JP7089193B2 - 加湿ユニット - Google Patents
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Description
水分を吸着させる吸湿領域及び水分を放出させる放湿領域を有する吸着部材と、
前記吸着部材の放湿領域を加熱するヒータと、
空気流を生成する第1ファン及び第2ファンと、
前記吸着部材、前記ヒータ、前記第1ファン、及び前記第2ファンを収容する筐体と、
第1センサと、を備え、
前記筐体は、前記第1ファンによって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材の放湿領域を経由して前記対象空間へ吹き出される第1空気通路と、前記第2ファンによって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材の吸湿領域を経由して屋外へ排出される第2空気通路と、前記対象空間に連通しかつ前記対象空間内の空気を流入させる流入口とを有し、
前記第1センサが、前記筐体内に配置され前記流入口から流入した空気の湿度を検出する。
前記第3空気通路が、前記第1空気通路における前記第1ファンよりも空気流方向の上流側、又は、前記第2空気通路における前記第2ファンよりも空気流方向の上流側に合流している。
このような構成により、第1ファン又は第2ファンによって対象空間内の空気を流入口から第3空気通路に流し、第3空気通路内において対象空間の空気の湿度を第1センサで検出することができる。
このような構成により、第3空気通路を流れる空気が、周囲の空気で冷やされるのを抑制することができ、第1センサによって正確に湿度を検出することができる。
第3空気通路を流れる空気は、対象空間の湿度を検出するために用いられ、対象空間の加湿のためには用いられないので、その風量を小さくすることで加湿効率の悪化を抑制することができる。
第3空気通路を流れる空気は、通常、屋外の空気よりも温かいので、第3空気通路が吸着部材よりも下流側で第2空気通路に合流することで、吸着部材による吸湿効率の悪化を抑制することができる。
第3空気通路で湿度が検出された後の対象空間の空気は、屋外の空気よりも温度が高いので、第1空気通路においてより温かい空気をヒータに通すことができ、ヒータの出力を抑制することができる。
前記第3空気通路が、前記第2空気通路に合流する。
このような構成により、第3空気通路が、より空気の風量の大きい第2空気通路に合流することで、湿度の検出のための空気の流れが第2空気通路における空気の流れに与える影響を小さくすることができる。
所定方向における前記筐体の一側部に前記流入口が設けられ、前記所定方向における他側部に前記吹出口が設けられる。
このような構成により、流入口と吹出口とを左右方向に間隔をあけて配置することができ、吹出口から吹き出された加湿空気が直接的に流入口に入り込むのを抑制することができる。
前記第1空気通路と前記第2空気通路とが、前記取入口と前記吸着部材との間で共通の空気通路により構成されている。
このように、第1空気通路と第2空気通路との一部を共通とすることで筐体内の空気の流れを簡素化し、取入口を共用することができる。
前記第1空気通路の一部と前記第2空気通路の一部とが、共通の空気通路により構成され、
前記第1センサは、前記第2ファンによって前記流入口から流入する空気の湿度を検出し、
前記第2センサは、前記第2ファンによって前記筐体内に取り入れられた屋外の空気の状態を検出する。
この構成によれば、第2ファンの作動によって、第1センサ及び第2センサの双方の検出値を得ることができる。
前記制御装置は、前記待機制御の実行中に、前記ヒータを停止し前記第1ファン及び前記第2ファンを作動させるサンプリング動作を行う。
この構成によれば、待機制御の実行中、第2ファンを作動させることで第1センサによる対象空間の湿度の検出及び第2センサによる屋外の空気状態の検出を行うことができる。第1センサ及び第2センサの検出値を得るために第2ファンだけを作動させると、対象空間の空気が第2ファンによって吸い出され、対象空間内の湿度を大きく変動させる可能性があるが、本開示のように第1ファンと第2ファンとの双方を作動させることで、対象空間の空気が過剰に吸い出されるのを抑制することができる。
この構成によれば、サンプリング動作中、前記第1ファンにより生成される空気流の風量が、第2ファンによって生成される空気流の風量よりも小さいので、屋外からの加湿されていない空気(冷えた空気等)が対象空間に吹き出されるのを抑制し、対象空間内の人に不快感を与えないようにすることができる。
