JP2018112730A - ナイロール式メガネ - Google Patents

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伊佐男 兵井
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伊佐男 兵井
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【課題】 バーフレームとレンズ支えリム部を有し、高張力糸にてレンズを支えるナイロール式メガネの提供。
【解決手段】 レンズ外周が当接する当り片10,10を上片9の両側に設けたレンズ支えリム部2とを有し、上記レンズ支えリム部2とバーフレーム1のブリッジ部3に穴13a,13b・・・を設けると共にこれら各穴に高張力糸12を挿通した構造とし、上記レンズ支えリム部2の当り片10にレンズ外周を当接すると共に高張力糸12をレンズ外周に形成した溝に嵌め、高張力糸12に作用する張力にてレンズ支えリム部2をブリッジ3に固定している。
【選択図】 図1

Description

本発明はナイロン糸等の高張力糸を備えてレンズを保持することが出来るフレームで、色々なレンズ形状、レンズサイズに対応出来、また左右のレンズ間距離を調整できるようにしたナイロール式メガネに関するものである。
メガネフレームの1つの型式としてナイロールフレームが多用されている。このナイロールフレームとはナイロン糸(水糸)などの高張力糸にてレンズ半分を保持するフレームであって、例えば図9に示しているような形態を成している。
同図に示すフレームはあくまでも基本形態であり、実際には色々なデザインが施されて構成されることに成るが、円弧状のハーフリム(イ) の両端に水糸(ロ) の先端を止着し、ハーフリム(イ) と水糸(ロ) によってレンズ(ハ) が保持される。
そして両ハーフリム(イ) 、(イ) はブリッジ(ニ)にて連結され、ハーフリム(イ)、(イ)の外側にはヨロイ(ホ) 、(ホ) が取付けられている。ツル(ヘ)、(ヘ)はこのヨロイ(ホ)、(ホ)に蝶番(ト)、(ト)を介して折り畳み出来るように取付けられている。
このナイロールフレームは両ハーフリム(イ)と水糸(ロ)にてレンズ(ハ)を保持している為に、リング状のフルリムを備えたメガネフレームより重量は軽くなり、特にフロント部が軽くなることで長時間にわたってメガネを掛けていても疲れが少ない。
また、レンズ(ハ)の下側半分が水糸(ロ)である為に視界は広くなるといった利点もある。
同図に示すナイロールフレームに限るものではないが、円弧状に湾曲したハーフリムの形状が定まると、このハーフリムに嵌って水糸にて保持されるレンズの形状は必然的に定まり、同時にレンズの大きさも定まってしまう。
また、ブリッジ(ニ)にて連結される両ハーフリム(イ)、(イ)は固定され、その為に該ハーフリム(イ)、(イ)に嵌る両レンズ(ハ)、(ハ)間の距離も定まる。
勿論、リング状のフルリムを備えたメガネフレームの場合であれば、なおさらレンズの形状や大きさ及びレンズ間距離は固定されてしまう。
レンズの形状並びに大きさが自由になるフレームとしては、リムを持たない縁なしメガネと称されるものがある。この縁なしメガネはブリッジを介して両レンズを左右対称となるように直接ネジ止めし、またレンズの外側にはヨロイが直接ネジ止めされる。そして、ブリッジのサイズを変えることで両レンズ間の距離も変えることが可能となる。
しかし、リムを持たないでレンズに穴を開け、この穴にネジを挿入して直接ネジ止めすることで、ツルを開く際の応力及びフレームが捩られる際の応力は全てレンズに働き、その為にレンズが損傷する虞がある。
水糸を用いて構成したメガネフレームとしては、例えば特開平9−258141号に係る「ナイロールフレーム」、特開2001−194631号に係る「ナイロールフレーム」など、そしてリムを持たないメガネフレームとしては、例えば特開2002−244083号に係る「縁なしメガネ」、特開2006−58717号に係る「縁なしメガネ」など、色々知られている。
特開平9−258141号に係る「ナイロールフレーム」 特開2001−194631号に係る「ナイロールフレーム」 特開2002−244083号に係る「縁なしメガネ」 特開2006−58717号に係る「縁なしメガネ」
