JP7089192B2 - 基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、基板の製造方法に関する。
プリント基板では、絶縁材料としてエポキシ樹脂やポリイミド等の樹脂が用いられていることが多い。また、多層プリント配線基板として、例えばガラスクロスとエポキシ樹脂を基材として基材表面に銅箔を備える両面銅張積層板が用いられることがある。このような樹脂層を含むプリント基板には、様々な目的のために複数の貫通孔が設けられる。このような貫通孔は、従来はドリルやルーター等の機械加工により形成されていたが、近年はレーザー加工により形成されることもある。
ただし、被加工物である基板にレーザー光を照射することで分解物(基板材料)が生じる。分解物が基板の表面に付着すると、後の工程において悪い影響を及ぼし、基板の品質が低下してしまう。特に、溶融したガラスが付着すると剥離が困難となる。従来、レーザー光の紫外吸収アブレーションにより基板を加工する場合、分解物が基板の表面に付着することを防止するために、基板のレーザー光入射面の上に保護シートを貼る技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-186110号公報
しかしながら、特許文献1に記載された保護シートは、レーザー加工後の剥離時に、表面の銅箔に損傷を与えることがある。
そこで、本開示に係る実施形態は、レーザー加工による分解物が基板の表面に付着することを防止すると共に、基板の変形や損傷を抑制できる基板の製造方法を提供する。
本開示の実施形態に係る基板の製造方法は、ガラスクロスと樹脂層とが交互に複数積層された基材と、前記基材の一面に張り付けられた第1金属層と、前記基材の他面に張り付けられた第2金属層と、を有する積層板を準備する第1工程と、前記第1金属層及び前記第2金属層の上のそれぞれに、所定の溶剤によって除去可能な保護層を形成する第2工程と、前記保護層が形成された積層板にレーザー光を照射することで、前記積層板を厚さ方向に貫通した貫通孔を形成する第3工程と、を含む。
本開示の実施形態に係る基板の製造方法は、レーザー光を積層板に照射したときに生じる分解物が基板の表面に付着することを防止すると共に基板の変形を抑制することができる。
実施形態に係る基板の製造方法の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る基板の製造方法において準備される積層板の構成を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法において準備される積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法において保護層が形成された積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法においてレーザー光が照射された積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法において使用されるレーザー加工装置の一例を示す模式図である。 実施形態に係る基板の製造方法において貫通孔が形成された積層板を模式的に示す平面図である。 図7のVIII-VIII線における断面図である。 従来の製造方法において貫通孔が形成された積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法において貫通孔が形成された積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法において保護層が除去された積層板を模式的に示す平面図である。 図10のXI-XI線における断面図である。 従来の製造方法においてメッキ加工された積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法においてメッキ加工された積層板を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る基板の製造方法において配線パターンが形成された基板の平面図である。 図13のXIV-XIV線における断面図である。
以下、実施形態に係る基板の製造方法について説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、実施形態を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係等が誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、平面図とその断面図において、各部材のスケールや間隔が一致しない場合もある。また、以下の説明では、同一の名称及び符号については原則として同一又は同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略することとする。
[基板の製造方法]
図1は、実施形態に係る基板の製造方法の手順を示すフローチャートである。図2は、実施形態に係る基板の製造方法において準備される積層板の基材の構成を模式的に示す断面図である。図3は、実施形態に係る基板の製造方法において準備される積層板を模式的に示す断面図である。図4は、実施形態に係る基板の製造方法において保護層が形成された積層板を模式的に示す断面図である。図5は、実施形態に係る基板の製造方法においてレーザー光が照射された積層板を模式的に示す断面図である。図6は、実施形態に係る基板の製造方法において使用されるレーザー加工装置の一例を示す模式図である。図7は、実施形態に係る基板の製造方法において貫通孔が形成された積層板を模式的に示す平面図である。図8は、図7のVIII-VIII線における断面図である。図9Aは、従来の製造方法において貫通孔が形成された積層板を模式的に示す断面図である。図9Bは、実施形態に係る基板の製造方法において貫通孔が形成された積層板を模式的に示す断面図である。図10は、実施形態に係る基板の製造方法において保護層が除去された積層板を模式的に示す平面図である。図11は、図10のXI-XI線における断面図である。図12Aは、従来の製造方法においてメッキ加工された積層板を模式的に示す断面図である。図12Bは、実施形態に係る基板の製造方法においてメッキ加工された積層板を模式的に示す断面図である。図13は、実施形態に係る基板の製造方法において配線パターンが形成された基板の平面図である。図14は、図13のXIV-XIV線における断面図である。なお、図3以降に示す各断面図において、基材の詳細な構成の記載を省略している。また、図13に示す平面図において、配線パターンとして第1金属層12、第2金属層13及び第3金属層14が残されている領域に、便宜的にハッチングを施している。
基板の製造方法は、第1工程S1(積層板準備工程)と、第2工程S2(保護層形成工程)と、第3工程S3(貫通孔形成工程)とを含んでいる。ここでは、第3工程S3の後に、さらに、第4工程S4(保護層除去工程)と、第5工程S5(メッキ加工工程)と、第6工程S6(配線パターン形成工程)と、を含んでいる。なお、全工程を複数の製造事業者で分担して基板を製造してもよい。
なお、実施形態に係る基板の製造方法は、ガラスクロスを含む積層板にレーザー加工により貫通孔を形成して基板を得る方法である。ここで、レーザー加工の前後で積層板の物性や組成等が大きく変化することはない。また、形成される貫通孔は、レーザー光を走査せずに形成されうる点状の貫通孔、及び、レーザー光を走査して形成されうる開口部を含む。この開口部は、レーザー光を直線状及び/又は曲線状に走査して形成される走査ラインと略同一形状の孔、及び、所定の領域を取り囲むようにレーザー光を走査して形成される、前記所定の領域と略同一形状の孔を含む。
以下、各工程について説明する。
<第1工程>
第1工程S1は、絶縁性を有する板状の基材11と、基材11の一面に張り付けられた第1金属層12と、基材11の他面に張り付けられた第2金属層13と、を有する積層板10を準備する工程である。積層板10は、市販品を購入してもよいし、自ら製造してもよい。積層板10は、例えばリジットプリント基板であるが、これに限定されない。
基材11は、樹脂層111と、縦糸112aと横糸112bとで織られたガラスクロス112と、が交互にそれぞれ複数層積層されて構成されている。ガラスクロス112は例えばSiO-Al-CaO-B等からなるEガラスや、SiO-Al-MgO等からなるSガラス等が用いられる。ガラスクロス112には樹脂層111を構成する樹脂が含浸されており、樹脂層111とガラスクロス112とは一体的に強固な基材11を構成している。基材11は、少なくとも3層以上のガラスクロス112を持つことが好ましい。複数のガラスクロスを積層することで、縦糸112aや横糸112bのガラスクロスの偏在が改善され均一性が増すためレーザーで加工した際に加工面が均一に仕上がるためである。
樹脂層111を構成する樹脂の種類は、特に限定されない。樹脂層111を構成する樹脂の例には、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、液晶ポリマー樹脂及びこれらの組み合わせが含まれる。
また、基材11は、本実施形態のガラスクロス112のように、強度を向上させるための強化材を含んでいてもよいし、強化材を含んでいなくてもよい。強化材の材料としては、ガラス繊維、セラミックス繊維、力-ボン繊維、アラミド繊維及びこれらの組み合わせを挙げることができる。強化材の形状としては、織られた布、不織布、紙、フェルトなどを挙げることができる。また、強化材をフィラーとして樹脂層111中に分散させるようにしてもよい。
第1金属層12は、基材11の一面の少なくとも一部を被覆している。より具体的には、第1金属層12は、基材11の少なくとも貫通孔が形成される部分を被覆している。第1金属層12は、Cu、Ag、Au、Ni及びAlから選択される1若しくは2以上の金属、又はこれらの金属を主成分として含む合金で構成されている。第1金属層12は、スパッタや蒸着、メッキ等によって形成されうる。第1金属層12の厚みT12は、特に限定されず、例えば1μm以上18μm以下である。第1金属層12は、金属箔のように薄いものも含む。
