JP7083129B2 - 設置高さ管理システムおよび設置高さ管理方法 - Google Patents
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Description
そこで、設置高さ管理システム1は、図3で示すように、トータルステーション2、ターゲット3、第1の傾斜計4及び第2の傾斜計5と、これらトータルステーション2を用いた測量による実測結果と、第1の傾斜計4及び第2の傾斜計5を計測による実測結果に基づいて、ブロック用型枠Fの設置高さELkの実測値を算出するとともに、この実測値と前述のたわみ計画値とを比較するために用いられる設置高さ管理装置6と、を備えている。
上記の設置高さ管理装置6の詳細を、設置高さ管理方法と併せて図4のフロー図に従って以下に説明する。
まず、図1及び図3で示すように、トータルステーション2を柱頭部103上の所定位置に設置するとともに、トータルステーション2で視準可能な範囲に位置するブロックBの各々にターゲット3を設置する。なお、ターゲット3はブロックB上の自由端側の端部近傍に設置する。また、移動作業車M内の作業空間で組立てられたブロック用型枠Fに、第2の傾斜計5を設置する。なお、第2の傾斜計5は、ブロック用型枠F上の自由端側の端部であり、予め測量等によりブロック用型枠Fにおける位置情報を取得しておく。
張出し部104の自由端にブロック用型枠Fを設置しつつ、その設置高さELkを設置高さ管理システム1を用いて計測し、設置高さELkが先に算定した型枠セット時の計画高さとなるように調整し設定する。
こうして、ブロック用型枠Fの設置高さELkが型枠セット時の計画高さに設定された後、ブロック用型枠Fへのコンクリートの打設作業が開始される。打設終了後、上記の自由端側区画選定部611、基準高さ特定部612、設置高さ算出部613により、コンクリート打設後のブロック用型枠Fの設置高さELkの実測値を算出する。
次に、設置高さ比較部614において、ブロック用型枠Fの設置高さELkについて、設置高さ算出部613で算出した打設後の実測値と、記憶部64に格納したたわみ計画値とを比較する。なお、演算処理装置61に、上記の比較結果に基づいて、次のブロックBを構築する際の型枠セット時の計画高さを自動計算する型枠セット高さ計算部を設けておき、次のブロックBを構築する際の型枠セット時の計画高さについて、設置高さ比較部614による比較結果に基づいて自動計算による再計算を行い、予め記憶部46に格納しておいた計画高さの修正を検証する作業まで、設置高さ管理システム1を用いて実施してもよい。
2 トータルステーション
3 ターゲット
4 第1の傾斜計
5 第2の傾斜計
6 設置高さ管理装置
61 演算処理装置
611 自由端側区画選定部
612 基準高さ特定部
613 設置高さ算出部
614 設置高さ比較部
62 入力部
63 出力部
64 記憶部
100 橋梁
101 橋脚
102 脚頭部
103 柱頭部
104 張出し部
104a 固定端側区画
104b 自由端側区画
105 橋桁
B ブロック
F ブロック用型枠(端部部材)
M 移動作業車
P1,P2,P3 管理ポイント
Claims (4)
- 橋脚に構築した柱頭部から橋軸方向に複数のブロックを連設して構築する張出し部の、自由端に設置される端部部材の設置高さを管理する設置高さ管理システムであって、
前記張出し部を固定端側区画と自由端側区画に区割りし、前記固定端側区画の橋面高さ、前記自由端側区画に含まれるブロックの水平に対する傾斜角と前記ブロックの長さ、および前記端部部材の水平に対する傾斜角と前記端部部材の長さに基づいて、前記端部部材の設置高さを算出する設置高さ算出部、および、前記端部部材の設置高さについて、前記設置高さ算出部にて算出された実測値と予め設定した計画値とを比較する設置高さ比較部を有する設置高さ管理装置と、
前記自由端側区画に含まれる前記ブロック各々に設置される第1の傾斜計と、
前記端部部材に設置される第2の傾斜計と、
前記固定端側区画に含まれる前記ブロック各々に設置されるターゲットと、
前記柱頭部に据え付けられ、前記ターゲットを視準するトータルステーションと、を備えることを特徴とする設置高さ管理システム。 - 請求項1に記載の設置高さ管理システムであって、
前記設置高さ管理装置に、
前記第1の傾斜計の位置情報と前記張出し部の設計情報に基づいて、前記自由端側区画に含まれる前記ブロックを選定する自由端側区画選定部と、
前記トータルステーションの測量結果に基づいて、最も前記張出し部の自由端側に位置する前記ターゲットを特定し、特定した該ターゲットの高さを、前記設置高さ算出部で用いる前記固定端側区画の橋面高さに選定する基準高さ特定部と、
を備えることを特徴とする設置高さ管理システム。 - 請求項1または2に記載の設置高さ管理システムを用いて、前記端部部材の設置高さを管理する、設置高さ管理方法であって、
前記端部部材が、前記ブロックを構築するためのブロック用型枠であり、
該ブロック用型枠へコンクリートを打設する前に、前記ブロック用型枠の設置高さの実測値を算出し、前記ブロック用型枠を所定の高さに設定する工程と、
前記ブロック用型枠へコンクリートを打設した後、前記ブロック用型枠の設置高さの実測値を算出し、該実測値と予め設定した前記計画値とを比較する工程と、
を備えることを特徴とする設置高さ管理方法。 - 請求項1または2に記載の設置高さ管理システムを用いて、前記端部部材の設置高さを管理する、設置高さ管理方法であって、
前記端部部材が、前記ブロックを構成するプレキャスト部材であり、
該プレキャスト部材を前記張出し部の自由端に設置する前に、前記プレキャスト部材の設置高さの実測値を算出し、前記プレキャスト部材を位置決めする工程と、
位置決めした前記プレキャスト部材を前記張出し部の自由端に設置した後、前記プレキャスト部材の設置高さの実測値を算出し、該実測値と予め設定した前記計画値とを比較する工程と、
を備えることを特徴とする設置高さ管理方法。
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