JP7080578B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、人物等のオブジェクトが待ち行列をなしている場合にその待ち行列の待ち時間を推定し、報知するシステム等が知られている。
例えば、待ち時間を推定し報知するシステムとして、行列をなしている利用者の画像を撮像し、撮像した利用者の画像を解析して利用者の移動軌跡を検出し、検出した利用者の移動軌跡に基づき利用者が形成する待ち行列を識別するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、このようなシステムが開示されている。特許文献1のシステムは、利用者が利用する施設の利用に要する平均時間と、識別した利用者の待ち行列と、に基づき、利用者が利用施設を利用可能になるまでの待ち時間を算出し、報知するよう構成されている。
また、特許文献2には、人の待ち行列の撮影画像から、人物及び人物のグループを認識し、複数の撮影画像から特定の人物又はグループの移動時間を計測し、待ち時間を推測する技術が開示されている。
特開2005-316582号公報 特開2005-215787号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示された従来技術では、行列の先頭に到達するまでの平均移動時間を既定の時間間隔での移動距離より算出するため、行列の進み具合や行列の長さの変動により待ち時間の計算に誤差が生じてくる。そのため、待ち行列の待ち時間を精度よく推定することができないという問題があった。
例えば、空港カウンターにおける待ち行列や、飲食店に入店する際の待ち行列や、タクシー待ちの待ち行列において、待ち行列の進み具合や待ち行列の長さの変動がある場合には、従来技術では、精度よく待ち時間を推定できなかった。
本発明の情報処理装置は、行列に含まれるオブジェクトの数を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、取得期間において前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記行列の待ち時間を推定する推定処理を行う推定手段と、を有し、前記推定手段は、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と前記取得期間との比較結果に基づいて、前記取得期間を、当該待ち時間と同じ長さの期間、又は所定の期間に更新し、当該更新された取得期間において前記行列から出ていったオブジェクトの数と、前記行列に含まれるオブジェクトの数とに基づいて、前記行列の待ち時間を再度推定する推定処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、待ち行列の待ち時間をより精度よく推定することができる。
待ち時間推定システムのシステム構成の一例等を示す図である。 情報処理装置等のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理装置等の機能構成の一例を示す図である。 検知部の詳細の一例を示す図である。 待ち行列計算部の詳細の一例を示す図である。 待ち時間計算部の詳細の一例を示す図である。 情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 待ち時間の計算に利用される履歴情報の一例を説明する図である。 待ち時間の計算に利用される履歴情報の一例を説明する図である。 待ち時間の計算に利用される履歴情報の一例を説明する図である。 取得期間の一例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態における待ち時間推定システムの処理について説明する。
図1(a)は、本実施形態における待ち時間推定システムのシステム構成の一例を示す図である。待ち時間推定システムは、情報処理装置100、ネットワークカメラ102、ネットワークカメラ103を含む。情報処理装置100、ネットワークカメラ102、ネットワークカメラ103は、ネットワーク101を介して、相互に通信可能に接続されている。
待ち時間推定システムは、待ち行列における待ち時間を推定する。オブジェクトが並んでいる待ち行列は、オブジェクトの集合である行列の一例である。待ち行列における待ち時間とは、その待ち行列における最後尾に位置するオブジェクトが、その待ち行列から出ていくまでにかかる時間のことである。本実施形態では、待ち時間推定システムは、タクシー乗り場で順番待ちをしている人物で構成される待ち行列の待ち時間を推定することとする。即ち、本実施形態では、待ち時間推定システムは、人物であるオブジェクトが構成する待ち行列の待ち時間を推定する。
しかし、待ち時間推定システムは、他の待ち行列の待ち時間を推定することとしてもよい。例えば、待ち時間推定システムは、金融機関のATMコーナー、遊園地やテーマパーク等の装置・乗物・アトラクション等の施設、バス乗り場等で順番待ちしている人物から構成され待ち行列の待ち時間を推定してもよい。また、待ち時間推定システムは、工場のレーン上で加工処理が行われるのを待機している中間加工品により構成される待ち行列の待ち時間を推定してもよい。その場合、待ち行列を構成するオブジェクトは、中間加工品となる。また、待ち時間推定システムは、運送用の貨物を一時保管する倉庫におけるレーン上で、運送先の振分け処理が行われるのを待機している貨物により構成される待ち行列の待ち時間を推定してもよい。その場合、待ち行列を構成するオブジェクトは、貨物となる。
情報処理装置100は、ネットワークカメラ102、103から撮影された静止画や動画等の画像を取得し、待ち行列の待ち時間を推定するパーソナルコンピュータ(PC)、サーバ装置、タブレット装置等の情報処理装置である。ネットワークカメラ102は、待ち行列の出口付近を撮影し、撮影した静止画や動画等の画像を情報処理装置100に送信するネットワークカメラである。ネットワークカメラ103は、待ち行列の画像を撮影し、撮影した画像を、情報処理装置100に送信するネットワークカメラである。
図1(b)は、待ち時間推定システムが実装されている状況の一例を示す図である。図1(b)の例では、予め設定された敷居等(実線の部分)で区切られた領域に存在する人物が待ち行列を構成することとなる。単一又は複数のネットワークカメラ103が、待ち行列の全体を撮影し、撮影した画像を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、ネットワークカメラ103から送信された画像から、人物を検知し、検知した人物の数を、待ち行列内のオブジェクトの数とする。単一又は複数のネットワークカメラ102が、待ち行列の出口付近を撮影し、撮影した画像を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、ネットワークカメラ103から送信された画像から、待ち行列から出ていく人物を検知するごとに、検知した時刻を記憶する。情報処理装置100は、例えば、時系列上で連続した複数の画像から、待ち行列の出口を通過する人物を検知する。
図1(b)の例は、ネットワークカメラ103が待ち行列を撮影可能なように配置され、ネットワークカメラ102が待ち行列の出口を撮影可能なように配置されている様子を示している。
図2(a)は、情報処理装置100のハードウェア構成等の一例を示す図である。情報処理装置100は、メモリ110、CPU111、通信制御部112、入力制御部113、表示制御部114を含む。
メモリ110は、各種プログラム、各種設定データ、各種閾値データ、待ち行列が撮影された画像データ等を記憶するハードディスク、光ディスク、メモリカード、ソリッドステートドライブ等の記憶装置である。CPU111は、情報処理装置100の処理を制御する中央演算装置である。通信制御部112は、ネットワークを介した外部の装置との通信に利用される通信制御部である。入力制御部113は、入力装置120を介した情報処理装置100への情報の入力を制御する入力制御部である。表示制御部114は、表示装置130への画面の表示を制御する表示制御部である。本実施形態では、情報処理装置100と表示装置130とは、独立した装置とするが、表示装置130が情報処理装置100に含まれることとしてもよい。また、待ち時間推定システムは、複数の表示装置を表示装置130として含んでもよい。
CPU111が、メモリ110等に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、図3~6で後述する情報処理装置100の機能及び図7、8で後述するフローチャートの処理等が実現される。
図2(b)は、ネットワークカメラ102のハードウェア構成の一例を示す図である。ネットワークカメラ102は、メモリ140、CPU141、撮像部142、信号処理部143、駆動制御部144、通信制御部145を含む。
メモリ140は、各種プログラム、各種設定データ、待ち行列が撮影された画像データ等を記憶するハードディスク、光ディスク、メモリカード、ソリッドステートドライブ等の記憶装置である。CPU141は、ネットワークカメラ102の処理を制御する中央演算装置である。
撮像部142は、撮像素子と撮像素子上に被写体の光学系とを有し、光学系の光軸と撮像素子との交点を撮像中心として撮像素子上に撮像を行う。撮像部142は、CMOS(ComplementaryMetal-Oxide Semiconductor)、CCD(Charged Coupled Device)等の撮像素子である。
信号処理部143は、撮像部142によって撮像された画像信号に対して信号処理を行う。信号処理部143は、例えば、撮像部142によって撮像された画像信号の符号化を行う。信号処理部143は、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の符号化方式を用いて、撮像部142によって撮像された画像信号の符号化を行う。
また、信号処理部143は、H.264/MPEG-4 AVC(以下H.264)の符号化方式を用いて、撮像部142によって撮像された画像信号の符号化を行うこととしてもよい。また、信号処理部143は、HEVC(High Efficiency Video Coding符号化方式)の符号化方式を用いて、撮像部142によって撮像された画像信号の符号化を行うこととしてもよい。また、信号処理部143は、複数の符号化方式の中から符号化方式を選択して符号化を行うこととしてもよい。
駆動制御部144は、撮像部142の撮像方向、画角を変更させる制御を行う。本実施形態では、撮像部142は、パン方向、チルト方向に撮像方向を変更でき、撮像画角を変更することができることとする。ネットワークカメラ102は、パン方向、チルト方向に撮像方向を変更する機能を有さなくてもよいし、画角を変更する機能を有さなくてもよい。
通信制御部145は、ネットワーク101を介した情報処理装置100等の外部の装置との通信に利用される通信制御部である。通信制御部145は、信号処理部143で処理が行われた撮像画像の情報を情報処理装置100に送信する。更に、通信制御部145は、情報処理装置100から送信されたネットワークカメラ102に対する制御命令を受信する。
CPU141が、メモリ140等に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、ネットワークカメラ102の機能及びネットワークカメラ102の処理等が実現される。
ネットワークカメラ103のハードウェア構成は、ネットワークカメラ102のハードウェア構成と同様である。ネットワークカメラ103のCPUが、ネットワークカメラ103のメモリ等に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、ネットワークカメラ103の機能及びネットワークカメラ103の処理等が実現される。
図3は、情報処理装置100の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、検知部105、待ち行列計算部106、待ち時間計算部107を含む。
検知部105は、ネットワークカメラ102から送信された待ち行列の出口の画像を解析することで、待ち行列に並ぶオブジェクトを認識し、待ち行列から出ていくオブジェクトを検知する。そして、検知部105は、検知した待ち行列から出たオブジェクトの数と待ち行列からオブジェクトが出た時間帯との対応情報を、履歴情報として、メモリ110等に記憶する。履歴情報とは、待ち行列からいつ、幾つのオブジェクトが出ていったかを示す情報である。待ち行列から出たオブジェクトの数と待ち行列から出た時間帯との対応情報は、履歴情報の一例である。
待ち行列計算部106は、ネットワークカメラ103から送信された待ち行列の画像からオブジェクト(人物)を認識し、待ち行列に含まれる(並んでいる)オブジェクトの数を取得する。
待ち時間計算部107は、検知部105により記憶された待ち行列から出たオブジェクトの数と待ち行列から出た時間帯との対応情報と、待ち行列計算部106により取得された待ち行列内のオブジェクトの数と、に基づき、待ち行列の待ち時間を計算する。検知部105、待ち行列計算部106、待ち時間計算部107は、1台の情報処理装置100に全て実装されるとするが、複数の情報処理装置に分かれて実装されることとしてもよい。その場合、その複数の情報処理装置が、連携して情報処理装置100と同様の処理を行うこととなる。
図4は、検知部105の詳細の一例を示す図である。検知部105は、通信部301、カメラ管理部302、コマンド管理部303、画像管理部304、解析部305、履歴記憶部306、問合せ部307を含む。
通信部301は、通信制御部112を介して、ネットワークカメラ102、103等の他の装置との通信を行う。カメラ管理部302は、ネットワークカメラ102、103から雲台機構や撮像機構の状態等のカメラの状態の情報を取得し、取得した情報をメモリ110等に記憶し管理する。コマンド管理部303は、雲台機構や撮像機構を指定される状態に変更するコマンドや、ネットワークカメラ102、103に画像を要求するコマンドを生成したり、メモリ110に記憶し管理したり、ネットワークカメラ102、103に送信したりする。
画像管理部304は、ネットワークカメラ102から送信された静止画や動画等の画像を取得し、メモリ110に記憶し管理する。解析部305は、ネットワークカメラ102から取得した画像に対して人体の検知、及び追尾を行い、待ち行列から出ていくオブジェクトを検知する。メモリ110は、予め、ネットワークカメラ102から取得された画像における待ち行列が占める領域の情報を記憶している。解析部305は、例えば、メモリ110からネットワークカメラ102から取得された画像における待ち行列が占める領域の情報を取得し、取得した情報が示す領域から出ていくオブジェクトを、待ち行列から出ていくオブジェクトとして検知する。
履歴記憶部306は、解析部305により待ち行列から出ていくオブジェクトが検知された場合、待ち行列から出ていくオブジェクトの数と、待ち行列から出ていった時間帯と、の対応情報を、メモリ110に記憶する。また、履歴記憶部306は、待ち行列から出ていくオブジェクトが解析部305により検知される度に、検知された時刻の情報を、履歴情報として、メモリ110に記憶してもよい。問合せ部307は、履歴情報の問合せに基づいて、履歴記憶部306により記憶された履歴情報から、問合せに応じた情報を、抽出し、問合せ元に送信する。
図5は、待ち行列計算部106の詳細の一例を示す図である。待ち行列計算部106は、解析部401、記憶部402、通信部403、カメラ管理部404、コマンド管理部405、画像管理部406を含む。通信部403、カメラ管理部404、コマンド管理部405、画像管理部406は、それぞれ通信部301、カメラ管理部302、コマンド管理部303、画像管理部304と同様である。
解析部401は、ネットワークカメラ103から送信された画像からオブジェクト(人物)を検知し、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を取得する。解析部401は、複数のネットワークカメラ103からの画像から待ち行列全体に含まれるオブジェクトの数を取得してもよい。また、解析部401は、単一のネットワークカメラ103により撮影された待ち行列の全体が含まれる画像から待ち行列全体に含まれるオブジェクトの数を取得してもよい。また、解析部401は、ネットワークカメラ103により撮影された画像内の待ち行列の領域に含まれるオブジェクトの数に、その画像内の待ち行列の領域に対する待ち行列全体の領域の割合を乗じることで、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を取得してもよい。
記憶部402は、解析部401により取得された待ち行列に含まれるオブジェクトの数の情報を、メモリ110等に記憶する。
図6は、待ち時間計算部107の詳細の一例を示す図である。待ち時間計算部107は、計算部501、記憶部502、通信部503を含む。
通信部503は、通信部301と同様である。
計算部501は、問合せ部307に対して、例えば、設定された期間についての履歴情報を問い合わせる。問合せ部307は、履歴記憶部306により記憶された履歴情報から、問合せに対応する期間における履歴情報を取得し、取得した履歴情報を、計算部501に送信する。計算部501は、問合せ部307から受信した履歴情報と、解析部401により取得された待ち行列に含まれるオブジェクトの数と、に基づいて、待ち行列の待ち時間を計算する。
記憶部502は、計算部501により計算された待ち時間の情報を、メモリ110等に記憶する。
図7は、情報処理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。図7を用いて、待ち行列の待ち時間の推定処理の一例を説明する。
S601において、計算部501は、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を待ち行列計算部106から取得する。計算部501は、例えば、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を待ち行列計算部106に要求する。そして、待ち行列計算部106は、記憶部402により記憶された待ち行列に含まれるオブジェクトの数を示す情報を、計算部501に送信する。計算部501は、待ち行列計算部106から送信された情報が示す数を、待ち行列に含まれるオブジェクトの数として取得する。
