JP7084328B2 - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7084328B2
JP7084328B2 JP2019005218A JP2019005218A JP7084328B2 JP 7084328 B2 JP7084328 B2 JP 7084328B2 JP 2019005218 A JP2019005218 A JP 2019005218A JP 2019005218 A JP2019005218 A JP 2019005218A JP 7084328 B2 JP7084328 B2 JP 7084328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera unit
housing
mounting portion
processing device
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019005218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020112750A (ja
Inventor
晃寛 山口
圭 山口
聡 荒井
秀則 篠原
賢一 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Priority to JP2019005218A priority Critical patent/JP7084328B2/ja
Priority to PCT/JP2019/049659 priority patent/WO2020149085A1/ja
Priority to EP19910840.8A priority patent/EP3913431A4/en
Publication of JP2020112750A publication Critical patent/JP2020112750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7084328B2 publication Critical patent/JP7084328B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/55Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with provision for heating or cooling, e.g. in aircraft
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B35/00Stereoscopic photography
    • G03B35/08Stereoscopic photography by simultaneous recording
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/239Image signal generators using stereoscopic image cameras using two 2D image sensors having a relative position equal to or related to the interocular distance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/52Elements optimising image sensor operation, e.g. for electromagnetic interference [EMI] protection or temperature control by heat transfer or cooling elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/57Mechanical or electrical details of cameras or camera modules specially adapted for being embedded in other devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N2013/0074Stereoscopic image analysis
    • H04N2013/0081Depth or disparity estimation from stereoscopic image signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、カメラ装置に関する。
近年、様々な分野においてカメラの利用が進んでおり、高い処理能力、軽量、かつ安価な製品が求められている。カメラの処理能力を高めると、演算の実行に伴う熱の発生が避けられず、放熱の問題が生じる。特許文献1には、複数の撮像装置と、前記複数の撮像装置を保持する筐体と、回路基板と、を有する撮像ユニットであって、前記筐体または前記回路基板と接して設けられる伝熱部材を備え、前記伝熱部材は前記筐体の熱伝導率より大きい熱伝導率を有し、撮像ユニットの被設置部材に対する取付け部を備えることを特徴とする撮像ユニットが開示されている。
特開2016-14564号公報
特許文献1に記載されている発明では、放熱と軽量の両立に改善の余地がある。
本発明の第1の態様によるカメラ装置は、カメラユニット取り付け部を有する筐体と、前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、前記処理装置が実装された回路基板と、前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、を備え、前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、前記カメラユニット取り付け部は第1カメラユニット取り付け部と第2カメラユニット取り付け部とから構成され、前記取り付け基準面は、第1取り付け基準面と第2取り付け基準面とから構成され、前記第1カメラユニット取り付け部と前記第2カメラユニット取り付け部を連結する筐体中央部をさらに備え、前記カメラユニットは第1カメラユニットと第2カメラユニットとから構成され、前記第1カメラユニットは前記第1カメラユニット取り付け部に取り付けられ、前記第2カメラユニットは前記第2カメラユニット取り付け部に取り付けられ、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットのそれぞれは、第1取り付け基準面および第2取り付け基準面を介して、互いの光軸が略平行となるよう前記筐体に取り付けられ、前記筐体中央部は、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの光軸と略直交し、前記カメラユニット取り付け部は、前記筐体中央部に比べて、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの光軸方向に配向している無機物フィラの割合が多く、前記筐体中央部は、前記カメラユニット取り付け部に比べて、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの光軸と略直交する方向に配向している無機物フィラの割合が多い。
本発明の第2の態様によるカメラ装置は、カメラユニット取り付け部を有する筐体と、前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、前記処理装置が実装された回路基板と、前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、を備え、前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、前記筐体には肉厚が薄い薄肉部が存在し、前記薄肉部は、前記放熱部材と前記処理装置との間に挟まれている。
本発明の第3の態様によるカメラ装置は、カメラユニット取り付け部を有する筐体と、前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、前記処理装置が実装された回路基板と、前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、を備え、前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、前記筐体には、前記処理装置に比べて小さい貫通孔が設けられ、前記放熱部材は該貫通孔を挿通しており、前記放熱部材は該貫通孔の処理装置側の開口部側に広がっている。
本発明の第4の態様によるカメラ装置は、カメラユニット取り付け部を有する筐体と、前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、前記処理装置が実装された回路基板と、前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、を備え、前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、前記筐体とともに前記処理装置および前記回路基板を覆うカバーをさらに備え、前記カバーは接着剤により前記筐体に固定され、前記接着剤の弾性率は、前記筐体および前記カバーに比べて小さい。
本発明によれば、放熱と軽量化を両立できる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
カメラ装置1000の概略構成図 カメラユニット取り付け部1110の取り付け基準面1111付近を示す拡大図 第2の実施の形態におけるカメラ装置2000の分解斜視図 第2の実施の形態におけるカメラ装置2000の組み上がり図 第3の実施の形態におけるカメラ装置2000の分解斜視図 図5におけるVI-VI断面図 第4の実施の形態におけるカメラ装置2000の分解斜視図 図7におけるVIII-VIII断面図
以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
―第1の実施の形態―
以下、図1~図2を参照して、カメラ装置の第1の実施の形態を説明する。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
図1はカメラ装置1000の概略構成図である。構成を明確にするために、図1に示すように直交するY軸とZ軸を定義する。なお図1には示していないが、Y軸とZ軸に直交するX軸も存在する。カメラ装置1000は、筐体1100、カメラユニット1200、回路基板1300、処理装置1400、放熱部材1500、およびカバー1600を備える。
カメラユニット1200は、レンズユニット1210および撮像素子1220を備える。レンズユニット1210が外界から取得した光学情報は、撮像素子1220に結像する。撮像素子1220は、撮像された画像情報を不図示のケーブルを介して処理装置1400に転送する。カメラユニット1200は、筐体1100のカメラユニット取り付け部1110に設けられた取り付け基準面1111を介して、筐体1100に取り付けられている。レンズユニット1210は、カメラユニット取り付け部1110に設けられた開口部1112を貫通している。取り付け基準面1111は、カメラユニット取り付け部1110から図示右側に突出しており、この突出量をLとする。カメラユニット1200の光軸Aは、Z軸に平行である。
図2は、カメラユニット取り付け部1110の取り付け基準面1111付近を示す拡大図である。ただしこの拡大図は、図1の右側から、たとえば撮像素子1220の側からカメラユニット取り付け部1110を見ている。図2に示す3つの小さい丸が取り付け基準面1111であり、図2の中央に示す大きい円が開口部1112である。取り付け基準面1111は開口部1112を囲むように配される。取り付け基準面1111の直径をDとすると、直径Dは突出量Lよりも大きい。図1に戻って説明を続ける。
処理装置1400は回路基板1300上に実装されており、カメラユニット1200が外界を撮影して得られた撮影画像を処理し、被写体との距離を算出する。距離の算出方法は既知の様々な手法を用いることができ、たとえば撮影画像における被写体の高さ方向の位置から距離を算出してもよい。処理装置1400は、マイコン、書き換え可能な論理回路、特定用途用の集積回路のいずれであってもよい。処理装置1400は動作に伴い高温となる。
放熱部材1500は、処理装置1400と直接接触しており、処理装置1400から生じる熱を放熱する。ただし放熱部材1500は、処理装置1400と放熱ゲルまたは放熱シートなどを介して間接的に接触してもよい。カバー1600は接着剤1700により筐体1100に取り付けられ、カメラユニット1200、回路基板1300、処理装置1400等の内部部品を物理的に保護している。図1に示すようにカバー1600は、筐体1100とともに回路基板1300および処理装置1400を覆う。接着剤1700の弾性率は、筐体1100およびカバー1600に比べて小さい。そのため、仮にカバー1600が熱や外力で変形した際に、筐体1100よりも変形しやすい接着剤1700がその影響を吸収する。
筐体1100のうち少なくともカメラユニット取り付け部1110は無機物フィラを含有する樹脂の成形体である。たとえば筐体1100は、図示左下に示す記号Gの位置にゲートが存在する。すなわちカメラユニット取り付け部1110を含む筐体1100は、図左下に示す位置から無機フィラを含有する樹脂が充填されて形成された。そのため、取り付け基準面1111に含まれる無機物フィラのうち、取り付け基準面1111に平行な方向を向いているものの割合は、取り付け基準面1111に垂直な方向を向いているものの割合より多い。なおゲートから充填される樹脂は、無機物フィラを20%~80%含有する。また樹脂に含まれる無機物フィラは、長さが50μm-500μmかつアスペクト比5以上の繊維状フィラである。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラ装置1000は、カメラユニット取り付け部1110を有する筐体1100と、筐体1100のカメラユニット取り付け部1110に取り付けられたカメラユニット1200と、カメラユニット1200で取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置1400と、処理装置1400が実装された回路基板1300と、筐体1100よりも熱伝導率が高く、処理装置1400で発生した熱を放熱する放熱部材1500とを備える。カメラユニット取り付け部1110は無機物フィラを含有する樹脂成形体である。カメラユニット取り付け部1110には、カメラユニットの取り付け基準面1111が存在する。カメラユニット1200は取り付け基準面1111を介して筐体1100に取り付けられる。取り付け基準面1111においては、取り付け基準面1111の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多い。そのためカメラ装置1000は、筐体1100に軽量な樹脂を使用しつつ、放熱性を確保できる。すなわちカメラ装置1000は放熱と軽量化を両立できる。この利点を詳述すると以下のとおりである。
従来、一般にカメラ装置の筐体の材料には、鉄系合金、アルミ系合金等のダイキャスト品が用いられてきた。一方、近年、特に車載用のカメラ装置では、装置軽量化と低コスト化を目的に、筐体材料の樹脂化が進められている。カメラ装置の筐体を樹脂化することにより生じる課題の一つは、放熱性の悪化である。
自動ブレーキ等の運転支援システムに用いられる車載用のカメラ装置には、外界から取得した画像を基に被写体との距離を計算する、処理装置が備えられている。この処理装置は、多量の画像データを処理するため発熱量が大きく、オーバーヒートを防ぐため、筐体やその他の放熱部材に熱を逃がす必要がある。したがって、筐体材料を金属から樹脂に変更した場合、筐体の熱伝導率および熱容量が低下するため、何ら工夫を施さなければ放熱性が悪化する。
そこで第1の実施の形態におけるカメラ装置1000は、筐体1100よりも熱伝導率が高く、処理装置1400で発生した熱を放熱する放熱部材1500を備えることで筐体1100の材料を樹脂としたことにより生じる課題を解決している。
なお筐体1100に樹脂を用いることで、カメラユニット1200の取り付け基準面1111の表面粗さが問題になることがある。一般的に、射出成形等のプロセスで成形された樹脂部材の表面粗さは、金属のダイキャスト品に比べて約1/5~1/10程度であるため、後加工なしで精度よく取り付け基準面を形成できる。しかし、筐体を樹脂化する場合は一般に、剛性と寸法安定性を担保するため、強化材として無機フィラを含有した材料が用いられる。そして樹脂材料の無機物フィラを添加した場合は、基準面の表面粗さが大きくなり、カメラユニットの取り付け精度が低下する可能性がある。しかし第1の実施の形態におけるカメラ装置1000は、ゲート位置が図1の図示左下の位置であり、取り付け基準面1111の直径Dは突出量Lよりも大きいので、取り付け基準面1111の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多い。そのため無機物フィラが含まれる樹脂であっても高い面精度の取り付け基準面を得ることができる。
