JP7093537B2 - ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器 - Google Patents

ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7093537B2
JP7093537B2 JP2017200507A JP2017200507A JP7093537B2 JP 7093537 B2 JP7093537 B2 JP 7093537B2 JP 2017200507 A JP2017200507 A JP 2017200507A JP 2017200507 A JP2017200507 A JP 2017200507A JP 7093537 B2 JP7093537 B2 JP 7093537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
main body
tip
external
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017200507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019074139A (ja
Inventor
惠司 山川
Original Assignee
日本パワーファスニング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本パワーファスニング株式会社 filed Critical 日本パワーファスニング株式会社
Priority to JP2017200507A priority Critical patent/JP7093537B2/ja
Publication of JP2019074139A publication Critical patent/JP2019074139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7093537B2 publication Critical patent/JP7093537B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

本願発明は、ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器に関するものである。
ピンや鋲のような棒状ファスナの打ち込み工具として、ガスの燃焼圧を利用して打ち込みロッドを前進させるようにしたガス燃焼式打ち込み工具が使用されている。このガス燃焼式打ち込み工具には、燃料ガスが充填された燃料容器(ガスカートリッジ、ガス缶)が使用されている。この燃料容器は、筒状の容器本体とその一端部に設けた樹脂製のアダプタ装置とから成っている。
アダプタ装置は、燃料容器をガス燃焼式打ち込み工具にセットするために設けたものであり、その例として特許文献1には、容器本体に嵌着されたアダプタスリーブと、アダプタスリーブで囲われていて本体ノズルにスライド自在に嵌まったインナープレートと、インナープレートを前進方向に付勢する専用ばねとから成るアダプタ装置が開示されている。
本体ノズルは容器本体に内蔵されたばねで前進方向に付勢されており、特許文献1では、燃料容器をガス燃焼式打ち込み工具にセットすると、インナープレートがまず専用のばねに抗して後退し、次いで、本体ノズルと外付けノズルとが一緒に後退し、容器本体の内部とガス燃焼式打ち込み工具のガス通路とが連通する。これにより、燃料のガスがガス燃焼式打ち込み工具の燃焼室に供給可能な状態になる(すなわち、ファスナを打ち込み可能な状態になる。)。
本体ノズルは、その先端面がガス燃焼式打ち込み工具の受け入れ部に当接して後退するが、本体ノズルが軸方向に開口していると、ガス燃焼式打ち込み工具にセットしたときに、本体ノズルの開口がガス燃焼式打ち込み工具で塞がれやすくなる。この点について特許文献2には、先端が塞がれたバルブ軸アダプタ(外付けノズル)を本体ノズルに嵌め込んで、バルブ軸アダプタの先端部に、外周面に開口したガス吐出穴を設けることが開示されている。
特許第5104536号公報 特開2010-265037号公報
特許文献1では、インナープレートによって本体ノズルを保護していると解されるが、インナープレートは専用のばね(第2ばね)で付勢されているため、それだけ構造が複雑になってコストが嵩むという問題がある。また、本体ノズルは軸方向に開口しているため、上記のとおり、ガス燃焼式打ち込み工具にセットしたときに開口が塞がれやすくなる問題もある。
前記問題のうち、本体ノズルが軸方向に開口していることに起因した問題は、特許文献2のように外付けノズルを取り付けることによって解消できるが、特許文献1に更に外付けノズルを取り付けると、構造が更に複雑になって益々コストが嵩んでしまう。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、簡単な構造で品質に優れた燃料容器を提供せんとするものである。
本願発明の燃料容器は、基本構成として、筒状の缶体の一端面から本体ノズルを同心に突設した容器本体と、前記容器本体をガス燃焼式打ち込み工具にセットするために当該容器本体の一端部に取り付けられたアダプタ装置とを有している。
更に、基本構成として、
「前記本体ノズルは軸心方向に開口していてばねによって突出方向に付勢されている一方、
前記アダプタ装置は、前記本体ノズルに嵌め込まれた外付けノズルと、前記外付けノズルを囲う状態で前記容器本体に嵌着された環状のスリーブとを有して、
前記本体ノズルの先端は前記スリーブの先端から突出しておらず、前記外付けノズルの先端は前記スリーブの先端よりも突出している」
という構成を備えている。
そして、請求項1の発明は、上記基本構成において、
前記外付けノズルは、前記本体ノズルよりも先端側に位置した小径部と、前記本体ノズルに嵌まっている大径部とで構成されていて、前記小径部の先端は蓋部で塞がっていてガス吐出穴が外周面に向けて開口しており、
前記外付けノズルの大径部と前記本体ノズルとの間に、前記本体ノズルの先端面に当接する内向きフランジを有する軟質材製のシール部材が介在している一方、
前記スリーブの内周には、前記外付けノズルのうち小径部と大径部とが連接した部位に当接して当該外付けノズルを抜け止めする内向きフランジを設けている
という構成を付加している。
請求項2の発明は、請求項1において、
「前記スリーブは樹脂製であって、外筒と内筒と肩部とを有する二重構造になっており、前記外筒に、前記本体に形成された巻き締め部に軸線方向から当接する外向きフランジと、前記外向きフランジが前記巻き締め部に当接した状態で前記巻き締め部に内側から係合する外向き環状突起とが形成されている」
という構成になっている。
本願発明では、外付けノズルがスリーブの軸心方向外側に突出しているため、燃料容器をガス燃焼式打ち込み工具にセットすると、外付けノズルを介して本体ノズルが押されてばねに抗して後退し、これにより、容器本体の内部とガス燃焼式打ち込み工具のガス通路とを連通させることができる。すなわち、容器本体のガスを外付けノズルから吐出させることができる。
そして、アダプタ装置としてのばねは不要であり、外付けノズルが本体ノズルと一緒に動くだけであるため、構造は簡単で組み付けも容易である。従って、コスト抑制に貢献できる。なお、燃料容器の流通段階ではアダプタ装置はキャップで覆われているため、外付けノズルがスリーブから突出していても、流通段階で外付けノズルが不用意に押されることはない。従って、安全上において特段の問題はない。
更に、請求項1の発明では、外付けノズルの筒部にガス吐出穴が空いているため、外付けノズルの先端面をガス燃焼式打ち込み工具の受け入れ部に当接させても、ガスの供給機能を損なうことはない。従って、簡単な構造を維持しつつ、ガスの供給機能を確保できる。
さて、特許文献2では、バルブ軸アダプタは本体ノズルに強制的に嵌合されていると推測されるが、予め本体ノズルが容器本体に取付けられていると、本体ノズルの支持部が破損したり変形したりするおそれがあり、バルブ軸アダプタの取付けは非常に厄介になるおそれが高い。さりとて、予め外付けノズルを本体ノズルに取り付けておいてから容器本体に組み込む構造では、本体ノズルの構造が限定されるため、設計の自由性が低下してしまう。
これに対して本願請求項の発明では、外付けノズルと本体ノズルとの間に軟質材製のシール部材が介在しているため、外付けノズルは、容器本体に取付けられた本体ノズルに対して外側から嵌め込むだけで、高いシール性を確保しつつ簡単に取り付けることができる。従って、ばねで付勢されている本体ノズルであっても、外付けノズルを簡単に取り付けることができる。従って、本体ノズルの設計の自由性を損なうことはなく、汎用性に優れている。
また、外付けノズルの取り付けに際して、外付けノズルは、シール部材の内向きフランジが本体ノズルに当たるまで押し込むと所定の位置にセットされるが、シール部材は容易に変形するので、外付けノズルの嵌め込みに際して本体ノズルに強い加圧力が作用することはない。従って、本体ノズルやボデーが破損したり変形したりすることを防止できる。
本体ノズルは、その機能からして容器本体の外径よりも遥かに小径であり、外付けノズルの外径も、さほど大きくすることはできない。従って、スリーブの外径と内径とは相当に大きな寸法差がある。この場合、スリーブの全体を中実構造とすることも可能であるが、この場合は、樹脂の使用量が多くなってコストが嵩んでしまう。
これに対して請求項のような二重構造を採用すると、樹脂の使用量を抑制してコストを抑制することができる。また、肉厚をできるだけ均等化して寸法精度を向上させることもできる。更に、外筒を弾性変形させて容器本体に係合させるにおいて、弾性変形を容易化することもできる。
実施形態を示す図で、(A)は全体の斜視図、(B)は先端側から見た分離斜視図、(C)は後ろ側から見た分離斜視図である。 (A)は平面図、(B)はアダプタ装置の後面図、(C)は(A)のC-C視断面図である。
(1).概要
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。燃料容器は、容器本体1と、その一端部に強制嵌合で装着したアダプタ装置2とを備えている。図2(C)に示すように、容器本体1は、底付きで金属製の外缶3と、外缶3の開口部に装着した金属製の端板4と、端板4に装着したノズル装置5とを有している。
外缶3と端板4とで缶体が構成されており、外缶3の開口部と端板4の外周部とは、重ね合わせて巻き締めすることによって一体に固定されている。巻き締め部を符号6で示している。端板4は、上向き突部(外向き突部)4aを有している。従って、上向き突部4aと巻き締め部6との間は環状凹所7になっている。
本実施形態では、説明を判りやすくするため、アダプタ装置2が上になるように立てた姿勢を基準姿勢として方向を特定し、便宜的に上下の文言を使用して各部材を説明することとする。請求項に記載した一端は、実施形態では上端になる。
ノズル装置5は、端板4の外向き突部4aに一部が入り込んだ樹脂製のボデー8を有しており、ボデー8は端板4の外向き突部4aにかしめ固定されている。また、ボデー8に、本体ノズル9がスライド可能に装着されている。本体ノズル9は上端(先端)を開口させた筒状の形態であって外缶3と同心に配置されており、先端は外缶3の上方に突出している。また、本体ノズル9は、ボデー8に内蔵されたばね(図示せず)によって上向き(前進方向)に付勢されており、ばねに抗して後退すると、燃料ガスが先端の開口から噴出する。
なお、ボデー8には、外缶3の内部に配置された可撓性の材料からなる袋が取付けられており、袋の内部に燃料ガスが充填されて、袋と外缶3との間の空間に加圧ガスが充填されているが、本願との関係はないので、これらは図示していない。
(2).外付けノズル及びシール部材
アダプタ装置2は、本体ノズル9に上から嵌め込んだ外付けノズル10と、この外付けノズル10を囲うように配置されたスリーブ11とを有している。外付けノズル10は、基本的には、本体ノズル9の上に位置したストレート状の小径部12と、本体ノズル9を囲う大径部13とを有しており、大径部13と小径部12とは、小径部12に向けて縮径したテーパ部13aを介して連接している。外付けノズル10の下端と容器本体1における上突部4aとの間には、本体ノズル9の下降動(後退動)を許容するため、ある程度の寸法L1の間隔が空いている。
図2(C)に明示するように、小径部12の上端(先端)は蓋部12aで塞がれている。また、小径部12の上端部(先端部)12bは、テーパ部12cを介して僅かに縮径しており、先端部12bに、外周面に開口した一対のガス吐出穴14が空いている。なお、ガス吐出穴14は1か所のみに形成してもよいし、3か所以上に形成してもよい。また、小径部12は、全体が等径のストレート形状であってもよい。
外付けノズル10の内周と本体ノズル9の外周との間には、エラストマーやゴムのような軟質材からなるシール部材15を介在させている。シール部材15は、外付けノズル10の大径部13の内面に倣ってストレート部とテーパ部15aとを有しており、ストレート部には、本体ノズル9の外周面に弾性的に当接する内向き環状突起16を形成している。他方、テーパ部15aの上端に内向きフランジ15bを形成しており、内向きフランジ15bは、外付けノズル10における大径部13の上端部内に形成された段差面17に重なっている。
内向きフランジ15bには燃料ガスが通る貫通穴18を空けているが、貫通穴18の内径は、本体ノズル9の内径と同径かやや小径になっている。従って、外付けノズル10を本体ノズル9に外から嵌め込むと、内向きフランジ15bが本体ノズル9の先端に当たって、嵌め込みの深さが規制される。
従って、外付けノズル10は、内向きフランジ15bが本体ノズル9に当たるまで押し込むと、所定の位置にセットされる。シール部材15は容易に変形するので、外付けノズル10の嵌め込みに際して本体ノズル9に強い加圧力が作用することはない。従って、本体ノズル9やボデー8が破損したり変形したりすることは皆無である。本体ノズル9とシール部材15との間に作用する摩擦力を、本体ノズル9を付勢するばねのばね力よりも小さい力に設定しておくと、本体ノズル9を後退させることなく外付けノズル10を取り付けることができる。
(3).外付けノズル及びシール部材
図2(C)に明示するように、スリーブ11は、容器本体1に嵌着された外筒19と、外付けノズル10の大径部13を囲う内筒20と、これらを繋ぐ肩部21とを有している。外筒19の下端は、容器本体1の環状凹所7に入り込んで端板4の近くまで至っている。また、外筒19の外周には、容器本体1の上端面(頂面)に当たる外向きフランジ22と、巻き締め部6の内周に下方から係合する外向き環状突起23とを形成している。スリーブ11は、外筒19をその弾性に抗して変形させることにより、容器本体1に取り付けられる。
内筒20の下端は、端板4における突部4aの上面近くに至っている。また、外筒19と内筒20は、複数枚(5枚)のリブ24で繋がっている。リブ24は、周方向に等間隔を隔てて配置されている。
肩部21の内周部は下方に段落ちしており、段落ち部の内周コーナー部に、外付けノズル10におけるテーパ部13aのうち下部を囲うテーパ状の内向きフランジ25が形成されている。外付けノズル10を押し込みきった状態で、内向きフランジ25と外付けノズル10との間には若干の間隔が空いている。流通段階で、振動等により、外付けノズル10に本体ノズル9から抜けるような外力が作用すると、内向きフランジ25がストッパーとなって(内向きフランジ25にテーパ部13aが当接して)、外付けノズル10の抜けが阻止される。
スリーブ11の肩部21には、複数の突起26を等間隔で形成している。突起26は5個形成しているが、隣り合った切り開き溝26aの間の中間部にリブ24を位置させている。このため、スリーブ11の強度を各部位においてできるだけ均等化して、特定部位への応力集中を防止している。
なお、突起26を肩部21の一部として捉えて、肩部21に切り開き溝26aが形成されていると見ることもできる。切り開き溝26aをガス通路に利用することも可能である。突起26の個数は5個とは限らず、任意に設定できる。
外付けノズル10は、スリーブ11における突起26の上端よりも上向きに(外向きに)突出している。外付けノズル10が突起26から突出した寸法L2は、外付けノズル10と容器本体1との間の間隔寸法L1よりも大きくなっている。従って、本体ノズル9を最後退位置まで確実に押し込むことができる。
スリーブ11における突起26の高さは、ガス燃焼式打ち込み工具の受け入れ部によって規定されている。既述のとおり、外付けノズル10の上端(先端)は突起26の上端(先端)よりも突出しており、燃料容器をガス燃焼式打ち込み工具の受け入れ部にセットすると、外付けノズル10及び本体ノズル9がばねに抗して後退すると共に、スリーブ11を構成する突起26の頂面(上端面)が受け入れ部に当接する。
アダプタ装置2の取付け手順は、まず外付けノズル10を本体ノズル9に取付け、次いで、スリーブ11を容器本体1に強制嵌合することになる。シール部材15は予め外付けノズル10に組み込んでおいてもよいし、先にシール部材15を本体ノズル9に嵌め込み、次いで、外付けノズル10を本体ノズル9に嵌め込んでもよい。
図2(C)に一点鎖線で示すように、燃料容器の流通段階では、アダプタ装置2は樹脂製のキャップ27で覆われている。
(4).まとめ
本実施形態では、外付けノズル10は本体ノズル9の長さを長くする役割と、ガスの吐出方向を横向きにする役割を果たしており、本体ノズル9の長さを長くする役割により、例えばガス燃焼式打ち込み工具に設計変更があっても、各種の長さの燃料容器を使用することができる。また、ガスの吐出方向を横向きにする役割により、燃料容器をセットしても本体ノズル9が塞がれることはなくて、燃料ガスの吐出を確実化できる。
また、特許文献1のようなインナープレートは存在しないため、インナープレートを付勢する専用ばねは当然に不要であり、それだけ構造を簡単化してコストダウンに貢献できる。また、既述のとおり、シール部材15の存在により、高いシール性を保持しつつ、外付けノズル10の取付けを極く簡単に行える。
スリーブ11を二重構造にしたことによるコスト低減効果は既に述べたとおりであるが、頑丈な構造のスリーブ11が外付けノズル10及び本体ノズル9の倒れを抑制するガード機能を有しているため、安全性にも優れている。
本願発明は、図示した形態の他にも様々に具体化できる。例えば、外付けノズル10、テーパ部を設けずに凸形に形成することも可能である。シール部材は、単なる筒状に形成することも可能である。
スリーブ11は、必ずしも二重構造である必要はない。また、実施形態では肩部に複数の突起を飛び飛びに形成したが、突起を環状に形成することも可能である。突起を環状に形成する場合、内壁と外壁との二重構造に形成することも可能である。
本願発明は、ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 容器本体
2 アダプタ装置
3 缶体を構成する外缶
4 缶体を構成する端板
5 ノズル装置
6 巻き締め部
9 本体ノズル
10 外付けノズル
11 スリーブ
12 外付けノズルの小径部
12a 蓋部
12b 先端部
13 外付けノズルの大径部
13a テーパ部
14 吐出穴
15 シール部材
15b 内向きフランジ
19 外筒
20 内筒
21 肩部
22 外向きフランジ
23 外向き環状突起
25 内向きフランジ
26 突起
27 キャップ

Claims (2)

  1. 筒状の缶体の一端面から本体ノズルを同心に突設した容器本体と、前記容器本体をガス燃焼式打ち込み工具にセットするために当該容器本体の一端部に取り付けられたアダプタ装置とを有し、
    前記本体ノズルは軸心方向に開口していてばねによって突出方向に付勢されている一方、
    前記アダプタ装置は、前記本体ノズルに嵌め込まれた外付けノズルと、前記外付けノズルを囲う状態で前記容器本体に嵌着された環状のスリーブとを有し
    前記本体ノズルの先端は前記スリーブの先端から突出しておらず、前記外付けノズルの先端は前記スリーブの先端よりも突出している構成であって
    前記外付けノズルは、前記本体ノズルよりも先端側に位置した小径部と、前記本体ノズルに嵌まっている大径部とで構成されていて、前記小径部の先端は蓋部で塞がっていてガス吐出穴が外周面に向けて開口しており、
    前記外付けノズルの大径部と前記本体ノズルとの間に、前記本体ノズルの先端面に当接する内向きフランジを有する軟質材製のシール部材が介在している一方、
    前記スリーブの内周には、前記外付けノズルのうち小径部と大径部とが連接した部位に当接して当該外付けノズルを抜け止めする内向きフランジを設けている、
    ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器。
  2. 前記スリーブは樹脂製であって、外筒と内筒と肩部とを有する二重構造になっており、前記外筒に、前記本体に形成された巻き締め部に軸線方向から当接する外向きフランジと、前記外向きフランジが前記巻き締め部に当接した状態で前記巻き締め部に内側から係合する外向き環状突起とが形成されている、
    請求項1に記載したガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器。
JP2017200507A 2017-10-16 2017-10-16 ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器 Active JP7093537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017200507A JP7093537B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017200507A JP7093537B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019074139A JP2019074139A (ja) 2019-05-16
JP7093537B2 true JP7093537B2 (ja) 2022-06-30

Family

ID=66543142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017200507A Active JP7093537B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7093537B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192479A (ja) 2000-10-12 2002-07-10 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼動力式工具および燃焼動力式工具に燃料セルを接続するアダプタ装置
US20040149350A1 (en) 2003-01-31 2004-08-05 Ronson Corporation Fuel transfer adaptor
US20080110953A1 (en) 2004-04-19 2008-05-15 Gibson Eric S Interchangeable adapter for in-can and on-can fuel cells
JP2008539376A (ja) 2005-04-26 2008-11-13 ソシエテ ドゥ プロスペクティオン エ ディンベンティオン テクニク スピ シールコネクター、並びに、伝送部材、ガスカートリッジ、及び、該シールコネクターを具備するアダプターから構成される組立体
JP2009542447A (ja) 2006-06-30 2009-12-03 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 燃焼工具の燃料通路のための燃料通路とアダプターの改良
JP2010265037A (ja) 2009-05-14 2010-11-25 Powers Products Iii Llc バルブシステムアセンブリ
DE202013001376U1 (de) 2013-02-14 2013-04-09 Olaf Kersten Kartuschenadaptersystem mit Entnahmevorrichtung für gasbetriebene Setzgeräte

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062764Y2 (ja) * 1988-03-03 1994-01-26 東洋エアゾール工業株式会社 エアゾール容器のノズル

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192479A (ja) 2000-10-12 2002-07-10 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼動力式工具および燃焼動力式工具に燃料セルを接続するアダプタ装置
US20040149350A1 (en) 2003-01-31 2004-08-05 Ronson Corporation Fuel transfer adaptor
US20080110953A1 (en) 2004-04-19 2008-05-15 Gibson Eric S Interchangeable adapter for in-can and on-can fuel cells
JP2008539376A (ja) 2005-04-26 2008-11-13 ソシエテ ドゥ プロスペクティオン エ ディンベンティオン テクニク スピ シールコネクター、並びに、伝送部材、ガスカートリッジ、及び、該シールコネクターを具備するアダプターから構成される組立体
JP2009542447A (ja) 2006-06-30 2009-12-03 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 燃焼工具の燃料通路のための燃料通路とアダプターの改良
JP2010265037A (ja) 2009-05-14 2010-11-25 Powers Products Iii Llc バルブシステムアセンブリ
DE202013001376U1 (de) 2013-02-14 2013-04-09 Olaf Kersten Kartuschenadaptersystem mit Entnahmevorrichtung für gasbetriebene Setzgeräte

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019074139A (ja) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6435023B2 (ja) 油圧シリンダ及びクイックカプラ
US9097356B2 (en) Check valve
US20170138493A1 (en) Valve device
JP4701879B2 (ja) ポンプディスペンサ、並びに、吐出弁機構、吸入弁機構、及びバルブ
US20170043743A1 (en) Gas generator
KR20150110573A (ko) 거품 토출기
US20160281980A1 (en) Separable Burner Device
JP2018052610A (ja) 吐出器用アタッチメント及び吐出器
JP7093537B2 (ja) ガス燃焼式打ち込み工具用の燃料容器
CA2390968A1 (en) Inflation/deflation valve for a bag to be filled with air
JP6774887B2 (ja) 吐出容器
JP5650265B2 (ja) キャップとフィラーネックとの取付構造
JP6360773B2 (ja) ヒューズ付きガス栓
US6869062B2 (en) Valve for discharging fluid from a tank
JP5899051B2 (ja) 吐出容器
US9896058B2 (en) Gas generator
CN211259777U (zh) 一种双向气压调节阀
JP2008309201A (ja) バウンドストッパ付きダストカバー
JP6305118B2 (ja) ヒューズ付きガス栓
JP2013028372A (ja) スプレー容器
JP5753938B2 (ja) 樹脂製ラジエータキャップおよびその製造方法
JP5840440B2 (ja) エア混合式噴出器
JP2014231386A (ja) 吐出容器
JP2017075626A (ja) マスタシリンダ
JP7313235B2 (ja) 吐出器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7093537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150