JP7077161B2 - 車両のドア開閉制御方法及び装置 - Google Patents

車両のドア開閉制御方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両のドア開閉制御方法及び装置に関するものである。
自動運転車などの車外にいるユーザの認証用情報を取得し、取得した認証用情報と予め記憶した認証参照用情報とを用いて車外にいるユーザの認証の可否を判断し、これらの情報が一致したら、ロックしていたドアを開いてユーザの当該自動運転車への乗り込みを許可するドアの開閉制御方法が知られている(特許文献1)。
特開2017-186010号公報
しかしながら、上記従来技術は、車外におけるユーザの待機位置を確認せずにドアを開けるので、ドアの回動範囲にユーザがいる場合でもドアを自動的に開けてしまうおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザとドアとの干渉が抑制できる車両のドア開閉制御方法及び装置を提供することである。
本発明は、ユーザが携帯する携帯端末機で受信した、車両の乗車地点に配置された電波を発信する無線機からの電波の電波強度を検出し、検出された電波強度に基づいて、乗車地点に到着した車両の回動式ドアの回動範囲に前記ユーザが入るか否かを判定し、ユーザがドアの回動範囲に入らないと判断した場合に、ドアを開く制御を実行することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、ユーザが携帯する携帯端末機で受信する無線機からの電波の電波強度は、車両の乗車地点からの距離に相関するので、ユーザの待機位置が回動式ドアの回動範囲に入るか否かを判定できる。したがって、ユーザがドアの回動範囲に入らないと判断した場合に、ドアを開く制御を実行することによって、ユーザとドアとの干渉を抑制することができる。
本発明に係る車両のドア開閉制御方法及び装置を用いた営業用車両の管理システムの一例を示すブロック図である。 図1の営業用車両の管理システムにおいて、乗車地点に配置された無線機とユーザが所持する携帯端末機とを示す図である。 図2のユーザが乗車地点に近づき通過した場合に、ユーザが所持する携帯端末機で検出される電波強度と時間との関係を示すグラフである。 複数の乗車地点をユーザが通過した場合に携帯端末機で検出される電波強度と時間との関係を示す図及びグラフである。 図1の営業用車両の管理システムにおいて、乗車地点に配置された無線機と、ユーザが所持する携帯端末機と、営業用車両のドアの回動範囲とを示す図である。 図1の営業用車両の管理システムにて実行される主な制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の車両のドア開閉制御方法及び装置は、特に限定はされないが、相乗り車両や共用車両などの営業用車両Vを用いてユーザを乗車地点(出発地点)から降車地点(目的地点)まで運搬する場合に、予め乗車予約したユーザが予約した乗車地点に到着したときの当該ユーザの乗車時などに利用して好ましいものである。以下に述べる実施形態に係る営業用車両の管理システムSの前提として、不特定多数のユーザUが乗車可能な乗車地点Pnは、予め決められた地点とされ、各乗車地点Pnに近距離通信用の電波を発信する無線機2が配置され、ユーザUは無線機2からの電波を受信可能な携帯端末機3を所持しているものとする。なお、降車地点は、予め決められた地点であっても任意の地点であってもよい。また、相乗り車両や共用車両などの営業用車両Vは、無人運転車両であっても有人運転車両であってもよい。以下、図1に示す営業用車両の管理システムSを用いて、本発明に係る車両のドア開閉制御方法及び装置の一実施の形態を説明する。
各乗車地点Pnに設けられた無線機2は、WiFiやBluetooth(登録商標)といった所定帯域の近距離通信用の電波を発信する装置である。各無線機2からの電波の発信のON/OFFは、インターネットなどの電気通信回線網4を介してサーバー1の管理部11により制御される。管理部11は、電気通信回線網4を介することで各無線機2のIDを認識することができる。
ユーザUが所持する携帯端末機3は、スマートフォンや携帯パーソナルコンピュータなどから構成され、電気通信回線網4を介して情報を送受信することができる通信機能と、各無線機2からの電波を受信することができる電波受信機能と、無線機2から受信した電波の強度を検出することができる強度検出機能(強度検出部31)と、GPS信号の受信機能と、を少なくとも備える。無線機2から発信される電波がWiFiであれば当該WiFi既定の帯域電波(2.4GHz又は5GHzなど)を受信することができ、無線機2から発信される電波がBluetooth(登録商標)であれば当該Bluetooth(登録商標)既定の帯域電波(2.4GHzなど)を受信することができる。GPS信号の受信機能は、ユーザUがいる現在の概略位置を認識するために利用されるので、精密な位置を常時検出する必要はなく、省略することもできる。
また携帯端末機3は、本実施形態の車両のドア開閉制御装置を含むサーバー1に対して、電気通信回線網4を介してユーザ登録や車両の利用予約を実行するアプリケーションソフトウェアがインストールされ、タッチパネルなどの入力部を用いて所定の情報を入力してサーバー1に送信したり、サーバー1から送信された情報をディスプレイに表示したりする。
サーバー1は、コンピュータとソフトウェアとで構成され、ユーザUが所持する携帯端末機3からの情報を受け付け、営業用車両Vの配車を管理し、所定の情報を携帯端末機3へ送信したりする。具体的には、管理部11と、強度取得部12と、認証制御部13と、
ドア開閉制御部14と、データベース15と、を備える。
管理部11は、ユーザUからの要求に応じてユーザUの登録を受け付ける。ユーザUの登録は、当該ユーザUが所持する携帯端末機3にインストールされたアプリケーションソフトを用いて、当該ユーザUの氏名及びその属性情報を管理部11に送信し、管理部11は当該ユーザUの氏名及びその属性情報をサーバー1のデータベース15に記憶する。これにより、当該ユーザUは、本例の営業用車両の管理システムSの利用が可能となる。
管理部11は、登録済みのユーザUからの要求に応じて営業用車両Vの利用予約を受け付ける。ユーザUが行う営業用車両Vの利用予約手続きは、まず当該ユーザUが所持する携帯端末機3にインストールされたアプリケーションソフトを用いて、当該ユーザUが乗車したい乗車地点Pnと、乗車時刻と、降車地点と、降車時刻とを管理部11に送信する。これを受信した管理部11は、複数の営業用車両Vの中から当該ユーザUが希望する乗車時刻に乗車地点Pnに到着することができ、さらにユーザUが希望する降車時刻までに当該乗車地点Pnから降車地点まで運搬することができる営業用車両Vが存在するか否かを検索する。
そして、ヒットした営業用車両Vが存在すると、当該ユーザUの携帯端末機3に、営業用車両VのID(たとえば、車種、外板色、ナンバーなど)と、乗車地点Pnへの予定到着時刻と、降車地点への予定到着時刻とを送信する。これにより、当該ユーザUの利用予約が完了し、当該ユーザUは、管理部11から送信された営業用車両VのID(たとえば、車種、外板色、ナンバーなど)と、乗車地点Pnへの予定到着時刻と、降車地点への予定到着時刻とをディスプレイに表示することで利用予約の完了を確認することができる。
管理部11は、利用予約が完了したら、その条件に適合した営業用車両Vに対して、当該ユーザのID及びその属性情報と、乗車地点Pnと、乗車時刻と、降車地点と、降車時刻とを送信し、これを受信した営業用車両Vは、自己の走行経路計画にこれらの情報を記憶する。なお、管理部11は、複数の営業用車両Vの中に当該ユーザUが希望する条件に適合する営業用車両Vが存在しない場合には、その旨を当該ユーザUの携帯端末機3に送信したり、代替条件を提示して当該ユーザUの承認を得るようにしたりしてもよい。また管理部11は、ユーザUが降車地点で降車したことを営業用車両Vから送信された降車情報又は当該ユーザUの携帯端末機3から送信された降車情報を受け付け、課金処理などを実行する。
強度取得部12は、ある特定の乗車地点Pnに設置された無線機2から発信された電波を携帯端末機3が受信した場合に、当該携帯端末機3の強度検出部31により検出された受信電波の強度のデータを、電気通信回線網4を介して当該携帯端末機3から取得する。また、ある特定の乗車地点Pnに設置された無線機2から発信された電波を営業用車両Vが受信した場合に、当該営業用車両Vの強度検出部51により検出された受信電波の強度のデータを、電気通信回線網4を介して当該営業用車両Vから取得する。
なお、図1に示す営業用車両の管理システムSでは、携帯端末機3に強度検出部31を設けるとともに、営業用車両Vに強度検出部51を設け、サーバー1に、強度検出部31及び強度検出部51にて検出された受信電波の強度のデータの強度取得部12を設けたが、サーバー1に、強度取得部12に代えて強度検出部31及び/又は強度検出部51を設け、ある特定の乗車地点Pnに設置された無線機2から発信された電波を携帯端末機3及び/又は営業用車両Vが受信した場合に、その受信した電波を、電気通信回線網4を介してサーバー1の強度検出部31及び/又は強度検出部51に取り込み、サーバー1にて受信電波の強度を検出してもよい。
無線機2から発信される近距離通信用の電波は、無線機2からの距離Lに相関する。図2は、営業用車両の管理システムSにおいて、ある特定の乗車地点Pnに配置された無線機2とユーザUが所持する携帯端末機3とを示す図である。ユーザUが、乗車地点Pnから距離L1にいる場合に検出される電波強度と、乗車地点Pnから距離L2(<L1)にいる場合に検出される電波強度とでは、乗車地点Pnから距離L2(<L1)にいる場合に検出される電波強度の方が、距離に相関して強くなる。この関係は、営業用車両Vに設けられた強度検出部51により検出される電波強度と、乗車地点Pnから営業用車両Vまでの距離との関係についてもいえる。
図3は、図2のユーザUが乗車地点Pnに近づいたのち、ここを通過した場合に、ユーザUが所持する携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波強度と時間との関係を示すグラフである。図3に示すように、時間t1~t2では、ユーザUが所持する携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波強度が、時間とともに徐々に大きくなるので、ユーザUが乗車地点Pnに近づいていることが認識される。逆に、時間t3~t4では、ユーザUが所持する携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波強度が、時間とともに徐々に小さくなるので、ユーザUが乗車地点Pnから遠ざかっていることが認識される。そして、予め設定された電波強度の閾値を超える時間t2~t3の間において、ユーザUが乗車地点Pnの近くにいることが認識される。これは、営業用車両Vに設けられた強度検出部51により検出される電波強度と、乗車地点Pnから営業用車両Vまでの距離との関係についてもいえる。なお、電波強度は距離に相関するので、電波強度の変化を時間で微分すれば、ユーザUの歩行速度を予測することもできる。
無線機2にWiFi電波を用いた場合には、何も障害物がないときに100~200mの範囲まで受信可能であり、無線機2にBluetooth(登録商標)電波を用いた場合には、何も障害物がないときに10mの範囲まで受信可能であることから、ここで設定する電波強度の閾値は、無線機2にWiFi電波を用いた場合には、たとえば乗車地点Pnから0~100m以内にいる場合に強度検出部31や強度検出部51で検出される電波強度などに設定することができ、無線機2にBluetooth(登録商標)電波を用いた場合には、たとえば乗車地点Pnから0~10m以内にいる場合に強度検出部31や強度検出部51で検出される電波強度などに設定することができる。
なお、複数の乗車地点Pnのそれぞれに無線機2が配置されている場合に、サーバー1の強度取得部12で取得される電波強度からは、ユーザUがどの乗車地点Pnに配置された無線機2からの電波を受信しているのかまでは識別できない。図4は、複数の乗車地点P1~P4をユーザUが通過した場合に、携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波強度と時間との関係を示す図(上図)及びグラフ(下図)である。図4の上図に示すように、走行経路Rtの一部に、4つの乗車地点P1~P4が設定され、各乗車地点P1~P4のそれぞれに無線機21~24が配置されているものとする。ユーザUは、この走行経路Rtに沿って乗車地点P1から乗車地点P2,乗車地点P3,乗車地点P4まで歩行したとすると、ユーザUが所持する携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波の強度は、図4の下図のグラフに示されるように変化する。
ただし、上述したとおり、図4の下図に示すサーバー1の強度取得部12で取得される電波強度のピークが、ユーザUがどの乗車地点Pnの近くにいるのかまでは識別できない。そのため、携帯端末機3が備えるGPS信号の受信機能を用いてユーザUの現在位置を大まかに把握し、管理部11からその現在位置に最も近い乗車地点Pnの無線機2をON(又はOFF)することで、電波強度の変化を検出する。
たとえば、携帯端末機3が備えるGPS信号の受信機能を用いてユーザUの現在位置が乗車地点P2に近い位置であるとすると、乗車地点P2の無線機22のみをONするとともに、他の乗車地点P1,P3,P4の無線機21,23,24をOFFし、この場合に携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波強度により、ユーザUの正確な位置を把握する。また、携帯端末機3が備えるGPS信号の受信機能を用いてユーザUの現在位置が乗車地点P2又はP3のいずれかに近い位置であるとすると、乗車地点P2の無線機22又は乗車地点P3の無線機23の一方のみをONするとともに、他の乗車地点の無線機をOFFし、この場合に携帯端末機3の強度検出部31で検出される電波強度により、ユーザUの現在位置が乗車地点P2又はP3のいずれに近い位置かを把握する。なお、各乗車地点P1~P4の各無線機21~24を常時ONしておき、ユーザUの正確な現在位置を把握する場合に、各無線機21~24を順次OFFする走査を実行し、電波強度の0への変化を検出してもよい。
ちなみに、図4に示すシーンにおいて、検出される電波強度からユーザUの歩行速度が予測できるので、ユーザUが予約した乗車地点がP4であるとした場合に、乗車地点P1~P3に至る歩行速度から乗車地点P4に到着する時刻も予測することができる。以上の図4に示す関係は、営業用車両Vの強度検出部51で検出される電波強度についても同じことがいえる。
図1に戻り、認証制御部13は、強度取得部12で取得した強度検出部31による電波強度に基づいて、ユーザUの認証を実行する。具体的には、認証制御部13は、電波強度が図3に示す所定の閾値より大きい場合に、ユーザUが乗車地点Pnに到着したと認証する。本例の営業用車両の管理システムSでは、予め利用予約を完了したユーザUが、予約した乗車地点Pnに到着したことを、GPS信号の受信機能ではなく、無線機2と携帯端末機3との間の電波の受信状況(具体的には電波強度)に基づいて行う。なお、携帯端末機3のGPS信号の受信機能は、ユーザUの大まかな位置を確認するといった補助的な利用に供してもよい。認証制御部13は、利用予約したユーザUが予約した乗車地点Pnに到着したことを認証したら、その旨を管理部11に送信する。
同様に、認証制御部13は、強度取得部12で取得した強度検出部51による電波強度に基づいて、営業用車両Vの乗車地点Pnへの到着を認識する。具体的には、認証制御部13は、電波強度が図3に示す所定の閾値より大きい場合に、営業用車両Vが乗車地点Pnに到着したと認識する。本例の営業用車両の管理システムSでは、予め利用予約された営業用車両Vが、予約された乗車地点Pnに到着したことを、GPS信号の受信機能ではなく、無線機2と営業用車両Vとの間の電波の受信状況(具体的には電波強度)に基づいて行う。なお、営業用車両VのGPS信号の受信機能は、営業用車両Vの大まかな位置を確認するといった補助的な利用に供してもよい。認証制御部13は、利用予約された営業用車両Vが予約された乗車地点Pnに到着したことを確認したら、その旨を管理部11に送信する。
営業用車両Vは、ユーザUが乗車又は降車する回動式ドアDを自動的に開閉するドア開閉機構52を備える。回動式ドアDは、フロントドア又はリアドアのいずれでもよく、水平に回動するドアの他、上下方向に回動するガルウィング式ドアやバタフライドアにも適用することができる。要するに、ドアの開閉範囲が車両の水平投影面より外側に広がるタイプのドアを備える車両に適用して好ましい。
ドア開閉機構52の詳細な構造は特に限定されないが、ドアストライカとドアラッチとの係合を解除するドアラッチ機構と、ドアストライカとドアラッチとの係合を施解錠するロック機構と、ドアD自体を開閉する開閉機構とを備える。ドア開閉機構52は、こうしたドアラッチ機構を動作するアクチュエータ、ロック機構を動作するアクチュエータ及びドアD自体を開閉するアクチュエータを含む。そして、ユーザUが乗車する場合や降車する場合などに、後述するドア開閉制御部14からドアを開く旨のドア開信号を受信すると、ドアロック機構を開錠し、ドアラッチ機構を開放し、ドアDを開く制御が実行される。また、ユーザUが乗車した場合又は降車した場合に、ドア開閉制御部14からドアを閉じる旨のドア閉信号を受信すると、ドアDを閉じてドアラッチ機構を係合し、ドアロック機構を施錠する制御が実行される。なお、ドア開閉機構52は、ドアDを全閉状態から全開状態へ連続して(一気に)開閉してもよいが、図5に示すように、全閉状態から一旦半開状態とし、ここから全開状態へ開閉するなど、多段階にドアDを開閉制御してもよい。
営業用車両Vは、コンピュータなどから構成された車載機器50を備え、当該車載機器50は、電気通信回線網4を介してサーバー1などと情報を送受信することができる通信機能と、各乗車地点Pnに設置された各無線機2からの電波を受信することができる電波受信機能と、無線機2から受信した電波の強度を検出することができる強度検出機能(強度検出部51)と、GPS信号の受信機能と、を少なくとも備える。無線機2から発信される電波がWiFiであれば当該WiFi既定の帯域電波(2.4GHz又は5GHzなど)を受信することができ、無線機2から発信される電波がBluetooth(登録商標)であれば当該Bluetooth(登録商標)既定の帯域電波(2.4GHzなど)を受信することができる。GPS信号の受信機能は、営業用車両Vがいる現在の概略位置を認識するために利用されるので、精密な位置を常時検出する必要はなく、省略することもできる。
なお、営業用車両Vに設けられた強度検出部51は、営業用車両Vと乗車地点Pnとの距離を検出するために、サーバー1の強度取得部12に受信した電波強度を出力する。そのため、図5に示すように、仮に乗車地点Pnにおいて営業用車両Vが予め設定された停車位置Pxの枠内に停車することが、停車姿勢(停車時の進行方向)を含めて既知である場合(換言すれば、乗車地点Pnにおける営業用車両Vの停車位置が定められている場合)には、ドアDの回動範囲Rも既知となる。そのため、各乗車地点Pnにおける営業用車両VのドアDの回動範囲Rの位置情報(たとえば緯度・経度又は無線機2からの距離)をデータベース15に記憶してくことで、強度検出部51を省略してもよい。
サーバー1は、ドア開閉制御部14を備える。図5は、本実施形態の営業用車両の管理システムSにおいて、乗車地点Pnに配置された無線機2と、ユーザUが所持する携帯端末機3と、営業用車両VのドアDの回動範囲Rとを示す平面図である。ドア開閉制御部14は、強度取得部12により取得された電波強度、すなわち、強度検出部31で検出された電波強度に基づくユーザUの無線機2からの距離L3と、強度検出部51で検出された電波強度に基づく営業用車両Vの無線機2からの距離L4とから、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かを判定し、ユーザUがドアDの回動範囲に入らないと判断した場合に、ドア開閉機構52を制御してドアDを開く制御を実行する。
なお、営業用車両Vが、図5に示すように乗車地点Pnにおいて営業用車両Vが予め設定された停車位置Pxの枠内に停車することが、停車姿勢(停車時の進行方向)を含めて既知である場合には、ドア開閉制御部14は、強度取得部12により取得された電波強度、すなわち、強度検出部31で検出された電波強度に基づくユーザUの無線機2からの距離L3と、データベース15に記憶された既知である営業用車両VのドアDの回動範囲Rとから、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かを判定してもよい。
ドア開閉制御部14は、ユーザUがドアDの回動範囲Rに入らないと判断した場合に、ドア開閉機構52を制御してドアDを開く制御を実行するが、上述したとおりドアDを全閉状態から全開状態へ連続して開閉してもよいし、図5に示すように、全閉状態から半開状態を介して全開状態へ開閉するなど、多段階にドアDを開閉制御してもよい。
図1に戻り、営業用車両Vは、スピーカやディスプレイで構成される報知部53を備える。報知部53は、乗車地点Pnにおいて、現在の待機位置では、ユーザUがドアDの回動範囲Rに入ると判断した場合に、ドアDと干渉するおそれがある旨を音声、ブザー音又は表示などでユーザUに報知する。また、報知部53は、この報知に加えて又は代えて、乗車地点Pnにおける推奨すべき待機位置を報知する。たとえば、現在の待機位置ではユーザUがドアDの回動範囲Rに入ると判断した場合に、「右リアドアの斜め後方にてお待ちください」といった音声にてユーザUに報知する。
なお、図1に示す実施形態では報知部53を営業用車両Vに報知部53を設けたが、これに代えて又はこれに加えて、携帯端末機3に報知部53を設けてもよい。
次に本例の営業用車両の管理システムSの動作について説明する。図6は、本例の営業用車両の管理システムSにて実行される主な制御手順を示すフローチャートである。まず図6のステップS1では、サーバー1の管理部11は、ユーザUの予約状況を取得する。このユーザUの予約状況は、既述したとおり、まず当該ユーザUが所持する携帯端末機3にインストールされたアプリケーションソフトを用いて、当該ユーザUが乗車したい乗車地点Pnと、乗車時刻と、降車地点と、降車時刻とを管理部11に送信する。これを受信した管理部11は、複数の営業用車両Vの中から当該ユーザUが希望する乗車時刻に乗車地点Pnに到着することができ、さらにユーザUが希望する降車時刻までに当該乗車地点Pnから降車地点まで運搬することができる営業用車両Vが存在するか否かを検索する。
そして、ヒットした営業用車両Vが存在すると、当該ユーザUの携帯端末機3に、営業用車両VのID(たとえば、車種、外板色、ナンバーなど)と、乗車地点Pnへの予定到着時刻と、降車地点への予定到着時刻とを送信する。これにより、当該ユーザUの利用予約が完了し、当該ユーザUは、管理部11から送信された営業用車両VのID(たとえば、車種、外板色、ナンバーなど)と、乗車地点Pnへの予定到着時刻と、降車地点への予定到着時刻とをディスプレイに表示することで利用予約の完了を確認することができる。管理部11は、利用予約が完了したら、その条件に適合した営業用車両Vに対して、当該ユーザのID及びその属性情報と、乗車地点Pnと、乗車時刻と、降車地点と、降車時刻とを送信し、これを受信した営業用車両Vは、自己の走行経路計画にこれらの情報を記憶する。
ステップS2では、ユーザU及び営業用車両Vの位置情報を検出する。このユーザU及び営業用車両Vの位置情報の検出は、ユーザUが所持する携帯端末機3のGPS信号の受信機能及び営業用車両Vの車載機器のGPS信号の受信機能により行われ、この位置情報を、電気通信回線網4を介してサーバー1に送信することで、管理部11は、ユーザU及び営業用車両Vの大まかな現在位置を把握する。
ステップS3では、ステップS2で検出されたユーザU及び営業用車両Vの現在位置と、当該ユーザUが予約した乗車地点Pnと、乗車時刻とに基づいて、その乗車地点Pnに配置された無線機2と、ユーザUが所持する携帯端末機3及び営業用車両Vとの電波の送受信を開始する。ここで、ユーザUが予約した乗車時刻の所定時間前(たとえば15分前)から、ユーザUの現在位置が、当該ユーザUが予約した乗車地点Pnに所定距離以内になったことを条件に、管理部11からその無線機2をONする指令信号を出力して電波の発信を開始する。なお、ステップS2で検出されたユーザUの現在位置と、当該ユーザUが予約した乗車地点Pnと、乗車時刻とに拘わらず、無線機2から常時電波を発信してもよい。
ステップS4では、認証制御部13は、強度取得部12で取得した携帯端末機3による電波強度が図3に示す所定の閾値より大きい場合に、ユーザUが乗車地点Pnに到着したと認証し、管理部11に到着した旨の情報を出力する。同様に、認証制御部13は、強度取得部12で取得した営業用車両Vによる電波強度が図3に示す所定の閾値より大きい場合に、営業用車両Vが乗車地点Pnに到着したと認証し、管理部11に到着した旨の情報を出力する。なお、図3に示す所定の閾値は、携帯端末機3と営業用車両Vとで異なる値に設定してもよい。
ステップS5では、ドア開閉制御部14は、たとえば図5に示すように、強度検出部31で検出された電波強度に基づくユーザUの無線機2からの距離L3と、強度検出部51で検出された電波強度に基づく営業用車両Vの無線機2からの距離L4とから、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かを判定する。ここで、強度検出部51で検出された電波強度に基づく営業用車両Vの無線機2からの距離L4は、厳密には、無線機2から営業用車両Vの強度検出部51(実際は電波受信部)までの距離であるが、営業用車両VのドアDの回動範囲Rは、強度検出部51(実際は電波受信部)の位置との関係が既知であるため、距離L4を換算することで、ドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かを判定することができる。
乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入らない場合、すなわち、ドアDを開いてもユーザUに干渉しない待機位置にいる場合は、ドア開閉制御部14からドア開閉機構52へ開信号を出力する。これを受信したドア開閉機構52は、ドアロック機構を開錠し、ドアラッチ機構を開放し、ドアDを開く。これにより、ユーザUは乗車することができる。ユーザUが乗車したら、ドア開閉機構52はドアDを閉める。
これに対して、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入る場合、すなわち、ドアDを開くとユーザUに干渉するおそれがある待機位置にいる場合は、ドア開閉制御部14は、ドア開閉機構52へ開信号を出力することなく、報知部53へ報知信号を出力し、ドアDと干渉するおそれがある旨を音声、ブザー音又は表示などでユーザUに報知する。また、報知部53は、この報知に加えて又は代えて、強度検出部31により検出された電波強度に基づいて、乗車地点Pnにおける推奨すべき待機位置を報知してもよい。たとえば、現在の待機位置ではユーザUがドアDの回動範囲Rに入ると判断した場合に、「右リアドアの斜め後方にてお待ちください」といった音声にてユーザUに報知する。この推奨位置の報知は、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入る場合だけでなく、入るか否かの判断を行う前に実行してもよい。
さらに、この報知部53による報知に加えて又は代えて、ユーザUが、ドアDを開くと干渉するおそれがある待機位置にいる場合に、ドア開閉制御部14は、図5に示すように、全閉状態から半開状態までドアDを開き、このドアDの半開動作によりユーザUにドアDに干渉しない位置に移動することを促してから、全開状態に開くように制御してもよい。このドアDの多段階の開制御は、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入る場合だけでなく、入るか否かの判断を行う前に実行してもよい。
図6に戻り、以上の処理によりユーザUの認証(乗車地点Pnへの到着)とドアの開閉操作が行われたので、ステップ6にてこれらの認証状態及びユーザUの乗車を管理部11へ出力する。ここで、管理部11は、これらの認証状態及びユーザUの乗車を営業用車両Vに送信する。ステップS7では、目的地である降車地点にて当該ユーザUが降車したら、管理部11は、ユーザUが降車地点で降車したことを営業用車両Vから送信された降車情報又は当該ユーザUの携帯端末機3から送信された降車情報を受け付け、課金処理などを実行する。
以上のとおり、本例の営業用車両の管理システムSによれば、営業用車両Vの乗車地点Pnに配置され、電波を発信する無線機2からの電波であって、ユーザUが携帯する携帯端末機3で受信した電波の電波強度を検出し、検出された電波強度に基づいて、乗車地点Pnに到着した営業用車両VのドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かを判定し、ユーザUがドアDの回動範囲Rに入らないと判断した場合に、ドアDを開く制御を実行する。ユーザUが携帯する携帯端末機3で受信する無線機2からの電波の電波強度は、乗車地点Pnからの距離Lに相関するので、ユーザUの乗車地点Pnからの距離を検出することができ、その結果、ユーザUとドアDとの干渉を防止することができる。また、WiFiやBluetooth(登録商標)といった近距離通信用の電波は、GPS信号に比べて障害物が存在する可能性が少ないので、ユーザUとドアDとの干渉をより一層確実に防止することができる。
また本例の営業用車両の管理システムSによれば、営業用車両Vの停車位置が乗車地点Pnの所定位置に設定されている場合には、ドアDの回動範囲Rが既知となり、この情報をデータベース15に記憶しておけば、ユーザUの乗車地点Pnからの距離とから、ドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かをより一層簡便に判定することができる。
また本例の営業用車両の管理システムSによれば、無線機2からの電波を営業用車両Vで受信して当該受信した電波の電波強度を強度検出部51で検出し、検出された電波強度に基づいて、営業用車両Vの乗車地点Pnにおける停車位置を検出するので、乗車地点Pnにおける停車位置が定まっていなくても、ドアDの回動範囲RにユーザUが入るか否かをより判定することができる。
また本例の営業用車両の管理システムSによれば、ユーザUがドアDの回動範囲Rに入ると判断した場合に、報知部53はその旨をユーザUに報知するので、ユーザUは現在位置から移動することが促され、これによりユーザUとドアDとの干渉を防止することができる。
また本例の営業用車両の管理システムSによれば、報知部53は、強度検出部31により検出された電波強度に基づいて、ユーザUに対して推奨される待機位置を報知するので、事前報知により、ユーザUとドアDとの干渉を防止することができる。
また本例の営業用車両の管理システムSによれば、強度検出部31により検出された電波強度に応じて、回動式ドアDを多段階に開くので、ユーザUは現在位置から移動することが促され、これによりユーザUとドアDとの干渉を防止することができる。
上記無線機2は本発明に係る無線機に相当し、上記携帯端末機3は本発明に係る携帯端末機に相当し、上記強度検出部31及び強度取得部12は本発明に係る第1検出器に相当し、上記強度検出部51及び強度取得部12は、本発明に係る第2検出器に相当し、上記ドア開閉制御部14は本発明に係る制御器に相当する。
S…営業用車両の管理システム
1…サーバー
11…管理部
12…強度取得部
13…認証制御部
14…ドア開閉制御部
15…データベース
2,21~24…無線機
3…携帯端末機
31…強度検出部
4…電気通信回線網
V…営業用車両
50…車載機器
51…強度検出部
52…ドア開閉機構
53…報知部
Pn,P1~P4…乗車地点
U…ユーザ
L,L1~L4…無線機から携帯端末機/営業用車両までの距離
Rt…走行経路
R…ドアの回動範囲

Claims (7)

  1. 車両の乗車地点に配置され、電波を発信する無線機と、
    ユーザが携帯し、前記無線機からの電波を受信する携帯端末機と、
    前記携帯端末機で受信した電波の電波強度を検出する第1検出器と、を用いて、
    前記車両の回動式ドアを自動開閉するドア開閉制御方法において、
    前記乗車地点の所定位置に、前記車両が停車する停車位置が設定されている場合に、
    前記第1検出器により検出された電波強度に基づいて、前記乗車地点に到着した車両のドアの回動範囲に前記ユーザが入るか否かを判定し、
    前記ユーザが前記回動式ドアの回動範囲に入らないと判断した場合に、前記ドアを開く制御を実行する車両のドア開閉制御方法。
  2. 車両の乗車地点に配置され、電波を発信する無線機と、
    ユーザが携帯し、前記無線機からの電波を受信する携帯端末機と、
    前記携帯端末機で受信した電波の電波強度を検出する第1検出器と、を用いて、
    前記車両の回動式ドアを自動開閉するドア開閉制御方法において、
    前記車両は、前記無線機からの電波を受信して当該受信した電波の電波強度を検出する第2検出器を備え、
    前記第2検出器により検出された電波強度に基づいて、前記車両の前記乗車地点における停車位置を検出する場合に、
    前記第1検出器により検出された電波強度に基づいて、前記乗車地点に到着した車両のドアの回動範囲に前記ユーザが入るか否かを判定し、
    前記ユーザが前記回動式ドアの回動範囲に入らないと判断した場合に、前記ドアを開く制御を実行する車両のドア開閉制御方法。
  3. 前記ユーザが前記回動式ドアの回動範囲に入ると判断した場合に、その旨を前記ユーザに報知する請求項1又は2に車両のドア開閉制御方法。
  4. 前記第1検出器により検出された電波強度に基づいて、前記ユーザに対して推奨される待機位置を報知する請求項1~のいずれか一項に記載の車両のドア開閉制御方法。
  5. 前記車両は、前記回動式ドアを多段階に開閉する機構を備え、
    前記第1検出器により検出された電波強度に応じて、前記回動式ドアを多段階に開く請求項1~のいずれか一項に記載の車両のドア開閉制御方法。
  6. ユーザが携帯する携帯端末機で受信した、車両の乗車地点に配置された電波を発信する無線機からの電波の電波強度を検出する第1検出器と、
    前記乗車地点の所定位置に、前記車両が停車する停車位置が設定されている場合に、前記第1検出器により検出された電波強度に基づいて、前記乗車地点に到着した車両の回動式ドアの回動範囲に前記ユーザが入るか否かを判定し、前記ユーザが前記回動式ドアの回動範囲に入らないと判断した場合に、前記回動式ドアを開く制御を実行する制御器と、を備える車両のドア開閉制御装置。
  7. ユーザが携帯する携帯端末機で受信した、車両の乗車地点に配置された電波を発信する無線機からの電波の電波強度を検出する第1検出器と、
    前記車両に設けられ、前記無線機からの電波を受信して当該受信した電波の電波強度を検出する第2検出器と、
    前記第2検出器により検出された電波強度に基づいて、前記車両の前記乗車地点における停車位置を検出する場合に、前記第1検出器により検出された電波強度に基づいて、前記乗車地点に到着した車両の回動式ドアの回動範囲に前記ユーザが入るか否かを判定し、前記ユーザが前記回動式ドアの回動範囲に入らないと判断した場合に、前記回動式ドアを開く制御を実行する制御器と、を備える車両のドア開閉制御装置。
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