第2金属層13は、第1金属層12と同様の材料で構成されている。第2金属層13は、基材11の他面の少なくとも一部を被覆している。第2金属層13の厚みT13は、特に限定されず、例えば1μm以上18μm以下である。
上記積層板10として、ガラスエポキシからなる基材11の両面に銅箔を形成した銅張積層板を用いてもよい。積層板10の厚みT10は、基材11の厚みT11と、第1金属層12の厚みT12と、第2金属層13の厚みT13と、の和である。基材11の厚みT11は、特に限定されず、例えば200μm以上500μm以下である。
<第2工程>
第2工程S2は、第1金属層12及び第2金属層13の上のそれぞれに保護層31,32を形成する工程である。保護層31,32は、所定の溶剤によって、第1金属層12及び第2金属層13の上から除去可能なものである。保護層31,32は、例えばアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂及びウレタン系樹脂から選択される1つで構成されるドライフィルムからなることが好ましい。
保護層31の厚みT31、及び、保護層32の厚みT32は、特に限定されず、例えば15μm以上75μm以下である。
保護層31,32の素材は、第6工程S6(配線パターン形成工程)においてエッチングマスクとして用いる素材と同じであることが好ましい。一般的に、プリント基板の製造ラインでは、配線パターンを形成するためのエッチングマスクとして、例えばシート状で感光層を有するDFR(Dry Film photo Resist)を使用している。DFRは、露光及び現像して、エッチングマスクとして用いた後に、アルカリ溶液で剥離している。剥離に用いるアルカリ溶液としては、例えば、水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カリウム水溶液を挙げることができる。したがって、本実施形態では、一例として、積層板10の上面および下面に、DFRを貼り付けることとする。
なお、図4において、符号24は、開口部を形成する領域である開口部形成予定領域を表している。また、符号21は、レーザー光照射予定領域を表している。レーザー光照射予定領域21は、開口部形成予定領域24の外縁に環状に定められる。なお、開口部形成予定領域24の外縁は、開口部の外縁となる。
<第3工程>
第3工程S3は、保護層31,32が形成された積層板10に、第1金属層12の側からレーザー光20を照射することで、積層板10を厚さ方向に貫通した開口部15(貫通孔:図7参照)を形成する工程である。本実施形態では、開口部15として平面視で互いに平行な複数の長孔を形成する。
まず、第3工程S3で用いるレーザー加工装置の一例について説明する。
<<レーザー加工装置の構成>>
レーザー加工装置200は、レーザー光源210と、テレスコープ光学系220と、ガルバノスキャナー230と、fθレンズ240と、ステージ250と、AFカメラ260と、XYステージコントローラー270と、Zコントローラー280と、コンピューター290と、を備えている。
レーザー光源210は、所定の発振波長のレーザー光20を出射する。レーザー光源210として用いるレーザーの種類は、積層板10の種類等に応じて適宜選択される。
テレスコープ光学系220は、好ましい加工形状を得るために、レーザー光源210から出射されたレーザー光20のビーム径を最適化する。
ガルバノスキャナー230は、コンピューター290の指示に基づいて、テレスコープ光学系220により最適化されたレーザー光20の進行方向を変化させる。ガルバノスキャナー230で進行方向を制御されたレーザー光20は、fθレンズ240により積層板10内に集光される。このようにガルバノスキャナー230及びfθレンズ240を組み合わせることで、レーザー光照射予定領域21に沿って一定速度でレーザー光20の集光点を走査することができる。
ステージ250は、積層板10が載置される載置台と、この載置台を移動させることができる駆動機構と、を備えている。駆動機構は、載置台をX軸方向又はY軸方向に移動させたり、X軸又はY軸を中心として回転させたりすることができる。ステージ250上の積層板10は、この駆動機構によってX軸方向及びY軸方向に移動させられる。
AF(Autofocus)カメラ260は、積層板10の加工部位の表面プロファイルを取得するためのカメラである。取得されたプロファイルは、コンピューター290に出力される。
XYステージコントローラー270は、コンピューター290の指示に基づいて、レーザー光20の集光点がレーザー光照射予定領域21に位置するように、ステージ250をX軸方向及びY軸方向に移動させる。
Zコントローラー280は、コンピューター290の指示に基づいて、レーザー光20の集光点が、積層板10の基材11内に位置するように、fθレンズ240をZ軸方向に移動させる。
