JP6909083B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、行列の待ち時間を計測する技術に関する。
従来、一定のエリアにおいて入ってくる人数、出て行く人数を検知し、その値を用いて一定のエリアに滞留する人数を計測する技術があった。特許文献1には、人物の移動方向を検知して、入室人数および退出人数を計数し、その値を用いて室内に滞留する人数を計測することが記載されている。
また、一定のエリアに出入りする人数を数えているうちに生じる誤差を補正する技術がある。特許文献2には、エリアの両端を通過した数でエリア内の人数を数えるとともに、エリア全体が見える画像から人数カウントする事で人数を補正することが記載されている。
特開2008−217289号公報 特開2004−287752号公報
顧客がサービスを受けるために行列に並ぶようなシステムにおいて、各人の待ち時間やその統計を知りたいというニーズがある。そのための方法として、行列エリアの入口及び出口で物体の通過検知を行い、入口通過時刻(行列待ちを開始した時刻)と出口通過時刻(行列から抜けた時刻)との差分を各人の待ち時間として計算するものがあった。
しかしながら、上記方法では、通過時の状況により通過した人数を実際の人数とは異なって検知してしまう場合があり、正しく待ち時間を計測できないことがあった。
本発明の目的は、所定領域内に行列する計測対象物に関するデータを精度よく保持する技術を提供することである。
この課題を解決するため、例えば、本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、待ち行列が形成される所定領域の入口に対応する第1位置を通過する物体を検知する第1検知手段と、前記所定領域の出口に対応する第2位置を通過する物体を検知する第2検知手段と、前記第1検知手段および前記第2検知手段による検知結果に基づき、前記待ち行列に並んでいる物体の順番と、当該物体が当該待ち行列に加わった時刻とを関連付けた待ち行列データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記待ち行列データに基づき、前記待ち行列における待ち時間を算出する算出手段とを有し、前記生成手段は、撮影画像から検知され前記所定領域における物体の計数結果と、前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数とを比較した結果に応じて、前記待ち行列データを補正する
本発明によれば、所定領域内に行列する計測対象物に関するデータを精度よく保持することができる。
一般的な待ち時間計測システムの動作を示す図。 一般的な待ち時間計測システムの待ち行列に誤差が生じる過程の一例を示す図。 待ち時間計測システムの構成例を示すブロック図。 待ち時間計測システムの機能ブロック図。 入口において計測対象以外の物体を検知した場合の補正例を示す図。 入口において計測対象の物体が重なって検知された場合の補正例を示す図。 出口において計測対象の物体が重なって検知された場合の補正例を示す図。 出口において計測対象以外の物体を検知した場合の補正例を示す図。 待ち行列の生成処理を示すフローチャート。 待ち行列の補正処理を示すフローチャート。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
本発明に係る実施形態を詳述するのに先立って、一般的な待ち時間計測システムで生じ得る待ち行列の誤差について説明する。待ち時間計測システムは、待ち行列を用いて、計測対象物(例えば、人)が実際にある領域において行列した時間を計測するものである。待ち行列は、コンピュータの基本的なデータ構造の一つであり、データを先入れ先出しのリスト構造で保持する。
図1は、一般的な待ち時間計測システムの動作を示す図である。図1(A)〜(F)は、時系列的に並んでおり、図1の左側図は、待ち時間計測システムの表示画面100を示している。表示画面100には、カメラ(不図示)から送信された映像、現在時刻、通過検知を行うライン(入口10、出口20)等が表示されている。図1の右側図は、待ち行列110を示している。
表示画面100において、入口10を通過した物体が検知されると、入口10を通過した時刻が行列の待ち開始時刻を示すデータとして待ち行列110の末尾に追加される。また、出口20を通過した物体が検知されると、待ち行列110の先頭データが削除される。このように、物体の出入りを検知するごとにデータが追加削除される待ち行列110により、領域30(入口10から出口20までのエリア)を出入りする物体の待ち開始時刻を管理する。
