JP7088191B2 - コンクリート構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート構造体に関するものである。
本出願は、2017年7月28日出願の日本出願第2017-145953号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
コンクリート部材であるプレキャストコンクリートブロックは、たとえば橋梁の床版として使用することができる。橋梁の床版を構築する手法の一つとして、鋼製の桁上に複数のプレキャストコンクリート(Precast Concrete;PC)床版を並べて配置し、当該複数のPC床版内に連続して挿通された緊張材により、PC床版に圧縮応力を導入する方法が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
特開2016-98490号公報 特開2015-151768号公報
本発明に従ったコンクリート構造体は、複数のコンクリート部材が並べて接続されたコンクリート構造体である。このコンクリート構造体は、一方の端部に配置される第1コンクリート部材と、他方の端部に配置される第2コンクリート部材と、第1コンクリート部材から第2コンクリート部材まで、上記複数のコンクリート部材を貫通する貫通孔内に、貫通孔を取り囲む壁面を覆うように配置されるシースと、シースの両端から端部領域が露出するようにシースの全長にわたって挿通され、長手方向に緊張力が付与された緊張材と、シースから露出する緊張材の端部領域を第1コンクリート部材または第2コンクリート部材に対して定着させる定着具と、定着具を覆う防食部と、を備える。緊張材は、複数の鋼線が撚り合わされた撚り線部と、撚り線部の外周を覆う第1被覆層と、を含む。シースと緊張材との間の空間は、グラウト材によって充填されていない。
図1は、コンクリート構造体の構造を示す概略断面図である。 図2は、シースおよび連通路の構造を示す概略断面図である。 図3は、緊張材の構造を示す概略断面図である。 図4は、定着具および防食部の構造を示す概略断面図である。 図5は、定着具周辺の構造を示す概略断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
上記特許文献1および2に開示された構造が採用される場合、緊張材はPC床版に埋め込まれたシース内に挿通される。そして、シースと緊張材との間の空間はグラウト材によって充填される。これにより、緊張させた緊張材とPC床版とが一体化する。
しかし、このような構造を採用すると、複数のPC床版のうち一部のPC床版を交換する場合、緊張材の緊張を解消することが困難である。そのため、一部のPC床版を交換するための作業が煩雑になるという問題がある。近年、供用開始から長期間を経過した高架道路や橋梁の大規模更新が必要とされる中、今後更新または新規に構築される高架道路や橋梁には、補修の容易さが要求される。
そこで、複数のコンクリート部材が並べて接続されたコンクリート構造体において、圧縮応力を導入しつつ、部分的なコンクリート部材の交換を容易とすることを目的の1つとする。
[本開示の効果]
上記コンクリート構造体によれば、複数のコンクリート部材が並べて接続されたコンクリート構造体において、圧縮応力を導入しつつ、部分的なコンクリート部材の交換を容易とすることができる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。本発明の一態様に係るコンクリート構造体は、複数のコンクリート部材が並べて接続されたコンクリート構造体である。このコンクリート構造体は、一方の端部に配置される第1コンクリート部材と、他方の端部に配置される第2コンクリート部材と、第1コンクリート部材から第2コンクリート部材まで、上記複数のコンクリート部材を貫通する貫通孔内に、貫通孔を取り囲む壁面を覆うように配置されるシースと、シースの両端から端部領域が露出するようにシースの全長にわたって挿通され、長手方向に緊張力が付与された緊張材と、シースから露出する緊張材の端部領域を第1コンクリート部材または第2コンクリート部材に対して定着させる定着具と、定着具を覆う防食部と、を備える。緊張材は、複数の鋼線が撚り合わされた撚り線部と、撚り線部の外周を覆う第1被覆層と、を含む。シースと緊張材との間の空間は、グラウト材によって充填されていない。
