JP7084027B2 - ナイロール式メガネ - Google Patents
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Description
水糸(ロ)はレンズ外周に形成した凹溝に嵌り、ハーフリム(イ)の内周にも凹溝が設けられ、該レンズ(ハ)とハーフリム(イ)は概略瓢箪形断面の水糸を介して繋がっている。
しかし、リムを持たないでレンズに穴を開け、この穴にネジを挿入して直接ネジ止めすることで、ツルを開く際の応力及びフレームが捩られる際の応力は全てレンズに働き、その為にレンズが損傷する虞がある。
水糸を用いて構成したメガネフレームとしては、例えば特開平9-258141号に係る「ナイロールフレーム」、特開2001-194631号に係る「ナイロールフレーム」など、そしてリムを持たないメガネフレームとしては、例えば特開2002-244083号に係る「縁なしメガネ」、特開2006-58717号に係る「縁なしメガネ」など、色々知られている。
本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、レンズ形状が変わっても、またレンズサイズが変更に成っても対応することが出来ると共に、フロントフレームが変形してもレンズの損傷を抑制することが出来るナイロール式メガネを提供する。
しかし、レンズを所定の位置に位置決め・保持する為にフロントフレームを有している。このフロントフレームに高張力糸を少なくとも3か所にて止着し、所定の位置に位置決めされたレンズは高張力糸に働く張力で保持・固定される。
ところで、本発明はレンズ外周の一部を当接して位置決めするフロントフレームの形態及び当接箇所は自由であり、また高張力糸のフロントフレームへの止着箇所も限定しない。
レンズの一部がフロントフレームに当接して位置決めされて高張力糸で拘束される為に、レンズの大きさが多少変わっても、またレンズの形状が多少変わっても、同じフロントフレームに取付け出来る。
上記フロントフレーム1は1本の連続した線材で構成しているバーフレーム5と概略門形をしたレンズ支えリム部6から成っている。
上記レンズ支えリム部6は概略門形を成し、上片10と両当り片11,11を有している。上片10はバーフレーム5の中央ブリッジ部7の下側に固定されている。
該レンズ2の外周は当り片11に当接し、水糸12に作用する張力によってレンズ2はフロントフレーム1に保持されているが、この水糸12は図2に示すようにフロントフレーム1に取付けられている。
ここで、穴13a,13bに挿通した水糸12の先端を止着する手段として上記ボール14a,14bに限るものではない。
また、リム部8の中央にも対を成して近接した小さい穴15a,15bが貫通し、水糸12はこれら穴15a,15bを挿通している。
すなわち、ボール14a,14bを設けている水糸12の先端側へレンズ2が引張られて位置決めされる。そして、水糸12がレンズの外周凹溝16に嵌っていることで、レンズ2は当り片11から外れることはなく、同じくリム部8からレンズ2が外れることない。
水糸12は当り片11の上端部と下端部に設けた穴13a,13bとリム部8に設けた近接した両穴15a,15bの3点で止着されている。同図の穴15a,15bは分離しているが、水糸12をリム部8に係止するもので、1つの穴として機能している。
そこで、この水糸12にレンズ2が嵌るならば、水糸12に働く張力でレンズ2の外周は当り片11に当接して位置決めされる。
(a)は前記図2、図3に示した場合であり、対を成して近接した2個の穴15a,15bが互いに分離して設けられている。
(b)に示す係止穴は近接した2個の穴18a,18bを有しているが、該穴18a,18bは閉じておらず開口している。
(c)は、水糸12が係止する係止片9をリム部8に設けている。
図4(a)に示すように互いに独立した穴15a,15bより、(b)に示す開口した穴18a,18b及び係止片19の方が水糸12を係止し易く便利である。
同図の場合、2本の水糸20,21で構成されている。フロントフレーム1の形態は同じであって、当り片11の上端部と下端部にはそれぞれ小さい穴13a,13bが貫通して設けられ、リム部8の中央には互いに独立した2個の穴15a,15bを貫通して設けている。この実施例では2本の水糸20,21を用いているが、フロントフレーム1の3か所で水糸20,21は止着されている。
前記図2、図3に示す水糸12の止着形態では、レンズ2の外周凹溝に水糸12が嵌るならば、該水糸12に働く張力でレンズ外周は当り片11に当接して位置決めされるが、図5の場合では水糸20,21によってレンズ2の外周は当り片11とリム部8に当接して位置決めされる。
フロントフレーム1の形態が如何様であっても、水糸は少なくとも3か所で止着され、レンズ2の外周の一部は水糸に働く張力で、フロントフレーム1に当接して位置決めされる。レンズ2がフロントフレーム1に当接する部分に関しても特に限定はしない。
2 レンズ
3 継手
4 ツル
5 バーフレーム
6 レンズ支えリム部
7 中央ブリッジ部
8 リム部
9 ヨロイ部
10 上片
11 当り片
12 水糸
13 穴
14 ボール
15 穴
16 凹溝
17 穴
18 穴
19 係止片
20 水糸
21 水糸
22 ボール
Claims (2)
- フロントフレームにナイロン糸などの高張力糸を取付けてレンズを保持するナイロール式メガネにおいて、上記高張力糸はフロントフレームの少なくとも3か所で止着され、レンズ外周に設けた凹溝に高張力糸を嵌めることで該高張力糸に働く張力によってレンズ外周の一部をフロントフレームに当接して所定の位置に保持した構造とし、上記フロントフレームは、中央ブリッジ部の両側に滑らかな凸状に湾曲したリム部を形成したバーフレームと、バーフレームの中央部には当り片を有し、上記当り片の上端部と下端部に高張力糸の先端を止着すると共に上記リム部に高張力糸を係止し、そして該高張力糸をレンズ外周凹溝に嵌めてレンズ外周を上記当り片に当接したことを特徴とするナイロール式メガネ。
- 当り片の上端部と下端部に高張力糸の先端を止着すると共に、上記リム部の2か所に設けた穴又は係止片に高張力糸を係止した請求項1記載のナイロール式メガネ。
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JP2018098415A JP7084027B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | ナイロール式メガネ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018098415A JP7084027B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | ナイロール式メガネ |
Publications (2)
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JP7084027B2 true JP7084027B2 (ja) | 2022-06-14 |
Family
ID=68726818
Family Applications (1)
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2018
- 2018-05-23 JP JP2018098415A patent/JP7084027B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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