S602において、計算部501は、現在時刻直前の設定された単位時間(例えば、1分間、3分間等)の期間についての履歴情報を、問合せ部307に要求する。問合せ部307は、問合せに対応する期間の履歴情報をメモリ110等から取得し、計算部501に送信する。計算部501は、問合せ部307から送信された履歴情報に基づいて、現在時刻直前の設定された単位時間当たりに行列から出たオブジェクトの数を取得する。
S603において、計算部501は、S601で取得した待ち行列に含まれるオブジェクトの数を、S602で取得した単位時間当たりに行列から出たオブジェクトの数で除算し、更に、単位時間を乗ずることで、待ち時間を計算する。そして、計算部501は、待ち行列の待ち時間を、計算した待ち時間であると推定する。
以上、本実施形態の処理により、待ち時間推定システムは、現在時刻直前の設定された単位時間の期間における履歴情報から、単位時間当たりに待ち行列から出ていくオブジェクトの数を取得する。そして、待ち時間推定システムは、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を取得した数で除し、更に、単位時間を乗ずることで、待ち行列の待ち時間を推定する。待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理に履歴情報を利用することで、履歴情報を利用しない場合よりも、待ち行列の進み具合や待ち行列の長さに変動がある場合でも、より精度よく待ち行列の待ち時間を推定できる。
<実施形態2>
実施形態1では、待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理に、現在時刻直前の単位時間の期間における履歴情報を利用することとした。タクシーの到着、サービスカウンタの処理等のサービス等にかかる時間は一定ではなく、日や時間帯によっても偏りがある。そのため単位時間当たりに待ち行列から出ていくオブジェクトの数は、日や時間帯によって変動する。つまり、現在時刻直前の単位時間の期間における履歴情報は、必ずしも待ち行列からオブジェクトが出ていく状況を正確に示していない場合がある。よって、待ち時間推定システムは、現在時刻直前の単位時間の期間における履歴情報に基づいて、待ち行列の待ち時間を、必ずしも精度よく推定できない場合がある。
そこで、本実施形態では、待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理に利用される履歴情報を更新しながら、待ち行列の待ち時間を取得する。そして、待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理に利用された履歴情報に対応する期間と、取得した待ち時間と、の差分が閾値以下である場合、適切に推定できたものとして、取得した待ち時間を最終的な推定結果とする。
本実施形態の待ち時間推定システムのシステム構成、各システム構成要素のハードウェア構成及び機能構成は、実施形態1と同様である。
図8は、情報処理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。図8を用いて、待ち行列の待ち時間の推定処理の一例を説明する。
S701において、計算部501は、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を待ち行列計算部106に要求する。待ち行列計算部106は、計算部501空の要求に応じて、メモリ110等から記憶部402により記憶された待ち行列に含まれるオブジェクトの数を示す情報を取得し、取得した情報を、計算部501に送信する。これにより、計算部501は、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を取得する。
S702において、計算部501は、設定された期間についての履歴情報を、問合せ部307に要求する。以下では、この設定された期間を、取得期間とする。取得期間は、設定された期間の一例である。また、取得期間の初期値は、例えば、現在時刻直前の単位時間の期間でもよいし、他の日における現在時刻直前の単位時間の期間等の他の期間でもよい。問合せ部307は、問合せに対応する取得期間の履歴情報をメモリ110等から取得し、計算部501に送信する。計算部501は、問合せ部307から送信された履歴情報に基づいて、取得期間において単位時間当たりに待ち行列から出たオブジェクトの数を取得する。例えば、取得期間が現在時刻直前の10分間の期間であり、単位時間が1分である場合、計算部501は、以下のような処理を行う。即ち、計算部501は、例えば、問合せ部307から取得した取得期間の履歴情報から、取得期間内に待ち行列から出たオブジェクトの数を取得する。そして、計算部501は、取得したオブジェクトの数を、取得期間の長さを単位時間の長さで除して得られる値で除する。計算部501は、取得したオブジェクトの数を、取得期間の長さである10分を単位時間の長さである1分で除した値である10で除する。これにより、計算部501は、取得期間において単位時間当たりに待ち行列から出たオブジェクトの数を取得する。
S703において、計算部501は、S701で取得した待ち行列に含まれるオブジェクトの数を、S702で取得した単位時間当たりに待ち行列から出たオブジェクトの数で除することで、待ち行列の待ち時間を計算する。記憶部502は、計算部501により計算された待ち行列の待ち時間をメモリ110等に記憶する。
S704において、計算部501は、S703で取得した待ち行列の待ち時間と、S701で利用した取得期間と、の差分が設定された閾値未満か否かを判定する。計算部501は、差分が閾値以上と判定した場合、S705の処理に進み、差分が閾値未満と判定した場合、S703で取得した待ち行列の待ち時間を、最終的な推定結果とし、図8の処理を終了する。
S705において、計算部501は、取得期間の値を、S703で取得した待ち行列の待ち時間の値に更新し、S702の処理に進む。
S702~S705の処理は、行列の待ち時間を推定する推定処理の一例である。
図9~11は、待ち時間の計算に利用される履歴情報の一例を説明する図である。図9~11の棒グラフは、履歴記憶部306により記憶された履歴情報の一例を示している。現在時刻が16:00であるとする。図9~11の棒グラフにおけるデータ801~821は、それぞれ、14:54から現在時刻までの期間において、3分間毎に集計された待ち行列から出ていくオブジェクトの数を示している。