本発明の一態様に係るコンクリート構造体においては、シースと緊張材との間の空間が、グラウト材によって充填されていない。言い換えると、当該空間は、大気で満たされている。従って、本発明のコンクリート構造体においては、コンクリート部材と緊張材との一体化が解除可能な状態となっている。そのため、防食部および定着具を除去すれば、緊張材の緊張が解消する。その結果、部分的にコンクリート部材を交換することが容易となっている。また、緊張材は、撚り線部が第1被覆層に覆われた構造を有している。そのため、シースと緊張材との間の空間がグラウト材によって充填されていない状態でも、撚り線部の腐食が抑制される。このように、本発明のコンクリート構造体によれば、複数のコンクリート部材が並べて接続されたコンクリート構造体において、圧縮応力を導入しつつ、部分的なコンクリート部材の交換を容易とすることができる。
上記コンクリート構造体において、上記複数のコンクリート部材のうち少なくとも1つには、当該コンクリート部材の外部とシースの内部とを連通する連通路が形成されていてもよい。このようにすることにより、シースと緊張材との間の空間に水分などが浸入した場合でも、連通路を介してこれを排出することが可能となる。また、当該連通路は水平方向から下方に向かって形成されていることが好ましく、鉛直方向に形成されていることがより好ましい。これにより、空間に進入した水分を効果的に排出することができる。
上記コンクリート構造体において、シースは、管状の形状を有し、長手方向に並べて配置され、互いに連結される複数のシースユニットと、隣り合う当該シースユニットを連結する連結部材と、を含んでいてもよい。そして、隣り合う当該シースユニットの間の間隙と上記連通路とが連通していてもよい。このようにすることにより、シースの内部と連通路とが連通する構造を容易に実現することができる。
上記コンクリート構造体において、連結部材は、上記間隙と上記連通路とを連通する連通部を含んでいてもよい。そして、当該連結部材の当該連通部がコンクリート部材の連通路内に配置されていてもよい。このようにすることにより、シースの内部と連通路とが連通する構造を容易に実現することができる。
上記コンクリート構造体において、第1被覆層はエポキシ樹脂からなっていてもよい。
第1被覆層を構成する材料として、エポキシ樹脂は好適である。エポキシ樹脂は防食性、耐摩耗性、耐圧縮性、および鋼線との密着性が優れており、撚り線部の腐食をより抑制することができる。
上記コンクリート構造体において、緊張材は、第1被覆層の外周側を取り囲み、第1被覆層とは異なる材料からなる第2被覆層をさらに含んでいてもよい。このようにすることにより、撚り線部の腐食をさらに確実に抑制することができる。
上記コンクリート構造体において、第2被覆層はポリエチレンからなっていてもよい。
第2被覆層を構成する材料として、ポリエチレンは好適である。ポリエチレンは耐候性に優れているため防食性をさらに高めることができ、撚り線部の腐食をより抑制することができる。
上記コンクリート構造体において、緊張材は、第1被覆層と第2被覆層との間に配置される油脂層をさらに含んでいてもよい。このようにすることにより、撚り線部の腐食を一層確実に抑制することができる。
上記コンクリート構造体において、定着具は、第1被覆層に接触するように上記端部領域を拘束していてもよい。このようにすることにより、定着具が緊張材をより確実に拘束することができる。
上記コンクリート構造体において、防食部は、解体可能型樹脂からなり、定着具を覆う被覆部を含んでいてもよい。このようにすることにより、コンクリート部材の交換に際して、被覆部を除去することが容易となる。なお、本発明において解体可能型樹脂とは、自立可能で自然崩壊しない程度の強度を有するが、人力で断片状に崩せる程度の強度を有する樹脂を意味する。
[本発明の実施形態の詳細]
次に、本発明にかかるコンクリート構造体の実施の形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
1.床版構造体
図1を参照して、本実施の形態におけるコンクリート構造体である高架道路の床版構造体1は、複数のコンクリート部材であるPC床版が並べて接続された構造を有している。
床版構造体1は、一方の端部に配置される第1コンクリート部材としての第1端部床版11と、他方の端部に配置される第2コンクリート部材としての第2端部床版12と、第1端部床版11と第2端部床版12との間に配置される複数の(ここでは4つの)中間床版13とを備える。第1端部床版11、第2端部床版12および中間床版13は、流動性を有する状態のコンクリートが所望の形状を有する型内に流し込まれた後、固化して得られるPC床版である。
中間床版13は、たとえば直方体状の形状を有する。第1端部床版11は、たとえば直方体状の本体部から第1突出部11Bが突出する形状を有する。第2端部床版12は、たとえば直方体状の本体部から第2突出部12Bが突出する形状を有する。第1端部床版11は、第1走行面11Aを有する。第2端部床版12は、第2走行面12Aを有する。中間床版13は、中間走行面13Aを有する。第1端部床版11、第2端部床版12および中間床版13は、第1走行面11A、第2走行面12Aおよび中間走行面13Aが面一となるように並べて配置される。第1走行面11A、第2走行面12Aおよび中間走行面13Aは、車両などが走行する路面側の面に対応する。第1突出部11Bは、第1走行面11Aとは反対側の面から突出する。第2突出部12Bは、第2走行面12Aとは反対側の面から突出する。第1突出部11Bは、先端に近づくにしたがって中間床版13から離れるように突出する。第2突出部12Bは、先端に近づくにしたがって中間床版13から離れるように突出する。
2.シース
床版構造体1は、第1端部床版11から複数の中間床版13を通って第2端部床版12まで貫通する貫通孔19内に、貫通孔19を取り囲む壁面を覆うように配置されるシース20をさらに備える。シース20は、たとえばポリエチレンなどの樹脂からなり、中空円筒状の形状を有する。シース20は、中間床版13内においては中間走行面13Aに沿う方向に延在する。シース20は、第1端部床版11および第2端部床版12内に進入すると、それぞれ第1突出部11Bおよび第2突出部12Bの突出方向に沿う方向に延在するように屈曲する。そして、シース20は、第1突出部11Bおよび第2突出部12B内において、第1突出部11Bおよび第2突出部12Bに沿う方向に延在する。
第1端部床版11には、第1端部床版11の外部とシース20の内部とを連通する第1端部床版連通路11Cが形成されている。第1端部床版連通路11Cは、第1突出部11Bに形成されている。第1端部床版連通路11Cは、床版構造体1が設置された状態において、鉛直方向に延在する。第2端部床版12には、第2端部床版12の外部とシース20の内部とを連通する第2端部床版連通路12Cが形成されている。第2端部床版連通路12Cは、第2突出部12Bに形成されている。第2端部床版連通路12Cは、床版構造体1が設置された状態において、鉛直方向に延在する。中間床版13には、中間床版13の外部とシース20の内部とを連通する中間床版連通路13Cが形成されている。中間床版連通路13Cは、床版構造体1が設置された状態において、鉛直方向に延在する。
図2は、中間床版連通路13Cとシース20の内部とが連通する領域を拡大して示す図である。以下、中間床版連通路13Cとシース20との連通領域について説明するが、第1端部床版連通路11Cとシース20との連通領域、および第2端部床版連通路12Cとシース20との連通領域も同様の構造を有している。
図2を参照して、シース20は、管状、より具体的には中空円筒状の形状を有し、長手方向に並べて配置される複数のシースユニット21と、隣り合うシースユニット21を連結する連結部材22とを含む。連結部材22は、中空円筒状の形状を有する本体部22Aと、本体部22Aの軸方向に交差する方向(垂直な方向)に突出する連通部22Bとを含む。本体部22Aの内径はシースユニット21の外径に対応する寸法となっている。そして、隣り合うシースユニット21の端部が本体部22Aに嵌め込まれるように挿入されることで、隣り合うシースユニット21が連結部材22によって接続されている。連通部22Bは、連通路13C内に配置されることにより、隣り合うシースユニット21の間の間隙(空間21Aの一部を構成している)と連通路13Cとが連通している。
より具体的には、連通路13Cを取り囲む中間床版13の壁面を覆うように、たとえば管状、より具体的には中空円筒状の形状を有し、樹脂からなるホース13Dが配置されている。ホース13Dの内径は連通部22Bの外径に対応する寸法となっている。そして、連通部22Bがホース13Dに嵌め込まれるように挿入されることで、ホース13Dと連通部22Bとが接続されている。
3.緊張材
図1を参照して、床版構造体1は、シース20の両端から端部領域30Aおよび30Bが露出するようにシース20の全長にわたって挿通され、長手方向に緊張力が付与された緊張材30をさらに備える。図1および図2を参照して、連結部材22の本体部22Aと緊張材30との間には、空間21Aが形成されている。この空間21Aは、シースユニット21と緊張材30との間にも延在している。シース20と緊張材30との間の空間21Aは、グラウト材によって充填されていない。すなわち、空間21Aは大気で満たされている。図3は、緊張材30の長手方向に垂直な断面を示す図である。図3を参照して、緊張材30は、複数の鋼線31,32が撚り合わされた撚り線部33と、撚り線部33の外周を覆う第1被覆層41と、第1被覆層41の外周側を取り囲む第2被覆層61と、第1被覆層41と第2被覆層61との間に配置される油脂層51とを含む。
