JP7080677B2 - 表面構成部材 - Google Patents
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Description
このような天板付什器として、例えば、昇降機能を備えた天板付什器が知られている。
天板を昇降させる技術として、たとえば、ガススプリングを用いる方法やギアを用いる方法(特許文献1,2)などが知られている。
特許文献1,2に開示された技術は、構造が簡易であるのでコストを安く抑えることができる。しかしながら、特許文献1,2に開示された技術では、力の弱い使用者にとっては操作しにくい場合があったり、天板の高さによっては天板を昇降させるために無理な姿勢を強いたりすることがある。
また、天板付什器が備えるワイヤーを操作部により操作して、ガススプリングのストッパ等をロック又は解除し、天板を昇降動作させる技術が知られている(特許文献3,4,5)。
また、天板を昇降させる際の操作性を向上させるために、電動式の駆動ユニットを用いて天板を昇降させる技術が知られている(特許文献6)。特許文献3,4,5,6に開示された技術では、天板近傍に配される操作部やスイッチ(以下、操作部等という)を用いて使用者が天板の昇降操作をすることができる。
このように構成された表面構成部材では、電極がセンサシートに設けられているので、センサシートを交換することで、容易に電極の位置や大きさを変更することができる。
本発明の第1実施形態について、図1から図14を参照して説明する。まず、図1および図2を参照し、本実施形態に係る天板(表面構成部材)2を備えた天板付什器1(物品)の概略構成を説明する。図1は、天板付什器1の斜視図である。図2は、天板付什器1における(a)側面図、(b)正面図である。
以下の説明において、天板付什器1の使用者から見た前後方向を天板付什器1の前後方向X、使用者から見た左右方向を天板付什器1の左右方向Yという。また、使用者から見た上下方向を天板付什器1の上下方向Zという。
支持体5は、梁部6と、軸部7と、脚部8と、昇降駆動部10と、を有している。梁部6は、天板2の前後方向Xに延びている。梁部6は、天板2の左右端に1つずつ配されている。
脚部8は、床面に接触して天板付什器1を支持するとともに、昇降駆動部10を介して軸部7に連結されている。本実施形態では、脚部8は、床面と平行に延びる水平部8aと、軸部7と同軸をなして垂直に延びる第一筒部8b及び第二筒部8cと、を有している。
天板2は、表面を構成する表層(表面部材)20と、表層20を支持する基層22と、表層20の表面での操作を検出するセンサ9と、操作により発光可能な発光部50と、センサの検出に応じて、発光部50の発光を制御する制御部15と、を備えている。
表層20および基層22は上面視で矩形状をなし、互いに同等の形状、大きさをなしている。
表面シート20Aの上面視における形状および大きさは、コアシート20Bと同等となっている。なお、コアシート20Bの枚数は任意に変更することができる。
センサシート23は、表層20と、基層22における後述する基材22Aと、の間に配置されている。
なお、このような態様に限られず、例えばセンサシート23が、表層20と積層状態で一体化されていてもよい。センサシート23を表層20と積層状態で一体に形成することで、天板2の組立工数を削減することができる。
なお、電極21は板状やフィルム状に形成され、センサシート23に接着剤等により貼付されてもよい。
図示の例では、前後方向Xおよび左右方向Yにおける一方側の端部に、左右方向Yに列をなすように、複数の貫通孔22Cが配置されている。貫通孔22Cは上面視で円形状を呈する。なお、貫通孔22Cの位置、数量、および形状は任意に変更することができる。
複数の電極21は、複数の貫通孔22Cと対応する位置に配置されている。
図示の例では、電極21は上面視で正方形状を呈し、電極21の全体が貫通孔22Cの内側に位置している。複数の電極21は、互いに同等の形状、および大きさをなしている。図示の例では、電極21は3つ配置されている。なお、電極21の位置、数量、および形状は任意に変更することができる。
発光部50は、センサ基板32の上面のうち、一対の接点部33における左右方向Yの間に位置する部分に配置されている。発光部50はセンサ基板32の上面に複数ずつ配置されている。
図4(b)に示すように、発光部50は電極よりも表面から離間した位置に配置されている。
なお、透光部60は電極を上下方向に貫いていなくてもよい。透光部60の厚みが非透光部61よりも薄くされていることで、透光部60が発光部50の発光を透過しやすくしてもよい。
また、透光性又は半透光性を有するセンサシート23を用い、電極21のうち非透光部61には非透光性を有する導電性材料をプリントし、透光部60には非透光性を有する導電性材料をプリントしないことで、発光部50の発光を透過しやすくしてもよい。
センサ基板32と対応する発光部50とは、例えばセンサ基板32と同じ貫通孔22C内に配置された発光部50を指す。
複数の電極21それぞれに形成された案内表示部40の形状は互いに異なっている。また、発光部50は、案内表示部40の形状に沿って形成された透光部60と互いに重なるように配置されているので、各センサ基板に配置された発光部50の位置、および数量は互いに異なっている。
図5(a)に示すように、操作前の状態で、初期操作部41が点灯しているものとする。
また、天板2を下降させる場合には、下降操作部43をタッチする。これにより、図5(d)に示すように、上昇操作部42が消灯する。そして天板2が下降する。
なお、このような態様に限られず、例えばタッチした上昇操作部42、又は下降操作部43が、タッチしている間において、点滅するようにしてもよい。
使用者が天板付什器1の天板2を昇降させる際には、天板2の上面において、前述した操作を行う。電極21が検出した操作内容を、接点部33を介してセンサ基板32が認識すると、センサ基板32は、制御部15に操作内容を伝達する。そして、制御部15は昇降駆動部10に指令値を入力する。昇降駆動部10が、入力された指令値に基づいて駆動することで、天板付什器1の天板2が昇降、又は下降する。
そして、透光部60が、発光部50の発光を透過させることにより、表面に案内光を表示するので、このように表示された案内光に従って、使用者が操作を行うことが可能になり、使用者が所望の操作を容易に行うことができる。
また、電極21がセンサシート23に設けられているので、センサシート23を交換することで、容易に電極21の位置や大きさを変更することができる。
図6に複数列挙するように、案内表示部40は任意に変更することができる。例えば前述したプラス記号とマイナス記号に対して、図6(b)に示すように、発光する部分を中抜きにしてもよい。
図7に示すように、第2変形例に係る電極21では、案内表示部40が初期操作部41を備えていない。この場合には、前述した表示態様において、初期操作部41の表示が省略され、操作前の状態では、上昇操作部42と下降操作部43とが、それぞれ表示された状態となる。
図8に示すように、電極21は前後方向に並べて配置してもよい。このような場合には、図9および図10に示すように、案内表示部40を前後方向に並べて配置することができる。
また、図14に示すように、電極21に透光部60を設けることなく、案内表示部40が形成された案内シート65を天板2の表面に貼付してもよい。この場合には、案内シート65と上下方向に重なる位置に、電極21が設けられている。また、案内表示部40を天板2の上面に、直接印字してもよい。
次に、図15および図16を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図15は、本実施形態に係る天板2Bの一部における分解斜視図である。図16は、天板2Bの(a)一部平面図、(b)B-B線矢視断面図である。
なお、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
次に、図17および図18を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図17は、本実施形態に係る天板2Cの一部における分解斜視図である。図18は、天板2Cの(a)一部平面図、(b)C-C線矢視断面図である。
なお、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
電極21に形成された透光部60の内側に、発光部50が各別に配置されている。このような構成を採用することで、部品点数を削減し、安価な構成とすることができる。
なお、電極21の形状は円形状に限られず、任意の形状とすることができる。
次に、図19および図20を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。図19は、本実施形態に係る天板2Dの一部における分解斜視図である。図20は、天板2Dの(a)一部平面図、(b)D-D線矢視断面図である。
なお、以下の各実施形態において、第3実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
このため、収容溝32Aに配置された発光部50が発光すると、その光が透光部60および表面シート20Aを透過して、使用者が案内表示部40の表示を視認することができる。
このような構成を採用することで、センサ基板32、電極21、および発光部50が上下方向にかさ張るのを抑えることができる。
なお、発光部50はセンサ基板32の下面に接続してもよい。
例えば、上記実施形態においては、発光部50が基材に形成された貫通孔22C内に配置されている構成を示したが、このような態様に限られない。発光部50は貫通孔22Cの外側に配置されてもよい。
なお、発光部50はセンサ基板32に複数配置されなくてもよく、例えば広配光のLED等をセンサ基板32の中央に1つ配置し、透光部60全体が発光するようにしてもよい。
このような場合には、使用者が行う操作として、天板2の昇降に代えて、例えば照明器具の点灯、消灯、または照度の調整を行ってもよいし、カーテンやブラインド等の遮光部材の開閉を行ってもよい。また、ドアやシャッターの開閉や、スクリーンの昇降等をおこなってもよい。
2、2B、2C、2D 天板(表面構成部材)
9 センサ
15 制御部
20 表層(表面部材)
21 電極
22A 基材
23 センサシート
22C 貫通孔
50 発光部
60 透光部
61 非透光部
Claims (2)
- 物品の表面を構成する表面部材と、
前記表面部材の裏面に配置された基材と、
前記表面部材の表面での操作を検出するセンサと、
前記操作により発光可能な発光部と、
前記発光部を支持する電極接続部と、
前記センサの検出に応じて、前記発光部の発光を制御する制御部と、を備えた表面構成部材であって、
前記センサは、電極によって使用者の操作を検出し、
前記電極には、使用者の操作を案内する案内表示部に合わせた透光部と非透光部とが設けられ、
前記透光部は、前記発光部の発光を透過させることにより、前記表面に案内光を表示し、
前記基材には、該基材を厚み方向に貫く貫通孔が形成され、
前記電極接続部は、
前記基材に対して前記厚み方向で前記表面部材側とは反対側から、前記貫通孔内に挿入される柱状のセンサ基部と、
前記センサ基部のうち前記厚み方向で前記表面部材側に位置する部分に配置され、前記表面部材に向かい合うセンサ基板と、を備え、
前記発光部は、前記貫通孔内において前記センサ基板のうち前記厚み方向で前記表面部材を向く面に配置されていることを特徴とする表面構成部材。 - 前記電極が設けられたセンサシートを備え、
前記センサシートは、前記表面部材と前記基材との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の表面構成部材。
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