コンピューター290は、レーザー光源210、ガルバノスキャナー230、AFカメラ260、XYステージコントローラー270及びZコントローラー280に接続されており、これら各部を総合的に制御する。例えば、コンピューター290は、AFカメラ260及びXYステージコントローラー270を制御して、積層板10の表面プロファイルを取得する。また、コンピューター290は、ガルバノスキャナー230及びZコントローラー280を制御して、レーザー光照射予定領域21に沿って複数周に亘りレーザー光20を走査させる。また、コンピューター290は、XYステージコントローラー270を制御して、レーザー光照射予定領域21にレーザー光20を照射することができるようにステージ250を移動させる。
<<第3工程S3の詳細な流れ>>
まず、保護層31,32が形成された積層板10を、保護層31の側(第1金属層12の側)を上にして、ステージ250の載置台に載置する。そして、AFカメラ260及びXYステージコントローラー270により積層板10の表面プロファイルを取得する。
次いで、XYステージコントローラー270により積層板10を所定の位置に移動させた後、レーザー光源210からレーザー光20を出射して、レーザー光20を保護層31の上から積層板10に照射する。このとき、ガルバノスキャナー230によりレーザー光20の進行方向を変化させることで、レーザー光照射予定領域21に沿って環状に走査するようにレーザー光20を照射する。
図5に示すように、レーザー光20の集光点は、積層板10の基材11中に位置する。そして、レーザー光照射予定領域21に沿ってレーザー光20を複数周に亘り走査する。例えば、積層板10が、第1金属層12及び第2金属層13として厚さがそれぞれ数μm程度の銅箔を有し、基材11の厚さが数百μm程度のガラスエポキシ基板である場合、レーザー光20を約60周に亘り走査する。これにより、平面視で環状に、保護層31,32が形成された積層板10の厚みと同じ深さの貫通溝25を形成することができる。
また、積層板10の平面視における同じ位置に繰り返し照射する場合の照射間隔が5ミリ秒以上となるようにレーザー光20を走査する。このようにすることで、照射間隔の時間に、積層板10の基材11内に蓄積した過剰な熱エネルギーを第1金属層12及び第2金属層13に効果的に散逸させることが可能となり、基材11の加工部における熱的損傷の発生を抑制することができる。
積層板10に複数の開口部15を形成する場合は、XYステージコントローラー270により積層板10を移動させた後、上記工程を繰り返せばよい。最後に、貫通溝25により分離された部分を除去することで、開口部15が形成される。
レーザー加工条件は、積層板10に適切に貫通溝25を形成できるものであれば、特に限定されないが、以下に示すものが好ましい。
レーザー光20の発振波長は、基材11の加工部における好ましくない熱的損傷の発生を抑制する観点からは、250nm以上2000nm以下であることが好ましく、250nm以上1500nm以下であることがより好ましい。例えば、レーザー光20の発振波長は、355nmである。
レーザー光20の出力(レーザーパワー)は、加工速度を高速化する観点からは、10W以上60W以下であることが好ましい。
レーザー光20はパルス光であり、レーザー光20のパルス幅は、加工品質を向上させる観点からは、10ピコ秒以上100ナノ秒以下であることが好ましい。
レーザー光20の繰り返し周波数は、加工品質を向上させる観点からは、100kHz以上3000kHz以下であることが好ましく、1MHz以上3MHz以下であることがより好ましい。
レーザー光20のパルスエネルギーは、例えば、レーザー光20の波長が355nmである場合、加工速度を高速化する観点からは、3μJ以上であることが好ましい。
レーザー光20の波長が355nmである場合、加工速度を高速化する観点からは、積層板10表面におけるレーザー光20のフルエンスは、3J/cm以上であり、集光点におけるレーザー光20のフルエンスは、10J/cm以上であることが好ましい。ここで、積層板10の表面とは第1金属層12の表面を意味する。
レーザー光20の幅であるビーム径W(図5参照)は、レーザー加工の狭ピッチ化の観点からは、10μm以上30μm以下であることが好ましい。
レーザー光20の走査速度(スキャン速度)は、特に限定されないが、加工速度を高速化する観点からは1000mm/秒以上3000mm/秒以下であることが好ましい。
<<第3工程で形成される開口部の詳細>>
以下、積層板10に形成される開口部15の詳細について説明する。
第3工程S3では、前記したように、保護層31,32が形成された積層板10に、保護層31の側(第1金属層12の側)からレーザー光20を照射する。これにより、開口部15は、平面視において、第1金属層12側における長孔(開口部15)の短径r1が、第2金属層13側における長孔の短径r2よりも大きくなる。ただし、レーザー光20は、積層板10に対して略垂直に照射されるので、長孔の短径r1と、長孔の短径r2との差分は20μm以下である。