図1(A)に示すように、時刻12:00では、領域30に行列する人はいない。待ち行列110は、空であることを示している。次いで、図1(B)(時刻12:01)において、入口10を通過する物体101が検知される。よって、待ち行列110の末尾に、待ち開始時刻(時刻12:01)を示すデータ111が追加される。(この時点において、データ111は、データ構造上、待ち行列の末尾データであると同時に先頭データでもある。)同様に、図1(C)(時刻12:02)では、入口10を通過する物体102が検知され、待ち行列110の末尾に待ち開始時刻(時刻12:02)を示すデータ112が追加される。図1(D)(時刻12:03)では、表示画面100において領域30で2人行列していることが示されている。待ち行列110では、データ111及び112が保持されており、2人が行列していることを示している。
図1(E)(時刻12:08)において、出口20を通過する物体103が検知される。物体の出口通過が検知されたことに応じて、待ち行列110の先頭であるデータ111が削除される。(この削除に応じて、データ112は、待ち行列の先頭データとなるが、データ構造上、末尾データでもある。)この際、物体103の出口通過が検知された時刻(時刻12:08)と削除されるデータ111で保持されていた時刻(時刻12:01)との差分(7分)が、行列を最後に出た物体が行列していた時間として算出される。そして、最終待ち時間113として表示装置(不図示)などに表示される。同様に、図1(F)(時刻12:12)では、出口20を通過する物体104が検知され、待ち行列110の先頭データであるデータ112が削除される(待ち行列110は空となる)。そして、最終待ち時間114が表示される。
このように、一般的な待ち時間計測システムにおいては、物体の出入りを検知するごとにデータが追加削除される待ち行列により、一定エリアに並ぶ計測対象物の待ち開始時刻を計測することができる。しかしながら、上述したシステムでは、物体の通過時の状況により、待ち時間の計測対象物の通過を少なく検知したり多く検知したりすることがある。このため、待ち行列で示される行列が実際の計測対象物の行列と一致しておらず、正確な待ち時間が計測されないことがあった。この課題について図2を用いて説明する。
図2は、一般的な待ち時間計測システムの待ち行列に誤差が生じる過程の一例を示す図である。待ち時間の計測対象である人以外の物体を入口で検知した例について説明する。図2(A)〜(D)は時系列的に並んでおり、図1と同じ符号については上述した通りであるので詳細な説明は省略する。図2では、表示画面200と、待ち行列210が示されている。
図2(A)(時刻12:00)では、表示画面200において領域30に2人行列していることが示されている。待ち行列210には、データ211及び212が保持されている。待ち行列210の先頭のデータ211は待ち開始時刻が時刻11:50であり、末尾のデータ212は待ち開始時刻が時刻11:58である。
図2(B)(時刻12:01)では、入口10を通過する物体201が検知され、待ち行列210の末尾にはデータ213が追加される。次いで、図2(C)(時刻12:01)において、入口10を通過する物体202(人が持つスーツケース)が検知される。そして、検知に応じて、データ214が待ち行列210の末尾に追加される。
この場合、図2(D)(時刻12:02)に示されるように、領域30で実際に行列している人数は3人であるが、待ち行列210はデータ211〜214を保持しており、4人が行列していることを示している。
本実施形態では、このように、待ち行列が示す行列の数と実際の計測対象物の行列の数とで誤差が生じた場合に、その誤差を待ち行列において補正する。例えば、領域30全体を撮像するカメラ(不図示)等で領域30に存在する人(待ち時間計測システムの計測対象物)を画像認識により識別し、人数を検知する。この場合、物体202として検知されたスーツケースは計測対象物ではないと判断され、行列している人数は3人であると検知される。この検知結果に基づいて、待ち行列を修正することができるが、この際、待ち行列のどのデータを修正する(すなわち、追加または削除する)かが重要である。なぜなら、待ち時間計測システムでは、待ち行列で保持されている待ち開始時刻を、待ち時間の算出のため利用するからである。
例えば、補正のため、待ち行列210のデータ211〜214のうちデータを一つ削除するのに、待ち行列210の先頭であるデータ211を削除した場合と、待ち行列210の末尾のデータ214を削除した場合とを考える。データ211を削除した場合は、先頭がデータ212となり、待ち開始時刻は時刻11:58である。データ214を削除した場合は、先頭はデータ211となり、待ち開始時刻は時刻11:50である。このように、どのデータを削除するかで先頭データの待ち開始時刻が変わるため、待ち時間の計測結果に影響してしまう。
本発明に係る実施形態では、待ち行列と計測対象物の実際の行列とで誤差が生じた場合に、検知した物体が入口か出口かのどちらを通過したかに応じて、待ち行列の末尾か先頭のどちらかのデータを修正する。そして、実際の行列と一致するように待ち行列を補正することで、正確に待ち時間を計測することができる。
