JP2016186157A - 左開き及び右開きドア兼用クローザ機能付きドアヒンジ - Google Patents

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聡 中島
隆之 来栖
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隆之 来栖
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Abstract

【課題】左開き及び右開きドア兼用のドアヒンジを提供する。
【解決手段】上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18内にコイルバネが設定され、上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18の一方が他方に対して相対的に一方向に回動されるとコイルバネが巻き締められるクローザヒンジ10と、上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材32,38内にオイルダンパーが設定され、上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材32,38のうちの、クローザヒンジ10の上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18の他方に上下関係で対応する一方の筒状ダンパーヒンジ部材32,38が、他方の筒状ダンパーヒンジ部材32,38に対して一方向に回動されるときに回動に対して小さい抵抗を与え、反対の方向に回動されるときに強い抵抗を与えるようにされている、ダンパーヒンジ12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は左開き及び右開きドア兼用クローザ機能付きドアヒンジに関する。
開いたドアが自動的に閉じるようにするクローザ機能付きドアヒンジは、通常、ドアの開動作に伴って同ドアを閉じる力を蓄えるコイルバネを備えるクローザヒンジと、ドアがコイルバネによって閉じられるときにコイルバネの力に抵抗する力を生じて当該ドアを制動するダンパーヒンジとを備え、これらクローザヒンジ及びダンパーヒンジはドアの開閉枢動の中心軸線に沿って上下方向で間隔をあけて設定される(特許文献1)。
具体的には、クローザヒンジは、ドアの枢動回転の中心軸線に沿って上下に重ねて配置される上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材と、該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材内に該中心軸線に沿って形成された空所内に設定されたコイルバネとを有し、また、ダンパーヒンジは上記中心軸線に沿って上下に重ねて配置される上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材と、該上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材内に該中心軸線に沿って形成された空所内に設定されたオイルダンパーとを有する構造とされ、下位の筒状クローザヒンジ部材と下位の筒状ダンパーヒンジ部材とをドア枠側に固定すると共に、上位の筒状クローザヒンジ部材と上位の筒状ダンパーヒンジ部材とをドアに固定し、下位の筒状クローザヒンジ部材と下位の筒状ダンパーヒンジ部材によってドアの重量を支持するように設定される。ダンパーヒンジは、ドアが開かれてコイルバネが蓄勢される場合には、ドアの開動作への抵抗が無いように(非制動の状態に)され、ドアがコイルバネによって閉じられるときにはドアの閉動作に対して抵抗する(制動する)ような構造とされている。
一方、ダンパー機能のないドアヒンジに於いては、ドアの開閉枢動の中心軸線に沿って上下方向で離して設定される上位ヒンジ及び下位ヒンジを備え、上位及び下位ヒンジがそれぞれ上下に重ねられる上位筒状ヒンジ部材及び下位筒状ヒンジ部材を有し、上位ヒンジの上位筒状ヒンジ部材をドア及びドア枠の一方に、下位ヒンジの下位筒状ヒンジ部材をドア及びドア枠の他方に固定するようにしたものが知られている(特許文献2)。
特公昭63-46835号 特許第3756033号
例えば左右のドアが設定されている両開きドアがある場合、左のドアと右のドアとは、それぞれが開かれる場合、それぞれの開動作の中心軸線に対して当該ドアは時計回り及び反時計回りの逆方向で枢動される。以下においてはこのような左のドア及び右のドアの開動作をそれぞれ「左開き」及び「右開き」とする。このような左右のドアにそれぞれ上述のようなドアクローザ機能のついたドアヒンジを設定しようとする場合、次のような問題がある。
すなわち、上述のように、クローザヒンジもダンパーヒンジもドアの重量を支持するために下位筒状クローザヒンジ部材及び下位筒状ダンパーヒンジ部材をドア枠に固定するようになっており、クローザヒンジのコイルバネを巻き締めするのも、また、そのときのダンパーヒンジのオイルダンパーを非制動状態にするよう作用するのも下位筒状クローザヒンジ部材及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材に対して相対的に右開きまたは左開き運動する上位筒状クローザヒンジ部材及び上位筒状ダンパーヒンジ部材である。従って、左開きのドアに付けられるドアヒンジのコイルバネと右開きのドアに付けられるドアヒンジのコイルバネとは逆巻にしなければならない。オイルダンパーの機構も同様である。
このため、従来のドアクローザ機能付きドアでは、右開きドア用及び左開きドア用のそれぞれ別構造のものを用意しておく必要があった。
本発明はこのような点に鑑み、右開きドアにも左開きドアにも使える左開き及び右開きドア兼用のドアヒンジを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
ドアの枢動回転の中心軸線に沿って上下に重ねて配置される上位の筒状クローザヒンジ部材と下位の筒状クローザヒンジ部材と、該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材内に該中心軸線に沿って形成された空所内に設定されたコイルバネとを有し、該コイルバネは該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材の一方が他方に対して、該中心軸線の周りで時計方向及び反時計方向の一方の方向に回動されるときに巻き締められるようにされているクローザヒンジと、
該中心軸線に沿って該クローザヒンジから間隔をあけて設定されるダンパーヒンジであって、該中心軸線に沿って上下に重ねて配置される上位の筒状ダンパーヒンジ部材と下位の筒状ダンパーヒンジ部材と、該上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材内に該中心軸線に沿って形成された空所内に設定されたオイルダンパーとを有するダンパーヒンジであって、該ダンパーヒンジの該上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材のうちの、該クローザヒンジの該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材の該他方に上下関係で対応する一方の筒状ダンパーヒンジ部材が、他方の筒状ダンパーヒンジ部材に対して該一方の方向に回動されるときに該回動に対して小さい抵抗を与え、該時計方向及び反時計方向の他の方向に回動されるときに大きい抵抗を与えるようにされている、ダンパーヒンジと
を有する左開き及び右開きドア兼用のドアクローザ機能付きドアヒンジを提供する。
具体的には、該下位の筒状クローザヒンジ部材が上位の筒状クローザヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該コイルバネが巻き締められ、該上位の筒状ダンパーヒンジ部材が該下位の筒状ダンパーヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該オイルダンパーが該小さい抵抗を与えるようにしたり、
該上位の筒状クローザヒンジ部材が下位の筒状クローザヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該コイルバネが巻き締められ、該下位の筒状ダンパーヒンジ部材が該上位の筒状ダンパーヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該オイルダンパーが該小さい抵抗を与えるようにすることができる。
また、該クローザヒンジが該ダンパーヒンジから上方に離して設定されるようにすることができる。
本発明の左開き及び右開きドア兼用のヒンジを用いて左開きドアをドア枠に設定するときには、例えば、クローザヒンジの下位の筒状クローザヒンジ部材をドア枠に固定し、上位の筒状クローザヒンジ部材をドアに固定するようにすると共に、ダンパーヒンジの上位の筒状ダンパーヒンジ部材をドア枠に固定し、下位の筒状ダンパーヒンジ部材をドアに固定する。この場合は、ドアは下位の筒状クローザヒンジ部材によってドア質量を支持され、ドアが開かれる(左開きされる)ときにはクローザヒンジ内のコイルバネはドアと共に枢動される上位の筒状クローザヒンジ部材によって巻き締められて、ダンパーヒンジ内のオイルダンパーはドアと共に枢動される下位の筒状ダンパーヒンジ部材によって左開きの作用を受け小さな抵抗を生じるようにする。このようにすることにより、開いた左開きドアは上位の筒状クローザヒンジ部材を介してコイルバネの付勢力を受けて閉じる方向に動かされ、オイルダンパーは下位の筒状ダンパーヒンジ部材によって左開きとは逆向きの作用を受け強い抵抗を生じるようにされる。
