JP7082296B2 - 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ - Google Patents
輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7082296B2 JP7082296B2 JP2020038888A JP2020038888A JP7082296B2 JP 7082296 B2 JP7082296 B2 JP 7082296B2 JP 2020038888 A JP2020038888 A JP 2020038888A JP 2020038888 A JP2020038888 A JP 2020038888A JP 7082296 B2 JP7082296 B2 JP 7082296B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage member
- wall
- refrigerator
- temperature sensor
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
本開示は、輸送用コンテナ(1)である。図1及び図2に示すように、輸送用コンテナ(1)は、コンテナ本体(2)と、コンテナ本体(2)に設けられる輸送用冷凍装置(10)とを備える。輸送用コンテナ(1)は、海上輸送に用いられる。輸送用コンテナ(1)は、船舶などの海上輸送体によって搬送される。
コンテナ本体(2)は、中空の箱状に形成される。コンテナ本体(2)は、横長に形成される。コンテナ本体(2)の長手方向の一端には、開口が形成される。コンテナ本体(2)の開口は、輸送用冷凍装置(10)によって塞がれる。コンテナ本体(2)の庫内には、輸送対象物品を収容するための収容空間(5)が形成される。収容空間(5)には、輸送対象物品が収容される。収容空間(5)の空気(庫内空気ともいう)の温度は、輸送用冷凍装置(10)によって調節される。
輸送用冷凍装置(10)は、コンテナ本体(2)の開口に取り付けられる。輸送用冷凍装置(10)は、ケーシング(11)と冷媒回路(C)とを備える。
図2に模式的に示すように、ケーシング(11)は、隔壁(12)と仕切板(15)とを備える。隔壁(12)の内側には、庫内流路(20)が形成される。庫内流路(20)は、庫内空間に対応する。庫内流路(20)には、収容空間(5)の輸送対象物品を冷却するための空気が流れる。隔壁(12)の外側には、庫外室(S)が形成される。庫内流路(20)と庫外室(S)とは、隔壁(12)によって仕切られる。
冷媒回路(C)は、それに充填される冷媒を有する。冷媒回路(C)は、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う。冷媒回路(C)は、圧縮機(31)、庫外熱交換器(32)、膨張弁(33)、庫内熱交換器(37)、及びこれらを接続する冷媒配管を含む。
輸送用冷凍装置(10)は、1つの庫外ファン(34)を備える。庫外ファン(34)は、庫外室(S)の第2空間(S2)に配置される。庫外ファン(34)は、庫外熱交換器(32)の4つの熱交換部の内側に配置される。庫外ファン(34)は、プロペラファンである。
輸送用冷凍装置(10)は、2つの庫内ファン(35)を備える。庫内ファン(35)は、庫内流路(20)の上部流路(23)に配置される。庫内ファン(35)は、庫内熱交換器(37)の上側に配置される。庫内ファン(35)は、庫内熱交換器(37)よりも空気流れの上流側に配置される。庫内ファン(35)は、プロペラファンである。庫内ファン(35)の数量は1つ又は3つ以上であってもよい。
輸送用冷凍装置(10)は、ヒータ(H)を備える。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(37)の下側に配置される。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(37)の下部に取り付けられる。ヒータ(H)が動作すると、庫内熱交換器(37)が加熱される。ヒータ(H)の熱により、庫内熱交換器(37)に付着した霜が融ける。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(37)の除霜のために用いられる。
図1に示すように、輸送用冷凍装置(10)は、電装品箱(36)を有する。電装品箱(36)は、庫外室(S)の第2空間(S2)に配置される。電装品箱(36)の内部には、リアクトル、電源回路基板、制御基板などが収容される。
図3を参照しながら冷媒回路(C)の詳細を説明する。図3において、破線で囲んだ部分は庫内側を示し、それ以外の部分は庫外側を示す。
輸送用冷凍装置(10)の基本的な運転動作について説明する。輸送用冷凍装置(10)の運転時には、圧縮機(31)、庫外ファン(34)、庫内ファン(35)が運転する。第1開閉弁(46)が開く。第2開閉弁(48)が閉じる。膨張弁(33)の開度が調節される。インジェクション弁(49a)の開度が調節される。
図1及び図2に示すように、ケーシング(11)には、温度センサ(50)が取り付けられている。温度センサ(50)は、庫内流路(20)の温度を検知する。
第2通路部材(60)は、庫内流路(20)に配置される。第2通路部材(60)は、樹脂材料で構成される。第2通路部材(60)は、第1部材(61)と、第2部材(62)と、連結部(63)とを有する。
第1通路部材(80)は、庫外と庫内流路(20)を連通する。第1通路部材(80)は、温度センサ(50)を第2通路部材(60)に案内する。第1通路部材(80)は、通路本体(81)と、フランジ部(82)と、固定部(83)とを有する。
作業者が、庫外から庫内流路(20)に温度センサ(50)を配置する工程について説明する。図12に示すように、第1通路部材(80)が庫外壁(13)に固定され、第2通路部材(60)が庫内壁(14)に固定される。第1通路部材(80)及び第2通路部材(60)には、温度センサ(50)が配置されていない。
第1通路部材(80)は、庫外と庫内空間(20)を連通して、温度センサ(50)を庫内空間(20)に案内する。第2通路部材(60)は、第1通路部材(80)の庫内空間(20)側に配置され、温度センサ(50)を庫内空間(20)に配置する。第1通路部材(80)と第2通路部材(60)とが別部材で構成される。これにより、庫外の熱の温度センサ(50)への伝導を抑制することができる。
上述した実施形態においては、以下のような構成としもよい。
2 コンテナ本体
10 輸送用冷凍装置
11 ケーシング
13 庫外壁
13a 孔
14 庫内壁
20 庫内流路(庫内空間)
50 温度センサ
51 検知部
52 リード線
60 第2通路部材
72 湾曲部
80 第1通路部材
81 通路本体
84 突起部
Claims (6)
- コンテナ本体(2)の開口端に装着させるケーシング(11)を備えた輸送用冷凍装置であって、
庫内空間(20)の温度を検知する温度センサ(50)と、
前記ケーシング(11)に設けられ、庫外と前記庫内空間(20)を連通し、前記温度センサ(50)を該庫内空間(20)に案内する第1通路部材(80)と、
前記第1通路部材(80)の庫内空間(20)側に配置され、前記温度センサ(50)を該庫内空間(20)に配置する第2通路部材(60)とを備え、
前記第1通路部材(80)と前記第2通路部材(60)とは、別部材で構成され、
前記第1通路部材(80)と前記第2通路部材(60)とは、互いに離間して配置されている、輸送用冷凍装置。 - 請求項1において、
前記ケーシング(11)は、庫外に面する庫外壁(13)と、前記庫内空間(20)に面する庫内壁(14)とを有し、
前記第1通路部材(80)は、前記庫外壁(13)に固定され、
前記第2通路部材(60)は、前記庫内壁(14)に固定されている、輸送用冷凍装置。 - コンテナ本体(2)の開口端に装着させるケーシング(11)を備えた輸送用冷凍装置であって、
庫内空間(20)の温度を検知する温度センサ(50)と、
前記ケーシング(11)に設けられ、庫外と前記庫内空間(20)を連通し、前記温度センサ(50)を該庫内空間(20)に案内する第1通路部材(80)と、
前記第1通路部材(80)の庫内空間(20)側に配置され、前記温度センサ(50)を該庫内空間(20)に配置する第2通路部材(60)とを備え、
前記第1通路部材(80)と前記第2通路部材(60)とは、別部材で構成され、
前記ケーシング(11)は、庫外に面する庫外壁(13)と、前記庫内空間(20)に面する庫内壁(14)とを有し、
前記第1通路部材(80)は、前記庫外壁(13)に固定され、
前記第2通路部材(60)は、前記庫内壁(14)に固定され、
前記庫外壁(13)には、孔(13a)が形成され、
前記第1通路部材(80)は、前記孔(13a)に挿通される通路本体(81)と、該通路本体(81)の外周面に設けられた突起部(84)とを有し、該突起部(84)が該孔(13a)を通過可能な第1位置と、該突起部(84)が前記庫外壁(13)における前記庫内空間(20)側の面に係合する第2位置とに変更可能に構成されている、輸送用冷凍装置。 - 請求項3において、
前記第1通路部材(80)は、前記通路本体(81)を回転させることで、前記第1位置と前記第2位置とに変更可能に構成されている、輸送用冷凍装置。 - 請求項1乃至4のうち何れか1つにおいて、
前記温度センサ(50)は、前記庫内空間(20)の温度を検知する検知部(51)と、該検知部(51)に接続されたリード線(52)とを有し、
前記第2通路部材(60)は、平面視で湾曲状に形成された湾曲部(72)を有する、輸送用冷凍装置。 - 請求項1乃至5のうち何れか1つに記載の輸送用冷凍装置(10)と、
コンテナ本体(2)とを備えた、輸送用コンテナ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020038888A JP7082296B2 (ja) | 2020-03-06 | 2020-03-06 | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ |
EP21764462.4A EP4113040B1 (en) | 2020-03-06 | 2021-02-22 | Refrigeration device for a shipping container, and shipping container |
CN202180014031.0A CN115087850A (zh) | 2020-03-06 | 2021-02-22 | 运输用制冷装置及运输用集装箱 |
PCT/JP2021/006639 WO2021177075A1 (ja) | 2020-03-06 | 2021-02-22 | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ |
US17/899,028 US20220412646A1 (en) | 2020-03-06 | 2022-08-30 | Refrigeration apparatus for shipping, and shipping container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020038888A JP7082296B2 (ja) | 2020-03-06 | 2020-03-06 | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021139802A JP2021139802A (ja) | 2021-09-16 |
JP7082296B2 true JP7082296B2 (ja) | 2022-06-08 |
Family
ID=77668383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020038888A Active JP7082296B2 (ja) | 2020-03-06 | 2020-03-06 | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7082296B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6089110A (en) | 1998-02-20 | 2000-07-18 | Carrier Corporation | Temperature probe positioning system |
JP5714031B2 (ja) | 2010-02-12 | 2015-05-07 | エステヴェ キミカ, エス.エー. | エソメプラゾールナトリウムのナトリウム塩の調製方法 |
JP5882638B2 (ja) | 2011-08-30 | 2016-03-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55112231U (ja) * | 1979-02-01 | 1980-08-07 | ||
JPS5714031U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | ||
JPS5882638U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | 三菱重工業株式会社 | 温度測定装置 |
JPH0610779U (ja) * | 1992-07-14 | 1994-02-10 | 三菱重工業株式会社 | 冷凍ユニット |
JP3541619B2 (ja) * | 1997-06-05 | 2004-07-14 | ダイキン工業株式会社 | コンテナ用冷凍装置 |
-
2020
- 2020-03-06 JP JP2020038888A patent/JP7082296B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6089110A (en) | 1998-02-20 | 2000-07-18 | Carrier Corporation | Temperature probe positioning system |
JP5714031B2 (ja) | 2010-02-12 | 2015-05-07 | エステヴェ キミカ, エス.エー. | エソメプラゾールナトリウムのナトリウム塩の調製方法 |
JP5882638B2 (ja) | 2011-08-30 | 2016-03-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021139802A (ja) | 2021-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110226073B (zh) | 制冷装置 | |
CN114467001B (zh) | 冰箱 | |
JP7082296B2 (ja) | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ | |
JP2017067393A (ja) | 冷凍装置 | |
JP6989799B2 (ja) | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ | |
JP6989798B2 (ja) | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ | |
WO2021177075A1 (ja) | 輸送用冷凍装置及び輸送用コンテナ | |
JP7209554B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
CN118202205A (zh) | 用于运输单元的制冷系统 | |
JP4935474B2 (ja) | 自動販売機 | |
WO2021177076A1 (ja) | 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ | |
JP7001939B2 (ja) | 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ | |
JP4911142B2 (ja) | 冷媒回路装置 | |
JP7025667B2 (ja) | 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ | |
CN210772906U (zh) | 一体式制冷机组及冷藏车 | |
JP7048905B2 (ja) | 輸送用冷凍装置および輸送用コンテナ | |
JP7041369B2 (ja) | 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ | |
CN217483086U (zh) | 冷藏抽屉及储药柜 | |
JP7186863B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JP2009168337A (ja) | 冷却装置 | |
JP2008262410A (ja) | 自動販売機 | |
CN118235004A (zh) | 复叠式制冷系统 | |
JP2024146081A (ja) | 熱交換器 | |
CN117515969A (zh) | 储液器、制冷系统和冰箱 | |
JP3649608B2 (ja) | 貯蔵庫の冷却装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220509 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7082296 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |