JP7080680B2 - 導電率測定構造体及び純水製造装置 - Google Patents

導電率測定構造体及び純水製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、導電率測定構造体、純水製造装置及び純水製造方法に関し、特に、医薬品の製造、半導体の製造、発電用ボイラー水、食品などに使用される純水もしくは超純水を製造するためのイオン交換方式純水製造装置に設置可能な導電率測定構造体、純水製造装置及び純水製造方法に関する。
医薬品の製造、半導体の製造、発電用ボイラー水、食品などに使用される純水もしくは超純水を製造するためのイオン交換方式純水製造装置が知られている。イオン交換方式純水製造装置は、原水をイオン交換樹脂等に接触させ、原水に含まれるアニオンおよびカチオン成分をイオン交換反応により除去し、純水を製造する装置である。イオン交換樹脂は、定期的に酸およびアルカリにより再生することで、繰り返し使用することができる。
近年、半導体の高集積度化などにより、純水製造装置に求められる純水の純度が高くなるとともに、再生に用いられる薬品の使用量を抑え、ランニングコストを極限まで低減することが求められている。しかしながら、適正な再生頻度および再生薬品量の調整を行わないと、イオン交換樹脂の再生不良が起こり、純水の水質低下のリスクが高まる。
再生頻度の決定方法として従来から行われる最もオーソドックスな方法は、原水のイオン濃度を一定とみなし、一定量の原水の通水量を超えた場合に、イオン交換樹脂の再生をする方式である。
しかしながら、原水のイオン濃度が季節変動などにより上昇した場合、再生頻度が足りなくなるため、処理水の水質が低下する。季節変動を見越して薬品量や再生頻度を多く設定すると、無駄に薬品を消費するため、ランニングコストが上昇する。また、イオン交換樹脂は、原水に含まれる有機物等の汚れにより経年劣化するため、季節変動がなくても純水装置のイオン交換能力が低下し、処理水水質が低下していく。純水装置のイオン交換能力の低下を考慮した薬品量や再生頻度を設定すると、ランニングコストが更に上昇する問題もある。
これらの問題を解決する手段の一つとして例えば特開平3-181384号公報(特許文献1)に記載されるように、原水の導電率を測定してイオン負荷を演算し、原水のイオン負荷を考慮したうえでイオン負荷を求め、再生頻度を決定する方式がある。
更に別の従来技術としては、イオン交換樹脂の再生廃液のpHを測定し、測定値に基づいて再生剤の通薬量の監視を行うことにより再生に用いる薬品の使用量を抑える方法(特開平9-117679号公報(特許文献2))や、処理水中のシリカを分析計により測定する方法等がある。
更に、特開2014-188456号公報(特許文献3)には、被処理水をアニオン交換樹脂層に通水してアニオン交換処理し、得られた処理水の比抵抗又は電気伝導率を測定し、測定結果に基づいて、アニオン交換樹脂の再生又は交換を行うイオン交換樹脂装置の運転方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1~3に記載された発明のいずれも、イオン交換樹脂が充填された塔の外部に測定計を配置してイオン交換塔内の内部状態を予測することが行われているだけで、イオン交換塔内の内部状態を直接測定していないため、イオン交換塔の内部状態を適切に把握できているとはいえない。
特開平3-181384号公報 特開平9-117679号公報 特開2014-188456号公報
上記課題を鑑み、本発明は、イオン交換塔の内部状態を長時間精度良く把握することが可能な導電率測定構造体及びこれを用いた純水製造装置及び純水製造方法を提供する。
上記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討した結果、所定の構造の電極を備えた導電率測定構造体をイオン交換塔に配置することが有効であるとの知見を得た。
以上の知見を基礎として完成した本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体は一側面において、イオン交換樹脂を備えるイオン交換塔に配置される導電率測定構造体であって、少なくとも先端部がイオン交換樹脂と接触するように配置される第1の電極と、第1の電極の周囲に間隔を有して取り囲むように形成され、少なくとも先端部がイオン交換樹脂と接触するように配置される第2の電極と、イオン交換塔に取り付けられ、第1及び第2の電極を支持するための支持部とを備える。
本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体は一実施態様において、第1の電極の先端部が、第2の電極の先端部よりもイオン交換樹脂内へ向けて突出している。
本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体は別の一実施態様において、第1の電極と第2の電極との間の間隔に、第1の電極と第2の電極とを絶縁するための絶縁層が配置されている。
本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体は更に別の一実施態様において、第2の電極が、第1の電極と対向する対向面に凹部を備える第1部材と、一端が第1部材の一部を取り囲むように配置され、他端が支持部に接続された第2部材とを備え、第1部材の凹部に配置される第1のOリングと第1部材と第2部材との間に配置される第2のOリングとにより、第1の電極と第2の電極とが封止されている。
本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体は更に別の一実施態様において、少なくとも第1の電極及び第2の電極が、耐食性を有する金属材料で形成されている。
本発明の実施の形態に係る純水製造装置は一側面において、イオン交換樹脂を備えるイオン交換塔を用いて純水を製造する純水製造装置において、イオン交換塔内に上記導電率測定構造体が設置されている。
本発明の実施の形態に係る純水製造方法は一側面において、イオン交換樹脂を備えるイオン交換塔を用いて純水を製造する純水製造方法であって、少なくとも先端部がイオン交換樹脂と接触するように配置される第1の電極、第1の電極の周囲に間隔を有して取り囲むように形成され、少なくとも先端部がイオン交換樹脂と接触するように配置される第2の電極、及びイオン交換塔に取り付けられ、第1及び第2の電極を支持するための支持部を備える導電率測定構造体が設置されたイオン交換塔において、第1及び第2の電極の導電率を連続的に測定することを含む。
本発明によれば、イオン交換塔の内部状態を長時間精度良く把握することが可能な導電率測定構造体及びこれを用いた純水製造装置及び純水製造方法が提供できる。
本発明の実施の形態に係るイオン交換体を備える純水製造装置の例を表す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体の一例を示す断面図である。 図3(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体の先端部側からみた場合の平面図であり、図3(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体の先端部付近の拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体を既存の純水製造装置へ搭載する場合の設置例を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体を既存の純水製造装置のフランジへ配置する場合のフランジの構成例を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体を既存の純水製造装置のフランジへ配置する場合のフランジの別の構成例を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体を既存の純水製造装置のマンホール又は内蓋へ搭載する場合の設置例を表す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る導電率測定構造体をイオン交換塔に搭載する場合の設置例を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る導電率測定構造体を表す概略図である。 図10(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る別の導電率測定構造体を表す概略図であり、図10(b)は導電率測定構造体をイオン交換塔の内壁面に設置した場合の例を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る純水製造装置を2床3塔方式の純水装置に適用した場合の一例を表す概略図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る純水製造装置を表すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4は、図1に示すように、イオン交換樹脂3を備えるイオン交換塔2に配置するための導電率測定構造体4であり、より好ましくは、イオン交換樹脂3を備えるイオン交換塔2を用いて純水を製造する純水製造装置1に配置される導電率測定構造体4である。
イオン交換塔2内に充填されたイオン交換樹脂3の導電率を直接測定する場合、イオン交換樹脂3の導電率の測定のための電極はイオン交換樹脂3と確実に接触させる必要がある。一方で、イオン交換塔2内のイオン交換樹脂3は、逆洗工程等により流動するうえ、膨潤及び収縮する。そのため、イオン交換塔2内に公知の導電率測定計を挿入すると、イオン交換樹脂3の流動により生じる外力によって導電率測定計が破損する場合がある。更に、電極構造によっては、電極周辺でイオン交換樹脂3が上手く流動できずに滞留が発生し、イオン交換樹脂3の導電率を適切に測定できない場合がある。
本発明の実施の形態に係る導電率測定構造体4によれば、イオン交換塔2内で流動するイオン交換樹脂3から外力を受けることによる電極の折れ曲がり等の不具合や破損を抑制しながら、導電率測定構造体4をイオン交換塔2内に配置することによるイオン交換樹脂3の滞留を抑制できる。これにより、イオン交換塔2の内部状態、特にイオン交換塔2内のイオン交換樹脂3の状態を長時間精度良く把握することが可能な導電率測定構造体及びこれを用いた純水製造装置及び純水製造方法が提供できる。
図1に示すように、純水製造装置1は、イオン交換樹脂3を備えるイオン交換塔2を用いて純水を製造する装置である。イオン交換塔2は、イオン交換樹脂3を内部に収容し、被処理水を塔内に通水してイオン交換樹脂3と接触させることにより、被処理水中の荷電性溶解不純物を除去して処理水を得ることが可能な装置であれば、具体的構成は特に限定されない。
イオン交換塔2としては、カチオン塔、アニオン塔などが利用可能である。イオン交換樹脂3としては、粒子状のカチオン交換樹脂、アニオン交換樹脂、或いはこれら樹脂を混合した混床型イオン交換樹脂等が用いられ、イオン交換体とも称される。イオン交換塔2には導電率測定構造体4が搭載される。
具体的には、導電率測定構造体4は、図2に示すように、少なくとも先端部41aがイオン交換樹脂3と接触するように配置される第1の電極41と、第1の電極41の周囲に間隔sを有して取り囲むように形成され、少なくとも先端部42aがイオン交換樹脂3と接触するように配置される第2の電極42と、イオン交換塔2に取り付けられ、第1の電極41及び第2の電極42を支持するための支持部45とを備える。支持部45内には更に、第1の電極41及び第2の電極42間に流れる電流値を測定するために第1の電極41及び第2の電極42に電圧を印加するための端子47、48を備える。
第1の電極41は、例えば細長いロッド形状を有することができ、イオン交換塔2の高さ方向(被処理水の通水方向)と交差する方向、典型的には高さ方向に垂直にその長手方向が延在するように、イオン交換塔2の外部からイオン交換塔2の内部に向けて差し込むことができる。第1の電極41の厚さ(直径)T1は、例えば5~20mmとすることができる。
第2の電極42は、図3(a)に示すように、第1の電極41から絶縁されるように、一定の間隔sを有して、第1の電極41の周囲に同心円状に配置された円筒形状の電極である。間隔sは、イオン交換樹脂3が導電率測定構造体4の内部に入り込んで滞留しないように、500μm以下であることが好ましい。間隔sが小さすぎると、第1の電極41と第2の電極42との適切な絶縁が得られない場合があることから、間隔sは200μm以上であることが好ましい。
図3(b)に示すように、第1の電極41の先端部41aは、第2の電極42の先端部42aよりもイオン交換樹脂3内へ向けて突出するように配置されている。これにより、イオン交換樹脂3と第1の電極41及び第2の電極42との接触をより確実にすることができ、イオン交換樹脂3のイオン交換塔2内での滞留を防ぎながらイオン交換樹脂3の導電率をより精度よく測定することができる。
なお、図3(b)の例では、第1の電極41が第2の電極42よりも突出した形状が示されているが、第1の電極41が第2の電極42から突出しない態様、例えば、第1の電極41の先端部41aと第2の電極の先端部42aとが同一平面状に位置するように配置されていてもよい。
第2の電極42の先端部42aから第1の電極41の先端部41aの突出長さL1は、基本的には、必要とされる電極面積に合わせて調整可能であるが、長さL1が大きすぎると、第1の電極41がイオン交換樹脂3の流動による外力を受けて折れ曲がるか又は破損等が生じる場合がある。本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4を純水製造装置1のイオン交換塔2に適用する場合は、長さL1を例えば0~30mmとすることが好ましく、5~10mmとすることがより好ましい。
第1の電極41と第2の電極42との間の間隔sには、図2に示すように、第1の電極41と第2の電極42とを絶縁するための絶縁層46が配置されていてもよい。例えば、図2に例示されるように、支持部45に接続される端部側の第1の電極41及び第2の電極42の間に絶縁層46が配置されることにより、イオン交換塔2の内壁面に近接し、イオン交換樹脂3の流動による外力の影響を受けやすい支持部45周辺の絶縁をより確実に行うことができる。絶縁層46の材料は特に限定されない。例えば図2の例では、絶縁層46として、ポリオレフィン又はフッ素系ポリマー又は熱可塑性エラストマー製の熱収縮チューブが第1の電極41の外周面と第2の電極42の内周面の間に挿入されている。
第2の電極42の厚みT2は、例えば、5~20mmとすることができる。図3(b)に示すように、第2の電極42は、第1の電極41と対向する対向面421に凹部422を備える第1部材42Aと、一端が第1部材42Aの一部を取り囲むように配置され、他端が支持部45に接続された第2部材42Bとを備える。第1部材42Aの凹部422には環状の第1のOリング423が収容される。第2部材42Bは、第1部材42Aをその内部に収容するように形成された薄肉部424と、薄肉部424と連続し、支持部45と接続され、第1部材42Aと対向する対向面425を備える厚肉部426を有する。第1部材42Aと第2部材42Bとの間の間隙427には環状の第2のOリング428が配置される。
第1部材42Aの凹部422に配置される第1のOリング423と第1部材42Aと第2部材42Bとの間に配置される第2のOリング428とが押しつぶされて収容されることにより、第1のOリング423及び第2のOリング428が存在する位置において第1の電極41と第2の電極42とが封止(密封)され、第1のOリング423及び第2のOリング428が存在する位置以外の第1の電極41と第2の電極42の間には絶縁のための間隔Sを有する空気層が確保できるようになっている。
第1のOリング423が収容される凹部422の位置は、イオン交換樹脂3が第1の電極41と第2の電極42との間に挟まって滞留しないように、第1の電極41の先端部41aから離れすぎない方が好ましい。具体的には、凹部の内壁面から第1の電極41の先端部41aまでの距離d1が2mm以下であることが好ましい。
なお、第1の電極41及び第2の電極42をイオン交換塔2の内部へ挿入するほど、イオン交換塔2内のイオン交換樹脂3の流動による外力の影響を大きく受けることとなる。即ち、第1の電極41の先端部41aからイオン交換塔2の内壁面まで距離Dが長すぎると第1の電極41及び第2の電極42の折れ曲がり等の不具合が生じる場合があり、逆に、距離Dが小さすぎると、第1の電極41及び第2の電極42がイオン交換樹脂3と適切に接触せず、精度の高いイオン交換樹脂の導電率測定が実現できない場合がある。
以下に制限されるものではないが、本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4を純水製造装置1のイオン交換塔2に適用する場合は、第1の電極41の先端部41aからイオン交換塔2の内壁面まで距離Dは5~50mm程度とすることが好ましく、より好ましくは10~30mm、更に好ましくは10~20mm程度である。なお、距離Dは測定対象とする位置や必要に応じて任意に変更可能である。
図2に示すように、支持部45は、筒部43と筒部43の周囲に取り付けられたフランジ部44とを備える。筒部43は溝433を有していてもよく、この溝433に第1の電極41及び第2の電極42に接続された端子47、48に電気的に接続可能な導電率センサが嵌め込まれるようになっている。
第1の電極41及び第2の電極42間には、端子47、48を介してそれぞれ交流電圧が印加されることが好ましい。これにより、第1の電極41及び第2の電極42間に直流電圧が印加される場合に比べて、第1の電極41及び第2の電極42間の表面に分極が生じるのを防ぎ、長期間安定してイオン交換樹脂3の導電率を測定することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4の支持部45は、イオン交換塔2の外部の壁面上の任意の位置に取り付けることができるため、端子47、48に接続されてイオン交換樹脂3の導電率を測定するための装置はイオン交換塔2の外部に配置することができ、その交換も容易である。
第1の電極41及び第2の電極42は、その表面が少なくとも耐食性を有する金属材料で形成されていることが好ましい。第1の電極41及び第2の電極42が耐食性を有することにより、長期間の使用によっても腐食等が生じにくく、第1の電極41及び第2の電極42の挿入によるイオン交換塔2の処理水の汚染を抑制することができる。耐食性を有する材料としては、例えば、ステンレス鋼(SUS304、SUS316、SUS316L)、チタン、チタン+Ptメッキ等を用いた材料が上げられる。支持部45も第1の電極41及び第2の電極42と同様に、その表面が少なくとも耐食性を有する金属材料で形成されていることが好ましい。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4の配置例を示す概略図である。本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4は、既設の純水製造装置1に設置することも容易に行うことができる。イオン交換塔2の内壁面は、例えば硬質天然ゴムなどでライニング施工されていることから、イオン交換塔2自体に新たな穴を空けて導電率測定構造体4を配置することが困難な場合がある。そのような場合においては、例えば、図4に示すように、イオン交換塔2の内部に配置される既存の内装管が配置される位置に導電率測定構造体4を挿入することができる。
その場合、図5に示すように、イオン交換塔2の内装管に接続される既設のフランジ6に導電率測定構造体4設置用の穴(樹脂導電率測定構造体設置穴)60をあけ、この穴60に導電率測定構造体4を収容するようにしてもよい。或いは、このフランジ6を導電率測定構造体4の支持部45として機能させるように所定の加工を行ってもよい。図6に示すように、フランジ6上に穴60を複数箇所設け、複数の導電率測定構造体4を配置することができる。或いは、図7に示すように、イオン交換塔2の塔マンホール又は内蓋7を加工し、1以上の導電率測定構造体4を配置することもできる。
図4~図7に示す例によれば、既設の純水製造装置1に導電率測定構造体4を取り付ける場合に、イオン交換塔2の塔本体に穴を空けることなく導電率測定構造体4を配置することができるため、イオン交換塔2の内壁に設けられた防食のためのライニング層を破損することなく、イオン交換塔2の気密性を維持することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4及びこれを備えたイオン交換樹脂3を備える純水製造装置1によれば、イオン交換塔2内のイオン交換樹脂3の導電率を連続的に直接測定することができる。これにより、イオン交換塔の内部状態を長時間精度良く把握することが可能となるため、安価でより精度良くイオン交換塔2内のイオン交換樹脂3の状態を把握できるため、イオン交換樹脂3の再生頻度や劣化、或いは処理水の水質悪化の状況などを素早く適切に判断することができる。
なお、本実施形態において「連続的に測定」とは、導電率を常時測定する場合の他、純水製造装置1の運転期間中において、一定期間毎(数時間毎、1月、1年毎)に定期的に導電率を測定する場合も含む態様も意味する。
なお、イオン交換塔2内のイオン交換樹脂の導電率の測定は、ブレーク前検知という観点から、アニオン塔であってもカチオン塔であっても混床式であってもイオン交換塔2の出口近くに配置されることが好ましい。
例えば2床3塔(2B3T)方式純水製造装置などでは、アニオン塔から最もリークしやすい物質はシリカやホウ素となるため、アニオン交換樹脂の導電率を連続的に測定することにより、シリカやホウ素の吸着状態を推定する指標となる。アニオン塔の場合は、図1に示すように、被処理水の通水方向においてより下流側、即ち、イオン交換塔2の入口21(塔最上部)を0%、出口22(塔最下部)を100%とした場合に70%以上、下流側に第1の電極41及び第2の電極42の先端部41a、42aを配置することで、アニオン交換樹脂のシリカ、ホウ素の吸着状態をより精度良く把握することができるため、アニオン塔からシリカがリークする前に適切な対策を施すことが可能となり、その結果、純水の水質低下をより効果的に抑制することができる。
一方、2床3塔(2B3T)方式純水製造装置のカチオン塔は、純水装置の入口側に配置されているため、アニオン塔よりも、Fe、Mn等を含む浮遊物(SS)等の汚染物の影響を受けやすく、また、被処理水に含まれる塩素などの混入による酸化物の存在などにより、カチオン交換樹脂が劣化しやすいという問題がある。更に、被処理水の水質や性状変動により、フミン質、有機性高分子、カチオン系洗剤、中性洗剤、アニオン樹脂からの溶出物、凝集助剤などの種々の不純物を含む被処理水が、純水装置の入口側に配置されたカチオン塔内に通液されることもあり、これら汚染物によってカチオン樹脂が汚染を受けるという問題もある。更に、また、アニオン塔に比べてカチオン塔のイオン交換バンドがブロードになるとともに、アニオン交換樹脂に比べてカチオン交換樹脂の選択係数が低く、吸着力が弱いため、カチオンリークが生じやすいという問題がある。
カチオン塔の場合は、液相が酸性溶液であるため、固相よりも液相中心の導電率が検出されることとなるが、カチオン塔の入口21側から出口22側へいくほど、液相導電率の変化が大きくなる。即ち、カチオン塔においては、イオン交換塔2の入口21(塔最上部)を0%、出口22(塔最下部)を100%とした場合に、50%以上、更には60%以上、更には70%以上、下流側(塔下部)となる位置に、第1の電極41及び第2の電極42の先端部41a、42aが位置するように配置することで、カチオンリークによる純水の水質低下をより適切に防ぐことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4を2本以上、イオン交換塔2の通水方向に対して同一高さに互いに隣接させて配置し、一方の導電率測定構造体4が備える第1の電極41及び第2の電極42の周囲をスクリーンなどで覆い、他方の導電率測定構造体4が備える第1の電極41及び第2の電極42をイオン交換樹脂3と接触するように配置することもできる。これにより、一方の導電率測定構造体4を用いてイオン交換塔2内の液相の導電率を求め、他方の導電率測定構造体4を用いてイオン交換塔2内の液相及び固相の合計の導電率を求めることも可能である。なお、「同一高さ」とは、完全に同一な高さだけを意味するものではなく、実質的に同一、即ち、導電率の測定において測定に影響を及ぼさない程度の高さの差が生じている態様をも包含するものとする。
本実施形態では、図示していないが、導電率測定構造体4を用いて測定した導電率に基づいて、イオン交換塔2の内部状態を解析する解析手段及び解析手段による解析手段に基づいて、イオン交換塔2へ供給される被処理水の通水量、薬品量及び再生頻度の少なくともいずれかを制御する制御手段などを備えていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る導電率測定構造体4を用いて純水を製造する場合は、少なくとも先端部41aがイオン交換樹脂3と接触するように配置される第1の電極41、第1の電極41の周囲に間隔sを有して取り囲むように形成され、少なくとも先端部42aがイオン交換樹脂3と接触するように配置される第2の電極42、イオン交換塔2に取り付けられ、第1の電極41と第2の電極42とを支持するための支持部45を備える少なくとも1以上の導電率測定構造体をイオン交換塔2に、好ましくはイオン交換塔2の出口側に近接する領域に設置する。そして、支持部45に端子47、48を取り付けて、第1の電極41と第2の電極42との間に流れる電流値を検出することで導電率の変化を観察する。導電率の変化の観察結果に基づいて、イオン交換塔2の処理条件を変更することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る導電率測定構造体400は、図8及び図9に示すように、イオン交換樹脂3(図示せず)を備えるイオン交換塔2に配置される導電率測定構造体400であって、イオン交換塔2の高さ方向に延在し、内部にイオン交換樹脂の導電率を測定するための少なくとも1対の電極400a、400b、400cを収容する電極収容部402と、少なくとも1対の電極400a、400b、400cに接続され、イオン交換塔2の高さ方向に沿って形成された少なくとも1以上の測定面401を備え、少なくとも1以上の測定面401と接するイオン交換樹脂の導電率を測定するための測定部403とを備える。測定面401の周囲は、絶縁部404によって測定部403の周囲部分と絶縁されている。
図9に示すように、電極収容部402内に収容された電極400bは、2つの導電率測定計500のコモン端子であり、測定部403の測定面401とは逆の極性を有する部分(B電極)に接続されている。測定部403は電極収容部402の周囲を取り囲むように配置されており、電極収容部402内に収容された電極400a、400cは測定面401(A電極)にそれぞれ接続されている。電極収容部402は、例えばポリエチレンチューブなどの絶縁材料で構成されている。
図10(a)及び図10(b)に示すように、導電率測定構造体400の電極収容部402がフィルム又はシート形状を有しており、その一面がイオン交換塔2の高さ方向(図10(a)の紙面上下方向又は図10(b)の紙面奥方向)に沿って、イオン交換塔2の内壁上に接着層405を介して接着されていてもよい。
図8~図10に示す導電率測定構造体400によれば、比較的簡易な構造でイオン交換塔2の高さ方向の異なる位置にあるイオン交換樹脂の導電率を測定することが可能となる。
本発明は上記の第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述のイオン交換塔2は、2B3T方式の多床塔の純水製造装置或いは混床式の純水製造装置などに好適に利用可能である。具体的には、図11に示すように、本実施形態に係る純水製造装置は、カチオン塔30、脱炭酸塔40及びアニオン塔50により成る2床3塔方式の純水製造装置を含み、導電率測定構造体4、400が、カチオン塔30の内部に配置される。カチオン塔30及びアニオン塔50内には、アニオン塔50内に充填されたアニオン交換樹脂と接触するように配置される。
更には、図12(a)及び図12(b)に示すように、本実施形態に係る純水製造装置として、アニオン塔の下流側に更にポリッシャ70を配置し、このポリッシャ70の内部に導電率測定構造体4、400が更に配置されていてもよい。ポリッシャ70は、図12(a)に示すような混床式のものでも、図12(b)に示すようなカチオンポリッシャ71とアニオンポリッシャ72とを別々に設ける形態のものでもいずれでも構わない。
このように、本発明は上記の開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によって表されるものであり、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲において変形し具体化し得るものである。
1…純水製造装置
2…イオン交換塔
3…イオン交換樹脂
4…導電率測定構造体
6…フランジ
7…マンホール又は内蓋
21…入口
22…出口
30…カチオン塔
40…脱炭酸塔
41…第1の電極
42…第2の電極
41a…先端部
42a…先端部
42A…第1部材
42B…第2部材
43…筒部
44…フランジ部
45…支持部
46…絶縁層
47、48…端子
50…アニオン塔
60…樹脂導電率測定構造体設置穴
70…ポリッシャ
71…カチオンポリッシャ
72…アニオンポリッシャ
400…導電率測定構造体
400a、400b、400c…電極
401…測定面
402…電極収容部
403…測定部
404…絶縁部
405…接着層
421…対向面
422…凹部
423…第1のOリング
424…薄肉部
425…対向面
426…厚肉部
427…間隙
428…第2のOリング
433…溝
500…導電率測定計

Claims (5)

  1. イオン交換樹脂を備えるイオン交換塔に配置される導電率測定構造体であって、
    少なくとも先端部が前記イオン交換樹脂と接触するように配置される第1の電極と、
    前記第1の電極の周囲に間隔を有して取り囲むように形成され、少なくとも先端部が前記イオン交換樹脂と接触するように配置される第2の電極と、
    前記イオン交換塔に取り付けられ、前記第1及び前記第2の電極を支持するための支持部と
    を備え
    前記第2の電極が、
    前記第1の電極と対向する対向面に凹部を備える第1部材と、
    一端が前記第1部材の一部を取り囲むように配置され、他端が前記支持部に接続された第2部材と
    を備え、
    前記第1部材の前記凹部に配置される第1のOリングと前記第1部材と前記第2部材との間に配置される第2のOリングとにより、前記第1の電極と前記第2の電極とが封止されていることを特徴とする導電率測定構造体。
  2. 前記第1の電極の先端部が、前記第2の電極の先端部よりも前記イオン交換樹脂内へ向けて突出していることを特徴とする請求項1に記載の導電率測定構造体。
  3. 前記第1の電極と前記第2の電極との間の前記間隔に、前記第1の電極と前記第2の電極とを絶縁するための絶縁層が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の導電率測定構造体。
  4. 少なくとも前記第1の電極及び前記第2の電極が、耐食性を有する金属材料で形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の導電率測定構造体。
  5. イオン交換樹脂を備えるイオン交換塔を用いて純水を製造する純水製造装置において、前記イオン交換塔内に請求項1~のいずれか1項に記載の導電率測定構造体が設置されていることを特徴とする純水製造装置。
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