JP7091950B2 - Sawセンサ - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態について、図1ないし図13を参照して説明する。最初に、図1を参照して、本実施形態に係る表面弾性波遅延素子、即ち、SAWデバイスを用いた位相検出型センサである例えばSAWセンサ10の概略構成について説明する。
位相器22は、LO信号を入力し、LO信号と、例えば90°進相させたLO信号とを出力する。
図14ないし図21は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第2実施形態のSAW無線センサは、2つの異なる周波数の信号f1、f2の電圧振幅比から位相誤差を推定して折り返し判定を行う機能を備えている。
図22ないし図28は、第3実施形態を示すものである。尚、第1実施形態または第2実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第2実施形態では、位相誤差の物理量特性および物理量の電圧振幅比特性を用いて位相誤差を補正した。これに対して、第3実施形態では、位相誤差を含んだ周波数比率の物理量特性を用いて位相誤差を補正するように構成した。
図29及び図30は、第4実施形態を示すものである。尚、第2実施形態または第3実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第4実施形態では、3つの異なる周波数の信号の電圧振幅比を用いて折り返し判定を行うように構成した。
図31ないし図33は、第5実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第5実施形態では、電圧振幅比を用いた位相誤差補正方法で用いるSAWデバイスにおいて、位相検出用の反射器と振幅検出用の反射器を共用するように構成した。
図34及び図35は、第6実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第6実施形態では、電圧振幅比を用いた位相誤差補正方法で用いるSAWデバイスにおいて、位相検出用の反射器と振幅検出用の反射器を分離するように構成した。
図36及び図37は、第7実施形態を示すものである。尚、第6実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第6実施形態では、振幅検出用の反射器67は、位相検出用の反射器66よりも電極の本数を多くして、振幅検出用の挿入ロスの周波数特性を急峻にした。これに対して、第7実施形態では、IDTの電極の対数を調整することにより、振幅検出用の挿入ロスの周波数特性を急峻にするように構成した。
図38及び図39は、第8実施形態を示すものである。尚、第6実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第6実施形態では、振幅検出用の反射器67は、位相検出用の反射器66よりも電極の本数を多くして、振幅検出用の挿入ロスの周波数特性を急峻にするように構成した。これに対して、第8実施形態では、振幅検出用の反射器の電極のL/S、即ち、電極のラインとスペースの幅を、IDTや位相検出用の反射器66のL/Sと変える、即ち、ずらすことで、振幅検出用の挿入ロスの周波数特性を急峻にした。
図40は、第9実施形態を示すものである。尚、第6実施形態または第8実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第6実施形態または第8実施形態では、位相検出用の反射器と振幅検出用の反射器を、IDTの両側に配置するように構成したが、第9実施形態では、位相検出用の反射器と振幅検出用の反射器を、IDTの片側に配置するように構成した。
図41及び図42は、第10実施形態を示すものである。SAWデバイスの反射器としては、図41に示すOPEN型の反射器84と、図42に示すSHORT型の反射器85とがある。OPEN型の反射器84とSHORT型の反射器85は、反射特性が異なる。反射器は、圧電材料や電極材料の物性、SAWデバイスの設計などによって適切な型が異なる。上述した第1実施形態ないし第9実施形態においては、OPEN型の反射器84を用いるように構成したが、SHORT型の反射器85を用いるように構成しても良い。即ち、SAWデバイスの特性として、最大限の特性が得られる構成となれば、OPEN型の反射器84またはSHORT型の反射器85のいずれを使用しても良い。
Claims (11)
- SAWデバイス(11)と、
前記SAWデバイスと通信可能に接続され、SAWデバイスで検出されたSAWの検出信号の位相を検出するセンシング装置(12)とを備え、
前記センシング装置は、第1信号を前記SAWデバイスに入力して得られるSAWの第1検出信号の位相と、第1信号と周波数が異なる第2信号を前記SAWデバイスに入力して得られるSAWの第2検出信号の位相の差である2周波差分の特性に基づいて、検出信号の位相の折り返し回数を求め、折り返しの補正を行う折り返し補正部(36)を有するように構成され、
前記第1検出信号と前記第2検出信号の電圧振幅比を用いて位相誤差を直接補正する位相誤差補正部(40)を備えたSAWセンサ。 - SAWデバイス(11)と、
前記SAWデバイスと通信可能に接続され、SAWデバイスで検出されたSAWの検出信号の位相を検出するセンシング装置(12)とを備え、
前記センシング装置は、第1信号を前記SAWデバイスに入力して得られるSAWの第1検出信号の位相と、第1信号と周波数が異なる第2信号を前記SAWデバイスに入力して得られるSAWの第2検出信号の位相の差である2周波差分の特性に基づいて、検出信号の位相の折り返し回数を求め、折り返しの補正を行う折り返し補正部(36)を有するように構成され、
前記第1検出信号と前記第2検出信号の電圧振幅比を用いて位相誤差を含んだ周波数比率を求める周波数比率計算部(50)を備えたSAWセンサ。 - 前記第1検出信号と、前記第2検出信号と、第1信号及び第2信号と周波数が異なる第3信号を前記SAWデバイスに入力して得られるSAWの第3検出信号の電圧振幅比を用いて、位相誤差を含んだ周波数比率を求める周波数比率計算部(50)を備えた請求項1記載のSAWセンサ。
- 前記SAWデバイスは、2つの反射器(56、57、61、62)を備えるように構成された請求項1から3のいずれか一項記載のSAWセンサ。
- 前記SAWデバイスは、位相検出用の反射器(66)と、振幅検出用の反射器(67)とを備え、
前記振幅検出用の反射器は、電極の本数を調整されるように構成された請求項1から3のいずれか一項記載のSAWセンサ。 - 前記SAWデバイスは、櫛形電極(72、73)と、位相検出用の反射器と、振幅検出用の反射器とを備え、
前記櫛形電極は、電極の対数を調整されるように構成された請求項1から3のいずれか一項記載のSAWセンサ。 - 前記SAWデバイスは、位相検出用の反射器と、振幅検出用の反射器(80)とを備え、
前記振幅検出用の反射器は、電極のライン幅とスペース幅を調整されるように構成された請求項1から3のいずれか一項記載のSAWセンサ。 - 前記SAWデバイスは、位相検出用の反射器と、振幅検出用の反射器が、櫛形電極の両側に配置されるように構成された請求項5又は7記載のSAWセンサ。
- 前記SAWデバイスは、位相検出用の反射器(82)と、振幅検出用の反射器(83)が、櫛形電極(81)の片側に配置されるように構成された請求項5又は7記載のSAWセンサ。
- 前記SAWデバイスは、前記反射器として、OPEN型の反射器(84)を用いるように構成された請求項4から9のいずれか一項記載のSAWセンサ。
- 前記SAWデバイスは、前記反射器として、SHORT型の反射器(85)を用いるように構成された請求項4から9のいずれか一項記載のSAWセンサ。
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