(2)カバー1600は接着剤1700により筐体1100に固定される。接着剤1700の弾性率は、筐体1100およびカバー1600に比べて小さい。そのため、仮にカバー1600が変形しても筐体1100に伝わりにくい。
(3)筐体1100は、無機物フィラを20%~80%含有する樹脂成形体であり、無機物フィラは長さ50μm-500μmかつアスペクト比5以上の繊維状フィラである。
(変形例1)
第1の実施の形態では、取り付け基準面1111の形状は円であったが、取り付け基準面1111の形状は多角形でもよい。第1の実施の形態では、取り付け基準面1111は3つ設けられたが、取り付け基準面1111は少なくとも2つ設けられればよい。
(変形例2)
カバー1600は接着剤1700を用いずに筐体1100に固定されてもよい。たとえばスナップフィットを利用してもよい。
(変形例3)
樹脂に含まれる無機物フィラの割合は20%~80%に限定されない。まだ無機物フィラの長さは50μm-500μmの範囲に限定されないし、アスペクト比は5未満であってもよい。
―第2の実施の形態―
図3~図4を参照して、カメラ装置の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。たとえば接着剤を用いる点や樹脂に含まれる無機物フィラの割合などは特に説明しないが第1の実施の形態と同様である。本実施の形態では、主に、2つのカメラユニットが備えられる点で、第1の実施の形態と異なる。なお第1の実施の形態に記載され、本実施例に未記載の事項は、特段の事情のない限り本実施例にも適用可能である。
図3はカメラ装置2000の分解斜視図であり、図4はカメラ装置2000の組み上がり図である。本実施の形態でも、互いに直交するXYZ軸を定義する。以下では図3および図4を参照しながら説明する。カメラ装置2000は、筐体2100、第1カメラユニット2200、第2カメラユニット2300、回路基板1300、処理装置1400、放熱部材1500、およびカバー1600を備える。第1カメラユニット取り付け部2110と、第2カメラユニット取り付け部2120とは、筐体中央部2130により連結されている。
図3と図4を比較してわかるように、図3では構成部品をおおよそY軸方向に移動させて分解して示しており、第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300はさらにZ方向にも移動させている。第1カメラユニット2200の光軸A1および第2カメラユニット2300の光軸A2はZ軸に平行である。第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300は、X軸方向に並んでいる。換言するとカメラ装置2000の基線長方向はX軸に平行である。
図3および図4に示すように、カメラ装置2000は2つのカメラを備える、いわゆるステレオカメラ装置である。カメラ装置2000は光軸が略平行に並んだ二つのカメラユニット、すなわち第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300から得られた画像から、三角測量法に基づいて被写体との距離を算出する。2つのカメラを用いることで算出する距離の精度と信頼性が単眼カメラに比べて高くなるので、自動ブレーキ等の運転支援システムによく用いられている。
第1カメラユニット2200は、第1レンズユニット2210、および第1撮像素子2220を含む。第1カメラユニット2200は、第1レンズユニット2210が外界から取得した光学情報を第1撮像素子2220に結像する。第1カメラユニット2200は、筐体2100の第1カメラユニット取り付け部2110に設けられた、第1取り付け基準面2111を介して、筐体2100に取り付けられている。なお図3では第1取り付け基準面2111を図示手前側に示しているが、実際には図示奥側に設けられている。
第2カメラユニット2300は、第2レンズユニット2310、および第2撮像素子2320を含む。第2カメラユニット2300は、第2レンズユニット2310が外界から取得した光学情報を第2撮像素子2320に結像する。第2カメラユニット2300は、筐体2100の第2カメラユニット取り付け部2120に設けられた、第2取り付け基準面2121を介して、筐体2100に取り付けられている。
処理装置1400は回路基板1300上に実装されており、第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300が外界から取得した画像情報を処理し、被写体との距離を算出する。なお図3では処理装置1400は2つ示しているが、処理装置1400が1つのみ存在してもよい。
放熱部材1500は、処理装置1400と直接接触しており、処理装置1400から生じる熱を放熱する。ただし放熱部材1500は、処理装置1400と放熱ゲルまたは放熱シートなどを介して間接的に接触してもよい。なお放熱部材1500は複数に分割されていてもよい。カバー1600は筐体2100に取り付けられ、第1カメラユニット2200、第2カメラユニット2300、回路基板1300、処理装置1400等の内部部品を物理的に保護している。
筐体2100のうち少なくとも第1カメラユニット取り付け部2110および第2カメラユニット取り付け部2120は、無機物フィラを含有する樹脂の成形体であり、筐体中央部2130を介して連結される。第1取り付け基準面2111および第2取り付け基準面2121に含まれる無機物フィラのうち、基準面の面内方向を向いているものの割合は、基準面の垂直方向を向いているものの割合より多い。筐体中央部2130は、基線長方向、すなわちX軸方向に配向した無機物フィラの割合が、第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300に比べて多い。
筐体2100は、図3に示すG1とG2の2か所のゲートから無機フィラを含有する樹脂が充填されて形成された。
第1の実施の形態におけるカメラ装置1000とカメラ装置2000の構成を比較すると以下のとおりである。カメラユニット取り付け部1110は、第1カメラユニット取り付け部2110と第2カメラユニット取り付け部2120に相当する。カメラユニット1200は第1カメラユニット2200と第2カメラユニット2300に相当する。取り付け基準面1111は、第1取り付け基準面2111と第2取り付け基準面2121に相当する。
上述した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(4)カメラ装置2000は、カメラユニット取り付け部1110に相当する第1カメラユニット取り付け部2110および第2カメラユニット取り付け部2120と、第1カメラユニット取り付け部2110および第2カメラユニット取り付け部2120を連結する筐体中央部2130とを備える。カメラ装置2000は、カメラユニット1200に相当する第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300とを備える。第1カメラユニット2200は第1カメラユニット取り付け部2110に取り付けられる。第2カメラユニット2300は第2カメラユニット取り付け部2120に取り付けられる。第1カメラユニット2200および第2カメラユニット2300のそれぞれは、第1取り付け基準面2111および第2取り付け基準面2121を介して、互いの光軸が略平行となるよう筐体2100に取り付けられる。第1カメラユニット取り付け部2110および第2カメラユニット取り付け部2120は、筐体中央部2130に比べ、光軸方向であるZ軸方向に配向している無機物フィラの割合が多く、筐体中央部2130は第1カメラユニット取り付け部2110および第2カメラユニット取り付け部2120に比べ、基線長方向であるX軸方向に配向している無機物フィラの割合が多い。
そのため、カメラ装置2000は基線長方向に細長い形状を有するが、筐体中央部2130は基線長方向であるX軸方向に配向している無機物フィラの割合が多いので、第1カメラユニット2200と第2カメラユニット2300の相対位置および相対姿勢を高精度に維持できる。ステレオカメラ装置においては、二つのカメラユニットの光軸が完全に平行となった状態が理想的であり、光軸間の相対角度がずれた場合、被写体の距離検出値に誤差が生じる。したがって、ステレオカメラ装置においては、単眼のカメラ装置と比較して、光学部品をより高精度に位置を固定する必要がある。すなわち、ステレオカメラ装置においても単眼カメラと同様に精度と放熱性の課題が存在するが、位置や角度がより高精度であることが求められる。本構成によれば、基線長方向に配向した無機物フィラにより、筐体の基線長の変動や反り変形が抑止されるため、振動等の外力や、温度変化による検出精度低下を抑止することができる。また、温度変化等によって筐体2100の寸法が伸縮した際に、第1取り付け基準面2111と第2取り付け基準面2121が光軸方向に移動し難くなり、第1カメラユニット2200と第2カメラユニット2300の角度ずれが抑制されるため、検出精度の低下を抑止できる。
―第3の実施の形態―
図5~図6を参照して、カメラ装置の第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、筐体2100が薄肉部を有する点で、第2の実施の形態と異なる。
図5は第3の実施の形態におけるカメラ装置2000の分解斜視図である。図6は、図5におけるVI-VI断面である。本実施の形態では、筐体2100は肉厚が薄い薄肉部2101を有する。薄肉部2101付近の断面を図6に示す。図6に示すように薄肉部2101は、放熱部材1500および回路基板1300の両側に対して凹みを有する。放熱部材1500は凸部を有し、その凸部が薄肉部2101による凹みに収まる。薄肉部2101における回路基板1300の側の凹みには、処理装置1400の少なくとも一部が収まる。
すなわち薄肉部2101は、放熱部材1500と処理装置1400との間に挟まれている。放熱部材1500と処理装置1400との間の筐体2100の厚みは第2の実施の形態に比べて薄いので、処理装置1400から放熱部材1500への熱の移動が容易となる。
上述した第3の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(5)筐体2100には肉厚が薄い薄肉部2101が存在する。薄肉部2101は、放熱部材1500と処理装置1400との間に挟まれている。そのため処理装置1400により生じる熱を効率よく放熱部材1500に伝達できる。また本実施の形態では第2の実施の形態に比べて伝熱の効率は向上させているが、穴を設けるわけではないので、剛性の低下を最小限に抑えることができる。
たとえば一般に、樹脂製筐体に放熱部材を取り付け、処理装置を放熱する手段としては、特許文献1に記載されているように、放熱部材、処理装置、および回路基板を筐体の外側に配置する方法が考えられる。しかし特許文献1に記載の方式では、装置サイズが大きくなるため、省スペース化が必要な車載用のカメラ装置には不適当である。
その他の方法としては、筐体に開放部分を設け、該開放部分に放熱部材を嵌め込むことで、処理装置と放熱部材とを接触させる方法が考えられるが、次の理由により不適当である。すなわち筐体のバルクが減少することで筐体の剛性が低下するため、振動等の外力が加わった際に筐体が変形し、検出精度が低下するおそれがある。
(第3の実施の形態の変形例)
