JP7085389B2 - 床材 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに接合するための実構造を有した床材に係り、特に、固定具により床下地面に固定される床材に関する。
従来から、床材を床下地面に敷設する際には、床材の両側の側縁部のうち、一方の側縁部に雄実部を形成し、他方の側縁部に雌実部を形成し、雄実部または雌実部のいずれか一方に固定具を貫通させ、床材を床下地面に固定することが多い。
具体的には、床材を床下地面に固定した後、この床材を一方の床材とし、この一方の床材に形成された雄実部(または雌実部)に、他方の床材の雌実部(または雄実部)とを実接合し、他方の床材を床下地面に敷設する。このような一連の作業を繰り返すことにより、床下地面に複数の床材を敷設し、床下地面の上にフロアが形成される。
たとえば、このような床材として、特許文献1には、床材の雄実部に形成された突条の上面に、釘などの固定具の頭部を収容する収容溝を形成した床材が開示されている。この床材によれば、収容溝に向かって固定具を打ちこみ、突条の上面に形成された収容溝に固定具の頭部を収容することができる。
これにより、突条の上面から固定具の頭部が飛び出すことを防止することができるので、実接合時に、一方の床材を固定する固定具の頭部が、他方の床材の接合部分を床面側に押し上げることを回避することができる。このような結果、固定具の頭部の押し上げにより、実接合された他方の床材の表面が部分的に膨らむことを防止することができ、敷設された床材の美観を確保することができる。
特開2012-112143号公報
しかしながら、収容溝が形成された雄実部の突条に、固定具を打ちこむと、この収容溝が切欠きとなって、突条が破損するおそれがある。特に、この雄実部が、木質片または木質繊維から形成されている場合には、木質ボードの厚さ方向の中央は、表層に比べて密度が低いため、突条の破損はさらに生じ易い。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、固定具により床材を固定した際に、床材の破損を防止するとともに、固定具により敷設した床面を押し上げることなく、床面の美観を確保することができる床材を提供することを目的とする。
前記課題を鑑みて、本発明に係る床材は、両側の側縁部のうち、一方の側縁部に雄実部が形成され、他方の側縁部に雌実部が形成され、固定具を介して床下地面に固定される床材である。前記床材は、木質片または木質繊維から成形された木質ボードに、前記雄実部と前記雌実部とが形成された木質基材と、前記木質基材の表面に貼着された化粧材と、を少なくとも備えている。前記木質基材の両面の表層の密度は、その内部の密度よりも高く、前記雌実部には、板幅方向に突出した上側突条と、前記上側突条よりも板幅方向にさらに突出した下側突条とにより、中央凹溝が形成されている。前記雄実部には、前記上側突条の形状に応じて板幅方向に凹んだ上側凹部と、前記下側突条の形状に応じて板幅方向に凹んだ下側凹部とにより、前記雌実部と実接合した状態で、前記中央凹溝に挿入される中央凸条が形成されている。前記下側突条は、その上面から固定具を貫通させて、前記床材を床下地面に固定する部分であり、前記下側凹部を形成する上壁部には、実接合した状態で、前記下側突条から突出した前記固定具の突出部分を収容する収容凹部が形成されている。
本発明によれば、床材同士を床下地面に敷設する際に、まず、一方の床材を床下地面に敷設し、雌実部の下側突条に固定具を貫通させて、床材を床下地面に固定する。次に、他方の床材を床下地面に敷設する際には、一方の床材の雌実部に対して、他方の床材の雄実部を実接合する。この実接合の際に、下側突条から突出した固定具の突出部分は、下側凹部の上壁部に形成された収容凹部に収容されるので、突出部分が他方の床材の雄実部を押し上げることが抑えられ、床材の床面の膨らみを抑えることができる。
特に、本発明では、木質基材は、木質片または木質繊維から成形された木質ボードであるので、その両面の表層の密度は、その内部の密度よりも高い。このため、下側突条に打ち込んだ固定具の一部は、突出部分として、下側突条から突出し易い。しかしながら、このような固定具の突出部分が形成されたとしても、これを下側凹部の上壁部に形成された収容凹部に収容することができる。
さらに、密度の低い内部に位置する雄実部の中央凸条ではなく、密度の高い表層に位置する雌実部の下側突条に固定具を貫通させて、床材を床下地面に固定するので、固定具による床材の破損を防止することができる。
より好ましい態様としては、前記木質基材は、パーティクルボード、木質繊維板、または、オリエンテッドストランドボードである。この態様によれば、パーティクルボード、木質繊維板、または、オリエンテッドストランドボードは、木質基材の表層の密度が、内部の密度よりも高いため、密度の高い下側突条に固定具を貫通させて、固定具による床材の破損を防止することができる。また、木質基材の内部の密度が、表層の密度よりも低いため、密度の低い中央凸条は破損し易いところ、収容凹部に固定具の突出部分を収容するので、固定具の突出部分により中央凸条が押し上げられることを回避し、中央凸条の破損を防止することができる。
より好ましい態様としては、前記収容凹部は、前記中央凸条に沿って形成された収容溝である。この態様によれば、収容凹部を収容溝にすることにより、固定具の固定位置に拘わらず、固定具の突出部分を収容溝に収容することができる。
より好ましい態様としては、前記収容凹部を形成する壁面のうち、前記中央凸条の先端側に形成された壁面は、前記中央凸条の先端側に進むに従って、前記収容凹部の深さが浅くなるように傾斜している。
この態様によれば、中央凸条の先端側に形成された壁面を、中央凸条の先端側に進むに従って、収容凹部の深さが浅くなるように傾斜させることにより、中央凸条近傍の肉厚を確保し、中央凸条近傍の強度を確保することができる。
より好ましい態様としては、前記収容溝は、前記上側凹部を形成する木口面よりも、板幅方向の内側に形成されている。この態様によれば、収容溝が、木口面よりも板幅方向の内側に形成されているので、中央凸条の肉厚を確保し、中央凸条近傍の強度を確保することができる。
本発明によれば、固定具により床材を固定した際に、床材の破損を防止するとともに、固定具により敷設した床面を押し上げることなく、床面の美観を確保することができる。
(a)は、本実施形態に係る床材を表面側から見た模式的斜視図であり、(b)は、(a)示す床材を裏面側から見た模式的斜視図である。 (a)は、図1(a)に示す雌実部近傍の模式的断面図であり、(b)は、図1(a)に示す雄実部近傍の模式的断面図である。 図1(b)に示す雄実部の模式的斜視図である。 図1に示す床材を二枚準備し、これらを床下地面に敷設する方法を説明するための模式的断面図である。 図4に示す床材同士が実接合された状態で、かつ、これらが床下地面に敷設された状態を説明するための図である。 (a)~(c)は、図2(b)に示す床材の変形例を示した模式的断面図である。 図3に示す床材の変形例を示した模式的断面図である。
以下に、図1~7を参照して、本発明に実施形態に係る床材について説明する。
本実施形態に係る床材10は、後述する図5に示すように、固定具6を介して床下地面Gに固定され、床材同士を実結合した状態で、床下地面に敷設されるものである。図1(a)、(b)に示すように、本実施形態では、床材10は、平面視において矩形状であり、両側の側縁部のうち、一方の側縁部に雄実部20が形成され、他方の側縁部に雌実部30が形成されている。
より具体的には、床材10は、木質基材11と化粧材12とを備えている。木質基材11は、木質片または木質繊維から成形された木質ボードに、雄実部20と雌実部30とが形成されたものである。このような木質ボードは、木質片または木質繊維を熱圧成形によりボード状に成形されるため、木質基材11の両面の表層11a、11aの密度は、その内部(厚さ方向の中央部)11bの密度よりも高い。