撚り線部33は、鋼線である芯線31と、鋼線である複数の(ここでは6本の)周囲線32とを含む。周囲線32は、芯線31の外周面に接触し、芯線31の外周面を取り囲むように配置される。芯線31および周囲線32の長手方向に垂直な断面は、円形である。
第1被覆層41は、撚り線部33取り囲むとともに、撚り線部33の隙間(芯線31の外周面と周囲線32の外周面とに挟まれる領域)を充填する。第1被覆層41は、たとえばエポキシ樹脂からなる。第2被覆層61は、第1被覆層41とは異なる材料からなっている。第2被覆層61は、たとえばポリエチレン、より具体的には高密度ポリエチレンからなる。第2被覆層61は、管状の形状、たとえば中空円筒状の形状を有する。油脂層51は、第1被覆層41と第2被覆層61との間の空間を充填する。油脂層51は、たとえばワックスからなる。
4.定着具および防食部
図1を参照して、床版構造体1は、シース20から露出する緊張材30の端部領域30Bを第1端部床版11に対して定着させる定着具70と、第2端部床版12に対して定着させる定着具70と、各定着具70を覆う防食部80,80とをさらに備える。図4は、第1端部床版11に設置される定着具70および防食部80の構造を示す概略断面図である。また、図5は、定着具70周辺の構造を拡大して示す概略断面図である。以下、第1端部床版11に設置される定着具70および防食部80の構造について説明するが、第2端部床版12に設置される定着具70および防食部80についても同様の構造を有する。
図4を参照して、定着具70は、支持板71と、グリップ72と、くさび部材73とを含む。第1突出部11Bの端面には、たとえば円盤状の形状を有する凹部11Dが形成されている。この凹部11D内に、凹部11Dの形状に対応する円盤状の形状を有する支持板71が嵌め込まれて設置されている。支持板71には、中央部を厚み方向に貫通する貫通孔71Aが形成されている。支持板71は、鋼などの金属からなっている。グリップ72は、たとえば円筒状の形状を有し、鋼などの金属からなっている。一方の端面が、支持板71の第1突出部11Bに接触する側とは反対側の端面に接触するように、グリップ72は配置されている。グリップ72には、その中心軸に中心軸が一致する円錐台状の貫通孔72Aが形成されている。貫通孔72Aは、支持板71に近づくにしたがって直径が小さくなるテーパ形状を有する。
くさび部材73は、グリップ72の貫通孔72Aに対応する円錐台状の形状を有し、中心軸を含む領域に貫通孔73Aが形成された金属部材が、中心軸を含む平面で切断されることにより周方向に分割された複数の部材からなる。くさび部材73は、外周面においてグリップ72の貫通孔72Aを取り囲む内壁面に接触するように、グリップ72に対して嵌め込まれて配置されている。支持板71、グリップ72およびくさび部材73は、それぞれの中心軸が一致するように配置される。そして、支持板71の貫通孔71Aおよびくさび部材73の貫通孔を、緊張材30の端部領域30Bが貫通している。
防食部80は、定着具70および定着具70から突出する緊張材30の端部領域30Bを覆うキャップ82と、キャップ82と定着具70との間の空間を充填するように定着具70を被覆する被覆部81とを含む。キャップ82は、中空円筒の一方の端部が壁部により閉塞され、他方の端部が開口した形状を有する。キャップ82は、開口側の端部において支持板71に接触することにより、定着具70および定着具70から突出する緊張材30の端部領域30Bを覆う。被覆部81は、たとえば解体可能型レジンなどの解体可能型樹脂からなる。解体可能型レジンとしては、たとえば住友スリーエム株式会社製の「解体可能型レジン4441J」や「解体可能型レジン8882」などを採用することができる。
図4および図5を参照して、定着具70は、第1被覆層41に接触するように、緊張材30の端部領域30Bを拘束する。より具体的には、端部領域30Bにおいては、緊張材30の第2被覆層61および油脂層51が除去され、第1被覆層41が露出した状態となっている。そして、第1被覆層41の外周面とくさび部材73とが接触する状態で、緊張材30の端部領域30Bが定着具70によって拘束されている。