積層板10に形成された保護層31,32は、レーザー加工によって熱収縮するため、保護層31,32の外縁は、開口部15の外縁から僅かに離間する。また、第1金属層12の側からレーザー光20を照射すると、第1金属層12の側における熱収縮幅d1は、第2金属層13の側における熱収縮幅d2よりも大きくなる。所定条件でレーザー加工実験を行って、走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)で観察したところ、第1金属層12の側における熱収縮幅d1は、例えば10μm程度であった。また、第2金属層13の側における熱収縮幅d2は、熱収縮幅d1の半分以下であった。
また、開口部15を形成するために積層板10にレーザー光を照射すると、樹脂や溶融したガラス等の分解物(基板材料)が生じる。従来の製造方法の場合、分解物40が第1金属層12及び第2金属層13の表面に付着し、後の工程において悪い影響を及ぼし、基板の品質が低下してしまう。特に、溶融したガラスが付着すると剥離が困難となる。また、第1金属層12の側からレーザー光20を照射すると、第1金属層12の側には、第2金属層13の側よりも多くの分解物40が付着することになる。このような分解物40は、開口部15の周縁近傍だけではなく、開口部15から離れた地点にまで飛散することがある。
実施形態に係る基板の製造方法の場合、分解物40は、保護層31,32の表面に付着し、後の工程で、保護層31,32と共に容易に除去することができる。なお、第1金属層12及び第2金属層13の表面において、熱収縮のために保護層31,32が剥離した領域には分解物40が付着してしまう。しかしながら、分解物40のサイズは、第1金属層12の側における熱収縮幅d1で制限されるので、従来の製造方法によるものに比べて1/4程度に減少した。また、保護層31,32が剥離する領域は開口部15の周縁近傍だけであるため、開口部15から離れた地点にまで飛散するような分解物40に関しては、保護層31,32と共に容易に除去できる。
なお、本実施形態では、完成品の基板において一例として発光素子を第1金属層12側に載置することを想定して、第1金属層12側から積層板10にレーザー光20を照射するものとして説明したが、この想定において第2金属層13側からレーザー照射してもよい。
<第4工程>
第4工程S4は、第3工程S3の後に、保護層31,32を所定の溶剤によって除去する工程である。所定の溶剤としてアルカリ性の溶液を用いることができる。保護層31,32の素材としてDFRを用いる場合、アルカリ性の溶液で容易に溶解させることができる。
<第5工程>
第5工程S5は、第4工程S4の後に、第3金属層14をメッキによって形成する工程である。第3金属層14は、第1金属層12と、第2金属層13と、開口部15の内側面と、を連続して被覆するメッキ膜である。第3金属層14を形成することで、基板の上面側の配線パターンとなる第1金属層12と、下面側の配線パターンとなる第2金属層13とを、開口部15を介して電気的に接続することができる。
第3金属層14は、第1金属層12及び第2金属層13と異種の金属を用いてもよいが、同種の金属を用いることが好ましい。例えば、第1金属層12及び第2金属層13としてCu又はCu合金を用いる場合は、Cuメッキ処理を施すことで、第3金属層14を形成することが好ましい。第3金属層14として、第1金属層12及び第2金属層13と同種の金属を用いることで、これらの金属層間の接合性を高めることができる。
第3工程にてレーザー加工によって発生した分解物40が第1金属層12及び第2金属層13の表面に付着して汚染したままであると、第3金属層14は分解物40に沿って形成される。このとき、従来の製造方法では、例えば40μm以上の大きな分解物40が残っているため、メッキ膜である第3金属層14は、開口部15の周縁近傍において盛り上がって膨出した尖った形状に変形する。そのため、例えば、完成した基板に発光素子等を実装する工程において障害になってしまう。なお、分解物40は、開口部15の周縁近傍だけではなく、開口部15から離れた地点にまで飛散することがある。
一方、実施形態に係る基板の製造方法の場合、第4工程にてほとんど全ての分解物40は保護層31,32と共に除去される。図10(b)に示すように、開口部15の周縁近傍に僅かに残った分解物40は、第1金属層12側で例えば10μm程度であり、第3金属層14の変形は従来の製造方法によるものに比べて緩和される。そのため、例えば、完成した基板に発光素子等を実装する工程において障害とならないような品質の良い基板を製造することができる。
なお、完成品の基板において発光素子を第1金属層12側に載置するものとして説明したが、第2金属層13側に載置しても構わない。第1金属層12側よりも第2金属層13側に形成される分解物40の大きさが小さいため、発光素子を実装した際に、発光素子からの光を分解物40が遮らないようにすることができる。
<第6工程>
第6工程S6は、第1金属層12、第2金属層13及び第3金属層14をエッチングすることで配線パターンを形成する工程である。第6工程S6は、エッチングマスク形成工程S61と、露光・現像工程S62と、エッチング工程S63と、エッチングマスク剥離工程S64とを含んでいる。
エッチングマスク形成工程S61では、開口部15や第3金属層14が形成された積層板10の表面に、配線電極として残す領域を保護するためのエッチングマスク(レジスト)を形成する。具体的には、積層板10の上面および下面に、例えばDFRを貼り付ける。
露光・現像工程S62では、DFRの上に、回路パターンが描かれたフォトマスクを載せて露光し、露光済みの感光層をアルカリ溶液で現像して、露光していない部分の感光層を除去する。感光層において露光により硬化した部分が、レジストとして機能する。
エッチング工程S63では、第1金属層12、第2金属層13及び第3金属層14として用いられている金属の種類に応じたエッチング液で、レジスト(DFR)から露出した第1金属層12、第2金属層13及び第3金属層14を除去する。
エッチングマスク剥離工程S64では、アルカリ溶液でレジスト(DFR)を溶解することで、配線パターンを形成する。
図13に示す積層板10は、縦方向に6個、横方向に3個の基板1が配列した集合基板を製造することができるように構成されている。図13において、個々の基板1の領域を、境界線61及び境界線62で区画して示している。また、積層板10には、境界線62に沿って、積層板10を厚さ方向に貫通する開口部15が形成されており、基板1は横方向には予め分離されている。また、積層板10の上面から開口部15を介して下面側にまで延在するように、個々の基板1に対応して、それぞれ一対の配線用電極16,17が設けられている。基板1に例えば発光素子をフリップチップ実装する際に、半田等の導電性の接着部材を用いて、配線用電極16の接続部16aは発光素子の一方の電極と接合され、配線用電極17の接続部17aは発光素子の他方の電極と接合される。
境界線61に沿って積層板10を切断することにより、基板1が個片化される。ここで、基板1は、境界線62に沿って設けられている開口部15によって、横方向に隣接する基板1とは分離されているため、境界線62に沿った切断作業は不要である。なお、四隅の貫通孔18は、積層板10の位置を認識する目印として用いることができる。
以上説明したように、実施形態に係る基板の製造方法によれば、レーザー加工による分解物が基板の表面に付着することを防止することができる。また、積層板10の表面の第1金属層12及び第2金属層13から保護層31,32を容易に除去できるので、基板の変形や損傷を抑制することができる。
以上、基板の製造方法について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、保護層31,32の素材は、後の工程で所定の溶剤によって第1金属層12及び第2金属層13の上から除去可能なものであれば、DFRに限定されるものではない。例えば、第6工程S6(配線パターン形成工程)においてペーストを印刷して熱硬化した印刷レジストをエッチングマスクとして用いる場合、保護層31,32の素材は、前記印刷レジストであってもよい。また、保護層31,32の素材は、エッチングマスクとして用いる素材と異なっていてもよい。さらに、保護層31,32を除去する溶剤は、保護層を溶解させるものであってもよいし、保護層を浮かして剥離するものであってもよい。また、保護層31,32の素材によっては、水等の中性の溶剤や有機溶剤を用いてもよい。
配線パターンは図13及び図14に示す形状に限定されず、目的に応じて形成することができる。例えば、発光素子のほか、保護素子の搭載を考慮した回路が構成できるように配線パターンを形成してもよい。また、積層板10は、図13及び図14に示すような発光装置用の基板1を集合したものを製造するためのものに限定されず、1個の基板1を製造するためのものであってもよい。
積層板10に形成する開口部15の形状は、図7に示す形状に限定されない。平面視で開口部15の形状は、例えば円形、楕円形、矩形、長丸形、又は、より複雑な形状であってもよい。
1 基板
10 積層板
11 基材
111 樹脂層
112 ガラスクロス
12 第1金属層
13 第2金属層
14 第3金属層
15 開口部(貫通孔)
20 レーザー光
21 レーザー光照射予定領域
31,32 保護層

Claims (17)

  1. 基材と、前記基材の一面に張り付けられた第1金属層と、前記基材の他面に張り付けられた第2金属層と、を有する積層板を準備する第1工程と、
    前記第1金属層及び前記第2金属層の上のそれぞれに、所定の溶剤によって除去可能な保護層を形成する第2工程と、
    前記保護層が形成された積層板にレーザー光を環状に複数回走査して照射することで、前記積層板を厚さ方向に貫通した長孔の貫通孔を形成する第3工程と、
    前記第3工程の後に、前記保護層を前記所定の溶剤によって除去する第4工程と、
    前記第4工程の後に、前記第1金属層と、前記第2金属層と、前記貫通孔の内側面と、を連続して覆う第3金属層をメッキによって形成する第5工程と、を含み、
    前記第3工程において、前記保護層は、前記レーザー光の照射によって熱収縮し、前記保護層の外縁は前記貫通孔の外縁から一部離隔し、その離隔した前記第1金属層及び前記第2金属層上に分解物が付着し、
    前記第5工程において、前記第3金属層は前記分解物を覆っている、基板の製造方法。
  2. 前記保護層は、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂及びウレタン系樹脂から選択される1つで構成されるドライフィルムからなる、請求項1に記載の基板の製造方法。
  3. 前記保護層は、15μm以上75μm以下の厚みを有する、請求項1又は請求項2に記載の基板の製造方法。
  4. 前記基材は、厚みが200μm以上500μm以下であり、少なくとも3層以上のガラスクロスを持つ、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  5. 前記第3工程では、前記貫通孔として平面視で互いに平行な複数の前記長孔を形成する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  6. 前記第3工程では、平面視において、前記第1金属層側における前記長孔の短径が、前記第2金属層側における前記長孔の短径よりも大きく、その差分が20μm以下であるように、前記第1金属層の側から前記積層板にレーザー光を照射する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  7. 前記第4工程では、前記所定の溶剤としてアルカリ性の溶液を用いる、請求項1に記載の基板の製造方法。
  8. 前記第5工程の後に、前記第1金属層、前記第2金属層及び前記第3金属層をエッチングすることで配線パターンを形成する第6工程をさらに含み、
    前記保護層の素材は、前記第6工程においてエッチングマスクとして用いる素材と同じである、請求項1に記載の基板の製造方法。
  9. 前記第3工程では、発振波長が250nm以上2000nm以下にあるレーザー光を用いる、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  10. 前記第3工程では、レーザーパワーが10W以上60W以下であり、周波数が100kHz以上3000kHz以下のパルス光であり、スキャン速度が1000mm/秒以上3000mm/秒以下である条件にて、レーザー光を前記積層板に照射する、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  11. 前記第3工程において、前記積層板の平面視における同じ位置に繰り返し照射する場合の照射間隔が5ミリ秒以上である、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  12. 前記第3工程において、前記レーザー光の集光点は、前記基材中に位置し、
    前記レーザー光の波長は、355nmであり、
    前記レーザー光のパルスエネルギーは、3μJ以上であり、
    前記積層板表面における前記レーザー光のフルエンスは、3J/cm以上であり、
    前記集光点における前記レーザー光のフルエンスは、10J/cm以上である、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  13. 前記レーザー光のパルス幅は、10ピコ秒以上100ナノ秒以下である、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  14. 前記第3工程では、レーザー光の幅が10μm以上30μm以下である条件にて、レーザー光を前記積層板に照射する、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  15. 前記第1金属層は、厚みが1μm以上18μm以下で、Cu、Ag、Au、Ni及びAlから選択される1若しくは2以上の金属、又はこれらの金属を主成分として含む合金で構成されている、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  16. 前記第2金属層は、厚みが1μm以上18μm以下で、Cu、Ag、Au、Ni及びAlから選択される1若しくは2以上の金属、又はこれらの金属を主成分として含む合金で構成されている、請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
  17. 前記第3工程において、前記第1金属層側からレーザーを照射したとき、レーザーを照射する前後の前記第1金属層上に形成された保護層の熱収縮幅が、レーザーを照射する前後の前記第2金属層上に形成された保護層の熱収縮幅よりも大きい、請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
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