JP7076994B2 - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、外部機器とインターフェースを介して接続することが可能な電子機器、およびその制御方法に関する。
外部機器と接続するためのインターフェースを備え、電池と接続することが可能な電子機器であって、インターフェースを介して接続した外部機器から受電した電力を用いて電池を充電可能な電子機器がある。インターフェースは、例えば、USB(Universal Serial Bus)である。
電子機器が、USBを用いた充電に関する規格であるUSB Battery Charger(BC) 1.2に準拠した電子機器である場合、USBインターフェースが備えるデータ信号線D+、D-を用いて接続した外部機器の判別を行うことが可能である。接続した外部機器の判別を行うためには、外部機器はインターフェースを介して電子機器が備えるUSB充電制御用のチップ(IC)に接続する必要がある。言い換えると、電子機器のインターフェースがUSB充電制御用ICと接続する必要がある。
一方で、外部機器が電子機器と接続してデータの送受信を行う場合、外部機器はインターフェースを介して、電子機器が備えるUSB通信制御用のチップ(IC)に接続する必要がある。言い換えると、電子機器のインターフェースがUSB通信制御用ICと接続する必要がある。
電子機器がインターフェースと接続する複数の制御ICを有する場合、インターフェースと接続する制御ICを適切に切り換える必要がある。
特許文献1に記載の携帯通信端末は、USBスレーブ・インターフェースを介して接続した外部機器が備える外部インターフェースがUSBのホスト機能を有しているか否かを電源ピンの電圧に基づいて判定する。さらに、携帯通信端末は、判定結果に応じて、外部機器と接続したUSBスレーブ・インターフェースを外部接続用コネクタに接続させるか、シリアル制御信号インターフェースを外部接続用コネクタに接続させるかを制御する。
特開2001-306495号公報
上述の特許文献1に開示された従来技術では、電子機器が外部機器に接続したあとに外部機器を判定して、インターフェースが接続する制御チップを切り換える。したがって、ユーザが電子機器と外部機器との通信を直ちに確立したい場合、外部機器の判定処理のための待機時間が生じる。ユーザが電子機器と外部機器との通信を直ちに確立したい場合とは、例えば、電子機器が電池に充電できない場合、または、電池の充電残量が所定量以上ある場合等である。
そこで、本発明は、インターフェースと接続する制御チップを確定するための待機時間を抑制することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器の一の形態は、電子機器であって、外部機器と接続するインターフェースと、前記インターフェースを介して前記外部機器から受電した電力を用いた充電を制御する充電制御手段と、前記インターフェースを介した前記外部機器との通信を制御する通信制御手段と、前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段および前記通信制御手段のいずれか一方に切り換える切り換え手段とを有し、前記電子機器が所定の処理を実行可能な第1の動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換え、前記電子機器が前記所定の処理を実行可能でない第2の動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換え、前記所定の処理は、画像の撮影処理を含む処理であることを特徴とする。
明によれば、インターフェースと接続する制御チップを確定するための待機時間を抑制することが可能となる。
電子機器および電子機器に接続する機器を示す装置構成図である。 電子機器の機能ブロックを示すブロック図である。 スイッチ制御部のスイッチの切換え制御を示す第1のフローチャートである。 スイッチ制御部のスイッチの切換え制御を示す第2のフローチャートである。 アクセサリの機能ブロックを示すブロック図である。 スイッチ制御部のスイッチの切換え制御を示す第3のフローチャートである。 スイッチ制御部のスイッチの切換え制御を示す第4のフローチャートである。
<実施例1>
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、電子機器100および電子機器100に接続する機器を示す装置構成図である。実施例1において、電子機器100は、デジタルカメラであるとする。なお、電子機器100は、デジタルカメラに限らない。
外部機器800は、電子機器100に電力供給が可能な能力(ソース能力)を有する電子機器である。外部機器800は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)であるとする。また、外部機器800は、外部電源と接続し、外部電源から受電した電力を出力するアダプタであってもよい。また、外部機器800は、電池を備え、電池の電力を出力可能なモバイルバッテリーであってもよい。
電子機器100は、外部機器800と接続するインターフェース(接続部)を備える。また、電子機器100は、電池スロット106に電池900を収容することが可能である。電子機器100は、インターフェースを介して外部機器800から受電した電力を用いて収容した電池900を充電することが可能である。また、電子機器100は、インターフェースを介して外部機器800と通信を行うことが可能である。
電子機器100は、充電制御のための制御チップと、通信制御のための制御チップとを備える。インターフェースと各制御チップとの接続は、電子機器100の動作状態に応じて切り換えられる。具体的には、実施例1の電子機器100は、電子機器100が起動状態か否かに応じて、インターフェースと接続する制御チップを切り換える。
また、電子機器100は、アクセサリ500と接続することが可能である。電子機器100は、電池900を収容するための電池スロット106にアクセサリ500の一部を挿入することが可能である。電子機器100がアクセサリ500と接続した場合の電子機器100の動作については、実施例2で詳細に説明する。
電子機器100は、表示部101、電源スイッチ102、レリーズスイッチ103、モードダイアル104、操作部105、電池スロット106、電池接続部107、電池スロット蓋108、および接続部109を備える。
表示部101は、画像および各種情報を示すグラフィック画像を表示するためのディスプレイである。例えば、表示部101は、液晶パネルとバックライトと駆動回路を備える液晶パネルモジュールであるとする。
電源スイッチ102は、電子機器100の起動状態を切り替えるためにユーザが操作する操作部材である。電源スイッチ102の入力に応じて、システム制御部208は、電子機器100の電源オン(起動状態)と電源オフとを切り換える。
レリーズスイッチ103は、撮影指示を行うためにユーザが操作する操作部材である。レリーズスイッチ103は、第1レリーズスイッチ103aと第2レリーズスイッチ103bとを備える。第1レリーズスイッチ103aは、操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1レリーズスイッチ信号SW1を発生する。第1レリーズスイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。
第2レリーズスイッチ103bは、レリーズスイッチ103の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2レリーズスイッチ信号SW2を発生する。システム制御部208は、第2レリーズスイッチ信号SW2により、撮像素子201からの信号読み出しから電子機器100が備えるメモリ205に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理(撮影・記録シーケンス)の動作を開始する。なお、撮影指示に応じて得られた画像データを書き込む対象は、メモリ接続部206に接続されたメモリカードであってもよい。
モードダイアル104は、電子機器100の動作モードを切り替えるためにユーザが操作する操作部材である。モードダイアル104は、システム制御部208の動作モードを、例えば、静止画撮影モード、動画記録モード、再生モード、外部機器接続モード、メニューモード、およびその他のモードのいずれかに切り替える。
静止画撮影モードは、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモードなどの動作モードをさらに含む。モードダイアル104で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モードダイアル104で静止画撮影モードに一旦切り替えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしても良い。同様に、動画記録モードにも複数のモードが含まれていても良い。
操作部105は、上述したレリーズスイッチ103およびモードダイアル104が入力可能な指示と異なる、操作指示をユーザが入力可能な各種スイッチ、ボタン等の操作部材である。操作部105は、物理的な操作部材でなく、例えば、表示部101に表示される種々のアイコンであってもよい。例えば、メニュー表示があらかじめ割り当てられたアイコンまたはボタンが押下されると、設定メニュー画面が表示部101に表示される。利用者は、表示部101に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。また、再生ボタンの押下に応じて再生モードへ切り替えることができる。
電池スロット106は、電池900を収容するためのスロットである。電池900は、充放電が可能な二次電池である。電池接続部107は、電池900と接続するための接続端子である。電池接続部107は、電池スロット106の内側に設けられる。電子機器100は、電池接続部107を介して電池900から受電した電力を用いて動作することができる。また、電子機器100は、接続部109を介して外部機器800から受電した電力を、電池接続部107を介して電池900に送電することにより、電池900を充電することができる。電池スロット蓋108は、電池スロット106の蓋である。
接続部109は、外部機器800を接続するためのインターフェースである。接続部109は、USB3.1規格に準拠したUSB Type-Cのレセプタクルであるとする。接続部109が準拠する規格は、USB1.0~3.0規格であってもよい。また、接続部109は、USB Standard‐A、USB Standard‐Bであってもよい。外部機器800は、接続部109が対応するインターフェースに対応した接続ケーブルや接続コネクタを介して、電子機器100に接続する。
図2は、電子機器100の機能ブロックを示すブロック図である。撮像素子201は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等である。撮像素子201は、レリーズスイッチ103の押下に応じて、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群200を介して入力された被写体の光学像を結像し、電気信号に変換するように動作する。A/D変換部202は、撮像素子201から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部203は、A/D変換部202からのデータ、又は、後述のメモリ制御部204からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部203では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいて後述のシステム制御部208が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。更に画像処理部203では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も実行する。
