JP7082438B1 - コンテンツ生成システム、コンテンツ生成方法及びコンテンツ生成プログラム - Google Patents

コンテンツ生成システム、コンテンツ生成方法及びコンテンツ生成プログラム Download PDF

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【課題】フリップ動画コンテンツを生成するコンテンツ生成システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成システムであって、テキストの入力を受け付けて音声データを生成し、音声データの生成に用いたテキストと、生成に用いていないテキストと、画像の1又は複数が配置されたフリップ画面と、を表示処理し、フリップ画面に配置された前記テキスト及び/又は画像よりも手前のレイヤに、テキスト及び/又は画像の一部又は全部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付け、隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理について、音声データ又はそれ以外の音声データの再生タイミングの設定を受け付け、音声データ及び隠し要素が配置されたフリップ画面及び再生タイミングに基づいて、フリップ動画コンテンツを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ生成システム、コンテンツ生成方法及びコンテンツ生成プログラムに関する。
従来より、動画コンテンツを生成する技術が提供されている。テキストから音声データを生成し、テキスト及び画像から動画コンテンツを生成する技術の一例が、例えば、特許文献1において提案されている。また、その他、動画コンテンツを生成する技術の一例が、例えば、特許文献2,3において提案されている。また、一部の情報を隠蔽した動画コンテンツを生成する技術の一例が、例えば、特許文献4において提案されている。また、学習用コンテンツを生成する技術の一例が、例えば、特許文献5,6において提案されている。
特開2021-033961号公報 特開2015-176592号公報 特開2008-107904号公報 特開2020-009431号公報 特開2019-124964号公報 特開2006-127041号公報
例えば、テレビ番組等に見られる番組の進行方法として、情報(被覆要素)を記述し、更に、めくり(隠し要素)によって情報を被覆したフリップを準備し、番組進行に合わせてめくりを剥がすことで、段階的に情報を開示するような方法がある。このような動画コンテンツを生成する技術が求められていた。
しかしながら、上記特許文献1~6は、特定の単語を隠蔽した学習用コンテンツや、動画コンテンツを生成する技術を開示しているが、上述のようなフリップ動画コンテンツを生成する技術を開示していない。
上記事情を鑑みて、本発明は、フリップ動画コンテンツの生成に係る新規な技術を提供することを解決すべき課題とする。
上記発明を解決するために、本発明は、フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成システムであって、
前記コンテンツ生成システムは、テキストの入力を受け付けて音声データを生成し、
前記音声データの生成に用いたテキスト、生成に用いていないテキスト及び、画像の1又は複数が配置されたフリップ画面を表示処理し、
前記フリップ画面に配置された前記テキスト及び/又は画像よりも手前のレイヤに、前記テキスト及び/又は画像の一部又は全部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付け、
前記隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理について、前記音声データ又は、それ以外の音声データの再生タイミングの設定を受け付け、
前記音声データ、前記隠し要素が配置されたフリップ画面及び、前記再生タイミングに基づいて、前記フリップ動画コンテンツを生成する。
また、本発明は、フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成方法であって、
コンテンツ生成システムが、
テキストの入力を受け付けて音声データを生成するステップと、
前記音声データの生成に用いたテキスト、生成に用いていないテキスト及び、画像の1又は複数が配置されたフリップ画面を表示処理するステップと、
前記フリップ画面に配置された前記テキスト及び/又は画像よりも手前のレイヤに、前記テキスト及び/又は画像の一部又は全部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付けるステップと、
前記隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理について、前記音声データ又は、それ以外の音声データの再生タイミングの設定を受け付けるステップと、
前記音声データ、前記隠し要素が配置されたフリップ画面及び、前記再生タイミングに基づいて、前記フリップ動画コンテンツを生成するステップと、を有する。
また、本発明は、フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成プログラムであって、
コンピュータを、テキストの入力を受け付けて音声データを生成し、
前記音声データの生成に用いたテキスト、生成に用いていないテキスト及び、画像の1又は複数が配置されたフリップ画面を表示処理し、
前記フリップ画面に配置された前記テキスト及び/又は画像よりも手前のレイヤに、前記テキスト及び/又は画像の一部又は全部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付け、
