼吸回数という)としてカウントしていき、無呼吸が発生したときの測定開始からの経過時間を無呼吸回数(カウント値)に対応付けて記憶して、測定が完了すると、記憶した無呼吸回数と測定時間とに基づいてODIを算出するようにしてもよい。
前記実施形態では、算出した酸素飽和度を逐次記憶するべく比較的大容量の記憶部が必要となることから外部記憶部12を備えたが、本実施形態では、無呼吸回数(カウント値)と無呼吸が発生したときの測定開始からの経過時間とを記憶するだけで済むから、前記第1の実施形態のように大量のデータを記憶する必要がなくなり、ODIを算出するためのデータを制御部13内の内部記憶部20に記憶することが可能となる。したがって、前記第1の実施形態のような外部記憶部12が不要となり、コストアップや装置の大型化を抑制することができる。この場合、内部記憶部20が前記記憶手段に相当する。
[4]前記実施形態では、外部記憶部12に記憶したデータの消去タイミングを、測定部3が指先から取り外されたタイミングから所定時間経過したタイミングに設定したが、この形態に限らず、SASのスクリーニングでは、通常夜間に測定を行う一方、昼間に測定を行うことはほとんど無いことから、所定の時刻(例えば正午)を前記データの消去タイミングに設定するようにしてもよい。
[5]前記実施形態では、図9で説明したように、一連の測定として扱うか否かを、非測定期間(中断期間)の長さによって判定する例を示した。これに代えて、予め一連の測定として扱う期間を測定予定期間として定めておき、かかる測定予定期間内に測定部3が装着され測定されたデータを一連のものとして取り扱うようにしても良い。かかる測定予定期間は、設定入力部101にて設定可能とすれば良い。
図15は、測定予定期間を定めた場合のタイムチャートである。ここでは、測定予定期間を23:00から翌朝の7:00までと、実際の時刻情報に関連付けて定めた例を示している。図中の測定期間1〜3は、この測定予定期間中において、被験者に測定部3が装着され酸素飽和度のデータが測定された期間を示している。測定予定期間中に中断期間が2回生じているが、これら中断期間にそれまで取得されたデータを用いてODIを算出・表示するのは、図9のケースと同様である。しかし、測定予定期間の終了時刻である7:00になると、測定期間3の後にどの程度の時間的長さの非測定期間が生じるかに拘わらず、一連の測定として扱う期間が区切られる。この点で図9のケースと相違する。したがって、図15の例では、7:00の時点で表示されている測定期間1〜3のデータから求められたODIが、当該一連の測定における確定値となる。この変形実施形態によれば、測定予定期間として設定された期間中に測定データの取得期間が制限されるので、非測定期間の長さ判定が不要となり、処理を簡素化してODIを導出することができる。
この変形実施形態において、7:00の時点で被験者に測定部3が装着され測定が継続されている場合(被験者が覚醒していない場合)、強制的に測定を完了させても良いが、測定部3が次に取り外されるまでを一連の測定として扱うようにしても良い。また、測定予定期間を実際の時刻情報に関連付けて定めるのではなく、測定部3が装着された時点から所定の期間(例えば8時間)を測定予定期間と定めるようにしても良い。
[6]数日から数週間程度の長期的なODI測定を行う必要がある被験者の場合、所要回数(日数)分のODIを的確に取得し医師等にこれを供する必要がある。そこで、一連の測定(通常は一晩の測定)が実行された回数(測定日数でも良い)をカウントする機能をパルスオキシメータに具備させ、被験者が長期的ODI測定の進捗を確認できるようにすることが望ましい。
本発明に係る生体情報測定装置の一例であるパルスオキシメータの構成を示す図である。 指先への測定部3の装着状態を検出するための機構の構成を示す図である。 パルスオキシメータの電気的な構成を示すブロック図である。 ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの吸光特性を示すグラフである。 生体による光の吸収を示す図である。 生体に入射する入射光と透過光との関係を模式的に表す図である。 赤外光による透過光量の正規化を説明するための図である。 吸光係数の比と酸素飽和度との関係を示す図である。 ODIの算出方法を説明するためのタイムチャートである。 パルスオキシメータの測定動作を示すフローチャートである。 生体(指先)への測定部の装着状態を検出するための機構の変形形態を示す図である。 同じく生体(指先)への測定部の装着状態を検出するための機構の変形形態を示す図である。 同じく生体(指先)への測定部の装着状態を検出するための機構の変形形態を示す図である。 同じく生体(指先)への測定部の装着状態を検出するための機構の変形形態を示す図である。 測定予定期間を定めた場合のタイムチャートである。