上述した第3の実施の形態では、図6に示したように薄肉部2101は放熱部材1500および回路基板1300の両側に対して凹みを有する。しかし薄肉部2101は片側だけに凹みを有してもよい。たとえば筐体2100の放熱部材1500側の端面はフラットで、回路基板1300側のみに凹みを有してもよい。この場合は放熱部材1500の端面は、第2の実施の形態と同様にフラットである。
―第4の実施の形態―
図7~図8を参照して、カメラ装置の第4の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第3の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、貫通孔が設けられている点で、第3の実施の形態と異なる。
図7は第4の実施の形態におけるカメラ装置2000の分解斜視図である。図8は、図7におけるVIII-VIII断面である。本実施形態における筐体2100は第3の実施の形態と同様に薄肉部2101を有し、さらに薄肉部2101において筐体2100をY軸方向に貫通する貫通孔2102を有する。図8に示すように貫通孔2102の大きさは、処理装置1400に比べて小さい。放熱部材1500は貫通孔2102を挿通しており、放熱部材1500は貫通孔2102の処理装置側の開口部側に広がっている。なお本実施の形態では、筐体2100はインサート成形により作成される。
上述した第4の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(6)筐体2100には、処理装置1400に比べて小さい貫通孔2102が設けられる。放熱部材1500は貫通孔2102を挿通しており、放熱部材1500は貫通孔2102の処理装置1400側の開口部側に広がっている。そのため筐体2100は、より効率的に処理装置1400の熱を放熱部材1500に伝導できる。
(第4の実施の形態の変形例)
第4の実施の形態において、筐体2100は薄肉部2101を有さなくてもよい。すなわち筐体2100の肉厚は一定で、処理装置1400と放熱部材1500の間の筐体2100に貫通孔2102が設けられてもよい。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1000、2000…カメラ装置
1100、2100…筐体
1110…カメラユニット取り付け付け部
1111…取り付け基準面
1200…カメラユニット
1220…撮像素子
1300…回路基板
1400…処理装置
1500…放熱部材
1600…カバー
1700…接着剤
2101…薄肉部
2102…貫通孔
2110…第1カメラユニット取り付け部
2111…第1取り付け基準面
2120…第2カメラユニット取り付け部
2121…第2取り付け基準面
2130…筐体中央部
2200…第1カメラユニット
2300…第2カメラユニット

Claims (4)

  1. カメラユニット取り付け部を有する筐体と、
    前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、
    前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、
    前記処理装置が実装された回路基板と、
    前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、
    を備え、
    前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、
    前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、
    前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、
    前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、
    前記カメラユニット取り付け部は第1カメラユニット取り付け部と第2カメラユニット取り付け部とから構成され、
    前記取り付け基準面は、第1取り付け基準面と第2取り付け基準面とから構成され、
    前記第1カメラユニット取り付け部と前記第2カメラユニット取り付け部を連結する筐体中央部をさらに備え、
    前記カメラユニットは第1カメラユニットと第2カメラユニットとから構成され、
    前記第1カメラユニットは前記第1カメラユニット取り付け部に取り付けられ、
    前記第2カメラユニットは前記第2カメラユニット取り付け部に取り付けられ、
    前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットのそれぞれは、第1取り付け基準面および第2取り付け基準面を介して、互いの光軸が略平行となるよう前記筐体に取り付けられ、
    前記筐体中央部は、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの光軸と略直交し、
    前記カメラユニット取り付け部は、前記筐体中央部に比べて、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの光軸方向に配向している無機物フィラの割合が多く、
    前記筐体中央部は、前記カメラユニット取り付け部に比べて、前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの光軸と略直交する方向に配向している無機物フィラの割合が多い、カメラ装置。
  2. カメラユニット取り付け部を有する筐体と、
    前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、
    前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、
