JP7082895B2 - 無線式警報器およびそれを用いた警報システム - Google Patents
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Description
このうち複数の無線式警報器からなる火災警報システムにおいては、一般にいずれか1つの感知器を親器とし他の感知器を子器として設定し、親器と子器との間で通信を行うようにしている(例えば特許文献1参照)。
上記のような情報の共有と無線通信による連動警報機能を効率良く実現するには、いずれか1つの感知器を親器とし他の感知器を子器として設定する方式が有効である。
そのため、親器として設定された警報器の電池消耗が大きく、親器は子器に比べて早い時期に電池電圧の低下による動作不能に陥り易い。そして、親器が動作不能に陥るとシステム(グループ)全体の連動警報機能が損なわれてしまい、火災発生等の報知が遅れるおそれがあるという課題がある。また、親器が故障を起こした場合にも同様な不具合が生じる。
本発明は上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、連動警報機能が長期間にわたって損なわれるようなことがない無線式警報器および警報システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、親局の警報器が故障したような場合にも連動警報機能が損なわれることがないとともに、人手による再設定や再登録等の作業が不要な無線式警報器および警報システムを提供することにある。
監視対象の変化を検出する素子および該素子からの信号に基づいて対象部の状態を検出する検出回路と、無線による通信を行う無線通信回路と、前記検出回路および無線通信回路を制御する制御回路とが実装された回路基板が、筐体の内部に収納されてなる無線式警報器であって、
前記回路基板には、
親局として動作する際に実行するプログラムを格納した第1記憶部と、
子局として動作する際に実行するプログラムを格納した第2記憶部と、
前記第1記憶部のプログラムまたは前記第2記憶部のプログラムを選択的に読み込み可能にする、前記制御回路によって制御可能な切換え手段と、
前記無線通信回路による通信の際に参照する管理テーブルを記憶したデータ書換え可能な記憶手段と、が設けられ、
前記制御回路が、前記切換え手段を介して前記第1記憶部または前記第2記憶部のプログラムを読み込んで実行することで、親局または子局として動作可能に構成され、
前記制御回路は、自己診断機能を有し、親局が故障から回復した際に、他の警報器からの通信タイミング信号の有無を確認し、通信タイミング信号があったときは、前記管理テーブル内の自己のフラグ情報を子局に書き換えるとともに、前記切換え手段を前記第2記憶部の側に切り換えて子局用のプログラムを読み出して実行し、子局として無線通信を行うように構成したものである。
また、上記構成によれば、回路の不調や電波環境の悪化等で一時的に親局警報器と子局警報器との間の通信が行えなくなっていずれかの子局警報器が親局警報器に昇格して通信を維持したような場合に、親局警報器が故障から回復すると子局警報器として動作することができるため、速やかに連動警報を行うエリアを復帰させることができる。
前記制御回路が前記設定手段における設定に応じて前記第1記憶部または前記第2記憶部のプログラムを読み込んで実行することで、通信に関して親局としても子局としても動作可能であるように構成する。
かかる構成によれば、親局として設定した警報器を子局の警報器として動作させることも、子局として設定した警報器を親局の警報器として動作させることもできるため、親局用の警報器と子局用の警報器を別々に設計して製造する必要がないので、製造コストを低減することができる。
前記フラグ情報は前記制御回路によって書換え可能であり、
前記制御回路は、前記フラグ情報に応じて無線通信を実行するように構成する。
かかる構成によれば、親局用の警報器を子局用の警報器に変更したり子局用の警報器を親局用の警報器に変更したりした場合に、人手による再設定や再登録等の作業を実施することなく親局と子局間の通信を実行させることができる。
前記識別コードは昇順または降順のデータで記述され、
前記記憶手段には、前記識別コードに対応してそれぞれ異なるタイマー値が記載され、
前記タイマー値には、昇順または降順のデータの小さいものほど小さな値が設定されているようにする。
かかる構成によれば、1つの親局警報器に対して複数の子局警報器が対応付けられている場合に、1対1の通信を順番に実行させることができ、誤った情報の伝送を防止することができるとともに、混乱のない情報伝達を実行させることができる。
前記フラグ情報が子局を示しており、親局の無線式警報器から送信されて来る信号を所定期間受信できなかった場合に、前記記憶手段に記憶されている前記管理テーブルの当該無線式警報器の識別コードに対応する前記フラグ情報を、親局を示す内容に変更し、
前記切換え手段を前記第1記憶部のプログラムを読込み可能な側に切り換えるように構成する。
かかる構成によれば、親局の警報器が故障して通信が行えなくなった場合に、自動的に所定の1つの子局警報器が親局警報器に昇格するため、人手による再設定や再登録等の作業を実施することなく連動警報を継続させることができる。
