JP3564525B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外機に併設された加湿ユニットにより、室内機側に加湿空気を搬送して、室内空気の湿度調整を行うことを可能とした空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
セパレート型の空気調和機では、室外機内に配置される室外熱交換器と、室内機内に配置される室内熱交換器とが冷媒配管で接続され、各熱交換器が冷媒の凝縮器および蒸発器として作用するように制御することにより冷房運転または暖房運転を行うように構成されている。
【0003】
室外機内には、空気流を生成するための室外ファンが配置されており、この室外ファンによって外気を導入し、室外熱交換器の内部を通過する冷媒と空気との間で熱交換を行う。
【0004】
同様に、室内機にも室内機ケーシング内部に空気流を生成する室内ファンが配置されており、この室内ファンのよって室内空気を吸い込んで、室内熱交換器の内部を通過する冷媒と空気との間で熱交換を行う。
【0005】
一般的に空気調和機の暖房運転では水分の供給がないまま室温のみが上がるため、室内の相対湿度が大幅に低下する場合が多い。このため、空気調和機に加湿ユニットを設けて室内に加湿空気を供給することが提案されている。加湿ユニットは、たとえば、空気中の水分を吸着し、加熱することにより吸着された水分を離脱するようなゼオライトなどの多孔質の吸湿材料で円盤形状のロータを構成し、これを回転可能に支持する。空気中の水分をロータに吸着させるために外気を導入してロータの一部を通過する空気流を生成するための吸湿ファンと、ロータから離脱した水分を含む加湿空気を室内機側に搬送するための空気流を生成する加湿ファンとを備えている。吸湿ファンによる空気流と加湿ファンによる空気流は、それぞれロータの回転方向に異なる位置でロータを通過するように構成されており、加湿ファンによる空気流が通過する位置には、ロータを加熱するヒータが配置される。
【0006】
吸湿ファンによる空気流中に含まれる水分はロータの吸湿材料に吸着される。ロータはモータにより回転駆動されており、ヒータによる加熱位置では吸着された水分が離脱し、加湿ファンによる空気流中に水分を与えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような加湿ユニットは、室外機に重ねて設置され、吸湿ファンにより室外から取り込まれた空気中の水分をロータに吸着し、吸着した水分を再度分離して加湿空気として室内機側に搬送する。
【0008】
室内機側では、室内ファンを駆動することにより、室内空気を吸い込んで室内熱交換器との間で熱交換させた後、室内へ送風するための空気流を生成する。室内熱交換器は、左右両端で折り返された伝熱管に複数の板状の放熱フィンが平行に取り付けられたものであり、室内ファンによって生成される空気流はこの放熱フィン間の間隙を通過する際に、内部の冷媒と熱交換を行うこととなる。
【0009】
このような空気調和機では、加湿ユニットが室外機に重ねて設置されているため、加湿ユニットから室内機に至る加湿空気用配管が長くなり、配管内を搬送される加湿空気から熱が奪われ、含まれている水分が凝縮することが考えられる。特に、日本では冬期に乾燥する場合が多く、外気温が低い状況で加湿運転を行う場合が多いと考えられる。このような場合、加湿空気用配管として断熱材を用いていても、低温外気に晒されることによって内部の温度を維持することが困難であり、加湿空気中の湿度不足が問題となる。
【0010】
本発明では、加湿ユニットを備えた空気調和機において、加湿ユニットから室内機に至る加湿空気配管を短くすることにより配管内における凝縮水の発生を防止し、適切な加湿量を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る空気調和機は、室外冷媒回路を有する室外空調ユニットと、室外冷媒回路に接続される室内冷媒回路を有する室内空調ユニットと、室外空気から水分を取り込んで、その水分を別の室外空気に離脱させて加湿空気を生成し、この加湿空気を室内空調ユニットに供給する加湿ユニットとを備える空気調和機であって、加湿ユニットは、室外空調ユニットとは別体で構成され、室内空調ユニットの設置位置近傍の室外側に取り付けられる。
【0012】
この場合、加湿ユニットを、室外空調ユニットと別体に構成し、室内空調ユニットの設置位置近傍の室外側に取り付けているため、加湿ユニットから室内空調ユニットに接続される加湿空気用配管を短くすることができ、配管内における結露が防止でき、加湿量を適切に維持することが可能となる。
【0013】
ここで、加湿ユニットが電源部とユニットの運転制御を行う制御部とを備え、室外空調ユニットから加湿ユニットに電源供給を行うための電源ラインと、加湿運転のオン・オフ指令を送受信するための加湿制御信号ラインとを、室外空調ユニットと加湿ユニットとの間に設ける構成とすることができる。
【0014】
この場合、室外空調ユニットと加湿ユニットの間の連絡電線は、電源ラインと加湿制御信号線のみであり、施工時の配線作業が容易であり施工性が向上する。
また、加湿ユニットはDC電源部を備え、電源ラインはAC電源ラインとすることができる。