メモリ制御部204は、A/D変換部202、画像処理部203、および表示部101と、メモリ205およびメモリ接続部206を介して接続された外部メモリ300との間のデータの送受信を制御する。
メモリ205は、撮像素子201によって得られA/D変換部202によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部101に表示するための画像データを格納する記憶媒体である。メモリ205は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
メモリ接続部206は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の外部メモリ300(記録媒体)と接続するインターフェースである。
メモリ207は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。メモリ207には、後述のシステム制御部208の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。メモリ207は、電子機器100に電力が供給されなくなった場合でも、記憶された情報を保持することが可能な不揮発性のメモリであるとする。
システム制御部208は、電子機器100全体を制御する。システム制御部208は、メモリ207に記録されたプログラムを実行することで、後述の本実施形態の各処理を実現するプロセッサである。また、システム制御部208は、表示部101がメモリ205等から出力された画像データに基づく画像を表示するように、表示部101を制御する(表示制御)。システムメモリ209は、システム制御部208の動作用の定数、変数、メモリ207から読み出したプログラム等を展開するための記憶媒体である。システムメモリ209は、例えば、RAMであるとする。
接続検出部210は、接続部109の接続状態を検出する。具体的には、接続検出部210は、接続部109が外部機器と接続したか否かを検出する。接続部109がUSB規格に準拠したインターフェースである場合、接続検出部210は、電子機器100がUSB規格に準拠したインターフェースを備えた外部機器800と接続したか否かを検出する。
接続検出部210が接続を検出する方法は、種々の検出方法を採用することが可能である。接続部109が対応するUSB規格で規定された複数の端子のうち、所定の端子の電圧が変化したことに応じて、接続検出部210は、接続部109が外部機器と接続したと検出してもよい。また、接続検出部210は、複数の端子の電圧値の組み合わせに基づいて、接続部109が外部機器と接続したと検出してもよい。
スイッチ制御部212は、スイッチ213の接続切り換え制御を行う。スイッチ213は、接続部109と後述の通信制御部214および充電給電制御部215のいずれかとの接続を切り換える切換え素子である。
スイッチ制御部212は、接続検出部210の検出結果に基づいて、スイッチ213の接続を切り換える。スイッチ213は、接続部109の備える複数の端子のうち、少なくともデータ信号の送受信に用いる端子(通信端子)が接続する制御部を切り換える。接続部109が上述したようにUSB規格に準拠したレセプタクルである場合、通信端子は、D+端子およびD-端子である。
通信制御部214は、接続部109を介して接続された外部機器と、電子機器100との通信を制御する通信制御チップである。通信制御部214は、1つの集積回路(IC)に実装されるとする。通信制御部214は、接続部109の通信端子を介した外部機器とデータの送受信を制御する。
充電給電制御部215は、接続部109を介して接続された外部機器から受電した電力を用いた電池900への充電を制御する充電制御チップである。また、充電給電制御部215は、電池から受電して、電子機器100の回路へ給電するために、電源制御部216を制御することも可能である。充電給電制御部215は、接続部109を介して接続された外部機器から受電した電力を電源制御部216に出力することも可能である。また、充電給電制御部215は、接続先判定部219を備える。
また、充電給電制御部215は、電子機器100がアクセサリ500と接続した場合、アクセサリ500の充電給電制御部606と通信して、アクセサリ500からの充電、およびアクセサリ500への給電を制御することも可能である。アクセサリ500への受電、給電の制御については、実施例2で詳細に説明する。
充電給電制御部215は、接続先判定部219を備える。接続先判定部219は、接続部109を介して接続された外部機器の種類および電力供給能力を判定する。例えば、接続先判定部219は、接続部109の通信端子と接続した外部機器の通信端子の処理状態を検出して、外部機器のポートの種類および電力供給能力を判定する。例えば、外部機器がBC1.2規格に準拠し、通信端子(D+端子、D-端子)が短絡されている場合、外部機器のポートは、Dedicated Charging Port(DCP)である。また、D+端子およびD-端子がそれぞれ所定の抵抗値でプルダウンされている場合、外部機器のポートは、Standard Downstream Port(SDP)である。また、D+端子およびD-端子が、プルダウン処理に加えて特殊な回路構成を有する場合、外部機器のポートは、Charging Downstream Port(CDP)である。なお外部機器の判定方法は上述の方法に限らない。
充電給電制御部215は、接続先判定部219と同一の集積回路に実装されるとする。また、充電給電制御部215と接続先判定部219とが実装される集積回路と、通信制御部214が実装される集積回路は、互いに独立であるとする。なお、充電給電制御部215は、電源制御部216から電力が供給されない場合でも、接続部109を介して外部機器から受電した電力を用いで動作することが可能である。
電源制御部216は、電池900あるいは充電給電制御部215から供給された電力を基に各システム用電源の生成および電力供給の制御を行う。電源制御部216から供給された電力を用いて、電子機器100の各機能ブロックが動作する。電源制御部216は、電源スイッチ102がOFF状態からON状態になったことに応じて、電子機器100の各機能ブロックに、それぞれの動作電力値以上の電力を供給する。また、電源制御部216は、電源スイッチ102がON状態からOFF状態になったことに応じて、電子機器100の各機能ブロックに、それぞれの動作電力値未満の電力を供給する。例えば、電子機器100の各機能ブロックに供給する電力を0にする。
起動状態判別部217は、電子機器100の起動状態の判別を行う。例えば、電源スイッチ102のON/OFF状態を判別する。
動作モード判別部218は、システム制御部208の動作モードの判別を行う。例えば、静止画記録モードや動画記録モード、再生モード、スリープモードなどの判別を行う。
電子機器100は電源ON状態において、システム制御部208は、設定された動作モードに応じた処理を実行することが可能となる。例えば、静止画撮影モードおよび動画記録モードのいずれかが設定された場合、システム制御部208は、撮影処理、ライブビュー表示処理、および記録処理等を実行するように、各機能ブロックを制御する。撮影処理は、レンズ群200から入射した光に基づいて撮像素子201が画像データを生成する処理である。ライブビュー表示処理は、生成した画像データに基づく画像を表示部101に表示する処理である。記録処理は、生成した画像データをメモリ205や外部メモリ300等に記録する処理である。
また、再生モードで、システム制御部208は、メモリ接続部206を介して記録媒体から読み出した画像データに基づいて、表示部101に画像を表示する再生表示処理を実行する。また再生モードで外部機器に接続している場合は、通信制御部214の制御に基づいて、外部メモリ300の画像データを外部機器800に送信することが可能である。また、他の動作モードにおいても、設定された動作モードに対応する処理を実行する。
静止画撮影モードおよび動画記録モードで撮影処理、取得処理、および記録処理のいずれかを実行するために必要な電力は、接続部109を介して接続した外部機器から受電する電力では賄うことができない場合がある。また、再生モードで、メモリ205や外部メモリ300から画像データの読出す処理や、外部機器との通信制御処理を実行するために必要な電力についても、同様に接続部109を介して接続した外部機器から受電する電力では賄うことができない場合がある。
このような消費電力の多い処理(特定処理)を実行する場合、充電給電制御部215は、電子機器100の各機能ブロックを動作させるための電力を電池から給電するように電源制御部216を制御する。電池900に対して、充電と給電を同時に行うことはできない。したがって、電子機器100が少なくとも上述した特定処理を実行している状態においては、充電給電制御部215は、接続部109を介して接続した外部機器から受電する電力を用いて、電池を充電しない。一方で、電子機器100が電源OFF状態である場合、電子機器100は、上述した特定処理を実行可能な状態ではない。
したがって、スイッチ制御部212は、電子機器100が特定処理を実行可能である状態において、接続部109を予め通信制御部214と接続するようにスイッチ213を制御する。これにより、接続部109が外部機器800と接続した場合に、充電給電制御部606への接続をせずに、速やかに通信制御部214と接続し、通信を開始することが可能となる。
図3は、スイッチ制御部212のスイッチ213の切換え制御を示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御部208がメモリ207に格納されたプログラムをシステムメモリ209に展開して実行することにより実現される。
S31では、電子機器100が電源ON状態か否かを判定する。ON状態であるならばS32へ進み、ON状態でないならばS33へ進む。
S32では、通信を優先して行いたい状態と判断してスイッチ213を通信制御部214へ接続を切り替え、S31へ戻る。
S33では、充電給電を優先して行いたい状態と判断してスイッチ213を充電給電制御部215へ接続を切り替え、S31へ戻る。
上述したように、電子機器100の動作状態に応じて接続部109が接続する制御部を切り換える。具体的には、電子機器100が電源ON状態である場合に、予めスイッチ213を接続部109と通信制御部214とが接続するように切り換える。電源ON状態である場合、電子機器100は上述の特定処理を実行する可能性が高い。したがって、上述のようにスイッチ213を切り換えることにより、電源ON状態において電池への充電よりも電子機器100と外部機器800との通信を優先することが可能となる。
上述のように制御することにより、電源ON状態において、接続部109に外部機器が接続した場合に、速やかに外部機器との通信制御を実行することが可能となる。したがって、ユーザが外部機器を接続した場合に、通信可能となるまでにかかる待機時間を抑制することが可能となる。
また、電子機器100が電源OFF状態において、予めスイッチ213を接続部109と充電給電制御部215とが接続するように切り換える。これにより、電子機器100が接続部109を介して外部機器と接続した場合に、速やかに機器判定および充電制御処理を実行可能となる。
なお、電子機器100が電源ON状態において、所定の条件を満たす場合に、スリープモードに移行する場合、接続部109と充電給電制御部215とを接続するようにスイッチ213を制御してもよい。スリープモードは、電源ON状態で、一定時間操作がない場合に、自動的に移行する動作モードである。
スリープモードは、消費電力を抑制するために、実行可能な処理を制限する動作モードである。具体的には、スリープモードは、消費電力の大きい特定処理を実行することができない動作モードである。一方、スリープモードでは、スリープモードに移行する直前における操作パラメータをメモリ205に保持し続ける。さらに、電子機器100がスリープモードの移行前に外部機器接続モードで動作し、非図示の無線通信手段を介して外部通信機器と接続している場合、スリープモードに移行したあとも当該外部通信機器との接続を維持する。また、外部機器との無線通信を確立していない場合においても、外部機器からの接続要求を待ち受ける状態にある(待機状態)。つまり、スリープモードは、特定処理は実行できないが、所定の低消費電力の処理を実行可能な動作モードである。
したがって、スリープモードは低消費電力モードであるともいえる。スリーブモードで実行可能な所定の低消費電力の処理は、接続部109を介して接続した外部機器から受電する電力で実行可能であるとする。
スリープモードにおいては特定処理が実行できないことから、接続部109を介して接続した外部機器から受電した電力を用いて、動作、もしくは電池900への充電処理を実行する場合が多い。したがって、電子機器100が電源ON状態であるが、スリーブモードである場合、接続部109と充電給電制御部215とを接続するようにスイッチ213を制御する。
図4は、スイッチ制御部212のスイッチ213の切換え制御を示すフローチャートである。なお、図4のS41、S43、S44は、図3のS31~S33と同様の処理なので説明を省略する。
S42では、システム制御部208の動作モードがスリープモードであるか否かを判定する。スリープモードであるならばS43へ進み、スリープモードでないならばS44へ進む。
上述したように電子機器100の動作状態および動作モードに応じて接続部109が接続する制御部を切り換える。具体的には、電子機器100が電源ON状態でありスリープモードでない場合に、予めスイッチ213を接続部109と通信制御部214とが接続するように切り換える。電源ON状態でありスリープモードでない場合、電子機器100は特定処理を実行する可能性が高い。
したがって、上述のようにスイッチ213を切り換えることにより、電源ON状態において電池への充電よりも電子機器100と外部機器800との通信を優先することが可能となる。また、特定処理を実行する可能性が低い動作状態および動作モードにおいて、予めスイッチ213を接続部109と充電給電制御部215とが接続するように切り換える。これにより、電子機器100が接続部109を介して外部機器と接続した場合に、速やかに機器判定および充電制御処理を実行可能となる。
以上のように、電子機器の起動状態および動作モードに基づいてスイッチを制御することで、USBケーブルを電子機器に接続した直後から通信可能となるまでの時間をユーザの使用状態に応じて短くすることが可能な電子機器を提供することができる。
なお、接続部109と充電給電制御部215とを接続する動作モードはスリープモードに限らない、モードダイアル104で設定可能な動作モードの内、特定処理を実行しない動作モードであれば、スリープモードと同様に制御してもよい。
<実施例2>
実施例2では、電子機器100とアクセサリ500との接続状態に応じて、スイッチ213の接続先を制御する例について説明する。
電子機器100は、電池901を収容したアクセサリ500と接続し、アクセサリ500から受電した電力を用いて動作が可能である。つまり、電子機器100は、アクセサリ500と接続している場合、電池901の電力を、アクセサリ500を介して受電して動作することが可能である。また、電子機器100は、アクセサリ500の接続部505に接続された外部機器から受電した電力を、アクセサリ500を介して受電して動作することが可能である。
実施例2における電子機器100および外部機器800の装置構成図は、実施例1の図1と同様であることから説明を省略する。アクセサリ500は、電子機器100に給電可能な電子機器である。また、アクセサリ500は、電子機器100に付加機能を提供する電子機器である。例えば、アクセサリ500は、バッテリーグリップであるとする。
電子機器100は、アクセサリ500と接続するためのアクセサリ接続部110を、電池スロット106の内側に備える。アクセサリ接続部110は、アクセサリの接続部504と接続することが可能な接続端子である。なお、アクセサリ接続部110は、一部を電池接続部107と共通の端子とすることも可能である。
次に、アクセサリ500の装置構成について説明する。操作部501はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の操作部材である。
電池スロット502は、電池901を収容するためのスロットである。電池接続部503は、電池901と接続して、電池901と電力の送受信を行う。電池901は、二次電池であるとする。電池接続部503は、電池スロットの内部に設けられる。
接続部504は、電子機器100と接続するための接続端子である。
接続部505は、外部機器を接続するためのインターフェースである。接続部505は、USB3.1規格に準拠したUSB Type-Cのレセプタクルであるとする。接続部505が準拠する規格は、USB1.0~3.0規格であってもよい。また、接続部505は、USB Standard‐A、USB Standard‐Bであってもよい。
図5は、アクセサリ500の機能ブロックを示すブロック図である。電子機器100の機能ブロックの構成は、実施例1で図2を用いて説明した構成と同様であるとする。以下では、実施例1と異なる機能を発揮する電子機器100の機能ブロック、およびアクセサリ500の機能ブロックについて説明する。
システム制御部208は、アクセサリ500のシステム制御部600と通信を行うことが可能である。充電給電制御部215は、アクセサリ500の充電給電制御部606と接続して、アクセサリ500の充電、または給電の制御を行うことが可能である。電源制御部216は、電池接続部503および電源接続部609を介して電源制御部607と接続し、電力の送信、もしくは受信を行うことができる。接続検出部220は、アクセサリ接続部110がアクセサリ500と接続したか否かを検出する。
次に、アクセサリ500の機能ブロックについて説明する。
アクセサリ不揮発性メモリ602は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。アクセサリ不揮発性メモリ602には、後述のアクセサリシステム制御部600の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
次に、アクセサリ500の機能ブロックについて説明する。
システム制御部600は、アクセサリ500の動作を制御するプロセッサである。メモリ602に記録されたプログラムを実行することで、各処理を実現する。また、システム制御部600は、電子機器100のシステム制御部208と通信を行ってもよい。システムメモリ601には、RAMが用いられ、システム制御部600の動作用の定数、変数、メモリ602から読み出したプログラム等を展開する。
メモリ602は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。メモリ602には、システム制御部600の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。メモリ602は、アクセサリ500に電力が供給されなくなった場合でも、記憶された情報を保持することが可能な不揮発性のメモリであるとする。メモリ制御部604は、メモリ603のデータの書き込み、およびデータの読出しを制御する。
接続検出部605は、接続部505の接続状態を検出する。具体的には、接続検出部605は、接続部505が外部機器と接続したか否かを検出する。
充電給電制御部606は、接続検出部605の検出結果に応じて、アクセサリ500の充電給電の制御を行う。具体的には、充電給電制御部606は、接続部505を介して接続された外部機器から受電した電力を用いた電池901への充電を制御する。また、充電給電制御部606は、接続部505を介して接続された外部機器から受電した電力を、電源接続部609を介して電源制御部216に出力するように電源制御部607を制御してもよい。
電源制御部607は、電池901あるいは充電給電制御部606から供給された電力を基に各システム用電源の生成および供給制御を行う。また、電源制御部607は、電源接続部609を介して電子機器100に電池901あるいは充電給電制御部606から供給された電力を送る供給制御を行うことも可能である。
接続先判別部608は、接続部505に接続した外部機器の種類の判別および電力供給能力の判別を行う。充電給電制御部606と接続先判別部608は、同一の集積回路チップに実装されるとする。
電源接続部609は、電子機器100の電池接続部107と接続して、電力の送受信を行うための接続端子である。
電子機器100がアクセサリ500と接続した場合、電子機器100の駆動のための電力は、アクセサリ500から供給される。つまり、電子機器100の接続部109を介して外部機器800から電力を受け取らない。したがって、スイッチ制御部212は、電子機器100が、アクセサリ500と接続している場合に、接続部109を予め通信制御部214と接続するようにスイッチ213を制御する。これにより、接続部109が外部機器800と接続した場合に、速やかに通信を開始することが可能となる。
図6は、実施例2におけるスイッチ制御部212のスイッチ213の切換え制御を示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御部208がメモリ207に格納されたプログラムをシステムメモリ209に展開して実行することにより実現される。
なお、図6のS2、S73は、実施例1で説明した図3のS32、S33と同様の処理なので説明を省略する。
1で、接続検出部220は、アクセサリ接続部110にアクセサリ500が接続されているか否かを判定する。接続されているならばS2へ進み、接続されていないならばS3へ進む。
上述したように、電子機器100が電子機器100への給電が可能なアクセサリ500と接続しているか否かに応じて、接続部109が接続する制御部を切り換える。これにより、電子機器100が電子機器100への給電が可能なアクセサリ500と接続している場合に、接続部109に接続した外部機器800からの給電よりも、外部機器800との通信を優先することが可能となる。したがって、ユーザが外部機器を接続した場合に、通信可能となるまでにかかる待機時間を抑制することが可能となる。
なお、電子機器100が、接続しているアクセサリ500に対して給電が可能である場合、アクセサリ500が接続しているか否かだけでは、接続部109を介して接続された外部機器800から電子機器100が受電する可能性がある。このような電子機器100においては、アクセサリ500が接続しているか否かの判定に加えて、アクセサリ500に外部機器801からの給電が行われているか否かを判定して、接続部109の接続先を制御することが有効である。
アクセサリ500が、接続部505を介して接続した外部機器801から受電している場合、アクセサリ500は、電子機器100に外部機器801から受電した電力を送信することが可能である。したがって、電子機器100が、さらに接続部109に接続した外部機器800から電力を受電する可能性は低い。したがって、アクセサリ500が、接続部505を介して接続した外部機器801から受電している場合、スイッチ制御部212は、接続部109を予め通信制御部214と接続するようにスイッチ213を制御する。
図7は、スイッチ制御部212のスイッチ213の切換え制御を示すフローチャートである。なお、図7のS1は、図6のS1と同様の処理なので説明を省略する。図7のS3、S84は、実施例1で説明した図3のS32、S33と同様の処理なので説明を省略する。
2では、システム制御部208は、接続部505を介して接続した外部機器801から受電しているか否かを判定する。システム制御部208が、アクセサリ500のシステム制御部600と通信をして、アクセサリ500がUSB給電動作、もしくは充電動作を実施しているか否かを判定する。
USB給電動作は、アクセサリ500が接続部505を介して接続した外部機器801から取得した電力を、アクセサリ500内の各機能ブロックに給電している状態である。また、この場合に、電源制御部607は、受電した電力を電子機器100の駆動電力として、電子機器100に出力してもよい。
また、充電動作は、アクセサリ500が接続部505を介して接続した外部機器801から取得した電力を、電池901に充電するように制御する動作である。つまり、いずれの動作もアクセサリ500が、接続部505を介して接続した外部機器801から受電していることを前提とした動作である。したがって、これらのアクセサリ500の動作を判定することにより、アクセサリ500が、接続部505を介して接続した外部機器801から受電しているか否かを判定可能である。
システム制御部208は、システム制御部600からアクセサリ500の動作状態を取得し、アクセサリ500が上述の動作のいずれかで動作している場合には、電子機器100は、アクセサリ500から電力を受電していると判定する。
システム制御部208は、接続部505を介して接続した外部機器801から受電している場合、S3へ進み、そうでない場合、S4へ進む。
上述の通り、電子機器100が電子機器100への給電が可能なアクセサリ500と接続しているか否かに加えて、アクセサリ500が外部機器801から受電しているか否かに基づいて、接続部109が接続する制御部を切り換える。具体的には、接続したアクセサリ500が外部機器801から給電されている場合に、電子機器100へさらに外部機器800から給電される可能性は低いとして、接続部109を通信制御部214に接続する。これにより、電子機器100が接続部109を介して外部機器800と接続した場合に、外部機器800からの給電よりも、外部機器800との通信を優先することが可能となる。したがって、ユーザが外部機器を接続した場合に、通信可能となるまでにかかる待機時間を抑制することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。また、実施例1と実施例2のスイッチ切り換え制御を組み合わせて実行することも可能である。
また、外部機器と電子機器、もしくはアクセサリとの接続インターフェースとして、USBを例に挙げたが、データ通信と電力供給を兼ねるものであればこれ以外でもよい。アクセサリ側にもメモリやシステム制御部を設けたが、設けない構成としてもよい。
100 電子機器
109 接続部
212 スイッチ制御部
213 スイッチ
214 通信制御部
215 充電給電制御部
500 アクセサリ
800 外部機器
900 電池

Claims (12)

  1. 電子機器であって、
    外部機器と接続するインターフェースと、
    前記インターフェースを介して前記外部機器から受電した電力を用いた充電を制御する充電制御手段と、
    前記インターフェースを介した前記外部機器との通信を制御する通信制御手段と、
    前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段および前記通信制御手段のいずれか一方に切り換える切り換え手段とを有し、
    前記電子機器が所定の処理を実行可能な第1の動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換え、
    前記電子機器が前記所定の処理を実行可能でない第2の動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換え、
    前記所定の処理は、画像の撮影処理を含む処理であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記所定の処理の実行を制御するシステム制御手段と、
    前記電子機器への電力供給を制御する電源制御手段とをさらに有し、
    前記システム制御手段は、
    前記電子機器へ供給される電力が所定の値以上である電源ON状態においては、前記所定の処理の実行を可能とし、
    前記電子機器へ供給される電力が所定の値未満である電源OFF状態においては、前記所定の処理の実行を可能としないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 電子機器であって、
    外部機器と接続するインターフェースと、
    前記インターフェースを介して前記外部機器から受電した電力を用いた充電を制御する充電制御手段と、
    前記インターフェースを介した前記外部機器との通信を制御する通信制御手段と、
    前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段および前記通信制御手段のいずれか一方に切り換える切り換え手段と、
    所定の処理の実行を制御するシステム制御手段と、
    前記電子機器への電力供給を制御する電源制御手段とを有し、
    前記電子機器が前記所定の処理を実行可能な第1の動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換え、
    前記電子機器が前記所定の処理を実行可能でない第2の動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換え、
    前記システム制御手段は、
    前記電子機器へ供給される電力が所定の値以上である電源ON状態においては、前記所定の処理の実行を可能とし、
    前記電子機器へ供給される電力が所定の値未満である電源OFF状態においては、前記所定の処理の実行を可能としないことを特徴とする電子機器。
  4. 前記インターフェースは、USB 3.1規格に準拠したUSB Type-Cのレセ プタクルであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記充電制御手段は、第1の回路に実装され、
    前記通信制御手段は、前記第1の回路と独立に設けられた第2の回路に実装され、
    前記切り換え手段は、前記インターフェースの接続先を前記第1の回路および前記第2の回路のいずれか一方に切り換えるスイッチであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 電子機器であって、
    外部機器と接続する第1のインターフェースと、
    アクセサリと接続する第2のインターフェースと、
    前記第1のインターフェースを介して前記外部機器から受電した電力を用いた充電を制御する充電制御手段と、
    前記第1のインターフェースを介した前記外部機器との通信を制御する通信制御手段と、
    前記第1のインターフェースの接続先を前記充電制御手段および前記通信制御手段のいずれか一方に切り換える切り換え手段と
    を有し、
    前記電子機器に給電可能なアクセサリが前記第2のインターフェースに接続されている場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換え、
    前記電子機器に給電可能なアクセサリが前記第2のインターフェースに接続されていない場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換える
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 前記電子機器に給電可能なアクセサリが前記第2のインターフェースに接続され、かつ、前記第2のインターフェースに接続された前記アクセサリが外部から受電していないと判定した場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第2のインターフェースに接続された前記アクセサリの動作状態を判定する判定手段をさらに有し、
    前記アクセサリが外部から受電した電力で動作する動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換え、
    前記アクセサリが外部から受電した電力で動作する動作状態でない場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換える
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  9. 前記第2のインターフェースに接続された前記アクセサリの動作状態を判定する判定手段をさらに有し、
    前記アクセサリが外部から受電した電力で前記アクセサリが有する電池の充電を実行する動作状態である場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換え、
    前記アクセサリが外部から受電した電力で前記アクセサリが有する電池の充電を実行する動作状態でない場合、前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換える
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  10. 前記充電制御手段は、第1の回路に実装され、
    前記通信制御手段は、前記第1の回路と独立に設けられた第2の回路に実装され、
    前記切り換え手段は、前記第1のインターフェースの接続先を前記第1の回路および前記第2の回路のいずれか一方に切り換えるスイッチであることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 外部機器と接続するインターフェースと、前記インターフェースを介して前記外部機器から受電した電力を用いた充電を制御する充電制御手段と、前記インターフェースを介した前記外部機器との通信を制御する通信制御手段と、前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段および前記通信制御手段のいずれか一方に切り換える切り換え手段とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器が所定の処理を実行可能な第1の動作状態である場合には、前記インターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制御手段に切り換えることを前記切り換え手段に行わせるステップと、
    前記電子機器が前記所定の処理を実行可能でない第2の動作状態である場合には、前記インターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換えることを前記切り換え手段に行わせるステップとを有し、
    前記所定の処理は、画像の撮影処理を含む処理であることを特徴とする制御方法。
  12. 外部機器と接続する第1のインターフェースと、アクセサリと接続する第2のインターフェースと、前記第1のインターフェースを介して前記外部機器から受電した電力を用いた充電を制御する充電制御手段と、前記第1のインターフェースを介した前記外部機器との通信を制御する通信制御手段と、前記第1のインターフェースの接続先を前記充電制御手段および前記通信制御手段のいずれか一方に切り換える切り換え手段とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器に給電可能なアクセサリが前記第2のインターフェースに接続されている場合には、前記第1のインターフェースの接続先を前記充電制御手段ではなく前記通信制 御手段に切り換えることを前記切り換え手段に行わせるステップと、
    前記電子機器に給電可能なアクセサリが前記第2のインターフェースに接続されていない場合には、前記第1のインターフェースの接続先を前記通信制御手段ではなく前記充電制御手段に切り換えることを前記切り換え手段に行わせるステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
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