JP7085751B2 - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

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本発明は、ダイヤフラム押圧用の駆動体の揺動支点を支える摺接式の軸受を備えたダイヤフラムポンプに関する。
従来のこの種のダイヤフラムポンプとしては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に開示されたダイヤフラムポンプは、ポンプ室の壁の一部を構成するダイヤフラムと、このダイヤフラムに接続されてポンプ室の容積を増減させる駆動機構とを備えている。
駆動機構は、モータの回転を往復運動に変換してダイヤフラムに伝達するもので、モータの回転軸と一体に回転する回転体と、ダイヤフラムに接続された腕部を有する駆動体と、回転体と駆動体とを接続する駆動軸とを備えている。
駆動軸の一端部は、回転体におけるモータの回転軸とは偏心した部位に取付けられている。また、駆動軸は、モータの出力軸に対して傾斜している。この駆動軸が傾斜する方向は、この駆動軸の他端部において出力軸に対する偏心量が少なくなる方向である。
駆動軸の他端部は、駆動体の軸線方向の一端部に挿入されている。駆動体の軸線方向の他端部には、駆動軸とは反対方向に突出する半球状の突起が設けられている。
この突起は、駆動体の揺動支点となるもので、このダイヤフラムポンプのハウジング側の凹部に摺動自在に保持されている。この凹部は、上述した突起と協働して摺接式の軸受構造を構成するもので、ハウジングの一部を構成する部材の中心部に、ここが部分的に凹むように形成されている。
この従来のダイヤフラムポンプにおいては、ポンプ室に空気が吸引される行程でポンプ室内が負圧になると、駆動体の腕部がダイヤフラム側に引っ張られる。このように負圧に起因して駆動体に加えられる荷重、すなわちスラスト荷重は、駆動体の突起が接触する凹部によって受けられる。このため、ポンプ動作時は、突起がスラスト荷重によって凹部に押し付けられながら、凹部に対して摺動することになる。
特開2018-66309号公報
特許文献1に示すような従来のダイヤフラムポンプにおいては、作動時に駆動体の突起がハウジング側の凹部にスラスト荷重によって押し付けられながら摺動するために、この摺動部分から接触音が発生するという問題があった。
本発明の目的は、駆動体の突起とハウジング側の凹部とからなる摺動部分で生じる接触音を低減できるダイヤフラムポンプを提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係るダイヤフラムポンプは、ハウジングと、前記ハウジングの一部を構成する部材に保持され、前記部材と協働してポンプ室を形成するダイヤフラムと、モータによって駆動されて回転する回転体と、前記回転体にこの回転体の軸線に対して傾斜した状態で立設された駆動軸と、一端部が前記回転体に前記駆動軸を介して支持されるとともに他端部が前記ハウジングの一部を構成する部材に摺接式の軸受構造を介して支持され、前記回転体の回転を往復運動に変換して前記ダイヤフラムに伝達する駆動体と、前記ポンプ室に吸入弁を介して接続された吸入通路と、前記ポンプ室に吐出弁を介して接続された吐出通路とを備え、前記ハウジングの一部を構成する部材は、前記回転体と同一軸線上で前記駆動体に向けて突出する柱状突起を有し、前記軸受構造は、前記柱状突起の先端部に形成された凹部と、前記駆動体の他端部に凸設されて前記凹部に摺動可能に接触する半球状の突起とによって構成されているものである。
本発明は、前記ダイヤフラムポンプにおいて、前記ダイヤフラムは、前記ハウジングの一部を構成する部材に保持される固定部と、前記ポンプ室の壁の一部となる変形部とを有し、前記固定部は、前記回転体と同一軸線上に位置する貫通孔を有し、前記ハウジングの一部を構成する部材は、前記ポンプ室の壁の一部となるポンプ部を有する第1の板部材と、前記回転体と同一軸線上に貫通孔を有し、前記第1の板部材と協働して前記ダイヤフラムの前記固定部を挟んで保持する第2の板部材とからなり、前記柱状突起は、前記第1の板部材に設けられているとともに、前記ダイヤフラムの前記貫通孔と、前記第2の板部材の前記貫通孔とに挿通されていてもよい。
本発明は、前記ダイヤフラムポンプにおいて、前記柱状突起の軸心部には前記凹部に開口する非貫通孔が形成され、前記非貫通孔の中には潤滑油が充填されていてもよい。
本発明に係るダイヤフラムポンプにおいては、回転体が回転することにより駆動体が軸受構造を揺動中心として揺動する。ポンプ室が拡張するときは、ポンプ室内が負圧になり、これに伴って駆動体がポンプ室側に引かれるようになる。すなわち、駆動体に上述した負圧に起因するスラスト荷重が作用し、駆動体の突起がハウジング側の軸受構造の凹部に押し付けられる。このように凹部がスラスト荷重を受けることにより、凹部を有する柱状突起が僅かに撓むようになる。柱状突起が撓むことにより、駆動体の突起と凹部との接触部分の接触圧が低下し、この接触部分で生じる接触音が軽減される。
したがって、本発明によれば、駆動体の突起とハウジング側の凹部とからなる摺動部分で生じる接触音を低減できるダイヤフラムポンプを提供することができる。
本発明に係るダイヤフラムポンプの断面図である。 要部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明に係るダイヤフラムポンプの一実施の形態を図1および図2を参照して詳細に説明する。
図1に示すダイヤフラムポンプ1は、図1において最も下に位置するモータ2に取付けられ、このモータ2の回転軸3に取付けられた回転体4が回転することによって動作する。この実施の形態によるダイヤフラムポンプ1は、大気(空気)を吸込んで吐出するポンプである。
このダイヤフラムポンプ1は、モータ2に固定されたハウジング5を備えている。このダイヤフラムポンプ1を構成する機能部品は、このハウジング5に保持されている。
ハウジング5は、複数の部材をモータ2の軸線方向に組み合わせて円柱状に形成されており、モータ2の回転軸3と同一軸線上に位置付けられている。ハウジング5を構成する複数の部材は、モータ2に取付けられた有底円筒状の底体6と、この底体6の開口部分に取付けられたダイヤフラムホルダー7と、このダイヤフラムホルダー7に後述するダイヤフラム8を介して取付けられた円板状のバルブホルダー9と、このバルブホルダー9に重なる状態で取付けられた蓋体10などである。
ダイヤフラムホルダー7は、回転軸3と同一軸線上に位置する第1の貫通孔11と、後述するダイヤフラム8の変形部12が挿入された第2の貫通孔13とを有している。この実施の形態においては、このダイヤフラムホルダー7が請求項2記載の発明でいう「第2の板部材」に相当する。
ダイヤフラム8は、ダイヤフラムホルダー7とバルブホルダー9とによって挟まれて保持された固定部14と、バルブホルダー9に向けて開口するカップ状の変形部12とを有している。この変形部12は、バルブホルダー9のポンプ部15と協働してポンプ室16を形成するものである。図1には変形部12が1つしか描かれていないが、この実施の形態によるダイヤフラム8は実際には複数の変形部12を有している。これらの変形部12は、回転体4の軸線Cを中心として回る方向に一定の間隔をおいて並んでいる。ダイヤフラムホルダー7の上述した第2の貫通孔13も変形部12と対応する位置にそれぞれ形成されている。
変形部12には、ポンプ室16とは反対方向に向けて突出する連結片17が設けられている。
ダイヤフラム8の固定部14は、回転体4と同一軸線上に第3の貫通孔18を有している。
ダイヤフラム8の変形部12とバルブホルダー9のポンプ部15との間に形成されたポンプ室16には、詳細には図示してはいないが、吸入通路21と吐出通路22とが開口している。
吸入通路21は、ダイヤフラム8の固定部14とバルブホルダー9との間に形成されており、ポンプ室16に吸入弁23を介して接続されている。吸入通路21の上流端は、ダイヤフラムホルダー7と底体6とによって囲まれて形成されたハウジング内空間Sに開口している。
このハウジング内空間Sは、図示していない通気孔によってハウジング5の外の大気中に開放されている。
吐出通路22は、バルブホルダー9と蓋体10の中に形成されており、ポンプ室16に吐出弁24を介して接続されている。吐出通路22の下流端は、蓋体10に凸設された吐出パイプ25の内部空間25aによって構成されている。
吐出弁24と上述した吸入弁23は、ポンプ室16の容積の増減に伴ってそれぞれ開閉する。吐出弁24は、ポンプ室16の容積が減少する収縮行程で開き、それ以外の場合は閉じている。吸入弁23は、ポンプ室16の容積が増加する拡張行程で開き、それ以外の場合は閉じている。ポンプ室16の容積は、ダイヤフラム8の変形部12が後述する駆動機構26により押されたり引かれたりすることによって変化する。
バルブホルダー9は、プラスチック材料によって形成され、ポンプ室16の壁の一部となるポンプ部15と、ダイヤフラムホルダー7と協働してダイヤフラム8の固定部14を挟んで保持する保持部31とを有している。保持部31における回転体4と同一軸線上には、柱状突起32がダイヤフラムホルダー7に向けて凸設されている。この柱状突起32は、円柱状に形成されており、ダイヤフラム8の第3の貫通孔18と、ダイヤフラムホルダー7の第1の貫通孔11とに挿通されている。
柱状突起32の外径は、第1の貫通孔11および第3の貫通孔18の孔径より僅かに小さい。すなわち、柱状突起32と第1および第3の貫通孔11,18との間にはクリアランスが形成されている。図2は、このクリアランスが判別できるように、クリアランスを実際より拡げて描いてある。
柱状突起32の先端部には、図2に示すように、凹曲面からなる凹部33が形成されている。この凹部33の開口形状は円形である。凹部33を構成する凹曲面は、滑らかに形成されている。この実施の形態による柱状突起32は、先端がダイヤフラムホルダー7の第1の貫通孔11の中に位置するように形成されている。第1の貫通孔11における柱状突起32が存在していない部分(バルブホルダー9とは反対側の半部)には、テーパー部11aが形成されている。このテーパー部11aは、バルブホルダー9から離れるにしたがって孔径が漸次大きくなる形状に形成されている。
柱状突起32の軸心部には、凹部33に開口する非貫通孔34が形成されている。この非貫通孔34の中には潤滑油35が充填されている。この実施の形態においては、このバルブホルダー9と上述したダイヤフラムホルダー7が本発明でいう「ハウジングの一部を構成する部材」に相当する。また、この実施の形態においては、バルブホルダー9が請求項2記載の発明でいう「第1の板部材」に相当する。
駆動機構26は、図1に示すように、モータ2の回転軸3と一体に回転する回転体4と、この回転体4に駆動軸41を介して接続された駆動体42とを備えている。回転体4と駆動体42は、それぞれプラスチック材料によって形成されている。
駆動軸41は、回転体4にこの回転体4の軸線Cに対して傾斜した状態で立設されている。駆動軸41が傾斜する方向は、駆動軸41の先端部において回転体4の軸線Cに対する偏心量が少なくなる方向である。
駆動体42は、後述する3つの機能部を有している。第1の機能部は、駆動軸41が接続される軸部43である。軸部43は、円柱状に形成されている。この軸部43は、駆動軸41と同一軸線上に位置付けられて駆動軸41が挿入され、駆動軸41を介して回転体4に接続されている。このため、駆動体42の一端部(図1においては下端部)は、駆動軸41を介して回転体4に支持されている。
駆動体42の第2の機能部は、ダイヤフラム8の連結片17に接続された腕部44である。腕部44は、ダイヤフラム8の変形部12毎に設けられており、軸部43から放射状に径方向の外側へ延びている。連結片17は、腕部44を貫通した状態で腕部44に固定されている。
駆動体42の第3の機能部は、駆動体42の中心部であってモータ2とは反対側に位置する突起45である。この突起45は、駆動体42の揺動中心になるもので、軸部43の他端部の軸心部分からモータ2とは反対方向へ突出している。突起45の先端は、半球状に形成されており、ダイヤフラムホルダー7の凹部33に摺動可能に接触している。詳述すると、突起45は、凹部33に、突起45の軸心を中心として回転自在かつ突起45の軸心が傾斜する方向へ揺動自在に接触している。このため、駆動体42の他端部は、突起45と上述した凹部33とからなる摺接式の軸受構造を介してバルブホルダー9に支持されることになる。
このように構成されたダイヤフラムポンプ1においては、モータ2の回転軸3が回転することにより回転体4および駆動軸41が回転軸3を中心にして回転し、駆動体42が突起45を中心にして揺動する。この揺動により、腕部44が変形部12を押したり引いたりする。このため、駆動体42が回転軸3の回転を往復運動に変換して変形部12に伝達する。ダイヤフラム8の変形部12が腕部44によってモータ2側に引かれることにより、ポンプ室16の容積が増大し、吸入弁23が開いて空気が吸入通路21を通ってポンプ室16内に吸入される。
一方、ダイヤフラム8の変形部12が腕部44によってバルブホルダー9側へ押されることにより、変形部12が圧縮されてポンプ室16の容積が減少し、吐出弁24が開いてポンプ室16内の流体が吐出通路22を通って吐出パイプ25から吐出される。
ダイヤフラムポンプ1の動作時に駆動体42が変形部12を引くときは、ポンプ室16内が負圧になり、これに伴って駆動体42がポンプ室16側に引かれるようになる。すなわち、駆動体42に上述した負圧に起因するスラスト荷重が作用し、駆動体42の突起45がバルブホルダー9側の軸受構造の凹部33に押し付けられる。このように凹部33がスラスト荷重を受けることにより、凹部33を有する柱状突起32が図2中に二点鎖線で示すように第1の貫通孔11との間のクリアランス分だけポンプ室16に向けて僅かに撓むようになる。図2の二点鎖線は、柱状突起32が撓む現象を判り易くするために、クリアランスが実際より広く描かれているとともに、柱状突起32が実際より大きく撓んだ状態で描いてある。柱状突起32が撓むことにより、駆動体42の突起45と凹部33との接触部分の接触圧が低下し、この接触部分で生じる接触音が軽減される。
したがって、この実施の形態によれば、駆動体42の突起45とハウジング5側の凹部33とからなる摺動部分で生じる接触音を低減できるダイヤフラムポンプを提供することができる。
この実施の形態によるダイヤフラム8は、ダイヤフラムホルダー7とバルブホルダー9(ハウジング5の一部を構成する部材)に保持される固定部14と、ポンプ室16の壁の一部となる変形部12とを有している。固定部14は、回転体4と同一軸線上に位置する第3の貫通孔18を有している。ハウジング5の一部を構成する部材は、ポンプ室16の壁の一部となるポンプ部15を有するバルブホルダー9(第1の板部材)と、回転体4と同一軸線上に第1の貫通孔11を有し、バルブホルダー9と協働してダイヤフラム8の固定部14を挟んで保持するダイヤフラムホルダー7(第2の板部材)とによって構成されている。柱状突起32は、バルブホルダー9に設けられているとともに、ダイヤフラム8の第3の貫通孔18と、ダイヤフラムホルダー7の第1の貫通孔11とに挿通されている。
このダイヤフラムポンプ1においては、回転体4が連続的に回転して駆動体42の突起45がスラスト荷重により柱状突起32に周期的に押し付けられることによって、バルブホルダー9が回転体4の軸線方向に振動する。この振動は、バルブホルダー9とダイヤフラムホルダー7との間に挟まれたダイヤフラム8の固定部14によって減衰される。
したがって、この実施の形態によれば、接触音が小さくなるとともに振動も小さくなるダイヤフラムポンプを提供することができる。
この実施の形態による柱状突起32の軸心部には凹部33に開口する非貫通孔34が形成されている。この非貫通孔34の中には潤滑油35が充填されている。
このため、駆動体42の突起45と柱状突起32の凹部33との摺動部分を潤滑油によって潤滑できるから、この摺動部分で生じる騒音をさらに小さくすることができる。特に、柱状突起32を筒状に形成して非貫通孔34の孔径を拡げることにより、潤滑油35の貯留量が増えるから、低騒音の状態を長期間にわたって維持することが可能になる。
したがって、この実施の形態によれば、騒音がより一層小さいダイヤフラムポンプを提供することができる。
上述した実施の形態による吸入通路21は、ポンプ室16とハウジング内空間Sとを連通するように形成されている。しかし、吸入通路21や吐出通路22、吸入弁23、吐出弁24などの空気が流れる部分の構成は、適宜変更することができる。
1…ダイヤフラムポンプ、2…モータ、4…回転体、5…ハウジング、7…ダイヤフラムホルダー(第2の板部材)、8…ダイヤフラム、9…バルブホルダー(第1の板部材)、11…第1の貫通孔、12…変形部、14…固定部、15…ポンプ部、16…ポンプ室、18…第3の貫通孔、21…吸入通路、22…吐出通路、23…吸入弁、24…吐出弁、32…柱状突起、33…凹部、34…非貫通孔、35…潤滑油、41…駆動軸、42…駆動体、45…突起。

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの一部を構成する部材に保持され、前記部材と協働してポンプ室を形成するダイヤフラムと、
    モータによって駆動されて回転する回転体と、
    前記回転体にこの回転体の軸線に対して傾斜した状態で立設された駆動軸と、
    一端部が前記回転体に前記駆動軸を介して支持されるとともに他端部が前記ハウジングの一部を構成する部材に摺接式の軸受構造を介して支持され、前記回転体の回転を往復運動に変換して前記ダイヤフラムに伝達する駆動体と、
    前記ポンプ室に吸入弁を介して接続された吸入通路と、
    前記ポンプ室に吐出弁を介して接続された吐出通路とを備え、
    前記ハウジングの一部を構成する部材は、前記回転体と同一軸線上で前記駆動体に向けて突出する柱状突起を有し、
    前記軸受構造は、
    前記柱状突起の先端部に形成された凹部と、
    前記駆動体の他端部に凸設されて前記凹部に摺動可能に接触する半球状の突起とによって構成され
    前記ダイヤフラムは、
    前記ハウジングの一部を構成する部材に保持される固定部と、前記ポンプ室の壁の一部となる変形部とを有し、
    前記固定部は、前記回転体と同一軸線上に位置する貫通孔を有し、
    前記ハウジングの一部を構成する部材は、
    前記ポンプ室の壁の一部となるポンプ部を有する第1の板部材と、
    前記回転体と同一軸線上に貫通孔を有し、前記第1の板部材と協働して前記ダイヤフラムの前記固定部を挟んで保持する第2の板部材とからなり、
    前記柱状突起は、前記第1の板部材に設けられているとともに、前記ダイヤフラムの前記貫通孔と、前記第2の板部材の前記貫通孔とに挿通されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  2. 請求項1記載のダイヤフラムポンプにおいて、
    前記柱状突起の軸心部には前記凹部に開口する非貫通孔が形成され、
    前記非貫通孔の中には潤滑油が充填されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
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