JP6833337B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラムに関する
近年、街頭防犯や店舗、ビル、工場内の監視需要の増加などに伴い、ネットワークカメラの普及が進んでいる。さらに、監視性能の向上を目的とした高解像度化や、設置容易性の向上を目的とした製品小型化が進んできている。そのため、レンズ内の異物の影響を受けやすくなってきている。
また一方で、様々な監視シーンに対応するために、レンズを交換可能な監視カメラも知られている。このようなレンズ交換式の監視カメラにおいて、レンズ交換時等に撮像素子を保護する部材にゴミが付着する恐れがあった。
特許文献1にはこのような場合において、撮像面上のゴミ除去を目的として、クリーニングを実行するものがある。
特開2007−129643号公報
しかし、クリーニング中は画像が乱れ、被写体を視認できない恐れがある。特にネットワークカメラの利用目的から、継続して監視動作をするため、自発的に電源再投入や再起動をすることは多くない。そのため、ユーザーが撮像画像からクリーニングを実施したいと判断しても、監視動作を継続している限りクリーニングの実施を保留する必要が有りユーザーにとって煩雑であるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、適切なタイミングでクリーニングを実行できる撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、像装置であって、前記撮像装置が有する、光を電気信号に変換する撮像素子の表面、および前記撮像素子を保護する保護部材の少なくともいずれか一方に付着する付着物を除去する動作を行う除去手段と、前記除去手段の動作を実行するかを制御する制御手段と、前記撮像装置により撮像されることで得られる画像データが、所定値よりも低い輝度情報を含むかを判定する判定手段とを備え、前記制御手段は、前記判定手段により、前記画像データが所定値よりも低い輝度情報を含むと判定されることを条件に、前記除去手段の動作を実行するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、適切なタイミングでクリーニングを実行できる撮像装置を提供することができる。
本発明の第一の実施形態による撮像システムの一例についてその構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による撮像した画像からゴミを検出する手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による撮像した画像の一例を示す図である。 図1に示す第一の実施形態による動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第二の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図6に示す第二の実施形態による動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図6に示す第二の実施形態による動作処理におけるセンサクリーニングの定期実行を表すテーブルである。 本発明の第三の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図9に示す第三の実施形態による動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。 第三の実施形態による撮像装置における設定画面の一例を説明するための図である。 本発明のネットワークに関する実施形態による動作処理を説明するための図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は、図示された構成に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
以下に、図1を参照して本実施形態に係るネットワーク構成について説明する。
図1(a)の1000は、本発明の1つの実施形態である撮像装置を示す図である。1101はレンズを含む筐体であり、1102は天井方向から吊り下げパン方向及びチルト方向に設置時に設置場所及び撮像画角に合わせて方向を決定できるアーム機構である。
図1(b)は、撮像装置1000を含むシステム構成図である。2000は、本発明における外部機器を示すクライアント装置である。撮像装置1000とクライアント装置2000は、IPネットワーク網1500を介して相互に通信可能な状態に接続されている。クライアント装置2000は、撮像装置1000に対して、後述する撮像パラメータの変更、映像ストリーミングの開始等に係る各種コマンドを送信する。撮像装置1000は、それらのコマンドに対するレスポンスや映像ストリーミングをクライアント装置2000に送信する。
なお、本実施形態における撮像装置1000は、一般的なネットワーク経由で外部装置と通信する画像処理装置の一例であり、例えば動画像を撮像する監視カメラである。より詳細には、監視に用いられるネットワークカメラであるものとする。
また、IPネットワーク網1500は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成されるものとする。しかしながら、本実施形態においては、撮像装置1000とクライアント装置2000との間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、構成を問わない。
例えば、IPネットワーク網1500は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されていても良い。また、ネットワーク上にクラウドを介する構成としても良い。なお、本実施形態における撮像装置1000は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していても良く、LANケーブルを介して電力を供給されても良い。
また、本実施形態におけるクライアント装置2000は、PCやスマートフォン等の外部装置の一例である。内部構成として不図示のUI等を表示するための表示手段、キーボードやタッチパネル等の入力手段、撮像装置1000から取得した画像を記録する記録手段等を備える。また、本実施形態における監視システムは、撮像システムに相当する。また、ネットワーク1500上には撮像装置1000以外の撮像装置が接続されている。当該撮像装置1000以外の撮像装置は撮像装置1000と同様の構成としてもよし、異なる構成としてもよい。また、ネットワーク1500上には画像データを保存するための保存装置(NVR:Network Video Recorder)が含まれる。クライアント装置2000を操作するユーザーは当該保存装置にアクセスすることで、撮像装置1000が録画した画像やログ等の確認、撮像装置1000の設定の確認や変更を実施することも可能である。
図2は、本発明の実施形態による撮像装置1000の基本構成の一例を示すブロック図である。レンズ100は、複数の光学レンズ群から構成される。本実施形態においては、一眼レフカメラなどに利用される筐体1101から着脱可能な交換式のレンズである。
センサクリーニング部101は、後述する撮像素子102もしくは撮像素子102を保護する部材の撮像面上の付着物であるゴミを落とすための機構を含む。より詳細には、センサクリーニング部101は、撮像素子102を保護する保護部材として前面に配置されたカバーガラスや光学ローパスフィルタ等の光学部材である。または、撮像素子102の表面である。さらに、当該光学部材等を超音波振動させ振動機構を含んでいる。当該光学部材を超音波振動させることによって、光学部材に付着したゴミ等を除去するセンサクリーニング動作を行う。センサクリーニング部101を動作させるタイミングは後述するシステムコントローラ105が生成する。
撮像素子102は、例えば、CCDまたはCMOSイメージセンサにより構成される光を電気信号に変換する光電変換素子であり、レンズ100が結像した像を撮像し画像信号として出力する。
レンズ制御部103は、レンズ100の合焦制御、露出制御などに関わる機械的な駆動を、後述するシステムコントローラ105の命令に基づいて行う。
画像処理部104は、撮像素子102より入力される画像信号に対して、ノイズリダクション処理、カラーバランス調整、ガンマ補正など、所定の画像処理を行い、静止画や動画等の画像データを生成しシステムコントローラ105へ出力する。
システムコントローラ105は、CPUや一次メモリ、ロジック回路、I/O,その他の周辺回路を具備し、撮像装置1000の各構成要素を統括的に制御及び各種パラメータ等の設定を行う。
メモリ106は、データを電気的に消去可能なメモリ等を含み、システムコントローラ105はこれに記憶されたプログラムを実行する。なお、メモリ106は、システムコントローラ105が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等として使用される。加えて、メモリ106は撮像装置1000が撮像する画像データや、メタデータ、後述するゴミの位置情報等を記憶する。また、メモリ106はフラッシュメモリICといった内蔵メモリ、またはSDメモリーカードといった外部メモリから構成されるようにしてもよい。
さらに、システムコントローラ105はレンズ100を制御するレンズ制御部103に対して、制御信号を送受信する。システムコントローラ105はセンサクリーニング部101に対して、センサクリーニングを開始、終了するタイミングをはじめとした制御信号を送信する。
また、システムコントローラ105の機能ブロックとしては、ヒストグラム解析部105a,画像差分検出部105b,映像検知機能部105c,ゴミ検出部105dを含む。
ヒストグラム解析部105aは、画像処理部104から入力される画像データにおける輝度情報に関するヒストグラムを生成及び解析する。
画像差分検出部105bは、画像処理部104から入力される複数の画像データを解析し、それぞれの画像間における被写体や背景に対する差分を検出する。
映像検知機能部105cは、画像処理部104から入力される画像データに基づいて映像検知を実施する。本実施形態において映像検知とは、顔認識、動体検知、置き去り検知、持ち去り検知、いたずら検知、通過検知、等を含む。
ここで、顔認識とは被写体内の人物の顔を記憶している人物と同一化を認識する動作である。動体検知とは画像中に動く物体が存在するかを検知する動作である。置き去り(持ち去り)検知とは画像中の物体が所定のタイミングで置き去りにされた(持ち去られた)かを検知する動作である。いたずら検知とは撮像装置1000のレンズ100に塗料等を付着させたかを検知する動作である。通過検知とは所定の領域を人が通過したか、また何人通過したかを検知するどうさである。各検知動作は複数の画像間の差分を撮ることによって、画像間の変化に基づいて検知される。
ゴミ検出部105dは、画像処理部104から入力される画像データに基づいて、画像内にゴミの付着に起因していると考えられる欠陥を検出する。
図3は、ゴミ検出部105dの検出手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ105が実施する。
ステップs101において、システムコントローラ105は、連続して画像を取得する。
ステップs102において、システムコントローラ105は、ゴミ検出部105dに対して画像処理部104が出力する画像データを参照画像として、一定の時間間隔で入力する。そしてステップs103に処理を進める。
ステップs103において、システムコントローラ105は、ゴミ検出部105dにおいて、ゴミが付着した画素を検出する為に画像解析を実施する。そして、ステップs104に処理を進める。
ここで、図4に撮像装置1000が撮像した画像の一部を示す。図4において、方形は撮像素子102の各画素を表している。また、図4において、高濃度の画素群201,202,203はゴミが撮像素子102に付着している状態で撮像した像の例を示している。ゴミ検出部105dは画像処理部104が出力する画像データから、高濃度の画素群201,202,203をゴミと判定する。ゴミ検出部105dがゴミと判定する条件としては、例えば、画素の明度や輝度が一定値以下であり、複数の画素で連続して発生している画素を対象として検出する。なお、検出する際には、輝度シェーディング等の影響を考慮しメディアンフィルタ等をかけた後に検出することが望ましい。
ステップs104において、システムコントローラ105は、ゴミ検出部105dにおいてステップs103にて検出したゴミの位置情報(座標、面積、強度等)をメモリ106に格納する。そして、ステップs105に処理を進める。
ステップs105において、システムコントローラ105は、ゴミ検出部105dにおいてステップs104で格納したゴミの位置情報が、以前に取得した画像データにおいても存在していたかを判定する。言い換えれば、ゴミ検出部105dはメモリ106にゴミの位置情報を複数の画像データにわたって検出結果として格納しておき、過去のゴミの位置情報を参照することが可能である。そして、判定の結果として、以前に取得した画像データにおいても存在していた場合は、当該画素においてゴミが付着していると判定し、ステップs106に処理を進める。一方で、ゴミが付着していないと判定した場合は、そのまま処理を終了する。
ステップs106において、システムコントローラ105は、ゴミ検出部105dにおいて、メモリ106からゴミの位置情報を参照する。その結果、今回の画像データにて検出したゴミの位置情報が複数回前からゴミの位置情報としてメモリ106に格納されている場合、ゴミと判断し、ゴミの数を集計する。そして処理を終了する。なお、集計したゴミの数もメモリ106に格納される。
図2に説明を戻す。リアルタイムクロック部107は、ボタン型電池、水晶発振回路、リアルタイムクロックIC等から構成され、システムコントローラ105に現在時刻を供給する。
通信部108はハブやスイッチといった中継用通信機器と接続するためのインタフェースを備えている。本実施形態においては有線LANのコネクタである。図1の撮像装置1000は1つ以上の中継用通信機器を介して、撮像装置1000からのデータを保存するためのNVRやサーバーといった、クライアント装置2000と接続する。なお、通信部108において、画像データを圧縮符号化する圧縮部を備えるようにしてもよい。ここで、圧縮符号化の方式としてはJPEG、H.264、H.265等が挙げられる。
以上が本発明の実施形態に係る撮像装置1000の基本構成の一例である。
図5は、本実施形態の処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ105が実施する。
まず、ステップs201において、システムコントローラ105は、連続して画像を取得する。
ステップs202において、システムコントローラ105は、センサクリーニングを実施する必要があるか否かを判断する。必要があると判断した場合は、ステップs203に処理を進め、必要がないと判断した場合は、処理を戻す。本実施形態において、システムコントローラ105がセンサクリーニングを実施する必要があるかを判断する項目として、撮像装置1000の連続稼働時間やゴミ検出部105dが集計したゴミの数が挙げられる。それぞれが一定数以上となった場合にセンサクリーニングを実施する必要があると判断する。なお、上記に挙げた他にもファンなどといった撮像装置1000内部の雰囲気を循環させる部材の稼働時間やレンズ100が交換されたかで判断してもよい。また、判断結果はメモリ106等にセンサクリーニングを実行する予約のフラグとして保存するようにしてもよい。本実施形態において、システムコントローラ105は、センサクリーニングの動作を予約する予約部に相当する。
ステップs203において、システムコントローラ105は、映像検知機能部105cにおいて映像検知を実行している最中か否かを判断する。映像検知機能部105cが映像検知を実行していると判断した場合は、終了するまでシステムコントローラ105はセンサクリーニング動作を保留する。そして、実行していないと判断した場合は、ステップs204に処理を進める。
ステップs204において、システムコントローラ105は、ヒストグラム解析部105aにおいて画像解析を実施する。より詳細には、ヒストグラム解析部105aは画像処理部104より入力される画像データの輝度情報(輝度値)に関するヒストグラムを解析する。ヒストグラム解析部105aが解析をした結果、システムコントローラ105は輝度に関するヒストグラムがある階級数以下で収まっているかを確認する。そして、システムコントローラ105が輝度に関するヒストグラムがある階級数以下で収まっていることを確認した場合、監視動作に影響が少ないと判断する。言い換えれば、被写体が暗く所定量以上の照度を得ることができていない場合は、監視動作に影響が少ないと判断する。
また、システムコントローラ105が監視動作に影響が少ないと判断する材料として、画像差分検出部105bにおいて画像処理部104より入力される画像データ間の差分を一定時間解析する。そして、システムコントローラ105は画像差分検出部105bが一定時間画像データの差分を算出し、差分を検出しなければ、監視動作に影響が少ないと判断する。言い換えれば、被写体が動いていない場合は監視動作に影響が少ないと判断する。本実施形態において、画像差分検出部105bは複数の画像データ間における差分を算出する算出手段に相当する。
そして、システムコントローラ105は、ヒストグラム解析部105aや画像差分検出部105bの解析結果から監視動作に影響がないと判断すると、ステップs205に処理を進める。一方で影響があると判断すると、ステップs203に処理を戻す。
ステップs205において、システムコントローラ105は、監視動作に影響が少ないと判断すると、センサクリーニング部101を制御し、センサクリーニングを実施する。
ここで、センサクリーニングを実施中において、システムコントローラ105は撮像素子102で取得した被写体像ではなく、メモリ106に保持させた、センサクリーニングを実行している旨を表す固定画像を配信してもよい。システムコントローラ105はセンサクリーニングを実行する前後で通信部108からクライアント装置2000へ送信する映像の配信を止めてもよい。また、映像検知機能部105cは、撮像素子102がセンサクリーニング部101による振動で撮像する画像が乱れてしまうため、誤検知の防止を目的としてセンサクリーニングの前後で機能を無効にしてもよい。システムコントローラ105は、クライアント側で映像検知機能部105cに映像検知を実施している場合を想定して、センサクリーニングを実行する前後で通信部108を介してクライアント側に通知してもよい。
(第2の実施形態)
図6の第2の実施形態を示すブロック図を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態における撮像装置1000の構成は、図1の第1の実施形態を示すブロック図より、システムコントローラ内の機能ブロックとして、ヒストグラム解析部105cと画像差分検出部105bを省略した形態となっている。
図7は、本実施形態の処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ405が実施する。
ステップs301において、システムコントローラ405は、連続して画像を取得する。
ステップs302において、システムコントローラ405がセンサクリーニングを実行するために所定の時間経過したかを判断する。所定の時間が経過したと判断した場合は、ステップs303に処理を進める。
ここで、システムコントローラ405が所定の時間経過したかを判断する方法の一例として、図8に示すテーブルを持つものとする。図8のテーブルは、センサクリーニングにおける実行優先度と実行間隔を表すテーブルである。図8のテーブルに関する情報は、メモリ406に格納されている。システムコントローラ405が、所定の時間経過したかの判断を現在の実行優先度を見て行なう。実行優先度は、まず、レンズ100が撮像装置1000に取り付けられた、または交換された場合、優先度をAとする。実行優先度が上がる処理内容としては、撮像画像から撮像面上に付着しているゴミを集計し、一定数以上であればセンサクリーニングを実施した場合などを想定している。
メモリ406は優先度情報と、前回センサクリーニングを実施した時刻を格納する。システムコントローラ405がメモリ406にアクセスすることで優先度情報と前回センサクリーニングを実施した時刻の読み出しを実施する。
ステップs303において、システムコントローラ405は、映像検知機能部405aが映像検知機能を実行しているか否かを判断する。システムコントローラ405が映像検知機能を実行していると判断した場合、処理は終了し、一定時間経過後(例えば、1時間後)に再度定期実行を試みる。一方で、実行していないと判断した場合、ステップs304に処理をすすめる。
ステップs304において、システムコントローラ405は映像検知機能を実行していないと判断すると、センサクリーニング部101を制御し、センサクリーニングを実施する。そして、ステップs305に処理を進める。
ステップs305において、システムコントローラ405は、メモリ406に格納されているセンサクリーニングを実行した時刻と実行優先度を一段階下げるための更新処理を行なう。なお、システムコントローラ405は、センサクリーニングの実行優先度がDの場合、優先度Dのままとして処理を終了する。
(第3の実施形態)
図9の第3の実施形態を示すブロック図を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態における撮像装置1000の構成は、図1の第1の実施形態を示すブロック図より、システムコントローラ内の機能ブロックを省略した形態となっている。
図10は、本実施形態の処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ505が実施する。図10のフローチャートでは、クライアント装置2000を操作するユーザーが撮像装置1000の設定を変更することでセンサクリーニングを実施する場合を想定している。
ステップs401において、システムコントローラ505は、連続して画像を取得する。
ステップs402において、システムコントローラ505は、ユーザーによる撮像装置1000の設定変更によるセンサクリーニングの実行命令を通信部508にて受信したかを判断する。受信したと判断した場合は、ステップs403に処理を進める。
ここで、図11は撮像装置1000の設定を行うためにクライアント装置2000の表示部に表示するアプリケーション画面の一例を説明するための図である。図11より、本実施形態では、ユーザーがセンサクリーニングを即時実行する為のマニュアル実行と、ユーザーが実行したい日時で定期的にセンサクリーニングを実行する為のタイマー実行を示している。
ユーザーは、クライアント装置2000に備え付けてられているマウスやタッチパネル等を操作して、アプリケーション上のボタンs501を押下すると、撮像装置1000に対してセンサクリーニングを即時実行する為の命令を発行することができる。本命令はネットワーク1500経由で、撮像装置1000の通信部508に送信される。また、ユーザーは、ドロップダウンリストs502を操作することで、センサクリーニングの定期実行を実施するかを選択可能である。ドロップダウンリストs502において、ユーザーがセンサクリーニングの定期実行を実施するよう選択すると、s503に指定した開始時間、及び繰り返し間隔に従ってセンサクリーニングの実行命令が発行される。ユーザーはドロップダウンリストs502において、センサクリーニングの定期実行を実施するよう選択すると、s503に任意の開始時間、及び繰り返し間隔を設定可能となる。
ステップs403において、システムコントローラ105はセンサクリーニングを実行する前に、クライアント装置2000、NVR、サーバーに対して、通信部108を経由してセンサクリーニングを実行するという内容を通知する。そして、ステップs404に処理を進める。
ステップs404において、システムコントローラ105はセンサクリーニング部101を制御してセンサクリーニングを実行する。そして、ステップs405に処理を進める。
ステップs405において、システムコントローラ105は、クライアント装置2000、NVR、サーバーに対して、通信部108を経由してセンサクリーニングが完了したという内容を通知する。そして、処理を終了する。
(ネットワーク通信に係る実施例)
本発明に係る撮像装置1000は、クライアント装置2000とネットワーク1500経由で接続されている。クライアント装置2000はネットワーク1500経由で撮像装置1000を制御するための制御コマンドをネットワーク1500経由で送信可能である。撮像装置1000は受信した制御コマンド及び制御コマンドに含まれるパラメータに基づいて自身の制御を行う。そして、撮像装置1000は制御コマンドを受信した場合、受信したコマンドに対するレスポンスをクライアント装置2000に送信する。撮像装置1000からのレスポンスを受けたクライアント装置2000は、レスポンスに含まれる情報を基に、クライアント装置2000に設けられた表示部等に表示されたUI等の内容を更新する。
ここで、撮像装置1000とクライアント装置2000の制御コマンドに係る通信に関して図12を用いて説明する。クライアント装置2000と撮像装置1000はリクエストとレスポンスの組み合わせであるトランザクションを用いて通信を行う。
まず、クライアント装置2000は、トランザクションS1000において、撮像装置1000が保持する情報を取得するための情報要求リクエストを送信する。情報要求リクエストには、例えば、撮像装置1000が有する機能等を問い合わせる要求を含ませることができる。ここで、撮像装置1000の機能には、画像を圧縮符号化するパラメータ、画像補正機能、パンチルト機構の有無等が含まれる。また、撮像装置1000の機能には、センサクリーニング機能に関する設定情報も含まれる。
そして、撮像装置1000はこの情報要求リクエストに対する応答として、情報要求レスポンスを送信する。情報要求レスポンス内には、クライアント装置2000から要求された撮像装置1000の機能に関する情報が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の機能を認識することが可能となる。
また、クライアント装置2000は情報要求リクエストを用いて撮像装置1000の状態も取得可能である。ここで、撮像装置1000の状態には、現状の制御パラメータ、パンチルト機構の位置等が含まれる。また、撮像装置1000の状態として、現状のセンサクリーニングの状態等が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の状態を認識することが可能となる。
また、クライアント装置2000は、トランザクションS1100において、撮像装置1000に対して各種パラメータ等の設定を行うための設定リクエストを送信する。設定リクエストには、事前にトランザクションS1000にて取得した撮像装置1000の機能または状態を考慮して行われる。例えば、設定リクエストによって設定可能な一例として、画像を圧縮符号化するパラメータの設定、画像補正機能の設定、パンチルト機構の動作等がある。
そして、撮像装置1000はこの設定リクエストに対する応答として設定レスポンスを送信する。設定レスポンス内には、クライアント装置2000から設定された撮像装置1000の機能等に関して正常設定がなされたか否か等の情報が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の状態を認識することが可能となる。
また、撮像装置1000は、クライアント装置2000からの設定に基づいて、定期的または所定のイベントをトリガーとして、トランザクションS1200において定期通知をクライアント装置2000に対して送信する。定期通知には情報要求レスポンスに含まれる内容としてセンサクリーニングの実行等が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の状態を認識することが可能となる。具体的には、クライアント装置2000において、現在のセンサクリーニングの状態を知りたい場合に、撮像装置1000に問い合わせることで知ることが可能となる。なお、センサクリーニングに関する情報は撮像装置1000が配信する画像データに関するメタデータ等に記載するようにしてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 レンズ
101 センサクリーニング部
102 撮像素子
103 レンズ制御部
104 画像処理部
105 システムコントローラ
106 メモリ
107 リアルタイムクロック部
108 通信部

Claims (11)

  1. 像装置であって、
    前記撮像装置が有する、光を電気信号に変換する撮像素子の表面、および前記撮像素子を保護する保護部材の少なくともいずれか一方に付着する付着物を除去する動作を行う除去手段と、
    前記除去手段の動作を実行するかを制御する制御手段と、
    前記撮像装置により撮像されることで得られる画像データが、所定値よりも低い輝度情報を含むかを判定する判定手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記判定手段により、前記画像データが所定値よりも低い輝度情報を含むと判定されることを条件に、前記除去手段の動作を実行するように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 外部装置とネットワーク経由で通信するための通信手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記除去手段の動作を予約する予約手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記予約手段による予約がなされた後に前記判定を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記予約手段は前記撮像装置の稼働時間、または前記撮像装置内の雰囲気を循環させる部材の稼働時間に基づいて前記除去手段の動作を予約することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像データから付着物を検出する検出手段を更に備え、
    前記予約手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記除去手段の動作を予約することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記画像データにおいて検知動作を行う検知手段を更に備え、
    前記制御手段は前記検知手段が動作しているあいだは前記除去手段の動作を実行しないように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記検知手段が行う検知動作は、画像データおける少なくとも顔認識、動体検知、置き去り検知、持ち去り検知、いたずら検知、通過検知のいずれか一つの動作を含むことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像データにおける輝度情報を解析する解析手段を更に備え、
    前記判定手段は前記解析手段による解析結果を用いて、前記判定を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記輝度情報は前記画像データにおける輝度値のヒストグラムであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置が有する、光を電気信号に変換する撮像素子の表面、および前記撮像素子を保護する保護部材の少なくともいずれか一方に付着する付着物を除去する動作を行う除去工程と、
    前記撮像装置により撮像されることで得られる画像データが、所定値よりも低い輝度情報を含むかを判定する判定工程と、
    前記判定工程で、前記画像データが所定値よりも低い輝度情報を含むと判定されることを条件に、前記除去工程を実行するように制御する制御工程と
    を含むことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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