本発明のこのようにされた左開き及び右開きドア兼用のヒンジを用いて右開きドアをドア枠に設定するときには、クローザヒンジの上位の筒状クローザヒンジ部材をドア枠に固定し、下位の筒状クローザヒンジ部材をドアに固定するようにすると共に、ダンパーヒンジの下位の筒状ダンパーヒンジ部材をドア枠に固定し、上位の筒状ダンパーヒンジ部材をドアに固定する。この場合は、ドアは下位の筒状ダンパーヒンジ部材によってドア質量を支持され、ドアが開かれる(右開きされる)ときにはクローザヒンジ内のコイルバネはドアと共に枢動される下位の筒状クローザヒンジ部材によって巻き締められて(このときの下位の筒状クローザヒンジ部材は左開きのときの上位の筒状クローザヒンジ部材とは回転方向が反対であるが、ドア枠に固定されて静止している上位の筒状クローザヒンジ部材との相対的回動は左開きのときと同じであり、従って、コイルバネは巻き締められることになる)、クローザヒンジ内のオイルダンパーはドアと共に枢動される上位の筒状ダンパーヒンジ部材によって右開きの作用を受け、このときの上位の筒状ダンパーヒンジ部材は左開きのときの下位の筒状ダンパーヒンジ部材とは回転方向が反対となるが、ドア枠に固定されて静止している下位の筒状ダンパーヒンジ部材との相対的回動は左開きのときと同じであり、従って、オイルダンパーは左開きのときと同様に小さい抵抗を生じることになる。開いた右開きドアは下位の筒状クローザヒンジ部材を介してコイルバネの付勢力を受けて閉じる方向に動かされ、オイルダンパーは上位の筒状ダンパーヒンジ部材によって右開きとは逆向きの作用を受け強い抵抗を生じるようにされる。
以下、本発明に係る管継手の実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジを、両開きドアに設置した状態を示す図であり、(a)は同両開きドアを裏面から見た図、(b)は同両開きドアにおける左開きドア及び右開きドアを(a)の状態からそれぞれ180°開いた状態を示す図、(c)及び(d)は(b)の状態にあるときのドア及びドア枠を(a)を矢視C,矢視D方向で見た図である。 図2は、図1に示した左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジを構成するクローザヒンジを示す図であり、(a)は同クローザヒンジの平面図、(b)は同クローザヒンジの要部を断面で示す正面図である。 図3は、図1に示した左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジを構成するダンパーヒンジを示す図であり、(a)は同ダンパーヒンジの平面図、(b)は同ダンパーヒンジの要部を断面で示す正面図である。
図1は、クローザヒンジ10及びダンパーヒンジ12からなる本発明に係る兼用のクローザ機能付きドアヒンジ(以下、単に「クローザ機能付きドアヒンジ」とする)14を両開きドアの左右のドアL、Rに設定した状態を示している。本発明に係るクローザ機能付きドアヒンジ14は、従来のクローザ機能付きドアのように左のドアL専用の構造を有するものと右のドアR専用の構造を有するものとを用意することなく、単一のクローザヒンジ10と単一のダンパーヒンジ12からなり、左のドアLでも右のドアRでもドア枠Fに枢着できるようにしたことを特徴としている。図1(a)は、左開き及び右開きドアを裏面から見た図であり、反対の正面側から左右のドアを押し開くようになっており、それぞれの押し開きが上述した左開き及び右開きとなる。
クローザヒンジ10は、図2に示すように、ドアの枢動回転の中心軸線(正確には、ドアの枢動回転の中心軸線に一致するように設定される中心軸線)Aに沿って上下に重ねて配置される上位の筒状クローザヒンジ部材16と下位の筒状クローザヒンジ部材18と、上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18内に中心軸線Aに沿って形成された空所20内に設定されたコイルバネ22とを有し、該コイルバネ22は上位の筒状クローザヒンジ部材16が下位の筒状クローザヒンジ部材18に対して、中心軸線Aの上方から見て相対的に反時計方向に回動されるときに(すなわち、左のドアLが図1で見て手前に引き出されるように開かれるときに、従ってまた、右のドアRが同様に引き出されるときに)巻き締められるようにされている。筒状クローザヒンジ部材16,18はそれぞれ羽根部16a,18aを有しており、該羽根部16a,18aにネジを通して当該筒状クローザヒンジ部材16,18をドアやドア枠に固定するようにされている。
上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18の構造的相互関係及びこれら筒状クローザヒンジ部材16,18とコイルバネ22との構造的関係は種々のものがあり当業者には広く知られているが、図2に示す実施形態を説明すれば以下の通りである。
上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18は同軸状にして上下に重ねられた状態とされている。上位の筒状クローザヒンジ部材16の上端内部には上部リング24が嵌合固定され、下位の筒状クローザヒンジ部材18の下端内部には下部リング26が嵌合固定され、上部リング24及び下部リング26にはシャフト28が回動可能に設定され、上述の中心軸線Aを画定している。コイルバネ22はシャフト28の周りに同軸状に設定されており、その下端22aは下部リング26に係合されるようになっており、上端22bはシャフト28の上端部分に形成された切り欠き部28aに係合されるようになっている。上部リング24とシャフト28との間には固定ピン30が中心軸線Aに平行に螺合され、上部リング24とシャフト28とを回転方向で相対的に回転しないようにされている。具体的には、当該クローザヒンジ10がドア枠FとドアL,Fとの間に設定されてドアが閉位置にされた状態で固定ピン30が上記の如く螺合されて、シャフト28と上部リング24とを回転方向で固定し、その閉位置からドアが開動されて上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材16,18が相対的に回動されたときに、下位の筒状クローザヒンジ部材18に固定されている下部リング26に係合されているコイルバネ22の下端に対しコイルバネ22の上端22bを上部リング24及び該上部リング24に固定ピン30によって固定されたシャフト28を介して相対的に回動し、それによりコイルバネ22を巻き締めて当該コイルバネ22にドアを閉位置に戻すような力が蓄勢されるようにする。
ダンパーヒンジ12も当業者には広く知られたものであるが、図3に示された実施形態を以下に説明する。
図示の如く、ダンパーヒンジ12は、中心軸線Aに沿って上下に重ねて配置される上位の筒状ダンパーヒンジ部材32と下位の筒状ダンパーヒンジ部材38とを有しており、これら上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ32,38はそれらをドアやドア枠に固定するための羽根部32a,38aを有している。上位の筒状ダンパーヒンジ部材32の下端内部には下端リング34が固定されており、該下端リング34には中心軸線Aに沿って下方に延びる固定スリーブ36が設けられて下位の筒状ダンパーヒンジ部材38内に伸長しており、該固定スリーブ36内には中心軸線Aに沿って流量調整シャフト40が貫通するように取り付けられている。固定スリーブ36の下半部分の周りには上下方向に延びるスプラインが設けられており、筒状の流量調整スリーブ42が固定スリーブ36上を上下方向で変位可能とされている。流量調整スリーブ42はその下端内部に嵌合固定された流量調整リング44を有しており、該流量調整リング44の上端面と固定スリーブ36の下端面との間には空所46が形成されるようになっている。流量調整リング44には流量調整シャフト40の下方部位に設けられた細長の流量調整部40aを通す流量調整孔44aと、逆止弁孔44bとが設けられており、該逆止弁孔44bを開閉するための球状弁体48を備えている。また、流量調整スリーブ42の外周面には雄ネジ42aが形成されており、下位の筒状ダンパーヒンジ部材38の内周面に形成された雌ネジ38bと螺合されている。流量調整部40aは下方に向かいに従い直径が大きくなるようにされており、該流量調整部40aを通す流量調整孔44aは一定の直径とされている。下位の筒状ダンパーヒンジ部材38の下端部は密封部材39によって封止されており、該筒状ダンパーヒンジ部材38内には図示しないオイルが充填され、以下の如く機能するオイルダンパーを構成している。
ドアが閉位置から開動されて上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材32,38が相対的に回動されると、流量調整スリーブ42は雄ネジ42aと雌ネジ38bとの相対的に回転により上方に動くようになっており、逆止弁孔44bは開放されて下位の筒状ダンパーヒンジ部材38内に充填されているオイルは大きな抵抗を受けることなく逆止弁孔44b内を下方に流れ、従って、上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材32,38とが大きな抵抗なく相対的な回動を行うことができる。開かれたドアが閉位置に向かって回動するときには、流量調整スリーブ42は下方へ動くようになされるが、そのときは球状弁体48によって逆止弁孔44bは閉じられて、オイルは流量調整孔44aと流量調整部40aとの間の隙間を通り上方へ流れる。このためオイルの流れに対する抵抗は大きく、上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材32,38の相対的動きは抵抗を受けて閉じようとするドアに制動がかかるようになっている。流量制限シャフト40は固定スリーブ36にネジ係合されており、この流量制限シャフト40をスクリュードライバなどによって中心軸線Aの周りで回動することにより、当該流量制限シャフト40を上下動して、流量調整部40aと流量調整孔44aとの間の隙間のサイズを調整することができ、これによりドアが閉じられるときにダンパーヒンジ12によってかけられる制動力を調整することができる。
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、クローザヒンジ及びダンパーヒンジの構造は前述の如く広く知られており種々のものとすることが出来る。
中心軸線A
ドアL,R
クローザヒンジ10
ダンパーヒンジ12
左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジ14
上位の筒状クローザ部材16
下位の筒状クローザ部材18
羽根部16a,18a
空所20
コイルバネ22
下端22a
上端22b
上部リング24
下部リング26
シャフト28
固定ピン30
上位の筒状ダンパーヒンジ部材32
羽根部32a
下端リング34
固定スリーブ36
下位の筒状ダンパーヒンジ部材38
羽根部38a
雌ネジ38b
密封部材39
流量調整シャフト40
流量調整部40a
流量調整部材42
雄ネジ42a
流量調整リング44
流量調整孔44a
逆止弁孔44b
空所46
球状弁体48

Claims (3)

  1. ドアの枢動回転の中心軸線に沿って上下に重ねて配置される上位の筒状クローザヒンジ部材と下位の筒状クローザヒンジ部材と、該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材内に該中心軸線に沿って形成された空所内に設定されたコイルバネとを有し、該コイルバネは該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材の一方が他方に対して、該中心軸線の周りで時計方向及び反時計方向の一方の方向に回動されるときに巻き締められるようにされているクローザヒンジと、
    該中心軸線に沿って該クローザヒンジから間隔をあけて設定されるダンパーヒンジであって、該中心軸線に沿って上下に重ねて配置される上位の筒状ダンパーヒンジ部材と下位の筒状ダンパーヒンジ部材と、該上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材内に該中心軸線に沿って形成された空所内に設定されたオイルダンパーとを有するダンパーヒンジであって、該ダンパーヒンジの該上位及び下位の筒状ダンパーヒンジ部材のうちの、該クローザヒンジの該上位及び下位の筒状クローザヒンジ部材の該他方に上下関係で対応する一方の筒状ダンパーヒンジ部材が、他方の筒状ダンパーヒンジ部材に対して該一方の方向に回動されるときに該回動に対して小さい抵抗を与え、該時計方向及び反時計方向の他方の方向に回動されるときに大きい抵抗を与えるようにされている、ダンパーヒンジと
    を有する左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジ
  2. 該下位の筒状クローザヒンジ部材が上位の筒状クローザヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該コイルバネが巻き締められ、該上位の筒状ダンパーヒンジ部材が該下位の筒状ダンパーヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該オイルダンパーが該小さい抵抗を与えるようにされている請求項1に記載の左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジ。
  3. 該上位の筒状クローザヒンジ部材が下位の筒状クローザヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該コイルバネが巻き締められ、該下位の筒状ダンパーヒンジ部材が該上位の筒状ダンパーヒンジ部材に対して該一方の方向に回動するときに該オイルダンパーが該小さい抵抗を与えるようにされている請求項1に記載の左開き及び右開きドア兼用のクローザ機能付きドアヒンジ。
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