JP7075718B2 - 浄水汚泥処理剤、浄水汚泥処理方法及び浄水汚泥処理装置 - Google Patents
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Description
この凝集剤はフロック生成に適したものであれば特に限定されないが、一般に無機凝集剤を使用する。
汚泥濃縮および汚泥脱水の用途に用いる浄水汚泥処理剤は、ポリカルボン酸系重合体を含むものであって、好ましくはポリカルボン酸系重合体を主成分(50質量%)とするが、ポリカルボン酸系重合体の含有量は70質量%以上が好ましく、より好ましくは90質量%以上とすることも可能であり、実質的にポリカルボン酸系重合体からなる浄水汚泥処理剤が最も好ましい。
(ブランクの滴定量[ml]-サンプルの滴定量[ml])×1/2×PVSK溶液の力価
本発明が適用できる浄水汚泥処理設備(浄水汚泥処理装置)は特に限定されず、実用化されている通常の設備を全て採用することが可能であるが、具体的には浄水処理設備と汚泥処理設備を兼ね備えたものであり、例えば横流式沈殿設備を有する浄水施設、高速凝集沈殿設備を有する浄水設備が挙げられる。
本発明で処理する被処理水1は特に限定されず、工場排水、家庭排水、海水などの処理も可能ではあるが、特に適しているのは河川水、湖沼水、貯水地水、雨水、伏流水、地下水、井水である。
上記ポリマI~VI及び比較ポリマI~Vを用いて汚泥スラリーの濃縮試験を行った。浄水汚泥処理剤としてのポリマI~VI、比較ポリマI、IIの種類及び注入率を、試験結果と共に下記表3に記載する。
和光純薬株式会社製の試薬カオリン(以下、カオリンと記す)および多木化学株式会社製のポリ塩化アルミニウムA-250(以下、PACと記す)を質量比1:2の割合で袖ヶ浦市水に添加して混合し、水酸化ナトリウムでpH7に中和して汚泥スラリー原液を調製した。この汚泥スラリー原液の固形物濃度(SS)を測定し、この値を基に袖ヶ浦市水で希釈してSS濃度1.3g/Lの汚泥スラリーを調製した。
浄水汚泥処理剤として、ポリマIを表3の注入率で汚泥スラリーに添加した以外は、比較例1と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、SV2は28%、濃縮上澄水濁度は8.3度、濃縮上澄水ろ過指数は72mL/30秒であった。すなわち、実施例1は比較例1よりもSV2、濃縮上澄水濁度とも低下し、汚泥スラリーの濃縮性、上澄水の清澄度は著しく改善されており、しかも比較例1と同等以上の高いろ過指数が得られている。比較例1はポリマが添加されておらず、無機凝集剤のみを使用して浄水処理(凝集、沈殿、ろ過)を行った場合に該当すると考えられており、本発明はこのような比較例1よりもろ抗が軽減されることが確認された。
浄水汚泥処理剤であるポリマIの注入率を0.3質量%(対SS)に変更した以外は実施例1と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、SV2は27%、濃縮上澄水濁度は1.5度、濃縮上澄水ろ過指数は81mL/30秒であり、SV2、濃縮上澄水濁度および濃縮上澄水ろ過指数の何れも、比較例1や実施例1よりも改善された。
浄水汚泥処理剤をポリマII~VIに変えて上記表3の注入率で添加した以外は、実施例1と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、実施例3、実施例4、実施例5、実施例6、実施例7のSV2はそれぞれ27%、27%、28%、21%、22%、濃縮上澄水濁度はそれぞれ4.5度、5.4度、5.2度、1.6度、1.8度、濃縮上澄水ろ過指数はそれぞれ78mL/30秒、70mL/30秒、66mL/30秒、75mL/30秒、66mL/30秒であり、SV2、濃縮上澄水濁度および濃縮上澄水ろ過指数の何れも比較例1より改善された。ただし、同量の注入率(0.3%)で比較すると、実施例4~7は実施例2、3よりも濃縮上澄水のろ過指数の点で劣っており、ろ抗抑制が特に要求される場合は、ポリ(メタ)アクリル酸塩を主成分とする浄水汚泥処理剤が適していることが分かる。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマIを上記表3の注入率で添加した以外は、実施例1と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、比較例2、比較例3のSV2はそれぞれ26%、23%、濃縮上澄水濁度はそれぞれ2.0度、2.3度であり、これらの結果は比較例1よりも改善されたものの、濃縮上澄水ろ過指数はそれぞれ48mL/30秒、35mL/30秒と比較例1よりも著しく少なくなっており、ろ過障害リスクが比較例1よりも更に高いことが確認された。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマIIを上記表3の注入率で添加した以外は、実施例1と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、比較例4、比較例5のSV2はそれぞれ24%、23%、濃縮上澄水濁度はそれぞれ3.2度、0.3度と比較例1よりも改善されたものの、濃縮上澄水ろ過指数はそれぞれ35mL/30秒、36mL/30秒と比較例1よりも著しく少なくなっており、比較例4、5は比較例2、3と同様に、ろ過障害リスクが高いことが確認された。
SS濃度2.0g/Lに調製した汚泥スラリーを試験に供した以外は、比較例1と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、SV2は99%、濃縮上澄水濁度は30度を超え、濃縮上澄水ろ過指数は61mL/30秒であった。
浄水汚泥処理剤として、それぞれポリマI~ポリマVIを汚泥スラリーに0.3質量%対SSの注入率で添加した以外は、比較例6と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、実施例8、実施例9、実施例10、実施例11、実施例12、実施例13のSV2はそれぞれ39%、37%、35%、35%、55%、50%、濃縮上澄水濁度はそれぞれ1.7度、1.0度、8.2度、7.2度、0.4度、0.4度、濃縮上澄水ろ過指数はそれぞれ86mL/30秒、82mL/30秒、67mL/30秒、62mL/30秒、68mL/30秒、68mL/30秒であり、これら実施例8~13は比較例6よりも汚泥スラリーの濃縮性、上澄水の清澄度は著しく改善された上に、比較例6よりもろ過指数が高く、ろ抗が軽減されることが確認された。
浄水汚泥処理剤として、それぞれ比較ポリマI~比較ポリマVを汚泥スラリーに0.3質量%対SSの注入率で添加した以外は、比較例6と同じ条件で汚泥スラリー濃縮試験を行ったところ、比較例7、比較例8、比較例9、比較例10、比較例11のSV2はそれぞれ31%、33%、24%、25%、57%、濃縮上澄水濁度はそれぞれ0.4度、1.7度、2.1度、2.4度、0.5度、濃縮上澄水ろ過指数はそれぞれ49mL/30秒、48mL/30秒、45mL/30秒、43mL/30秒、48mL/30秒であり、SV2および濃縮上澄水濁度が比較例6よりも改善されたものの、濃縮上澄水ろ過指数は比較例6よりも低く、ろ過障害のリスクが高いことが確認された。
次に、浄水汚泥処理剤の濃縮汚泥の脱水性について検討した。脱水条件、脱水試験結果を下記表5に記載する。
カオリンおよびPACを重量比1:2の割合で袖ヶ浦市水に添加して混合し、水酸化ナトリウムでpH7に中和して汚泥スラリー原液を調製した。この汚泥スラリー原液の固形物濃度(SS)を測定し、その測定値を基に袖ヶ浦市水で希釈してSS濃度20g/Lの濃縮汚泥を調製し、濃縮汚泥脱水試験に供した。
浄水汚泥処理剤として、表1に記載の本発明のポリマIを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加してから「移し替え5回凝集法」による凝集操作を実施した以外は、比較例12と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、実施例14、実施例15の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ60mL/30秒、77mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ76.5質量%、73.2質量%であった。すなわち、比較例12と比較して、実施例14、15は、汚泥脱水性、汚泥剥離性が改善された上、脱水離脱水(遠心分離上澄液)を浄水処理系に返送した場合のろ過池閉塞リスクも、無機凝集剤のみを使用して凝集沈殿ろ過を行う場合(比較例12)よりむしろ軽減されることが確認された。
浄水汚泥処理剤として、表1に記載の本発明のポリマIIを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は、上記実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、実施例16、実施例17の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ66mL/30秒、76mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ73.1質量%、72.5質量%であり、いずれの指標も比較例12より改善された。
浄水汚泥処理剤として、表1に記載の本発明のポリマIII、IVを濃縮汚泥にそれぞれ0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は、上記実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、実施例18、実施例19の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ76mL/30秒、68mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ78.0質量%、78.5質量%であり、いずれの指標も比較例12より改善された。
浄水汚泥処理剤として、表1に記載の本発明のポリマVを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は、上記実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、実施例20、実施例21の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ70mL/30秒、62mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ72.0質量%、71.5質量%であり、いずれの指標も比較例12より改善された。
浄水汚泥処理剤として、表1に記載の本発明のポリマVIを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は、上記実施例14、15同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、実施例22、実施例23の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ66mL/30秒、65mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ72.2質量%、76.5質量%であり、いずれの指標も比較例12より改善された。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマIを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は、実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、比較例13、比較例14の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ39mL/30秒、30mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ76.5質量%、73.5質量%であり、汚泥剥離性および含水率は比較例12より改善されたものの、濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数は比較例12よりも低く、脱水離脱水(遠心分離上澄液)を浄水処理系に返送した場合のろ過池に与えるろ過閉塞リスクは比較例12よりも高くなった。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマIIを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は、実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、比較例15、比較例16の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ45mL/30秒、40mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ76.5質量%、72.5質量%であり、汚泥剥離性および含水率は比較例12より改善されたものの、脱水離脱水(遠心分離上澄液)を浄水処理系に返送した場合のろ過池に与えるろ過閉塞リスクは比較例12よりも高くなった。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマIIIを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、比較例17、比較例18の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ45mL/30秒、34mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ80.0質量%、80.2質量%であり、汚泥剥離性および含水率は比較例12より改善されたものの、脱水離脱水(遠心分離上澄液)を浄水処理系に返送した場合のろ過池に与えるろ過閉塞リスクは比較例12よりも高くなった。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマIVを濃縮汚泥にそれぞれ0.15質量%対SS、0.20質量%対SSの注入率で添加した以外は実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、比較例19、比較例20の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ44mL/30秒、28mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性はいずれも「良」、含水率はそれぞれ74.5質量%、72.5質量%であり、汚泥剥離性および含水率は比較例12より改善されたものの、脱水離脱水(遠心分離上澄液)を浄水処理系に返送した場合のろ過池に与えるろ過閉塞リスクは比較例12よりも高くなった。
浄水汚泥処理剤として、比較ポリマVを濃縮汚泥に0.20質量%対SSの注入率で添加して以外は実施例14、15と同じ条件で濃縮汚泥脱水試験を行ったところ、比較例21の濃縮汚泥遠心分離液ろ過指数はそれぞれ45mL/30秒、脱水汚泥ケーキの汚泥剥離性は「良」、含水率は72.3質量%であり、汚泥剥離性および含水率は比較例12より改善されたものの、脱水離脱水(遠心分離上澄液)を浄水処理系に返送した場合のろ過池に与えるろ過閉塞リスクは比較例12よりも高くなった。
2 処理水(浄水)
3 凝集沈殿汚泥
4 ろ過洗浄排水
5 排水池上澄水
6 汚泥スラリー
7 浄水汚泥
8 濃縮池上澄水
9 濃縮汚泥
10 脱水離脱水
11 脱水ケーキ
12 無機凝集剤
13 塩素剤
14 浄水汚泥処理剤
15 浄水汚泥処理装置
20 浄水処理手段
21 着水井
22 凝集混和池
23 フロック形成池
24 沈澱池
25 ろ過池
30 濃縮手段
31 排水池
32 排泥池
33 濃縮池
40 供給手段
50 脱水手段
51 脱水装置
Claims (6)
- ポリカルボン酸系重合体から選択される少なくとも2種から成り、
1mol/L塩化ナトリウム溶液に溶解した場合の0.1質量%塩粘度が2~5mPa・sであり、25g/L塩化ナトリウム溶液に溶解した場合の0.1質量%溶液粘度が6mPa・s以下であり、かつ、アニオン当量が4.5meq/g以上であることを特徴とする浄水汚泥処理剤であって、
前記ポリカルボン酸系重合体は、ポリ(メタ)アクリル酸(塩);(メタ)アクリル酸(塩)と、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリレート(塩)又はこれらの誘導体から選択される1種以上のノニオン性モノマーとを共重合させて得られる共重合体;アルギン酸(塩);カルボキシメチルセルロース(塩);及びポリグルタミン酸(塩)より選択される、
前記浄水汚泥処理剤。 - 前記ポリカルボン酸系重合体がポリ(メタ)アクリル酸又はその塩を含むことを特徴とする請求項1に記載の浄水汚泥処理剤。
- 被処理水を凝集沈殿した後、ろ過して浄水を得る浄水処理工程と、
前記浄水処理工程から分離された凝集沈殿汚泥と、前記ろ過に用いる装置から排出されるろ過洗浄排水の少なくとも一方を含む浄水汚泥を、濃縮して濃縮汚泥を得る濃縮工程と、
前記濃縮汚泥を脱水する脱水工程と、を有し、
前記浄水汚泥と前記濃縮汚泥のいずれか一方又は両方に、請求項1又は請求項2に記載の浄水汚泥処理剤を添加する浄水汚泥処理剤の供給工程を更に有することを特徴とする浄水汚泥処理方法。 - 前記脱水工程は、フィルタプレスを用いた機械脱水であることを特徴とする請求項3に記載の浄水汚泥処理方法。
- 被処理水を凝集沈殿し、ろ過して浄水を得る浄水処理手段と、
前記浄水処理手段で分離された凝集沈殿汚泥と、前記ろ過に用いる装置から排出されるろ過洗浄排水の少なくとも一方を含む浄水汚泥を濃縮し、濃縮汚泥を得る濃縮手段と、
前記濃縮汚泥を脱水する脱水手段と、
前記浄水汚泥および前記濃縮汚泥の何れか一方又は両方に、請求項1又は請求項2に記載の浄水汚泥処理剤を添加する供給手段と、
を有することを特徴とする浄水汚泥処理装置。 - 前記脱水手段は、フィルタプレス型脱水手段であることを特徴とする請求項5に記載の浄水汚泥処理装置。
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