JP4859177B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4859177B2
JP4859177B2 JP2005270406A JP2005270406A JP4859177B2 JP 4859177 B2 JP4859177 B2 JP 4859177B2 JP 2005270406 A JP2005270406 A JP 2005270406A JP 2005270406 A JP2005270406 A JP 2005270406A JP 4859177 B2 JP4859177 B2 JP 4859177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographing
cleaning
counted
cumulative number
counting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005270406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007079446A5 (ja
JP2007079446A (ja
Inventor
雄史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005270406A priority Critical patent/JP4859177B2/ja
Publication of JP2007079446A publication Critical patent/JP2007079446A/ja
Publication of JP2007079446A5 publication Critical patent/JP2007079446A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859177B2 publication Critical patent/JP4859177B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置内の光学系に付着した異物を自動的に除去する技術に関するものである。
従来から、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの撮影レンズの焦点面近傍に塵埃等の異物が存在すると、その異物の影が固体撮像素子に写り込んでしまうという問題がある。このような異物は、レンズ交換時に塵埃が外部から侵入したり、カメラ内部でのシャッタやミラーの動作に伴って発生する、その構造部材である樹脂等の微細な磨耗紛が原因と考えられている。このような原因で発生した異物が、特に固体撮像素子の保護用のカバーガラスとカバーガラスの全面に配設されている赤外カットフィルタや、光学ローパスフィルタ(以下、LPFと略す)等の光学フィルタの間に入り込んでしまう場合がある。このような場合は、その異物を除去するためにカメラを分解しなければならなかった。このため、固体撮像素子のカバーガラスと光学フィルタとの間に異物が入り込まないように密閉構造にすることは極めて有効なものであった。
しかしながら、光学フィルタの固体撮像素子に対向する側と反対側(レンズ側)の表面に異物が付着した場合、それが焦点面の近傍である場合にはその異物が影となって固体撮像素子に写り込んでしまうという問題が依然として残っている。そこで、このような問題点を解決するために、撮像部前面に振動可能な防塵フィルタを設け、圧電素子によりこの防塵フィルタを振動させることにより、その防塵フィルタに付着している異物を除去することが提案されている(特許文献1)。
また、このような異物を除去するゴミ取り処理を起動する場合、撮影回数が所定回数に達すると自動的にゴミ取り動作を開始させることも提案されている(特許文献2)。
特開2005−020078号公報 特開2003−018440号公報
このようなカメラ内で発生するゴミ(異物)は、撮像操作に伴ってシャッタ等の部材が擦れ合ったり、ぶつかったりすることで発生する粉塵である場合が多く、その発生量はカメラの機種により異なる。また更には、そのカメラによる撮影回数でも違いがある。例えば、あるカメラにおいて撮影回数が1万回毎に発生するゴミの量を調べると、最初の1万回での発生量が最も多い場合があった。これは製造後間もないカメラよりも、使い込んだカメラの方が各部材における摩擦量が少なくなり、結果的に、発生するゴミの量が少なくなることが考えられる。従って、従来のように、所定の撮影回数の度に同じような自動ゴミ掃除を行っても、撮影回数により発生するゴミの量が異なるため、必ずしも適正にゴミ除去が行えるとは限らない。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解決することにある。
本発明の特徴は、撮影した累積回数に基づいて、適正に異物を除去できる撮像装置とその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る撮像装置は以下のような構成を備える。即ち、
影回数を計数する計数手段と、
撮像装置内の異物を除去する清掃動作を実行する清掃手段と、
前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が第1の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記第1の値よりも大きい第2の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
また上記目的を達成するために本発明の一態様に係る撮像装置は以下のような構成を備える。即ち、
影回数を計数する計数手段と、
撮像装置内の異物を除去する清掃動作所定の時間だけ実行する清掃手段と、
前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を第1の時間だけ実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を前記第1の時間より短い第2の時間だけ実行する制御手段とを有する制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る撮像装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
撮影回数を計数する計数手段と、撮像装置内の異物を除去する清掃動作を実行する清掃手段を有する撮像装置の制御方法であって、
前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が第1の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記第1の値よりも大きい第2の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る撮像装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
撮影回数を計数する計数手段と、撮像装置内の異物を除去する清掃動作を所定の時間だけ実行する清掃手段を有する撮像装置の制御方法であって、
前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を第1の時間だけ実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を前記第1の時間より短い第2の時間だけ実行することを特徴とする。
本発明によれば、撮影した累積回数に基づいて、適正に異物を除去できるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
以下、本発明の実施の形態に係るレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(以下、単にカメラと略す)の場合で説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るカメラの機能を説明する機能ブロック図である。
図1において、システム制御部1は、後述する撮像部制御回路3、メモリ制御部6、モータ制御回路10、シャッタ制御回路11、測光回路12、焦点検出回路13、液晶表示部14、画像表示部15、操作部16、ゴミ掃除制御回路17、レンズ制御回路18との間でデータのやり取りを実行して、このカメラ全体の動作を制御している。このシステム制御部1は、CPU100、CPU100による制御処理時に各種データを一時的に格納してワークエリアを提供するRAM101、CPU100により実行されるプログラムを記憶しているROM102を有している。またシステム制御部1は更にEEPROM103を有している。このEEPROM103には、撮影回数をカウントし累積して記憶するカウンタ120、自動ゴミ掃除モードに移行する撮影回数を記憶する回数テーブル121、自動掃除モードの実行時間を記憶する時間テーブル122が設けられている。尚、RAM101には、後述するゴミ掃除許可フラグが設けられている。
撮像部2は、撮像素子(CCD等)等の撮像に関するモジュール群である。撮像部制御回路3は、撮像素子(CCD等)の駆動等の制御を行う。バッファメモリ4は、撮像部2で撮影された画像の画像データを入力して一時保存する。画像処理部5は、撮像部2で撮影されてバッファメモリ4に格納された画像データに対して画像処理を行う。バッファメモリ7は、この画像処理部5で処理された画像データを入力して格納する。メモリ制御部6は、これらバッファメモリ4,7へのデータの書込み、及びこれらメモリ4,7からのデータの読出しを制御する。インターフェース(I/F)8は、バッファメモリ7に格納されている画像処理済の画像データをハードディスク(HDD)9に転送して記憶させる。
モータ制御回路10は、ミラーやシャッタ(不図示)を駆動するモータを回転駆動する。シャッタ制御回路11は、システム制御部1からの信号に従って、不図示のシャッタの先幕やシャッタの後幕を走行させ、撮像素子に被写体からの光を露光させる。測光回路12は、測光センサ(不図示)からの出力をシステム制御部1に出力する。焦点検出回路13は、フォーカス検出用センサ(不図示)からの信号を蓄積、及び読み出し制御し、焦点調整のための画像信号をシステム制御部1に出力する。システム制御部1は、周知の位相差検出方法により焦点検出を行い、脱着可能なレンズ内部にあるレンズ制御回路18と通信を行ってレンズを駆動して焦点調節を行う。液晶表示部14は、カメラのシャッタ秒時、絞り値、ISO値、ISOブラケットのステップ値等の設定表示等やカメラの各種情報を表示する。画像表示部15は、カメラの複数の設定(撮影系、再生系、セットアップ系、カスタム系)をさせるために、設定値を表示したり、撮影しようとしている画像や、撮影された画像を表示するTFT(不図示)を制御している。操作部16は、各種ボタンやスイッチ、ダイヤルを有し、これらボタンやスイッチ等による操作を検出してシステム制御部1に通知している。尚、ダイヤルは位相差検出タイプで、そのダイヤルの回転数と回転方向とが判る仕組みとなっている。また、不図示のシャッタボタンも操作部16に設けられているが、このシャッタボタンは2段階のストロークスイッチとなっていて、カメラの動作では、この第一ストローク(測光/AF開始SW1)で測光とAF(自動焦点調整)を開始し、第二ストローク(撮影操作SW2)で撮影動作を開始する。
ゴミ掃除制御回路17は、CMOS等のイメージセンサ、又は、イメージセンサの前面に取り付けられたフィルタ等に付着したゴミ等の異物を掃除する周知の回路で(例えば、特開2003−18440に記載のワイパー回路等)、システム制御部1からの指示に基づいて駆動される。レンズ制御回路18は、不図示の脱着可能なレンズ内部に設けられており、システム制御部1からの指示に従ってレンズ内部の焦点調節や絞り駆動を行う。
図2は、本実施の形態に係るカメラにおける処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはROM102に記憶されており、CPU100の制御の下に実行される。