1 パルスオキシメータ
2 装置本体
3 測定部
5 発光部
6 受光部
8,23,24,29 オンオフスイッチ
9 表示部
12 外部記憶部
13 制御部
14 装着状態判断部
15 測定制御部
16 BPF部
17 酸素飽和度演算部
18 ODI演算部
19 データ消去部
20 内部記憶部
21,22 電極
101 設定入力部

Claims (8)

  1. 所定の生体情報を測定する測定手段と、
    前記測定手段から出力される信号を測定データとして記憶する記憶手段と、
    前記測定手段による測定動作の終了後における所定のタイミングに達したか否かを判定する判定手段と、
    前記記憶手段により記憶された測定データに基づき睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段であって、前記判定手段により前記所定のタイミングに達したものと判定される前に再び前記測定手段による測定動作が行われると、その非測定期間を挟んで連続して行われた前記各測定動作によりそれぞれ得られる測定データを用いて前記睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段と、
    前記導出手段により導出された睡眠時無呼吸指数を表示する表示手段とが一体的に実装される装置本体部を有することを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 前記判定手段により前記所定のタイミングに達したものと判定されると、前記記憶手段に格納されている測定データを消去するデータ消去手段を備えることを特徴とする請求項に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記所定のタイミングは、前記測定手段による測定動作が終了したタイミングから所定時間経過したタイミング、または所定時刻に達したタイミングであることを特徴とする請求項またはに記載の生体情報測定装置。
  4. 所定の生体情報を測定する測定手段と、
    前記測定手段から出力される信号を測定データとして記憶する記憶手段と、
    前記測定手段による一連の測定動作を予定する期間を所定の測定予定期間として設定するための設定手段
    前記記憶手段により記憶された測定データに基づき睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段であって、前記測定予定期間の間に、前記測定手段による実際の測定動作が一旦中断した後に再度測定動作が開始されることにより非測定期間が発生した場合でも、その非測定期間を挟んで連続して行われた前記各測定動作によりそれぞれ得られる測定データを用いて前記睡眠時無呼吸指数を導出する導出手段と、
    前記導出手段により導出された睡眠時無呼吸指数を表示する表示手段とが一体的に実装される装置本体部を有することを特徴とする生体情報測定装置。
  5. 前記設定手段は、実際の時刻情報に関連付けて前記測定予定期間を設定することを特徴とする請求項に記載の生体情報測定装置。
  6. 前記記憶手段は、所定の測定予定期間中に、前記測定手段による実際の測定動作が一旦中断した後に再度測定動作が開始されることにより、非測定期間と、その非測定期間を挟む第1の測定期間及び第2の測定期間とが発生した場合に、
    前記第1の測定期間の測定データと、前記第2の測定期間の測定データと、前記第1の測定期間及び第2の測定期間を通した測定データとを個別に記憶可能とされていることを特徴とする請求項1、4、5のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  7. 前記導出手段により睡眠時無呼吸指数が導出され、これが前記記憶手段に格納された後に、前記記憶手段に格納されている測定データを消去するデータ消去手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  8. 当該生体情報測定装置の各部の動作に関する設定情報を受け付け該設定情報についての設定を各部に行う設定手段を備え、
    前記設定手段は、前記設定情報を受け付けて設定を行う範囲を、少なくともアクセス許可処理を要する第1の設定範囲と、前記アクセス許可処理が不要な第2の設定範囲とに区別して設定情報を受け付けることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の生体情報測定装置。
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