この構成によれば、サンプリング動作中に第1ファンにより生成される空気流の風量が、加湿運転中に第1ファンにより生成される空気流の風量よりも小さいので、サンプリング動作中に加湿されていない空気が対象空間に吹き出されるのを抑制しつつ、第2ファンによって対象空間内の空気が過剰に吸い出されるのを抑制することができる。
この構成によれば、例えば、屋外に霧が発生し湿度が極めて高くなるような場合、サンプリング動作によって屋外の空気を取り入れると、筐体内に水が溜まったり対象空間に高湿の空気を吹き出したりする可能性がある。このような場合、制御装置が待機制御の第2モードを実行することでサンプリング動作の時間を短くし、屋外の空気の取り入れを抑制することができる。
[第1の実施形態]
<加湿ユニットの全体構成>
図1は、本開示の第1の実施形態に係る加湿ユニット3の模式図である。
加湿ユニット3は、対象空間S1の加湿及び換気を行う。対象空間S1は、例えば、天井壁4、側壁5、及び図示しない床壁により仕切られた部屋内の空間である。
第3空気通路P3は、対象空間S1内の空気の状態である温度及び湿度を検出するために用いられる「状態検出用空気通路」である。流入口72から筐体47内に流入した対象空間S1の空気は、第3空気通路P3を流れる。第3空気通路P3は、第2空気通路P2と合流する。第3空気通路P3を流れる空気は、第2空気通路P2を流れる空気とともに排出口56から排出される。
図2は、加湿ユニット3の筐体47の外観斜視図である。以下の説明において、向きや位置を説明するために、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」等の表現を用いる場合がある。これらの表現は、特に断りの無い限り、図2に示された互いに直交する矢印X,Y,Zの方向に従う。具体的に、以下の説明では、図2中の矢印Xの方向(第1方向)を左右方向、矢印Yの方向(第2方向)を前後方法、矢印Zの方向(第3方向)を上下方向という。ただし、これらの方向や位置を表す表現は、説明の便宜上用いられるものであって本開示を限定するものではない。
図3及び図4に示すように、制御装置46は、第3空間R3及び第4空間R4に配置されている。制御装置46は、第1制御基板81と、第2制御基板82とを含む。第1制御基板81は、第1ファン43の動作を制御する。第2制御基板82は、第2ファン44及びヒータ42の動作を制御する。第1、第2制御基板81,82には、CPU及びメモリ等を有するマイクロコンピュータと、整流回路及びインバータ回路等を有するインバータ(電源回路)とが実装されている。
図4及び図8に示すように、エアフィルタ73が取り付けられる取付枠74は、第1仕切板61よりも下側に空気の流通を遮蔽する遮蔽板74aを有している。この遮蔽板74aには、取入口55から取り入れられた空気を冷却空間R4aに流入させる流入口74bが形成されている。
第6仕切板66には、開口66aの面積を調整する調整板66bが設けられている。本実施形態の調整板66bは、第6仕切板66に対して左右方向に移動可能に取り付けられている。調整板66bを左右方向に移動させることで当該調整板66bが開口66aに重なる長さを変化させ、冷却空間R4aと第6空間R6とを連通する開口66aの面積を調整することができる。開口66aの面積を調整することで、第4空間R4に流入する空気の風量を調節することができる。なお、調整板66bの移動は、手動で行ってもよいし、モータやソレノイド等のアクチュエータにより自動で行ってもよい。調整板66bは、上下方向に移動可能に設けられていてもよい。
図5に示すように、第5空間R5において、第1仕切板61の下側には第1ファン43が設けられている。この第1ファン43は、複数の羽根を有するファン本体43aと、ファン本体43aを収容するファンケース43bと、ファン本体43aを回転させるファンモータ43cとを有する。本実施形態の第1ファン43は、例えば遠心ファンである。
図3~図5に示すように、第6空間R6には、第2ファン44が設けられている。第2ファン44は、複数の羽根を有するファン本体44aと、ファン本体43aを収容するファンケース44bと、ファン本体43aを回転させるファンモータ43cとを有する。ファンケース44bの下面には、ファン本体44aの回転によってファンケース44b内へ空気を吸入させる吸込口44dが形成されている。ファンケース44bの後端には、ファン本体44aの回転によってファンケース44b外へ空気を吐出させる吐出口44eが形成されている。吐出口44eは、排出接続管53に接続されている。第2ファン44によって、第2空気通路P2の空気流が生成される。本実施形態の第2ファン44は、シロッコファンである。第2ファン44は、第1ファン43をよりも大きな風量の空気流を生成する。