図3は、待ち時間計測システムの構成例を示すブロック図である。待ち時間計測システム300は、撮像装置310と、情報処理装置320と、入力装置330と、表示装置340と、ネットワーク350と、を含む。
撮像装置310は、撮像を行って撮像画像を生成する装置であり、例えば、ネットワークカメラにより構成される。情報処理装置320は、撮像装置310の撮像画像に基づいて、物体の通過の検出、所定領域内の人数の検出、待ち行列の管理、待ち時間の表示などと共に、撮像装置310の駆動の指示、撮像画像の表示制御を行う。
入力装置330は、マウスやキーボードなどから構成され、情報処理装置320へのユーザー入力を行う。表示装置340は、情報処理装置320が出力した画像や、計測した待ち時間の表示を行う。図3では、情報処理装置320と表示装置340とを独立した装置として示したが、情報処理装置320と表示装置340を一体化して構成しても良く、また、顧客への表示のために複数設けてもよい。
ネットワーク350は、撮像装置310と情報処理装置320とを接続する。ネットワーク350は、例えば、Ethernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本発明においては、撮像装置310と情報処理装置320間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、構成を問わない。例えば、ネットワーク350は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されても良い。
撮像装置310は、撮像部311と、信号処理部312と、駆動制御部313と、通信制御部314と、を含む。撮像部311は、撮像素子と撮像素子上に被写体の工学系とを有し、光学系の光軸と撮像素子との交点を撮像中心として撮像素子上に撮像を行う。撮像素子は、CMOS(ComplementaryMetal−Oxide Semiconductor)あるいはCCD(Charged Coupled Device)等の撮像素子である。
信号処理部312は、撮像部311によって撮像された画像信号の処理を行う。信号処理部312は、例えば、撮像部311によって撮像された画像の符号化を行う。符号化方式として、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)を用いることができる。または、符号化方式として、H.264/MPEG−4 AVC(以下H.264)を用いることができる。あるいは符号化方式として、HEVC(High Efficiency Video Coding符号化方式)を用いることができる。ただし、符号化方式はこれらに限らない。また、信号処理部312は、複数の符号化方式の中から符号化方式を選択して符号化を行うこととしても良い。
駆動制御部313は、撮像部311の撮像方向、および画角を変更させる制御を行う。本実施形態では、撮像部311は、パン方向、チルト方向に撮像方向を変更でき、撮像画角を変更することができる場合について説明するが、これに限らない。撮像装置310は、パン方向、チルト方向に撮像方向を変更する機能を有さなくても良いし、画角を変更する機能を有さなくても良い。通信制御部314は、信号処理部312で処理が行われた撮像画像を情報処理装置320に送信する。さらに、通信制御部314は、情報処理装置320から撮像装置310に対する制御命令を受信する。
情報処理装置320は、メモリ321と、CPU322と、通信制御部323と、入力情報取得部324と、表示制御部325と、を含む。メモリ321は、プログラムの内容、およびプログラム中の処理に用いる各種データの保存を行う。CPU322は、メモリ321に格納されたプログラムを読み込んで実行することにより、後述する待ち行列管理等の処理を行う。通信制御部323は、撮像装置310に対して制御命令を送信する。入力情報取得部324は、入力装置330によるユーザー入力を受け付ける。表示制御部325は、CPU322が行ったプログラムの処理結果に従い、映像を表示装置340へ出力する。
図4は、待ち時間計測システムの機能ブロック図である。待ち時間計測システム300は、撮像部410と、入退出検知部411と、人数検知部412と、待ち行列生成部413と、待ち行列補正部414と、設定部415と、表示部416と、通信部417と、を含む。
撮像部410は、撮像装置310により実現される処理ブロックである。入退出検知部411,人数検知部412,待ち行列生成部413及び待ち行列補正部414は、CPU322及びメモリ321で実現される処理ブロックである。
入退出検知部411は、所定領域(人数カウントエリア)を入退出する物体の検知を行う。例えば、図1において、入口10および出口20を通過する物体を検知するものである。本実施形態では、撮像部410が撮影した画像を解析して物体が入口10及び出口20のラインを通過したことの検知を行うが、物体の通過検知を行うことができれば物理的なセンサ等どのような装置で行ってもよい。
人数検知部412は、撮像部410が所定領域を撮影した撮影画像から計測対象物(例えば、人)を画像認識により検知し、所定領域に存在する計測対象物を計数する。
待ち行列生成部413は、入退出検知部411が入口10において物体の通過検知をした時には待ち行列の末尾に、物体を検知した時刻を示すデータを追加し、出口20において物体の通過検知をした時には待ち行列の先頭からデータを削除する。また、待ち行列生成部413は、出口20において物体の通過検知がされ、待ち行列からデータを削除する際に、削除するデータが示す時刻と出口20での物体通過の検知時刻との差分を待ち時間として計算し、表示部416に表示させる。なお、物体通過の検知時刻は、時刻取得手段により取得される。
待ち行列補正部414は、入退出検知部411により入口10または出口20で物体通過が検知された場合に、人数検知部412に人数検知を依頼し、その結果が待ち行列生成部413が保持する待ち行列のデータ数と異なると、待ち行列のデータを補正する。また、待ち行列や待ち行列補正に関する設定は設定部415で設定可能である。例えば、入退出検知部411が物体通過を検知してから何秒後に所定領域に存在する計測対象物の計数を実行するのか等が設定出来る。また、通信部417を介し外部装置に待ち時間を送信する事も可能である。
次に、図5〜8を用いて待ち行列が示す人数と実際の行列の人数とで誤差が有った場合の補正に関して説明する。図5〜8のそれぞれにおいて、各図は時系列的に並んでおり、図1と同じ符号については上述した通りであるので詳細な説明は省略する。また、設定部415において、入退出検知部411が物体通過を検知してから所定時間後(例えば、数秒後)に、待ち行列補正部414が、計測対象物の計数を人数検知部412に指示するように設定されているものとして説明する。
図5は、入口において計測対象以外の物体を検知した場合の補正例を示す図である。図5では、表示画面500と、待ち行列510が示されている。
図5(A)(時刻12:00)では、表示画面500において領域30に2人行列していることが示されている。待ち行列510は、データ511及び512を保持しており、領域30の行列数と、待ち行列510のデータ数とは一致している。図5(B)(時刻12:01)では、入口10を通過する物体501が検知され、待ち行列510の末尾にはデータ513が追加される。
図5(C)(時刻12:01)では、入退出検知部411が、入口10を通過する物体502(スーツケース)を検知し、待ち行列生成部413は、待ち行列510の末尾にデータ514を追加する。
図5(D)(時刻12:02)では、入退出検知部411が物体501を検知した時刻12:01から所定時間経過したことに応じて、待ち行列補正部414は、人数検知部412に人数検知を依頼する。人数検知部412は、領域30において行列している人数が3人であると検知する。待ち行列補正部414は、待ち行列510のデータ数が4であるから、誤差(実際の行列数より1人分多い。)が生じていると判断する。ここで、入退出検知部411が入口10で物体を検知し、待ち行列生成部413が待ち行列の末尾にデータ514を追加してから一定時間後に誤差が生じたので、末尾へのデータの操作が誤差の原因であると考えられる。よって、待ち行列補正部414は、待ち行列の末尾のデータ514を削除する補正を行う。補正後の待ち行列510は、実際の行列と一致している。
図6は、入口において計測対象の物体が重なって検知された場合の補正例を示す図である。図6では、表示画面600と、待ち行列610が示されている。
図6(A)(時刻12:00)では、表示画面600において領域30に2人行列していることが示されている。待ち行列610は、データ611及び612を保持しており、領域30の行列数と、待ち行列610のデータ数とは一致している。
図6(B)(時刻12:01)において、入退出検知部411は、入口10を通過する物体601を検知する。ここで、表示画面600の画像が、入口10で人が2人重なって通過している画像であるため、入退出検知部411は、重なった2人を1つの物体601として検知している。入退出検知部411が入口通過した物体を検知したことを受けて、待ち行列生成部413は、待ち行列610の末尾にデータ613を追加する。
