JP7092588B2 - ガス検出方法およびガス検出装置 - Google Patents
ガス検出方法およびガス検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7092588B2 JP7092588B2 JP2018134720A JP2018134720A JP7092588B2 JP 7092588 B2 JP7092588 B2 JP 7092588B2 JP 2018134720 A JP2018134720 A JP 2018134720A JP 2018134720 A JP2018134720 A JP 2018134720A JP 7092588 B2 JP7092588 B2 JP 7092588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- output
- acquired
- change pattern
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N25/00—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
- G01N25/18—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating thermal conductivity
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/14—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of an electrically-heated body in dependence upon change of temperature
- G01N27/16—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of an electrically-heated body in dependence upon change of temperature caused by burning or catalytic oxidation of surrounding material to be tested, e.g. of gas
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N25/00—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
- G01N25/20—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating the development of heat, i.e. calorimetry, e.g. by measuring specific heat, by measuring thermal conductivity
- G01N25/22—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating the development of heat, i.e. calorimetry, e.g. by measuring specific heat, by measuring thermal conductivity on combustion or catalytic oxidation, e.g. of components of gas mixtures
- G01N25/28—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating the development of heat, i.e. calorimetry, e.g. by measuring specific heat, by measuring thermal conductivity on combustion or catalytic oxidation, e.g. of components of gas mixtures the rise in temperature of the gases resulting from combustion being measured directly
- G01N25/30—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating the development of heat, i.e. calorimetry, e.g. by measuring specific heat, by measuring thermal conductivity on combustion or catalytic oxidation, e.g. of components of gas mixtures the rise in temperature of the gases resulting from combustion being measured directly using electric temperature-responsive elements
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0004—Gaseous mixtures, e.g. polluted air
- G01N33/0009—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
- G01N33/0011—Sample conditioning
- G01N33/0014—Sample conditioning by eliminating a gas
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0004—Gaseous mixtures, e.g. polluted air
- G01N33/0009—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
- G01N33/0027—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
- G01N33/0031—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector comprising two or more sensors, e.g. a sensor array
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0004—Gaseous mixtures, e.g. polluted air
- G01N33/0009—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
- G01N33/007—Arrangements to check the analyser
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
このような接触燃焼式ガスセンサにおいては、被毒物質である例えばヘキサメチルジシロキサンやシリコーンオイルといったシリコーン化合物が測定対象空間の雰囲気中に存在すると、当該被毒物質が酸化触媒の表面に吸着、蓄積されること(被毒)によって、酸化触媒の性能(活性)が劣化して検出感度が徐々に低下する、という問題がある。
また、本発明は、シリコーン被毒耐久性が高く、検出対象ガスの種類および濃度を一定の確度で検出することのできるガス検出装置を提供することを目的とする。
検出対象ガスの濃度が既知の基準ガスを一方のガス検出素子に対し、シリコーン化合物を吸着および除去し、パラフィン系炭化水素ガス、水素ガス及びアルゴンガスを透過させるとともに溶媒ガスを除去するように構成されたシリコーン除去フィルタを介して供給すると共に当該基準ガスを他方のガス検出素子に対して前記シリコーン除去フィルタを介さずに供給し、1ガス検出サイクルにおいて当該一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される基準出力変化パターンを予め取得しておき、
1ガス検出サイクルにおいて被検ガスについて前記一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該被検ガスについて前記他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される出力変化パターンを取得し、
当該出力変化パターンを前記基準出力変化パターンに対照することにより当該被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定するガス識別処理を行い、
前記ガス識別処理において、被検ガス中の検出対象ガスが、パラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスのいずれの種類であるかが識別されることを特徴とする。
識別対象となる検出対象ガスが、パラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスであって、
前記出力処理部は、1ガス検出サイクルにおいて、被検ガスについて一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該被検ガスについて他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される出力変化パターンを、予め取得しておいた検出対象ガスの濃度が既知の基準ガスについての基準出力変化パターンに対照することにより、当該被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定するガス識別機能を有することを特徴とする。
そして、1ガス検出サイクルにおいて2つのガス検出素子の各々によって取得されるそれぞれ2以上の出力データ(合計4以上の出力データ)をいわば1セットとする出力データ群により構成された出力変化パターンは、検出対象ガスの種類、例えばパラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスの4種のグループの各々に特有の、互いに異なるものとなる。また、ガス検出素子が被毒(シリコーン被毒)した場合であっても、各々のガスに係る出力変化パターンは大きく変化しない。従って、本発明のガス検出方法およびガス検出装置によれば、被検ガスについて取得された出力変化パターンを予め取得された基準出力変化パターンに対照することにより検出対象ガスの種類を一定の確度で識別することができる。
本発明のガス検出方法は、例えば、パラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスを検出対象ガスとし、被検ガスに含まれる検出対象ガスの種類を特定するガス識別処理を行うことを特徴とする。
このような接触燃焼式ガスセンサの駆動方式によれば、ガス検出装置の省消費電力化を図ることができると共に、ガス検出素子に対する無通電時間が短いため、ガス検出素子に対する長時間の暖機処理を行うことなしに、安定した出力を得ることができる。特に、2つのガス検出素子の各々に対して交互に通電される場合には、共通の電源回路(図示せず)によってガス検出素子およびガス検出素子の両方を駆動することができるため、ガス検出装置の消費電力の低減化を図ることができる。
1ガス検出サイクルにおける各々のガス検出素子に対する通電期間Te1,Te2内において、基準ガスを作用させることにより得られる各々のガス検出素子からのガス検知信号を例えば所定時間間隔毎にサンプリングすることによって、各々のガス検出素子についてそれぞれ2以上の出力データを取得する。そして、取得された4以上の出力データを1セットとするデータ群が基準出力変化パターンとして取得される。基準出力変化パターンを構成する出力データの数は特に限定されるものではないが、ガス識別処理の信頼性の観点から、基準出力変化パターンは、各々のガス検出素子についてそれぞれ3以上(合計6以上)の出力データにより構成されることが好ましい。
パラフィン系炭化水素ガスは、具体的には炭素数1~6のパラフィン系炭化水素ガスであって、これらのガスについての基準出力変化パターンは、互いに類似した傾向を示すので、本発明においては、同一のガス種として分類される。また、溶剤ガスについても同様に、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、アセトンなどのケトン類、トルエンなどの芳香族炭化水素類およびその他の溶剤ガスについての基準出力変化パターンは、互いに類似した傾向を示すので、本発明においては、同一のガス種として分類される。
基準出力変化パターンの一例における観念図を図2に示す。図2(a)は、パラフィン系炭化水素ガスについての基準出力変化パターンを示す図、(b)は溶剤ガスについての基準出力変化パターンを示す図、(c)は水素ガスについての基準出力変化パターンを示す図、(d)はアルゴンガスについての基準出力変化パターンを示す図である。
図2(a)~(d)における縦軸は、基準ガスについてサンプリングされた出力値から、エアを導入したときに同様にしてサンプリングされた出力値を減算して得られるスパン出力値である。また、a1~a4は、基準ガスまたはエアがシリコーン除去フィルタを介して供給された一方のガス検出素子に係る出力データ、b1~b4は、基準ガスまたはエアがシリコーン除去フィルタを介さずに供給された他方のガス検出素子に係る出力データである。
また、図3(b)に示されるように、例えばトルエンなどの芳香族炭化水素類、アルコール類、ケトン類などの溶剤ガスに係る出力変化パターンおいては、シリコーン除去フィルタを介さずにガスが供給される他方のガス検出素子についてのスパン出力値が経時的に一旦増加した後、スパン出力値が経時的に減少していく傾向(山型変化傾向)を示す。
さらにまた、図3(c)に示されるように、水素ガスに係る出力変化パターンにおいては、一方のガス検出素子および他方のガス検出素子のいずれについても、スパン出力値が経時的に減少していく傾向(漸減変化傾向)を示す。
さらにまた、図3(d)に示されるように、アルゴンガスに係る出力変化パターンにおいては、一方のガス検出素子および他方のガス検出素子のいずれについても、スパン出力値が経時的に増加していく傾向(漸増変化傾向)を示す。
従って、本発明のガス検出方法においては、被検ガスについて接触燃焼式ガスセンサによって取得される出力変化パターンの形態(変化の傾向)が、いずれのガス種に係る基準ガス出力変化パターンの形態と一致または類似するかを判定するガス識別処理を行うことによって、被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定することができる。
(1)被検ガス中の検出対象ガスがパラフィン系炭化水素ガスであるか否かの判定処理
(2)当該検出対象ガスが溶剤ガスであるか否かの判定処理
(3)当該検出対象ガスが水素ガスであるか否かの判定処理
(4)当該検出対象ガスがアルゴンガスであるか否かの判定処理
この判定処理においては、被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける一方のガス検出素子に係る出力データa1~a4について、以下の出力変化パターン判定式(1)を満足する場合に、検出対象ガスが『パラフィン系炭化水素ガス』であると特定される。この出力変化パターン判定式(1)は、パラフィン系炭化水素ガスに係る基準出力変化パターンにおける上述した「急増変化傾向」を数式化したものである。
出力変化パターン判定式(1):Ra4>Ra1、かつ、Ra1/Ra4<0.2
この判定処理は、上記(1)の判定処理によって、被検ガス中の検出対象ガスがパラフィン系炭化水素ガスでないことが確認された場合に行われる。
この判定処理においては、被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける一方のガス検出素子に係る出力データa1~a4および他方のガス検出素子に係る出力データb1~b4について、以下の出力変化パターン判定式(2)を満足する場合に、検出対象ガスが『溶剤ガス』であると特定される。この出力変化パターン判定式(2)は、溶剤ガスに係る基準出力変化パターンにおける上述した「山型変化傾向」を数式化したものである。
出力変化パターン判定式(2):Ra4/Rb4<0.2
この判定処理は、上記(2)の判定処理によって、被検ガス中の検出対象ガスがパラフィン系炭化水素ガスでも、溶剤ガスでもないことが確認された場合に行われる。
この判定処理においては、被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける一方のガス検出素子に係る出力データa1~a4および他方のガス検出素子に係る出力データb1~b4について、以下の出力変化パターン判定式(3)を満足する場合に、検出対象ガスが『水素ガス』であると特定される。この出力変化パターン判定式(3)は、水素ガスに係る基準出力変化パターンにおける上述した「漸減変化傾向」を数式化したものである。
出力変化パターン判定式(3):Ra2>Ra3>Ra4、かつ、Rb2>Rb3>Rb4
この判定処理は、上記(3)の判定処理によって、被検ガス中の検出対象ガスがパラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガスおよび水素ガスのいずれでもないことが確認された場合に行われる。
この判定処理においては、被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける一方のガス検出素子に係る出力データa1~a4および他方のガス検出素子に係る出力データb1~b4について、以下の出力変化パターン判定式(4a)~(4d)のすべてを満足する場合に、検出対象ガスが『アルゴンガス』であると特定される。この出力変化パターン判定式(4a)~(4d)は、アルゴンガスに係る基準出力変化パターンにおける上述した「漸増変化傾向」を数式化したものである。
