JP7074625B2 - 粒状体ダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、粒状体ダンパに関する。
特許文献1には、ケースと、抵抗体と、弾性を有する複数の粒状体とを備えた粒状体ダンパが開示されている。抵抗体は抵抗発生部(ピストン)からロッドを延出させた形態であり、抵抗発生部がケース内に収容され、ロッドはケース外へ突出している。粒状体はケース内に収容されている。抵抗体がロッドの軸線方向に移動すると、ケース内で流動する粒状体に反発現象が生じるとともに、粒状体の表面では摩擦力が生じる。これらの反発力と摩擦力は、抵抗体の移動を抑制する減衰力となる。この粒状体ダンパは、ロッドを中心として抵抗体を回転させる形態とした場合でも、減衰力を生じさせることができる。
特開2011-021648号公報
粒状体を用いた回転タイプの粒状体ダンパは、ドアヒンジに適用することができる。ドアヒンジに適用した場合、ドアを閉める際には、粒状体ダンパの減衰力を高めることによって、ドアとドア枠との間での挟み込みを防止できるとともに、ドアが閉じたときの音を低減できる。一方、ドアを開ける際には、減衰力を小さくした方が開き易い。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、入力される回転力の向きによって減衰特性が異なる粒状体ダンパを提供することを解決すべき課題としている。
本発明の粒状体ダンパは、ケースと、回転子と、複数の第1粒状体と、回転部材と、ワンウェイクラッチと、作動空間と、ロータと、複数の第2粒状体とを備えている。回転子は、ケース内に収容され、ケースに対して相対回転可能である。複数の第1粒状体は、ケース内に収容され、ケースと回転子に対し相対回転を抑制する抗力を付与する。回転部材は、ケースに対し正逆両方向への相対回転が可能である。ワンウェイクラッチは、回転部材の正逆の回転力のうち正方向の回転力のみを回転子に伝達する。作動空間は、回転部材に形成されている。ロータは、作動空間内に収容され、回転子と一体回転可能である。複数の第2粒状体は、作動空間内に収容され、回転部材とロータに対し相対回転を抑制する抗力を付与する。
本発明の粒状体ダンパは、回転部材が正方向に回転すると、回転部材の回転力がワンウェイクラッチを介して回転子に伝達される。回転子が回転すると、ケース内では第1粒状体が流動し、第1粒状体の反発力と摩擦力が、ケースと回転子に対し相対回転を抑制する抗力として作用するので、回転子と回転部材に対して減衰力が作用する。回転部材が逆方向に回転した場合には、回転子に回転力が伝達されないので、ケース内の第1粒状体の反発力及び摩擦力に起因する減衰力は回転部材に作用しない。したがって、本発明の粒状体ダンパは、回転部材を介してワンウェイクラッチに入力される回転力の向きによって、異なる減衰力特性を発揮する。また、回転部材が正方向に回転した場合、作動空間内の第2粒状体は流動しないので、回転部材に作用する減衰力は、ケース内の第1粒状体の流動に起因する力だけである。回転部材が逆方向に回転した場合は、ケース内の第1粒状体によって回転子及びロータの回転が抑制されるので、回転部材とロータが相対回転し、作動空間内の第2粒状体が流動する。これにより、作動空間内の第2粒状体の反発力と摩擦力が、回転部材とロータに対し相対回転に抗する減衰力として作用する。
また、本発明の粒状体ダンパは、ケース内の粒状体の流動に起因する減衰力の大きさと、作動空間内の粒状体の流動に起因する減衰力の大きさとが相違していてもよい。この構成によれば、入力される回転力の正逆の向きに応じて減衰力を適宜に設定することで、好適な減衰機能を発揮させることができる。
また、本発明の粒状体ダンパは、調節部材を備えていてもよい。調節部材は、ケース内の容積と作動空間内の容積のうち少なくとも一方の容積を変更可能である。この構成によれば、ケース内の容積を変更することによって、ケース内の粒状体の密度を変更し、ケース内の粒状体の流動に起因する減衰力を調節することができる。同様に、作動空間内の容積を変更することによって、作動空間内の粒状体の密度を変更し、作動空間内の粒状体の流動に起因する減衰力を調節することができる。