図9~11を用いて、図8の処理を説明する。待ち行列に含まれるオブジェクトの数が113であり、S704で利用される設定された閾値が10分であり、取得期間の初期値が現在時刻直前の3分間であり、単位時間を1分間とする。
その場合、計算部501は、S701で、待ち行列に含まれるオブジェクトの数として113を取得する。計算部501は、S702で、現在時刻直前の3分間に6個のオブジェクトが待ち行列から出ていったことを示す履歴情報を取得する。そして、計算部501は、取得期間における単位時間当たりに待ち行列から出るオブジェクトの数を、6÷(3÷1)=2と計算する。計算部501は、S703で、S701で取得した113を、S702で取得した2で除し、単位時間である1分間を乗ずることで、待ち行列の待ち時間を56.5分と計算する。計算部501は、S704で、S703で計算した56.5分と、取得期間である3分との差が、設定された閾値である10分以上であるので、S705に進む。計算部501は、S705で、取得期間を、現在時刻直前の56.5分間として更新し、S702の処理に進む。図9のデータ801は、S702で利用される履歴情報を示すデータであり、15:57~16:00:00までの期間に、6個のオブジェクトが待ち行列から出ていったことを示している。
続いて、計算部501は、二回目のS702で、取得期間である現在時刻直前の56.5分間の履歴情報を取得する。本実施形態では、履歴情報は、3分毎に集計されている情報であるので、計算部501は、現在時刻より56.5分前から54分前までの期間の履歴情報を取得できない。そこで、計算部501は、現在時刻より56.5分前から54分前までの期間の履歴情報の代わりに、現在時刻より57分前から54分前までの期間の履歴情報を取得することとする。即ち、計算部501は、現在時刻直前の57分間の履歴情報を取得することになる。また、計算部501は、現在時刻直前の54分間の履歴情報を取得することとしてもよい。
計算部501は、取得した履歴情報から、現在時刻直前の57分間に待ち行列から出たオブジェクトの数を181個と特定する。そして、計算部501は、181を、57で除することで、取得期間における単位時間当たりに待ち行列から出ていくオブジェクトの数を、3.17個と計算する。計算部501は、二回目のS703で、待ち行列に含まれるオブジェクトの数である113を、S702で取得した数3.17で除し、単位時間を乗ずることで、待ち行列の待ち時間を35.6分と計算する。計算部501は、二回目のS704で、S703で計算した35.6分と、取得期間の長さ56.5分との差分が10分以上であるので、S705の処理に進む。計算部501は、二回目のS705で、取得期間を、現在時刻直前のS703で計算した35.6分の期間に更新し、S702の処理に進む。図10のデータ801~818は、二回目のS702で利用される履歴情報を示すデータであり、15:03から現在時刻である16:00までの期間における履歴情報を示す。
続いて、計算部501は、三回目のS702で、取得期間である現在時刻直前の35.6分間の履歴情報を取得する。本実施形態では、履歴情報は、3分毎に集計されている情報であるので、計算部501は、現在時刻より35.6分前から33分前までの期間の履歴情報を取得できない。そこで、計算部501は、現在時刻より35.6分前から33分前までの期間の履歴情報の代わりに、現在時刻より36分前から33分前までの期間の履歴情報を取得することとする。即ち、計算部501は、現在時刻直前の36分間の履歴情報を取得することになる。また、計算部501は、現在時刻直前の33分間の履歴情報を取得することとしてもよい。
計算部501は、取得した履歴情報から、現在時刻直前の36分間に待ち行列から出たオブジェクトの数を134個と特定する。そして、計算部501は、134を、36で除することで、取得期間における単位時間当たりに待ち行列から出ていくオブジェクトの数を、3.72個と計算する。計算部501は、三回目のS703で、待ち行列に含まれるオブジェクトの数である113を、S702で取得した数3.72で除し、単位時間を乗ずることで、待ち行列の待ち時間を30.4分と計算する。計算部501は、三回目のS704で、S703で計算した30.4分と、取得期間の長さ35.6分との差分が10分未満であるので、30.4分を待ち行列の待ち時間の最終的な推定結果として、図8の処理を終了する。図11のデータ801~812は、三回目のS702で利用される履歴情報を示すデータであり、15:24から現在時刻である16:00までの期間における履歴情報を示す。
計算部501は、図8の処理において、S702~S703の処理を、設定された閾値以上の回数実施しても、S703で計算した待ち行列の待ち時間と取得期間との差分が設定された閾値未満であるとS704で判定しない場合、以下のようにしてもよい。即ち、計算部501は、S703で最後に計算された待ち時間を最終的な推定結果としてもよい。これにより、計算部501は、処理に係る時間が増大することを防止することができる。
また、計算部501は、図8の処理において、S702~S703の処理を、設定された閾値以上の回数実施しても、S703で計算した待ち行列の待ち時間と取得期間との差分が設定された閾値未満であるとS704で判定しない場合、以下のようにしてもよい。即ち、計算部501は、S703で計算された待ち時間のうち、S704で設定された閾値と比較した差分が最も小さかった差分に対応する待ち時間を、最終的な推定結果としてもよい。これにより、計算部501は、処理に係る時間が増大することを防止することができ、更に、より適切な推定結果を取得できる。
また、計算部501は、図8の処理において、S702~S703の処理を、設定された閾値以上の回数実施しても、S703で計算した待ち行列の待ち時間と取得期間との差分が設定された閾値未満であるとS704で判定しない場合、以下のようにしてもよい。即ち、計算部501は、取得期間を予め設定された値(例えば、待ち行列が構成され始めてから現在時刻までの期間等)に更新し、S702~S703の処理を実行し、その際にS703で計算された待ち時間を、最終的な推定結果としてもよい。これにより、計算部501は、処理に係る時間が増大することを防止することができ、更に、より適切な推定結果を取得できる。
本実施形態では、待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理に利用される履歴情報を更新しながら、待ち行列の待ち時間を取得した。そして、待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理に利用された履歴情報に対応する期間と、取得した待ち時間と、の差分が閾値未満である場合、適切に推定できたものとして、取得した待ち時間を最終的な推定結果とした。
本実施形態の処理は、過去の待ち行列の状況により近い推定結果を、最終的な推定結果とする処理である。これにより、待ち時間推定システムは、過去の待ち行列の実際の状況に合わせた推定結果を推定できる。
<実施形態3>
実施形態2では、待ち時間推定システムは、取得期間である現在時刻直前の期間についての履歴情報に基づいて、待ち行列の待ち時間を推定した。本実施形態では、待ち時間推定システムは、取得期間である現在時刻直前の期間以外の期間についての履歴情報に基づいて、待ち行列の待ち時間を推定する。
本実施形態の待ち時間推定システムのシステム構成、各システム構成要素のハードウェア構成及び機能構成は、実施形態1と同様である。
以下、本実施形態の処理を説明する。本実施形態の処理は、取得期間の初期値とS705の処理以外は、実施形態2と同様である。
図12は、取得期間の一例を説明する図である。図12を用いて、本実施形態の取得期間を説明する。
タイムライン1001は、待ち行列の待ち時間の推定処理が実行される現在の日(2016/08/09、以下では、単に当日とする)の時刻を示すタイムラインである。時刻1003は、待ち行列の待ち時間の推定処理が実行された現在時刻(16:00)である。タイムライン1002は、待ち行列の待ち時間の推定処理が実行される日とは異なる日の時刻を示すタイムラインである。本実施形態では、タイムライン1002は、前日(2016/08/08)の時刻を示すタイムラインである。
本実施形態では、計算部501は、前日における現在時刻と同じ時刻(2016/08/08 16:00)の直後の期間の履歴情報を、検知部105に要求する。即ち、図12の例では、取得期間の初期値は、前日における現在時刻と同じ時刻の直後の期間である。期間1004は、取得期間を示す。
また、計算部501は、S705で、取得期間を、前日における現在時刻と同じ時刻の直後のS703で計算された待ち時間と同じ長さの期間として更新する。
即ち、待ち時間推定システムは、現在時刻と同じ時刻の直後の期間の履歴情報を、待ち行列の待ち時間の推定に利用することになる。これにより、待ち時間推定システムは、待ち行列の今後の動向も考慮することができ、より精度よく待ち行列の待ち時間を推定できる。
また、取得期間は、取得期間の初期値を待ち行列の待ち時間の推定処理が実行される日の前日における期間とし、また、S705で、待ち行列の待ち時間の推定処理が実行される日の前日における期間として更新されることとした。しかし、例えば、計算部501は、入力装置120を介したユーザの操作に基づいて、ユーザからの日の指定を受付け、取得期間の初期値及び更新値を、受け付けた日の期間とすることとしてもよい。
また、計算部501は、当日の現在時刻までの期間1005についての履歴情報に基づいて、以下の処理を行うこととしてもよい。即ち、計算部501は、当日の待ち行列からオブジェクトが出た時間帯及び数の変動の特徴と、当日と異なる過去のある日の現在時刻と同じ時刻までの期間(例えば、期間1006)の待ち行列からオブジェクトが出た時間帯及び数の変動の特徴と、を取得する。そして、計算部501は、取得した特徴同士が類似している場合、その異なる日が当日に類似するものとして、その異なる日における期間を、取得期間として利用することとしてもよい。計算部501は、例えば、取得した特徴同士の差分が設定された閾値以下である場合、その特徴同士が類似していると判定し、閾値以上である場合、その特徴同士が類似していないと判定してもよい。
また、計算部501は、例えば、当日の履歴情報と、その異なる日の履歴情報と、に基づいて、以下の処理を行い、当日とその異なる日が類似するか否かを判定してもよい。即ち、計算部501は、その異なる日の履歴情報に基づいて、ある時間帯における待ち行列から出たオブジェクトの数を取得し、また、当日の履歴情報に基づいて、その時間帯における待ち行列から出たオブジェクトの数を取得する。そして、計算部501は、取得した2つの待ち行列から出たオブジェクトの数の差分を取得する。このように、計算部501は、当日の履歴情報に記憶されている全時間帯について、その異なる日との間で、待ち行列から出たオブジェクトの数の差分を取得し、取得した差分を合計する。計算部501は、合計した数が設定された閾値未満である場合、当日とその異なる日とが類似すると判定し、閾値以上である場合、当日とその異なる日とが類似しないと判定してもよい。
また、計算部501は、当日の待ち行列からオブジェクトが出た時間帯及び数の変動の変動幅と、異なる日の現在時刻と同じ時刻までの期間の待ち行列からオブジェクトが出た時間帯及び数の変動の変動幅に基づいて、以下の処理を行うこととしてもよい。即ち、計算部501は、2つの変動幅の比を係数として取得し、計算した待ち時間に係数を乗じた値を、最終的な推定結果としてもよい。2つの変動幅の比は、2つの日の履歴情報の差異に応じた係数の一例である。
以上、本実施形態では、待ち時間推定システムは、待ち行列の待ち時間の推定処理が行われる日以外の日における期間を取得期間として利用することとした。これにより、待ち時間推定システムは、より適切な取得期間を用いて、より精度よく待ち行列の待ち時間を推定できる。
<実施形態4>
実施形態1、2では、待ち時間推定システムは、履歴情報から単位時間当たりの待ち行列から出ていくオブジェクトの数を取得する。そして、待ち時間推定システムは、取得したオブジェクトの数と、現在の待ち行列に含まれるオブジェクト数と、に基づいて、待ち行列の待ち時間を推定することとした。