出力変化パターン判定式(4a):Ra1<Ra2<Ra3<Ra4
出力変化パターン判定式(4b):Rb1<Rb2<Rb3<Rb4
出力変化パターン判定式(4c):Ra1/Ra4>0.2
出力変化パターン判定式(4d):Ra4/Rb4>0.5
ガス濃度算出処理においては、ガス識別処理によって、被検ガス中の検出対象ガスの種類が、識別対象となる上述したパラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスに大別した4種のいずれかのものであると特定された場合には、特定されたガス種に係る基準ガスについての出力データと、被検ガスについて一方のガス検出素子によって取得された出力データとに基づいて第1の濃度データが取得される。また、当該基準ガスについての出力データと、被検ガスについて他方のガス検出素子によって取得された出力データとに基づいて第2の濃度データが取得される。
ここに、濃度データの取得に際して用いられる基準ガスについての出力データは、基準出力変化パターンにおける時間的に最後に取得された出力データであって、図2を参照すると、パラフィン系炭化水素ガスおよび水素ガスについては、一方のガス検出素子に係る出力データa4のスパン出力値、溶剤ガスについては、他方のガス検出素子に係る出力データb4のスパン出力値、アルゴンガスについては、一方のガス検出素子に係る出力データa4のスパン出力値および他方のガス検出素子に係る出力データb4のスパン出力値のうち高い値を示すスパン出力値が用いられる。また、被検ガスについて取得された出力データについても同様に、濃度データの取得に際して、出力変化パターンにおける時間的に最後に取得された2つのガス検出素子の各々の出力データが用いられる。
この接触燃焼式ガスセンサ10は、熱遮蔽板としても機能する仕切り板18によって互いに区画された2つの検出室Sa,Sbが内部に形成されたケース11と、2つの検出室Sa,Sbの各々に、それぞれ配置された2つのガス検出素子20a,20bとを備えている。
ベース部材15の一面上には、ケース11の内部空間を2分する平板状の仕切り板18が設けられており、仕切り板18を挟んだ両側に、それぞれガス検出素子20a,20bが配置されている。各々のガス検出素子20a,20bは、仕切り板18に沿って例えば水平に延びる姿勢でその両端がリード16の先端部に固定されている。各々のリード16は、ベース部材15を気密に貫通して軸方向外方に突出して延びるよう設けられている。
測温抵抗体21を構成する材料としては、例えば白金またはその合金を用いることができる。
担体を構成する金属酸化物としては、例えば、ZrO2 (ジルコニア)、Al2 O3 (アルミナ)、SiO2 (シリカ)、ゼオライトなどを用いることができる。
酸化触媒としては、例えば、Pt、Pd、PtO、PtO2 、PdOからなる群より選ばれた少なくとも1種のものを用いることができる。
ガス感応部22における酸化触媒の含有割合は、例えば10~30wt%である。
ガス感応部22の最大外径Dが0.10~0.50mm、ガス感応部22の長さLが0.10~0.50mmである。また、ガス感応部22とリード16との最接近距離(ピッチ)pが0.10~0.50mmである。
このようなシリコーン除去フィルタ25は、例えば、パルプシートを支持体として、液材を含浸・乾燥することにより作製することができる。液材としては、例えば水を溶媒とするシリカを主体とした分散液であって、塩化鉄(III)水和物を含むものが用いられる。塩化鉄(III)水和物の含有割合は、例えば0.3~3wt%である。シリカとしてフュームドシリカが用いられる場合には、液材は塩化鉄(III)水和物を含むものである必要はない。
シリコーン除去フィルタ25の厚みは、例えば1.0mm程度である。
例えば、被検ガスが前述の4つのガス種のいずれかに属する検出対象ガスの単ガスであれば、前述の出力変化パターン判定式から、検出対象ガスの種類が特定される。一方、被検ガスが互いに同一のまたは異なるガス種に属する複数の検出対象ガスの混合ガスや、前述の基準ガスとベースガスの種類が異なるものである場合は、前述の出力変化パターン判定式から、『その他のガス』であるとガス種が識別されて表示部に出力されることとなる。
そして、1ガス検出サイクルにおいて2つのガス検出素子の各々によって取得されるそれぞれ2以上の出力データ(合計4以上の出力データ)をいわば1セットとする出力データ群により構成された出力変化パターンは、検出対象ガスの種類、例えばパラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスの4種の各々に特有の、互いに異なるものとなる。また、ガス検出素子が被毒(シリコーン被毒)した場合であっても、各々のガスに係る出力変化パターンは大きく変化しない。
従って、上記のガス検出方法および当該ガス検出方法が実行されるガス検出装置によれば、被検ガスについて取得された出力変化パターンを予め取得された基準出力変化パターンに対照することにより検出対象ガスの種類を一定の確度で識別することができる。
さらにまた、上記のガス検出装置によれば、2つのガス検出素子20a,20bの各々に対して交互に通電されることにより、省消費電力化を図ることができると共に、ガス検出素子20a,20bに対する無通電時間が短いため、ガス検出素子20a,20bに対する長時間の暖機処理を行うことなしに、安定した出力を得ることができる。しかも、2つのガス検出素子20a,20bを駆動させる電源回路は一つでよいため、このような構成とされることによっても、ガス検出装置の消費電力の低減化を図ることができる。
図4および図5に示す構成に従って、接触燃焼式ガスセンサ(A)を作製した。この接触燃焼式ガスセンサ(A)の仕様を以下に示す。
測温抵抗体:材質;10%Rh-90%Pt、素線径;φ0.012mm、コイル部の外径;0.18mm、巻回数;8ターン、コイル部の長さ;0.20mm
担体:材質;ジルコニア(75wt%)とアルミナ(10wt%)との焼結体
酸化触媒:材質;パラジウム、含有割合;14wt%
ガス感応部の最大外径D:0.35mm
ガス感応部の長さL:0.35mm
ガス感応部とリードとの最接近距離(ピッチ)p:0.3mm
<シリコーン除去フィルタ>
材質:パルプシートにシリカを担持させ、塩化鉄(III)によりシリコーン化合物の吸着を促進処理したもの
厚み:約1mm
接触燃焼式ガスセンサ(A),(B)の各々によって取得された出力変化パターンは、通電期間の前期において出力値が低く、後期において出力値が急増して変化する傾向を示すものであった。従って、前述の出力変化パターン判定式から、試験ガスが『パラフィン系炭化水素ガス』であると識別されることとなる。
また、特定されたガス種に係る基準ガスについてのスパン出力値と、取得された出力変化パターンにおける、一通電期間内において時間的に最後に取得された各々のガス検出素子に係る出力データとに基づいて濃度データを取得した。試験ガスの濃度指示値として出力される、値の高い方の濃度データを下記表1に示す。
また、上記と同様にして、試験ガスの濃度指示値を取得した。結果を下記表1に示す。
試験用ガスとして濃度50%LELのイソプロピルアルコール(IPA)を用いたことの他は、実験例1と同様にして、2つのガス検出素子の各々についてそれぞれ4の出力データ(合計8の出力データ)によって構成された、試験ガスについての出力変化パターンを取得した。接触燃焼式ガスセンサ(A),(B)の各々によって取得された出力変化パターンは、一方のガス検出素子のスパン出力値が実質的に「0」であり、他方のガス検出素子についてスパン出力値が経時的に一旦増加した後、スパン出力値が経時的に減少していく傾向(山型変化傾向)を示すものであった。従って、前述の出力変化パターン判定式から、試験ガスが『溶剤ガス』であると識別されることとなる。
また、特定されたガス種に係る基準ガスについてのスパン出力値と、取得された出力変化パターンにおける、一通電期間内において時間的に最後に取得された各々のガス検出素子に係る出力データとに基づいて濃度データを取得した。試験ガスの濃度指示値として出力される、高い値を示す濃度データを下記表1に示す。
また、上記と同様にして、被毒処理後の試験ガスの濃度指示値を取得した。結果を下記表1に示す。
試験用ガスとして濃度50%LELの水素ガスを用いたことの他は、実験例1と同様にして、2つのガス検出素子の各々についてそれぞれ4の出力データ(合計8の出力データ)によって構成された、試験ガスについての出力変化パターンを取得した。接触燃焼式ガスセンサ(A),(B)の各々によって取得された出力変化パターンは、一方のガス検出素子および他方のガス検出素子のいずれについても、スパン出力値が経時的に減少していく傾向(漸減変化傾向)を示すものであった。従って、前述の出力変化パターン判定式から、試験ガスが『水素ガス』であると識別されることとなる。
また、特定されたガス種に係る基準ガスについてのスパン出力値と、取得された出力変化パターンにおける、一通電期間内において時間的に最後に取得された各々のガス検出素子に係る出力データとに基づいて濃度データを取得した。試験ガスの濃度指示値として出力される、高い値を示す濃度データを下記表1に示す。
また、上記と同様にして、被毒処理後の試験ガスの濃度指示値を取得した。結果を下記表1に示す。
試験用ガスとして濃度50vol%のアルゴンガスを用いたことの他は、実験例1と同様にして、2つのガス検出素子の各々についてそれぞれ4の出力データ(合計8の出力データ)によって構成された、試験ガスについての出力変化パターンを取得した。接触燃焼式ガスセンサ(A),(B)の各々によって取得された出力変化パターンは、一方のガス検出素子および他方のガス検出素子のいずれについても、スパン出力値が経時的に増加していく傾向(漸増変化)を示すものであった。従って、前述の出力変化パターン判定式から、試験ガスが『アルゴンガス』であると識別されることとなる。
また、特定されたガス種に係る基準ガスについてのスパン出力値と、取得された出力変化パターンにおける、一通電期間内において時間的に最後に取得された各々のガス検出素子に係る出力データとに基づいて濃度データを取得した。試験ガスの濃度指示値として出力される、高い値を示す濃度データを下記表1に示す。
また、上記と同様にして、被毒処理後の試験ガスの濃度指示値を取得した。結果を下記表1に示す。
11 ケース
12 消炎フィルタ
15 ベース部材
16 リード
18 仕切り板
20a 一方のガス検出素子
20b 他方のガス検出素子
21 測温抵抗体
22 ガス感応部
25 シリコーン除去フィルタ
Sa 一方の検出室
Sb 他方の検出室
Claims (10)
- 各々測温抵抗体に固着させた金属酸化物焼結体の担体に触媒を担持させてなる2つのガス検出素子が、同一または連続する通電期間と休止期間とからなるガス検出サイクルを繰り返すよう間欠駆動される接触燃焼式ガスセンサを備えたガス検出装置において実行されるガス検出方法であって、
検出対象ガスの濃度が既知の基準ガスを一方のガス検出素子に対し、シリコーン化合物を吸着および除去し、パラフィン系炭化水素ガス、水素ガス及びアルゴンガスを透過させるとともに溶媒ガスを除去するように構成されたシリコーン除去フィルタを介して供給すると共に当該基準ガスを他方のガス検出素子に対して前記シリコーン除去フィルタを介さずに供給し、1ガス検出サイクルにおいて当該一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される基準出力変化パターンを予め取得しておき、
1ガス検出サイクルにおいて被検ガスについて前記一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該被検ガスについて前記他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される出力変化パターンを取得し、