    前記処理装置が実装された回路基板と、
    前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、
    を備え、
    前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、
    前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、
    前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、
    前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、
    前記筐体には肉厚が薄い薄肉部が存在し、
    前記薄肉部は、前記放熱部材と前記処理装置との間に挟まれている、カメラ装置。
  3. カメラユニット取り付け部を有する筐体と、
    前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、
    前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、
    前記処理装置が実装された回路基板と、
    前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、
    を備え、
    前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、
    前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、
    前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、
    前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、
    前記筐体には、前記処理装置に比べて小さい貫通孔が設けられ、前記放熱部材は該貫通孔を挿通しており、前記放熱部材は該貫通孔の処理装置側の開口部側に広がっている、
    カメラ装置。
  4. カメラユニット取り付け部を有する筐体と、
    前記筐体のカメラユニット取り付け部に取り付けられたカメラユニットと、
    前記カメラユニットで取得した外界情報に基づき、被写体との距離を算出する処理装置と、
    前記処理装置が実装された回路基板と、
    前記筐体よりも熱伝導率が高く、前記処理装置で発生した熱を放熱する放熱部材と、
    を備え、
    前記カメラユニット取り付け部は無機物フィラを含有する樹脂成形体であり、
    前記カメラユニット取り付け部には、前記カメラユニットの取り付け基準面が存在し、
    前記カメラユニットは前記取り付け基準面を介して前記筐体に取り付けられ、
    前記基準面においては、基準面の面内方向に配向している無機物フィラの割合が、光軸方向に配向している無機物フィラの割合に比べて多く、
    前記筐体とともに前記処理装置および前記回路基板を覆うカバーをさらに備え、
    前記カバーは接着剤により前記筐体に固定され、
    前記接着剤の弾性率は、前記筐体および前記カバーに比べて小さいカメラ装置。
JP2019005218A 2019-01-16 2019-01-16 カメラ装置 Active JP7084328B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019005218A JP7084328B2 (ja) 2019-01-16 2019-01-16 カメラ装置
PCT/JP2019/049659 WO2020149085A1 (ja) 2019-01-16 2019-12-18 カメラ装置
EP19910840.8A EP3913431A4 (en) 2019-01-16 2019-12-18 CAMERA DEVICE

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019005218A JP7084328B2 (ja) 2019-01-16 2019-01-16 カメラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020112750A JP2020112750A (ja) 2020-07-27
JP7084328B2 true JP7084328B2 (ja) 2022-06-14

Family

ID=71613307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019005218A Active JP7084328B2 (ja) 2019-01-16 2019-01-16 カメラ装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3913431A4 (ja)
JP (1) JP7084328B2 (ja)
WO (1) WO2020149085A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022123744A (ja) * 2021-02-12 2022-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像ユニット

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016177257A (ja) 2015-03-18 2016-10-06 株式会社リコー 撮像ユニット、車両制御ユニットおよび撮像ユニットの伝熱方法
JP2016208466A (ja) 2015-04-28 2016-12-08 株式会社デンソー カメラ装置