本実施形態では、待ち時間推定システムは、履歴情報に基づいて、現在の待ち行列に含まれるオブジェクトの数と同数のオブジェクトが、過去に待ち行列から出ていくのに要した時間を取得し、取得した時間を待ち行列の待ち時間の推定結果とする処理を行う。
本実施形態の待ち時間推定システムのシステム構成、各システム構成要素のハードウェア構成及び機能構成は、実施形態1と同様である。
以下で、本実施形態の処理を説明する。
計算部501は、S601と同様に、待ち行列計算部106から、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を取得する。計算部501は、検知部105から、例えば、待ち行列が形成されてから現在時刻までの期間の履歴情報を取得する。そして、計算部501は、取得した履歴情報に基づいて、待ち行列に含まれるオブジェクトの数と同数のオブジェクトが出ていくのに要した時間を取得する。計算部501は、例えば、以下のような処理を行う。
即ち、計算部501は、待ち行列から出ていったオブジェクトのうち、現在の待ち行列に含まれるオブジェクトの数番目に遅く出ていったオブジェクトが出ていった時刻から現在時刻までの期間を、待ち行列の待ち時間の推定結果とする。
また、計算部501は、現在時刻までに待ち行列から出ていったオブジェクトのうち、待ち行列から最も遅く出ていったオブジェクトが出ていった時刻を特定する。次に、計算部501は、待ち行列から出ていったオブジェクトのうち、現在の待ち行列に含まれるオブジェクトの数番目に遅く出ていったオブジェクトが出ていった時刻を特定する。そして、計算部501は、特定した時刻同士の差分の期間を、待ち行列の待ち時間の推定結果としてもよい。
また、計算部501は、設定された時刻から、設定された時刻以降に待ち行列から現在の待ち行列に含まれるオブジェクトの数番目に出ていったオブジェクトが出ていった時刻までの期間を、待ち行列の待ち時間の推定結果としてもよい。この設定された時刻は、例えば、前日における現在時刻と同時刻等である。また、計算部501は、複数の日における履歴情報に基づいて、待ち時間の推定処理が行われている当日に類似する日を特定し、特定した日における現在時刻と同時刻を、この設定された時刻としてもよい。
計算部501は、例えば、当日の履歴情報と、比較対象の日の履歴情報と、に基づいて、以下の処理を行い、比較対象の日と当日とが類似するか否かを判定する。即ち、計算部501は、比較対象の日の履歴情報に基づいて、ある時間帯における待ち行列から出たオブジェクトの数を取得し、また、当日の履歴情報に基づいて、その時間帯における待ち行列から出たオブジェクトの数を取得する。そして、計算部501は、取得した2つの待ち行列から出たオブジェクトの数の差分を取得する。このように、計算部501は、当日の履歴情報に記憶されている全時間帯について、比較対象の日との間で、待ち行列から出たオブジェクトの数の差分を取得し、取得した差分を合計する。計算部501は、合計した数が設定された閾値未満である場合、当日と比較対象の日とが類似すると判定し、閾値以上である場合、当日と比較対象の日とが類似しないと判定することとしてよい。
また、計算部501は、現在時刻直前の設定された期間における履歴情報に類似する他の期間の履歴情報を特定し、特定した履歴情報に対応する期間の終点を、設定された時刻としてもよい。
このような処理により、待ち時間推定システムは、より現在の状況に類似する履歴情報に基づいて、より精度よく、待ち行列の待ち時間を推定できる。
以上、本実施形態では、待ち時間推定システムは、現在の待ち行列に含まれるオブジェクトの数と同数のオブジェクトが待ち行列から出ていくのに要した時間を、待ち行列の待ち時間の推定結果とした。
これにより、待ち時間推定システムは、現在待っているオブジェクトの数と同じ数のオブジェクトが実際に出ていくのに要した時間を、推定結果とすることで、より精度よく待ち行列の待ち時間を推定できる。
<その他の実施形態>
実施形態1~4では、待ち時間推定システムは、ネットワークカメラ102、103により撮影された画像に基づいて、待ち行列に含まれるオブジェクトの数の取得、及び、待ち行列から出ていくオブジェクトの検知を行うこととした。しかし、待ち時間推定システムは、赤外線センサ等のセンサを含む場合、以下のようにしてもよい。
例えば、赤外線センサ等のセンサが待ち行列の入口の周囲と、出口の周囲に設置されることとする。そうすると、待ち時間推定システムは、それらのセンサを介して、待ち行列に人物等のオブジェクトが入ってくること、及び出ていくこと、を検知できる。これにより、待ち時間推定システムは、待ち行列から出ていくオブジェクトを検知し、履歴情報としてメモリ110等に記憶できる。また、待ち時間推定システムは、入口を通過したことが検知されたオブジェクトの数を集計し、出口を通過したことが検知されたオブジェクトの数を減ずることで、待ち行列に含まれるオブジェクトの数を取得できる。また、待ち時間推定システムは、ネットワークカメラと赤外線センサ等のセンサを併用してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した待ち時間推定システムの機能構成の一部又は全てをハードウェアとして情報処理装置100に実装してもよい。
100 情報処理装置
102 ネットワークカメラ
103 ネットワークカメラ
111 CPU

Claims (17)

  1. 行列に含まれるオブジェクトの数を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、取得期間において前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記行列の待ち時間を推定する推定処理を行う推定手段と、を有し、