図4を参照して、第1端部床版11の貫通孔19においてシース20の端面と支持板71との間の領域には、シース20の端面に接触するように、液密部材28が配置されている。液密部材28は、たとえば主にゴムからなり、緊張材30が貫通する貫通孔を有する部材である。液密部材28は、緊張材30の第2被覆層61と接触している。すなわち、緊張材30の第2被覆層61および油脂層51が除去された領域と除去されていない領域との境界は、液密部材28と支持板71との間の空間に位置する。液密部材28と支持板71との間の空間は、樹脂部29により充填されている。樹脂部29は、被覆部81と同じ材料、たとえば解体可能型レジンからなる。樹脂部29は、被覆部81の形成時に、未硬化の樹脂(レジン)が定着具70のわずかな隙間を介して貫通孔19へと浸入することにより形成される。液密部材28は、貫通孔19を取り囲む第1端部床版11の壁面と緊張材30と間の液密性を確保し、未硬化の樹脂(レジン)のシース20内部への浸入を抑制する機能を有する。
5.床版構造体の効果
シースに挿通された緊張材の緊張力によってコンクリート部材に圧縮力を付与する構造においては、シースと緊張材との間はグラウト材で充填するのが一般的である。これとは対照的に、本実施の形態の床版構造体1においては、シース20と緊張材30との間の空間21Aが、グラウト材によって充填されていない。言い換えると、大気で満たされている。従って、床版構造体1においては、床版構造体1を構成する第1端部床版11、第2端部床版12および中間床版13と緊張材30との一体化が解除可能な状態となっている。そのため、防食部80および定着具70を除去すれば、緊張材30の緊張が解消する。特に、本実施の形態においては、防食部80の被覆部81が解体可能型樹脂からなっている。その結果、部分的に床版11,12,13を交換することが容易となっている。
また、本実施の形態において、緊張材30は、撚り線部33が第1被覆層41、油脂層51および第2被覆層61に覆われた構造を有している。そのため、シース20と緊張材30との間の空間21Aがグラウト材によって充填されていない状態でも、撚り線部33の腐食が抑制される。このように、本実施の形態の床版構造体1は、複数の床版11,12,13が並べて接続された構造体において、圧縮応力を導入しつつ、部分的な床版11,12,13の交換が容易となっている。
また、本実施の形態において、複数の床版11,12,13には、床版11,12,13の外部とシース20の内部とを連通する連通路11C,12C,13Cが形成されている。連通路11C,12C,13Cの形成は必須の構成ではないが、これが形成されることにより、シース20と緊張材30との間の空間に水分などが浸入した場合でも、連通路11C,12C,13Cを介してこれを排出することが可能となっている。
6.床版構造体の製造方法(構築手順)
次に、床版構造体1の構築手順の概略を説明する。図1~図5を参照して、本実施の形態における床版構造体1の構築では、まず第1端部床版11、第2端部床版12および中間床版13が準備される。第1端部床版11、第2端部床版12および中間床版13は、所望の形状を有する型内にシース20(シースユニット21および連結部材22)を配置した状態で、流動性を有するコンクリートを流し込み、固化させることで準備することができる。
次に、準備された第1端部床版11、第2端部床版12および中間床版13を、たとえば既設の鋼桁上に並べて配置する。このとき、隣り合う床版11,12,13内のシース20同士がつながるように、床版11,12,13が配置される。
次に、シース20の両端から端部領域30Bが露出するように、シース20の全長にわたって緊張材30が挿通される。緊張材30の両端部分の油脂層51および第2被覆層61は除去される。また、シース20の両端面に接触するように、液密部材28が配置される。また、第1端部床版11および第2端部床版12の貫通孔19の両出口に対応する部分には、支持板71およびグリップ72が配置される。その後、たとえばジャッキなどの緊張力付与装置を用いて緊張材30に対して長手方向に緊張力(引張応力)が付与される。そして、緊張力付与装置による緊張力の付与が維持された状態で、くさび部材73がグリップ72と緊張材30との間の空間に押し込まれる。そして、緊張力付与装置による緊張力の付与が解除されると、緊張材30が収縮しようとするものの、くさび部材73およびグリップ72による拘束により収縮が阻害され、緊張力が維持される。この緊張力により、床版構造体1に圧縮応力が付与された状態となる。