【0015】
この場合、室外空調ユニットと加湿ユニットの間の電源ラインは、AC電源ラインのみとなるため、施行時の配線作業がさらに容易となり、施行性が向上する。
【0016】
さらに、室外空調ユニット内に加湿ユニットの運転制御を行う制御部を備え、加湿ユニットの各部に電源供給を行う複数の電源ラインが室外空調ユニットと加湿ユニットとの間に設けられる構成とすることも可能である。
【0017】
この場合、加湿ユニット側に制御部を設ける必要がなく、また電源部を室外空調ユニットと共用することができるため、部品点数を少なくして、コストダウンを図ることが可能となる。
【0018】
また、加湿ユニットは、空気中の水分を吸着し加熱されることにより吸着した水分を放出する吸湿材料で構成される加湿ロータと、加湿ロータを回転駆動するためのロータ駆動用モータと、加湿ロータの一部を加熱するためのヒータと、外気を取り込んで含まれる水分を加湿ロータに吸着させるための空気流を生成する吸湿ファンと、吸湿ファンを駆動する吸湿ファンモータと、ヒータにより加熱された加湿ロータから離脱した水分を空気と混合し加湿空気として室内空調ユニット側に搬送する空気流を生成する加湿ファンと、加湿ファンを駆動する加湿ファンモータとを備え、複数の電源ラインは、ロータ駆動用モータ、ヒータ、吸湿ファンモータおよび加湿ファンモータに対する電源ラインとすることができる。
【0019】
この場合、加湿ユニットの各部に対する電源供給を室外空調ユニットから行うことができ、加湿ユニットの内部構造を簡単にすることができる。
さらに、加湿ユニットは、加湿ロータ通過後の空気温度を検出するサーミスタを備え、サーミスタの検出信号を室外空調ユニット側に送信する検出温度用信号ラインがさらに設けられる構成とすることができる。
【0020】
この場合には、加湿ユニットの状態を室外空調ユニットに送信して、確実な制御を行うことが可能となる。
また、加湿ユニットは電源部とユニットの運転制御を行う制御部とを備え、室内空調ユニットから加湿ユニットに電源供給を行うための電源ラインと、加湿運転のオン・オフ指令を送受信するための加湿制御信号ラインとが、室内空調ユニットと加湿ユニットとの間に設けられる構成とすることができる。
【0021】
この場合には、室内空調ユニットと加湿ユニットの間の連絡電線は、電源ラインと加湿制御信号線のみであるため、施工時の配線作業が容易であり、室内空調ユニットおよび加湿ユニットの取付位置が近接した位置であるため、配線長さも短く施工性が向上する。
【0022】
このとき、加湿ユニットはDC電源部を備え、電源ラインはAC電源ラインでとすることができる。
この場合、室内空調ユニットと加湿ユニットの間の電源ラインは、AC電源ラインのみとなるため、施行時の配線作業がさらに容易となり、施行性が向上する。
【0023】
また、室内空調ユニット内に加湿ユニットの運転制御を行う制御部を備え、加湿ユニットの各部に電源供給を行う複数の電源ラインが室内空調ユニットと加湿ユニットとの間に設けられる構成とすることができる。
【0024】
この場合、加湿ユニット側に制御部を設ける必要がなく、また電源部を室内空調ユニットと共用することができるため、部品点数を少なくして、コストダウンを図ることが可能となる。
【0025】
加湿ユニットは、空気中の水分を吸着し加熱されることにより吸着した水分を放出する吸湿材料で構成される加湿ロータと、加湿ロータを回転駆動するためのロータ駆動用モータと、加湿ロータの一部を加熱するためのヒータと、外気を取り込んで含まれる水分を加湿ロータに吸着させるための空気流を生成する吸湿ファンと、吸湿ファンを駆動する吸湿ファンモータと、ヒータにより加熱された加湿ロータから離脱した水分を空気と混合し加湿空気として室内空調ユニット側に搬送する空気流を生成する加湿ファンと、加湿ファンを駆動する加湿ファンモータとを備え、複数の電源ラインは、ロータ駆動用モータ、ヒータ、吸湿ファンモータおよび加湿ファンモータに対する電源ラインとすることができる。
【0026】
この場合、加湿ユニットの各部に対する電源供給を室内空調ユニットから行うことができ、加湿ユニットの内部構造を簡単にすることができる。
ここで、加湿ユニットは、加湿ロータ通過後の空気温度を検出するサーミスタを備え、サーミスタの検出信号を室内空調ユニット側に送信する検出温度用信号ラインがさらに設けられた構成とすることができる。
【0027】
この場合には、加湿ユニットの状態を室内空調ユニットに送信して、確実な制御を行うことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
〔空気調和機の外観〕
本発明の1実施形態が採用される空気調和機の外観を図1に示す。
【0029】
この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付けられる室内空調ユニット2と、室外に設置される室外部3と備えている。室外部3は、室外熱交換器や室外ファンなどを収納する室外空調ユニット5と、加湿空気を室内機2に搬送する加湿ユニット4とを備えている。
【0030】
室内空調ユニット2内には室内熱交換器が収納され、室外空調ユニット5内には室外熱交換器が収納されており、各熱交換器が冷媒配管6により接続されることにより冷媒回路を構成している。また、加湿ユニット4と室内空調ユニット2との間には、加湿ユニット4からの加湿空気を室内空調ユニット2側に供給するための加湿空気用配管7が設けられている。
【0031】
室外空調ユニット5と加湿ユニット4との間には、加湿ユニット4の各部に電源供給を行うための電源ライン、加湿オン・オフ信号やサーミスタによる検出信号などを送受信するための信号ラインなどを含む連絡電線8が設けられている。この連絡電線8に代えて、室内空調ユニット2と加湿ユニット4との間に各種電源ラインや信号ラインを含む連絡電線9を設けることも可能である。
【0032】
〔冷媒回路の概略構成〕
空気調和機1で用いられる冷媒回路の一例を、図2に示す。
室内機2内には、室内熱交換器11が設けられている。この室内熱交換器11は、長さ方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行う。
【0033】
また、室内機2内には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器11との間で熱交換を行った後の空気を室内に排出するためのクロスフローファン12が設けられている。クロスフローファン12は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられているものであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン12は、室内機2内に設けられるファンモータ13によって回転駆動される。
【0034】
室外空調ユニット5には、圧縮機21と、圧縮機21の吐出側に接続される四路切換弁22と、圧縮機21の吸入側に接続されるアキュムレータ23と、四路切換弁22に接続された室外熱交換器24と、室外熱交換器24に接続された電動膨張弁でなる減圧器25とが設けられている。減圧器25は、フィルタ26および液閉鎖弁27を介して現地配管31に接続されており、この現地配管31を介して室内熱交換器11の一端と接続される。また、四路切換弁22は、ガス閉鎖弁28を介して現地配管32に接続されており、この現地配管32を介して室内熱交換器11の他端と接続されている。この現地配管31,32は図1の冷媒配管6に相当する。
【0035】
室外空調ユニット5内には、室外熱交換器24での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン29が設けられている。このプロペラファン29は、ファンモータ30によって回転駆動される。
【0036】
〔室外空調ユニット〕
室外空調ユニット5の構成を図3に示す分解斜視図を用いて説明する。
室外空調ユニット5は、底板41、右側板42、左側板43、前板44、保護金網46、天板47などを含む室外機ケーシングを備えている。
【0037】
前板44の後方には、ファン吸込口45と仕切板49が取り付けられる。また、室外機ケーシングの後面に位置する保護金網46の前面には平面視略L次形状でなる室外熱交換器24が取り付けられる。
【0038】
室外熱交換器24の前面にはファンモータ台50が取り付けられており、このファンモータ台50には室外ファンモータ30が固定される。この室外ファンモータ30には室外ファン29が取り付けられる。室外ファン29は、室外ファンモータ30により駆動されることで、ファン吸込口45、仕切板49、左側板43、室外熱交換器24によって形成される空間内に負圧を形成し、後面および左側面から導入した空気を室外熱交換器24と接触させた後、前板44の前面に排気する。
【0039】
仕切板49と右側板42との間には、圧縮機21、四路切換弁22、電動弁25、液管閉鎖弁27、ガス管閉鎖弁28などの冷媒回路構成部品と、各部の温度を検出するためのサーミスタ用配線51などが配置されている。右側板42の右側方には、液管閉鎖弁27、ガス管閉鎖弁28を保護するための閉鎖弁カバー52が取り付けられる。
【0040】
室外ファン29の上方には、電装品箱53が取り付けられる、この電装品箱53には、各部を制御するための回路部品を搭載したプリント基板54が収納され、回路部品で生じた熱を放熱するための放熱フィン55が取り付けられている。
【0041】
また、圧縮機21などの冷媒回路部品が収納されている空間の上部には、水滴の侵入を防止する防滴板57が設けられている。
〔加湿ユニット〕
加湿ユニット4の構成を図4の分解斜視図に基づいて説明する。
【0042】
加湿ユニット4は、加湿ユニットケーシング48、天板56および底板(図示せず)を備えている。この加湿ユニットケーシング48内には、加湿ロータ58が配置されている。加湿ロータ58は、接触する空気中の水分を吸着し、加熱されることによって吸着した水分を離脱する性質を有する多孔質のゼオライトなどを円盤形状にしたものであり、加湿ユニットケーシング48側に設けられた支持軸59にロータガイド60を介して回動可能に支持される。加湿ロータ58の周面には、ギヤが形成されており、ロータ駆動モータ61の駆動軸に取り付けられるロータ駆動ギヤ62と歯合している。
【0043】
加湿ロータ58の上面を略半分覆うようにヒータ組立体64が配置されている。ヒータ組立体64は、ヒータ本体66と、ヒータ本体66をカバーする上部カバー65と、空気を吸入するための吸入口67およびヒータ本体66で加熱された空気を排出する排出口68を有する下部カバー69とからなり、ヒータ固定板63を介して加湿ロータ58の上方に取り付けられる。
【0044】
加湿ロータ58の下方であってヒータ組立体64に対応する位置に、加湿ファン70が配置されている。加湿ファン70は、加湿側連絡ダクト72に連なるケーシング内に配置される遠心ファンであり、加湿ロータ58下方に取り付けられる加湿ファン吸込口71に一体的に設けられる。加湿ファン70は、加湿ロータ58を通過した空気を加湿側連絡ダクト72側に排気し、加湿ホース73および加湿空気用配管7を介して室内空調ユニット2側に加湿空気を送出する。
【0045】
加湿ロータ58の上面であってヒータ組立体64が位置しない部分を覆うように、吸湿側連絡ダクト74が設けられている。この吸湿側連絡ダクト74は、加湿ロータ58の下部から加湿ロータ58を通過して、加湿ロータ58の収納部に隣接する吸湿ファン収納部75に至る空気流路を形成する。
【0046】
吸湿ファン収納部75の上方には、吸湿側連絡ダクト74によって形成される空気流路に接続する開口部85を有する吸着側ベルマウス84が設けられている。吸湿ファン収納部75には、吸湿ファン81が回動自在に収納されている。この吸湿ファン81は、上部に配置される吸湿側ベルマウス84から吸気して、吸湿ファン収納部75の後方に向けて排気するように構成された遠心ファンである。
【0047】
吸湿ファン81は、吸湿ファンモータ83によって回転駆動される。吸湿ファンモータ83はモータ固定台82によって加湿ユニットケーシング48内に固定される。
【0048】
このようにした加湿ユニット4では、吸湿ファン81を回転駆動することによって、外部からの空気を取り入れ、加湿ロータ58の一部を通過して吸湿側連絡ダクトおよび吸湿ファン81を介して外方に排出される空気流を生成する。外部から取り入れられた空気が加湿ロータ58を通過する際に、加湿ロータ58は空気中に含まれている水分を吸着する。
【0049】
また、加湿ファン70を回転駆動することによって、外部から空気を取り入れ、加湿ロータ58を下方から上方に向けて通過し、下部カバー69の吸入口67から上部カバー65内に導入され、排出口68から排出されて加湿ロータ58を上方から下方に再度通過して、加湿ファン70を介して加湿側連絡ダクト72側に排気される空気流を生成する。このとき、外部から導入された空気流は、ヒータ組立体64の上部カバー65内に位置するヒータ本体66に接触して加熱される。したがって、加湿ファン70が生成する空気流によって、加湿ロータ58に吸着されている水分を離脱して、加湿空気として室内機2側に供給することが可能となる。
【0050】
〔室内空調ユニット〕
室内空調ユニット2の分解斜視図を図5に示す。
図5において、室内空調ユニット2は、前面グリル組立体101と、前面グリル組立体101の正面に装着される前面パネル102とを有している。前面グリル組立体101は、その上面に多数のスリット状開口部を形成する上部吸込口103を備えている。また、前面パネル102は上方および側方に開口する前面吸込口104が形成されている。
【0051】
前面グリル組立体101の上部吸込口103内方および前面パネル102の前面吸込口104内方に位置して、空気清浄用のエアフィルタ105が挿入される。
【0052】
前面グリル組立体101は、後方に位置する底フレーム組立体106に取り付けられて、内部部品を内装するケーシングを構成することとなる。この前面グリル組立体102よおび底フレーム組立体106で構成されるケーシングは、室内の壁面に固定される据付板107に係止されて室内に取り付けられる。
【0053】
底フレーム組立体106には、クロスフローファン12を収納するファン収納部109が設けられている。このファン収納部109には、クロスフローファン12が軸受部材110を介して回動自在に取り付けられ、軸受部材110と対向する側面には室内ファンモータ13が設けられる。室内ファンモータ13のさらに外方には側板111が取り付けられる。
【0054】
クロスフローファン12の前方、上方および後部上方を取り囲むように室内熱交換器11が取り付けられる。この室内熱交換器11は、左右両端で複数回折り返された伝熱管に多数の放熱フィンが取り付けられたものであり、クロスフローファン12の駆動により上部吸込口103および前面吸込口104から吸い込まれた空気をクロスフローファン12側に通過させ、伝熱管内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わせる。この室内熱交換器11は、室外機3からの冷媒配管108が接続される。
【0055】
室内熱交換器11の下方には、熱交換時に発生する凝縮水を受け取るためのドレンパン112が設けられている。このドレンパン112には、受け取った凝縮水を外部に排出するためのドレンホース113が取り付けられている。冷房運転時には、室内熱交換器11は蒸発器として作用するため、室内熱交換器11と接触する空気中に含まれる水分が凝縮して滴下する。このような凝縮水をドレンパン112で受け取ってドレンホース113によって排水するように構成されている。
【0056】
前面グリル組立体101の前面下部には制御回路などを搭載するプリント基板が収納される電装品箱114と、電装品箱114の前面をカバーする電装品蓋115が設けられている。さらに、電装品箱114の下方にはクロスフローファン12によって生成される空気流の吹出口が設けられている。この吹出口には、水平羽根116,116と、垂直羽根連結棒118で連結された複数の垂直羽根117,117とが揺動可能に設けられている。この水平羽根116,116は水平羽根作動モータ119によって回転駆動され、垂直羽根117,117は垂直羽根作動モータ120によって回転駆動されるように構成されている。
【0057】
底フレーム組立体106の一方の側面には、ダクト組立体121が取り付けられている。ダクト組立体121は、下方に位置する加湿ホース接続部122と、中間に位置する流路形成部123と、上方に位置する加湿空気吹出口124とを備えている。このダクト組立体121の加湿ホース接続部122には、加湿空気用配管7(図1参照)が接続され、加湿ユニット4から供給される加湿空気を導入する。中間部に位置する流路形成部123は、加湿空気を通過させるための中空部を構成しており、加湿ホース接続部122から導入された加湿空気を先端方向に搬送し、加湿空気吹出口124からクロスフローファン12によって生成された空気流中に放出する。
【0058】
〔連絡電線〕
加湿ユニット4は、室外空調ユニット5と切り離されて設けられているため、加湿ユニット4の各部に対する電源供給を行うための電源ラインや各種信号の送受信を行うための信号ラインを室外空調ユニット5または室内空調ユニット2から得る必要がある。このような電源ラインおよび信号ラインを含む連絡電線の実施形態について以下に説明する。
【0059】
〈A.室外空調ユニットからAC電源とオン・オフ信号を供給する場合〉
室外空調ユニット5、室内空調ユニット2および加湿ユニット4の制御ブロック図を図6に示す。
【0060】
室外空調ユニット5は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、各種インターフェイスなどを含む室外ユニット制御部501を備えている。
室外ユニット制御部501は、吐出側圧力保護スイッチ502、吐出管サーミスタ503、吸入側圧力センサ504、外気サーミスタ505、室外熱交サーミスタ506などの各種センサが接続されており、各センサの検出信号が入力される。
【0061】
また、室外ユニット制御部501は、接続される圧縮機21、四路切換弁22、電動弁25、室外ファンモータ30などに制御信号を供給することによって運転中の各部の制御を行うように構成されている。
【0062】
室内空調ユニット2は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、各種インターフェイスなどを含む室内ユニット制御部201を備えている。
室内ユニット制御部201は、液管サーミスタ202、ガス管サーミスタ203、室内熱交サーミスタ204、室温センサ205などの各種センサが接続されており、各センサの検出信号が入力される。
【0063】
また、室内ユニット制御部201は、接続される室内ファンモータ13、水平羽根作動モータ119、垂直羽根作動モータ120、表示部206、赤外線送受信部207などに接続されており、各部に対して制御信号を供給することによって運転中の各部の制御を行うように構成されている。
【0064】
加湿ユニット4は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、各種インターフェイスなどを含む加湿ユニット制御部401を備えている。
加湿ユニット制御部401は、加湿ロータ通過後空気温度検知用サーミスタ402などのセンサが接続されており検出信号が入力される。
【0065】
また、加湿ユニット制御部401は、ロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、加湿ファンモータ403、吸湿ファンモータ83などに接続されており、各部に対して制御信号を供給することによって運転中の各部の制御を行うように構成されている。
【0066】
このように、加湿ユニット4内において各部を制御するための加湿ユニット制御部401を備える場合には、室外空調ユニット5からAC電源を供給し、加湿オン・オフ信号を送信するだけで、加湿ユニット4側で加湿運転制御を行うように構成することができる。
【0067】
たとえば、加湿ユニット4内のロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、吸湿ファンモータ83が交流仕様であり、加湿ファンモータ403が直流モータであるような場合を考える。この場合、図7に示すように、室外空調ユニット5内には商用電源に接続される電源部511が設けられ、加湿ユニット4内にはAC電源部411およびDC電源部412が設けられる。
【0068】
室外空調ユニット5の電源部511から、AC100/200V線を引き出して加湿ユニット4のAC電源部411およびDC電源部412に接続する。
また、室外ユニット制御部501と加湿ユニット制御部401との間には、加湿オン・オフ信号を送信するための加湿制御信号線を接続する。
【0069】