また、本発明の粒状体ダンパは、第1抵抗部材と、第2抵抗部材とを備えていてもよい。第1抵抗部材は回転子を有している。第2抵抗部材は、ロータを有し、ワンウェイクラッチを介して回転部材に取り付けられている。第1抵抗部材と第2抵抗部材は、一体回転可能に連結可能であり、且つ分離可能である。この構成によれば、ケースと一体をなす第1抵抗部材と、回転部材と一体をなす第2抵抗部材とを分離できるので、メンテナンス等の作業が容易となる。
実施形態1の粒状体ダンパを適用したドアヒンジ及びドアの正面図である。 粒状体ダンパの断面図である。 実施形態2の粒状体ダンパの断面図である。 実施形態3の粒状体ダンパの断面図である。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1~図2を参照して説明する。尚、以下の説明において、上下の方向については、図1~2にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
図1に示すように、本実施形態1の粒状体ダンパAは、建物のドアヒンジ10と一体化されたものである。ドアヒンジ10は、建物の壁11に設けた開口部12の枠13にドア14を支持するものである。ドア14は、開口部12を閉塞する全閉位置と、開口部12を開放して開口部12から最も遠ざかる全開位置との間で、ドアヒンジ10の上下方向の回転軸15を中心として揺動する。粒状体ダンパAは、ドア14を閉める際に、ドア14に対して揺動速度を低下させる減衰力を付与し、ドア14と枠13との間における挟み込みを防止するとともに、ドア14を閉じた時の音を低減する。また、粒状体ダンパAは、ドア14を開ける際にも、ドア14に対して揺動速度を低下させる減衰力を付与し、ドア14が急速に開放されることを防止する。
図2に示すように、ドアヒンジ10は、枠13に固定して取り付けられる壁側ヒンジ構成部材16と、ドア14に対し一体的に揺動し得るように取り付けられるドア側ヒンジ構成部材32(請求項に記載の回転部材)とを備えて構成されている。壁側ヒンジ構成部材16は、ビス等によって枠13に固定される平板状の壁用ブラケット17と、ケース18とを備えた単一部材である。ケース18は、壁用ブラケット17の側縁部に沿って配され、ドア14の揺動中心となる回転軸15と同軸状の円筒形をなす。
ケース18の内部は第1作動空間19となっている。ケース18の下端部には、第1調節部材20(請求項に記載の調節部材)がねじ込みによって取り付けられている。第1調節部材20の上面は第1作動空間19内に臨んでいる。第1調節部材20は、ケース18に対して相対回転させることより、上方又は下方へ移動させることができる。ケース18の上端部には、回転軸15(ケース18)と同軸状の円筒形をなす軸受部材21が取り付けられている。
ケース18には、抵抗体22が回転軸15を中心として相対回転し得るように取り付けられている。抵抗体22は、第1抵抗部材23と連結部材26と第2抵抗部材27を同軸状に合体して構成されている。第1抵抗部材23は、第1回転子24(請求項に記載の回転子)とロッド25とを一体化させた単一部材である。第1回転子24は、後述する第1粒状体31に抗力を生じさせるための抗力発生部として機能する。第1回転子24の回転軸15と直角な断面形状は非円形である。ロッド25は、回転軸15と同軸状の円柱形をなし、第1回転子24の上端面から上方へ突出した形態である。第1抵抗部材23は、第1回転子24を第1作動空間19(ケース18)内に収容し、ロッド25を軸受部材21に貫通させた状態でケース18に取り付けられている。第1抵抗部材23は、ケース18に対し回転軸15を中心として相対的に回転することが可能である。
連結部材26は、ケース18の上方に配され、ロッド25の上端部に対し同軸状にねじ込まれている。これにより、連結部材26は、第1抵抗部材23に対し一体的に回転し得るように固着されている。連結部材26の外周面には、第2抵抗部材27との連結手段として、回転軸15と平行な2つの平面が形成されている。したがって、連結部材26の外周の回転軸15と直角な断面形状は、非円形である。
第2抵抗部材27は、第2回転子28(請求項に記載のロータ)と軸部29とを一体化させた単一部材である。第2回転子28は、後述する第2粒状体38に抗力を生じさせるための抗力発生部として機能する。第2回転子28の回転軸15と直角な断面形状は、第1回転子24と同様、非円形である。軸部29は、回転軸15と同軸状の円柱形をなし、第2回転子28の下端から下方へ延出した形態である。軸部29には、軸部29の下端面に開口する連結孔30が形成されている。連結孔30の内周の回転軸15と直角な断面形状は、連結部材26の外周形状と同じく非円形である。
第2抵抗部材27は連結部材26の上方に配されている。連結孔30は、連結部材26の外周に対し、上方から同軸状に且つ相対回転不能に嵌合されている。連結孔30と連結部材26の嵌合により、第2抵抗部材27が、連結部材26を介すことにより第1抵抗部材23に対し一体的に回転し得るように組み付けられている。第2抵抗部材27を連結部材26と第1抵抗部材23に組み付けることにより、抵抗体22が構成されている。第2抵抗部材27は、連結孔30を連結部材26の外周から上方へ外すことにより、連結部材26及び第1抵抗部材23から分離することが可能である。
第1作動空間19内には、所定の弾性を有するエラストマーからなる複数の第1粒状体31(請求項に記載のケースに収容された粒状体)が収容されている。複数の第1粒状体31は何れも球状をなし、全ての第1粒状体31の外径(粒径)は概ね同寸法に設定されている。複数の第1粒状体31は、ケース18(第1作動空間19)の内周面と第1回転子24の外周面との間、第1調節部材20の上面と第1回転子24の下端面との間、ケース18(第1作動空間19)の内周面とロッド25の外周面との間に充填された状態となっている。
第1粒状体31の充填率は、第1調節部材20を上下動させることにより、例えば60~80%の範囲で変更できるようになっている。第1調節部材20を上昇させると、第1作動空間19の容積が減少するので、第1粒状体31の充填率(密度)が高くなる。第1調節部材20を下降させると、第1作動空間19の容積が増大するので、第1粒状体31の充填率(密度)が低くなる。
ドア側ヒンジ構成部材32は、ビス等によってドア14に固定される平板状のドア用ブラケット33と、筒状部34とを備えた単一部材である。筒状部34は、ドア用ブラケットの側縁部に沿って配され、回転軸15と同軸状の円筒形をなす。筒状部34の内部空間は、第2作動空間35(請求項に記載の作動空間)となっている。筒状部34の上端部内周には、第2調節部材36(請求項に記載の調節部材)がねじ込みによって取り付けられている。第2調節部材36の下面は第2作動空間35に臨んでいる。第2調節部材36は、筒状部34に対して相対回転させることより上方又は下方へ移動させることができる。
筒状部34の下端部内周には、ワンウェイクラッチ37が取り付けられている。ワンウェイクラッチ37は、図示は省略するが、インナレースとアウタレースとの間にクラッチ機構を設けた周知形態のものである。ワンウェイクラッチ37は、アウタレースが正方向へ回転するときにはアウタレースの回転力をインナレースへ伝達するが、アウタレースが逆方向へ回転するときにはアウタレースの回転力をインナレースへ伝達せず、アウタレースを空転させる。ワンウェイクラッチ37のアウタレースは、筒状部34の内周(ドア側ヒンジ構成部材32)に対し一体的に回転し得るように固着されている。
筒状部34には、抵抗体22の第2抵抗部材27が同軸状に取り付けられている。第2抵抗部材27の第2回転子28は、第2作動空間35のうちワンウェイクラッチ37より上方の領域に配置されている。第2抵抗部材27の軸部29のうち上端側部分の外周は、ワンウェイクラッチ37のインナレースに対し一体回転し得るように固着されている。軸部29の連結孔30は、ワンウェイクラッチ37の下方に位置し、第1抵抗部材23の連結部材26に嵌合されている。
