JP7091993B2 - 半導体スイッチング素子駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体スイッチング素子駆動回路に関する。
複数個の半導体スイッチング素子を並列接続して駆動する駆動回路においては、例えば2個の半導体スイッチング素子のゲートオン駆動時に、次のような課題があった。半導体スイッチング素子を並列で駆動する場合には、所定電圧を供給する電源から駆動素子を介してそれぞれの半導体スイッチング素子を駆動する構成が用いられる。
このため、各半導体スイッチング素子のゲートは、それぞれの駆動素子がオン状態になると、電源端子を介してゲート間が結合された状態となる。この状態で、2個の半導体スイッチング素子のうち、一方の半導体スイッチング素子のゲート電圧が振動すると他方の半導体スイッチング素子のゲートにも振動が伝わり、これによって共振状態が発生することがある。
そこで、このような共振状態の発生を抑制する対策として、各駆動素子と半導体スイッチング素子のゲートとの間にダイオードを介在させる構成とすることで振動電流が流れないようにする方法がある。
しかし、このように共振状態を解消するためにダイオードを挿入接続することで、駆動回路により半導体スイッチング素子のゲートに与えるゲート電圧がダイオードの順方向電圧分だけ低下してしまうという課題があった。
特開平10-80132号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、並列接続した複数の半導体スイッチング素子を駆動する際に、共振防止用のダイオードを介在させる場合でも、ゲート電圧の低下を解消することができるようにした半導体スイッチング素子駆動回路を提供することにある。
請求項1に記載の半導体スイッチング素子駆動回路は、並列接続された複数の半導体スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路と、電源電圧から前記複数の半導体スイッチング素子に対するゲート電圧を設定する電圧調整回路とを備え、前記電圧調整回路は、前記半導体スイッチング素子に対して設定するゲート電圧が、前記複数の半導体スイッチング素子の各ゲートと前記ゲート駆動回路との間のそれぞれに直接的もしくは間接的に接続された整流素子(53、54)により低下する分を補正するように構成される。
上記構成を採用することにより、並列接続された複数の半導体スイッチング素子を同時に駆動する場合に、ゲート電圧が振動するのを防止するためにダイオード等の整流素子を設ける構成でも、ゲート電圧が整流素子の順方向電圧で低下するのを電圧調整回路によりゲート電圧を補正することができるので、複数の半導体スイッチング素子のゲートを分離しながら、半導体スイッチング素子の駆動時のゲート電圧を精度良く所望の電圧に設定することができる。
第1実施形態を示す電気的構成図 タイムチャートを示す図 第2実施形態を示す電気的構成図 タイムチャートを示す図 第3実施形態を示す電気的構成図 タイムチャートを示す図 第4実施形態を示す電気的構成図 タイムチャートを示す図 第5実施形態を示す電気的構成図 タイムチャートを示す図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
この実施形態では、並列接続された複数個の半導体スイッチング素子として、並列接続した2個のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)1、2を駆動する半導体スイッチング素子駆動回路3について説明する。
半導体スイッチング素子駆動回路3は、直流電源の電源端子VCCから給電され、内部電源回路により所定電圧を内部に供給する。半導体スイッチング素子駆動回路3は、半導体集積回路(IC)で構成され、内部に電圧調整回路4およびゲート駆動回路5を備える。電圧調整回路4は、給電用のnpn型のバイポーラ・トランジスタ(以下、単に「トランジスタ」と称する)41が外部に接続される。トランジスタ41は、コレクタが電源端子VCCに接続され、ベースが半導体スイッチング素子駆動回路3の出力端子VBに接続され、エミッタは端子PMPに接続される。
電圧調整回路4は、差動アンプ42を備えたシリーズレギュレータとして構成される。差動アンプ42の非反転入力端子は参照電圧Vrefが与えられ、反転入力端子は抵抗43を介してグランドに接続されるとともに抵抗44を介して端子VFBに接続される。トランジスタ41のエミッタは、図示のダイオード45を順方向に介して出力電圧の帰還経路となる端子VFBに接続されている。ダイオード45はゲート電圧補正用の整流素子に相当する。
ここで、差動アンプ42に接続される参照電圧Vrefは、トランジスタ41のエミッタに出力する電圧を設定するもので、IGBT1および2のゲート電圧Vg1、Vg2を与えるための電圧である。差動アンプ42の反転入力端子には、トランジスタ41のエミッタがダイオード45および抵抗44を介して接続される。
ゲート駆動回路5は、2個のIGBT1および2に対応して駆動素子であるゲート駆動用のpチャンネル型のMOSトランジスタ51および52を備える。ゲート駆動回路5には端子PMPにトランジスタ41のエミッタから給電される。MOSトランジスタ51および52の各ソースは端子PMPに接続され、各ドレインはそれぞれ端子MP1、MP2に接続される。MOSトランジスタ51および52は、それぞれ駆動信号Sp1、Sp2が与えられる。端子MP1およびMP2は、それぞれ共振防止用の整流素子としてのダイオード53、54を介してIGBT1、2のゲートに接続されている。
なお、上記構成では、ゲート駆動回路5の構成として、IGBT1および2をオン駆動するためのMOSトランジスタ51および52を設ける構成として説明しているが、実際には、IGBT1および2をオフさせるための放電用のMOSトランジスタも設けられている。この場合、ゲート電荷の放電用のMOSトランジスタは、例えばnチャンネル型のもので、ドレインがIGBT1および2のゲートにダイオードを介することなく直接接続される構成である。
また、IGBT1および2のオフ動作は、常に2個を同時にオフさせる構成の場合は、共通に設けた1個のMOSトランジスタを設ける構成とすることができ、2個を個別にオフさせる構成の場合は、2個のMOSトランジスタをIGBT1および2の各ゲートにそれぞれ設ける構成とすることができる。
次に、図2も参照して、上記構成の作用について説明する。
この実施形態では、上記構成で説明したように、2個のIGBT1および2を同時に駆動するため、ゲート駆動回路5で共振状態が発生しないように、共振防止用のダイオード53および54をそれぞれに設ける構成としている。各ダイオード53および54は、順方向電圧Vf分だけ電圧降下が発生するので、IGBT1および2のゲート電圧Vg1、Vg2は、端子MP1およびMP2の電圧よりも順方向電圧Vfの分だけ低い電圧となる。電圧調整回路4においては、IGBT1および2のゲート電圧Vg1およびVg2として、後述するようにしてダイオード53および54により低下する順方向電圧Vfを補正するように出力電圧を調整する。
なお、2個のダイオード53および54は、この実施形態においては、それぞれ端子MP1およびMP2からIGBT1および2のゲートに直列に介在させることで直接設ける構成としているが、他の素子とともに設けることで間接的に設ける構成としても良い。
駆動信号Sp1およびSp2はゲート駆動回路5を駆動しない状態では、ハイレベル(H)の信号を与えた状態で、MOSトランジスタ51および52はオフ状態となっている。また、ゲート駆動回路5の放電用のMOSトランジスタがオン駆動されている。これにより、端子PM1およびPM2はオープン状態であり、IGBT1および2は、ゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルでありオフ状態である。
電圧調整回路4においては、直流電源VCCの電圧がトランジスタ41のコレクタに与えられており、差動アンプ42は、トランジスタ41にベース電流を与えてエミッタからダイオード45を介して入力される端子VFBの電圧が参照電圧Vrefで設定される所定レベルとなるように調整している。
したがって、図2(a)に示しているように、直流電源VCCの電圧が変動していても、トランジスタ41から端子PMPに出力する電圧は一定レベルとなるように調整されている。この場合、トランジスタ41のエミッタ電圧つまりゲート駆動回路5の端子PMPに出力している電圧PMPは、端子VFBに与えられる電圧よりもダイオード45の順方向電圧Vf分だけ高くなるように調整されている。
この状態で、図2(b)に示すように、時刻t0でIGBT1および2をオンさせるためのローレベル(L)の駆動信号Sp1およびSp2がゲート駆動回路5に入力されると、ゲート駆動回路5においては、放電用のMOSトランジスタをオフ駆動し、この後MOSトランジスタ51および52をオン駆動する。