例えば、木質基材11の表層11aの密度は、0.80~1.10g/cmであり、その内部の密度は、0.60~0.90g/cmであることが好ましい。さらに好ましくは、木質基材11の表層11aの密度は、0.90~1.00g/cmであり、その内部の密度は、0.70~0.80g/cmである。たとえば、このような密度は、X線密度分析器により測定することができる。
このような密度を満たす木質基材11として、たとえば、パーティクルボード(PB)、木質繊維板(MDF・インシュレーションボード・ハードボードなど)、オリエンテッドストランドボード(OSB)を挙げることができる。特に、MDFなどの低圧メラミンボードは、表層11a、11aの密度が高い。木質基材11の厚さは、雄実部20および雌実部30を形成することができるものであれば、特に限定されるものではなく、木質基材の厚さは、5.0~12.0mmの範囲にあることが好ましい。
本実施形態では、木質基材11の表面に貼着された化粧材12は、4枚の突板からなり、木質基材11の表面を化粧する表面化粧材として用いられる単板である。本実施形態では、化粧材12で4枚の突板で構成されているが、木質基材11の表面を覆うことができるのであれば、その枚数等は特に限定されるものではない。
ここで、突板の材料としては、例えば、ビーチ、オーク、メイプル、ケヤキ、ウォールナット、シナ、ナラ、ヤチダモ、キリ、ヒノキ、スギ、マホガニー、チーク、ローズウッド、トチ、クロガキ、シオジ、ニレ、カバ、シタン、またはコクタンなどを挙げることができる。突板の厚さは、0.1~1.0mmの範囲にあることが好ましい。
このように、木質基材11の表面に、化粧材12を貼着することにより、床材10の表面が、平滑な表面となり、床材10の美観が確保される。また、この他にも、化粧材12が、上述した材料からなる挽板であってもよく、その場合には、挽板の厚さは、1mm~3mmの範囲にあることが好ましい。さらに、化粧材12が、木質基材11の表面を化粧することができるのであれば、樹脂製のシート材などであってもよく、化粧材12の表面に、印刷がさらに施されていてもよい。
以下に、床材10に形成された雄実部20と雌実部30について、説明する。上述したように、本実施形態では、床材10の木質基材11の一方の側縁部に雄実部20が形成され、その反対側にある他方の側縁部に雌実部30が形成されている。
具体的には、本実施形態では、床材10は、矩形状であるため、長辺側の一方の側縁部および短辺側の一方の側縁部に沿って雄実部20が形成されて、長辺側の他方の側縁部および短辺側の他方の側縁部に沿って雌実部30が形成されている。これらの雄実部20と雌実部30とは、互いに実接合が可能な形状となっており、一般的な実加工により形成される。
以下に、本実施形態に係る雄実部20と雌実部30の具体的な形状を、図2~7を参照しながら説明する。図2以降の図面では、同じ形状の床材10を2枚敷設することを想定して、床下地面Gに固定される一方の床材10に符号「10A」を付し、この床材10Aの雌実部30に実接合される床材10に符号「10B」を付している。
図2(a)に示すように、床材10(10A)の雌実部30には、板幅方向Bに突出した上側突条31と、上側突条31よりも板幅方向Bにさらに突出した下側突条32とにより、中央凹溝33が形成されている。本実施形態では、下側突条32は、その上面32aから固定具6を貫通させて、床材10Aを床下地面Gに固定する部分である(図4参照)。
一方、図2(b)に示すように、床材10(10B)の雄実部20には、雌実部30の上側突条31の形状に応じて板幅方向Bに凹んだ上側凹部21と、雌実部30の下側突条32の形状に応じて板幅方向Bに凹んだ下側凹部22と、が形成されている。この上側凹部21と下側凹部22とにより、雄実部20には、一方の床材10Aの雌実部30と実接合した状態で、中央凹溝33に挿入される中央凸条23が形成されている。