まずステップS1で、レジスタの初期化やRAM101のデータの初期化、及び周辺回路の初期化等の初期設定を行う。次にステップS2で、操作部16の不図示の設定ボタンや撮影操作ボタン、メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤル等の状態を検出する。次にステップS3で、設定ボタンが操作されているかどうかを判定し、設定ボタンが操作されているとステップS4に進み、その設定ボタンの種類に応じた、カメラの各種設定を行う設定モードへ移行し、そうでないときはステップS5に進む。ステップS5では、測光/AF開始スイッチ(シャッタスイッチSW1)の状態を調べ、SW1がオフであればステップS15に進むが、オンであればステップS6に進み、シャッタ秒時(CCDの蓄積時間)、絞り値等を決定するための測光演算処理を行う。次にステップS7に進み、被写体に焦点を合わせるために、周知の位相差検出方式による測距動作を行う。そしてステップS8で、ステップS7の測距動作によるデータを基にレンズを駆動する。次にステップS9に進み、測光演算等により求められたシャッタ秒時、絞り値等、カメラの情報を表示部14に表示する。
次にステップS10で、シャッタスイッチ(SW2)がオンかどうかを調べ、オンであればステップS11に進み、周知であるCCDのゲイン設定、CCD蓄積動作、CCD読み出し、画像処理、画像書き込み等、撮影動作を行う。そしてステップS12で、撮影回数をカウントするために、撮影累積回数を記憶しているカウンタ120の値をインクリメント(+1)する。そしてステップS13に進み、自動ゴミ掃除を行うかどうかの判定を行なってステップS14に進む。この自動ゴミ掃除の判定は、図3及び図4を参照して詳しく後述する。
一方、ステップS10で、SW2がオフされるとステップS14に進み、測光/AF開始SW1の状態を調べる。ここでSW1がオンであればならばステップS2に戻り、そうでなければステップS15に進む。ステップS15では、ステップS13でセット或はリセットされたゴミ掃除許可フラグ(RAM101)を調べ、ゴミ掃除許可フラグがオンにセットされていればステップS16に進み、周知のゴミ掃除手段によりゴミ掃除を行う。そしてステップS17で、ゴミ掃除許可フラグをオフにしてステップS2に戻る。一方、ステップS15で、ゴミ掃除許可フラグがオフであればステップS2に進み、前述の処理を実行する。
図3は、図2のフローチャートのステップS13の「自動ゴミ掃除の判定」処理を説明するフローチャートである。
図4は、本発明の実施の形態1に係る自動掃除を実行するか否かを判定する撮影累積回数の判定基準値を格納するテーブルを説明する図である。
まずステップS21で、EEPROM103に設けられているテーブルの先頭アドレス(図4の0番地)をセットする。次にステップS22で、そのアドレスからデータを読み出し(図4の例では、最初はアドレス「0」のデータ「1」)、その読み出したデータをRAM101の変数DATA1に格納する。次にステップS23で、そのデータに「1000」を乗算してDATA1に格納する。
次にステップS24で、カウンタ120がカウントしている撮影累積回数と変数DATA1の内容とを比較して、撮影累積回数がDATA1以上であればステップS25に進み、そうでなければ、自動ゴミ掃除の判定を終了する。ステップS25では、カウンタ120の撮影累積回数と変数DATA1の値とを比較し、一致しているかどうかを判定する。ここで一致している場合はステップS28に進み、RAM101のゴミ掃除許可フラグをオンにセットして自動ゴミ掃除の判定を終了する。一致していない場合はステップS26に進む。
ステップS26で、変数DATA1の値が最終データである「0」(図4に示すように、テーブルの最終データを「0」としている)かどうかを調べ、「0」でなければ、まだ参照していないテーブルのデータが存在するのでステップS27に進み、テーブルを読み出すアドレス値をインクリメントしてステップS22に進む。またステップS26で、テーブルの全てのデータの読出しが終了すると、この自動ゴミ掃除を実行するか否かの判定処理を終了する。
ここで最終データをセットするのは、撮影累積回数がシャッタのメカ的な動作が保証される耐久回数を超えるためである。最終データである「0」と判断された場合には、ユーザにシャッタユニットの交換を促す警告を出すようにしてもよい。
以上ように処理することで、ゴミ掃除動作を実行するタイミングを撮影累積回数とデータテーブルの値に応じて決定することができる。
ここで図4で示すように、ゴミ掃除許可フラグをオンにセットする撮影累積回数について、撮影累積回数が増えるにつれてその間隔を多くするようにしている。つまり、図4によれば、最初の10000回の撮影までは、1000回ごとにゴミ掃除許可フラグをオンにして自動ゴミ除去を行うようにしているが、撮影累積回数が10000回を超えて20000回に至るまでは、2000回ごとにゴミ掃除許可フラグをオンにするようにしている。更に20000回を超えると、5000回の撮影回数ごとにゴミ掃除許可フラグをオンにするようにしている。このように、撮影累積回数が増えるにつれ、ゴミ掃除去かフラグをオンにする間隔を多くするのは、カメラが製造されて間もない段階では、撮像操作に伴う部材間の擦れ、衝突による粉塵の発生量が多いからである。撮影累積回数が増えると、このような原因による、例えば塗装の剥げ落ちなどが減ってくるため、粉塵の発生量も小さくなる。したがって、このような粉塵の発生量を考慮して、ゴミ掃除許可フラグをオンにセットする撮影累積回数を予め設定されている。
尚、図4の例では、撮影累積回数の「1000」回を単位として、自動ゴミ掃除を行うかどうかを判定しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、任意の値をテーブルとして持たせることにより、所望の撮影回数に応じて自動ゴミ掃除を実行するように設定することができる。
[実施の形態2]
次に本発明の実施の形態2について説明する。尚、本実施の形態2に係るカメラの構成は前述の実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。尚、本実施の形態2でも前述の図2のフローチャートと同様にして自動ゴミ除去処理が実行される。
図5は、本発明の実施の形態2に係る自動ゴミ掃除処理を実行する時間テーブルを説明する図である。
図6は、本発明の実施の形態2に係るカメラによる図2のステップS13の処理を説明するフローチャートである。
まずステップS31で、カウンタ120で計数した撮影累積回数を「2000」で割った余りの整数部[=Int{(撮影累積回数)mod(2000)}を、RAM101の変数DATA1へ格納する。尚、ここでInt(A)は「A」の整数部を示す。次にステップS32で、カウンタ120で計数した撮影累積回数を「2000」で割った商の整数部[=Int{(撮影累積回数)/2000}を、RAM101の変数DATA2へ格納する。
次にステップS33で、変数DATA1の値が「0」かどうかを調べ、「0」であればステップS34に進み、そうでなければ自動ゴミ掃除の判定を終了する。即ち、撮影累積回数が2000回周期かどうかを調べ、そうであればステップS34へ移行するが、そうでないときは自動ゴミ掃除を実行するタイミングでないと判断する。
ステップS34では、変数DATA2の値がデータの最大値(図5のデータテーブルのデータ数)以内かどうかをみる。そうであればステップS37に進み、そうでなければステップS35に進む。ステップS37では、図5のデータテーブルの先頭アドレス「0」にDATA2の値を加算した後、−1したアドレスをデータの読込みアドレスとする。そしてステップS38で、ステップS37で求めた読み込みアドレスから読み出したデータに100(msec)を乗算した値を、ゴミ掃除時間を記憶するメモリエリア(RAM101)に格納する。
一方ステップS34で、変数DATA2の値がデータの最大値(図5のデータテーブルのデータ数)以内でないときはステップS35に進み、ゴミ掃除時間を記憶するメモリエリアに1500(msec)を格納する。こうしてステップS35或はステップS38を実行した後ステップS36に進み、RAM101のゴミ掃除許可フラグをオンにセットして自動ゴミ掃除の判定を終了する。
以上ように処理することで、撮影回数が2000回周期となるタイミングで自動的にゴミ掃除を行うことができる。また撮影累積回数とデータテーブルとに基づいてゴミ掃除時間を決定することができる。
尚、図5のテーブルでは、撮影回数が少ない状態では、掃除を実行する時間を長くし、撮影回数が多くなるに従って掃除を行う時間が短くなっている。これは前述したように、製造後間もないカメラよりも、使い込んだカメラの方が各部材における摩擦量が少なくなり、結果的に発生するゴミの量が少なくなることが考えられるためである。そして最終的には、掃除を実行する時間が1500msecで固定されている。尚、本発明はこれら時間に限定されるものでなく、撮影回数に応じて掃除時間が短くなるのであれば、このような時間に限定されるものではない。
以上説明したように本実施の形態によれば、撮影累積回数に応じて自動ゴミ掃除を開始させるデータテーブルを参照して、自動ゴミ掃除を行なわせることが可能となる。
また例えばカメラの機種に応じてテーブルを交換することにより、カメラの機種毎に、そのカメラが持つゴミ発生の特性に合わせた自動ゴミ掃除が可能となる。
また、これにより所定量のゴミが発生したタイミングで自動ゴミ掃除を実行できるため最適なゴミ除去を実行できる。
また所定撮影回数に応じて自動ゴミ掃除を行なう際、その撮影回数に応じて、ゴミ掃除制御の強さ(例えば、掃除する時間を変える等)を変更できる。これにより、カメラ内で発生するゴミの量に合った掃除を行なうことができ、ゴミの取り残しや、余分なゴミ除去動作を省略できる。
本発明の実施の形態1,2に係るカメラの機能を説明する機能ブロック図である。 本実施の形態1,2に係るカメラにおける処理を説明するフローチャートである。 図2のフローチャートのステップS13の「自動ゴミ掃除の判定」処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る自動掃除を実行するか否かを判定する撮影累積回数の判定基準値を格納するテーブルを説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る自動ゴミ掃除処理を実行する時間テーブルを説明する図である。 本発明の実施の形態2に係るカメラによる図2のステップS13の処理を説明するフローチャートである。

Claims (5)

  1. 影回数を計数する計数手段と、
    撮像装置内の異物を除去する清掃動作を実行する清掃手段と、
    前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が第1の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記第1の値よりも大きい第2の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 影回数を計数する計数手段と、
    撮像装置内の異物を除去する清掃動作所定の時間だけ実行する清掃手段と、
    前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を第1の時間だけ実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を前記第1の時間より短い第2の時間だけ実行する制御手段とを有する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記計数手段は、シャッタの動作回数を計数することにより、撮影累積回数とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮影回数を計数する計数手段と、撮像装置内の異物を除去する清掃動作を実行する清掃手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が第1の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記第1の値よりも大きい第2の値となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  5. 撮影回数を計数する計数手段と、撮像装置内の異物を除去する清掃動作を所定の時間だけ実行する清掃手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が第1の撮影累積回数となるまでの間は、前記計数手段で計数された撮影回数が所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を第1の時間だけ実行し、前記計数手段で計数された撮影回数の累積回数が前記第1の撮影累積回数を超えた後には、前記計数手段で計数された撮影回数が前記所定の回数となる毎に前記清掃手段による前記清掃動作を前記第1の時間より短い第2の時間だけ実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
JP2005270406A 2005-09-16 2005-09-16 撮像装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4859177B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270406A JP4859177B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 撮像装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270406A JP4859177B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 撮像装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007079446A JP2007079446A (ja) 2007-03-29
JP2007079446A5 JP2007079446A5 (ja) 2008-10-16
JP4859177B2 true JP4859177B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=37939780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005270406A Expired - Fee Related JP4859177B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 撮像装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859177B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5195500B2 (ja) * 2009-02-18 2013-05-08 株式会社ニコン 撮影装置およびプログラム
JP6833337B2 (ja) * 2016-03-31 2021-02-24 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム
JP7410612B2 (ja) * 2019-04-25 2024-01-10 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271662A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ及び撮像素子の保護方法
JP2003295281A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Canon Inc 撮像装置及び動作処理方法及びプログラム及び記憶媒体
JP4244624B2 (ja) * 2002-12-06 2009-03-25 株式会社ニコン カメラ
JP4197968B2 (ja) * 2003-02-07 2008-12-17 オリンパス株式会社 電子撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007079446A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7725017B2 (en) Image pickup apparatus and image pickup system
US7876372B2 (en) Digital camera method therefor for initiating dust removal operations responsive to live view operation states
US20080151065A1 (en) Camera capable of displaying moving image and control method of the same
JP4684934B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US7747148B2 (en) Shake detecting apparatus, shake correcting apparatus and image pickup apparatus
JP2008052246A (ja) デジタルカメラ
JP2009251492A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP5052389B2 (ja) 撮像装置
JP2009251491A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP4859177B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5478677B2 (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2002040506A (ja) 撮像装置
JP4235327B2 (ja) 撮像装置
JP2008098837A (ja) デジタルカメラ
JP2007124351A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4930169B2 (ja) 電子カメラ
JP5294917B2 (ja) 撮像装置
JP2007282101A (ja) 撮像装置
JP7410612B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP6057529B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2012182700A (ja) カメラ
JP2006267380A (ja) ファインダー光学系及び一眼レフレックスカメラ
JP2006184375A (ja) 撮像装置
JP2009206582A (ja) デジタルカメラ
JP4678846B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080828

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees