JP7078506B2 - 走行状態検出装置、および、これを備えた作業機械 - Google Patents
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本実施形態による走行状態検出装置1は、作業機械に設けられている。作業機械は、例えば油圧ショベルである。作業機械20およびトラック40の側面図である図1に示すように、作業機械20は、下部走行体21と、上部旋回体22と、アタッチメント23と、ブレード24と、を備えている。なお、作業機械20は、後述するキャブ26内にいるオペレータにより直接操作されるものであっても、キャブ26の外部にいるオペレータにより遠隔操作されるものであってもよい。
走行状態検出装置1は、2つの地点間に架け渡された渡し部材の上を走行する左右の走行クローラ25の走行状態を検出するものである。ここで、本実施形態において、渡し部材は、図1に示すように、トラック40の荷台41と地面との間に架け渡された左右一対の梯子状部材30である。
ここで、上述したように、第1センサ2および第2センサ3は、下部走行体21に対して上部旋回体22が正面を向いている際に、梯子状部材30を検出可能である。また、第3センサ4および第4センサ5は、下部走行体21に対して上部旋回体22が正面を向いている際に、梯子状部材30を検出可能である。よって、上部旋回体22が旋回することで、下部走行体21に対して上部旋回体22が正面を向いていない場合には、コントローラ6は、左右の走行クローラ25の少なくとも一方が梯子状部材30を踏み外すか否かを正しく判定できない。
次に、走行状態検出制御のフローチャートである図7を用いて、走行状態検出装置1の動作を説明する。
以上に述べたように、本実施形態に係る走行状態検出装置1によれば、第1センサ2の検出位置は、右側の走行クローラ25の進行方向の前方であって、右側の走行クローラ25の軌道上に位置されている。よって、右側の走行クローラ25の進行方向の前方に梯子状部材30が存在しないときに、第1センサ2は梯子状部材30を検出しない。また、第2センサ3の検出位置は、左側の走行クローラ25の進行方向の前方であって、左側の走行クローラ25の軌道上に位置されている。よって、左側の走行クローラ25の進行方向の前方に梯子状部材30が存在しないときに、第2センサは梯子状部材30を検出しない。そこで、左右の走行クローラ25が梯子状部材30の上を走行している際に、第1センサ2および第2センサ3の少なくとも一方が、梯子状部材30を検出しない場合に、左右の走行クローラ25の少なくとも一方が梯子状部材30を踏み外すと判定する。この判定結果に基づいて、左右の走行クローラ25が梯子状部材30を踏み外さないようにすることで、梯子状部材30の上で作業機械20を安全に走行させることができる。
2 第1センサ
3 第2センサ
4 第3センサ
5 第4センサ
6 コントローラ(判定手段、警告制御手段)
7 警告装置(警告手段)
11 測距センサ
20 作業機械
21 下部走行体
22 上部旋回体
23 アタッチメント
24 ブレード
25 走行クローラ
26 キャブ
27 検出器
28 走行モータ(走行駆動手段)
29 メインコントローラ(駆動制御手段)
30 梯子状部材
31 縦材
32 横材
33 隙間
40 トラック
41 荷台
51 測距センサ
52 測距センサ
Claims (9)
- 左右の走行クローラを備えた下部走行体の上部に上部旋回体が旋回可能に設けられた作業機械に設けられ、2つの地点間に架け渡された渡し部材の上を走行する前記左右の走行クローラの走行状態を検出する走行状態検出装置であって、
前記上部旋回体に設けられて、前記下部走行体に対して前記上部旋回体が正面を向いている際に、前記渡し部材をそれぞれ検出可能な第1センサおよび第2センサと、
前記第1センサおよび前記第2センサの検出結果に基づいて、前記左右の走行クローラの走行状態を判定する判定手段と、
を有し、
前記第1センサの検出位置は、右側の前記走行クローラの進行方向の前方であって、右側の前記走行クローラの軌道上に位置されており、
前記第2センサの検出位置は、左側の前記走行クローラの進行方向の前方であって、左側の前記走行クローラの軌道上に位置されており、
前記判定手段は、前記左右の走行クローラが前記渡し部材の上を走行している際に、前記第1センサおよび前記第2センサの少なくとも一方が、前記渡し部材を検出しない場合に、前記左右の走行クローラの少なくとも一方が前記渡し部材を踏み外すと判定することを特徴とする走行状態検出装置。 - 前記渡し部材が、その長手方向に沿った左右一対の縦材に、前記長手方向に沿って横材を一定間隔で固定した、梯子状の部材であり、
前記第1センサおよび前記第2センサの各々は、それぞれが前記横材を検出可能な複数の測距センサを有し、
前記複数の測距センサの各々の検出位置は、前記走行クローラの長手方向に互いに所定間隔だけ離されており、
前記判定手段は、前記第1センサおよび前記第2センサの少なくとも一方において、前記複数の測距センサの全てが前記横材を検出しない場合に、前記左右の走行クローラの少なくとも一方が前記渡し部材を踏み外すと判定することを特徴とする請求項1に記載の走行状態検出装置。 - 前記渡し部材の長手方向において、前記横材の幅は、前記横材同士の間の隙間の幅よりも広く、
前記走行クローラの長手方向において、前記所定間隔は、前記横材の幅よりも狭く、前記横材同士の間の隙間の幅よりも広いことを特徴とする請求項2に記載の走行状態検出装置。 - 前記第1センサの検出位置は、右側の前記走行クローラの前進方向の前方に位置されており、
前記第2センサの検出位置は、左側の前記走行クローラの前進方向の前方に位置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の走行状態検出装置。 - 前記上部旋回体に設けられて、前記下部走行体に対して前記上部旋回体が正面を向いている際に、前記渡し部材をそれぞれ検出可能な第3センサおよび第4センサをさらに有し、
前記判定手段は、前記第3センサおよび前記第4センサの検出結果に基づいて、前記左右の走行クローラの走行状態を判定し、
前記第3センサの検出位置は、右側の前記走行クローラの後進方向の前方であって、右側の前記走行クローラの軌道上に位置されており、
前記第4センサの検出位置は、左側の前記走行クローラの後進方向の前方であって、左側の前記走行クローラの軌道上に位置されており、
前記判定手段は、前記左右の走行クローラが前記渡し部材の上を後進している際に、前記第3センサおよび前記第4センサの少なくとも一方が、前記渡し部材を検出しない場合に、前記左右の走行クローラの少なくとも一方が前記渡し部材を踏み外すと判定することを特徴とする請求項4に記載の走行状態検出装置。 - 前記渡し部材が、その長手方向に沿った左右一対の縦材に、前記長手方向に沿って横材を一定間隔で固定した、梯子状の部材であり、
前記第3センサおよび前記第4センサの各々は、それぞれが前記横材を検出可能な複数の測距センサを有し、
前記複数の測距センサの各々の検出位置は、前記走行クローラの長手方向に互いに所定間隔だけ離されており、
前記判定手段は、前記第3センサおよび前記第4センサの少なくとも一方において、前記複数の測距センサの全てが前記横材を検出しない場合に、前記左右の走行クローラの少なくとも一方が前記渡し部材を踏み外すと判定することを特徴とする請求項5に記載の走行状態検出装置。 - 前記渡し部材の長手方向において、前記横材の幅は、前記横材同士の間の隙間の幅よりも広く、
前記走行クローラの長手方向において、前記所定間隔は、前記横材の幅よりも狭く、前記横材同士の間の隙間の幅よりも広いことを特徴とする請求項6に記載の走行状態検出装置。 - 警告を発することが可能な警告手段と、
前記判定手段が、前記左右の走行クローラの少なくとも一方が前記渡し部材を踏み外すと判定した場合に、前記警告手段に警告を発生させる警告制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の走行状態検出装置。 - 請求項1~8のいずれか1項に記載の走行状態検出装置と、
前記走行クローラを駆動させる走行駆動手段と、
前記下部走行体に対して前記上部旋回体が正面を向いていることを検出可能な検出器と、
前記検出器が、前記上部旋回体が正面を向いていることを検出しない場合に、前記走行駆動手段に前記走行クローラの駆動を停止させる駆動制御手段と、
を有することを特徴とする作業機械。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018183295A JP7078506B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 走行状態検出装置、および、これを備えた作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018183295A JP7078506B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 走行状態検出装置、および、これを備えた作業機械 |
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JP7078506B2 true JP7078506B2 (ja) | 2022-05-31 |
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ID=69995465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (3)
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JP2004314822A (ja) | 2003-04-17 | 2004-11-11 | Iseki & Co Ltd | 走行車両における走行制御装置 |
JP2017128270A (ja) | 2016-01-21 | 2017-07-27 | 株式会社内山商会 | ブリッジ |
JP2019127731A (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 走行状態検出装置、および、これを備えた作業機械 |
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JPH0522015Y2 (ja) * | 1986-02-10 | 1993-06-07 | ||
JPH03119006U (ja) * | 1990-03-13 | 1991-12-09 |
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2018
- 2018-09-28 JP JP2018183295A patent/JP7078506B2/ja active Active
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