JP7078698B2 - 電気的特性測定方法 - Google Patents
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回路基板搬送保持装置14は、基板Pを搬送して保持するものであり、基板Pの搬送方向をx方向、幅方向をy方向、厚み方向をz方向とする。y方向、z方向は、それぞれ、部品実装機2の前後方向、上下方向である。部品供給装置16は、基板Pに装着される部品sを供給するものであり、複数のテープフィーダ20等を含む。複数のテープフィーダ20は、それぞれ、リール保持部50、図示しない送り装置等を含み、リール保持部50に保持されたリール8に巻かれた部品テープ6を送り装置により送り穴11を利用して1ピッチずつ送る。
ステップ101(以下、S101と略称する。他のステップについても同様とする)において、部品sが部品保持台上に載置されたか否かが判定される。吸着ノズル23が部品保持台40へ移動させられて部品sが放された場合に、判定がYESとなり、S102において、LCRの測定が行われる。接近・離間装置46により一対の測定子42,44が接近させられ、部品sが両側から把持され、保持台移動装置49により部品保持台40が初期位置から測定位置へ移動させられ、その状態で、部品sに電流が流され、LCR検出回路48においてLCR値が求められるのである。S103において、LCR値を表す情報であるLCR値情報がホストコンピュータ4に出力され、S104において、LCR値が規格値と公差とで決まる適正範囲内にあるか否かが判定される。適正範囲内にある場合には、S105においてLCR値が適正であると判断され、適正範囲から外れている場合には、S106において不適正であると判断される。LCR値が不適正であると判定され場合には、例えば、そのことを表す情報、リール8の交換指示等がディスプレイ80に表示されるようにすること等ができる。
部品実装機2において、ホストコンピュータ4から供給された実装シーケンスに基づいて、複数の実装情報と複数の「部品sを特定する情報および部品保持台40上の部品載置位置(x0、y0)等を含む載置情報」等とが、作業順に並んで構成されたデータ群である実装・載置シーケンスが作成されて、記憶部72に記憶させられる。
なお、載置情報等はホストコンピュータ4において追加されて、実装・載置シーケンスが部品実装機2に供給されるようにすることもできる。
S1において、ホストコンピュータ4に、そのリール8のID(リールIDa)と対応して記憶されている使用済個数Cが読み込まれ、使用済個数Cに1を加えた値が予定カウンタのカウント値C*の初期値とされる(C*=C+1)。予定カウンタは、使用済個数Cとこれから使用される部品sの個数とを合わせた個数をカウントするものであり、初期値は、基板Pの各々への部品の実装が開始されるそれぞれの時点における部品テープ6の先頭に位置する部品sの、新品である場合の先頭に位置する部品sから起算した個数(C+1)である。以下、本明細書において、予定カウンタのカウント値を予定カウント値と略称する。次に、S2において、整数の変数kの初期値k0が決定される(k←k0)。初期値k0は、(C*/NA)の値の整数部分に1を加えた値とされるが、予定カウント値C*が1である場合(例えば、リール8が新品であり、かつ、第1枚目の基板Pへの部品の実装が開始される場合)には初期値k0も1となる。
このように、本実施例においては、LCRの測定、適否の判断が行われる設定時間の間(S25)、実装作業が行わない。実装作業が中止させられ、LCRが測定され、適正であると判断された後に、実装作業が再開されるのである。
なお、上記データ処理プログラムは、部品実装機2における一連の実装作業において行われるとは限らず、同一のまたは異なる部品実装機2において行われる複数回の実装作業に渡って行われる場合がある。
以上のように、本実施例においては、部品実装機2における実装作業に要する時間を短くすることができる。
また、実装作業の開始前に、先頭に位置の部品のLCRを測定して、測定値が適正であると判断された場合に、その部品テープにより供給された部品の実装作業が開始されるようにすることができる。そして、実装作業が開始された後においては、実施例1、実施例2または実施例1と実際例2とを合わせた態様で、部品テープ6の中間に位置する部品sのLCRが測定されるようにすることができる。
S3の判定がNOである場合に、S7bにおいて、最小の乱数xが読み込まれ、S8aにおいて、予定カウント値C*が乱数xと一致するか否かが判定される。一致する場合には判定がYESとなり、S9において、次に、載置情報が追加される。そして、S11aにおいて、次に小さい乱数xが読み込まれ、S5,6が実行され、S7,S8aが実行される。以下、S5,6,7,8aが、予定カウント値C*と乱数xとが一致するまで繰り返し実行される。このように、LCRの測定対象の部品sがランダムに選択されるため、母集団の電気的特性の推定をより正確に行うことができる。
また、図15のシーケンスに従ってヘッド移動装置22が制御されて、部品sのLCRが測定される当該部品実装機2を、LCRの測定のみが実行され、実装作業が行われない電気的特性測定専用機として用いることも可能である。その場合には、回路基板搬送保持装置14は不可欠ではない。
そのため、例えば、測定対象の部品sが8本の吸着ノズル33のうちの第4番目にピックアップされた場合には、その部品sのLCRの測定のために、ヘッド32を基板PからLCR測定装置36へ移動させることになり、望ましくない。そのため、本実施例においては、ヘッド32による1回の実装作動が終了した後に、部品sが8本の吸着ノズル33のうちの1本にピックアップされて、部品保持台40に載置されるようにした。
S61,62において、実装シーケンスに含まれる実装情報が順番に特定されて、カウントされる。nは、実装シーケンスに含まれる実装情報の先頭からの個数であり、個数をカウントする個数カウンタのカウント値である。S63において、その特定した実装情報がリールIDaに対応する部品sの実装情報であるか否かが判定され、判定がYESである場合には、S64において予定カウント値C*が1増加させられる。S65において、後述する未測定フラグがONであるか否かが判定され、判定がNOである場合には、S66において、リールIDaに対応する部品sの予定カウント値C*が式(C*=k×NA)を満たすか否かが判定され、S67において、実装情報の個数nがMA(8)の倍数であるか否かが判定される。そして、S66の判定がYES,S67の判定がNOである場合は、載置情報を追加することが望ましくないため、S68において、未測定フラグがONとされ、載置情報の追加が見送られる。未測定フラグは、追加すべき載置情報が追加されない場合にONとされるフラグである。
なお、個数カウンタのカウント値nは、1枚分の実装情報のカウントを開始する毎に0にリセットされる(S2a)ようにしても、一連の実装作業が終了するまでリセットされないようにしてもよい。
Claims (1)
- 長手方向に並んだ多数の部品を保持する部品テープによって供給される部品をピックアップして運んで回路基板に装着する実装作業が行われる部品実装機において、前記部品テープに長手方向に並んで保持された多数の部品のうち先頭に位置する部品と中間に位置する部品とを含む複数の部品の電気的特性を、前記部品実装機に設けられた前記電気的特性測定装置を利用してそれぞれ測定する電気的特性測定方法であって、
前記複数の部品が、前記部品テープの長手方向に並んで保持された多数の部品のうちの予め定められた設定個数毎に位置する複数の部品を含み、
当該電気的特性測定方法が、前記先頭に位置する部品の電気的特性の測定は、前記部品実装機における部品の実装作業を中止して行い、前記中間に位置する部品の電気的特性の測定は、前記部品実装機における部品の実装作業と並行して行う場合において、前記予め定められた設定個数毎に位置する複数の部品の電気的特性をそれぞれ測定することを特徴とする電気的特性測定方法。
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