WO2017072996A1 (ja) 2015-10-26 2017-05-04 京セラ株式会社 撮像装置、車両、および筐体
WO2018128083A1 (ja) 2017-01-06 2018-07-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 ステレオカメラ
US20180262738A1 (en) 2017-03-10 2018-09-13 The Hi-Tech Robotic Systemz Ltd Single casing advanced driver assistance system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100098879A (ko) * 2009-03-02 2010-09-10 삼성전기주식회사 카메라 모듈
JP5575688B2 (ja) * 2011-03-31 2014-08-20 三井物産プラスチック株式会社 携帯電子機器
WO2015045206A1 (ja) * 2013-09-25 2015-04-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明ユニット
KR101663508B1 (ko) * 2014-11-10 2016-10-07 엘지전자 주식회사 차량의 집약형 오버헤드 콘솔 조립체
JP2018073912A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 デクセリアルズ株式会社 熱伝導シート、熱伝導シートの製造方法及び半導体装置
JP6709759B2 (ja) 2017-06-23 2020-06-17 京楽産業.株式会社 遊技機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016177257A (ja) 2015-03-18 2016-10-06 株式会社リコー 撮像ユニット、車両制御ユニットおよび撮像ユニットの伝熱方法
JP2016208466A (ja) 2015-04-28 2016-12-08 株式会社デンソー カメラ装置
WO2017072996A1 (ja) 2015-10-26 2017-05-04 京セラ株式会社 撮像装置、車両、および筐体
WO2018128083A1 (ja) 2017-01-06 2018-07-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 ステレオカメラ
US20180262738A1 (en) 2017-03-10 2018-09-13 The Hi-Tech Robotic Systemz Ltd Single casing advanced driver assistance system

Also Published As

Publication number Publication date
EP3913431A4 (en) 2022-08-31
JP2020112750A (ja) 2020-07-27
WO2020149085A1 (ja) 2020-07-23
EP3913431A1 (en) 2021-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4848795B2 (ja) ステレオカメラ
JP6715335B2 (ja) 撮像装置
US20160264065A1 (en) Vehicle-mounted camera, method of manufacturing vehicle-mounted camera, and method of manufacturing vehicle body
US10239468B2 (en) Method of attaching vehicle-mounted camera
EP3062504A1 (en) Image capturing device and image capturing module thereof
US10681250B2 (en) In-vehicle camera apparatus
US11067875B2 (en) Stereo camera device
JP7084328B2 (ja) カメラ装置
JP6700651B2 (ja) ステレオカメラ装置
JP5203318B2 (ja) 撮像モジュールおよびその製造方法
WO2021117462A1 (ja) 撮像装置
JP2017114469A (ja) 車載カメラの取り付け方法
JP7242500B2 (ja) ステレオカメラ装置
JP2021021939A (ja) 撮像ユニットおよび車両制御ユニット
EP3796085B1 (en) Camera device
JP6815269B2 (ja) 撮像装置
US20240236284A9 (en) Stereo camera apparatus
WO2022102209A1 (ja) カメラ装置
JP7154120B2 (ja) ステレオカメラ装置
JP7358313B2 (ja) 撮像装置
JP7382271B2 (ja) 撮像装置
JP7382272B2 (ja) 撮像装置の製造方法および撮像装置
WO2020250745A1 (ja) ステレオカメラ
JP2022189609A (ja) 撮像装置及び撮像装置の組み立て方法
JP2022189633A (ja) 撮像装置及び撮像装置の組み立て方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7084328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150