図3~図5に示すように、吸湿ロータ(吸湿装置)41は、第1仕切板61に設けられている。吸湿ロータ41は、図3に示すように、平面視において第3仕切板63の傾斜板部63b及び縦板部63aの下方に配置されている。吸湿ロータ41は、第1空間R1と第2空間R2とを跨いで配置されている。吸湿ロータ41は、図4に示すように、底面視において第6空間R6に配置されている。
図3及び図4に示すように、第2ファン44を作動させると、屋外の空気は、導入接続管52の取入口55から筐体本体50の第1空間R1に導入される。第1空間R1に導入された空気は、吸着部材41aの第1領域A1を通過して第6空間R6に移動し、排出接続管53の排出口56から屋外へ排出される。
第1ファン43及び第2ファン44は、それぞれ所定の風量の空気流を生成するように、制御装置46によって運転周波数(回転数)が制御される。第1ファン43による風量と第2ファン44による風量とは、例えば、1:5の比率で設定される。
図13は、本開示の第2の実施形態に係る加湿ユニットにおける筐体のパネルを取り除いた概略底面図である。図14は、図13のG-G矢視における概略的な断面図である。図15は、温湿度センサ45の斜視図である。
図16は、本開示の第3の実施形態に係る加湿ユニットにおける筐体の天板を取り除いた概略平面図である。
本実施形態の加湿ユニット13は、第1空間R1にダンパ装置75を備えておらず、屋外の空気の状態を検出する第2センサ93を備えている点で、第1及び第2の実施形態の加湿ユニット3と異なる。本実施形態では、第2センサ93として温湿度センサが採用されている。温湿度センサ93は、取入口55から筐体47内に取り入れられ第1空気通路P1及び第2空気通路P2を流れる空気の温度と湿度とを検出する。
条件1:対象空間S1の湿度が設定湿度(目標湿度)以上であること。
条件2:屋外の温度が、所定の範囲外であること。
条件3:屋外の湿度が、所定の閾値(上限閾値)を超えること。
対象空間S1の湿度が設定湿度に達した場合、それ以上、加湿を続けると室内の湿度が過度に高くなり、対象空間S1内の人に不快感を与える可能性がある。そのため、制御装置46は、条件1を満たすと、通常制御から待機制御に移行し、対象空間S1の加湿を一時的に停止する。制御装置46は、待機制御中に対象空間S1の湿度が設定湿度よりも低くなると、待機制御から通常制御に戻す。なお、制御装置46は、通常制御と待機制御との頻繁な切り替えを抑制するため、対象空間S1の湿度が設定湿度よりも低い所定値を下回った場合に待機制御から通常制御に戻すように構成されていてもよい。
屋外の温度が、所定範囲を超える場合や所定範囲よりも低い場合、吹出口54から対象空間S1に吹き出される空気の温度を制御することが困難になり、対象空間S1内の人に冷たい風や熱い風を当ててしまう恐れがある。そのため、制御装置46は、条件2を満たすと、通常制御から待機制御に移行し、対象空間S1の加湿を一時的に停止する。制御装置46は、待機制御中に屋外の温度が所定範囲内に入った場合に、待機制御から通常制御に戻す。なお、条件2において、制御装置46が通常制御を実行する屋外の温度の範囲は、例えば、-5℃以上16℃以下とすることができる。この場合、制御装置46は、屋外の温度が-5℃よりも低くなった場合及び16℃を超えた場合に、通常制御から待機制御に移行することになる。
例えば、屋外に霧が発生しているような場合、加湿運転の通常制御を行うと水分を多く含む空気が筐体47内に取り込まれ、筐体47内に水が溜まって加湿運転に支障が生じる可能性がある。そのため、制御装置46は、条件3を満たすと、通常制御から待機制御に移行し、対象空間S1の加湿を一時的に停止する。制御装置46は、待機制御中に屋外の湿度が上限閾値以下になった場合に、待機制御から通常制御に戻す。なお、条件3において、通常制御を実行する屋外の湿度(相対湿度)は、例えば95%以下とすることができる。
前述の条件2又は条件3を満たすと、対象空間S1内の人に不快感を与えたり、加湿運転に支障が生じる可能性が高くなる。そのため、制御装置46は、条件2及び3を条件1よりも優先して適用する。したがって、対象空間S1の湿度が設定湿度に達していなくても、条件2又は条件3が満たされると、通常制御から待機制御に移行し、加湿を停止する。なお、条件1~条件3を満たすか否かを判断するための制御装置46の具体的な処理手順については、図17を参照して後述する。