当該出力変化パターンを前記基準出力変化パターンに対照することにより当該被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定するガス識別処理を行い、
前記ガス識別処理において、被検ガス中の検出対象ガスが、パラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスのいずれの種類であるかが識別されることを特徴とするガス検出方法。 - 前記ガス識別処理によって被検ガス中の検出対象ガスの種類が特定された後、特定されたガス種に係る基準ガスについての出力データと、被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける前記一方のガス検出素子に係る出力データとに基づいて第1の濃度データが取得されると共に、当該基準ガスについての出力データと、当該被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける前記他方のガス検出素子に係る出力データとに基づいて第2の濃度データが取得され、第1の濃度データおよび第2の濃度データのうち高い値を示す濃度データが当該検出対象ガスの濃度指示値として出力されることを特徴とする請求項1に記載のガス検出方法。
- 前記接触燃焼式ガスセンサにおける前記シリコーン除去フィルタが、通気性を有する支持体にシリカを担持させ更に塩化鉄(III)によりシリコーン化合物の吸着を促進処理したものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガス検出方法。
- 前記接触燃焼式ガスセンサにおける前記シリコーン除去フィルタが、通気性を有する支持体にフュームドシリカを担持させたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガス検出方法。
- 各々測温抵抗体に固着させた金属酸化物焼結体の担体に触媒を担持させてなる2つのガス検出素子が、それぞれ、互いに区画された2つの検出室内の各々に配置されると共に、一方の検出室のガス入口に、シリコーン化合物を吸着および除去し、パラフィン系炭化水素ガス、水素ガス及びアルゴンガスを透過させるとともに溶媒ガスを除去するように構成されたシリコーン除去フィルタが配置され、他方の検出室のガス入口には前記シリコーン除去フィルタが配置されていない接触燃焼式ガスセンサと、
前記2つのガス検出素子の各々に対する同一または連続する通電期間と休止期間とからなるガス検出サイクルを繰り返すよう当該2つのガス検出素子の各々を間欠駆動するセンサ駆動部と、
前記2つのガス検出素子の各々よりの出力データを処理する出力処理部と、
検出された検出対象ガスの種類およびその濃度を表示する表示部と
を備えており、
識別対象となる検出対象ガスが、パラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスであって、
前記出力処理部は、1ガス検出サイクルにおいて、被検ガスについて一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該被検ガスについて他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される出力変化パターンを、予め取得しておいた検出対象ガスの濃度が既知の基準ガスについての基準出力変化パターンに対照することにより、当該被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定するガス識別機能を有することを特徴とするガス検出装置。 - 前記出力処理部は、被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定した後、特定されたガス種に係る基準ガスについての出力データと、被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける一方のガス検出素子に係る出力データとに基づいて第1の濃度データを取得すると共に、当該基準ガスについての出力データと、当該被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける他方のガス検出素子に係る出力データとに基づいて第2の濃度データを取得し、当該第1の濃度データおよび当該第2の濃度データのうち高い値を示す濃度データが検出対象ガスの濃度指示値として当該検出対象ガスのガス種と共に前記表示部に出力する機能をさらに有することを特徴とする請求項5に記載のガス検出装置。
- 前記出力処理部は、被検ガスについて取得された出力変化パターンが、予め取得しておいた前記識別対象となる検出対象ガスのいずれにも属さないものである場合に、検出対象ガスの種類を「その他のガス」として前記表示部に出力し、当該被検ガスについて取得された出力変化パターンと出力データの変化の傾向が比較的に近い基準出力変化パターンに係る基準ガスについての出力データと、当該被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける一方のガス検出素子に係る出力データとに基づいて第1の濃度データを取得すると共に、当該基準ガスについての出力データと、当該被検ガスについて取得された出力変化パターンにおける他方のガス検出素子に係る出力データとに基づいて第2の濃度データを取得し、当該第1の濃度データおよび当該第2の濃度データのうち高い値を示す濃度データが当該その他のガスの濃度指示値として前記表示部に出力する機能をさらに有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のガス検出装置。