    前記推定手段は、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と前記取得期間との比較結果に基づいて、前記取得期間を、当該待ち時間と同じ長さの期間、又は所定の期間に更新し、当該更新された取得期間において前記行列から出ていったオブジェクトの数と、前記行列に含まれるオブジェクトの数とに基づいて、前記行列の待ち時間を再度推定する推定処理を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記推定手段は、前記取得手段により取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、現在の日における現在時刻の直前の期間である前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記推定手段は、前記取得手段により取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、現在の日と異なる設定された日における前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定手段は、前記取得手段により取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、前記現在の日と類似する前記設定された日における前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定手段は、前記取得手段により取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、前記設定された日における現在時刻の直後の期間である前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記推定手段は、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と、前記取得期間との差分が閾値以上である場合、前記取得期間を当該待ち時間と同じ長さの期間、又は所定の期間に更新し、更新された前記取得期間を用いて前記行列の前記待ち時間の前記推定処理を行う請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記推定手段は、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と、前記取得期間との差分が前記閾値未満の場合、当該待ち時間を最終的な推定結果とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記推定手段は、前記行列に対し前記推定処理を所定回数繰り返し、かつ、前記推定処理により推定される前記行列の前記待ち時間と前記取得期間との差分が前記閾値未満でない場合、最後に推定した前記待ち時間を最終的な推定結果とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 取得手段が、行列に含まれるオブジェクトの数を取得する取得ステップと、
    推定手段が、前記取得ステップにおいて取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、取得期間において前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記行列の待ち時間を推定する推定処理を行う推定ステップと、を含み、
    前記推定ステップにおいて、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と前記取得期間との比較結果に基づいて、前記取得期間を、当該待ち時間と同じ長さの期間、又は所定の期間に更新し、当該更新された取得期間において前記行列から出ていったオブジェクトの数と、前記行列に含まれるオブジェクトの数とに基づいて、前記行列の待ち時間を再度推定する推定処理を行うことを特徴とする情報処理方法。
  10. 前記推定ステップにおいて、前記取得ステップにおいて取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、現在の日における現在時刻の直前の期間である前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記推定ステップにおいて、前記取得ステップにおいて取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、現在の日と異なる設定された日における前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項9に記載の情報処理方法。
  12. 前記推定ステップにおいて、前記取得ステップにおいて取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、前記現在の日と類似する前記設定された日における前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記推定ステップにおいて、前記取得ステップにおいて取得された前記行列に含まれるオブジェクトの数と、前記設定された日における現在時刻の直後の期間である前記取得期間内に前記行列から出ていったオブジェクトの数とに基づいて、前記推定処理を行う請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  14. 前記推定ステップにおいて、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と、前記取得期間との差分が設定された閾値以上である場合、前記取得期間を当該待ち時間と同じ長さの期間、又は所定の期間に更新し、更新された前記取得期間を用いて前記行列の前記待ち時間の前記推定処理を行う請求項9乃至13の何れか1項に記載の情報処理方法。
  15. 前記推定ステップにおいて、前記推定処理により推定された前記行列の前記待ち時間と、前記取得期間との差分が前記閾値未満の場合、当該待ち時間を最終的な推定結果とする請求項14に記載の情報処理方法。
  16. 前記推定ステップにおいて、前記行列に対し前記推定処理を所定回数繰り返し、かつ、前記推定処理により推定される前記行列の前記待ち時間と前記取得期間との差分が前記閾値未満でない場合、最後に推定した前記待ち時間を最終的な推定結果とする請求項15に記載の情報処理方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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