このことにより、加湿ユニット4側では、室外空調ユニット5側から送信されてくる加湿オン・オフ信号に基づいて、ロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、加湿ファンモータ403、吸湿ファンモータ83を制御し、加湿運転を行うことができる。
【0070】
この実施形態では、室外空調ユニット5と加湿ユニット4の間の連絡電線は、AC100/200V線と加湿制御信号線のみであるため、施工時の配線作業が容易であり施工性が向上する。
【0071】
〈B.室外空調ユニットから加湿ユニット各部の制御を行う場合〉
加湿ユニット4内に制御部を備えていない場合について、図8の制御ブロック図を用いて説明する。
【0072】
室外空調ユニット5は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、各種インターフェイスなどを含む室外ユニット制御部501を備えている。また、商用電源に接続される電源部511を備えている。
【0073】
室外空調ユニット5には、電源部511と室外ユニット制御501に接続されて、加湿ユニット4内の各部を制御するための駆動信号を生成するロータ駆動部521、ヒータ駆動部522、加湿ファン駆動部523、吸湿ファン駆動部524が設けられている。
【0074】
加湿ユニット4内には、各部を制御するための制御部および電源部が省略されており、ロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、加湿ファンモータ403、吸湿ファンモータ83が、それぞれ室外空調ユニット5内のロータ駆動部521、ヒータ駆動部522、加湿ファン駆動部523、吸湿ファン駆動部524に直接接続されている。
【0075】
たとえば、加湿ユニット4内のロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、吸湿ファンモータ83が交流仕様であり、加湿ファンモータ403が直流モータであるような場合には、加湿ファン駆動部523から加湿ファンモータ403に接続される電源ラインをDCラインとし、その他の電源ラインをAC100/200V線とすることができる。
【0076】
また、加湿ユニット4内の加湿ロータ通過後空気温度検知用サーミスタ402は、検出温度用信号ラインによって室外ユニット制御部501と接続されており、検出した温度信号を室外ユニット制御部501に送信するように構成されている。
【0077】
この実施形態では、加湿ユニット4側に制御部を設ける必要がなく、また電源部を室外空調ユニット5と共用することができるため、部品点数を少なくして、コストダウンを図ることが可能となる。
【0078】
〈C.室内空調ユニットからAC電源とオン・オフ信号を供給する場合〉
加湿ユニット4内において各部を制御するための加湿ユニット制御部401を備える場合に、室内空調ユニット2からAC電源を供給し、加湿オン・オフ信号を送信するだけで、加湿ユニット4側で加湿運転制御を行うように構成することができる。
【0079】
前述と同様に、加湿ユニット4内のロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、吸湿ファンモータ83が交流仕様であり、加湿ファンモータ403が直流モータであるような場合を考える。この場合、図9に示すように、室内空調ユニット2内には商用電源に接続される電源部211が設けられ、加湿ユニット4内にはAC電源部411およびDC電源部412が設けられる。
【0080】
室内空調ユニット2の電源部211から、AC100/200V線を引き出して加湿ユニット4のAC電源部411およびDC電源部412に接続する。
また、室内ユニット制御部201と加湿ユニット制御部401との間には、加湿オン・オフ信号を送信するための加湿制御信号線を接続する。
【0081】
このことにより、加湿ユニット4側では、室内空調ユニット2側から送信されてくる加湿オン・オフ信号に基づいて、ロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、加湿ファンモータ403、吸湿ファンモータ83を制御し、加湿運転を行うことができる。
【0082】
この実施形態では、室内空調ユニット2と加湿ユニット4の間の連絡電線は、AC100/200V線と加湿制御信号線のみであるため、施工時の配線作業が容易であり、室内空調ユニット2および加湿ユニット4の取付位置が近接した位置であるため、配線長さも短く施工性が向上する。
【0083】
〈D.室内空調ユニットから加湿ユニット各部の制御を行う場合〉
加湿ユニット4内に制御部を備えていない場合、室内空調ユニット2側から制御するように構成することができる。このときの制御ブロック図を図10に示す。
【0084】
室内空調ユニット2は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、各種インターフェイスなどを含む室外ユニット制御部201を備えている。また、商用電源に接続される電源部211を備えている。
【0085】
室内空調ユニット2には、電源部211と室外ユニット制御201に接続されて、加湿ユニット4内の各部を制御するための駆動信号を生成するロータ駆動部221、ヒータ駆動部222、加湿ファン駆動部223、吸湿ファン駆動部224が設けられている。
【0086】
加湿ユニット4内には、各部を制御するための制御部および電源部が省略されており、ロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、加湿ファンモータ403、吸湿ファンモータ83が、それぞれ室内空調ユニット2内のロータ駆動部221、ヒータ駆動部222、加湿ファン駆動部223、吸湿ファン駆動部224に直接接続されている。
【0087】
たとえば、加湿ユニット4内のロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、吸湿ファンモータ83が交流仕様であり、加湿ファンモータ403が直流モータであるような場合には、加湿ファン駆動部223から加湿ファンモータ403に接続される電源ラインをDCラインとし、その他の電源ラインをAC100/200V線とすることができる。
【0088】
また、加湿ユニット4内の加湿ロータ通過後空気温度検知用サーミスタ402は、検出温度用信号ラインによって室内ユニット制御部201と接続されており、検出した温度信号を室内ユニット制御部201に送信するように構成されている。
【0089】
この実施形態では、加湿ユニット4側に制御部を設ける必要がなく、また電源部を室内空調ユニット2と共用することができるため、部品点数を少なくして、コストダウンを図ることが可能となる。また、室内空調ユニット2と加湿ユニット4とが近接して取り付けられるため、配線長さが短くなり施工性が向上する。
【0090】
〈E.他の実施形態〉
加湿ユニット4内に配置されているロータ駆動モータ61、ヒータ本体66、加湿ファンモータ403、吸湿ファンモータ83を全てDC仕様とすることが考えられる。この場合には、各部を制御するための制御回路を簡素化することが可能となる。
【0091】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る空気調和機では、加湿ユニットを、室外空調ユニットと別体に構成し、室内空調ユニットの設置位置近傍の室外側に取り付けているため、加湿ユニットから室内空調ユニットに接続される加湿空気用配管を短くすることができ、配管内における結露が防止でき、加湿量を適切に維持することが可能となる。
【0092】
請求項2に係る空気調和機では、室外空調ユニットと加湿ユニットの間の連絡電線は、電源ラインと加湿制御信号線のみであり、施工時の配線作業が容易であり施工性が向上する。
【0093】
請求項3に係る空気調和機では、室外空調ユニットと加湿ユニットの間の電源ラインは、AC電源ラインのみとなるため、施行時の配線作業がさらに容易となり、施行性が向上する。
【0094】
請求項4に係る空気調和機でが、加湿ユニット側に制御部を設ける必要がなく、また電源部を室外空調ユニットと共用することができるため、部品点数を少なくして、コストダウンを図ることが可能となる。
【0095】
請求項5に係る空気調和機では、加湿ユニットの各部に対する電源供給を室外空調ユニットから行うことができ、加湿ユニットの内部構造を簡単にすることができる。
【0096】
請求項6に係る空気調和機では、加湿ユニットの状態を室外空調ユニットに送信して、確実な制御を行うことが可能となる。
請求項7に係る空気調和機では、室内空調ユニットと加湿ユニットの間の連絡電線は、電源ラインと加湿制御信号線のみであるため、施工時の配線作業が容易であり、室内空調ユニットおよび加湿ユニットの取付位置が近接した位置であるため、配線長さも短く施工性が向上する。
【0097】
請求項8に係る空気調和機では、室内空調ユニットと加湿ユニットの間の電源ラインは、AC電源ラインのみとなるため、施行時の配線作業がさらに容易となり、施行性が向上する。
【0098】
請求項9に係る空気調和機では、加湿ユニット側に制御部を設ける必要がなく、また電源部を室内空調ユニットと共用することができるため、部品点数を少なくして、コストダウンを図ることが可能となる。
【0099】
請求項10に係る空気調和機では、加湿ユニットの各部に対する電源供給を室内空調ユニットから行うことができ、加湿ユニットの内部構造を簡単にすることができる。
【0100】
請求項11に係る空気調和機では、加湿ユニットの状態を室内空調ユニットに送信して、確実な制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態が採用される空気調和機の外観構成を示す斜視図。
【図2】冷媒回路の説明図。
【図3】室外空調ユニットの分解斜視図。
【図4】加湿ユニットの分解斜視図。
【図5】室内空調ユニットの分解斜視図。
【図6】第1実施形態の制御ブロック図。
【図7】第1実施形態の制御ブロック図。
【図8】第2実施形態の制御ブロック図。
【図9】第3実施形態の制御ブロック図。
【図10】第4実施形態の制御ブロック図。
【符号の説明】
2 室内空調ユニット
4 加湿ユニット
5 室外空調ユニット
7 加湿空気用配管
8 連絡電線

Claims (11)

  1. 室外冷媒回路を有する室外空調ユニット(5)と、
    前記室外冷媒回路に接続される室内冷媒回路を有する室内空調ユニット(2)と、