- 前記接触燃焼式ガスセンサにおける前記2つのガス検出素子の各々は、前記担体としてZrO 2 またはAl 2 O 3 が用いられ、前記触媒としてPt、Pd、PtO、PtO 2 、PdOからなる群より選ばれた少なくとも1種のものが用いられてなるものであることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のガス検出装置。
- 前記接触燃焼式ガスセンサにおける前記シリコーン除去フィルタが、通気性を有する支持体にシリカを担持させ更に塩化鉄(III)によりシリコーン化合物の吸着を促進処理したものであることを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のガス検出装置。
- 前記接触燃焼式ガスセンサにおける前記シリコーン除去フィルタが、通気性を有する支持体にフュームドシリカを担持させたものであることを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のガス検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017141769 | 2017-07-21 | ||
JP2017141769 | 2017-07-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019023631A JP2019023631A (ja) | 2019-02-14 |
JP7092588B2 true JP7092588B2 (ja) | 2022-06-28 |
Family
ID=63041806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018134720A Active JP7092588B2 (ja) | 2017-07-21 | 2018-07-18 | ガス検出方法およびガス検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10697912B2 (ja) |
EP (1) | EP3431975A1 (ja) |
JP (1) | JP7092588B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6976991B2 (ja) * | 2019-06-06 | 2021-12-08 | Nissha株式会社 | 2成分ガスの濃度比算出方法および検知対象ガスの濃度算出方法 |
CN113820449A (zh) * | 2020-06-19 | 2021-12-21 | 瑞益系统公司 | 从硅树脂中毒中恢复传感器的方法、设备和系统 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001175969A (ja) | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Yazaki Corp | ガス検出装置及びガス検出方法 |
JP2006234834A (ja) | 2006-04-24 | 2006-09-07 | Yazaki Corp | 有極性ガス分別機能付ガスセンサ及び煙有極性ガス分別機能付ガスセンサ |
JP2006250569A (ja) | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | ガスセンサ用フィルタおよび接触燃焼式都市ガスセンサ |
US20060257289A1 (en) | 2005-05-14 | 2006-11-16 | Drager Safety Ag & Co. Kgaa | Circuit with at least one catalytic measuring element |
JP2007057295A (ja) | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Sakaguchi Giken:Kk | 接触燃焼式ガスセンサー |
JP2007232406A (ja) | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Fis Inc | ガス検出装置 |
WO2016152645A1 (ja) | 2015-03-26 | 2016-09-29 | ニッタ株式会社 | ケミカルフィルタ |
JP2016223925A (ja) | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 理研計器株式会社 | 分析装置用シロキサン除去フィルター |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424097A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production of contact combustion type inflammable gas detecting element |
US4542640A (en) | 1983-09-15 | 1985-09-24 | Clifford Paul K | Selective gas detection and measurement system |
US4670405A (en) | 1984-03-02 | 1987-06-02 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Sensor array for toxic gas detection |
US4888295A (en) * | 1984-03-02 | 1989-12-19 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Portable system and method combining chromatography and array of electrochemical sensors |
JP3051261B2 (ja) * | 1992-05-07 | 2000-06-12 | フィガロ技研株式会社 | ガス検出システム |
JP2006194851A (ja) | 2004-12-17 | 2006-07-27 | Figaro Eng Inc | 接触燃焼式水素センサ |
JP5757837B2 (ja) * | 2011-10-11 | 2015-08-05 | ジーエルサイエンス株式会社 | ガスリ−クディテクタ− |
-
2018
- 2018-07-16 US US16/036,449 patent/US10697912B2/en active Active
- 2018-07-18 JP JP2018134720A patent/JP7092588B2/ja active Active
- 2018-07-23 EP EP18184905.0A patent/EP3431975A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001175969A (ja) | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Yazaki Corp | ガス検出装置及びガス検出方法 |
JP2006250569A (ja) | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | ガスセンサ用フィルタおよび接触燃焼式都市ガスセンサ |
US20060257289A1 (en) | 2005-05-14 | 2006-11-16 | Drager Safety Ag & Co. Kgaa | Circuit with at least one catalytic measuring element |
JP2007057295A (ja) | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Sakaguchi Giken:Kk | 接触燃焼式ガスセンサー |
JP2007232406A (ja) | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Fis Inc | ガス検出装置 |
JP2006234834A (ja) | 2006-04-24 | 2006-09-07 | Yazaki Corp | 有極性ガス分別機能付ガスセンサ及び煙有極性ガス分別機能付ガスセンサ |
WO2016152645A1 (ja) | 2015-03-26 | 2016-09-29 | ニッタ株式会社 | ケミカルフィルタ |
JP2016223925A (ja) | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 理研計器株式会社 | 分析装置用シロキサン除去フィルター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10697912B2 (en) | 2020-06-30 |
US20190025233A1 (en) | 2019-01-24 |
EP3431975A1 (en) | 2019-01-23 |
JP2019023631A (ja) | 2019-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7088764B2 (ja) | ガス検出装置 | |
JP7165138B2 (ja) | 触媒構造体及び触媒構造体を含む可燃性ガスセンサの動的比較診断 | |
CN110291385B (zh) | 用于包括催化结构的可燃气体传感器的比较诊断 | |
JP7092588B2 (ja) | ガス検出方法およびガス検出装置 | |
CN114245872B (zh) | 具有单独污染物检测元件的气体传感器 | |
JP2019534445A (ja) | 可燃性ガスセンサ、及び、可燃性ガスセンサのパルス運転による可燃性ガス種の同定方法 | |
EP0874236A2 (en) | Apparatus and sensor for sensing low concentration NOx | |
JP2008286810A (ja) | 酸素センサ素子 | |
JP5881205B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6537154B2 (ja) | ガスセンサ | |
EP1720008A1 (en) | Carbon monoxide sensor and method for sensing carbon monoxide | |
JP6558884B2 (ja) | 接触燃焼式ガスセンサ | |
EP3848702A1 (en) | Gas detection device | |
JP4210758B2 (ja) | ガス警報器 | |
JP2004020377A (ja) | 接触燃焼式ガスセンサ | |
JPH10123083A (ja) | ガスセンサ | |
JP6873803B2 (ja) | ガス検知装置 | |
JP2003083058A (ja) | 排気浄化用付帯装置劣化検知用のガスセンサのクリーニング方法 | |
Wiegleb | Physical-Chemical Gas Sensors | |
JP2021004851A (ja) | ガス検知器 | |
JP7203662B2 (ja) | 温度制御方法および温度制御装置 | |
JP2000304720A (ja) | 一酸化炭素センサ | |
JPH10274636A (ja) | Coガス検知素子 | |
JP2003120254A (ja) | 湿度センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20200713 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7092588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |