JP7077994B2 - 塗工装置及び塗工装置の位置合わせ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイ及びバックアップロールを備える塗工装置及び塗工装置の位置合わせ方法に関する。
従来から、基材に塗料を塗工するための塗工装置として、ダイと、ダイと間隔を空けて配置されるバックアップロールとを備えるものが知られている。ダイは、バックアップロールの外周面に沿う状態でダイとバックアップロールとの間を搬送される基材に対し、塗料を塗工する。
図11(a)に示すように、ダイ80は、第1ヘッド部81と、第2ヘッド部82と、第1ヘッド部81と第2ヘッド部82との間に配置される板状のシム83と、塗料が流れるスロット84とを有する。ダイ80は、第1ヘッド部81の第1平面部81aと、第2ヘッド部82の第2平面部82aと、シム83のリップ側縁部83aとによって形成され、かつスロット84が開口するリップ面80aを有する。ダイ80は、リップ面80aが基材と対向するように配置される。スロット84の開口部から塗料が吐出されることにより、基材に塗料が塗工される。このような塗工装置では、ダイ80のリップ面80aとバックアップロール90の外周面との距離Aを調整することによって、基材に対する塗料の塗工厚を調整できる。
ところで、図11(b)に示すように、シム83のリップ側縁部83aが第1ヘッド部81の第1平面部81aや第2ヘッド部82の第2平面部82aよりも突出していると、基材に対して所望の厚みで塗料を塗工できなくなる虞がある。その一方で、図11(c)に示すように、第1ヘッド部81の第1平面部81a及び第2ヘッド部82の第2平面部82aがシム83のリップ側縁部83aよりも突出していると、スロット84の開口部から吐出されて基材に塗工されるはずの塗料の一部が、第1ヘッド部81と第2ヘッド部82とシム83のリップ側縁部83aとによって形成された隙間85に漏れ出すことがある。隙間85に漏れ出した塗料がスロット84の開口部とは異なる位置でリップ面80aから流出した場合には、基材における意図しない部分に塗料が付着してしまう。以上のことから、第1ヘッド部81の第1平面部81a、第2ヘッド部82の第2平面部82a、及びシム83のリップ側縁部83aは、同一平面上に位置するのが好ましい。
しかしながら、第1ヘッド部81、第2ヘッド部82、及びシム83を組み立ててダイ80を形成する際、目視によって、第1ヘッド部81の第1平面部81a、第2ヘッド部82の第2平面部82a、及びシム83のリップ側縁部83aを同一平面上に位置合わせすることは困難である。
特許文献1には、第1ヘッド部及び第2ヘッド部に対するシムの位置合わせが可能な流体塗布装置が開示されている。シムは、リップ側縁部とは反対側にストッパーを有する。シムのストッパーを、第1ヘッド部における第1平面部とは反対側の面、及び第2ヘッド部における第2平面部とは反対側の面に突き当てることによって、第1ヘッド部及び第2ヘッド部に対してシムを位置合わせする。
特開2014-39913号公報
しかしながら、ストッパーが設けられたシムを用いて位置合わせする場合、第1ヘッド部81、第2ヘッド部82、及びシム83の寸法公差によっては、第1ヘッド部81の第1平面部81a、第2ヘッド部82の第2平面部82a、及びシム83のリップ側縁部83aが同一平面上に位置合わせされない虞がある。
また、塗工装置では、第1ヘッド部81、第2ヘッド部82、及びシム83の位置合わせをすることに加えて、基材に対して所望の塗工厚で塗料を塗工するためにダイ80のリップ面80aとバックアップロール90の外周面との位置合わせを行う必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの位置合わせを可能とするとともに、ダイのリップ面とバックアップロールとの位置合わせ作業を容易にする塗工装置及び塗工装置の位置合わせ方法を提供することにある。
上記問題点を解決するための塗工装置は、第1ヘッド部の第1平面部と、第2ヘッド部の第2平面部と、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に配置されたシムのリップ側縁部とによって形成され、かつスロットが開口するリップ面を有するダイと、前記ダイのリップ面と間隔を空けて配置されるロール本体、及び前記ロール本体を軸支する回転軸を有するバックアップロールと、を備えた塗工装置であって、前記ロール本体の外周面よりも外側に配置される位置合わせ部材と、前記位置合わせ部材を前記回転軸に対して相対回動可能に接続するアームとを有する位置合わせ機構を備え、前記位置合わせ機構は、前記位置合わせ部材における前記ロール本体の外周面と対向する面とは反対側の面に、平面状の位置合わせ面を有することを要旨とする。
これによれば、アームを回転軸に対して回動させ、第1ヘッド部の第1平面部、第2ヘッド部の第2平面部、及びシムのリップ側縁部を位置合わせ部材の位置合わせ面に当接させることで、第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの寸法公差の影響を受けることなく、第1ヘッド部の第1平面部、第2ヘッド部の第2平面部、及びシムのリップ側縁部を同一平面上に位置合わせできる。第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの位置合わせ後、アームを回転軸に対して回動させることによって、ダイとバックアップロールとの間から位置合わせ部材を移動させ、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせを行う。このため、位置合わせ部材が、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせの妨げになることがない。また、位置合わせ部材はロール本体の外周面の外側に配置されているため、第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの位置合わせにより、ダイのリップ面はロール本体の外周面と向かい合う状態となる。このため、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせをする際、ダイのリップ面をロール本体の外周面と対向させる作業が不要になる。よって、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせが容易になる。
また、上記塗工装置について、前記位置合わせ面は、前記回転軸の回転軸線と平行であるのが好ましい。
これによれば、第1ヘッド部の第1平面部、第2ヘッド部の第2平面部、及びシムのリップ側縁部の位置合わせにより、ダイのリップ面は、ロール本体の外周面に対して平行に配置される。このため、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせをする際には、ダイのリップ面をロール本体の外周面に対して平行に配置する作業が不要になる。よって、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせがより容易になる。
上記問題点を解決するための塗工装置の位置合わせ方法は、第1ヘッド部の1平面部と、第2ヘッド部の第2平面部と、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に配置されたシムのリップ側縁部とによって形成され、かつスロットが開口するリップ面を有するダイと、前記ダイのリップ面と間隔を空けて配置されるロール本体、及び前記ロール本体を軸支する回転軸を有するバックアップロールと、を備えた塗工装置の位置合わせ方法であって、前記ロール本体の外周面よりも外側に配置される位置合わせ部材と、前記位置合わせ部材を前記回転軸に対して相対回動可能に接続するアームとを有する位置合わせ機構によって、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部と前記シムとの位置合わせを行う第1位置合わせ工程と、前記アームを前記回転軸に対して回動させることにより、前記ダイと前記バックアップロールとの間から前記位置合わせ部材を移動させた後、前記ダイのリップ面と前記ロール本体の外周面との位置合わせを行う第2位置合わせ工程と、を備え、前記第1位置合わせ工程では、前記位置合わせ部材における前記ロール本体の外周面と対向する面とは反対側の面に設けられた平面状の位置合わせ面に、前記第1ヘッド部の第1平面部、前記第2ヘッド部の第2平面部、及び前記シムのリップ側縁部を当接させることを要旨とする。