制御装置46は、待機制御を実行する際、ヒータ42と吸湿ロータ41とを停止し、第1ファン43及び第2ファン44を作動させる「サンプリング運転」を行う。このサンプリング運転は、対象空間S1の加湿を行うことなく対象空間S1の温度及び湿度、並びに、屋外の温度及び湿度を検出するための運転である。第1ファン43及び第2ファン44を作動させると、屋外の空気が取入口55から筐体47内に取り入れられるので、屋外の温度及び湿度を温湿度センサ93によって検出することができる。また、第1ファン43及び第2ファン44を作動させると、対象空間S1の空気が流入口72から筐体47内に取り入れられるので、対象空間S1の温度及び湿度を温湿度センサ45によって検出することができる。そして、待機運転中にサンプリング運転を行うことによって、制御装置46は、対象空間S1及び屋外の温度又は湿度が条件1~条件3から外れたか否かを判断することが可能となる。
制御装置46は、待機制御の制御モードとして、「第1モード」と「第2モード」とを有している。第1モードは、上述の条件1が満たされた場合に実行される。第1モードは、待機制御の実行中に常に(連続的に)サンプリング運転を行う制御モードである。
以下、加湿運転の通常制御及び待機制御を実行する制御装置46の処理手順について詳細に説明する。図17は、制御装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御装置46は、加湿運転の通常制御を実行することによって、第1ファン43、第2ファン44、ヒータ42、及び吸湿ロータ41を作動させる(ステップS11)。これにより、対象空間S1内に加湿された空気が吹き出され、対象空間S1の空気が加湿される。
(a)屋外の温度が所定の下限閾値よりも小さい。
(b)屋外の温度が所定の上限閾値よりも大きい。
(c)屋外の湿度が所定の上限閾値よりも大きい。
ステップS14における判断が肯定的(Yes)である場合、制御装置46は、通常制御から待機制御の第1モードに移行する(ステップS15)。具体的には、制御装置46は、ヒータ42及び吸湿ロータ41を停止させ、第1ファン43及び第2ファン44を連続的に作動させる。これにより、待機制御中、常にサンプリング運転が行われる。
本開示の加湿ユニット3は、上述の第1~第3の実施形態に限定されるものではない。例えば、ヒートシンク84を冷却するための第4空気通路P4は、第2空気通路P2ではなく、第1空気通路P1に合流させ、吹出口54から対象空間S1に吹き出してもよい。この場合、第4空気通路P4は、第1空気通路P1におけるヒータ42よりも空気流方向の上流側に合流することができる。
(1)上記実施形態の加湿ユニット3は、水分を吸着させる第1領域(吸湿領域)A1及び水分を放出させる第2領域(放湿領域)A2を有する吸着部材41aと、吸着部材41aの放湿領域を加熱するヒータ42と、空気流を生成する第1ファン43及び第2ファン44と、吸着部材41a、ヒータ42、第1ファン43、及び第2ファン44を収容する筐体47と、温湿度センサ(第1センサ)45と、を備える。筐体47は、第1ファン43によって屋外から取り入れられた空気が吸着部材41aの第2領域A2を経由して対象空間S1へ吹き出される第1空気通路P1と、第2ファン44によって屋外から取り入れられた空気が吸着部材41aの第1領域A1を経由して屋外へ排出される第2空気通路P2と、対象空間S1に連通しかつ対象空間S1内の空気を流入させる流入口72とを有する。温湿度センサ45は、筐体47内に配置され流入口72から流入した空気の湿度を検出する。このような構成により、流入口72から筐体47内に流入した対象空間S1内の空気の湿度を温湿度センサ45によって検出することができ、この温湿度センサ45の検出結果に基づいて対象空間S1の加湿を行うことが可能となる。そのため、湿度センサを備えている空気調和機等の他の機器と加湿ユニット3とを組み合わせて使用する必要が無く、加湿ユニット3単体での加湿運転が可能となる。
41a :吸着部材
42 :ヒータ
43 :第1ファン
44 :第2ファン
45 :温湿度センサ(第1センサ)
46 :制御装置
47 :筐体
54 :吹出口
55 :取入口
68a :開口(合流口)
72 :流入口
77 :断熱材
87 :断熱材
88 :断熱材