次に、定着具70を覆うようにキャップ82が被せられた後、キャップ82に形成された貫通孔(図示しない)から流動性を有する状態の解体可能型樹脂が導入される。導入された解体可能型樹脂は、定着具70とキャップ82との空間を充填するとともに、貫通孔19内の液密部材28と支持板71との間の空間に浸入する。その後、時間の経過により解体可能型樹脂が固化し、被覆部81および樹脂部29となる。以上の手順により、本実施の形態の床版構造体1を構築することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、請求の範囲によって規定され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 床版構造体
11 第1端部床版
11A 第1走行面
11B 第1突出部
11C 第1端部床版連通路
11D 凹部
12 第2端部床版
12A 第2走行面
12B 第2突出部
12C 第2端部床版連通路
13 中間床版
13A 中間走行面
13C 中間床版連通路
13D ホース
19 貫通孔
20 シース
21 シースユニット
21A 空間
22 連結部材
22A 本体部
22B 連通部
28 液密部材
29 樹脂部
30 緊張材
30A 端部領域
30B 端部領域
31 芯線
32 周囲線
33 撚り線部
41 第1被覆層
51 油脂層
61 第2被覆層
70 定着具
71 支持板
71A 貫通孔
72 グリップ
72A 貫通孔
73 くさび部材
73A 貫通孔
80 防食部
81 被覆部
82 キャップ

Claims (8)

  1. 複数のコンクリート部材が並べて接続されたコンクリート構造体であって、
    一方の端部に配置される第1コンクリート部材と、
    他方の端部に配置される第2コンクリート部材と、
    前記第1コンクリート部材から前記第2コンクリート部材まで、前記複数のコンクリート部材を貫通する貫通孔内に、前記貫通孔を取り囲む壁面を覆うように配置されるシースと、
    前記シースの両端から端部領域が露出するように前記シースの全長にわたって挿通され、長手方向に緊張力が付与された緊張材と、
    前記シースから露出する前記緊張材の前記端部領域を前記第1コンクリート部材または前記第2コンクリート部材に対して定着させる定着具と、
    前記定着具を覆う防食部と、を備え、
    前記緊張材は、
    複数の鋼線が撚り合わされた撚り線部と、
    前記撚り線部の外周を覆う第1被覆層と、を含み、
    前記シースと前記緊張材との間の空間は、大気で満たされており、
    前記複数のコンクリート部材のうち少なくとも1つには、前記コンクリート部材の外部と前記シースの内部とを連通する連通路が形成されており、
    前記連通路は、水平に対して下方に向かって形成されており、
    前記シースと前記緊張材との間の空間は、前記連通路を介して大気に開放されており、
    前記シースは、管状の形状を有し、長手方向に並べて配置され、互いに連結される複数のシースユニットと、
    隣り合う前記シースユニットの内部同士が連通するように前記シースユニットを連結する連結部材と、を含み、
    前記連結部材には、前記連結部材の内部と外部とを連通する開口部が形成されており、
    前記連結部材の内部と前記連通路とが前記開口部を介して連通している、コンクリート構造体。
  2. 前記連結部材は、前記連通路内へと突出する連通部を含み、
    前記開口部は前記連通部に形成される、請求項に記載のコンクリート構造体。
  3. 前記第1被覆層はエポキシ樹脂からなる、請求項1または請求項2に記載のコンクリート構造体。
  4. 前記緊張材は、前記第1被覆層の外周側を取り囲み、前記第1被覆層とは異なる材料からなる第2被覆層をさらに含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコンクリート構造体。
  5. 前記第2被覆層はポリエチレンからなる、請求項に記載のコンクリート構造体。
  6. 前記緊張材は、前記第1被覆層と前記第2被覆層との間に配置される油脂層をさらに含む、請求項または請求項に記載のコンクリート構造体。
  7. 前記定着具は、前記第1被覆層に接触するように前記端部領域を拘束する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のコンクリート構造体。
  8. 前記防食部は、解体可能型樹脂からなり、前記定着具を覆う被覆部を含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコンクリート構造体。
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