    室外空気から水分を取り込んで、その水分を別の室外空気に離脱させて加湿空気を生成し、この加湿空気を前記室内空調ユニット(2)に供給する加湿ユニット(4)と、
    を備える空気調和機(1)であって、
    前記加湿ユニット(4)は、前記室外空調ユニット(5)とは別体で構成され、前記室内空調ユニット(2)の設置位置近傍の室外側に取り付けられる、
    空気調和機。
  2. 前記加湿ユニット(4)は電源部(411,412)とユニットの運転制御を行う制御部(401)とを備え、前記室外空調ユニット(5)から前記加湿ユニット(4)に電源供給を行うための電源ラインと、加湿運転のオン・オフ指令を送受信するための加湿制御信号ラインとが、前記室外空調ユニット(5)と前記加湿ユニット(4)との間に設けられている、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記加湿ユニット(4)はDC電源部(412)を備え、前記電源ラインはAC電源ラインである、請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記室外空調ユニット(5)内に前記加湿ユニット(4)の運転制御を行う制御部(521,522,523,524)を備え、前記加湿ユニット(4)の各部に電源供給を行う複数の電源ラインが前記室外空調ユニット(5)と前記加湿ユニット(4)との間に設けられている、請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記加湿ユニット(4)は、空気中の水分を吸着し加熱されることにより吸着した水分を放出する吸湿材料で構成される加湿ロータ(58)と、前記加湿ロータ(58)を回転駆動するためのロータ駆動用モータ(62)と、前記加湿ロータ(58)の一部を加熱するためのヒータ(66)と、外気を取り込んで含まれる水分を前記加湿ロータ(58)に吸着させるための空気流を生成する吸湿ファン(81)と、前記吸湿ファン(81)を駆動する吸湿ファンモータ(83)と、前記加湿ロータ(58)から離脱した水分を空気と混合し加湿空気として室内空調ユニット(2)側に搬送する空気流を生成する加湿ファン(70)と、前記加湿ファン(70)を駆動する加湿ファンモータ(403)とを備え、
    前記複数の電源ラインは、前記ロータ駆動用モータ(61)、前記ヒータ(66)、前記吸湿ファンモータ(83)および前記加湿ファンモータ(403)に対する電源ラインである、請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記加湿ユニット(4)は、前記加湿ロータ(58)通過後の空気温度を検出するサーミスタ(402)を備え、前記サーミスタ(402)の検出信号を前記室外空調ユニット(5)側に送信する検出温度用信号ラインがさらに設けられている、請求項4または5に記載の空気調和機。
  7. 前記加湿ユニット(4)は電源部(411,412)とユニットの運転制御を行う制御部(401)とを備え、前記室内空調ユニット(2)から前記加湿ユニット(4)に電源供給を行うための電源ラインと、加湿運転のオン・オフ指令を送受信するための加湿制御信号ラインとが、前記室内空調ユニット(2)と前記加湿ユニット(4)との間に設けられている、請求項1に記載の空気調和機。
  8. 前記加湿ユニット(4)はDC電源部(412)を備え、前記電源ラインはAC電源ラインである、請求項7に記載の空気調和機。
  9. 前記室内空調ユニット(2)内に前記加湿ユニット(4)の運転制御を行う制御部(221,222,223,224)を備え、前記加湿ユニット(4)の各部に電源供給を行う複数の電源ラインが前記室内空調ユニット(2)と前記加湿ユニット(4)との間に設けられている、請求項1に記載の空気調和機。
  10. 前記加湿ユニット(4)は、空気中の水分を吸着し加熱されることにより吸着した水分を放出する吸湿材料で構成される加湿ロータ(58)と、前記加湿ロータ(58)を回転駆動するためのロータ駆動用モータ(61)と、前記加湿ロータ(58)の一部を加熱するためのヒータ(66)と、外気を取り込んで含まれる水分を前記加湿ロータ(58)に吸着させるための空気流を生成する吸湿ファン(81)と、前記吸湿ファン(81)を駆動する吸湿ファンモータ(83)と、前記加湿ロータ(58)から離脱した水分を空気と混合し加湿空気として室内空調ユニット(2)側に搬送する空気流を生成する加湿ファン(70)と、前記加湿ファン(70)を駆動する加湿ファンモータ(403)とを備え、
    前記複数の電源ラインは、前記ロータ駆動用モータ(61)、前記ヒータ(66)、前記吸湿ファンモータ(83)および前記加湿ファンモータ(403)に対する電源ラインである、請求項9に記載の空気調和機。
  11. 前記加湿ユニット(4)は、前記加湿ロータ(58)通過後の空気温度を検出するサーミスタ(402)を備え、前記サーミスタ(402)の検出信号を前記室内空調ユニット(2)側に送信する検出温度用信号ラインがさらに設けられている、請求項9または10に記載の空気調和機。
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