93 :温湿度センサ(第2センサ)
A1 :第1領域(吸湿領域)
A2 :第2領域(放湿領域)
P1 :第1空気通路
P2 :第2空気通路
P3 :第3空気通路
S1 :対象空間
Claims (15)
- 対象空間(S1)を加湿する加湿ユニットであって、
水分を吸着させる吸湿領域(A1)及び水分を放出させる放湿領域(A2)を有する吸着部材(41a)と、
前記吸着部材(41a)の放湿領域を加熱するヒータ(42)と、
空気流を生成する第1ファン(43)及び第2ファン(44)と、
前記吸着部材(41a)、前記ヒータ(42)、前記第1ファン(43)、及び前記第2ファン(44)を収容する筐体(47)と、
第1センサ(45)と、を備え、
前記筐体(47)は、前記第1ファン(43)によって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材(41a)の放湿領域(A2)を経由して前記対象空間(S1)へ吹き出される第1空気通路(P1)と、前記第2ファン(44)によって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材(41a)の吸湿領域(A1)を経由して屋外へ排出される第2空気通路(P2)と、前記対象空間(S1)に連通しかつ前記対象空間(S1)内の空気を流入させる流入口(72)とを有し、
前記加湿ユニットが、加湿運転の際に前記第1ファン(43)及び前記第2ファン(44)を作動させ、前記第1空気通路(P1)を通って加湿された空気を前記対象空間(S1)に吹き出しかつ前記第2空気通路(P2)を通って水分が放出された空気を屋外に排出し、
前記第1センサ(45)が、前記筐体(47)内に配置されかつ加湿運転の際に第1ファン(43)又は第2ファン(44)により前記流入口(72)から流入した前記対象空間(S1)の空気の湿度を検出する、加湿ユニット。 - 対象空間(S1)を加湿する加湿ユニットであって、
水分を吸着させる吸湿領域(A1)及び水分を放出させる放湿領域(A2)を有する吸着部材(41a)と、
前記吸着部材(41a)の放湿領域を加熱するヒータ(42)と、
空気流を生成する第1ファン(43)及び第2ファン(44)と、
前記吸着部材(41a)、前記ヒータ(42)、前記第1ファン(43)、及び前記第2ファン(44)を収容する筐体(47)と、
第1センサ(45)と、を備え、
前記筐体(47)は、前記第1ファン(43)によって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材(41a)の放湿領域(A2)を経由して前記対象空間(S1)へ吹き出される第1空気通路(P1)と、前記第2ファン(44)によって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材(41a)の吸湿領域(A1)を経由して屋外へ排出される第2空気通路(P2)と、前記対象空間(S1)に連通しかつ前記対象空間(S1)内の空気を流入させる流入口(72)と、前記流入口(72)に連通しかつ前記第1センサ(45)が配置される第3空気通路(P3)と、を有し、
前記第3空気通路(P3)が、前記第2空気通路(P2)における前記第2ファン(44)よりも空気流方向の上流側かつ前記第2空気通路(P2)における前記吸着部材(41a)よりも下流側に合流し、
前記第1センサ(45)が、前記筐体(47)内に配置され前記流入口(72)から流入した空気の湿度を検出する、加湿ユニット。 - 対象空間(S1)を加湿する加湿ユニットであって、
水分を吸着させる吸湿領域(A1)及び水分を放出させる放湿領域(A2)を有する吸着部材(41a)と、
前記吸着部材(41a)の放湿領域を加熱するヒータ(42)と、
空気流を生成する第1ファン(43)及び第2ファン(44)と、
前記吸着部材(41a)、前記ヒータ(42)、前記第1ファン(43)、及び前記第2ファン(44)を収容する筐体(47)と、
第1センサ(45)と、を備え、
前記筐体(47)は、前記第1ファン(43)によって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材(41a)の放湿領域(A2)を経由して前記対象空間(S1)へ吹き出される第1空気通路(P1)と、前記第2ファン(44)によって屋外から取り入れられた空気が前記吸着部材(41a)の吸湿領域(A1)を経由して屋外へ排出される第2空気通路(P2)と、前記対象空間(S1)に連通しかつ前記対象空間(S1)内の空気を流入させる流入口(72)と、前記流入口(72)に連通しかつ前記第1センサ(45)が配置される第3空気通路(P3)と、を有し、