前記隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理について、前記音声データ又は、それ以外の音声データの再生タイミングの設定を受け付け、
前記音声データ、前記隠し要素が配置されたフリップ画面及び、前記再生タイミングに基づいて、前記フリップ動画コンテンツを生成する、情報処理装置として機能させる。
このような構成とすることで、隠し要素が配置されたフリップ動画コンテンツを生成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記コンテンツ生成システムは、前記フリップ動画コンテンツを、前記隠し要素に対するユーザからの操作入力を受け付け可能に再生し、
前記操作入力に基づいて前記表示処理を実行すると共に、前記再生タイミングの設定に基づいて、前記音声データを再生制御する。
このような構成とすることで、隠し要素を選択可能に利用者に提示して、その選択操作に応じてフリップ動画コンテンツを再生制御することができる。
本発明の好ましい形態では、前記隠し要素に対して、補足テキストの設定を受け付け、
前記フリップ画面上に配置された隠し要素が指定されると、前記補足テキストを表示処理する。
このような構成とすることで、隠し要素の指定に伴って、ヒント等の補足テキストを表示処理することができ、より充実したコンテンツを提供できる。
本発明の好ましい形態では、前記フリップ画面上に、共通した態様の隠し要素によって被覆される複数の被覆要素が並べて配置可能に構成され、
前記フリップ動画コンテンツを再生する際に、前記被覆要素の配置場所を変動させる。
本発明の好ましい形態では、前記共通した態様の隠し要素それぞれに対して記述テキストの登録を受け付け、前記隠し要素及び、被覆要素の組み合わせを格納し、
前記フリップ動画コンテンツを再生する際に、前記被覆要素の配置場所を変動させると共に、前記組み合わせに応じて、所定の被覆要素を所定の記述テキストがレイアウトされた隠し要素により被覆する。
このような構成とすることで、正解肢が移動する問題形式のフリップ動画コンテンツを生成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記隠し要素に対して、記述テキストの設定を受け付け、
前記フリップ画面上に配置された隠し要素上に、前記記述テキストをレイアウトする。
このような構成とすることで、隠し要素にも情報を付加できる。例えば、Q&AのQを隠し要素に記述し、Aを被覆要素として記述することができる。
本発明の好ましい形態では、単語間の関連性を対応付けた関連データベースを備え、
前記隠し要素が被覆するテキストに基づいて前記関連データベースを検索し、1又は複数の関連テキストを取得し、
前記隠し要素が被覆するテキスト及び、前記関連テキストを用いて、複数の選択要素を生成し、
前記フリップ動画コンテンツを、前記選択要素に対するユーザからの操作入力を受け付け可能に再生する。
本発明の好ましい形態では、設問、選択肢、正解及びカテゴリを対応付けた設問データを格納する設問データベースを備え、
前記カテゴリの指定を受け付けて前記設問データを決定し、
前記設問データに基づいて、隠し要素が前記選択肢を被覆したフリップ動画コンテンツを生成し、
前記フリップ動画コンテンツを、前記選択肢に対するユーザからの操作入力を受け付け可能に再生する。
このような構成とすることで、問題形式のフリップ動画コンテンツを効率的に生成することができる。
本発明の好ましい形態では、単語毎に重みを設定した重みデータベースを備え、
前記フリップ画面に配置されるテキスト中に含まれた単語について、前記重みデータベースに格納された重みに応じて隠し要素の配置を受け付ける。
このような構成とすることで、単語の重要度等に応じて、隠し要素の配置を効率的に行うことができる。
本発明は、フリップ動画コンテンツの生成に係る新規な技術を提供することができる。
一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図。 一実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成図。 一実施の形態のシステム(情報処理装置)の機能ブロック図。 一実施の形態のシステムにおけるデータベースに格納された情報の一例。 一実施の形態のシステムにおけるフリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャート。 一実施の形態のシステムにおけるスライドの画面表示例。 一実施の形態のシステムにおけるスライドの画面表示例。 一実施の形態のシステムにおけるスライドの画面表示例。 一実施の形態のシステムにおけるスライドの画面表示例。 一実施の形態のシステムにおけるフリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャート。 一実施の形態のシステムにおけるフリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャート。 一実施の形態のシステムにおけるフリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャート。 一実施の形態のシステムにおけるテンプレートのイメージ図。
以下、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
例えば、本実施形態ではコンテンツ生成システムの構成、動作等について説明するが、実行される方法、装置、コンピュータプログラム等によっても、同様の作用効果を奏することができる。本実施形態におけるプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、クライアント端末でその機能を実現する為に外部のコンピュータにおいて当該プログラムを起動させてもよい(いわゆるクラウドコンピューティング)。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含み得る。本実施形態において「情報」とは、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)及びメモリ(Memory)等を適宜組み合わせることによって実現される回路である。即ち、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等を含むものである。
<システム構成>
図1は、一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、コンテンツ生成システム0は、情報処理装置1及び、端末装置9(利用者端末装置2)を備える。情報処理装置1及び利用者端末装置2は、通信ネットワークNWを介して通信可能に構成されている。通信ネットワークNWは、本実施形態では、IP(Internet Protocol)ネットワークであるが、通信プロトコルの種類に制限はなく、更に、ネットワークの種類、規模にも制限はない。
なお、情報処理装置1として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。また、複数のコンピュータを用いて情報処理装置1を構成することも可能である。利用者端末装置2として、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス等を利用することができる。本実施形態では、情報処理装置1はサーバとして動作し、利用者端末装置2はクライアントとして動作するサーバクライアント型のシステムとして、コンテンツ生成システム0を説明する。利用者端末装置2は、情報処理装置1に対してリクエストを行い、レスポンスを受け取る為のアプリケーション(典型的には、ウェブブラウザ)を有する。例えば、端末装置9にコンテンツ生成プログラムをインストールして、情報処理装置1を構成してもよい。
<ハードウェア構成>
図2は、コンテンツ生成システム0のハードウェア構成図である。図2(a)は、情報処理装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置1は、ハードウェア構成として、制御部101と、記憶部102と、通信部103と、を備える。
制御部101は、CPU等の1又は2以上のプロセッサを含み、本発明に係るコンテンツ生成プログラム、OSやブラウザソフト、その他のアプリケーションを実行することで、情報処理装置1の動作処理全体を制御する。
記憶部102は、HDD、ROM、RAM等であって、本発明に係るコンテンツ生成プログラム及び、制御部101がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。制御部101が、記憶部102に記憶されているコンテンツ生成プログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する機能構成が実現される。
通信部103は、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、情報処理装置1を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。
図2(b)は、は端末装置9(利用者端末装置2)のハードウェア構成の一例を示す図である。端末装置9も同様に、ハードウェア構成として、制御部91と、記憶部92と、通信部93と、入力部94と、出力部95と、を備える。
端末装置9の制御部91は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、端末装置9の動作処理全体を制御する。端末装置9の記憶部92は、HDD、ROM、RAM等であって、情報処理装置1を操作する為のアプリケーション等を記憶する。端末装置9の通信部93は、通信ネットワークNWとの通信を制御する。端末装置9の入力部94は、タッチパネル、マウス及びキーボード等であって、利用者による操作要求を制御部91に入力する。端末装置9の出力部95は、ディスプレイ等であって、制御部91の処理の結果等を表示する。
<情報処理装置1の機能>
図3に示すように、コンテンツ生成システムは、機能構成要素として、音声生成部11、テキスト生成部12、編集部13、再生部14、取得部15及び、データベースDBを備える。
音声生成部11は、テキストの入力を受け付けて音声データを生成する。
テキスト生成部12は、画像の入力を受け付けて、文字認識を行ってテキストを生成する。本実施形態では、OCR(Optical Character Recognition)によって、画像中に含まれた文字を認識し、テキストを生成する。なお、音声生成部11は、テキスト生成部12が生成したテキストを用いて音声データを生成しても構わない。
編集部13は、スライド(フリップ画面)の編集と、音声生成部11が生成した音声データ等の再生タイミングの設定を受け付け、動画コンテンツを示すコンテンツデータを登録する。ここで、特に編集部13は、スライドに配置されたテキスト及び/又は画像よりも手前のレイヤに、テキスト及び/又は画像の一部又は全部の要素を被覆する隠し要素の配置要求を受け付け、隠し要素を配置する。また、隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理について、再生タイミングの設定を受け付ける。これにより、めくりフリップのような挙動をする動画コンテンツを生成する。
再生部14は、コンテンツデータが示す音声データ、隠し要素が配置されたスライド(フリップ画面)及び、再生タイミングに基づいて、フリップ動画コンテンツを生成する。なお、本実施形態では、再生部14は、コンテンツデータに基づいて、視聴者からの操作入力を受け付け可能なインタラクティブ動画としてのフリップ動画コンテンツを再生処理する。なお、再生部14に加えて、又は代えて、コンテンツデータに基づいて、所定のフォーマットの非対話型の動画ファイルを生成する変換部を備えていてもよい。
取得部15は、データベースDBから取得した情報を、編集部13に受け渡す。本実施形態では、取得部15は、入力されたカテゴリに基づいて、設問データベースから設問及び選択肢のテキストを取得し、編集部13に受け渡す。また、取得部15は、入力されたテキストに基づいて、関連データベースから関連するテキストを取得し、編集部13に受け渡す。また、取得部15は、入力されたテキストに基づいて、重みデータベースからキーワードの重みを取得し、編集部13に受け渡す。
<データ構成図>
データベースDBは、編集部13が生成したコンテンツデータを登録する。また、本実施形態では、データベースDBは、設問データを格納する設問データベース、関連データを格納する関連データベース及び、重みデータを格納する重みデータベースを有する。なお、これらの全部は、記憶部102等に記憶されてもよいし、これらの一部又は全部が、別の記憶部に記憶されてよい。
図4は、データベースに格納された情報の一例を示す図である。
図4(a)は設問データの一例を示す図である。設問データは、設問を示すデータであって、本実施形態では、識別情報(図示例ではID)、設問(図示例ではquestion)、選択肢(図示例ではanswer1-3)、正解肢(図示例ではcorrect)、設問のカテゴリ(図示例ではcategory1-2)を有する。
図4(b)は関連データの一例を示す図である。関連データは、ある単語に対して、関連性を有する別の単語を示すデータであって、本実施形態では、識別情報(図示例ではID)、単語(図示例ではword)、関連する1又は複数の単語(関連テキスト)(図示例ではrelation)、単語のカテゴリ(図示例ではcategory1-2)を有する。
図4(c)は重みデータの一例を示す図である。重みデータは、単語の重要度を示すデータであって、本実施形態では、識別情報(図示例ではID)、重み(図示例ではweighting)、重みが設定される単語(図示例ではword)、単語のカテゴリ(図示例ではcategory1-2)を有する。
<フリップ動画コンテンツの生成方法>
図5~13を参照して、コンテンツ生成システム0を用いたコンテンツ生成方法の説明及び各機能構成要素による処理内容について説明する。
<素材アップロードパターン(自動配置)>
まず、第1の方法として、利用者が、情報処理装置1に素材をアップロードし、情報処理装置1が隠し要素を自動設定して、フリップ動画コンテンツを生成する事例について説明する。図5は、フリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャートである。
まず、ステップS51(以降単に、“SXXX”と表記する)において、フリップ動画コンテンツを生成したい利用者は、情報処理装置1にスライドに表示する素材を入力する。ここで、素材は、少なくともスライドを生成する為の材料であるテキストや画像を指す。素材として画像ファイルがアップロードされた場合は、S52において、テキスト生成部12は、OCRによってテキストを生成する。なお、テキスト生成部12は、画像ファイル上のテキストの位置及び大きさについても、生成したテキストと対応付けて格納してよい。これにより、画像ファイル上のテキストをマスク処理できる。素材としてテキストが入力された場合は、S53に進む。
なお、素材は、テキストファイルや、既存のプレゼンテーションアプリケーション(例えば、Microsoft PowerPoint(登録商標))のスライドファイル等であってもよい。また、音声生成部11は、S51において入力されたテキスト及び/又は、S52においてテキスト生成部12が生成したテキストに基づいて、フリップ動画コンテンツで使用される音声データ(セリフデータ)を生成してもよい。あるいは、音声データを生成する際のテキストは、スライドを生成する為の素材であるテキストとは別途入力されてもよい。
<素材配置>
S53では、編集部13は、テキスト(音声データの生成に用いたテキスト、生成に用いていないテキスト)及び、画像の1又は複数を、スライドに配置可能に表示処理する。利用者は、入力部94を介して操作入力し、S51でアップロードされた素材等をスライド上に配置し、編集部13は、これらの1又は複数が配置されたスライド(フリップ画面)を表示処理する。
<マスク処理(自動配置)>
次に、隠し要素の配置を決定するためのマスク処理を行う。編集部13は、スライド(フリップ画面)上の被覆要素を自動で決定してマスク処理を行う。図6は、スライドの画面表示例である。図6(a)は、S51で取得したテキストTXが、スライドFWに配置された様子を示す。本実施形態では、2通りの方法で、被覆要素を自動で決定可能に構成される。なお、マスク処理は、複数の個所(被覆要素)について行われる場合がある。
<規則を用いる方法>
S51でアップロードしたテキストを含むファイルにおいて、隠し要素を配置する(あるいは配置しない)テキストを示す所定の規則(下線やハイライト、太字等の書式設定を付与したり、あるいは、特定の文字列を挿入する、挟む等)に従いテキストを入力しておくことができる。編集部13は、テキストに付与された所定の規則に応じて、スライドFW上に配置されるテキスト中において、被覆するテキストである被覆要素CAを決定し、隠し要素MAを配置する。
図6(a)の事例において、例えば、「鉄砲」「フランシスコ・ザビエル」「キリスト教」の単語が、この所定の規則に則って記述されている。図示例ではこれらの単語が、スペース記号に挟まれることで隠し要素として指定される。図6(b)は、被覆要素CAを配置したスライドFWの画面表示例である。編集部13は、テキストに所定の規則からテキストに含まれた被覆要素CAを判断し、スライドFW上のテキストよりも前面のレイヤに、隠し要素MAを配置する。図6(c)は、被覆要素CAから隠し要素MAをずらした場合のイメージ図である。
<重みを用いる方法>
別の方法では、編集部13は、スライドに配置されるテキストを取得部15に受け渡す。取得部15は、テキストを構文解析して、テキストから1又は複数の単語を抽出する。図6(a)の事例では、例えば、「安土桃山時代」「種子島」「鉄砲」「伝来」「宣教師」等の単語が、抽出される。そして、取得部15は、抽出した単語の重みを重みデータベースから検索し、被覆要素CAを決定する。編集部13は、被覆要素CAを受け取り、スライドFW上のテキスト(被覆要素CA)よりも前面のレイヤに、隠し要素MAを配置する。
ここで、被覆要素CAの決定方法について、取得部15は重みが大きい順に所定数の単語を被覆要素CAとしてよい。所定数は、予め決められた数であってもよいし、重みデータベースを検索した単語の数量やテキストの文量に応じて決定される数であってもよい。被覆要素上に、隠し要素が配置されたならば、SC1に進む。
<共通処理1>
共通処理1(SC1)では、フリップ形式の選択を行う。本実施形態では、フリップ形式とは、単文形式と、問題形式と、を含む。単文形式は、アップロードした素材などについてのみ、隠し要素を配置するフリップ画面の形式を示す。問題形式は、アップロードした素材などについての隠し要素の配置に加えて、又は代えて、複数の隠し要素を選択可能な選択要素として提示し、フリップ動画コンテンツの視聴者に対して設問を行う形式である。
問題形式でない場合は、SC13に進む。問題形式の場合(SC11でYES)、SC12に進んで、S53で決定された被覆要素CAに基づいて、関連データを抽出する。SC12では、取得部15は、被覆要素CAとして決定した単語の関連データを関連データベースから検索して、関連データ又は、関連データに含まれた単語(関連テキスト)を、編集部13に受け渡す。換言すれば、編集部13は、1又は複数の関連テキストを取得する。編集部13は、問題形式の選択肢数について指定を受けつけてもよい。選択を受け付ける場合、この選択肢数に基づいて、関連データを取得してきてよい。
SC13では、編集部13は、S53で素材が配置されたスライドを再生する為の素材画像(テキストや画像が配置されたスライド画像)を生成する。また、隠し要素の素材画像についても生成する。そして、SC14では、編集部13は、音声生成部11が生成した音声データ(セリフデータ)等の再生タイミングの設定を受け付ける。再生タイミングの設定は、例えば、音声データの元となったテキストに対して、スライドの変更を行うタイミングを示した特定文字列(例えばタグ)を挿入することで、音声データと、フリップの再生タイミングを設定する。そして、SC3に進む。
<共通処理3>
共通処理3(SC3)では、隠し要素に係る再生タイミングの設定を行う。SC31では、台紙の有無を設定する。台紙を利用しない場合(SC31でNO)、SC33に進む。台紙を利用する場合(SC31でYES)、SC32に進む。なお、フリップ形式が問題形式の場合、選択要素として台紙オブジェクトを利用するものとする。
<台紙登録>
SC32では、台紙オブジェクトの設定を行う。台紙は、隠し要素によって被覆される追加のオブジェクトであり、スライドの上位、隠し要素の下位レイヤに位置するオブジェクトである。本実施形態では、編集部13は、スライド上の座標指定を受け付け、受け付けた範囲あるいは座標に台紙オブジェクトを生成する。問題形式の場合は、選択肢数に応じて台紙オブジェクトを配置しても構わない。編集部13は、台紙に、テキスト及び/又は画像を配置可能に構成される。また、編集部13は、台紙に、色や形状を設定可能に構成されるのが好ましい。台紙の形状とは、例えば、矩形や円形等である。図7は、台紙の画面表示例である。図7(a)は台紙オブジェクトの画面表示例である。図示例では、4つの台紙オブジェクトCA1~CA4を生成している。
本実施形態では、編集部13は、台紙の上位のレイヤとして、隠し要素を配置でき、被覆要素である台紙及び、配置される隠し要素を紐付け可能に構成される。編集部13は更に、台紙に配置する隠し要素に対して記述テキスト及び/又は画像を配置可能に構成される。更に、編集部13は、隠し要素の色や形状を設定可能に構成されるのが好ましい。隠し要素の形状とは、例えば、矩形や円形等である。
ここで、編集部13は、スライドに複数の台紙オブジェクトが配置されるならば、それぞれの台紙に隠し要素を配置する。この時、複数の隠し要素の態様を共通したものとすることができる。なお、隠し要素と台紙の紐付けについては、編集部13は、同期・非同期を選択受付可能に構成される。図7の事例では、図7(a)に示す台紙オブジェクトに対して、図7(b)に示す隠し要素MA1~MA4が配置される。CA1及びMA1、CA2及びMA2、CA3及びMA3、CA4及びMA4がそれぞれ紐付けされる。台紙オブジェクトの設定ができたなら、SC33に進む。
<表示処理演出>
SC33では、編集部13は、隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理演出について、指定を受け付ける。本実施形態では、表示処理演出の方法として、「めくり」、「削る」、「ぼかし」が選択できる。「めくり」は、フリップ(あるいは台紙)に張り付けられたシールを剥がすアニメーションを示す。「削る」は、フリップ(あるいは台紙)上のスクラッチ印刷をスクラッチするアニメーションを示す。「ぼかし」は、フリップ(あるいは台紙)上の被覆要素にぼかし加工を施し、ぼかし加工された状態から加工前の状態に変化するアニメーションを示す。
次いで、SC34では、被覆要素を表示させる為の表示処理の再生タイミング及び、それに連動した音声データの再生タイミングを設定する。編集部13は、例えば、音声データの元となったテキストに対して、隠し要素の除去を行うタイミングを示した特定文字列(例えばタグ)を挿入することで、音声データと、被覆要素の表示処理(隠し要素の除去)に係る再生タイミングを設定する。そして、SC35に進む。なお、被覆要素が、選択要素である台紙オブジェクトに記述された場合の隠し要素等、一部の隠し要素は除去されなくてもよい。
SC35では、編集部13は、更に、効果音の再生タイミングを受け付け可能に構成される。例えば、効果音の再生タイミングも、音声データの元となったテキストに対して、効果音の再生を行うタイミングを示した特定文字列(例えばタグ)を挿入することで設定されてよい。効果音の再生タイミングが設定できたなら、SC36に進む。SC36では、隠し要素に対して、補足テキストが設定できる。編集部13は、隠し要素に対して、補足テキストの設定を受け付け、隠し要素に紐付けて格納する。なお、効果音は、録音された音声であってもよいし、加工あるいは生成された音声であってもよい。例えば、効果音は、アップロードされた音声データ又は、音声生成部11が生成した音声データであってよい。
編集部13は、スライド上に、共通した態様の隠し要素によって被覆される複数の被覆要素を並べて配置可能に構成される。隠し要素が複数設定される場合(SC37でYES)、SC33~SC36の手順を、隠し要素の数(S53でマスク処理した隠し要素及び/又は台紙に紐付けられた隠し要素)繰り返し行う。更に、台紙が設定されている場合(SC38でYES)、SC39でランダム性の有無について、設定を受け付ける。
<コンテンツデータに基づく再生処理>
図5に示すフローチャートにおいて、SC3まで処理が完了したならば、編集部13は、これまで設定した情報をまとめ、フリップ動画コンテンツのコンテンツデータをデータベースに格納する。コンテンツデータは、スライドや隠し要素の素材画像、音声データ(セリフ、効果音等)、被覆要素の表示処理タイミング、台紙の情報等が対応付けられた情報である。再生部14は、このコンテンツデータに基づいて、フリップ動画コンテンツを、隠し要素に対するユーザからの操作入力を受け付け可能に再生処理する。再生部14は、設定された再生タイミング及び、隠し要素に対する操作入力に基づいて、被覆要素を表示させるための表示処理(つまり、フリップのめくり動作)を実行すると共に、再生タイミングの設定に基づいてSC14で設定したセリフや、SC35で設定した効果音等の音声データを再生制御する。
図8は、スライドの画面表示例である。編集部13は、スライドFWにおいて、取得部15が取得した重みに基づいて、テキストTXのうちの一部要素を被覆要素として決定する。そして、被覆要素であるテキスト(図示例では、テキストTXのうちの「鎌倉」という単語)と、取得部15が取得した関連テキスト(図示例では、「室町」「江戸」という単語)を、選択要素として配置した隠し要素MAの記述テキストとしてレイアウトすると共に、被覆要素であるテキストの台紙オブジェクトに「正解」、それ以外の台紙オブジェクトに「不正解」の記述テキストをレイアウトする。編集部13は、被覆要素を記述テキストとする隠し要素に対応付けされた台紙オブジェクトの記述テキストを「正解」に、それ以外の(関連テキストを記述テキストとする隠し要素に対応付けされた)台紙オブジェクトの記述テキストを「不正解」にして、コンテンツデータを登録してもよい。再生部14は、選択要素である隠し要素MAに対するユーザからの操作入力を受け付け可能に、フリップ動画コンテンツを再生する。
コンテンツデータとして複数の台紙オブジェクトが登録され、更に、ランダム性有として設定されている場合、再生部14は、フリップ動画コンテンツを再生する際に、台紙オブジェクト(被覆要素)の配置場所を変動させる。台紙オブジェクト(被覆要素)の配置場所を変動させることは、台紙オブジェクト上に配置された記述テキストを変動させることであってもよい。さらに隠し要素と台紙の紐付けについては、同期・非同期の設定が可能であり、同期設定されている場合には、再生部14は、格納した組み合わせに応じて、所定の被覆要素を、所定の隠し要素により被覆する。隠し要素には、記述テキスト及び/又は画像がレイアウトされる場合がある。再生部14は、同じグループとして登録された台紙について配置場所を変動させてよい。
図7(c)は、フリップ動画コンテンツの画面表示例であり、特に、コンテンツデータに同期、ランダム性有が設定される場合の例を示す。図7(c)の上側の画面表示例では、再生部14は、4択の選択肢のうち、右上に正解の台紙オブジェクトCA2を配置し、その上位レイヤに、台紙オブジェクトCA2に対応付けられた隠し要素MA2を配置している。隠し要素MA2は、正解となる選択肢のテキストが記述されている。更に、再生部14は、左上に台紙オブジェクトCA1及び隠し要素MA1を、左下に台紙オブジェクトCA3及び隠し要素MA3を、右下に台紙オブジェクトCA4及び隠し要素MA4をそれぞれ配置している。一方で、下側の画面表示例では、再生部14は、右下に台紙オブジェクトCA2及び隠し要素MA2を、右上に台紙オブジェクトCA1及び隠し要素MA1を、左上に台紙オブジェクトCA3及び隠し要素MA3を、左下に台紙オブジェクトCA4及び隠し要素MA4をそれぞれ配置している。
図9は、別のフリップ動画コンテンツの画面表示例であり、特に、コンテンツデータに非同期、ランダム性有が設定される場合の例を示す。図9(a)に示す台紙オブジェクトCA1~3に対して、図9(b)に示す隠し要素MA1~MA3が、非同期で配置される。図9(c)の上側の画面表示例では、再生部14は、左中右の3択の選択肢のうち、右に正解の台紙オブジェクトCA3を配置し、その上位レイヤに隠し要素MA3を配置している。一方で、下側の画面表示例では、再生部14は、右に不正解の台紙オブジェクトCA2を配置し、その上位レイヤに隠し要素MA3を配置している。非同期の場合は、隠し要素は、編集部13を介して指定された配置に基づいて、表示処理される。
更に、コンテンツデータ中の隠し要素に対して補足テキストが設定されている場合、再生部14は、フリップ動画コンテンツの再生中に、入力部94によってスライド上に配置された隠し要素が指定されると、紐付けされた補足テキストを表示処理する。指定は、典型的には、マウス(入力部94)カーソルを隠し要素にマウスオーバーする操作等である。補足テキストは、視聴者が隠し要素によって隠された被覆要素を予想、推理、思い出す為のヒントの場合がある。
<カテゴリ選択パターン>
次に、第2の方法として、利用者が指定したカテゴリに基づいて、情報処理装置1が設問形式のフリップ動画コンテンツを生成する事例について説明する。コンテンツ生成システム0又は、情報処理装置1は、設問、選択肢、正解及びカテゴリを対応付けた設問データを格納する設問データベースを備え、カテゴリの指定を受け付けて設問データを決定し、設問データに基づいて、隠し要素が選択肢を被覆したフリップ動画コンテンツを生成して、フリップ動画コンテンツを選択肢に対するユーザからの操作入力を受け付け可能に表示処理する。図10は、フリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャートである。
S101では、利用者は、カテゴリを選択する。カテゴリは、情報処理装置1が生成する設問形式のフリップ動画コンテンツのカテゴリを示し、本実施形態では、記憶部102等に格納した2階層構造のカテゴリマスタに、カテゴリが定義される。このカテゴリが、設問データベースに格納された設問データに対しても付与されている。
S102では、取得部15は、指定されたカテゴリを用いて、設問データベースを検索して、1又は複数の設問データを取得する。カテゴリの選択と共に、取得部15は、問題数の指定を受け付けてもよい。問題数は、例えば、スライドの枚数に相当する。そして、編集部13は、SC1及び、SC3の手順を経て、コンテンツデータを登録する。SC3において、編集部13は、選択肢数分の台紙オブジェクトを生成し、台紙オブジェクトの記述テキストとして、正解又は不正解を示すテキストを配置してよい。更に、編集部13は、隠し要素の記述テキストとして、設問データに含まれた選択肢が示す1又は複数のテキストを配置してもよい。正解の記述テキストが配置された台紙と、正解の選択肢の記述テキストが配置された台紙の組み合わせが、対応付けされる。
<素材アップロードパターン(手動配置)>
次に、第3の方法として、素材をアップロードし、隠し要素を手動で配置することで、フリップ動画コンテンツを生成する事例について説明する。図11は、フリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャートである。S111において、S51と同様に、利用者は、情報処理装置1にフリップ動画コンテンツの素材をアップロードする。素材は、テキスト、画像、スライドファイル等である。ここで、素材として画像ファイルがアップロードされた場合は、S52と同様に、テキスト生成部12は、OCRによってテキストを生成してもよい。
S112では、編集部13は、S111で入力された素材を合成して画像ファイルを生成することで、スライド画像を生成する。S111でスライドファイルをアップロードした場合は、編集部13は、スライドファイルに含まれる個別のスライドを画像化することでスライド画像を生成してもよい。
S113では、SC14と同様に、編集部13は、それぞれのスライドに対して、音声生成部11が生成した音声データ(セリフデータ)等の再生タイミングの設定を受け付ける。音声生成部11は、例えば、S111でアップロードされたテキストや、画像ファイルからOCRによって生成したテキスト等を用いて、音声データを生成する。
S114では、編集部13は、入力部94を介してスライド上の範囲指定を受け付けて、隠し要素を配置する位置を受け付ける。そして、SC2に進む。
<共通設定2>
SC2では、編集部13は、隠し要素に対する記述テキストの入力及び/又は画像の配置を受けつける。そして、受け付けたテキスト及び/又は画像に基づいて、編集部13は、隠し要素の素材画像を生成する。なお、S114において、スライド上に、複数の隠し要素の配置が指定される場合、SC2を複数の隠し要素毎に行う。
<テンプレート選択パターン>
次に、第4の方法として、テンプレートを選択し、フリップ動画コンテンツを生成する事例について説明する。図12は、フリップ動画コンテンツを生成する際の処理フローチャートである。
S121において、編集部13は、めくり形式の指定を受け付ける。めくり形式が問題形式の場合(S121でYES)、S122に進む。S122では、編集部13は、選択肢数及び入力行数の指定を受け付ける。ステップS123では、編集部13は、S122で指定された選択肢数及び入力行数に基づいて、スライドのテンプレートを選択させる。
図13は、テンプレートのイメージ図である。例えば、S122において、選択肢数3、入力行数1が指定された場合、図13(a)のようなテンプレートTEが選択可能となる。また、例えば、S122において、選択肢数3、入力行数3が指定された場合、図13(b)のような2種類のテンプレートTEが選択可能となり、利用者は、所望のテンプレートTEが選択することができる。テンプレートTEは、入力欄EF(図示例では、EF1~4)を備えており、利用者は、指定したテンプレートの入力欄EFに、テキストを入力する。
S124において、編集部13は、S123で指定されたテンプレートと、入力欄EF入力されたテキストを合成してスライド画像を生成する。なお、このスライドに対して、SC14やS113と同様に、編集部13は、それぞれのスライドに対して、音声生成部11が生成した音声データ等の再生タイミングの設定を受け付けてよい。そして、編集部13は、SC2及び、SC3の手順を経て、コンテンツデータを登録する。
0 :コンテンツ生成システム
1 :情報処理装置
11 :音声生成部
12 :テキスト生成部
13 :編集部
14 :再生部
15 :取得部
101 :制御部
102 :記憶部
103 :通信部
2 :利用者端末装置
9 :端末装置
91 :制御部
92 :記憶部
93 :通信部
94 :入力部
95 :出力部
NW :通信ネットワーク

Claims (7)

  1. フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成システムであって、
    前記コンテンツ生成システムは、テキストの入力を受け付けて音声データを生成し、
    前記音声データの生成に用いたテキストが配置されたフリップ画面を表示処理し、
    前記フリップ画面に配置された前記テキストよりも手前のレイヤに、前記テキストの一部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付け、
    前記音声データの再生と連動して、前記隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理についての設定を受け付け、
    前記音声データ、前記音声データの元となったテキスト上に前記隠し要素が配置されたフリップ画面及び、前記表示処理についての設定に基づいて、音声データの再生及び前記被覆要素の表示処理が連動した前記フリップ動画コンテンツを生成する、
    コンテンツ生成システム。
  2. 前記フリップ画面上に、共通した態様の隠し要素によって被覆される複数の被覆要素が並べて配置可能に構成され、
    前記フリップ動画コンテンツを再生する際に、前記被覆要素の配置場所を変動させる、
    請求項1に記載のコンテンツ生成システム。
  3. 前記共通した態様の隠し要素それぞれに対して記述テキストの登録を受け付け、前記隠し要素及び、被覆要素の組み合わせを格納し、
    前記フリップ動画コンテンツを再生する際に、前記被覆要素の配置場所を変動させると共に、前記組み合わせに応じて、所定の被覆要素を所定の記述テキストがレイアウトされた隠し要素により被覆する、
    請求項2に記載のコンテンツ生成システム。
  4. 前記隠し要素に対して、記述テキストの設定を受け付け、
    前記フリップ画面上に配置された隠し要素上に、前記記述テキストをレイアウトする、
    請求項1~3の何れかに記載のコンテンツ生成システム。
  5. 単語毎に重みを設定した重みデータベースを備え、
    前記フリップ画面に配置されるテキスト中に含まれた単語について、前記重みデータベースに格納された重みに応じて隠し要素の配置を行うテキストを決定する、
    請求項1~4の何れかに記載のコンテンツ生成システム。
  6. フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成方法であって、
    コンテンツ生成システムが、
    テキストの入力を受け付けて音声データを生成するステップと、
    前記音声データの生成に用いたテキストが配置されたフリップ画面を表示処理するステップと、
    前記フリップ画面に配置された前記テキストよりも手前のレイヤに、前記テキストの一部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付けるステップと、
    前記音声データの再生と連動して、前記隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理についての設定を受け付けるステップと、
    前記音声データ、前記音声データの元となったテキスト上に前記隠し要素が配置されたフリップ画面及び、前記表示処理についての設定に基づいて、音声データの再生及び前記被覆要素の表示処理が連動した前記フリップ動画コンテンツを生成するステップと、を有する、
    コンテンツ生成方法。
  7. フリップ動画コンテンツを生成する為のコンテンツ生成プログラムであって、
    コンピュータを、テキストの入力を受け付けて音声データを生成し、
    前記音声データの生成に用いたテキストが配置されたフリップ画面を表示処理し、
    前記フリップ画面に配置された前記テキストよりも手前のレイヤに、前記テキストの一部の要素を被覆する隠し要素の配置を受け付け、
    前記音声データの再生と連動して、前記隠し要素により被覆された被覆要素を表示させる為の表示処理についての設定を受け付け、
    前記音声データ、前記音声データの元となったテキスト上に前記隠し要素が配置されたフリップ画面及び、前記表示処理についての設定に基づいて、音声データの再生及び前記被覆要素の表示処理が連動した前記フリップ動画コンテンツを生成する、情報処理装置として機能させる、
    コンテンツ生成プログラム。
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