これによれば、第1位置合わせ工程では、アームを回転軸に対して回動させ、第1ヘッド部の第1平面部、第2ヘッド部の第2平面部、及びシムのリップ側縁部を位置合わせ部材の位置合わせ面に当接させることで、第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの寸法公差の影響を受けることなく、第1ヘッド部の第1平面部、第2ヘッド部の第2平面部、及びシムのリップ側縁部を同一平面上に位置合わせできる。第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの位置合わせ後、アームを回転軸に対して回動させることによって、ダイとバックアップロールとの間から位置合わせ部材を移動させ、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせを行う。このため、位置合わせ部材が、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせを行う第2位置合わせ工程の妨げになることがない。また、位置合わせ部材はロール本体の外周面の外側に配置されているため、第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシム位置合わせにより、ダイのリップ面はロール本体の外周面と向かい合う状態となる。このため、第2位置合わせ工程では、ダイのリップ面をロール本体の外周面と対向させる作業が不要になる。よって、ダイのリップ面とロール本体の外周面との位置合わせが容易になる。
本発明によれば、第1ヘッド部、第2ヘッド部、及びシムの位置合わせを可能とするとともに、ダイのリップ面とバックアップロールとの位置合わせ作業を容易にする。
電極シートの平面図。 塗工装置の分解斜視図。 塗工装置の端面図。 ダイの断面図。 バックアップロール及び位置合わせ機構の側面図。 塗工装置の位置合わせ方法を示す断面図。 塗工装置の位置合わせ方法を示す断面図。 塗工装置の位置合わせ方法を示す断面図。 位置合わせ機構の別例を示す断面図。 (a),(b)は位置合わせ機構の別例を示す側面図。 (a)は塗工装置の断面図、(b),(c)はダイの断面図。
以下、塗工装置及び塗工装置の位置合わせ方法を具体化した一実施形態を図1~図8にしたがって説明する。本実施形態の塗工装置は、電極シートの製造に用いられる。
まず、電極シート10について説明する。
図1に示すように、電極シート10は、長尺帯状の金属箔11と、金属箔11の両面に存在する活物質層12とを備える。本実施形態の活物質層12は、金属箔11の長手方向全体に亘って存在するとともに、金属箔11の短手方向の中央に一定の幅Wで存在する。電極シート10は、活物質層12が存在せず、金属箔11が露出した未塗工部13を備える。本実施形態の未塗工部13は、金属箔11の長手方向全体に亘って存在するとともに、金属箔11の短手方向の両端に存在する。このような電極シート10を、例えば、図1に二点鎖線で示す形状に切断することによって、複数の電極が製造される。製造された電極は、リチウムイオン二次電池等の蓄電装置に用いられる。短手方向の両端に未塗工部13を有する電極シート10の場合、例えば、電極シート10の短手方向で2枚の電極が製造可能である。
次に、電極シート10の製造方法について説明する。
電極シート10は、基材としての長尺帯状の金属箔11を長手方向に搬送しながら、金属箔11の両面に活物質層12を形成することで製造される。電極シート10の製造方法は、金属箔11の一方の面に塗料としての活物質合剤12aを塗工する第1塗工工程と、金属箔11の他方の面に塗料としての活物質合剤12aを塗工する第2塗工工程とを備える。活物質合剤12aは、活物質、導電剤、バインダ、及び溶媒を混合したペーストである。第1塗工工程は、後述する塗工装置20によって行われる。また、電極シート10の製造方法は、金属箔11の両面に塗工された活物質合剤12aを乾燥させる乾燥工程と、金属箔11の両面に塗工された活物質合剤12aをプレスすることにより、活物質の密度を所望の密度まで上げるプレス工程とを備える。これにより、活物質合剤12aは活物質層12となり、電極シート10が完成する。
次に、塗工装置について詳述する。
図2に示すように、塗工装置20は、ダイ21と、バックアップロール22と、バックアップロール22に設けられた位置合わせ機構23とを備える。
図3に示すように、バックアップロール22は、ダイ21と間隔を空けて併設されたロール本体41と、ロール本体41を軸支する回転軸42とを備える。本実施形態では、ダイ21とバックアップロール22とは水平方向に併設されている。ロール本体41の外径は、回転軸42の軸方向全体で一定である。また、回転軸42の軸方向におけるロール本体41の寸法は、後述するダイ21のリップ面21aの寸法よりも長い。回転軸42には、図示しないモータが接続されている。モータが回転軸42を回転させると、ロール本体41は回転軸42と一体回転する。回転軸42の軸方向は、金属箔11の短手方向と一致する。金属箔11は、回転するバックアップロール22のロール本体41の外周面に沿う状態でダイ21とバックアップロール22との間を搬送される。ダイ21は、バックアップロール22に対して水平方向に相対移動可能である。
図2に示すように、ダイ21は、ブロック状の第1ヘッド部31と、第2ヘッド部32と、第1ヘッド部31と第2ヘッド部32との間に配置される板状のシム33とを備える。第1ヘッド部31は、シム33と対向する内端面31aと、第1ヘッド部31の厚み方向における内端面31aとは反対側の外端面31bと、内端面31aと外端面31bとを接続する側端面31cとを有する。同様に、第2ヘッド部32は、シム33と対向する内端面32aと、第2ヘッド部32の厚み方向における内端面32aとは反対側の外端面32bと、内端面32aと外端面32bとを接続する側端面32cとを有する。内端面31a,32a及び外端面31b,32bは長方形状である。内端面31a,32aの長手方向の寸法は、外端面31b,32bの長手方向の寸法と同じであり、内端面31a,32aの短手方向の寸法は、外端面31b,32bの短手方向の寸法よりも大きい。第2ヘッド部32は、内端面32aから外端面32bに向けて凹むマニホールド34を有する。
第1ヘッド部31の側端面31cは、内端面31a側に位置する第1平面部311と、第1平面部311と連続するとともに外端面31b側に位置する第1斜面部312とを有する。第2ヘッド部32の側端面32cは、内端面32a側に位置する第2平面部321と、第2平面部321と連続するとともに外端面32b側に位置する第2斜面部322とを有する。第1平面部311及び第2平面部321は、内端面31a,32aと直交する。第1斜面部312及び第2斜面部322は、内端面31a,32aに対して傾斜している。
シム33は、一直線上に並ぶ一対のリップ側縁部としての第1縁部33aと、一対の第1縁部33aと平行な第2縁部33bとを有する。各第1縁部33aは直線状である。シム33は、一対の第1縁部33aの間に、第2縁部33bに向けて凹む凹部35を有する。凹部35は、底部35aと、底部35aの一端と一方の第1縁部33aとを繋ぐ第1内側部35bと、底部35aの他端と他方の第1縁部33aとを繋ぎ、第1内側部35bと対向する第2内側部35cとを有する。
図4に示すように、ダイ21において、第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33は、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aが同一平面上に位置するように重なっている。ダイ21は、第1ヘッド部31の第1平面部311と、第2ヘッド部32の第2平面部321と、シム33の第1縁部33aとによって形成された平面状のリップ面21aを有する。ダイ21は、リップ面21aが金属箔11と対向するように配置される。
ダイ21は、第1ヘッド部31の内端面31aと、第2ヘッド部32の内端面32aと、シム33の凹部35とによって区画されるスロット21bを有する。スロット21bは、リップ面21aに開口する。ダイ21は、スロット21bが金属箔11の短手方向に沿って開口するように配置される。ダイ21の内部において、スロット21bとマニホールド34とは連通する。活物質合剤12aは、図示しないタンクから図示しないポンプにより圧送されてマニホールド34に供給される。マニホールド34に供給された活物質合剤12aは、スロット21bの開口部から吐出されることにより金属箔11に塗工される。
金属箔11への活物質合剤12aの塗工幅Wは、スロット21bの幅とほぼ同じになる。スロット21bの幅は、シム33の第1縁部33aに沿う方向における第1内側部35bと第2内側部35cとの距離Pと一致する。したがって、第1内側部35bと第2内側部35cとの距離Pが異なるシム33を複数枚用意しておけば、シム33を取り替えるだけで塗工幅Wを容易に変更できる。また、金属箔11への活物質合剤12aの塗工厚は、ダイ21のリップ面21aと金属箔11におけるダイ21側の面との距離によって決まる。よって、図3に示すダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との距離Aを調整することにより、金属箔11に対する活物質合剤12aの塗工厚を調整できる。
図2及び図5に示すように、位置合わせ機構23は、位置合わせ部材としての長方形状の第1プレート51と、第1プレート51の長手方向の一端部から第1プレート51の厚さ方向に延びるアームとしての第1アーム52とを備える。また、位置合わせ機構23は、位置合わせ部材としての長方形状の第2プレート53と、第2プレート53の長手方向の一端部から第2プレート53の厚さ方向に延びるアームとしての第2アーム54とを備える。
第1プレート51の長手方向の寸法は、シム33の一方の第1縁部33aの寸法よりも長く、第2プレート53の長手方向の寸法は、シム33の他方の第1縁部33aの寸法よりも長い。第1プレート51及び第2プレート53の短手方向の寸法はそれぞれ、第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33が重なる方向におけるダイ21のリップ面21aの寸法よりも長い。
第1プレート51は、第1アーム52における第1プレート51とは反対側の端部がベアリング55を介して回転軸42に接続されることにより、バックアップロール22に取り付けられている。また、第2プレート53は、第2アーム54における第2プレート53とは反対側の端部がベアリング55を介して回転軸42に接続されることにより、バックアップロール22に取り付けられている。このため、第1アーム52及び第2アーム54は、回転軸42と連れ回りしない。第1アーム52及び第2アーム54には、図示しない回転シリンダがそれぞれ接続されている。回転シリンダが第1アーム52及び第2アーム54を回転軸42に対して回動させると、第1プレート51及び第2プレート53も回転軸42に対して回動する。
第1アーム52は、回転軸42におけるロール本体41よりも一端側の部位に取り付けられ、第2アーム54は、回転軸42におけるロール本体41よりも他端側の部位に取り付けられている。第1プレート51は、ロール本体41の軸方向の中央よりも一端側の部分の外周面の外側に配置され、第2プレート53は、ロール本体41の軸方向の中央よりも他端側の部分の外周面の外側に配置されている。位置合わせ機構23は、第1プレート51及び第2プレート53におけるロール本体41の外周面と対向する面とは反対側の面に、平面状の位置合わせ面51a,53aを有する。図5に示すように、本実施形態の位置合わせ面51a,53aは、回転軸42の回転軸線Lと平行である。
次に、塗工装置の位置合わせ方法について説明する。なお、塗工装置20の位置合わせを行う際、第1プレート51及び第1アーム52の動作と第2プレート53及び第2アーム54の動作は同じである。よって、以下の説明では、第1プレート51及び第1アーム52の動作について説明し、第2プレート53及び第2アーム54の動作については説明を省略する。
塗工装置の位置合わせ方法は、組立前の第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33の位置合わせを行うとともに、第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33を組み立ててダイ21を形成する第1位置合わせ工程を備える。第1位置合わせ工程は、位置合わせ機構23を用いて行われる。また、塗工装置の位置合わせ方法は、ダイ21とバックアップロール22との位置合わせを行う第2位置合わせ工程を備える。
図6に示すように、第1位置合わせ工程では、まず、図示しない回転シリンダにより、第1アーム52を回転軸42に対して回動させることにより、第1プレート51を位置合わせ位置に移動させる。本実施形態では、第1プレート51が位置合わせ位置にあるとき、位置合わせ面51aは水平方向と直交する。
次に、組立前の第2ヘッド部32の上にシム33を重ね、シム33の上に第1ヘッド部31を重ねる。このとき、第2ヘッド部32の第2平面部321、シム33の第1縁部33a、及び第1ヘッド部31の第1平面部311を、第1プレート51の位置合わせ面51aにそれぞれ当接させる。これにより、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aは、同一平面上に位置合わせされる。
そして、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを第1プレート51の位置合わせ面51aに当接させた状態で、第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33を図示しないボルトによって互いに固定する。これにより、平面状のリップ面21aを有するダイ21が形成される。ダイ21のリップ面21aは、ロール本体41の外周面と向かい合う。また、本実施形態では、ダイ21のリップ面21aは、ロール本体41の外周面と平行に配置される。
その後、図7に示すように、ダイ21を水平方向においてバックアップロール22から離れる向きに移動させる。このとき、ダイ21のリップ面21aと位置合わせ面51aとの平行な関係は維持される。ダイ21の移動後、図示しない回転シリンダにより、第1アーム52を回転軸42に対して回動させて、第1プレート51を位置合わせ位置から非位置合わせ位置に移動させる。第1プレート51が非位置合わせ位置にあるとき、ダイ21のリップ面21aとバックアップロール22との間には第1プレート51が位置しない。本実施形態では、第1プレート51が非位置合わせ位置にあるとき、位置合わせ面51aは重力方向と直交する。
図8に示すように、第2位置合わせ工程では、ダイ21とバックアップロール22との位置合わせを行う。具体的には、金属箔11の短手方向における塗工厚の偏りを抑制するために、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面とを平行に配置する。また、金属箔11に対する活物質合剤12aの塗工厚が所望の厚みとなるように、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との距離Aを調整する。本実施形態では、第1位置合わせ工程により、ダイ21のリップ面21aは、ロール本体41の外周面に対して既に平行に配置されている。このため、本実施形態の第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との距離Aの調整のみを行う。ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との平行な関係を維持したまま、ダイ21を水平方向においてバックアップロール22に近付く向きに移動させることで、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との距離Aを所定の距離に設定する。
これにより、塗工装置20の位置合わせが完了し、金属箔11への活物質合剤12aの塗工が開始される。
本実施形態の作用について説明する。
塗工装置20は、第1プレート51及び第1アーム52を有する位置合わせ機構23を備える。第1プレート51は、平面状の位置合わせ面51aを有する。第1アーム52は、第1プレート51をバックアップロール22の回転軸42に対して相対回動可能に接続する。
第1位置合わせ工程では、第1アーム52を回転軸42に対して回動させ、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを第1プレート51の位置合わせ面51aに当接させる。これにより、第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33の寸法公差等の影響を受けることなく、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを同一平面上に位置合わせできる。
第1位置合わせ工程後、第1アーム52を回転軸42に対して回動させ、ダイ21とバックアップロール22との間から第1プレート51を移動させる。これにより、第1プレート51が、ダイ21とバックアップロール22との位置合わせを行う第2位置合わせ工程に対して妨げになることがない。
第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aとバックアップロール22のロール本体41の外周面との位置合わせを行う。例えば、バックアップロール22とは独立した位置合わせプレートを用いて第1位置合わせ工程を行った場合、第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面とを対向させる作業が必要になる。これに対し、本実施形態では、バックアップロール22のロール本体41の外周面の外側に配置された位置合わせ機構23を用いて第1位置合わせ工程を行っている。このため、ダイ21のリップ面21aは、バックアップロール22のロール本体41の外周面と既に対向している。よって、第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aをロール本体41の外周面と対向させる作業が不要である。
また、本実施形態の第1プレート51の位置合わせ面51aは、回転軸42の回転軸線Lと平行である。このため、第1位置合わせ工程において第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを位置合わせするだけで、ダイ21のリップ面21aは、ロール本体41の外周面と平行に配置される。よって、本実施形態の第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との距離Aを調整するだけでよい。
本実施形態の効果について説明する。
(1)塗工装置20は、第1プレート51と第1アーム52とを有する位置合わせ機構23を備える。第1プレート51は、平面状の位置合わせ面51aを有する。第1アーム52は、第1プレート51をバックアップロール22の回転軸42に対して相対回動可能に接続する。
第1位置合わせ工程では、第1アーム52を回転軸42に対して回動させ、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを、第1プレート51の位置合わせ面51aに当接させる。これにより、第1ヘッド部31、第2ヘッド部32、及びシム33の寸法公差の影響を受けることなく、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを同一平面上に位置合わせできる。つまり、ダイ21のリップ面21aを平面状にできる。
また、第1位置合わせ工程の完了後、第1アーム52を回転軸42に対して回動させ、ダイ21とバックアップロール22との間から第1プレート51を移動させる。これにより、第1プレート51が、ダイ21のリップ面21aとバックアップロール22のロール本体41の外周面との位置合わせを行う第2位置合わせ工程の妨げになることがない。
さらに、第1プレート51は、ロール本体41の外周面の外側に配置されている。このため、第1位置合わせ工程において、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを位置合わせするだけで、ダイ21のリップ面21aはロール本体41の外周面と向かい合うように配置される。よって、第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aをロール本体41の外周面に対向させる作業が不要になる。よって、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との位置合わせが容易になる。
(2)第1プレート51の位置合わせ面51aは、回転軸42の回転軸線Lと平行である。このため、第1位置合わせ工程において、第1ヘッド部31の第1平面部311、第2ヘッド部32の第2平面部321、及びシム33の第1縁部33aを位置合わせするだけで、ダイ21のリップ面21aは、ロール本体41の外周面と平行に配置される。よって、第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aをロール本体41の外周面に対して平行に配置する作業が不要になり、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との距離Aの調整のみを行えばよい。その結果、ダイ21のリップ面21aとロール本体41の外周面との位置合わせがより容易になる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 位置合わせ部材の形状は、板状に限定されず、例えば直方体状であってもよい。
○ 位置合わせ機構23の構成は、以下のように変更してもよい。
図9に示すように、第1プレート51におけるロール本体41の外周面と対向する面とは反対側の面51bには、平面状の底面511を有する凹部51cが形成されていてもよい。この場合、凹部51cの底面511が位置合わせ面として機能する。図示しないが、同様に、第2プレート53におけるロール本体41の外周面と対向する面とは反対側の面には、平面状の底面を有する凹部が形成されていてもよい。この場合、凹部の底面が位置合わせ面として機能する。
図10(a)に示す位置合わせ機構23は、位置合わせ部材としての長方形状のプレート61と、プレート61の長手方向の一端部からプレート61の厚さ方向に延びるアームとしての第1アーム62と、プレート61の長手方向の他端部からプレート61の厚さ方向に延びるアームとしての第2アーム63とを備える。第1アーム62は、回転軸42におけるロール本体41よりも一端側の部位にベアリング64を介して接続され、第2アーム63は、回転軸42におけるロール本体41よりも他端側の部位にベアリング64を介して接続されている。プレート61は、ロール本体41の軸方向全体において、ロール本体41の外周面の外側に配置されている。プレート61は、ロール本体41の外周面と対向する面とは反対側の面に、平面状の位置合わせ面61aを有する。
図10(b)に示す位置合わせ機構23は、位置合わせ部材としての長方形状のプレート71と、プレート71の長手方向の一端部からプレート71の厚さ方向に延びるアーム72とを備える。アーム72は、回転軸42におけるロール本体41よりも一端側の部位にベアリング73を介して接続されている。プレート71は、ロール本体41の軸方向全体において、ロール本体41の外周面の外側に配置されている。プレート71は、ロール本体41の外周面と対向する面とは反対側の面に、平面状の位置合わせ面71aを有する。
○ 位置合わせ面51aは、回転軸42の回転軸線Lと平行でなくてもよい。この場合、第2位置合わせ工程では、ダイ21のリップ面21aがロール本体41の外周面に対して平行になるようにダイ21の配置を調整する。
○ ダイ21とバックアップロール22とが併設される方向は、水平方向に限定されない。
○ 回転軸42に対する第1アーム52及び第2アーム54の回動は、手動で行ってもよい。
○ 基材は、金属箔11に限定されず、例えば織物状や網状の集電体でもよい。
○ 塗料は、活物質合剤12aに限定されず、例えばセラミックスラリーや粘着剤などでもよい。
○ 電極シート10は、金属箔11の一方の面に活物質層12が形成され、金属箔11の他方の面には活物質層12が形成されない構成であってもよい。この場合、電極シート10の製造において第2塗工工程は省略される。
○ 電極シート10は、短手方向の一方の端のみに未塗工部13を有する構成であってもよいし、未塗工部13が形成されない構成であってもよい。
○ 製造する電極の形状に応じて、電極シート10の切断形状を適宜変更してもよい。例えば、電極シート10の短手方向で1枚の電極を製造してもよい。また、電極シート10を長手方向において所望の長さに切断して電極を製造してもよい。
20…塗工装置、21…ダイ、21a…リップ面、21b…スロット、22…バックアップロール、23…位置合わせ機構、31…第1ヘッド部、32…第2ヘッド部、33…シム、33a…リップ側縁部としての第1縁部、41…ロール本体、42…回転軸、51…位置合わせ部材としての第1プレート、51a…位置合わせ面、52…アームとしての第1アーム、53…位置合わせ部材としての第2プレート、53a…位置合わせ面、54…アームとしての第2アーム、61…位置合わせ部材としてのプレート、61a…位置合わせ面、62…アームとしての第1アーム、63…アームとしての第2アーム、71…位置合わせ部材としてのプレート、71a…位置合わせ面、72…アーム、311…第1平面部、321…第2平面部、L…回転軸線。

Claims (3)

  1. 第1ヘッド部の第1平面部と、第2ヘッド部の第2平面部と、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に配置されたシムのリップ側縁部とによって形成され、かつスロットが開口するリップ面を有するダイと、
    前記ダイのリップ面と間隔を空けて配置されるロール本体、及び前記ロール本体を軸支する回転軸を有するバックアップロールと、
    を備えた塗工装置であって、
    前記ロール本体の外周面よりも外側に配置される位置合わせ部材と、前記位置合わせ部材を前記回転軸に対して相対回動可能に接続するアームとを有する位置合わせ機構を備え、
    前記位置合わせ機構は、前記位置合わせ部材における前記ロール本体の外周面と対向する面とは反対側の面に、平面状の位置合わせ面を有することを特徴とする塗工装置。
  2. 前記位置合わせ面は、前記回転軸の回転軸線と平行である請求項1に記載の塗工装置。
  3. 第1ヘッド部の1平面部と、第2ヘッド部の第2平面部と、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に配置されたシムのリップ側縁部とによって形成され、かつスロットが開口するリップ面を有するダイと、
    前記ダイのリップ面と間隔を空けて配置されるロール本体、及び前記ロール本体を軸支する回転軸を有するバックアップロールと、
    を備えた塗工装置の位置合わせ方法であって、
    前記ロール本体の外周面よりも外側に配置される位置合わせ部材と、前記位置合わせ部材を前記回転軸に対して相対回動可能に接続するアームとを有する位置合わせ機構によって、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部と前記シムとの位置合わせを行う第1位置合わせ工程と、
    前記アームを前記回転軸に対して回動させることにより、前記ダイと前記バックアップロールとの間から前記位置合わせ部材を移動させた後、前記ダイのリップ面と前記ロール本体の外周面との位置合わせを行う第2位置合わせ工程と、
    を備え、
    前記第1位置合わせ工程では、前記位置合わせ部材における前記ロール本体の外周面と対向する面とは反対側の面に設けられた平面状の位置合わせ面に、前記第1ヘッド部の第1平面部、前記第2ヘッド部の第2平面部、及び前記シムのリップ側縁部を当接させることを特徴とする塗工装置の位置合わせ方法。
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