本実施形態では、図2(b)および図3に示すように、雄実部20の下側凹部22を形成する上壁部22aには、実接合した状態で、下側突条32から突出した固定具6の突出部分6aを収容する収容凹部25が形成されている。
具体的には、図3に示すように、収容凹部25は、中央凸条23に沿って形成された収容溝である。収容凹部25を収容溝にすることにより、固定具の固定位置に拘わらず、固定具の突出部分を収容溝に収容することができる。さらに、収容溝は、上側凹部21を形成する木口面21aよりも、板幅方向Bの内側に形成されている。このように、収容溝が、木口面21aよりも板幅方向Bの内側に形成されているので、中央凸条23の肉厚を確保し、中央凸条23近傍の強度を確保することができる。
ここで、図2(b)に示すように、中央凸条23の先端から、収容凹部25の先端側の端部までの長さaは、例えば、3.0~4.5mmであり、好ましくは、3.5~4.0mmである。なお、本実施形態では、長さaは、上側凹部21を形成する木口面21aから中央凸条23の先端までの距離よりも長い。また、収容凹部25の幅(具体的には収容溝の溝幅)bは、たとえば、2.5~4.5mmであり、好ましくは、3.0~4.0mmである。また、収容凹部25の基端側の端部から、下側凹部22の端面までの長さcは、1.5~5.0mmであり、好ましくは、2.5~4.0mmである。さらに、収容凹部25の深さdは、0.3~1.2mmであり、好ましくは、0.5~0.9mmである。
以下に、本実施形態に係る床材10A、10Bの敷設方法について、説明する。まず、床材10A、10B同士を床下地面Gに敷設する際には、図4に示すように、一方の床材10Aを床下地面Gに敷設し、雌実部30の下側突条32に固定具6を貫通させて、床材10Aを床下地面Gに固定する。固定具6は、ステープル、釘などであり、たとえば、その径は、1.1~1.4mm、長さ25~57mmを有している。
ここで、下側突条32が床下地面Gに接触した状態で、固定具6により、床材10Aを床下地面Gに固定するので、固定具6を打ち込む際の固定具6から下側突条32に作用する力を、床下地面Gで受けることができる。これにより、下側突条32の破損を防止することができる。
次に、他方の床材10Bを床下地面Gに敷設する際には、一方の床材10Aの雌実部30に対して、他方の床材10Bの雄実部20を実接合する。この実接合の際に、図5に示すように、下側突条32から突出した固定具6の突出部分6aは、下側凹部22の上壁部22aに形成された収容凹部25に収容される。これにより、固定具6の突出部分6aが他方の床材10Bの雄実部20に接触して、これを押し上げることが抑えられ、床材10A、10Bの実接合近傍の床面の膨らみを抑えることができる。
ここで、木質基材11は、木質片または木質繊維から成形された木質ボードからなるので、その両面の表層の密度は、内部の密度よりも高い。このため、固定具6の一部が、突出部分6aとして、下側突条32から突出し易いところ、このような固定具6の突出部分6aが形成されたとしても、これを下側凹部22の上壁部22aに形成された収容凹部25に収容することができる。
さらに、密度の低い内部に位置する雄実部20の中央凸条23ではなく、密度の高い表層に位置する雌実部30の下側突条32に固定具6を貫通させて、床材10Aを床下地面Gに固定するので、固定具6による床材10Aの破損を防止することができる。
特に、本実施形態の木質基材11を構成するパーティクルボード、木質繊維板、または、オリエンテッドストランドボードは、木質基材11の表層11aの密度が、その内部11bの密度よりも高い。これにより、密度の高い下側突条32に固定具6を貫通させるため、固定具6による床材10Aの破損を防止することができる。また、木質基材11の内部11bの密度が、表層11aの密度よりも低いため、密度の低い中央凸条23は破損し易いところ、収容凹部25に固定具6の突出部分6aを収容するので、固定具6の突出部分6aにより中央凸条23またはその近傍が押し上げられることを回避し、中央凸条23の破損を防止することができる。