前記制御回路は、前記フラグ情報が親局を示しており、前記火災検出回路が火災の発生を検出または子局の無線式警報器から火災検出情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記管理テーブルを参照して、他の子局の無線式警報器へ火災検出情報を送信するように構成する。
かかる構成によれば、複数の無線式火災警報器からなり連動警報を行う火災警報システムを実現することができる。
前記制御回路は、前記電圧低下検出手段が所定の電圧に低下したことを検出した際に、通信タイミング信号の送信を停止し、前記管理テーブル内の自己のフラグ情報を子局に書き換えるとともに、前記切換え手段を前記第2記憶部の側に切り換えて子局用のプログラムを読み出して実行し、子局として無線通信を行うように構成する。
かかる構成によれば、電池消耗の著しい親局警報器において電池電圧の低下が検出されると、自動的に親局警報器が子局警報器に降格しいずれか1つの子局警報器が親局警報器に昇格して通信を維持するため、親局警報器を固定して稼働させ続ける警報システムに比べて、電池の消耗で連動警報が実施できなくなる時期を遅らせることができる。
前記複数個の無線式警報器のうち1つが親局として設定され、残りの無線式警報器が子局として設定されており、
前記残りの無線式警報器のうち1つの無線式警報器は、前記親局の無線式警報器との間の通信が途絶えた場合に、前記管理テーブル内の自己のフラグ情報を親局に書き換えるとともに、前記切換え手段を前記第1記憶部の側に切り換えて親局用のプログラムを読み出して実行し、親局として無線通信を実行可能に構成したものである。
本実施形態の無線式警報器(以下、単に警報器と記す)は、本体ベースと警報器カバーとにより形成されるケース内に収容された回路基板を備え火災等の発生を感知可能に構成され、建造物の天井面などに設置されて使用される。また、本実施形態の警報器は、電波を媒体とする無線通信機能を有しており、他の警報器との間で火災の発生などの警報情報を送受信可能に構成される。
図1に示すように、警報器の回路基板10は、CPU(中央処理装置)とROMやRAMなどのメモリおよび発振器を内蔵しROMに格納されているプログラムに従って動作するMCU(マイクロコンピュータユニット)などからなる制御回路11と、内蔵電池BTからの電圧を受けて制御回路11を含む内部回路の動作電圧を生成する電源回路(電圧レギュレータ)12と、暗箱内に配設された受光素子等からの信号に基づいて火災を検出する火災検出回路13と、アンテナATを有し他の警報器との間で無線による通信を行う無線通信回路14を備える。
制御回路11は、設定器15の設定状態を読み込んで設定が親局または子局のいずれであるかを判定する親子判定回路11aを備えており、判定結果に応じて切換え回路17を制御して、プログラムメモリ16Aまたは16Bから設定に対応するプログラムを読み出せるように構成されている。
図2(A)に示すように、管理テーブルは、例えば通信アドレスとなる連続番号のような互いに重複しないID(識別コード)を記載したID欄、同一の通信グループを構成することを示すグループID欄、親局として設定されているか子局として設定されているか示す親/子フラグ欄、通信の際に使用するタイマー値を記載したタイマー値欄などから構成されている。このうち、親/子フラグ欄は、起動時に親子判定回路11aによって設定器15の設定状態を読み込んで判定することで決定される。なお、管理テーブルには、製品管理等に用いる機器固有のユニークIDを記載する欄を設けても良い。
図2(B)は親局に故障があった場合(親ロスト時)の管理テーブルの状態を示すものである。なお、「故障」には、機器が正常に動作しない状態の他、正常に動作していても電池電圧の低下や電波環境の変化で通信できない状態が含まれる。
本実施形態においては、図3に示すように、親局の警報器(ID0)が子局の警報器(ID1~IDn)へ通信タイミング信号TSを送信し、子局がその信号を受信する(タイミングt1)。続いて、最も小さなタイマー値T1が設定されている子局の警報器(ID1)が、応答信号RSを送信し、親局がその信号を受信する(タイミングt2)。なお、上記通信タイミング信号TSには、子局へ情報の送信を要求するコマンド、子局へ連動警報を指令するコマンドの他、警報器が自己診断機能を有する場合、子局へ自己診断の実行を指令するコマンドが含まれる。
なお、子局から親局への応答の送信においては、火災検出の有無、火災要員の煙濃度・温度等の情報の他、自身の故障の有無、電池電圧の低下などのステータス情報および親局からのコマンドに対応した情報が含まれる。
図4の初期化処理は回路基板の電源が投入されることで開始され、図5の自局判定処理は例えばタイマー割込みで所定時間ごとに実行されるようにすることができる。
図4に示すように、初期化処理が開始されると、先ず設定器(設定スイッチ)15の設定状態を読み込む(ステップS1)。
また、ステップS2で、子局に設定されていると判定した時はステップS5へ進んで、切換え回路17を子局側へ切り換えた後、プログラムメモリ16Bから子局用の処理プログラムを読み出し(ステップS6)、読み出したプログラムを実行して通信処理を開始する(ステップS7)。
続いて、親局が発するタイミング信号の有無を判定し(ステップS14)、親局からの信号がない(NO)と判定するとステップS15へ進み、ステップS13でセットしたタイマーがタイムアップしたか否か判定する。そして、タイムアップしてない(NO)と判定するとステップS14へ戻って上記判定を繰り返す。
なお、上記ステップS15で一番初めにタイムアップするのは、生きている警報器の中で一番タイマー値の小さい(IDの小さい)子局のはずであるので、ステップS16、S17は省略することも可能である。また、上記フローチャートに従うと、親局が子局に降格した後、元の親局がグループ内で一番小さいIDであると、その新子局が再び親局になってしまうことが考えられるので、当初親局に対しては最も大きなIDを付与しておくようにしても良い。
ただし、警報器が自己診断機能を有していて故障から回復したことを認識できるように構成されている場合には、故障から回復した際に、他の警報器からの通信タイミング信号の有無を確認し、通信タイミング信号があったときは、自身の親/子フラグを子局に書き換えるとともに、切り換え回路17をプログラムメモリ16B側に切り換えて子局用のプログラムを読み出して実行し、子局として無線通信を行うように構成しても良い。
図6に示すように、親局の警報器(ID0)が故障して親局から通信タイミング信号TSが送信されなかった場合、子局の側では、親局から送信される送信タイミング信号TSの送信開始時点(タイミングt11)からタイマーが計時を開始し、親局ロストを確認すると(親局タイミング信号ロスト)、設定に要する所定時間Tidが経過した時点t12で子局から親局に変わった警報器ID1から他の子局(ID2~IDn)へ通信タイミング信号TSが送信され、子局によってその信号が受信される。なお、上記所定時間Tidは全てのID毎に異なる値とし、その値はIDに相関のある値でも良いし、予め管理テーブルに記憶させておいても良い。
図7(A)は、火災警報システムを構築した直後の初期状態を示すもので、ここでは6台の警報器がそれぞれ所定の監視エリアに設置されている。このようなレイアウトの場合、中央に位置する警報器10Aを親局として設定する。他のすべての警報器との間で良好な無線通信を実行できるようにするためである。
他の警報器10B~10Fについては、警報器10Aの次にレイアウト中心に近い警報器(図では10B)を、最もタイマー値の小さな子局1(=ID1)として設定する。以下同様にして、レイアウト中心に近い警報器から順に子局2、子局3、子局4、子局5を設定する。
図8には、そのような機能を実現するために親局が実行するプログラムの親子転換処理のフローチャートの例が示されている。なお、子局が実行するプログラムのフローチャートは、図5に示されているフローチャートと同じで良い。
なお、ステップS32における「所定電圧」は、電池の寿命がかなり低下していて頻繁な無線通信の実行には無理があるが、警戒の実施には支障がないような電圧値が選択される。これにより、電池電圧が低下して連動警報には参加できないが自身の監視エリアの警戒は継続して実施することができる。
図9に示すように、親局の警報器(ID0)電池電圧が低下して親局から通信タイミング信号TSが送信されなくなった場合、子局の側では、親局から送信される送信タイミング信号TSの送信開始時点(タイミングt11)からタイマーが計時を開始し、親局ロストを確認すると(親局タイミング信号ロスト)、設定に要する所定時間Tidが経過した時点t11で子局から親局に変わった警報器ID1から、親局から子局に変わった警報器ID0と他の子局ID2~IDnへ通信タイミング信号TSが送信され、子局によってその信号が受信される(タイミングt12)。
また、上記実施形態では、警報器として発光素子と受光素子を有する煙感知による火災感知機能を有するものを想定して説明したが、本発明はそれに限定されず、赤外線を検知する焦電素子、サーミスタのような感熱素子あるいはCOなどの有害ガスを検知するガスセンサ、人感センサ等の素子が実装された警報器を使用する警報システムに広く利用することができる。
10 警報器の回路基板
11 制御回路
12 電源回路
13 火災検出回路
14 無線通信回路
15 設定器
16A,16B プログラムメモリ
17 切換え回路
18 記憶回路
Claims (8)
- 監視対象の変化を検出する素子および該素子からの信号に基づいて対象部の状態を検出する検出回路と、無線による通信を行う無線通信回路と、前記検出回路および無線通信回路を制御する制御回路とが実装された回路基板が、筐体の内部に収納されてなる無線式警報器であって、
前記回路基板には、
親局として動作する際に実行するプログラムを格納した第1記憶部と、
子局として動作する際に実行するプログラムを格納した第2記憶部と、
前記第1記憶部のプログラムまたは前記第2記憶部のプログラムを選択的に読み込み可能にする、前記制御回路によって制御可能な切換え手段と、
前記無線通信回路による通信の際に参照する管理テーブルを記憶したデータ書換え可能な記憶手段と、が設けられ、
前記制御回路が、前記切換え手段を介して前記第1記憶部または前記第2記憶部のプログラムを読み込んで実行することで、親局または子局として動作可能に構成され、
前記制御回路は、自己診断機能を有し、親局が故障から回復した際に、他の警報器からの通信タイミング信号の有無を確認し、通信タイミング信号があったときは、前記管理テーブル内の自己のフラグ情報を子局に書き換えるとともに、前記切換え手段を前記第2記憶部の側に切り換えて子局用のプログラムを読み出して実行し、子局として無線通信を行うように構成されていることを特徴とする無線式警報器。 - 前記回路基板には、前記無線通信回路による通信の際に親局として動作するか子局として動作するかを設定可能な設定手段が設けられ、
前記制御回路が前記設定手段における設定に応じて前記第1記憶部または前記第2記憶部のプログラムを読み込んで実行することで、通信に関して親局としても子局としても動作可能であることを特徴とする請求項1に記載の無線式警報器。 - 前記管理テーブルには、通信グループを構成する複数の無線式警報器のそれぞれが親局として動作するのか子局として動作するのかを示すフラグ情報が、無線式警報器の識別コードに対応して記載され、
前記フラグ情報は前記制御回路によって書換え可能であり、
前記制御回路は、前記フラグ情報に応じて無線通信を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線式警報器。 - 前記無線通信回路は、親局の無線式警報器から送信されて来る信号を受信すると、前記記憶手段に記憶されているタイマー値に応じた遅延時間後に応答信号を送信するようにされ、
前記識別コードは昇順または降順のデータで記述され、
前記記憶手段には、前記識別コードに対応してそれぞれ異なるタイマー値が記載され、
前記タイマー値には、昇順または降順のデータの小さいものほど小さな値が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の無線式警報器。 - 前記制御回路は、
前記フラグ情報が子局を示しており、親局の無線式警報器から送信されて来る信号を所定期間受信できなかった場合に、前記記憶手段に記憶されている前記管理テーブルの当該無線式警報器の識別コードに対応する前記フラグ情報を、親局を示す内容に変更し、
前記切換え手段を前記第1記憶部のプログラムを読込み可能な側に切り換えるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の無線式警報器。 - 前記検出回路は、火災の発生を検出可能な火災検出回路であり、
前記制御回路は、
前記フラグ情報が親局を示しており、前記火災検出回路が火災の発生を検出または子局の無線式警報器から火災検出情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記管理テーブルを参照して、他の子局の無線式警報器へ火災検出情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項3~5のいずれかに記載の無線式警報器。 - 前記回路基板は、電源電圧の低下を検出可能な電圧低下検出手段を備え、
前記制御回路は、前記電圧低下検出手段が所定の電圧に低下したことを検出した際に、通信タイミング信号の送信を停止し、前記管理テーブル内の自己のフラグ情報を子局に書き換えるとともに、前記切換え手段を前記第2記憶部の側に切り換えて子局用のプログラムを読み出して実行し、子局として無線通信を行うように構成されていることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の無線式警報器。 - 請求項1~7のいずれかに記載の無線式警報器が複数個集まって1つの通信グループを構成し、互いに異なるエリアを監視可能に設置されている警報システムであって、
複数個の無線式警報器のうち1つが親局として設定され、残りの無線式警報器が子局として設定されており、
前記残りの無線式警報器のうち1つの無線式警報器は、前記親局の無線式警報器との間の通信が途絶えた場合に、前記管理テーブル内の自己のフラグ情報を親局に書き換えるとともに、前記切換え手段を前記第1記憶部の側に切り換えて親局用のプログラムを読み出して実行し、親局として無線通信を実行するように構成されていることを特徴とする警報システム。
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US20130278412A1 (en) | 2012-04-20 | 2013-10-24 | Detcon, Inc. | Networked system and methods for detection of hazardous conditions |
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US20130278412A1 (en) | 2012-04-20 | 2013-10-24 | Detcon, Inc. | Networked system and methods for detection of hazardous conditions |
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