前記第2ファン(44)によって前記第2空気通路(P2)を流れる空気の風量が、前記第1ファン(43)によって前記第1空気通路(P1)を流れる空気の風量よりも大きく、
前記第3空気通路(P3)が、前記第2空気通路(P2)における前記第2ファン(44)よりも空気流方向の上流側に合流し、
前記第1センサ(45)が、前記筐体(47)内に配置され前記流入口(72)から流入した空気の湿度を検出する、加湿ユニット。 - 前記筐体(47)が、前記流入口(72)に連通しかつ前記第1センサ(45)が配置される第3空気通路(P3)を有しており、
前記第3空気通路(P3)が、前記第1空気通路(P1)における前記第1ファン(43)よりも空気流方向の上流側、又は、前記第2空気通路(P2)における前記第2ファン(44)よりも空気流方向の上流側に合流している、請求項1に記載の加湿ユニット。 - 前記第1センサ(45)が断熱材(87,88)によって囲まれており、前記第3空気通路(P3)が前記断熱材(87,88)により形成されている、請求項4に記載の加湿ユニット。
- 前記筐体(47)内に、前記第3空気通路(P3)を前記第1空気通路(P1)又は前記第2空気通路(P2)に合流させる合流口(68a)が形成され、
前記合流口(68a)の開口面積が、前記流入口(72)の開口面積よりも小さい、請求項4又は5に記載の加湿ユニット。 - 前記第3空気通路(P3)を流れる空気の風量が、前記第1空気通路(P1)及び前記第2空気通路(P2)を流れる空気の風量よりも小さい、請求項4~6のいずれか1項に記載の加湿ユニット。
- 前記第3空気通路(P3)が、前記第1空気通路(P1)における前記吸着部材(41a)よりも上流側に合流する、請求項4~7のいずれか1項に記載の加湿ユニット。
- 前記筐体(47)は、前記第1空気通路(P1)を流れる空気が前記対象空間(S1)へ吹き出される吹出口(54)を有し、
所定方向における前記筐体(47)の一側部に前記流入口(72)が設けられ、前記所定方向における他側部に前記吹出口(54)が設けられる、請求項1~8のいずれか1項に記載の加湿ユニット。 - 前記筐体(47)が、屋外から空気を取り入れる取入口(55)を有し、
前記第1空気通路(P1)と前記第2空気通路(P2)とが、前記取入口(55)と前記吸着部材(41a)との間で共通の空気通路により構成されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の加湿ユニット。 - 屋外の空気の状態を検出する第2センサ(93)をさらに備えており、
前記第1空気通路(P1)の一部と前記第2空気通路(P2)の一部とが、共通の空気通路により構成され、
前記第1センサ(45)は、前記第2ファン(44)によって前記流入口(72)から流入する空気の湿度を検出し、
前記第2センサ(93)は、前記第2ファン(44)によって前記筐体(47)内に取り入れられた屋外の空気の状態を検出する、請求項1~7のいずれか1項に記載の加湿ユニット。 - 対象空間の加湿を行う通常制御と、前記通常制御を一時的に停止し次の前記通常制御が可能となるまで待機する待機制御とを実行する制御装置(46)を備えており、
前記筐体(47)が、前記流入口(72)に連通しかつ前記第1センサ(45)が配置されかつ前記第2空気通路(P2)に合流する第3空気通路(P3)を有しており、
前記制御装置(46)は、前記待機制御の実行中に、前記ヒータ(42)を停止し前記第1ファン(43)及び前記第2ファン(44)を作動させるサンプリング動作を行う、請求項11に記載の加湿ユニット。 - 前記サンプリング動作中、前記第1ファン(43)により生成される空気流の風量が、第2ファン(44)によって生成される空気流の風量よりも小さい、請求項12に記載の加湿ユニット。
- 前記サンプリング動作中に前記第1ファン(43)により生成される空気流の風量が、前記通常制御の実行中に前記第1ファン(43)により生成される空気流の風量よりも小さい、請求項12又は13に記載の加湿ユニット。
- 前記制御装置(46)は、待機制御の実行中に連続的に前記サンプリング動作を行う第1モードと、間欠的に前記サンプリング動作を行う第2モードとを制御モードとして有している、請求項12~14のいずれか1項に記載の加湿ユニット。
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