図6(C)(時刻12:02)では、入退出検知部411が物体601を検知した時刻12:01から所定時間経過したことに応じて、待ち行列補正部414は、人数検知部412に人数検知を依頼する。人数検知部412は、領域30について行列している人数が4人であると検知する。待ち行列補正部414は、待ち行列610のデータ数が3であるから、誤差(実際の行列数より1人分少ない。)が生じていると判断する。ここで、入退出検知部411が入口10で物体を検知し、待ち行列生成部413が待ち行列の末尾にデータ613を追加してから一定時間後に誤差が生じたので、末尾へのデータの操作が誤差の原因であると考えられる。よって、待ち行列補正部414は、待ち行列の末尾にデータ614を追加する補正を行う。追加するデータ614の待ち開始時刻は、補正前の待ち行列の末尾のデータ613と同じ待ち開始時刻とする。補正後の待ち行列610は、実際の行列と一致している。
図7は、出口において計測対象の物体が重なって検知された場合の補正例を示す図である。図7では、表示画面700と、待ち行列710が示されている。
図7(A)(時刻12:01)では、表示画面700において領域30に3人行列していることが示されている。待ち行列710は、データ711,712及び713を保持しており、領域30の行列数と、待ち行列710のデータ数とは一致している。
図7(B)(時刻12:09)において、入退出検知部411は、出口20を通過する物体701を検知する。ここで、表示画面700の画像が、出口20で人が2人重なって通過している画像であるため、入退出検知部411は、重なった2人を1つの物体701として検知している。入退出検知部411が出口通過した物体を検知したことを受けて、待ち行列生成部413は、待ち行列710から先頭のデータ711を削除する。また、待ち行列生成部413は、削除したデータ711の待ち開始時刻(時刻11:50)と、入退出検知部411が物体701を検知した時刻(時刻12:09)との差分を計算する。そして、計算結果を、最後に行列を出た物体が行列していた時間を示す最終待ち時間721(19分)として表示部416に表示させる。
図7(C)(時刻12:09)では、入退出検知部411が物体701を検知した時刻12:09から所定時間経過したことに応じて、待ち行列補正部414は、人数検知部412に人数検知を依頼する。人数検知部412は、領域30について行列している人数が1人であると検知する。待ち行列補正部414は、待ち行列710のデータ数は2人であるから、誤差(実際の行列数より1人分多い。)が生じていると判断する。ここで、入退出検知部411が出口20で物体を検知し、待ち行列生成部413が待ち行列の先頭のデータを削除してから一定時間後に誤差が生じたので、先頭へのデータの操作が誤差の原因であると考えられる。よって、待ち行列補正部414は、待ち行列の先頭のデータ712を削除する補正を行う。この際、待ち行列生成部413は、削除したデータ712の待ち開始時刻(時刻11:58)と、入退出検知部411が物体701を出口20で検知した時刻(時刻12:09)との差分を計算し、最終待ち時間722(11分)として表示部416に表示させる。補正後の待ち行列710は、実際の行列と一致している。
図8は、出口において計測対象以外の物体を検知した場合の補正例を示す図である。図8では、表示画面800と、待ち行列810が示されている。
図8(A)(時刻12:00)では、表示画面800において領域30に4人行列していることが示されている。待ち行列810は、データ811〜814を保持しており、領域30の行列数と、待ち行列810のデータ数とは一致している。
図8(B)(時刻12:10)において、入退出検知部411は、出口20を通過する物体801を検知し、待ち行列生成部413は、待ち行列810から先頭のデータ811を削除する。また、待ち行列生成部413は、削除したデータ811の待ち開始時刻(時刻11:51)と、入退出検知部411が物体801を検知した時刻(時刻12:10)との差分を計算する。そして、計算結果を、最後に行列を出た物体が行列していた時間を示す最終待ち時間821(19分)として表示部416に表示させる。
図8(C)(時刻12:10)では、入退出検知部411が、出口20を通過する物体802(スーツケース)を検知する。待ち行列生成部413は、待ち行列810の先頭からデータ812を削除する。また、待ち行列生成部413は、削除したデータ812の待ち開始時刻(時刻11:58)と、入退出検知部411が物体802を検知した時刻(時刻12:10)との差分を計算する。そして、計算結果を、最終待ち時間822(12分)として表示部416に表示させる。
図8(D)(時刻12:10)では、入退出検知部411が物体801を検知した時刻12:10から所定時間経過したことに応じて、待ち行列補正部414は、人数検知部412に人数検知を依頼する。人数検知部412は、領域30について行列している人数が3人であると検知する。待ち行列補正部414は、待ち行列830のデータ数は2であるから、誤差(実際の行列数より1人分少ない。)が生じていると判断する。ここで、入退出検知部411が出口20で物体を検知し、待ち行列生成部413が待ち行列の先頭のデータを削除してから一定時間後に誤差が生じたので、先頭へのデータの操作が誤差の原因であると考えられる。よって、待ち行列補正部414は、待ち行列830の先頭に、削除したデータのうち待ち開始時刻の最も新しいデータ812を戻す(追加する)補正を行う。この際、待ち行列生成部413は、最終待ち時間の表示も、最終待ち時間823(19分)のようにデータ812を削除する前の状態に戻しておく。補正後の待ち行列810は、実際の行列と一致している。