図2(b)に示すように、本実施形態では、収容凹部25(収容溝)を形成する壁面のうち、中央凸条23の先端側の壁面25aは、傾斜しておらず、収容凹部25の断面の形状は矩形状であった。しかしながら、例えば、図6(a)~(c)の変形例に示すように、この壁面25aが傾斜していてもよい。
具体的には、図6(a)~(c)に示すように、収容凹部25(収容溝)を形成する壁面のうち、板幅方向Bにおいて前記中央凸条の先端側に形成された壁面25aが、中央凸条23の先端側に進むに従って、収容凹部25(収容溝)の深さ(溝深さ)が浅くなるように傾斜してもよい。
具体的には、図6(a)および(b)に示すように、壁面25aが平面状であり、収容凹部25の断面の形状が台形状または三角形状であってもよく、図6(c)に示すように、壁面25aが凹むように湾曲した曲面であってもよい。
このように、壁面25aを、中央凸条23の先端側に進むに従って、収容凹部25の深さ(溝深さ)が浅くなるように傾斜させることにより、中央凸条23近傍の肉厚を確保し、中央凸条23近傍の強度を確保することができる。
さらに、図3に示すように、本実施形態では、収容凹部25は、連続した1つの収容溝であったが、例えば図7に示すように、固定具6の打ち込み位置に応じて形成された断続的な収容溝であってもよい。これにより、連続した収容溝を設けた場合に比べて、雄実部20の強度を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
6:固定具,6a:突出部分、10,10A,10B:床材、11:木質基材、11a:表層、11b:内部、12:化粧材、20:雄実部、21:上側凹部、21a:木口面、22:下側凹部、22a:上壁部、23:中央凸条、25:収容凹部(収容溝)、30:雌実部、31:上側突条、32:下側突条、33:中央凹溝、B:幅方向、G:床下地面

Claims (3)

  1. 両側の側縁部のうち、一方の側縁部に雄実部が形成され、他方の側縁部に雌実部が形成され、固定具を介して床下地面に固定される床材であって、
    前記床材は、
    木質片または木質繊維から成形された木質ボードに、前記雄実部と前記雌実部とが形成された木質基材と、
    前記木質基材の表面に貼着された化粧材と、を少なくとも備えており、
    前記木質基材の両面の表層の密度は、内部の密度よりも高く、
    前記雌実部には、板幅方向に突出した上側突条と、前記上側突条よりも板幅方向にさらに突出した下側突条とにより、中央凹溝が形成されており、
    前記雄実部には、前記上側突条の形状に応じて板幅方向に凹んだ上側凹部と、前記下側突条の形状に応じて板幅方向に凹んだ下側凹部とにより、前記雌実部と実接合した状態で、前記中央凹溝に挿入される中央凸条が形成されており、
    前記下側突条は、その上面から固定具を貫通させて、前記床材を床下地面に固定する部分であり、
    前記下側凹部を形成する上壁部には、実接合した状態で、前記下側突条から突出した前記固定具の突出部分を収容する収容凹部が形成されており、
    前記木質基材は、パーティクルボード、木質繊維板、または、オリエンテッドストランドボードであり、
    前記収容凹部は、前記中央凸条の長さ方向に沿って、前記固定具の打ち込み位置に応じて断続的に形成された収容溝であることを特徴とする床材。
  2. 前記収容凹部を形成する壁面のうち、前記中央凸条の先端側に形成された壁面は、前記中央凸条の先端側に進むに従って、前記収容凹部の深さが浅くなるように傾斜していることを特徴とする請求項に記載の床材。
  3. 前記収容溝は、前記上側凹部を形成する木口面よりも、板幅方向の内側に形成されていることを特徴とする請求項に記載の床材。
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