JP7079305B2 - パチンコ台枠の上部取付け装置 - Google Patents

パチンコ台枠の上部取付け装置 Download PDF

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Description

この発明はパチンコ台枠をパチンコ島に取付ける装置において、特にパチンコ台枠の上部取付け装置に関する。
パチンコ台をパチンコ島に設置するには、パチンコ島に形成されている設置区画内に、先ずパチンコ台枠を取付け、次ぎに当該パチンコ台枠にパチンコ台が取付けられる。
パチンコ台枠は、上部板と下部板および左右の縦桟とを方形に接合した枠体であり、この上部板および下部板がビスや釘などでパチンコ島に取付けられ、一方、パチンコ台は、当該パチンコ台枠に左端部を支点として開閉自在に装着される。
また、パチンコ台は高機能化にともなって、従来は30kg程度の重量であったものが50kg程度と高重量となり今後もさらに重量の増加が予想される。
一方、パチンコ台をパチンコ台枠へ取付けるには、パチンコ台枠の左側の縦桟の上下端部に設けられたヒンジに、パチンコ台の左端部を掛止めして取付けられる。
而して、パチンコ台は内部の点検において、パチンコ台枠の前方に90°程度開扉され、この開扉状態において、パチンコ台枠は、枠体を構成する上部板の左端部の取付け個所に極端な荷重が集中する。
パチンコ台の内部の点検は日常的に繰り返し行なわれため、前述の取付けに問題があると、この開扉操作によってパチンコ台枠の上部の取付けが外れて、装着しているパチンコ台がパチンコ島の前側に倒れて脱落する事故が発生する。
一方、前述のように高重量なパチンコ台が倒れてくると、この点検者が支えきれずに重篤な人身事故ともなる。
一方、前述のパチンコ台の高重量化に対応するために、ビスや釘の止着本数を増やしてパチンコ台枠の取付け強度を増強する試みもあるが、これらが止着されるパチンコ島の上架板は、木製板が一般的であるためパチンコ台の入れ替えなどの取付け作業の繰り返しで多数の止着穴が残存して、これらの穴もしくはこの穴に隣接する個所にビスや釘などを再度打ち込んでも止着効果がないために止着強度が確保できない。
また、パチンコ台はパチンコ台枠に取付けられた状態で、上部が後方に1°以内の所定の角度で傾斜して取付けられるように規定されているので、取付け後に傾斜が合っていなかったりすると、上記の止着手段ではビスや釘を取外して再度傾斜を合わせて取付け直すような余計な作業が必要となり、これらの解決においてパチンコ台の取付け装置が提案されている。
一方、パチンコ台枠が、前述の取付け装置によってパチンコ島に取付けられている場合は、左右の取付け装置のうち、左側の取付け装置に荷重が集中するので、当該取付け装置によるパチンコ台の取付け操作が的確に行われずに不完全な取付け状態であったり、また、取付け装置自体の構造上の問題で、こられの荷重に抗してパチンコ台枠が充分に取付けできないものであると、パチンコ台枠およびパチンコ台の脱落事故が誘発される。
この発明は、上述の従来装置の問題を解決することを目的とし、この発明装置によって、パチンコ台の取付けが確実に行なわれるようにするとともに、また、当該取付け装置において取付け操作が不完全であったり、忘れられたとしても、パチンコ台が脱落しないようにした取付け装置を提供して、高重量のパチンコ台の脱落事故を未然に防止することを目的としている。
前述の問題を解決する手段としては、以下の特許文献1乃至、特許文献4がある。
実用新案登録 第3008911号 特開平9-294865号 特開平11-57193号 特開平2011-24979号
特許文献1のパチンコ台の取付け装置における、パチンコ台枠の上部の取付け手段を、図17と図18によって以下に説明する。
パチンコ島Aの上部横木Bの下面にベース部材Cが取付けられ、このベース部材Cの下側にパチンコ台枠Dの上部板Eが導入され、この上部板Eの下側に固定部材Fが設けられて、当該固定部材Fで上部板Eが取付けられる。
また、上記の固定部材Fは、前記ベース部材Cと上下に固定して接続されている。
また、固定部材Fの先端にはカギ爪Gが形成され、このカギ爪Gで上部板Eは前後方向の移動が規制されている。
一方、パチンコ台枠Dの下部板Hは、下部取付け装置Iでパチンコ島Aの下部横木Jに取付けられ、上記において、パチンコ島Aに取付けられたパチンコ台枠Dの前側に、パチンコ台が開閉自在として取付けられる。
パチンコ島Aの下部横木Jは、パチンコ台の重量等の影響によって経年で下降し、また、パチンコ島Aに導入されたパチンコ台枠Dの上部板Eも下降する。
当該装置は、パチンコ台枠Aの上部板Eの下側に固定部材Fを配置して、パチンコ台枠Dの上部板Eを取付けるようにしているので、前述のようにパチンコ島Aの経年劣化で上部板Eが下降してくると、固定部材Fと干渉して取付けすることができず、また、上記のように上部板Eの上下位置によっては、カギ爪部Gが不安定な位置で掛止されて、パチンコ台の開閉等の衝撃で掛止が外れてパチンコ台枠Dおよびパチンコ台が脱落する恐れがあり、パチンコ台の脱落事故を確実に防止することは難しい。
