JP7093721B2 - 検査システム、ガスメータ、サーバ、および、プログラム - Google Patents

検査システム、ガスメータ、サーバ、および、プログラム Download PDF

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本発明は、流体の漏えいを判定する検査システム、ガスメータ、サーバ、および、プログラムに関する。
ガスの内管のうち、ガスの配管やガスメータ自体には、遮断弁が設けられる(例えば、特許文献1)。地震などの異常発生時には、遮断弁が自動的に閉弁される。また、サーバなどを介した遠隔操作により、遮断弁の開閉が行われる場合がある。
特許第5252718号公報
ところで、居住者の転出などによりガスの供給契約が停止すると、遮断弁が閉じられた状態となる。次の居住者が入居する前には、ガスの供給開始前に、ガスの内管の漏えいの検査が必要となる。しかし、作業者が現地に赴いて検査するため、作業負荷が大きい。これは、配管で供給される石油など、ガス以外の流体に関しても起こり得る問題である。
本発明は、このような課題に鑑み、作業員の作業負荷を低減することが可能な検査システム、ガスメータ、サーバ、および、プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の検査システムは、サーバと、サーバと通信を確立可能なメータと、を備え、メータは、流路を開閉する遮断弁の閉弁時、流路のうち、遮断弁よりも下流である下流部の圧力に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、予備検査処理および圧力降下判定処理の結果を示すデータを、サーバに送信するメータ送信部と、を備える。
降下判定部は、圧力降下測定処理において、下流部に流体を充填させてもよい。
流体は、ガスであってもよい。
予備検査部は、日中における下流部の圧力と閾値との比較結果、および、夜間における下流部の圧力と閾値との比較結果に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定してもよい。
予備検査部は、所定期間における下流部の圧力の変動に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定してもよい。
予備検査部は、所定期間における下流部の圧力の変動と、大気圧の変動および外気温の変動との比較結果に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定してもよい。
圧力降下判定処理で漏えいがないと判定されると、遮断弁よりも下流に設けられた機器の検査まで遮断弁を閉弁状態に維持する弁制御部を備えてもよい。
上記課題を解決するために、本発明のガスメータは、サーバと通信を確立可能なガスメータであって、流路を開閉する遮断弁の閉弁時、流路のうち、遮断弁よりも下流である下流部の圧力に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、予備検査処理および圧力降下判定処理の結果を示すデータを、サーバに送信するメータ送信部と、を備える。
上記課題を解決するために、本発明のサーバは、メータと通信を確立可能なサーバであって、メータの流路のうち、流路を開閉する遮断弁よりも下流である下流部の圧力値を、メータから受信するサーバ通信部と、遮断弁の閉弁時における下流部の圧力に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、を備える。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、流路を開閉する遮断弁の閉弁時、流路のうち、遮断弁よりも下流である下流部の圧力に基づいて、下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、予備検査処理および圧力降下判定処理の結果を示すデータを、メータから、メータと通信を確立可能なサーバに送信するメータ送信部と、してコンピュータを機能させる。
本発明によれば、作業員の作業負荷を低減することが可能となる。
検査システムの概略的な構成を示した説明図である。 ガスメータを説明するための図である。 サーバの概略的な構成を示した機能ブロック図である。 ガスメータにおける検査処理の流れを示すフローチャートである。 検査結果に対するサーバの対応処理の流れを示すフローチャートである。 第1変形例における予備検査処理の流れを示すフローチャートである。 第2変形例における予備検査処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(検査システム100)
図1は、検査システム100の概略的な構成を示した説明図である。図1に示すように、検査システム100は、複数のガスメータ110と、複数のゲートウェイ機器112と、サーバ114と、基地局116とを含んで構成される。
ガスメータ110は、需要家の建物120ごとに設けられる。ガスメータ110は、建物120内のガス消費機器(機器)122などで使用されるガスの使用量(供給量)を計測する。ゲートウェイ機器112は、ガスメータ110と無線通信を行う。サーバ114は、コンピュータ等で構成され、ゲートウェイ機器112を介してガスメータ110と通信する。
ここで、ゲートウェイ機器112とサーバ114との間は、例えば、基地局116を含む携帯電話網やPHS(Personal Handyphone System)網等の既存の通信網を通じた無線通信が実行される。また、ガスメータ110同士およびガスメータ110とゲートウェイ機器112との間は、例えば、920MHz帯を利用するガスメータ用無線システム(U-Bus Air)を通じた無線通信が実行される。また、通信規格IEEE802.15.4/4eに準拠するRIT(Receiver Initiated Transmission)方式を通じた無線通信が行われてもよい。
(ガスメータ110)
図2は、ガスメータ110を説明するための図である。ガスメータ110は、内部流路(流路)150と、遮断弁152と、流量センサ154と、圧力センサ156と、感震センサ158と、表示部160と、無線通信部162と、演算部170とを含んで構成される。なお、図2中、データおよび制御信号の流れを実線の矢印で、ガスの流れを破線の矢印で示している。
内部流路150は、ガスメータ110内に形成されたガスの流路である。内部流路150の上流端は、灯外内管10に接続される。内部流路150の下流端は、灯内内管11に接続される。
遮断弁152は、内部流路150に設けられ内部流路150を開閉する。以下、内部流路150のうち、遮断弁152よりも下流側(ガス消費機器122側)を下流部150aと称する。
流量センサ154は、下流部150aを流れるガスの流量を検出する。ガスの流量は、例えば、ガス中を伝搬する超音波の速度(伝搬時間)に基づいて導出される。流量センサ154は、超音波式に限らず、膜式など他の方式のものであってもよい。
圧力センサ156は、下流部150aに設けられ、ガスの圧力を検出する。検出される圧力は、ゲージ圧であってもよいし、絶対圧力であってもよい。
感震センサ158は、半導体センサであり、ガスメータ110の振動を検出する。ただし、感震センサ158の代わりに、機械式(金属球式)の感震器が用いられてもよい。
表示部160は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、ガスの供給量の積算値(以下、指針値という)や、ガスの漏えい等の異常を報知する。
無線通信部162は、ゲートウェイ機器112と無線通信する。無線通信部162は、ゲートウェイ機器112、基地局116を介してサーバ114との通信を確立する。ここでは、無線通信部162がガスメータ110に搭載される場合について説明した。しかし、無線通信部162は、ガスメータ110と別体に設けられてもよい。
演算部170は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたPROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路により、ガスメータ110全体を管理および制御する。
また、演算部170は、メータ送信部172、弁制御部174、予備検査部176、降下判定部178として機能する。
メータ送信部172は、流量センサ154の検出値に基づいて、指針値を導出し、表示部160に表示させる。また、メータ送信部172は、所定の契機(予め設定されたタイミング、周期、サーバ114からのリクエスト受信時、後述する検査処理の前後など)に、無線通信部162を制御し、指針値をサーバ114に送信させる。
弁制御部174は、遮断弁152を開閉させる。例えば、弁制御部174は、流量センサ154で導出されたガスの流量、圧力センサ156で検出されたガスの圧力、感震センサ158で検出された振動の値が所定の遮断条件を満たすと、遮断弁152を遮断する。遮断条件には、例えば、ガス漏れの可能性があるガスの流量や圧力、配管破損の可能性がある振動の大きさなどが閾値として設定される。
また、弁制御部174は、検査処理(予備検査部176が行う予備検査処理、降下判定部178が行う降下判定処理)において、遮断弁152を開閉制御する。予備検査処理、降下判定処理については、後に詳述する。
(サーバ114)
図3は、サーバ114の概略的な構成を示した機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ114は、サーバ通信部180と、サーバ記憶部182と、サーバ表示部184と、サーバ制御部186とを含んで構成される。
サーバ通信部180は、基地局116、ゲートウェイ機器112を介してガスメータ110との通信を行う。サーバ記憶部182は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、ガスメータ110から受信したデータを記憶する。
サーバ表示部184は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、不図示の操作部への操作入力により、ガスメータ110から受信した指針値などのデータを表示する。また、サーバ表示部184は、ガスメータ110から受信した予備検査処理や降下判定処理の結果を表示する。
サーバ制御部186は、CPUやDSPで構成され、サーバ記憶部182に記憶された情報に基づいてサーバ114全体を制御する。サーバ制御部186は、サーバ通信部180を介してガスメータ110から受信したデータをサーバ記憶部182に記憶させる。
また、サーバ制御部186は、検査指示部188、対応処理部190として機能する。検査指示部188は、サーバ通信部180を介して、ガスメータ110に検査指示(を示すデータ)を送信する。
例えば、空き住居に新たに人が入居する前などで、ガスの供給(例えば託送)の開始(再開)の申込があると、例えば、外部装置からサーバ114に指示要求(を示すデータ)がある。指示要求には、対象となるガスメータ110を一意に特定する識別情報(またはIPアドレスなど)が含まれる。検査指示部188は、識別情報が示すガスメータ110に検査指示を送信する。
対応処理部190は、ガスメータ110から受信した検査処理の結果に応じ、修理依頼、および、監視の要否などをサーバ表示部184に表示させる。
図4は、ガスメータ110における検査処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、所定の周期で繰り返し実行される。なお、検査処理が行われる時点では、遮断弁152は閉弁され、ガスメータ110が設置された建物120へのガスの供給が停止されている。
(S200)
予備検査部176は、サーバ114から検査指示を受信しているか否かを判定する。検査指示を受信している場合、S202に処理を移す。検査指示を受信していない場合、当該検査処理を終了する。
(S202)
予備検査部176は、メータ送信部172が導出した最新の指針値を読み出す(取得する)。
(S204)
予備検査部176は、予備検査処理を行う。予備検査処理では、予備検査部176は、遮断弁152の閉弁時の下流部150aの圧力に基づいて、下流部150aのガスの漏えいを判定する。
詳細には、予備検査部176は、圧力センサ156で検出された下流部150aの圧力と、予め設定された第1閾値を比較する。第1閾値は、例えば、大気圧よりも大きい値である。予備検査部176は、下流部150aの圧力が第1閾値以上であれば、灯内内管11側におけるガスの漏えいがないと推定する。予備検査部176は、下流部150aの圧力が第1閾値未満であれば、灯内内管11側におけるガスの漏えいがあると推定する。
例えば、居住者の転出などにより建物120へのガスの供給が停止されると、灯内内管11にはガスが充填されたままとなる。そして、再び、建物120に居住者が転入するといった事由によりガスの供給が再開されるまで、この状態が維持される。灯内内管11側においてガスの漏えいがなければ、下流部150aの圧力は、大気圧よりも高くなっている。逆に、ガス栓(例えば、所謂ヒューズ機能が設けられていないガス栓)が誤開放されているなどの事由によりガスの漏えいがあると、下流部150aの圧力は、大凡、大気圧と等しくなる。
そのため、予備検査部176は、第1閾値と下流部150aの圧力の比較することで、灯内内管11におけるガスの漏えいを検出することが可能となる。予備検査部176は、予備検査処理の結果を保持する。
(S206)
予備検査部176は、予備検査処理の結果が、漏えいなしだったか否かを判定する。漏えいありであった場合、S210に処理を移す。漏えいなしであった場合、S208に処理を移す。
(S208)
降下判定部178は、圧力降下判定処理を行う。詳細には、降下判定部178は、弁制御部174を制御し、遮断弁152を開弁させ、灯内内管11側にガスを充填し(充填されていたガスを昇圧し)た後、遮断弁152を閉弁させる。そして、降下判定部178は、予め設定された所定時間(例えば、20秒など)、圧力が安定するまで待機する。ここで、所定時間は、作業者が実地で同様の検査を行うときに設定される時間よりも長い。
続いて、降下判定部178は、圧力センサ156で検出された下流部150aの圧力の値(第1測定値)を取得する。また、降下判定部178は、予め設定された待機時間(例えば、200秒など)待機した後、再度、圧力センサ156で検出された下流部150aの圧力の値(第2測定値)を取得する。ここで、待機時間は、作業者が実地で同様の検査を行うときに設定される時間よりも長い。
降下判定部178は、第1測定値から第2測定値を減算した圧力の低下量と、予め設定された第2閾値とを比較する。第2閾値は、例えば、50Paなどである。降下判定部178は、圧力の低下量が第2閾値未満であれば、灯内内管11側におけるガスの漏えいがないと推定する。降下判定部178は、圧力の低下量が第2閾値以上であれば、灯内内管11側におけるガスの漏えいがあると推定する。
このように、圧力降下判定処理では、下流部150aにガスを充填させ、待機時間における下流部150aの圧力の低下量から漏えいが判定される。降下判定部178は、圧力降下判定処理の結果を保持する。
(S210)
メータ送信部172は、無線通信部162を制御し、予備検査処理および圧力降下測定処理の検査結果(を示すデータ)をサーバ114に送信させる。圧力降下測定処理の検査結果がなければ、メータ送信部172は、予備検査処理の検査結果のみをサーバ114に送信させる。予備検査処理および圧力降下処理の結果が、共に漏えいなしであれば、メータ送信部172は、S202で取得された指針値も併せてサーバ114に送信させ、当該検査処理を終了する。
このように、検査システム100では、通信による遠隔操作により、検査処理が行われる。検査処理前、ガスの供給停止に伴い遮断弁152が閉弁されているため、ガス栓などが誤開放されている可能性がある。この状態で、圧力降下測定処理が行われると、遮断弁152の開弁に伴い、建物120内にガスが放出されてしまう。作業者が建物120に行って検査する場合、ガス栓の開閉状態などを直接確認できるため、このような問題は生じ難い。
上述したように、検査システム100では、予備検査部176により予備検査処理が行われる。予備検査処理により、ガス栓の誤開放などによる灯内内管11側のガスの漏えいが推定される。そのため、圧力降下測定処理のために作業者が現地に赴く必要がなく、作業者の作業負荷を低減することが可能となる。
図5は、検査結果に対するサーバ114の対応処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
(S300)
対応処理部190は、ガスメータ110から検査結果を受信しているか否かを判定する。検査結果を受信している場合、S302に処理を移す。検査結果を受信していない場合、当該対応処理を終了する。
(S302)
対応処理部190は、受信した検査結果が再検査の結果であるか否かを判定する。再検査の結果でない場合、S304に処理を移す。再検査の結果である場合、S312に処理を移す。
例えば、検査結果には、ガスメータ110の識別情報が付与されている。対応処理部190は、識別情報が示すガスメータ110に関して再検査の指示を行っており、かつ、検査結果が未受信の場合、受信した検査結果が再検査の結果であると判定する。
(S304)
対応処理部190は、予備検査処理および圧力降下測定処理の検査結果が共に漏えいなしであるか否かを判定する。共に漏えいなしである場合、S306に処理を移す。いずれかの検査結果が漏えいありである場合、S308に処理を移す。
(S306)
対応処理部190は、検査処理の結果、漏えいが検出されなかった(内管の漏えいの検査が終了した)旨の表示をサーバ表示部184に表示させる。また、対応処理部190は、漏えいが検出されなかった(内管の漏えいの検査が終了した)ことを、外部装置に自動的に出力してもよい。
このとき、検査結果と併せて、指針値が受信されている場合、対応処理部190は、受信した指針値も、サーバ表示部184に表示させ、外部装置に出力する。作業員は、受信した指針値と、ガス消費機器122の検査後の指針値とを比較して変化がない場合、ガスメータ110が故障していると判定し、修理依頼などを行う。また、受信した指針値は、ガスの供給開始後、ガスの使用量を特定するためにも用いられる。
S306の段階では、圧力降下判定処理で漏えいがないと判定されている。すなわち、灯内内管11に異常がないため、遮断弁152を開弁状態としておくことが想定される。しかし、遮断弁152を開弁すると、ガスの不正使用が行われる可能性がある。そのため、弁制御部174は、圧力降下判定処理で漏えいがないと判定されると、ガス消費機器122の検査まで遮断弁152を閉弁状態に維持する。例えば、他の処理によって遮断弁152が開弁されることがあっても、S306において遮断弁152が閉弁される。こうして、ガスの不正使用を抑制可能となる。
(S308)
対応処理部190は、予備検査処理の検査結果が漏えいなしであるか否かを判定する。漏えいなしである場合、S310に処理を移す。漏えいありである場合、S316に処理を移す。
(S310)
対応処理部190は、検査指示部188に対し、検査結果に付与された識別情報が示すガスメータ110に、検査指示を再送信する処理を遂行させる。
(S312)
対応処理部190は、予備検査処理および圧力降下測定処理の検査結果が共に漏えいなしであるか否かを判定する。共に漏えいなしである場合、S314に処理を移す。いずれかの検査結果が漏えいありである場合、S316に処理を移す。
(S314)
対応処理部190は、検査処理の結果、1回目の検査で漏えいが検出され、2回目の検査で漏えいが検出されず、監視が必要である旨の表示をサーバ表示部184に表示させる。オペレータは、表示内容に応じ、灯内内管11の圧力監視(モニタリング)を作業員に依頼する処理を行う。また、対応処理部190は、灯内内管11の圧力監視を作業員に依頼する指示を、外部装置に自動的に出力してもよい。
(S316)
対応処理部190は、検査処理の結果、漏えいが検出され、灯内内管11の修理、または、ガス栓の閉栓などの処置が必要である旨の表示をサーバ表示部184に表示させる。オペレータは、表示内容に応じ、灯内内管11の修理、または、ガス栓の閉栓などの処置を作業員に依頼する処理を行う。また、対応処理部190は、灯内内管11の修理、または、ガス栓の閉栓などの処置を作業員に依頼する指示を、外部装置に自動的に出力してもよい。
このように、対応処理部190は、1回目の圧力降下測定処理で漏えいありとの検査結果が出ても、圧力降下測定処理を、再度遂行させる。2回目の圧力降下測定処理で漏えいなしとの検査結果があると、作業員による灯内内管11の圧力監視で漏えいを判定させる。そのため、例えば、外乱要因により誤判定がなされた場合に、無用な修理依頼を行ってしまう可能性を低減できる。
また、検査指示部188は、検査指示の送信を夜間に行う。日中、夜間として、予め対応する時間帯が設定されているものとする。夜間は日中に比べて外気温の変化が小さい。そのため、圧力降下測定処理で外気温の変動による誤差が抑制される。ただし、検査指示部188の検査指示の送信タイミングは任意とし、降下判定部178が、夜間になるまで圧力降下測定処理を開始せずに待機してもよい。
また、上記の実施形態の予備検査処理の代わりに、下記の第1変形例または第2変形例の予備検査処理を行ってもよい。
図6は、第1変形例における予備検査処理の流れを示すフローチャートである。
(S400)
予備検査部176は、日中において、圧力センサ156で検出された下流部150aの圧力の値(以下、単に圧力値という)を取得しておらず、かつ、現在が日中であるか否かを判定する。下流部150aの圧力の値を取得しておらず、かつ、現在が日中である場合、S402に処理を移す。下流部150aの圧力の値を取得済であるか、または、現在が日中でない場合、S404に処理を移す。
(S402)
予備検査部176は、圧力値を取得し、日中の圧力値として保持する。
(S404)
予備検査部176は、夜間において、圧力値を取得しておらず、かつ、現在が夜間であるか否かを判定する。下流部150aの圧力の値を取得しておらず、かつ、現在が夜間である場合、S406に処理を移す。下流部150aの圧力の値を取得済であるか、または、現在が夜間でない場合、S408に処理を移す。
(S406)
予備検査部176は、圧力値を取得し、夜間の圧力値として保持する。
(S408)
予備検査部176は、日中および夜間に、圧力値を取得済であるか否かを判定する。日中および夜間に、圧力値を取得済であれば、S410に処理を移す。日中および夜間に、圧力値を取得済でなければ、S400に処理を移す。
(S410)
予備検査部176は、日中および夜間に、圧力値から大気圧が減算された差圧が、予め設定された第3閾値未満であるか否かを判定する。日中および夜間の差圧の双方が、第3閾値未満であると、S412に処理を移す。日中および夜間の差圧の双方が、第3閾値以上であると、S414に処理を移す。
(S412)
予備検査部176は、漏えいがあると判定する。
(S414)
予備検査部176は、漏えいがないと判定する。
仮に、ガス栓が誤解放されておらず、下流部150aの漏えいがなかったとしても、下流部150a内の温度変化によっては、偶然、圧力値が大気圧に近くなる可能性がある。この場合、下流部150aの漏えいがあると誤判定されてしまう。第1変形例では、日中、および、夜間の双方の圧力値を取得して判定している。そのため、このような誤判定が回避される。
図7は、第2変形例における予備検査処理の流れを示すフローチャートである。第2変形例では、圧力センサ156は、ゲージ圧を検出するものとする。
(S500)
予備検査部176は、ゲージ圧の取得を開始する。予備検査部176は、ゲージ圧を連続的に取得し続ける。または、予備検査部176は、所定周期ごとにゲージ圧を繰り返し取得する。
(S502)
予備検査部176は、ゲージ圧の取得を開始してから予め設定された所定期間(例えば、24時間)が経過したか否かを判定する。所定期間が経過している場合、S504に処理を移す。所定期間が経過していない場合、S500に処理を移す。
(S504)
予備検査部176は、ゲージ圧の取得を停止(終了)する。
(S506)
予備検査部176は、環境情報を取得する。環境情報は、例えば、大気圧の情報である。環境情報は、例えば、気象庁のサーバが公開している情報である。予備検査部176は、無線通信部162を介して、気象庁のサーバから環境情報を取得する。また、サーバ114が気象庁のサーバから取得した環境情報を、ガスメータ110に送信してもよい。ガスメータ110に、大気圧を検出するセンサが設けられてもよい。
(S508)
予備検査部176は、所定期間における下流部150aの圧力の変動と、環境情報が示す大気圧の変動との比較結果に基づいて、下流部150aのガスの漏えいを判定する。圧力センサ156が検出するゲージ圧は、大気圧、下流部150a内の温度変化の影響を受けて変動する。予備検査部176は、大気圧の変動および温度変化から推定されるゲージ圧の変動があるか否かを判定する。ゲージ圧の変動がなければS510に処理を移す。ゲージ圧の変動があればS512に処理を移す。
(S510)
予備検査部176は、漏えいがあると判定する。
(S512)
予備検査部176は、漏えいがないと判定する。
このように、第2変形例では、予備検査部176は、所定期間のゲージ圧を連続的、または、周期的に取得し、漏えいの判定に用いている。そのため、判定精度を向上することが可能となる。
ここでは、環境情報が用いられる場合について説明した。この場合、漏えいの判定精度を向上することができる。ただし、ガス栓が誤解放されている場合などには、下流部150a内の温度変化があっても、ゲージ圧はほとんど変化せずに0となる。そこで、予備検査部176は、環境情報を用いず、ゲージ圧の変動がある(例えば、変動幅が所定閾値以上である)ことを以て、下流部150aの漏えいがないと判定してもよい。
また、環境情報として大気圧を用いない場合、圧力センサ156は、下流部150aのゲージ圧に限らず、絶対圧を検出してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態および変形例では、予備検査部176、降下判定部178がガスメータ110に搭載される場合について説明した。しかし、予備検査部176、降下判定部178は、サーバ114に搭載されてもよい。この場合、圧力センサ156が検出した圧力値がサーバ114に送信される。サーバ114は、受信した圧力値に基づいて、予備検査処理や圧力降下測定処理を行う。
また、上述した実施形態および変形例では、降下判定部178は、下流部150aにガスを充填させて、圧力降下測定処理を遂行する場合について説明した。しかし、予備検査処理において、遮断弁152の閉弁時の下流部150aの圧力(変形例においては、例えば、取得された圧力値(ゲージ圧)のうち、最も低い値)が予め設定された第4閾値以上であった場合、圧力降下判定部178は、下流部150aにガスを充填させずに(昇圧させずに)圧力降下測定処理を行ってもよい。第4閾値は、例えば、第1閾値よりも大きい。下流部150aの圧力が第4閾値以上である場合、下流部150aからのガスの漏えいがほとんどない。そのため、圧力降下測定処理のために、下流部150aへガスを充填(昇圧)する必要がない。
また、上述した実施形態および変形例では、検査システム100が、ガスを対象とする漏えいを判定する場合について説明した。ただし、検査システム100は、ガス以外の流体(例えば、石油)を対象として漏えいを判定してもよい。この場合、遮断弁152よりも下流には、ガス消費機器122の代わりに、流体に関わる(流体を使用する)他の機器が設けられる。
また、コンピュータを検査システム100、ガスメータ110、サーバ114のいずれかとして機能させるプログラムや、当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD、DVD、BD等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
本発明は、流体の漏えいを判定する検査システム、ガスメータ、サーバ、および、プログラムに利用することができる。
100 検査システム
110 ガスメータ
114 サーバ
122 ガス消費機器(機器)
150 内部流路(流路)
150a 下流部
152 遮断弁
174 弁制御部
176 予備検査部
178 降下判定部

Claims (10)

  1. サーバと、
    前記サーバと通信を確立可能なメータと、
    を備え、
    前記メータは、
    流路を開閉する遮断弁の閉弁時、前記流路のうち、前記遮断弁よりも下流である下流部の圧力に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、
    前記予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における前記下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、
    前記予備検査処理および前記圧力降下判定処理の結果を示すデータを、前記サーバに送信するメータ送信部と、
    を備える検査システム。
  2. 前記降下判定部は、圧力降下測定処理において、前記下流部に流体を充填させる請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記流体は、ガスである請求項1または2に記載の検査システム。
  4. 前記予備検査部は、日中における前記下流部の圧力と閾値との比較結果、および、夜間における前記下流部の圧力と前記閾値との比較結果に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する請求項1から3のいずれか1項に記載の検査システム。
  5. 前記予備検査部は、所定期間における前記下流部の圧力の変動に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する請求項1から4のいずれか1項に記載の検査システム。
  6. 前記予備検査部は、前記所定期間における前記下流部の圧力の変動と、大気圧の変動との比較結果に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する請求項5に記載の検査システム。
  7. 前記圧力降下判定処理で漏えいがないと判定されると、前記遮断弁よりも下流に設けられた機器の検査まで前記遮断弁を閉弁状態に維持する弁制御部を備える請求項1から6のいずれか1項に記載の検査システム。
  8. サーバと通信を確立可能なガスメータであって、
    流路を開閉する遮断弁の閉弁時、前記流路のうち、前記遮断弁よりも下流である下流部の圧力に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、
    前記予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における前記下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、
    前記予備検査処理および前記圧力降下判定処理の結果を示すデータを、前記サーバに送信するメータ送信部と、
    を備えるガスメータ。
  9. メータと通信を確立可能なサーバであって、
    前記メータの流路のうち、前記流路を開閉する遮断弁よりも下流である下流部の圧力値を、前記メータから受信するサーバ通信部と、
    前記遮断弁の閉弁時における前記下流部の圧力に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、
    前記予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における前記下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、
    を備えるサーバ。
  10. 流路を開閉する遮断弁の閉弁時、前記流路のうち、前記遮断弁よりも下流である下流部の圧力に基づいて、前記下流部の流体の漏えいを判定する予備検査処理を行う予備検査部と、
    前記予備検査処理で漏えいがないと判定されると、予め設定された待機時間における前記下流部の圧力の低下量から漏えいを判定する圧力降下判定処理を行う降下判定部と、
    前記予備検査処理および前記圧力降下判定処理の結果を示すデータを、メータから、前記メータと通信を確立可能なサーバに送信するメータ送信部と、
    してコンピュータを機能させるプログラム。
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