これにより、端子MP1およびMP2の電圧は端子PMPに与えられている電圧とほぼ同じレベルまで上昇する。端子MP1およびMP2の電圧が上昇すると、IGBT1および2は、ゲート電圧Vg1およびVg2が上昇してオン駆動される。
このとき、ゲート電圧Vg1およびVg2のレベルは、端子MP1およびMP2の電圧よりもダイオード53および54の順方向電圧Vf分だけ下がった電圧となる。しかし、電圧調整回路4において、ダイオード45により低下した順方向電圧Vfの分を予め持ち上げた電圧で端子PMPに供給しているので、本来IGBT1および2を駆動するのに適したゲート電圧Vg1およびVg2として設定している電圧で与えることができる。
また、2個のIGBT1および2のゲートに対して、ダイオード53および54を介してゲート電圧Vg1およびVg2を印加しているので、ゲート電圧Vg1およびVg2のうちの一方が振動した場合でも、オン状態のMOSトランジスタ51および52を通じて他方に影響を与えることがないので、安定したオン駆動を行わせることができる。
この後、図2(b)に示すように、時刻t1になって駆動信号Sp1およびSp2がIGBT1および2をオフさせるためのハイレベル(H)になると、ゲート駆動回路5のMOSトランジスタ51および52はオフ駆動される。また、放電用のMOSトランジスタはオン駆動される。
これにより、図2(a)に示すように、端子MP1およびMP2の電圧はグランドレベルに下がる。そして、IGBT1および2は、ゲートの電荷が放電用のMOSトランジスタにより放電され、ゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルまで下降し、オフ状態に移行する。
以下、時刻t2でオン駆動のローレベルの駆動信号Sp1およびSp2が入力されると上記と同様にしてIGBT1および2がオン駆動される。また、時刻t3でオフ駆動のハイレベルの駆動信号Sp1およびSp2が入力されると、同様にしてIGBT1および2がオフ駆動される。
このような本実施形態によれば、並列接続したIGBT1および2の同時ゲート駆動で、ゲート電圧Vg1およびVg2のうち、一方のゲート電圧が振動した場合でも、他方のゲート電圧に振動を与えないので、安定した動作を行わせることができる。そして、この場合に、ダイオード53および54を設けることで低下するゲート電圧Vg1およびVg2について、電圧調整回路4にゲート電圧補正用のダイオード45を設けることで、順方向電圧Vfに相当する電圧を高めた状態でゲート駆動回路5に供給できる。
また、ゲート駆動回路5において、IGBT1および2のゲートへの経路にダイオード53および54を設ける構成に対して、電圧調整回路4の電圧モニタ用の経路にダイオード45を設ける構成としているので、温度変動などによる順方向電圧Vfの変動にも追随して適切な電圧を供給することができる。
さらに、上記構成においては、電圧調整回路4およびゲート駆動回路5をIC1として構成し、ダイオード45を外付け可能な構成としているので、簡単な構成としながら共振防止用のダイオード53および54を接続するときには、電圧調整回路4によるゲート電圧の補正動作を実施することができる。
なお、上記構成において、IGBT1および2を同時に駆動しない場合や、並列接続しない場合には、振動防止用のダイオード53および54を設ける必要がなく、ダイオード45を設けない構成として使用することができる。この場合においても、電圧調整回路4の参照電圧Vrefを変更したり、抵抗43、44の抵抗値を変更することなく使用することができる。
(第2実施形態)
図3および図4は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、半導体スイッチング素子駆動回路3aは、ゲート駆動回路5に代えてゲート駆動回路5aを設ける構成としている。
ゲート駆動回路5aは、2個のIGBT1および2に対応してゲート駆動用のpチャンネル型のMOSトランジスタ51を1個備える構成である。MOSトランジスタ51のソースは端子PMPに接続され、ドレインは共通の端子MPに接続される。MOSトランジスタ51は、共通に駆動するための駆動信号Spが与えられる。端子MPは、2個のIGBT1および2のゲートに、ダイオード53、54をそれぞれ介した状態で接続され、駆動信号Spに応じて同時に駆動するように設けられている。
なお、図示はしていないが、ゲート駆動回路5aの構成として、IGBT1および2をオフさせるための放電用のMOSトランジスタも設けられている。この場合、ゲート電荷の放電用のMOSトランジスタは、例えばnチャンネル型のもので、共通に1個設けて2個のIGBT1および2を同時にオフさせる構成である。