また、特許文献2のパチンコ台枠の取付け装置は、図19で示したように、パチンコ台枠Aの上部板Bの下側に支持具Cを、取外し自在(2点鎖線で示す)に設けて上記特許文献1の問題点の解消を計っている。
当該装置をパチンコ島Dに取付けるには、パチンコ島Dの上横木Eに島取付部Fが固定され、この島取付け部Fに前記支持具Cが取付けられ、パチンコ台枠Aの上部板Bは、上下に相対した上横木Eの下面と支持具Cの上面との間に設置される。
また、上記支持具Cの前端部に形成された先端面受部Gが、上部板Bの前端面に係合して上部板Bの前後方向の移動が規制されている。
前記支持具Cは、パチンコ台枠Aの上部板Bの取付けにおいて、後端部を支点として前端部を下方に開いて上部板Bが導入され、次いで、先端部を上方に閉じるとともにこの支持具Cの後端部に保持具Hを掛止して、上部板Bが取付けられている。
而して、当該特許文献2の取付け装置は、パチンコ台枠Aの上部板Bが前述と同様に下降した場合において、一方、上部板Bの下側に相対する支持具Cの上下位置は固定されているので、前述の特許文献1と同様にして、支持具Cの先端面の掛止位置が一定にならず、また、掛止自体ができないのでパチンコ台の開閉等の衝撃で掛止が外れてパチンコ台枠Aおよびパチンコ台が脱落する原因となる。
また、支持具Cに対する保持具Hの掛止が緩んだり、または、取付が逸失されるとパチンコ台の開閉の衝撃で支持具Cが外れて、パチンコ台枠Aおよび当該パチンコ台枠Aに装着されているパチンコ台が脱落する恐れがある。
上述のようにパチンコ台枠Aの上部板Bの下側に支持具Cを設けて、パチンコ島Dにパチンコ台枠Aを取付ける当該装置では、パチンコ台の脱落事故を確実に防止することができない。
また、特許文献3のパチンコ台枠の取付け装置は、図20で示したように、上述の特許文献2の問題点の解消を計っている。
当該装置をパチンコ島Aに取付けるには、パチンコ島Aの上部横材Bに上部挟持部材Cが固定され、この上部挟持部材Cの下方に下部挟持部材Dが取付けられている。
パチンコ台枠Eをパチンコ島Aに取付けるには、パチンコ台枠Eの上部板Fを、パチンコ島Aの上部横木Bの下側に配置し、上部板Fの下側に下部挟持部材Dを係合するとともに、下部挟持部材Dの後端部を上部挟持部材Cに止着してパチンコ島Aにパチンコ台枠Eが取付けられる。
上記において、下部挟持部材Dの前端部に形成された係止部Gが、パチンコ台枠Eの上部板Fの前端面に係合し、また、上部板Fは下部挟持材Dを介して下面よりビスHで止着されて取付けられる。
上記の特許文献3は、前述の構成によってパチンコ台枠Eの脱落事故を防止するようにしたが、他方、前記ビスHで取付けられる上部板Fの止着個所は、同じ個所にビスHが繰返し止着されるので次第に抜けやすくなり、また、このビスHの止着を忘れたり、もしくは上部挟持部材Cと下部挟持部材Dとの取付けが緩んだり逸失されたりすると、前述の特許文献2と同様にパチンコ台枠Eおよびパチンコ台が脱落する恐れがある。
前述のように、パチンコ台枠Eの上部板Fの下側に下部挟持部材Dを設けて、パチンコ台枠Eを取付ける当該装置ではパチンコ台の脱落事故を確実に防止することができない。
また、特許文献4のパチンコ台枠の取付け装置は、図21で示したように、上述の特許文献4の問題点を解決することを目的としている。
当該装置をパチンコ島Aに取付けるには、パチンコ島Aの横部材Bに傾き調整手段Cを固定し、この傾き調整手段C下方に、上下移動自在および先端部を開扉自在として腕木Dが設けられている。
当該取付け装置において、パチンコ島Aにパチンコ台枠Eを取付けるには、パチンコ台枠Eの上部板Fを前記横部材Bの下側に導入した状態で、まず、腕木Dの前端部を持ち上げ、この前端部の前進規制部Gを上部板Fの前端面に係合させるとともに、上部板Fの後端部を規制ボルトHで押圧して上部板Fを固定し、次いで、腕木Dの後端部、即ち、腕木Dの回転支点の後方に設けられた押圧ネジIを回転操作して、腕木Dの後端部を下降させ、他方、腕木Dの前端部を押上げて、前進規制部Gと上部板Fの前端面との係合を保持した状態でパチンコ台枠Eが取付けられる。
当該特許文献4は前述ように、パチンコ台枠Eの上部板Fの取付けにおいて、腕木Dの上面が上部板Fの下面に係合するまで持ち上げられていないと、前進規制部Gと上部板Fの前端面との掛合状態が不安定となり、また、規制ボルトHや押圧ネジIの押圧操作が不十分であったり、操作が忘れられたりすると、パチンコ台の開扉によって腕木Dの掛止が外れてパチンコ台枠Eおよびパチンコ台が脱落する恐れがある。
上記の如く、パチンコ台枠Eの上部板Fの下側に腕木Dを設けて、パチンコ台枠Eを取付ける当該文献4の取付け装置では、パチンコ台の脱落事故を防止することができない。
また、前述の特許文献1乃至、特許文献4におけるパチンコ台枠の取付け装置において、パチンコ台枠の上下位置の変化において、当該取付け部材の上下位置が対応できない構造の場合はパチンコ台枠の取付け自体ができなくなり、また、パチンコ台枠の上部板の下側に取付け部材を設けて、上部板を取付けるようにした従来の取付け装置では、当該取付け部材の掛止不全や掛止忘れ等で、取付け部材の掛止が外れると落下するので、パチンコ島にパチンコ台枠の上部板を確実に取付けることができない。
上述において、従来のパチンコ台枠の取付け装置では、パチンコ台枠およびパチンコ台の脱落事故を完全に防止することができない。
前記課題を解決するため、この発明のパチンコ台枠の上部取付け装置は、パチンコ島のパチンコ台の設置区画に前記パチンコ台を取付けるにあたり、前記設置区画を構成する上架板にパチンコ台枠の上部板を取付ける前記パチンコ台枠の上部取付け装置であって、前記上架板の下方に導入される前記上部板と前記上架板との間隙に上下方向に移動自在として配置されており、前記上部板の前端面と相対するようにして前端部を垂下曲折して形成されている支持部を有する挟持板と、前記支持部と相対するようにして前記挟持板の後端部に設けられている押圧手段とで構成されており、前記押圧手段は、前記上架板の下方に導入される前記上部板の後端部と相対するようにした押圧部を有し、前記支持部は、前記上架板と前記上部板との前記間隙の上下距離に比較して上下の長さが長く形成されており、前記上架板に前記上部板を取付けるにあたり、前記上部板が前記支持部と干渉しないように後方に傾けられて前記上架板の下方に導入されると、前記上部板の前端面に前記支持部が相対するとともに前記上部板の上面に前記挟持板が落下係合した状態で、前記支持部と前記押圧部とで前記上部板を押圧挟持、押圧解除して、前記パチンコ台枠に対する取付け、取外しを行なうようにしたことを特徴とする
また、前記押圧手段は、前記挟持板の後端部の下側に止着されているナットと、前記ナットに螺着されていて前記支持部と相対するようにした頭部を押圧部とした押圧ボルトとで構成されており、前記押圧ボルトを回して、前記押圧部を前記上部板の後端面の方向に移動させて、前記上部板を前記支持部と前記押圧部とで押圧挟持、押圧解除するようにして前記パチンコ台枠に対する取付け、取外しを行うようにしたことを特徴とする
また、前記挟持板は、後端部から前記支持部に向けて降下傾斜するように形成して、前記上架板と前記上部板との前記間隙に前記挟持板が配置されると、前記上部板の前端面に前記支持部が相対するようにしたことを特徴とする。
また、前記上架板には前記上部板を前方向、後方向に移動する移動調節手段が止着されており、前記移動調節手段の下側には連結手段を介して前記挟持板が上下方向に移動自在に連結されていて、前記上架板の下方に前記上部板が導入されると前記挟持板が前記上部板の上面に落下係合するようにしたことを特徴とする
また、前記移動調節手段は上架板に止着する止着板を有し、前記止着板を前記上架板の上面に配置して、前記上架板の下面から頭部皿形状の螺子で前記上架板を貫通して、前記螺子の頭部が前記上部板の下面と面一もしくは埋没して前記止着板を止着するようにして、前記挟持板が前記上架板と前記上部板との前記間隙内に配置されたときに、前記挟持板が前記止着板および前記螺子と干渉せずに上下方向に移動できるようにしたことを特徴とする
また、前記移動調節手段は前記上架板の下面に止着されている止着板を有し、前記止着板は前記挟持板の左右外側個所に分岐形成されており、前記挟持板が前記上架板と前記上部板との前記間隙内に配置されたときに前記挟持板が前記止着板と干渉せずに上下方向に移動できるようにしたことを特徴とする
この発明のパチンコ台枠の上部板の取付け装置は、前述のようにしてパチンコ島における、パチンコ台枠の設置区画を構成する上架板に、パチンコ台枠の上部板を取付けるものであり、また、上部板の取付け手段が、移動調節手段の下側に上下移動自在として設けられて、設置区画内にパチンコ台枠が配置された状態では、上部取付け手段の挟持板の下側に、パチンコ台枠の上部板が配置されて、取付け手段が自重で降下することで、挟持板が上部板の上面に当接するとともに、この挟持板の支持部と押圧手段の押圧部とが、上部板の前端面と後端面に夫々相対するので、パチンコ台枠の上部板は前後方向の移動が規制されて、当該パチンコ台枠の上部は設置区画内、即ち、パチンコ島から逸脱することがない。
上記のように、設置区画内にパチンコ台枠が配置された状態では、パチンコ台枠が外れることがないので、パチンコ台枠の下部の取付け作業において、パチンコ台枠の上部を支えなくとも行うことができ、パチンコ台枠の取付け作業が効率良く行える。
また、パチンコ台枠の上部の取付けにおいて、上述のように、取付け手段が自重で降下して、上部板の上面に挟持板が当接しているので、当該上部板の取付けにおいて挟持板を保持しなくても取付け作業ができ、また、取付け手段の操作部の操作不足や操作忘れ、またはパチンコ台の開閉等による衝撃の影響で取付け個所が弛んでも、挟持板の支持部が上部板の前端面から外れることがないので、パチンコ台枠の脱落を原因とするパチンコ台の脱落事故を未然に防止することができる。
また、挟持板の前端部が降下できるようにして連結手段に枢着している実施例では、上部板の取付け加圧操作において、挟持板の後端部が連結手段を介して持ち上がり、この後端部の上昇が規制された状態で、他方、挟持板の前端部に下降圧力が加わり、挟持板の前端部が上部板の上面を加圧した状態で取付けられるので、挟持板の支持板が上部板の前端面との係合から外れることがなく、パチンコ台枠の脱落によるパチンコ台の脱落事故を未然に防止することができる。
また、前述のように、パチンコ島に止着された移動調節手段の下側に、パチンコ台枠の取付け手段を上下移動自在として連結したので、パチンコ台の重量等の影響でパチンコ島の膳板が下がって、パチンコ島の上架板の下面とパチンコ台枠の上部板の上面との間隙が拡大しても、挟持板が上部板同様に下降して支持部と上部板の前端面との係合状態が変らず、これらを原因とするパチンコ台枠の脱落事故が未然に防止される。
また、前記挟持板を、後端部から前端部の支持部に向けて下方に傾斜状に曲折した実施例では、挟持板の前端部の下面がパチンコ台枠の上部板の上面を押圧した状態で取付けられるので、支持部が上部板の前端面との係合を離脱することがなく、パチンコ台枠の脱落事故が未然に防止される。
また、前記押圧手段による取付け操作の不完全もしくは、操作が逸失されたとしても、挟持板の支持部と上部板の前端面との係合状態は変らないので、パチンコ台枠の脱落事故が未然に防止される。
また、前記挟持板を、パチンコ台枠の設置区画内にパチンコ台枠を取付けた状態において、設置区画内の上架板の下面と、パチンコ台枠の上部板の上面との間隔に比較して、挟持板の支持部の上下長さを長く形成した実施例では、挟持板の支持部が持ち上げられても、パチンコ台枠の上部板の前端面には支持部が必ず係合して上部板の前方向の移動を規制するので、押圧手段による取付け操作の不完全もしくは、取付け操作が逸失されたとしても、パチンコ台枠の脱落事故が未然に防止される。
また、前記パチンコ島の上架板の下面側に、取付け手段の挟持板が設置される構成において、移動調節手段の止着部を上架板の上面に配置して取付けるようにした実施例では、挟持板が止着部と干渉することがなく、また、上架板に止着部を止着するにあたり、頭部皿形状の螺子で、上架板の下面側から上架板を貫通して螺子の突出端で止着板を止着するとともに、当該螺子の頭部が上架板の下面に埋没するようにして止着したので、挟持板が、前記螺子の頭部と干渉せずに前後に移動でき、パチンコ台枠およびパチンコ台の取付け傾斜角度を所定の傾斜に設定することができる。
また、パチンコ台枠の上部板は、この発明の取付け手段によって従来装置に比べて取付けがより堅固となっているので、一方、パチンコ台の開閉等における衝撃で、パチンコ島の上架板との取付け個所に従来装置以上の負荷がかかるが、前述のように上架板を、螺子の頭部と懸架部材の止着部とで上下より挟んで当該装置を取付けるようにしたので、高重量のパチンコ台の開閉の繰り返しにおいても取付け個所の弛みが未然に防止される。
また、当該移動調節手段は、移動調節ボルトの操作部を回転操作することで、パチンコ台枠の下部取付け個所を支点として、上部を前後方向に移動して、パチンコ台枠の傾斜角度を所定の傾斜に設定することができる。
また、前記移動調節手段の止着部を上架板の下面に止着した実施例では、懸架部材の止着部が前記挟持板と干渉しないように、挟持板の左右外側個所に分岐形成して、設置区画内の上架板の下面側に配置するとともに、螺子で上架板の下面に止着したので、パチンコ台枠の上部板の上面との間隙内に設けられた挟持板が、前記止着部と干渉せずにパチンコ台枠およびパチンコ台の取付け傾斜角度を所定の傾斜に設定することができる。
パチンコ台が設置されたパチンコ島の一部切り欠き正面図。 図1のA-A線に沿う縦断面図。 図2における、この発明のパチンコ台枠の上部取付け装置の拡大断面図。 図3のB-B線に沿う平断面図。 パチンコ台枠の上部取付け装置の分解斜視図。 パチンコ島の設置区画に、パチンコ台枠を取付ける手順を示す説明図。 上記図6の次位の取付け手順を示す説明図。 上記図7の次位の取付け手順を示す説明図。 上記図8の次位の取付け手順を示す説明図。 挟持板の他の実施例を示す、上部取付け装置の断面図 上記図10の実施例において、パチンコ台枠の上部板の取付け状態を示す断面図。 挟持板の他の実施例を示す、上部取付け装置の断面図。 懸架部材の他の実施例を示す断面図。 懸架部材の他の実施例を示す、分解斜視図。 連結手段の他の実施例を示す、分解斜視図。 図15の実施例の連結手段を示す断面図。 従来の取付け装置の設置状態を示す斜視図。 同上、取付け装置の断面図 従来の他の取付け装置を示す断面図。 従来の他の取付け装置を示す断面図。 従来の他の取付け装置を示す断面図。
以下、図1~図21を参照して、この実施形態を通じて本発明を詳説する。
図1はパチンコ島1の設置区画2にパチンコ台枠3およびパチンコ台4が設置された状態を例示している。
設置区画2は、上架板5と、膳板6の上面に設けられた規準板7および、左右の台間柱8とで形成されている。
上記のパチンコ島1にパチンコ台4を取付けるには、設置区画2にパチンコ台枠3を配置して取付けた後に、このパチンコ台枠3にパチンコ台4が取付けられる。
パチンコ台枠3は、木製またはアルミ製であり、上部板9と、下部板10と、この下部板10の前面に固着された前板11および、上部板9と下部板10を上下に接続した左右の縦桟12a、12bとで方形の枠を構成して、前記設置区画2内に配置した状態で、パチンコ島の上架板5の左右に止着されているこの発明の上部取付け装置13a、13bで、当該上部板9が、上架板5に取付けられ、他方、下部板10はビスやクギ等の止着手段14で規準板7および膳板6に止着されている。
パチンコ台4は、パチンコ台枠3の前側に装着されるとともにパチンコ台枠3の左側の縦残12aの上下個所に設けられたヒンジピン3aを支点として前側に開閉自在に装着され、内部の点検等においてパチンコ島1に対して90°程度の角度で開き、一方、パチンコ台枠3の前側に閉扉して、この右端部がパチンコ台枠3に対して施錠される。
而して、パチンコ台4が前記のように90°開扉した時に、パチンコ台枠3の上部板9に対する左側の取付け個所、即ち、左の上部取付け装置13aにパチンコ台4の荷重が集中する。
また、図2で示したように、当該上部取付け装置13a、13bは、パチンコ島1の上架板5に止着した後述の移動調節手段15および、この移動調節手段15の下方に連結した取付け手段16によって、パチンコ台枠3の上部板9が取付けられるので、この移動調節手段15の操作で、パチンコ台枠3の上部は、他方、下部板10の止着手段14を支点として前後に移動してパチンコ台枠3の傾斜を調節することができ、パチンコ台枠3の前側に装着したパチンコ台4の傾斜を同様に調節することができる。
この発明の上部取付け装置13a、13bは、図3乃至、図5で示したように、挟持板17と押圧手段18とで構成したパチンコ台枠3の上部板5の取付け手段16と、移動調節手段15と、この取付け手段16と移動調節手段15を上下に連結した連結手段20とで構成している。
挟持板17は、前端部21を下向きに曲折して支持部22を形成し、他方、後端部を同様に下方に曲折して掛止部23とするとともに、この後端部の左右には、止着穴24が穿設された止着板25を一体で曲折して相対している。
また、挟持板17は、図5乃至、図9で示したように胴部26を平坦とするかもしくは、図10と、図11で示したように前端部21が下方に傾斜するように胴部26を曲折している。
また、押圧手段18は、左右両側面に螺子穴27が形成されたナット28と、このナット28に螺着する押圧ボルト29とで構成し、ナット28は、挟持板17の後端部に形成した掛止部23が切欠部28aに掛止されるようにして、挟持板17の止着板25の内側に配置され、後述の螺子65で挟持板17に止着されている。
押圧ボルト29は、径大な押圧部31がナット28の前側に臨むとともに、この押圧部31が挟持板17の支持部22と対向するようにして、螺子穴82を介してナット28に螺着し、他方、後端部がナット28から突出するとともに、この後端部に螺子穴32aを介して押螺子32bでノブ32を取付けて操作部30aとしている。
上記の挟持板17と押圧手段18とで、パチンコ台枠3の上部板5の取付け手段16が構成されている。
また、移動調節手段15は、前側の垂下部34に軸受穴35および止着穴36が穿設され、後側の垂下部37には軸受け凹部38が形成された逆U字形状の懸架部材39と、止着穴40が穿設された止着板42とで構成されている。
前記止着板42の後部左右には、後述の連結ナット43の左右両側面に係合する揺止部44が、連続して一体で形成されている。
一方、懸架部材39の垂下部34および垂下部37を、止着板42の下側から、この揺止部44の内側に挿入して、垂下部34が係合する取付溝44aおよび、垂下部37が係合する揺止部44との内側係合箇所を溶接して、止着板42を懸架部材39に一体に固着している。
上記の垂下部34、37には、連結ナット43に螺着した移動調節ボルト45が軸架し、この移動調ボルト45は、前端に径小な軸部46を形成し、また、後部に案内溝47を穿設するとともに後端部には、螺子穴48aを介して押螺子48bでノブ48を取付けて操作部30bとしている。
移動調節ボルト45は、垂下部34と37への軸架において、螺着している連結ナット43を左右の揺止部44の内側に挿入し、先端の軸部46を垂下部34の軸受穴35に挿入し、他方、案内溝47を垂下部37の軸受け凹部38に係合し、また、案内溝47の下側を同様の軸受け凹部49が形成された受具50で支承して、懸架部材39に回転自在に設けられている。
上記の受具50は平面コ型形状であり、移動調節ボルト45の取付けにおいて、止着穴51が穿設された左右の止着部52を、揺止部44の外側に配置し、止着穴51を介して螺子53を揺止部44の螺子穴54に螺着し、移動調節ボルト45の前後の移動を規制するとともに回転自在に支承している。
また、連結手段20は、平面コ型に曲折したケーシング55で構成され、このケーシング55は左右に相対した案内部56に、長穴57およびこの下方に止着穴58が穿設され、後部面には押圧ボルト29が挿通する軸穴59が穿設されている。
このケーシング55で前記移動調節手段15の下側に上部板9の取付け手段16が連結される。
図3乃至、図5で示したように、連結ナット43の下方に取付け手段16を臨ませ、挟持板17の左右の止着板25と後端の掛止部23の内側に、前記押圧ボルト29を螺着したナット28を配置するとともに、前記ケーシング55の案内部56の内側に連結ナット43および挟持板17の止着板25を摺動自在に配置して、ケーシング55の軸穴59に押圧ボルト29を挿通し、次いで、挟持板17の掛止部23が、ナット28の切欠部28aとケーシング55の後部内面とで挟まれた状態で、螺子65をケーシング55の止着穴58および挟持板17の止着穴24を介してナット28の螺子穴27に螺着し、また、ケーシング55の長穴57を介して連結ナット43の透穴62に蝶ボルト63を貫通し、この蝶ボルト63の突出端に袋ナット64を螺着して、移動調節手段15の下側に取付け手段16を連結する。
上述の構成において、パチンコ台枠3の上部板5の取付け手段16は、蝶ボルト63が長穴57内を上下に移動できる範囲で同様に上下に移動でき、当該装置がパチンコ島1の上架板9に取付けられている状態で、蝶ボルト63にケーシング55の長穴57の上部穴縁が掛止されている。
前述の上部取付け装置13a、13bは、移動調節手段15と取付け手段16とが分離した状態で取付けが行われ、最初に移動調節手段15をパチンコ島1の上架板5の左右個所に止着するが、図1乃至、図5によってこの取付け工事を説明する。
まず、パチンコ島1の上架板5の後方に移動調節手段15を設け、移動調節手段15の止着板42を上架板5の上面に配置して、懸架部材39の前側の垂下部34を上架板5の後端面5aに当接した状態で、他方、頭部皿形状の螺子71で上架板5の下面から上架板5を貫通するとともに、螺子71の突出端を止着板42の止着穴40に螺入して、止着板42を上架板5の上面に固定するが、一方、螺子71の頭部71aが上架板5の下面に埋没して平坦面となるように止着して、次位の、取付け手段16の連結において挟持板17との干渉が防止される。
上記の取付け工事によって移動調節手段15が上架板5の後方に堅固に取付けられる。
また、上記の螺子71を先端部に切削刃が形成されたドリルネジとした場合は、止着部の止着穴40にネジを切削形成しながら螺入して止着板42を上架板5に取付けるが、一方、上架板5に透穴を穿設し、この透穴に螺子71を挿通してこの突出端にナット(図示せず)を螺着するようにして上架板5に止着板42を取付けるようにしてもよい。
次ぎに、前記移動調節手段15の下方に、前記上部板9の取付け手段16を連結するが、先ず、ケーシング55を連結ナット43に被嵌し、ケーシング55の一方の長穴57より蝶ボルト63を挿入して、ケーシング55および連結ナット43の透穴62を貫通し、この蝶ボルト63の先端に袋ナット64を螺着してケーシング55を連結ナット43に取付けることで、上部取付け手段16は、長穴57の上下範囲で上下方向移動自在として連結される。
また、図13と、図14は懸架部材39の前記止着板42の他の実施例を示し、この懸架部材39の前部39aをL型に曲折するとともに左右に相対するように分岐して止着板74を一体で形成し、この止着板74には止着穴75が形成され、一方、懸架部材39の後部の垂下部72には、前述と同様にして移動調節ボルト45が受具50で取付けられている。
上記実施例の移動調節手段15を上架板5に取付けるには、懸架部材39の止着板74を上架板5の下面に配置するとともに前部39aを上架板5の後端面5aに当接して、止着穴75を介して螺子76で止着板74を上架板5の下面に止着する。
一方、止着板74を上記構成としたので、後述において上架板5の下面側に臨む挟持板17は、左右の止着板74の内側に配置されるので干渉が防止される。
次ぎに、この発明のパチンコ台枠3の上部取付け装置13が上架板5に取付けられた状態で、パチンコ台枠3をパチンコ島1に取付ける手順を説明する。
先ず、図6に示したように、パチンコ台枠3の上部を後方に傾けて設置区画2内に導入して上部板9の前角9aを挟持板17の下面に当接する。
一方、上記パチンコ台枠の3導入にあたり、ノブ32を回して押圧ボルト29の押圧部31をケーシング55まで後退させて上部板9との干渉を防止する。
挟持板17は先端部が下降した姿勢で、ケーシング55とともに自重で降下し、長穴57の上端部に蝶ボルト63が位置して落下が防止される。
次ぎに、図7で示したように、上部板9の前角部9aで挟持板17持ち上げるとともに、手でケーシング55を持ち上げて、上部板9の前角部9aが挟持板17の支持部22の内側に係合するようにパチンコ台枠3を起立させて設置区画2内に配置する。
次いで、図8で示したように下部板10をパチンコ島1の規準板7の上に載置し、この前板11の前面を規準板7の前面と合わせて、下部板10の左右個所をビスや釘などの止着手段14で規準板7および膳板6に止着する。
次ぎに、図8で示したように、挟持板17の支持部22の内側に上部板9の前端面が係合し、上部板9の上面に挟持板17の下面が係合した状態で、押圧ボルト29のノブ32を回して、上部板9の後端面を押圧部31で押圧して、上部板9を支持部22とで押圧挟持する。
上記の上部板9の取付けにおいて図9で示したように、さらにノブ32を回すと挟持板17が撓んで、ケーシング55が上方に移動し、長穴57の下端が蝶ボルト63に掛止された状態で、他方、挟持板17の先端部に下向きの力が加わり、挟持板17が上部板9の上面を押圧して、支持部22が上部板9の前端面から離脱することなく、パチンコ台枠3が堅固に取付けられる。
一方、パチンコ台枠3の上記取付けにおいて、ノブ32の操作が不完全であったり、操作が忘れられたとしても、挟持板17が上部板9の上面に自重で降下しているので、支持部22が上部板9の前端面から外れることがなく、パチンコ台枠3の脱落事故が防止される。
上記上部板10の取付けにおいて、図10に示したように挟持板17をバネ材等の弾性板材で形成して、この胴部26を前端部21にかけて下方に曲折した実施例では、上記と同様にしてノブ32を回転操作して上部板9を取付けるにあたり、支持部22の内側の角が、他方、上部板9の前部上角9aを下方に弾機的に押圧した状態で取付けられるので、図11で示したように、支持部22は上部板9の前端面との係合から外れることがない。
図15と、図16は、連結手段20の他の実施例を示している。
挟持板17の後端部の上面には、四角管状のガイド部材77が溶接等で固着立設し、他方、後端部の下面には前述と同様にしてナット28が同様に溶接等で固着している。
ナット28の螺子穴82には、押圧ボルト29が、この頭部の押圧部31を挟持板17の支持部22と相対するようにして螺着し、また、押圧ボルト29の後端部にはノブ32が螺子穴32aを介して押螺子32bで固定されて、操作部30aが形成されている。
上記構成の連結手段20は、移動調節手段15に設けられている連結ナット43を、ガイド部材77内に挿入して、連結手段20の下側に、取付け手段16を上下移動自在に連結している。
また、ガイド部材77の一側には透穴78と連通してナット79が固着し、一方、このナット79に螺着した押螺子80の先端が、連結ナット43に穿設した縦溝81に係合している。
上記実施例の連結手段20は、移動調節手段15の下側に取付け手段16が、上下に移動自在として連結され、押螺子80が縦溝81の上部溝端に掛止された状態で落下が規制され、前述と同様にして、挟持板17がパチンコ台枠3の上部板5の上面に降下当接し、また、上部板5の前後が支持部22と押圧手段18とで押圧挟持されてパチンコ台枠3の上部が取付けられるので、前述と同様にパチンコ台枠3の脱落事故が未然に防止される。
パチンコ島1は図2で示したように、設置工事において予め所定の傾斜で床面に建てられているが、当該パチンコ台枠の上部取付け装置13a、13bにおいて、前述のようにしてパチンコ台枠3をパチンコ島1に取付けた後に、ノブ48を回転して挟持板17の支持部22の前後位置、即ち、パチンコ台枠3の上部板9の前端面の位置を、パチンコ島1の前面から約20mm後方、即ち、パチンコ台枠3の前板11の厚み相当距離F後退させた位置に合わせて、パチンコ台枠3にパチンコ台4を取付けることで、このパチンコ台4はパチンコ島1の傾斜と略同じ傾斜で取付けられる。
一方、パチンコ台1は、機種によって傾斜角度が推奨されているので、上記の取付け後にパチンコ台枠3の縦桟12の後端面に傾斜測定器Cを当てて傾斜を測定するとともに、ノブ48を回して所定の傾斜に調節する。
上記の傾斜の測定および調節は、パチンコ台枠3にパチンコ台4が取付けられる事前に行なってもよい。
また、図3で示したように、パチンコ島1の設置区画2内にパチンコ台枠3が設置された状態において、上架板5の下面と上部板9の上面とは、一般的に4mm程度の間隙Dが形成するように設計されている。
上記の間隙Dは、パチンコ台枠3の取付け易さや、パチンコ台枠9を所定の傾斜に設定する場合に、上部板9がこの間隙D内で同様に傾斜できるようにしている。
また、図12で示したように、挟持板17の支持部22の上下の長さEを前記間隔Dに比較して長く形成すれば、挟持板17が間隔D内で上下に移動しても、パチンコ台枠3の上部板9との係合を離脱することがないので、パチンコ台枠3およびパチンコ台4の脱落事故が確実に防止できる。
この発明のパチンコ台枠の上部取り付け装置は、前述の構成であり、パチンコ島1に取付けられたパチンコ台枠3およびパチンコ台4の脱落事故を未然に防止することができる。
1・・・パチンコ島
2・・・設置区画
3・・・パチンコ台枠
4・・・パチンコ台
5・・・上架板
6・・・膳板
7・・・規準板
8・・・台間柱
9・・・上部板
10・・・下部板
11・・・前板
12a、12b・・・縦桟
13a、13b・・・上部取付け装置
14・・・止着手段
15・・・移動調節手段
16・・・取付け手段
17・・・挟持板
18・・・押圧手段
20・・・連結手段
21・・・前端部
22・・・支持部
23・・・掛止部
26・・・胴部
27・・・螺子穴
28・・・ナット
29・・・押圧ボルト
30a・・・操作部
30b・・・操作部
31・・・押圧部
32・・・ノブ
32a・・・螺子穴
32b・・・押螺子
34・・・垂下部
37・・・垂下部
38・・・軸受け凹部
39・・・懸架部材
40・・・止着穴
42・・・止着板
43・・・連結ナット
44・・・揺止部
45・・・移動調節ボルト
46・・・軸部
47・・・案内溝
48・・・ノブ
48a・・・螺子穴
48b・・・押螺子
49・・・軸受け凹部
50・・・受具
51・・・止着穴
52・・・止着部
53・・・螺子
54・・・螺子穴
55・・・ケーシング
56・・・案内部
57・・・長穴
58・・・止着穴
59・・・軸穴
60・・・螺子穴
61・・・螺子
62・・・透穴
63・・・蝶ボルト
64・・・袋ナット
71・・・螺子
71a・・・頭部
74・・・止着板
75・・・止着穴
76・・・螺子
77・・・ガイド部材
79・・・ナット
80・・・押螺子
81・・・縦溝

Claims (6)

  1. パチンコ島のパチンコ台の設置区画に前記パチンコ台を取付けるにあたり、前記設置区画を構成する上架板にパチンコ台枠の上部板を取付ける前記パチンコ台枠の上部取付け装置であって、
    前記上架板の下方に導入される前記上部板と前記上架板との間隙に上下方向に移動自在として配置されており、前記上部板の前端面と相対するようにして前端部を垂下曲折して形成されている支持部を有する挟持板と、
    前記支持部と相対するようにして前記挟持板の後端部に設けられている押圧手段とで構成されており、
    前記押圧手段は、前記上架板の下方に導入される前記上部板の後端部と相対するようにした押圧部を有し、
    前記支持部は、前記上架板と前記上部板との前記間隙の上下距離に比較して上下の長さが長く形成されており、
    前記上架板に前記上部板を取付けるにあたり、前記上部板が前記支持部と干渉しないように後方に傾けられて前記上架板の下方に導入されると、前記上部板の前端面に前記支持部が相対するとともに前記上部板の上面に前記挟持板が落下係合した状態で、前記支持部と前記押圧部とで前記上部板を押圧挟持、押圧解除して、前記パチンコ台枠に対する取付け、取外しを行なうようにしたことを特徴とするパチンコ台枠の上部取付け装置。
  2. 前記押圧手段は、前記挟持板の後端部の下側に止着されているナットと、
    前記ナットに螺着されていて前記支持部と相対するようにした頭部を押圧部とした押圧ボルトとで構成されており、
    前記押圧ボルトを回して、前記押圧部を前記上部板の後端面の方向に移動させて、前記上部板を前記支持部と前記押圧部とで押圧挟持、押圧解除するようにして前記パチンコ台枠に対する取付け、取外しを行うようにしたことを特徴とする前記請求項1に記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
  3. 前記挟持板は、後端部から前記支持部に向けて降下傾斜するように形成して、前記上架板と前記上部板との前記間隙に前記挟持板が配置されると、前記上部板の前端面に前記支持部が相対するようにしたことを特徴とする前記請求項1に記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
  4. 前記上架板には前記上部板を前方向、後方向に移動する移動調節手段が止着されており、前記移動調節手段の下側には連結手段を介して前記挟持板が上下方向に移動自在に連結されていて、前記上架板の下方に前記上部板が導入されると前記挟持板が前記上部板の上面に落下係合するようにしたことを特徴とする前記請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
  5. 前記移動調節手段は上架板に止着する止着板を有し、前記止着板を前記上架板の上面に配置して、前記上架板の下面から頭部皿形状の螺子で前記上架板を貫通して、前記螺子の頭部が前記上部板の下面と面一もしくは埋没して前記止着板を止着するようにして、前記挟持板が前記上架板と前記上部板との前記間隙内に配置されたときに、前記挟持板が前記止着板および前記螺子と干渉せずに上下方向に移動できるようにしたことを特徴とする前記請求項4に記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
  6. 前記移動調節手段は前記上架板の下面に止着されている止着板を有し、前記止着板は前記挟持板の左右外側個所に分岐形成されており、前記挟持板が前記上架板と前記上部板との前記間隙内に配置されたときに前記挟持板が前記止着板と干渉せずに上下方向に移動できるようにしたことを特徴とする前記請求項4に記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
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