第2作動空間35内には、所定の弾性を有するエラストマーからなる複数の第2粒状体38(請求項に記載の作動空間に収容された粒状体)が収容されている。複数の第2粒状体38は何れも球状をなし、全ての第2粒状体38の外径(粒径)は概ね同寸法に設定されている。複数の第2粒状体38は、回転部材(第2作動空間35)の内周面と第2回転子28の外周面との間、第2調節部材36の下面と第2回転子28の上端面との間に充填された状態となっている。
第2粒状体38の充填率は、第2調節部材36を上下動させることにより、例えば60~80%の範囲で変更できるようになっている。具体的には、第2調節部材36を下降させると、第2作動空間35の容積が減少するので、第2粒状体38の充填率(密度)が高くなる。第2調節部材36を上昇させると、第2作動空間35の容積が増大するので、第2粒状体38の充填率(密度)が低くなる。尚、第1粒状体31の外径(粒径)と第2粒状体38の外径(粒径)は、同一でもよく、異なっていてもよい。また、第1作動空間19内における第1粒状体31の充填率と、第2作動空間35内における第2粒状体38の充填率は、同一でもよく、異なっていてもよい。
抵抗体22のうち第1抵抗部材23と連結部材26は、壁側ヒンジ構成部材16のケース18に対し正逆両方向へ相対回転し得るように保持されている。第2抵抗部材27は、ワンウェイクラッチ37を介してドア側ヒンジ構成部材32に取り付けられている。第2抵抗部材27は、連結部材26に対し、軸部29を上から嵌合させることで、一体的に回転し得るように連結される。
第2抵抗部材27を連結部材26に連結すると、抵抗体22が組み立てられると同時に、ドア側ヒンジ構成部材32が抵抗体22を介して壁側ヒンジ構成部材16に組み付けられてドアヒンジ10が構成される。これにより、ドア14が、ドアヒンジ10を介して枠13(壁11)に支持される。また、第2抵抗部材27を持ち上げて連結部材26(第1抵抗部材23)から取り外すと、ドア側ヒンジ構成部材32が壁側ヒンジ構成部材16から分離され、ドア14が枠13から外される。
次に、本実施形態1の作用を説明する。ドア14を閉める過程では、ドア14の揺動に伴ってドア側ヒンジ構成部材32とワンウェイクラッチ37のアウタレースが、ケース18(壁側ヒンジ構成部材16)に対して正方向へ相対回転する。ドア側ヒンジ構成部材32とアウタレースが正方向に回転すると、ドア側ヒンジ構成部材32の回転力がワンウェイクラッチ37を介して抵抗体22に伝達されるので、抵抗体22(第1回転子24)が、ドア14と一体となってケース18に対して正方向へ相対回転する。第1作動空間19内では、第1回転子24の回転に伴って第1粒状体31が流動し、第1粒状体31が第1回転子24で押圧されることによって弾性的な反発力を生じる。
また、第1粒状体31の流動にともなって、第1粒状体31と第1回転子24との間、第1粒状体31と第1作動空間19の内周面との間、第1粒状体31と第1調節部材20の上面との間、第1粒状体31同士の間で転がり摩擦や滑り摩擦力が生じる。これらの弾性的な反発力と摩擦力は、ケース18に対する抵抗体22の正方向への相対回転とドア14の閉じ方向への揺動を抑制する抗力となり、粒状体ダンパAの減衰力として機能する。この減衰力がドア14に付与されることにより、ドア14の閉じ方向の揺動速度が抑えられるので、全閉時におけるドア14の挟み込みが防止されるとともに、ドア14の音が低減される。
尚、ドア側ヒンジ構成部材32と抵抗体22が正方向へ回転するときには、筒状部34と第2抵抗部材27(第2回転子28)が一体的に回転するので、第2作動空間35内では、第2回転子28が筒状部34に対して相対回転することはなく、第2粒状体38が流動することもない。したがって、ドア14を閉める過程では、第2粒状体38の流動に起因する減衰力は発生しない。
全閉状態のドア14を開ける過程では、ドア14の揺動に伴ってドア側ヒンジ構成部材32とワンウェイクラッチ37のアウタレースが、ケース18(壁側ヒンジ構成部材16)に対して逆方向へ相対回転する。ドア側ヒンジ構成部材32とアウタレースが逆方向に回転したときには、ドア側ヒンジ構成部材32から抵抗体22(第1回転子24)への回転力の伝達がワンウェイクラッチ37によって遮断される。このとき第1作動空間19内における第1回転子24の回転動作は、第1作動空間19に充填されている第1粒状体31の存在によって抑制されている。
第1粒状体31によって第1回転子24の回転が抑制されると、第2作動空間35内では第2回転子28が回転せずに止まった状態を保とうとする。そのため、逆方向へ回転するドア側ヒンジ構成部材32(筒状部34)と、止まった状態を保とうとする第2回転子28とが相対的に回転することになる。これにより、第2作動空間35内では、第2粒状体38が流動し、第2粒状体38が第2回転子28で押圧されることによって弾性的な反発力を生じる。
また、第2粒状体38の流動にともなって、第2粒状体38と第2回転子28との間、第2粒状体38と第2作動空間35の内周面との間、第2粒状体38と第2調節部材36の下面との間、第2粒状体38同士の間で転がり摩擦や滑り摩擦が生じる。これらの弾性的な反発力と摩擦力は、ドア側ヒンジ構成部材32と第2回転子28の相対回転とドア14の開き方向への揺動を抑制する抗力となり、粒状体ダンパAの減衰力として機能する。この減衰力がドア14に付与されることにより、ドア14の開き方向の揺動速度が抑えられるので、ドア14が急に開く虞はない。
また、ドア14を閉めるときの第1粒状体31の流動に起因する減衰力の大きさと、ドア14を開けるときの第2粒状体38の流動に起因する減衰力の大きさは、異なっている。減衰力の大きさを異ならせる手段としては、第1作動空間19と第2作動空間35の容積を異ならせる、第1作動空間19の内周と第1回転子24の外周との間の最小間隔と第2作動空間35の内周と第2回転子28の外周との間の最小間隔とを異ならせる、第1粒状体31と第2粒状体38の材料を異ならせる、第1粒状体31の粒径と第2粒状体38の粒径を異ならせる、第1回転子24と第2回転子28の断面形状や大きさを異ならせる、第1調節部材20や第2調節部材36を操作して第1粒状体31の充填率(密度)と第2粒状体38の充填率(密度)を異ならせる等の方法が考えられる。
本実施形態1の粒状体ダンパAは、入力される回転力(ドア14を開閉するための操作力)の向きによって減衰特性が異なるようにしたものである。そのための手段として、粒状体ダンパAは、ケース18と、第1回転子24と、複数の第1粒状体31と、ドア側ヒンジ構成部材32(回転部材)と、ワンウェイクラッチ37とを備えている。第1回転子24は、ケース18内に収容され、ケース18に対して相対回転可能である。
複数の第1粒状体31は、ケース18内に収容され、ケース18と第1回転子24に対し相対回転を抑制する抗力を付与する。ドア側ヒンジ構成部材32は、ドア14の開閉に伴ってケース18に対し正逆両方向への相対回転が可能となっている。ワンウェイクラッチ37は、ドア側ヒンジ構成部材32の正逆の回転力のうち正方向の回転力のみを第1回転子24(抵抗体22)に伝達する。
かかる構成の粒状体ダンパAは、ドア側ヒンジ構成部材32が正方向に回転すると、ドア側ヒンジ構成部材32の回転力がワンウェイクラッチ37を介して第1回転子24(抵抗体22)に伝達される。第1回転子24が回転すると、ケース18内では第1粒状体31が流動し、第1粒状体31の弾性的な反発力と摩擦力が、ケース18と第1回転子24に対し相対回転を抑制する抗力として作用するので、ドア側ヒンジ構成部材32に対して減衰力が作用する。
ドア側ヒンジ構成部材32が逆方向に回転した場合には、第1回転子24に回転力が伝達されないので、ケース18内の第1粒状体31の弾性的な反発力及び摩擦力に起因する減衰力はドア側ヒンジ構成部材32に作用しない。したがって、粒状体ダンパAは、ドア側ヒンジ構成部材32を介してワンウェイクラッチ37に入力される回転力の向きによって、異なる減衰力特性を発揮する。
また、粒状体ダンパAは、第2作動空間35と、第2回転子28と、複数の第2粒状体38とを備えている。第2作動空間35はドア側ヒンジ構成部材32に形成されている。第2回転子28は、第2作動空間35内に収容され、第1回転子24と一体回転可能である。複数の第2粒状体38は、第2作動空間35内に収容され、ドア側ヒンジ構成部材32と第2回転子28に対し相対回転を抑制する抗力を付与する。ドア14を閉めるのに伴ってドア側ヒンジ構成部材32が正方向に回転した場合は、第2作動空間35内の第2粒状体38は流動しないので、ドア側ヒンジ構成部材32に作用する減衰力はケース18内の第1粒状体31の流動に起因する力だけである。
ドア14を開けるのに伴ってドア側ヒンジ構成部材32が逆方向に回転すると、ケース18内の第1粒状体31によって第1回転子24及び第2回転子28の回転が抑制されるので、ドア側ヒンジ構成部材32と第2回転子28が相対回転し、第2作動空間35内の第2粒状体38が流動する。第2作動空間35内の第2粒状体38の弾性的な反発力と摩擦力が、ドア側ヒンジ構成部材32と第2回転子28に対し相対回転に抗する減衰力として作用する。このように、本実施形態1の粒状体ダンパAは、ドア14を開ける場合と閉める場合の両方において、減衰力を発揮させることができる。
また、第1作動空間19(ケース18)内の第1粒状体31の流動に起因する減衰力の大きさと、第2作動空間35内の第2粒状体38の流動に起因する減衰力の大きさとが相違している。したがって、ワンウェイクラッチ37に入力される回転力の正逆の向きに応じて減衰力を適宜に設定することで、好適な減衰機能を発揮させることができる。
また、粒状体ダンパAは、第1作動空間19(ケース18)内の容積を変更可能な第1調節部材20と、第2作動空間35内の容積を変更可能な第2調節部材36を備えている。したがって、第1調節部材20を軸線方向へ移動させて第1作動空間19内の容積を変更することにより、第1粒状体31の密度を変更し、第1粒状体31の流動に起因する減衰力を調節することができる。同様に、第2調節部材36を軸線方向へ移動させて第2作動空間35内の容積を変更することにより、第2粒状体38の密度を変更し、第2粒状体38の流動に起因する減衰力を調節することができる。第1調節部材20による第1粒状体31の密度変更と、第2調節部材36による第2粒状体38の密度変更は、ドア側ヒンジ構成部材32を、壁側ヒンジ構成部材16に組み付けた状態と、壁側ヒンジ構成部材16から取り外した状態のいずれの状態でも行うことができる。
また、粒状体ダンパAを構成する抵抗体22は、第1抵抗部材23と、第2抵抗部材27とを備えていてもよい。第1抵抗部材23は第1回転子24を有している。第2抵抗部材27は、第2回転子28を有し、ワンウェイクラッチ37を介してドア側ヒンジ構成部材32に取り付けられている。第1抵抗部材23と第2抵抗部材27は、一体回転可能に連結可能であり、且つ分離可能である。抵抗体22は、ケース18(壁側ヒンジ構成部材16)と一体をなす第1抵抗部材23と、ドア側ヒンジ構成部材32と一体を成す第2抵抗部材27とに分離できるので、メンテナンス等の作業や、壁側ヒンジ構成部材16とドア側ヒンジ構成部材32との組付け作業等が容易である。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図3を参照して説明する。本実施形態2の粒状体ダンパBは、抵抗体40を構成する第2抵抗部材41と第2調節部材44を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
第2抵抗部材41は、ワンウェイクラッチ37のインナレースに嵌合された円形断面の軸部42と、軸部42の上端から軸部42と同軸状に上方へ延出した円形断面の第2回転子43(請求項に記載のロータ)とを有する単一部材である。第2抵抗部材41は回転軸15と同軸状に配されている。
ドア側ヒンジ構成部材32(請求項に記載の回転部材)を構成する筒状部34の上端部には、第2調節部材44(請求項に記載の調節部材)が第2作動空間35(請求項に記載の作動空間)内に収容された状態でねじ込みにより取り付けられている。第2調節部材44は回転軸15と同軸の円筒形をなしている。第2調節部材44の下端部には、第2回転子43の上端部が相対回転を可能に嵌合されている。第2作動空間35の容積を変更して第2粒状体38の密度を調節する際には、第2調節部材44を回転させるが、このときに、第2調節部材44が第2回転子43に対して相対回転する。
ドア側ヒンジ構成部材32が正方向へ回転すると、その回転力がワンウェイクラッチ37を介して第1回転子24(抵抗体40)に伝達され、第1作動空間19内で第1粒状体31が流動するので、実施形態1と同様、第1粒状体31の流動に起因する減衰力が生じる。ドア側ヒンジ構成部材32が正方向へ回転するときには、第2作動空間35内の第2粒状体38は流動しないので、第2粒状体38の流動に起因する減衰力は生じない。
ドア側ヒンジ構成部材32が逆方向へ回転すると、筒状部34が第2回転子43に対して相対回転するので、第2作動空間35内では第2粒状体38が流動し、減衰力が生じる。第2回転子43は円形断面なので、第2回転子43が第2粒状体38を周方向に押圧することは殆どない。したがって、ドア側ヒンジ構成部材32が逆方向へ回転したときに生じる減衰力は、第2粒状体38と筒状部34の内周面との間、第2粒状体38と第2回転子43の外周面との間、第2粒状体38と第2調節部材44の下面との間、第2粒状体38同士の間に生じる摩擦力によるものである。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3を図4を参照して説明する。本実施形態3の粒状体ダンパCは、抵抗体50を構成する第2抵抗部材51を上記実施形態1とは異なる構成とし、ドア側ヒンジ構成部材32(請求項に記載の回転部材)に第2調節部材を設けない形態としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
第2抵抗部材51は、ワンウェイクラッチ37のインナレースに嵌合された円形断面の軸部52と、軸部52の上端から軸部52と同軸状に上方へ延出した円形断面の第2回転子53(請求項に記載のロータ)とを有する単一部材である。第2抵抗部材51は回転軸15と同軸状に配されている。
ドア側ヒンジ構成部材32を構成する筒状部34の上端部には、支持部材54が第2作動空間35(請求項に記載の作動空間)内に収容された状態で取り付けられている。支持部材54は回転軸15と同軸の円筒形をなしている。支持部材54には、第2回転子53の上端部が相対回転を可能に貫通されている。支持部材54は、第2回転子53の上端部に取り付けた抜止めリング55により、第2回転子53に対して上方へ離脱することを規制されている。支持部材54は、第2回転子53の上端部が径方向(回転軸15と直交する方向)へ位置ずれすることを規制する軸受手段としての機能を有する。
ドア側ヒンジ構成部材32が正方向へ回転すると、その回転力がワンウェイクラッチ37を介して第1回転子24(抵抗体50)に伝達され、第1作動空間19内で第1粒状体31が流動するので、実施形態1と同様、第1粒状体31の流動に起因する減衰力が生じる。ドア側ヒンジ構成部材32が正方向へ回転するときには、第2作動空間35内の第2粒状体38は流動しないので、第2粒状体38の流動に起因する減衰力は生じない。
ドア側ヒンジ構成部材32が逆方向へ回転すると、筒状部34が第2回転子53に対して相対回転するので、第2作動空間35内では第2粒状体38が流動し、減衰力が生じる。第2回転子53は円形断面なので、第2回転子53が第2粒状体38を周方向に押圧することは殆どない。したがって、ドア側ヒンジ構成部材32が逆方向へ回転したときに生じる減衰力は、第2粒状体38と筒状部34の内周面との間、第2粒状体38と第2回転子53の外周面との間、第2粒状体38と支持部材54の下面との間、第2粒状体38同士の間に生じる摩擦力によるものである。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1~3では、ドア側ヒンジ構成部材(回転部材)内に第2粒状体を収容することで、ドア側ヒンジ構成部材が正逆いずれの向きに回転した場合でも減衰力が発生するようにしたが、ドア側ヒンジ構成部材内に粒状体を設けず、ドア側ヒンジ構成部材が正方向に回転したときにのみ、減衰力が発生するようにしてもよい。
(2)上記実施形態1~3では、抵抗体が第1抵抗部材と第2抵抗部材とに分割可能であるが、抵抗体は、第1抵抗部材と第2抵抗部材を分割不能に一体化した形態であってもよい。
(3)上記実施形態1,2では、第1作動空間(ケース)内の容積と第2作動空間内の容積の両方を変更できるようにしたが、第1作動空間と第2作動空間のうちいずれか一方の容積のみを変更できるようにしてもよい。
(4)上記実施形態1~3では、ケースと第1回転子(抵抗体)を壁側ヒンジ構成部材に設け、回転部材とワンウェイクラッチをドア側ヒンジ構成部材に設けたが、これとは逆に、ケースと第1回転子(抵抗体)をドア側ヒンジ構成部材に設け、回転部材とワンウェイクラッチを壁側ヒンジ構成部材に設けてもよい。
(5)上記実施形態1~3では、ケース内に収容された第1回転子の断面形状を非円形としたが、第1回転子の断面形状は円形であってもよい。
(6)上記実施形態1~3では、ドアを閉めるときにドア側ヒンジ構成部材(回転部材)の回転力が抵抗体(第1回転子と第2回転子)に伝達されるようにしたが、ドアを開けるときにドア側ヒンジ構成部材の回転力が抵抗体(第1回転子と第2回転子)に伝達されるようにしてもよい。
(7)上記実施形態1~3では、粒状体ダンパをドアヒンジに適用したが、実施形態1~3の粒状体ダンパは、ドアヒンジ以外の機器や装置(例えば、二輪車両や四輪車両のロータリーダンパ、ドアクローザー、便器装置の弁座や弁蓋)にも適用することができる。
(8)上記実施例1~3では、粒状体が弾性を有する材料からなるが、粒状体の材料は、金属等の弾性を有しないものであってもよい。
A,B,C…粒状体ダンパ、18…ケース、20…第1調節部材(調節部材)、23…第1抵抗部材、24…第1回転子(回転子)、27,41,51…第2抵抗部材、28,43,53…第2回転子(ロータ)、31…第1粒状体(ケースに収容された粒状体)、32…ドア側ヒンジ構成部材(回転部材)、35…第2作動空間(作動空間)、36,44…第2調節部材(調節部材)、37…ワンウェイクラッチ、38…第2粒状体(作動空間に収容された粒状体)

Claims (4)

  1. ケースと、
    前記ケース内に収容され、前記ケースに対して相対回転可能な回転子と、
    前記ケース内に収容され、前記ケースと前記回転子に対し相対回転を抑制する抗力を付与する複数の第1粒状体と、
    前記ケースに対し正逆両方向への相対回転が可能な回転部材と、
    前記回転部材の正逆の回転力のうち正方向の回転力のみを前記回転子に伝達するワンウェイクラッチと、
    前記回転部材に形成された作動空間と、
    前記作動空間内に収容され、前記回転子と一体回転可能なロータと、
    前記作動空間内に収容され、前記回転部材と前記ロータに対し相対回転を抑制する抗力を付与する複数の第2粒状体とを備えていることを特徴とする粒状体ダンパ。
  2. 前記ケース内の前記第1粒状体の流動に起因する減衰力の大きさと、前記作動空間内の前記第2粒状体の流動に起因する減衰力の大きさとが相違していることを特徴とする請求項1記載の粒状体ダンパ。
  3. 前記ケース内の容積と前記作動空間内の容積のうち少なくとも一方の容積を変更可能な調節部材を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の粒状体ダンパ。
  4. 前記回転子を有する第1抵抗部材と、
    前記ロータを有し、前記ワンウェイクラッチを介して前記回転部材に取り付けられた第2抵抗部材とを備え、
    前記第1抵抗部材と前記第2抵抗部材は、一体回転可能に連結可能であり、且つ分離可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の粒状体ダンパ。
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