上記構成の作用について図4も参照して説明する。この実施形態では、ゲート駆動回路5aに設けられた1個のMOSトランジスタ51により2個のIGBT1および2を同時に駆動する。この場合に、IGBT1および2のゲート間で共振状態が発生しないように、共振防止用のダイオード53および54をそれぞれに設ける構成としている。
各ダイオード53および54は、順方向電圧Vf分だけ電圧降下があるので、IGBT1および2のゲート電圧Vg1、Vg2は、端子MPの電圧よりも順方向電圧Vfの分だけ低い電圧となる。電圧調整回路4においては、IGBT1および2のゲート電圧Vg1およびVg2として、ダイオード53および54により低下する順方向電圧Vfを補正するように出力電圧を調整する。
図4(b)に示すように、駆動信号Spはゲート駆動回路5aを駆動しない状態では、ハイレベル(H)の信号を与えた状態で、MOSトランジスタ51はオフ状態となっている。また、ゲート駆動回路5aの放電用のMOSトランジスタがオン駆動されている。これにより、端子PMはオープン状態であり、IGBT1および2は、ゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルでありオフ状態である。
電圧調整回路4においては、前述同様に、直流電源VCCの電圧がトランジスタ41のコレクタに与えられており、差動アンプ42は、トランジスタ41のベース電流を与えてエミッタからダイオード45を介して端子VFBに入力される電圧が参照電圧Vrefで設定される所定レベルとなるように調整している。
電圧調整回路4は、直流電源VCCの電圧が変動していても、トランジスタ41から端子PMPに出力する電圧は一定レベルとなるように調整されている。この場合、トランジスタ41のエミッタ電圧つまりゲート駆動回路5aの端子PMPに出力している電圧PMPは、端子VFBに与えられる電圧よりもダイオード45の順方向電圧Vf分だけ高くなるように調整されている。
この状態で、図4(b)に示すように、時刻t0でIGBT1および2をオンさせるためのローレベル(L)の駆動信号Spがゲート駆動回路5aに入力されると、ゲート駆動回路5の放電用のMOSトランジスタはオフ駆動され、MOSトランジスタ51はオン駆動される。これにより、端子MPの電圧は端子PMPに与えられている電圧とほぼ同じレベルまで上昇する。端子MPの電圧が上昇すると、IGBT1および2は、ゲート電圧Vg1およびVg2が上昇してオン駆動される。
このとき、ゲート電圧Vg1およびVg2のレベルは、端子MPの電圧よりもダイオード53および54の順方向電圧Vf分だけ下がった電圧となる。しかし、電圧調整回路4において、ダイオード45により低下した順方向電圧Vfの分を予め持ち上げた電圧で端子PMPに供給しているので、本来IGBT1および2を駆動するのに適したゲート電圧Vg1およびVg2として与えることができる。
また、2個のIGBT1および2のゲートに対して、ダイオード53および54を介してゲート電圧Vg1およびVg2を印加しているので、ゲート電圧Vg1およびVg2のうちの一方が振動した場合でも、オン状態のMOSトランジスタ51を通じて他方に影響を与えることがないので、安定したオン駆動を行わせることができる。
この後、図4(2)に示すように、時刻t1になって駆動信号SpがIGBT1および2をオフさせるためのハイレベル(H)になると、ゲート駆動回路5aのMOSトランジスタ51はオフ駆動される。また、放電用のMOSトランジスタはオン駆動される。
これにより、端子MPの電圧はグランドレベルに下がる。そして、IGBT1および2は、図4(a)に示すように、ゲートの電荷が放電用のMOSトランジスタにより放電され、ゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルまで下降し、オフ状態となる。
以下、時刻t2でオン駆動のローレベルの駆動信号Spが入力されると上記と同様にしてIGBT1および2がオン駆動される。また、時刻t3でオフ駆動のハイレベルの駆動信号Spが入力されると、同様にしてIGBT1および2がオフ駆動される。
したがって、このような第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図5および図6は第3実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、半導体スイッチング素子駆動回路3bは、電圧調整回路4およびゲート駆動回路5に代えて、電圧調整回路4bおよびゲート駆動回路5bを備える構成としている。また、ゲート駆動回路5bは、電圧調整回路4bと組み合わせた構成とされている。半導体スイッチング素子駆動回路3bは、直流電源の電源端子VCCから端子PMPに給電され、内部電源回路により所定電圧を内部に供給する。
ゲート駆動回路5bは、2個のIGBT1および2に対応してゲート駆動用のpチャンネル型のMOSトランジスタ51および52を備える。MOSトランジスタ51および52の各ソースは端子PMPに接続され、各ドレインはそれぞれ端子MP1、MP2に接続される。MOSトランジスタ51および52は、それぞれ電圧調整回路4bからゲート駆動信号が与えられる。端子MP1は共振防止用のダイオード53および抵抗55を直列に介してIGBT1のゲートに接続され、端子MP2は共振防止用のダイオード54および抵抗56を直列に介してIGBT2のゲートに接続される。
なお、前述同様、ゲート駆動回路5bの構成として、IGBT1および2をオフ駆動するための放電用のMOSトランジスタも設けられている。この場合、ゲート電荷の放電用のMOSトランジスタは、例えばnチャンネル型のもので、ドレインがIGBT1および2のゲートにダイオードを介することなく直接接続される構成である。
また、IGBT1および2のオフ動作は、常に2個を同時にオフさせる構成の場合は、共通に設けた1個のMOSトランジスタを設ける構成とすることができ、2個を個別にオフさせる構成の場合は、2個のMOSトランジスタをIGBT1および2の各ゲートにそれぞれ設ける構成とすることができる。
電圧調整回路4bは、2個の差動アンプ42および46を備えたシリーズレギュレータとして構成されている。差動アンプ42の非反転入力端子は参照電圧Vref1が与えられ、反転入力端子は抵抗43を介してグランドに接続されるとともに抵抗44を介して端子MFB1に接続される。端子MP1は、図示のダイオード45を順方向に介した状態で端子MFB1に接続されている。
また、差動アンプ46の非反転入力端子は参照電圧Vref2が与えられ、反転入力端子は抵抗47を介してグランドに接続されるとともに抵抗48を介して端子MFB2に接続される。端子MP2は、図示のダイオード49を順方向に介した状態で端子MFB2に接続されている。ダイオード45および49はゲート電圧補正用の整流素子に相当する。
ここで、差動アンプ42に接続される参照電圧Vref1は、MOSトランジスタ51のゲートに出力する電圧を設定するもので、IGBT1のゲート電圧Vg1を与えるための電圧である。同様に、差動アンプ46に接続される参照電圧Vref2は、MOSトランジスタ52のゲートに出力する電圧を設定するもので、IGBT2のゲート電圧Vg2を与えるための電圧である。
この実施形態では、MOSトランジスタ51および52が電圧調整回路4bによりゲート電圧が制御された状態で与えられる構成であるから、駆動信号Sp1、Sp2による駆動構成を直接示していないが、電圧調整回路4bもしくはゲート駆動回路5bのいずれかに個別に駆動信号Sp1、Sp2が与えられて動作するように構成されている。
次に、図6も参照して、上記構成の作用について説明する。
この実施形態においても、前述同様に2個のIGBT1および2を同時に駆動するため、ゲート駆動回路5bで共振状態が発生しないように、共振防止用のダイオード53および54をそれぞれに設ける構成としている。各ダイオード53および54は、順方向電圧Vf分だけ電圧降下があるので、IGBT1および2のゲート電圧Vg1、Vg2は、端子MP1およびMP2の電圧よりも順方向電圧Vfの分だけ低い電圧となる。電圧調整回路4bにおいては、IGBT1および2のゲート電圧Vg1およびVg2として、ダイオード53および54により低下する順方向電圧Vfを補正するようにゲート駆動回路5bの各MOSトランジスタ51、52にゲート電圧を与える。
図6(b)に示すように、時刻t0以前では、駆動信号Sp1およびSp2がゲート駆動回路5を駆動しない状態すなわちハイレベル(H)の信号を与えた状態である。この状態では、ゲート駆動回路5bのMOSトランジスタ51および52はオフ状態となっており、端子MP1およびMP2はオープン状態となっている。このときゲート駆動回路5bの放電用のMOSトランジスタはオン駆動された状態であり、IGBT1および2は、ゲート電荷が放電されてゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルとなっている。したがって、端子PM1およびPM2の電位はグランドレベルとなっている。
この状態で、図6(b)に示すように、時刻t0でIGBT1および2をオンさせるためのローレベル(L)の駆動信号Sp1およびSp2が与えられると、電圧調整回路4bにおいては、差動アンプ42および46が駆動される。差動アンプ42および46は、それぞれ端子MFB1およびMFB2の電位と参照電圧Vref1およびVref2との差に応じた電圧を出力する。
これにより、ゲート駆動回路5bのMOSトランジスタ51および52は、差動アンプ42および46によりそれぞれ駆動され、直流電源VCCの電圧をゲート電圧に応じて所定電圧となるようにして端子MP1およびMP2に出力する。この場合、図6(a)に示しているように、端子MP1およびMP2に出力する電圧は、IGBT1および2のゲート電圧Vg1およびVg2よりもダイオード53、54の順方向電圧Vf分高い電圧となるように制御される。
このとき、電圧調整回路4bの端子MFB1およびMFB2に入力される電圧も、端子MP1およびMP2に出力された電圧よりもダイオード45、49の順方向電圧Vfだけ低くなる。これにより、IGBT1および2は、ゲートに所定のゲート電圧Vg1およびVg2が与えられて動作し、このときダイオード53および54が設けられていることでゲート電圧Vg1、Vg2の変動が相互に及ぶことを防止して安定した動作を行わせることができる。
また、ダイオード45および49を設けていることで、端子MFB1およびMFB2にゲート電圧Vg1およびVg2相当の電圧をフィードバックとして与えることができるので、電圧調整回路4bの差動アンプ42、46や参照電圧Vref1、Vref2などを別途調整することなく適切なゲート電圧Vg1およびVg2を与えることができる。
この後、図6(b)に示すように、時刻t1になって駆動信号Sp1およびSp2がIGBT1および2をオフさせるためのハイレベル(H)になると、ゲート駆動回路5bのMOSトランジスタ51および52はオフ駆動される。また、放電用のMOSトランジスタはオン駆動される。
これにより、図6(a)に示すように、端子MP1およびMP2の電圧はグランドレベルに下がる。そして、IGBT1および2は、ゲートの電荷が放電用のMOSトランジスタにより放電され、ゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルまで下降し、オフ状態となる。
以下、時刻t2でオン駆動のローレベルの駆動信号Sp1およびSp2が入力されると上記と同様にしてIGBT1および2がオン駆動される。また、時刻t3でオフ駆動のハイレベルの駆動信号Sp1およびSp2が入力されると、同様にしてIGBT1および2がオフ駆動される。
このような第3実施形態によれば、ゲート駆動回路5bのMOSトランジスタ51および52を電圧調整回路4bにより出力電圧を調整して駆動する構成に対応して第1実施形態と同様の構成を採用した。したがって、このような構成によっても第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図7および図8は第4実施形態を示すもので、以下、第3実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、半導体スイッチング素子駆動回路3cのゲート駆動回路5cとして、定電流駆動機能も付加した構成としている。電圧調整回路4cもこれに対応した構成を採用している。
図7において、ゲート駆動回路5cは、MOSトランジスタ51および52に加えて、駆動電流調整部としてゲート電流調整用の差動アンプ57および58を備えている。半導体スイッチング素子駆動回路3cには、電流検出用の端子IG1およびIG2が設けられている。端子IG1およびIG2は、それぞれ電流検出用の抵抗59および60を介して直流電源の電源端子VCCに接続される。また、端子PMP1およびPMP2も抵抗59および60を介して直流電源の電源端子VCCに接続される。
差動アンプ57および58は、非反転入力端子に参照電圧Vref3およびVref4がそれぞれ入力され、反転入力端子は端子IG1およびIG2にそれぞれ接続される。参照電圧Vref3、Vref4は、IGBT1およびIGBT2のゲートに定電流を通電するために設定される。差動アンプ57および58は、それぞれ抵抗59、60により下がった電圧分によって参照電圧Vref3、Vref4との差分から電流値に相当する信号を出力する。
電圧調整回路4cには、差動アンプ42、46に代えて、3入力の差動アンプ42a、46aが設けられたシリーズレギュレータとして構成されている。差動アンプ42a、46aの2つの入力端子は第3実施形態と同様であり、もう一つの非反転入力端子に差動アンプ57および58の出力信号がそれぞれ入力される。
上記構成の作用について図8も参照して説明する。
前述同様にして、図8(c)に示すように、時刻t0でIGBT1および2をオンさせるためのローレベル(L)の駆動信号Sp1およびSp2が与えられると、差動アンプ42aおよび46aは、それぞれ、差動アンプ57および58から与えられる定電流の出力信号との差分でMOSトランジスタ51および52にゲート駆動信号を与える。これによって、MOSトランジスタ51および52は、図8(b)に示すように、IGBT1および2に定電流Igxでゲートに通電し、図8(a)に示すようにゲート電圧Vg1およびVg2を上昇させる。
IGBT1および2のゲート電圧Vg1およびVg2が所定レベルに達すると、差動アンプ42aおよび46aは、端子MFB1およびMFB2が参照電圧Vref1およびVref2に達するので、図8(a)、(b)に示すように、MOSトランジスタ51および52によるIGBT1および2への通電を停止してゲート電圧Vg1およびVg2を所定レベルに保持する。
この場合、図8(a)に示しているように、端子MP1およびMP2に出力する電圧は、IGBT1および2のゲート電圧Vg1およびVg2よりもダイオード53、54の順方向電圧Vf分高い電圧となるように制御される。電圧調整回路4cの端子MFB1およびMFB2に入力される電圧も、端子MP1およびMP2に出力された電圧よりもダイオード45、49の順方向電圧Vfだけ低くなる。これにより、IGBT1および2は、ゲートに所定のゲート電圧Vg1およびVg2が与えられて動作し、このときダイオード53および54が設けられていることでゲート電圧Vg1、Vg2の変動が相互に及ぶことを防止して安定した動作を行わせることができる。
この後、図8(c)に示すように、時刻t1になって駆動信号Sp1およびSp2がIGBT1および2をオフさせるためのハイレベル(H)になると、ゲート駆動回路5bのMOSトランジスタ51および52はオフ駆動される。また、放電用のMOSトランジスタはオン駆動される。
これにより、図8(a)に示すように、端子MP1およびMP2の電圧はグランドレベルに下がる。そして、IGBT1および2は、ゲートの電荷が放電用のMOSトランジスタにより放電され、ゲート電圧Vg1およびVg2がグランドレベルまで下降し、オフ状態となる。
以下、時刻t2でオン駆動のローレベルの駆動信号Sp1およびSp2が入力されると上記と同様にしてIGBT1および2がオン駆動される。また、時刻t3でオフ駆動のハイレベルの駆動信号Sp1およびSp2が入力されると、同様にしてIGBT1および2がオフ駆動される。
このような第4実施形態によれば、第3実施形態の構成に加えて定電流で駆動するためのゲート駆動回路5cを構成した。したがって、このような構成によっても第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5実施形態)
図9および図10は第5実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。
この実施形態では、図9に示すように、半導体スイッチング素子駆動回路3dの電圧調整回路4dにおいて、ダイオード45に代えて、抵抗45aを設ける構成としている。抵抗45aは、図10(a)に示すように、ダイオード45の順方向電圧Vfに相当する電圧VRを分担するように抵抗値が設定されている。
したがって、このような第5実施形態においても第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。ただし、本実施形態におけるように、ダイオード45に代えて抵抗45aを用いる構成では、ダイオード53および54の温度特性に追随した電圧VRの変化がないので、温度特性をカバーする効果については補償できない。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
上記各実施形態では、電圧調整回路のゲート電圧補正として、ダイオードあるいは抵抗により補正するものを示したが、これに限らず、例えばトランジスタなどの電圧調整機能を有する素子を用いることができる。
上記各実施形態では、半導体スイッチング素子として2個のIGBT1および2を並列接続する場合で説明したが、これに限らず、3個以上を並列接続する場合でも適用することができる。
また、半導体スイッチング素子はIGBTに限らず、MOSトランジスタを用いる構成の場合にも適用することができる。
上記各実施形態では、半導体スイッチング素子駆動回路3などを半導体集積回路として構成し、トランジスタ41やダイオード45あるいはダイオード53、54などを外付けの構成としているが、これらを選択的に半導体集積回路内に設けることもできるし、全体を半導体集積回路内に設ける構成とすることもできる。
上記各実施形態においては、IGBT1および2を並列接続状態で同時にオンさせる場合に対応して、ダイオード53および54を振動防止用として接続しているが、IGBTなどの半導体スイッチング素子を並列接続しない場合には、ダイオード53や54を設けない。この場合には、電圧調整回路への入力電圧もダイオードを設けて補正する必要はない。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1、2はIGBT(半導体スイッチング素子)、3、3a、3b、3c、3dは半導体スイッチング素子駆動回路(半導体集積回路)、4、4b、4c、4dはゲート駆動回路、5、5a、5b、5cは電圧調整回路、41はnpn型バイポーラ・トランジスタ、42、42a、46、46aは差動アンプ、45、49はダイオード(ゲート電圧補正用の整流素子)、51、52はMOSトランジスタ、53、54はダイオード(整流素子)、57、58は差動アンプ、59、60は電流検出用の抵抗である。

Claims (9)

  1. 並列接続された複数の半導体スイッチング素子(1、2)を駆動するゲート駆動回路(5、5a、5b、5c、5d)と、
    電源電圧から前記複数の半導体スイッチング素子に対するゲート電圧を設定する電圧調整回路(4、4a、4b、4c、4d)とを備え、
    前記電圧調整回路は、前記半導体スイッチング素子に対して設定するゲート電圧が、前記複数の半導体スイッチング素子の各ゲートと前記ゲート駆動回路との間のそれぞれに直接的もしくは間接的に接続された整流素子(53、54)による低下分を補正するように構成された半導体スイッチング素子駆動回路。
  2. 前記電圧調整回路(4、4a、4b、4c)は、前記電源電圧から生成する出力電圧の帰還経路にゲート電圧補正用の整流素子(45、49)を設けた請求項1記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  3. 前記電圧調整回路は、シリーズレギュレータである請求項1または2に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  4. 前記電圧調整回路は、前記電源電圧から生成する出力電圧を帰還経路に戻して調整するように構成された請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  5. 前記ゲート駆動回路(5c)は、定電流で前記半導体スイッチング素子のゲートを充電する駆動制御が可能な駆動電流調整部(57、58)を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  6. 前記ゲート駆動回路は、並列接続された複数の半導体スイッチング素子に対して1または複数個の駆動素子(51、52)を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  7. 前記ゲート駆動回路、前記電圧調整回路および前記整流素子の一部またはすべてが半導体集積回路で構成された請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  8. 前記半導体スイッチング素子の駆動信号は外部から与えられ、
    前記ゲート駆動回路、前記電圧調整回路は、半導体集積回路で構成された請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
  9. 前記ゲート駆動回路および前記電圧調整回路のゲート電圧を補正するための素子を除いた構成は、半導体集積回路で構成された請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体スイッチング素子駆動回路。
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