このように、水糸にてレンズを保持するナイロールフレームやリムを用いないでレンズを直接ネジ止めする縁なしメガネに関しては従来から色々知られているが、従来のナイロールフレームや縁なしメガネには上記のごとき問題がある。
本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、レンズ形状が変わっても、またレンズサイズが変更に成っても、さらには両レンズ間の距離を各自の瞳孔距離に合うように調整することが出来るナイロール式メガネを提供する。
本発明のメガネはナイロン糸などの高張力糸を備え、レンズ支えリム部に嵌ったレンズを高張力糸にて拘束して構成している。そこで、レンズの外周には溝が形成され、この溝に高張力糸が嵌ってレンズを拘束することが出来る構造であり、基本的な形態は従来のナイロール式メガネと共通している。
ところで、本発明では上部のバーフレームとレンズ支えリム部及びレンズの組み合わせで構成され、レンズ支えリム部はバーフレームの中央ブリッジ部に取付けられ、そしてバーフレームの両先端には継手を介してツルが折り畳み出来るように取付けられている。
上記レンズ支えリム部はレンズの内縁から下縁にかけての領域を拘束するが出来る形状とし、その他の領域は高張力糸がレンズ外周溝に嵌って拘束している。そして、レンズ支えリム部は上記ブリッジ部に接合され、レンズを保持する同じ高張力糸によって結合されている。
すなわち、高張力糸がレンズ外周溝に嵌ることで該高張力糸に作用する張力を利用してバーフレームのブリッジ部にレンズ支えリム部を締結することが出来る。
しかし、時にはレンズ支えリム部をブリッジ部にネジ止めしたり、ロウ付けする場合もあり、又はレンズ支えリム部をバーフレームと一体的に形成することも可能である。
本発明に係るナイロール式メガネは、上部のバーフレームとレンズ支えリム部、及びレンズを組み合せて構成し、そしてこれら各部品を1本の高張力糸を介して組付けられている。したがって、各自の好みに応じて上記部品を適当に組み合わせてメガネを構成することが可能であり、従来のような完成したメガネフレームを選択して自分の目にあったレンズを入れる場合とは異なり、各自に合わせてメガネをその場で組付けることが出来る。
したがって、メガネの小売店にてメガネを構成する各種の部品を準備しておけば、その場で自分に適したメガネを作ることが可能となる。
そして、本発明のメガネはスリムで軽量であり、しかも様々なレンズサイズ及びレンズ形状に対応して作ることが出来、レンズ支えリム部のサイズを選択することで、各自の瞳孔に合うように両レンズを配置することが可能である。また、本発明のナイロール式メガネは高張力糸にて各部品を組み付けすることで、製作コストも安くなる。
本発明に係るナイロール式メガネを示す実施例で、(a)は構成部品である、バーフレームとレンズ支えリム部が分離している場合、(b)はバーフレームにレンズ支えリム部をネジ止めし、高張力糸を穴に挿通した場合とレンズを示し、(c)はレンズ支えリム部と高張力糸の間にレンズ嵌めた場合をそれぞれ示している。 本発明に係るナイロール式メガネを示す他の実施例で、(a)は構成部品である、バーフレームとレンズ支えリム部が分離していて、高張力糸を穴に挿通した場合、(b)はレンズ支えリム部と高張力糸の間にレンズ嵌めた場合をそれぞれ示している。 本発明に係るナイロール式メガネも模式図で、(a)はレンズ支えリム部が小さくて両レンズの間隔が小さく成っている場合、(b)はレンズ支えリム部が大きくて両レンズの間隔が大きく成っている場合を示している。 本発明に係るナイロール式メガネを示す別の実施例で、(a)は構成部品である、バーフレームとレンズ支えリム部が分離していて、高張力糸を穴に挿通した場合、(b)はレンズ支えリム部と高張力糸の間にレンズ嵌めた場合をそれぞれ示している。 本発明に係るナイロール式メガネを示すさらなる別の実施例で、(a)は構成部品である、バーフレームとレンズ支えリム部が分離していて、高張力糸を穴に挿通した場合、(b)はレンズ支えリム部がバーフレームのブリッジ部に当接している場合、(c)はレンズ支えリム部と高張力糸の間にレンズ嵌めた場合をそれぞれ示している。 本発明に係るナイロール式メガネを示す別の実施例で、(a)はバーフレームにレンズ支えリム部をロウ付けした場合、(b)は高張力糸を穴に挿通した場合、(c)は(b)の部分拡大図、(d)はレンズそれぞれ示している。 図6に示すバーフレームとレンズ支えリム部とで高張力糸を介してレンズを保持した、本発明に係るナイロール式メガネを示す別の実施例 本発明に係る更なる別の実施例で、バーフレームにレンズ支えリム部を一体的に設けている場合。 従来の一般的なナイロール式メガネを示している。
図1は本発明に係るナイロール式メガネを示す実施例であり、同図の(a)はバーフレーム1とレンズ支えリム部2を表していて、レンズ支えリム部2がバーフレーム1と分離している状態である。バーフレーム1は中央部に真っ直ぐなブリッジ部3を設け、このブリッジ部3に上記レンズ支えリム部2がネジ止めされる。
そして、バーフレーム1は中央のブリッジ部3の両側には滑らかに湾曲しているフレーム4,4が延び、フレーム4,4の先端には継手5,5を介してツル6,6が折畳み出来るように連結している。
また、フレーム4,4の内側(内縁)にはガイド7,7が固定され、該ガイド7,7には溝8が形成されている。
レンズ支えリム部2は概略門形を成し、上片9の両側には下方へ延びる当り片10,10を設け、該当り片10,10の上部から蝶足11,11が斜め背面側下方に延びている。そして、レンズ支えリム部2はその上片10がブリッジ部3にネジ止めされる。ここで、レンズ支えリム部2は両当り片10,10の間隔を小さくしたレンズ支えリム部2aを取付けることも可能であり、小サイズのレンズ支えリム部2aを取付けることで、左右の両レンズの間隔を縮めることが出来る。
図1の(b)は上記ブリッジ部3にネジ止めして取付けたレンズ支えリム部2に高張力糸12を取付けた場合であり、レンズ支えリム部2の当り片10にはその上端と下端に小さい穴13a,13bを貫通して設けている。
高張力糸12は一般にナイロン糸が用いられ、上記穴13a,13bに挿通した高張力糸12の先端には溶融してボール14a,14bが形成されている。また、高張力糸12はフレーム4に固定されているガイド7の溝8に係止している。
また、同図の(b)にはレンズ15を示しているが、レンズ15の上縁には凹部16を形成している。そして、図示していないがレンズ外周には高張力糸12が嵌合することが出来る溝を設けていて、このレンズ15はレンズ支えリム部2の当り片10に当接すると共に、外周溝には高張力糸12が嵌って同図の(c)に示すように取付けられる。
ここで、当り片10に当接するレンズ15を安定して位置決めする為に、該当り片10の内面に溝を形成し、この溝に短い高張力糸12を嵌合すると共にレンズ外周溝にも一部を嵌めることが出来る。
レンズ15が高張力糸12に嵌るならば、該高張力糸12には高い張力が働き、そして、フレーム4に固定されているガイド7にレンズ上縁に形成している凹部16が係合していることで、該レンズ15は安定して位置決めされる。
高張力糸12の両先端に形成されるボール14a,14bはレンズ15が嵌った状態で所定の張力が働くように最適な長さと成っている。
図2は本発明に係るナイロール式メガネを示す他の実施例である。基本的な形態は前記図1に示したナイロール式メガネと同じであるが、レンズ支えリム部2をネジ止めすることなく、レンズ15が嵌る同じ1本の高張力糸12にてバーフレーム1のブリッジ部3に固定している。
その為に、レンズ支えリム部2の当り片10に設けた穴13a,13bの他に、上片9の端部にも穴13cを設け、さらにブリッジ3の端部にも穴13dを形成している。
そこで、上記高張力糸12は同図に示すように、当り片10に設けた穴13b→穴13a→穴13c→穴13dの順に挿通され、両先端にはボール14a,14bを形成している。逆に、穴13d→穴13c→穴13a→穴13bの順に挿通することも出来る。
そして、図2の(b)に示すように、レンズ15の外周溝に高張力糸12を嵌めることで取付けることが出来る。レンズ上縁に形成した凹部16にはガイド7が係合してレンズ15は正しく位置決めされる。
高張力糸12にレンズ15が嵌るならば、該高張力糸12には高い張力が作用し、レンズ支えリム部2の上片9はブリッジ部3に引き寄せられ、上片9はブリッジ部3に圧接して固定される。すなわち、前記図1に示したネジ止めした場合と同じように固定され、ネジ止め工程やロウ付け工程は不要となる。
図3は前記実施例で示したナイロール式メガネの模式図を表している。(a)はレンズ支えリム部2が小さい場合で、両当り片10,10の間隔は小さく、その為に両レンズ15,15は中央側に寄って取付けられる。(b)はレンズ支えリム部2が大きな場合で、両当り片10,10の間隔は大きく、その為に両レンズ15,15は中央から離れて取付けられる。
しかも、同じレンズ支えリム部2の当り片10,10の間隔を点線で示すように調整することも可能であり、それぞれの人の瞳孔にレンズ15,15の焦点が一致するように取付けすることが可能となる。
図4は本発明に係るナイロール式メガネを示す別の実施例であり、バーフレーム1とレンズ支えリム部17、高張力糸12、及びレンズ15にて構成されている。同図に示したナイロール式メガネでは、前記図1、図2に示した実施例のレンズ支えリム部2とは異なり、レンズ15の下側半分が嵌って支持することが出来る長さと成っている。その為に、バーフレーム1のフレーム4にはガイド7はなく、レンズ15の上縁には凹部16を形成していない。
そして、レンズ支えリム部17は高張力糸12によってバーフレーム1のブリッジ部3に取付けられる。そこで、レンズ支えリム部17には穴13a,13b,13cが設けられ、またブリッジ部3には穴13dを形成している。そして、これら各穴13b,13a,13c,13dに高張力糸12が挿通し、両先端にはボール14a,14bを形成している。
ところで、レンズ支えリム部17と高張力糸12の間にレンズ15を嵌めるならば、高張力糸12は引っ張られて大きな張力が働き、その為にレンズ支えリム部17はバーフレーム1のブリッジ部3に固定される。
図5は本発明のナイロール式メガネを示すさらなる別の実施例である。基本形態は前記図4に示した実施例と同じであるが、バーフレーム1のブリッジ部18とレンズ支えリム部17の上片19の形態を異にしている。レンズ支えリム部17の上片19はバーフレーム1のブリッジ部18に当接して固定されるが、該実施例ではブリッジ部19の正面に上片19の背面が当接することが出来るようにしている。
レンズ支えリム部17には穴20a,20b,20cが設けられ、ブリッジ部18には穴20dが形成され、そして、ブリッジ部18の先端にはV形の切込み21を設けている。
そこで、高張力糸12を同図の(a)に示すように穴20a→穴20d→切込み21→穴20b→穴20cを順に挿通するならば、同図の(b)のようになる。そして、レンズ15をレンズ支えリム部17と高張力糸12の間に嵌めるならば、該高張力糸12には高い張力が作用し、レンズ支えリム部17はハーフレーム1のブリッジ部18に固定される。すなわち、高張力糸12に働く張力にて上片19はブリッジ部18に引き寄せられて固定される。
図6は前記図1、図2に示したナイロール式メガネとは異なり、さらに別形態をした実施例であり、同図の(a)に示しているように、バーフレーム22とレンズ支えリム部23はロウ付けされている。バーフレーム22の概略形状は前記図1、図2に表しているバーフレーム1と同じく、中央のブリッジ部24の両側へ滑らかに湾曲したフレーム25,25を延ばし、該フレーム25の中間部には高張力糸を引っ掛けて止着する為のガイドホール26,26が所定の間隔をおいて設けている。
レンズ支えリム部23の形状も前記図1、図2し示したレンズ支えリム部2と共通しているが、この実施例のレンズ支えリム部23は比較的薄い板材にて形成されていて、上片27と当り片28,28を有す概略門型を成し、上記上片27がバーフレーム22のブリッジ部24にロウ付けされている。
そして、上記当り片28には高張力糸が挿通する穴29a,29b,29cが貫通し、また、凹溝30を形成している。
図6(b)は上記(a)に示したバーフレーム22及びレンズ支えリム部23に高張力糸31を係止した場合を表している。該高張力糸31は当り片28に設けた穴29b→凹溝30→穴29c→フレーム25に形成したガイドホール26,26→穴29aを順に通って係止している。
同図(b)の部分拡大図を(c)に示しているように、上記穴29bを挿通して凹溝30に係止するに当たって、高張力糸31は当り片28の表面を横断することになり、その為に表面には高張力糸31が凸部と成って露出する。
この凸部となった高張力糸31にレンズ32の外周に形成した凹部33が係合して、該レンズ32の回転が防止される。
図7は図6(b)に示すようにバーフレーム22及びレンズ支えリム部23に係止した高張力糸31にレンズ32を取付けた状態を表している。
図6に示す実施例では、バーフレーム22とレンズ支えリム部23とがロウ付けされることで両パーツを別々に組み合わせて各種サイズのバリエーションを作ることは出来ないが、図7(b)に示すようにレンズ支えリム部23の両当り片28,28は同図の点線で表しているように折り曲げ箇所を変えることで、左右のレンズ間距離を調整することが出来る。その為に、レンズ支えリム部23は折り曲げ易いように薄い板材にて構成している。
図8は本発明に係るナイロール式メガネの更なる別形態を示す実施例である。この実施例では同図(a)に示しているように、レンズ支えリム部はバーフレーム34と一体化されていて、中央のブリッジ部35の両側からその一部が折り曲げられて、下方へ延びる当り片35,35を形成している。
この当り片35は上記図6(a)に示した当り片28とほぼ同じ形態を成し、高張力糸36の通し方もほぼ共通しているが、当り片35の先端には2個の穴37a,37bを貫通して設けている。したがって、高張力糸36の先端にはボールを形成することなく、図8(c)に示すように近接する2個の穴37a,37bに高張力糸36が係合することで止着される。
1 バーフレーム
2 レンズ支えリム部
3 ブリッジ部
4 フレーム
5 継手
6 ツル
7 ガイド
8 溝
9 上片
10 当り片
11 蝶足
12 高張力糸
13 穴
14 ボール
15 レンズ
16 凹部
17 レンズ支えリム部
18 ブリッジ部
19 上片
20 穴
21 切込み
22 バーフレーム
23 レンズ支えリム部
24 ブリッジ部
25 フレーム
26 ガイドホール
27 上片
28 当り片
29 穴
30 凹溝
31 高張力糸
32 レンズ
33 凹部
34 バーフレーム
35 ブリッジ部
36 高張力糸
37 穴
38 当り片

Claims (6)

  1. ナイロン糸などの高張力糸を備えたナイロール式メガネにおいて、中央にブリッジ部を設けてその両側にはフレームを延ばしたバーフレームと、フレームの先端には継手を介して折畳み出来るように連結したツルと、レンズ外周が当接する当り片を上片の両側に設けたレンズ支えリム部とを有し、上記レンズ支えリム部とバーフレームのブリッジ部に穴を設けると共にこれら各穴に高張力糸を挿通した構造とし、上記レンズ支えリム部の当り片にレンズ外周を当接すると共に高張力糸をレンズ外周に形成した溝に嵌めることで、高張力糸に作用する張力にてレンズ支えリム部をブリッジ部に固定して構成したことを特徴とするナイロール式メガネ。
  2. 上記バーフレームのブリッジ部の両先端部、レンズ支えリム部の上片の両先端部、当り片の上端部と先端部に形成した穴に上記高張力糸を挿通した請求項1記載のナイロール式メガネ。
  3. 上記当り片をレンズの下側約1/2に当接する長さとした請求項1、又は請求項2記載のナイロール式メガネ。
  4. 上記当り片をレンズの内側一部が当接する長さとし、バーフレームにはガイドを設けると共に、ガイドが係合する凹部をレンズ上縁に形成した請求項1、又は請求項2記載のナイロール式メガネ。
  5. 上記当り片をレンズの内側一部が当接する長さとし、バーフレームにはガイドホールを設けると共に、当り片には高張力糸を誘導する凹溝を設け、この凹溝に高張力糸を係止すると共に当り片の表面に露出して凸部を形成し、この凸部に係合する凹部をレンズ内縁に形成した請求項1、又は請求項2記載のナイロール式メガネ。
  6. 上記レンズ支えリム部の上片をブリッジ部にネジ止めし、又はロー付けし、又はブリッジ部と一体成形し、高張力糸はレンズ支えリム部の当り片に形成した穴に挿通した請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、又は請求項5記載のナイロール式メガネ。
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