次に本実施の形態に係る処理を図9及び10のフローチャートを用いて説明する。なお、図9及び10の各ステップは、CPU322が所定のコンピュータプログラムに基づき情報処理装置320を制御することにより実行される。
図9は、待ち行列の生成処理を示すフローチャートである。この処理は、情報処理装置320の電源立ち上げ時に開始され、CPU322から終了指示があるまで繰り返される。
まず、開始されるとステップS900において、入退出検知部411は、人数カウントエリアの入口を通過した物体の検知がされたか否かを判断する。検知されていないと判断した場合(ステップS900において、NO)には、処理はステップS901に進む。検知されたと判断した場合(ステップS900において、YES)には、処理はステップS902に進む。
ステップS901において、入退出検知部411は、人数カウントエリアの出口を通過した物体の検知がされたか否かを判断する。検知されていないと判断した場合(ステップS901において、NO)には、処理はステップS900に戻り、入口と出口のどちらかで物体が検知されるまで処理を繰り返す。出口で物体が検知されたと判断した場合には(ステップS901において、YES)には、処理はステップS904に進む。
ステップS902において、待ち行列生成部413は、現在時刻を取得する。ステップS903において、待ち行列生成部413は、ステップS902で取得した時刻を待ち開始時刻としたデータを待ち行列の末尾に追加し、処理はステップS900に戻る。
ステップS904において、待ち行列生成部413は、現在時刻を取得する。ステップS905において、待ち行列生成部413は、待ち時間を計算する。ここでの待ち時間は、待ち行列の先頭のデータの時刻とステップS904で取得した現在時刻の差から求める。
ステップS906において、待ち行列生成部413は、待ち時間の表示指示を行う。ここで、表示する待ち時間はステップS905で求めた時間である。ステップS907において、待ち行列生成部413は、待ち行列から先頭のデータを削除し、処理はステップS900に戻る。
図10は、待ち行列の補正処理を示すフローチャートである。この処理は、入退出検知部411により入退出があったと検知されたことに応じて開始される。なお、上述したように、入退出の検知をしてから所定時間経過後に補正処理を実行するよう設定部415において設定してもよい。
ステップS1001において、待ち行列補正部414は、物体が人数カウントエリアの入口か出口のどちらで検知されたかを判断する。入口で検知されたと判断した場合(ステップS1001において、入口)には、処理はステップS1002に進む。出口で検知されたと判断した場合(ステップS1001において、出口)には、処理はステップS1003に進む。
ステップS1002において、待ち行列補正部414は、入口フラグをONにする。ステップS1003において、待ち行列補正部414は、人数カウントエリアについて人数の検知を行うよう人数検知部412に指示する。人数検知は、例えば、撮影画像から人物を画像認識することで行われる。
ステップS1004において、待ち行列補正部414は、人数検知部412が検知した行列の人数と待ち行列のデータ数との差分があるか否かを判断する。差分がないと判断した場合(ステップS1004において、NO)には、処理はステップS1012に進む。差分があると判断した場合(ステップS1004において、YES)には、処理はステップS1005に進む。
ステップS1005において、待ち行列補正部414は、入口フラグがONであるか否かを判断する。入口で誤差が出た場合は待ち行列の末尾を、出口で誤差が出た場合は待ち行列の先頭を修正する必要がある。そこで、入口フラグをチェックすることにより、入口通過時に生じた誤差か、出口通過時に生じた誤差かが判断できる。
入口フラグがONつまり入口通過時に誤差が生じたと判断した場合(ステップS1005において、YES)には、処理はステップS1006に進む。入口フラグがONでない、つまり出口通過時に誤差が生じたと判断した場合(ステップS1005において、NO)には、処理はステップS1009に進む。
ステップS1006およびステップS1009では、待ち行列補正部414は、待ち行列のデータ数と検知した行列の人数のどちらが大きいかを判断する。待ち行列のデータ数が検知した行列の人数より大きい場合は待ち行列からデータを削除、小さい場合は待ち行列にデータを追加して補正をするためにこの判断をしている。
入口で物体を検知した際に、待ち行列のデータ数が検知した行列の人数より大きいと判断した場合(ステップS1006において、YES)には、処理はステップS1007に進む。ステップS1007において、待ち行列補正部414は、待ち行列の末尾からデータを削除する。削除するデータ数は、ステップS1004で得た差分の値である。この処理は、図5(D)において説明した内容となる。
入口で物体を検知した際に、待ち行列のデータ数が検知した行列の人数より小さいと判断した場合(ステップS1006において、NO)には、処理はステップS1008に進む。ステップS1008において、待ち行列補正部414は、待ち行列の末尾に、待ち行列の末尾データと同じ待ち開始時刻のデータを追加する。追加するデータ数は、ステップS1004で得た差分の値である。この処理は、図6(C)において説明した内容である。
出口で物体を検知した際に、待ち行列のデータ数が検知した行列の人数より大きいと判断した場合(ステップS1009において、YES)には、処理はステップS1010に進む。ステップS1010において、待ち行列補正部414は、待ち行列の先頭からデータを削除する。削除するデータ数は、ステップS1004で得た差分の値である。この処理は、図7(C)で説明した内容である。
出口で物体を検知した際に、待ち行列のデータ数が検知した行列の人数より小さいと判断した場合(ステップS1009において、NO)には、処理はステップS1011に進む。ステップS1011において、待ち行列補正部414は、待ち行列の先頭に、削除したデータのうち待ち開始時刻の新しい順に戻す(追加する)。戻すデータ数は、ステップS1004で得た差分の値である。この処理は、図8(D)で説明した内容である。
ステップS1012において、待ち行列補正部414は、入口フラグのクリアを行う。そして、補正処理は終了する。
以上の様に、本実施形態では、所定領域を出入りする物体が入口または出口のどちらで検出されたかに応じて、待ち行列の先頭か末尾のどちらを修正するか判断する。したがって、計測対象の待ち行列の生成を適切に行うことができ、正確な待ち時間を計測することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
300 待ち時間計測システム、310 撮像装置、320 情報処理装置、330 入力装置、340 表示装置、350 ネットワーク、410 撮像部、411 入退出検知部、412 人数検知部、413 待ち行列補正部、414 待ち行列生成部、415 設定部、416 表示部、417 通信部

Claims (12)

  1. 待ち行列が形成される所定領域の入口に対応する第1位置を通過する物体を検知する第1検知手段と、
    前記所定領域の出口に対応する第2位置を通過する物体を検知する第2検知手段と、
    前記第1検知手段および前記第2検知手段による検知結果に基づき、前記待ち行列に並んでいる物体の順番と、当該物体が当該待ち行列に加わった時刻とを関連付けた待ち行列データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記待ち行列データに基づき、前記待ち行列における待ち時間を算出する算出手段とを有し、
    前記生成手段は、撮影画像から検知され前記所定領域における物体の計数結果と、前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数とを比較した結果に応じて、前記待ち行列データを補正することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記所定領域における物体の前記計数結果と、前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数とが異なる場合、前記所定領域における物体の前記計数結果と、前記待ち行列により示される前記待ち行列に並んでいる物体の数が同一となるよう前記待ち行列データを補正することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、
    前記所定領域における物体の前記計数結果と、前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数とが異なり、且つ、前記第1検知手段および前記第2検知手段のうち前記第1検知手段による検知が直近で行われた場合、前記待ち行列データに含まれる前記待ち行列の末尾の物体に関するデータについて補正し、
    前記所定領域における物体の前記計数結果と、前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数とが異なり、且つ、前記第1検知手段および前記第2検知手段のうち前記第2検知手段による検知が直近で行われた場合、前記待ち行列データに含まれる前記待ち行列の先頭の物体に関するデータについて補正する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、
    前記第1位置を第1物体が通過したことを前記第1検知手段により検知された場合前記待ち行列における末尾に位置する物体のデータとして、前記第1物体が前記待ち行列に加わった時刻の情報を前記待ち行列データに追加し、
    前記第2位置を第2物体が通過したことを前記第2検知手段により検知された場合、前記待ち行列の先頭に位置する物体のデータとして前記待ち行列データにより保持されていた、前記第2物体が前記待ち行列に加わった時刻の情報を前記待ち行列データから削除する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記待ち行列データにおいて、前記待ち行列に並ぶ一又は複数の物体各々について、当該物体が前記待ち行列に並ぶ順番と、当該物体が前記待ち行列に加わった時刻とを関連付けた情報が保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成手段は、
    前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数が、前記撮影画像から検知された前記所定領域における物体の前記計数結果より多い場合は、前記待ち行列データから、前記待ち行列の末尾または先頭に位置する物体のデータを削除し、
    前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数が、前記撮影画像から検知された前記所定領域における物体の前記計数結果より少ない場合は、前記待ち行列ータに、前記待ち行列の末尾または先頭に位置する物体のデータを追加するとを特徴とする請求項4または請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成手段は、
    前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数が、前記撮影画像から検知された前記所定領域における物体の前記計数結果より少ない場合であって、前記第1検知手段および前記第2検知手段のうち前記第1検知手段による検知が直近で行われた場合前記待ち行列データに前記待ち行列の末尾に位置する物体のデータを追加し、
    前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数が、前記撮影画像から検知された前記所定領域における物体の前記計数結果より少ない場合であって、前記第1検知手段および前記第2検知手段のうち前記第2検知手段による検知が直近で行われた場合前記待ち行列データに前記待ち行列の先頭に位置する物体のデータを追加するとを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記算出手段は、前記待ち行列データにより前記待ち行列の先頭に位置する物体に関連付けられた情報である、当該物体が前記待ち行列に加わった時刻の情報と、当該物体が前記第2位置を通過したことを前記第2検知手段により検知された時刻の情報とに基づき、前記待ち行列における当該物体の待ち時間を算出するとを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記待ち時間を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 記撮影画像に含まれる物体を検知する画像処理の結果に基づき、前記撮影画像の前記所定領域に含まれる物体の数を前記計数結果として取得する計数手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 待ち行列が形成される所定領域の入口に対応する第1位置を通過する物体を検知する第1検知工程と、
    前記所定領域の出口に対応する第2位置を通過する物体を検知する第2検知工程と、
    前記第1検知工程および前記第2検知工程における検知結果に基づき、前記待ち行列に並んでいる物体の順番と、当該物体が当該待ち行列に加わった時刻とを関連付けた待ち行列データを生成する生成工程と、
    前記生成工程において生成された前記待ち行列データに基づき、前記待ち行列における待ち時間を算出する算出工程とを有し、
    前記生成工程において、撮影画像から検知された前記所定領域における物体の計数結果と、前記待ち行列データにより示される前記待ち行列に並んでいる物体の数とを比較した結果に応じて、前記待ち行列データを補正することを特徴とする情報処理法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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